JPH10288481A - 板型ヒートパイプとそれを用いた冷却構造 - Google Patents

板型ヒートパイプとそれを用いた冷却構造

Info

Publication number
JPH10288481A
JPH10288481A JP9093823A JP9382397A JPH10288481A JP H10288481 A JPH10288481 A JP H10288481A JP 9093823 A JP9093823 A JP 9093823A JP 9382397 A JP9382397 A JP 9382397A JP H10288481 A JPH10288481 A JP H10288481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat pipe
plate
cooled
type heat
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9093823A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3106429B2 (ja
Inventor
Masashi Ikeda
匡視 池田
Masaaki Yamamoto
雅章 山本
Tatsuhiko Ueki
達彦 植木
Takeshi Sasaki
健 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP09093823A priority Critical patent/JP3106429B2/ja
Priority to DE19805930A priority patent/DE19805930A1/de
Priority to US09/023,372 priority patent/US6082443A/en
Publication of JPH10288481A publication Critical patent/JPH10288481A/ja
Priority to US09/544,313 priority patent/US6269866B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3106429B2 publication Critical patent/JP3106429B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73253Bump and layer connectors

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装された複数の半導体素子等の冷却を効率
的に実現させること。 【解決手段】 複数個の被冷却素子20〜22と板型ヒ
ートパイプ10とが相対しており、その距離に従って所
定の凸部13が設けられている。その凸部13の部分に
波形フィン40が備わっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板型ヒートパイプと
それを用いた、半導体素子等の被冷却素子の冷却構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン等の各種機器や電力設備等の電
気・電子機器に搭載されている半導体素子等の電子部品
は、その使用によってある程度の発熱が避けがたく、近
年はその冷却が重要な技術課題となりつつある。冷却を
要する電気・電子素子(以下被冷却素子と称する)を冷
却する方法としては、例えば機器にファンを取り付け、
機器筐体内の空気の温度を下げる方法や、被冷却素子に
冷却体を取り付けることで、その被冷却素子を特に冷却
する方法等が代表的に知られている。
【0003】被冷却素子に取り付ける冷却体として、例
えば銅材やアルミニウム材などの伝熱性に優れる材料の
板材が適用されている。このような板材に放熱用のフィ
ンを取り付けたり、或いはこの板材とフィンとを一体成
形(鋳造や鍛造等による)したものを用いると一層効果
的である。尚、この種の冷却体はヒートシンク等と呼称
されることもある。
【0004】近年は、被冷却素子に取り付ける冷却体と
して、単なる伝熱性の金属材ではなく、ヒートパイプ構
造の冷却体、或いは例えば銅材やアルミニウム材などの
伝熱性に優れる板材にヒートパイプを取り付けた形態の
ものが提案、実用化されている。
【0005】ヒートパイプは密封された空洞部を備えて
おり、その空洞部に収容された作動流体の相変態と移動
により熱の輸送が行われるものである。もちろん、ヒー
トパイプを構成する容器(コンテナ)を熱伝導すること
で運ばれる熱もあるが、ヒートパイプは主に作動流体に
よる熱移動作用を意図した熱移動装置である。
【0006】ヒートパイプの作動について簡単に記すと
次のようになる。即ち、ヒートパイプの吸熱側におい
て、ヒートパイプを構成する容器(コンテナ)の材質中
を熱伝導して伝わってきた熱により、作動流体が蒸発
し、その蒸気がヒートパイプの放熱側に移動する。放熱
側では、作動流体の蒸気は冷却され再び液相状態に戻
る。そして液相に戻った作動流体は再び吸熱側に移動
(還流)する。このような作動流体の相変態や移動によ
り、熱の移動がなされる。
【0007】重力式のヒートパイプの場合は、相変態に
より液相状態になった作動流体は、重力または毛細管作
用等により、吸熱側に移動(還流)するようになってい
る。この場合、吸熱側を放熱側より下方に配置すればよ
い。
【0008】ヒートパイプ内の作動流体としては通常、
水や水溶液、アルコール、その他有機溶剤等が使用され
る。特殊な用途としては水銀を作動流体に用いる場合も
ある。前述したようにヒートパイプは内部の作動流体の
相変態等の作用を利用するものであるから、密封された
内部への作動流体以外のガス等の混入をなるべく避ける
ように製造されることになる。このような混入物は通
常、製造途中に混入する大気(空気)や作動流体中に溶
存している炭酸ガス等である。
【0009】ヒートパイプの形状は、代表的な丸パイプ
形状のものの他、近年は平面型のヒートパイプのものも
注目されている。平面型のヒートパイプはその形状から
半導体素子等の被冷却素子と広い面積で接触させやすい
等の利点がある。
【0010】このような平面型ヒートパイプとして、2
枚の平板をその間に空洞部が形成されるように溶接等に
よって接合したものや、離型剤を一部塗布した2枚の平
板を接合後、膨らませて空洞部を形成したもの等が提案
されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ヒートパイプを用い
て、例えばプリント基板に実装された半導体素子等(被
冷却素子)を冷却する方法として、プリント基板の実装
面側の上方にヒートパイプを配置して、冷却すべき半導
体素子と接触させる方法がある。この場合、ヒートパイ
プと半導体素子とは伝熱グリス等を介在させて接触させ
ても良い。
【0012】しかしプリント基板に実装された半導体素
子は一つとは限らない。冷却が必要な素子も複数存在す
る場合があるが、これら複数の半導体素子は全て同じ形
状のものとは限らず、またその発熱量も一定ではない場
合が通常である。従って、単なる平板形態のヒートパイ
プでは、これら冷却が必要が半導体素子の全てを一つの
平板形態のヒートパイプに接触させることが難しい。
【0013】そこで複数のヒートパイプを用意し、個々
の素子毎にヒートパイプを接触させる方法も考えられる
が、このような方法(形態)では、プリント基板周辺の
スペース上の問題や、また複数のヒートパイプを用いる
コスト面において問題が多い。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のような事
情を鑑みてなされたものである。本発明の板型ヒートパ
イプは、複数の被冷却素子が実装された基板に相対して
設けられる板型ヒートパイプであって、前記被冷却素子
と相対する側の前記板型ヒートパイプのコンテナ壁が相
対する前記被冷却素子との距離に従って凸部形状に成形
されており、前記凸部の内部には波形フィンが備わって
いるものである。また、複数の被冷却素子が実装された
基板に相対して設けられる板型ヒートパイプであって、
前記被冷却素子と相対する側の前記板型ヒートパイプの
コンテナ壁が相対する前記被冷却素子との距離に従って
凸部形状に成形されており、前記凸部の内部にはブロッ
クが備わり、前記被冷却素子側の前記凸部内壁と前記ブ
ロックとにより毛細管効果を奏するクリアランスが形成
されている板型ヒートパイプを提供する。
【0015】上記本発明の板型ヒートパイプはその内部
にウィックを設けても良い。また前記凸部の内部にブロ
ックを備える場合は、被冷却素子側の凸部内壁とブロッ
クとを、前記クリアランス部分において接合すると良
い。
【0016】また、被冷却素子と相対する側またはその
対面側のコンテナ壁にエンボス部を設け、そのエンボス
部を対面するコンテナ壁に接合すると良い。
【0017】本発明では、上記の何れかに記載の板型ヒ
ートパイプを用い、その凸部と被冷却素子とを熱的に接
続した、板型ヒートパイプを用いた冷却構部を提案す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の板型ヒートパイプ
とそれを用いた冷却構造を説明するためのものであり、
図1(ア)はその一部断面図である。板型ヒートパイプ
10の図面における下側には半導体素子等の冷却すべき
被冷却素子20、21、22がプリント基板30に実装
されている(図1(ア))。尚、この例では冷却すべき
素子の数が3個となっているが、この数は任意である。
図中の符号23は被冷却素子20、21、22のリード
である。
【0019】これら被冷却素子20、21、22のプリ
ント基板30からの高さは各々異なっている。板型ヒー
トパイプ10は、被冷却素子20、21、22が実装さ
れた基板30に相対して設けられている。そして板型ヒ
ートパイプ10には、相対する被冷却素子20、21、
22との距離に従って所定の凸部13が備わっている
(簡略にするため図では3個ある凸部の内の1個にのみ
符号13を付している)。従って被冷却素子20、2
1、22の高さが各々異なっていても、これらの被冷却
素子20、21、22を一つの板型ヒートパイプ10に
熱的な接触をさせることができる。
【0020】尚、被冷却素子20、21、22と板型ヒ
ートパイプ10との接触は、直接接触させても良いし、
伝熱シートや伝熱グリス等を介在させて接触させても良
い。或いは半田等により接合する場合もある。被冷却素
子20、21、22から板型ヒートパイプ10に伝わっ
た熱は概ねフィン31を経て放熱される。図1では被冷
却素子20、21、22と板型ヒートパイプ10との間
に存在する伝熱シートや伝熱グリス等は図示を省略して
ある。
【0021】板型ヒートパイプ10を構成する空洞部1
2は、上板110と下板111とを接合して形成された
ものである。コンテナ11を構成する上板110や下板
111等の材質は特に限定されないが熱伝導性に優れる
銅材やアルミニウム材を用いると望ましい。図1(ア)
では省略してあるが、この空洞部12内には適宜作動流
体が収容されている。作動流体はコンテン11の材質と
の適合性その他を考慮して選定すれば良い。例えば水、
代替フロン、フロリナート等が適用できる。また、作動
流体の蒸発、凝縮の相変化がなされやすいように、空洞
部12の内部は洗浄や、真空脱気等がなされている。
【0022】この例では、板型ヒートパイプ10には、
その空洞部12の中にウィックとしてメッシュ112を
設けている。尚、メッシュとは通常は網状のシートを指
す。メッシュ112を設けることで、その毛細管作用に
よる作動流体の還流効果が期待でき、熱移動性能が一層
向上する。ここではメッシュ112を下板111に沿わ
せて設けているが、凸部13の形態に合わせて、適宜メ
ッシュ112を構成する網状シートに絞り加工や切り込
み加工を施すと良い。
【0023】この例における板型ヒートパイプ10を構
成するコンテナ11は上板110と、凸部13(この図
の例では凸部は3ヵ所存在する)が設けられた下板11
1とを接合して組み立てている。この例での板型ヒート
パイプ10は、少なくとも一つの凸部に波形フィン40
を配置している。図1(イ)は板型ヒートパイプ10の
組み立て途中を示す説明図であり、図1(ウ)は波形フ
ィン40の概略形状を説明するための斜視図である。
【0024】波形フィン40は、図示しない作動流体が
被冷却部品21の熱により蒸発する際、その蒸発部の面
積を増大させる効果がある。つまり被冷却部品21の熱
を作動流体に伝える蒸発部の面積が増大するからであ
る。本発明では波形フィン40の形状は波形であるの
で、作動流体との接触面積が大きくなり、蒸発部の面積
の大きな増大が見込める。尚、波形フィン40の材質は
特に限定されないが、被冷却部品21の熱がより多く伝
わるように、熱伝導性に優れた銅やアルミニウム材を適
用することが望ましい。また波形フィン40の形状は特
に限定されないが、金属シートにコルゲート加工を施し
たフィン(コルゲートフィンなどと呼称されることもあ
る)を適用すれば実用的である。
【0025】この波形フィン40はコンテナ11に接合
しておくことが望ましい。特に上板110と下板111
(の凸部内面の底)の双方に接合しておけば、板型ヒー
トパイプ10の耐圧性向上にも寄与する。また下板11
1とろう付け等の熱接続性に優れる接合をしておけば、
被冷却部品21の熱が波形フィン40により伝導しやす
くなり望ましい。このような波形フィン40は、被冷却
素子20、21、22に対応する凸部13の全てに設け
てもよいが、一部に設ける場合は、被冷却素子20、2
1、22の内、最も熱流速の大きな素子(この例では例
えば被冷却素子21を最も熱流速の大きな素子としてい
る)の部分に設けると特に望ましい。波形フィン40を
設けることで、被冷却素子21の熱により作動流体が蒸
発するための蒸発部の表面積が実質増大するからであ
る。
【0026】図2は本発明の板型ヒートパイプの他の例
を示す説明図である。この例では、板型ヒートパイプ1
00の空洞部104内にメッシュ103を設け、更に波
形フィン102の他にコンテナ101を構成する下板1
011の一部にエンボス加工を施して形成したエンボス
部70を設けている。この例ではメッシュ103は上板
1010に沿わせて設けている。
【0027】ところで通常、図1や図2に示すような、
板型のヒートパイプはその運転に際し、内部の作動流体
の蒸発に伴う内圧の上昇により板型の厚さ方向に膨らみ
やすい。そこで、図2に示す例のように、内圧上昇によ
る板型ヒートパイプ100の膨らみ変形を抑制する意味
で、下板1011または上板1010、或いはその両方
にエンボス加工によるエンボス部を設け、それを支柱と
して働かせると良い。この例では、下板1011にエン
ボス部70とエンボス部71を設け、エンボス部70を
上板1010と接合することで、支柱としての機能を持
たせている。エンボス部71はエンボス部70より若干
高さが低いものであり、メッシュ103を上板1011
に密着させる機能も同時に機能させている。
【0028】図3(ア)は本発明の板型ヒートパイプの
他の例を示す説明図である。この例では、板型ヒートパ
イプ50の空洞部52内にメッシュ54を設け、更に3
個ある凸部55(図では簡略にするため凸部の内の一つ
に符号55を付している)の内の一つにブロック53を
設けている。メッシュ54は空洞部52内周を覆うよう
に配置されれいる。ブロック53はメッシュ54或いは
コンテナ51の内壁に接合しても良い。
【0029】図3(イ)はブロック53の固定状況を説
明する図である。この例では、ブロック53の上面側を
メッシュ54の一部を挟んで上板510にろう付けして
接合している。図中の符号530はろう付け部を示す。
ブロック53の下面側は下板511の内壁には接合せ
ず、これらの間には若干のクリアランスを形成させてい
る。こうすることで、作動流体が毛細管作用によりブロ
ック53の下面側と下板511の内壁とのクリアランス
部分に集まりやすくなるので、被冷却素子21の放熱が
一層効率的になる。
【0030】図4は、ブロックの他の形態を示す説明図
である。ブロック531はその下面側に若干の突起が設
けられており、その突起の部分が下板513の内壁と接
合している。ブロック531の上面側は図3(イ)に示
す場合と同様、メッシュ54の一部を挟んで上板512
にろう付けされている。図中の符号532と541はろ
う付け部を示す。
【0031】この例においても、図3(イ)に示す例と
同様、ブロック531の下面側と下板513の内壁との
間のクリアランス部分が毛細管作用を奏し、作動流体の
引き込み効果を発現している。またブロック531が上
板512と下板513の双方に接合されているので、こ
のブロック531は上述した支柱の機能も発現してい
る。
【0032】図3(ア)に戻る。この例ではブロック5
3を1個の凸部55の部分に設けているが、このような
ブロックは全ての凸部55(この図では3個ある凸部5
5の部分)に設けても良い。図5は3個の凸部の全てに
ブロック630、631、632を設けたものである。
複数存在する凸部の内、ブロックを設ける数は任意であ
る。
【0033】凸部に設けるブロックとして、その表面に
凹凸が形成されたものを用いると、その表面積の増大や
軽量化の観点で望ましい。図6(ア)、(イ)は、表面
に凹凸を形成したブロックの例を示すものである。この
図では、凹凸を形成することで、全体を形状を略H型に
したブロックを例示している。尚、図中の符号74、7
5は各々ブロック70、71が備わるべき凸部を示すも
のである。
【0034】以上説明した本発明の板型ヒートパイプ
は、実装高さが各々異なる複数の被冷却素子との熱的な
接続が容易であり、スペース効率等で有効な冷却構造を
実現するものである。波形フィンは一層の効率的な被冷
却素子の冷却を可能とする。また板型ヒートパイプに設
けた凸部にブロックを備え、そのブロックにより毛細管
効果を奏するクリアランスを形成することで、より一層
の効率的な被冷却素子の冷却が可能となる。これらブロ
ックや波形フィンは板型ヒートパイプの耐圧性向上のた
めの支柱の機能を奏させることも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明の板型ヒートパイプ
は、複数の被冷却素子の冷却に適したものであり、実装
された複数の被冷却素子の高さが各々異なっている場合
や、各々の被冷却素子の熱流速が異なる場合でも、これ
らの効率的な冷却構造が実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(ア)本発明に係わる板型ヒートパイプの一例
とそれを用いた冷却構造の一例を示す説明図である。
(イ)はその組み立て途中の状況を示す説明図、(ウ)
は波形フィンを説明する斜視図である。
【図2】本発明に係わる板型ヒートパイプの他の一例と
それを用いた他の冷却構造を示す説明図である。
【図3】(ア)は本発明に係わる板型ヒートパイプの他
の一例とそれを用いた他の冷却構造を示す説明図であ
る。(イ)はブロックの接合状況を示す説明図である。
【図4】ブロックの接合状況を示す説明図である。
【図5】本発明に係わる板型ヒートパイプの他の一例と
それを用いた他の冷却構造を示す説明図である。
【図6】(ア)および(イ)は、本発明におけるブロッ
クの形状例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 板型ヒートパイプ 11 コンテナ 110 上板 111 下板 112 メッシュ 12 空洞部 13 凸部 20、21、22 被冷却素子 23 リード 30 プリント基板 31 フィン 40 波形フィン 100 板型ヒートパイプ 101 コンテナ 1010 上板 1011 下板 102 波形フィン 103 メッシュ 104 空洞部 70 エンボス部 71 エンボス部 50 板型ヒートパイプ 51 コンテナ 510 上板 511 下板 52 空洞部 53 ブロック 54 メッシュ 55 凸部 530 ろう付け部 540 ろう付け部 512 上板 513 下板 532 ろう付け部 541 ろう付け部 60 板型ヒートパイプ 61 コンテナ 62 空洞部 630 ブロック 631 ブロック 632 ブロック 64 メッシュ 70 ブロック 71 ブロック 72 下板 73 下板 74 凸部 75 凸部
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 健 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被冷却素子が実装された基板に相
    対して設けられる板型ヒートパイプであって、前記被冷
    却素子と相対する側の前記板型ヒートパイプのコンテナ
    壁が相対する前記被冷却素子との距離に従って凸部形状
    に成形されており、前記凸部の内部には波形フィンが備
    わっている、板型ヒートパイプ。
  2. 【請求項2】 複数の被冷却素子が実装された基板に相
    対して設けられる板型ヒートパイプであって、前記被冷
    却素子と相対する側の前記板型ヒートパイプのコンテナ
    壁が相対する前記被冷却素子との距離に従って凸部形状
    に成形されており、前記凸部の内部にはブロックが備わ
    り、前記被冷却素子側の前記凸部内壁と前記ブロックと
    により毛細管効果を奏するクリアランスが形成されてい
    る、板型ヒートパイプ。
  3. 【請求項3】 前記ブロックが表面に凹凸が形成された
    ものである、請求項2記載の板型ヒートパイプ。
  4. 【請求項4】 前記板型ヒートパイプの内部にはウィッ
    クが設けられている、請求項1〜3の何れかに記載の板
    型ヒートパイプ。
  5. 【請求項5】 前記板型ヒートパイプの内部にはウィッ
    クが設けられており、前記ブロックと前記ウィックとは
    前記クリアランス部分において接合されている、請求項
    3または4記載の板型ヒートパイプ。
  6. 【請求項6】 前記板型ヒートパイプの前記被冷却素子
    と相対する側またはその対面側のコンテナ壁にエンボス
    部が設けられており、当該エンボス部が対面するコンテ
    ナ壁に接合されている、請求項1〜5の何れかに記載の
    板型ヒートパイプ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかに記載の板型ヒー
    トパイプの前記凸部と被冷却素子とを熱的に接続した、
    板型ヒートパイプを用いた冷却構造。
JP09093823A 1997-02-13 1997-04-11 板型ヒートパイプとそれを用いた冷却構造 Expired - Fee Related JP3106429B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09093823A JP3106429B2 (ja) 1997-04-11 1997-04-11 板型ヒートパイプとそれを用いた冷却構造
DE19805930A DE19805930A1 (de) 1997-02-13 1998-02-13 Kühlvorrichtung
US09/023,372 US6082443A (en) 1997-02-13 1998-02-13 Cooling device with heat pipe
US09/544,313 US6269866B1 (en) 1997-02-13 2000-04-06 Cooling device with heat pipe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09093823A JP3106429B2 (ja) 1997-04-11 1997-04-11 板型ヒートパイプとそれを用いた冷却構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10288481A true JPH10288481A (ja) 1998-10-27
JP3106429B2 JP3106429B2 (ja) 2000-11-06

Family

ID=14093127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09093823A Expired - Fee Related JP3106429B2 (ja) 1997-02-13 1997-04-11 板型ヒートパイプとそれを用いた冷却構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3106429B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999053256A1 (en) * 1998-04-15 1999-10-21 Furukawa Electric Co., Ltd. Plate type heat pipe and its installation structure
WO1999053255A1 (en) * 1998-04-13 1999-10-21 Furukawa Electric Co., Ltd. Plate type heat pipe and cooling structure using it
WO2002046677A1 (en) * 2000-12-04 2002-06-13 Fujitsu Limited Cooling system and heat absorbing device
JPWO2014112600A1 (ja) * 2013-01-18 2017-01-19 大成プラス株式会社 熱交換器とその製造方法
WO2017030706A3 (en) * 2015-08-14 2017-04-20 Microsoft Technology Licensing, Llc Heat dissipation in electronics
JP2018049870A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 三菱電機株式会社 電気機器
KR20220020571A (ko) * 2020-08-12 2022-02-21 주식회사 에이치티씨 확대된 방열 표면적을 갖는 베이퍼챔버 및 그 제조방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102407157B1 (ko) * 2020-08-12 2022-06-10 주식회사 에이치티씨 효율적 방열구조를 갖는 베이퍼챔버

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999053255A1 (en) * 1998-04-13 1999-10-21 Furukawa Electric Co., Ltd. Plate type heat pipe and cooling structure using it
GB2341230A (en) * 1998-04-13 2000-03-08 Furukawa Electric Co Ltd Plate type heat pipe and cooling structure using it
GB2341230B (en) * 1998-04-13 2002-01-09 Furukawa Electric Co Ltd Plate type heat pipe and cooling device using same
WO1999053256A1 (en) * 1998-04-15 1999-10-21 Furukawa Electric Co., Ltd. Plate type heat pipe and its installation structure
GB2342152A (en) * 1998-04-15 2000-04-05 Furukawa Electric Co Ltd Plate type heat pipe and its installation structure
GB2342152B (en) * 1998-04-15 2002-01-09 Furukawa Electric Co Ltd Plate type heat pipe and cooling device using same
WO2002046677A1 (en) * 2000-12-04 2002-06-13 Fujitsu Limited Cooling system and heat absorbing device
US7055341B2 (en) 2000-12-04 2006-06-06 Fujitsu Limited High efficiency cooling system and heat absorbing unit
JPWO2014112600A1 (ja) * 2013-01-18 2017-01-19 大成プラス株式会社 熱交換器とその製造方法
WO2017030706A3 (en) * 2015-08-14 2017-04-20 Microsoft Technology Licensing, Llc Heat dissipation in electronics
US10098259B2 (en) 2015-08-14 2018-10-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Heat dissipation in electronics
JP2018049870A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 三菱電機株式会社 電気機器
KR20220020571A (ko) * 2020-08-12 2022-02-21 주식회사 에이치티씨 확대된 방열 표면적을 갖는 베이퍼챔버 및 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3106429B2 (ja) 2000-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10267571A (ja) 板型ヒートパイプとそれを用いた冷却構造
JP4391366B2 (ja) ヒートパイプを備えたヒートシンクおよびその製造方法
CN100456461C (zh) 热管散热装置
US6749013B2 (en) Heat sink
JP2000124374A (ja) 板型ヒートパイプとそれを用いた冷却構造
CN111863746B (zh) 一种散热装置、电路板及电子设备
CN205119894U (zh) 热管
JP3106429B2 (ja) 板型ヒートパイプとそれを用いた冷却構造
JP4278720B2 (ja) 板型ヒートパイプ
JP3403307B2 (ja) ヒートスプレッダとそれを用いた冷却器
JPH11317482A (ja) ヒートシンク
JPH1183355A (ja) ファン付きヒートシンク
JPH11101585A (ja) 板型ヒートパイプとその実装構造
JP3332858B2 (ja) 板型ヒートパイプとそれを用いた冷却構造
CN211210332U (zh) 一种壳体散热的电子设备
JPH11237193A (ja) 板型ヒートパイプとそれを用いた実装構造
JPH1163862A (ja) 板型ヒートパイプとそれを用いた冷却構造
JPH11101584A (ja) 板型ヒートパイプの実装構造
JP3217757B2 (ja) ヒートシンクとそれを用いた冷却構造
JP2000018853A (ja) 板型ヒートパイプを用いた冷却構造
CN111083915A (zh) 一种壳体散热的电子设备
JPH10267573A (ja) 平面型ヒートパイプ
JP2001227886A (ja) ヒートシンク
KR102457713B1 (ko) 클래드 소재를 적용한 베이퍼챔버 및 그 제조방법
JP4880822B2 (ja) 放熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080908

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090908

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110908

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120908

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130908

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees