JPH10288177A - 気体圧縮機 - Google Patents
気体圧縮機Info
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- JPH10288177A JPH10288177A JP11521297A JP11521297A JPH10288177A JP H10288177 A JPH10288177 A JP H10288177A JP 11521297 A JP11521297 A JP 11521297A JP 11521297 A JP11521297 A JP 11521297A JP H10288177 A JPH10288177 A JP H10288177A
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- JP
- Japan
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- valve
- cylinder
- discharge valve
- discharge
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/12—Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet
- F04C29/124—Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet with inlet and outlet valves specially adapted for rotary or oscillating piston pumps
- F04C29/126—Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet with inlet and outlet valves specially adapted for rotary or oscillating piston pumps of the non-return type
- F04C29/128—Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet with inlet and outlet valves specially adapted for rotary or oscillating piston pumps of the non-return type of the elastic type, e.g. reed valves
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- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷媒ガスの吐出口に配設された吐出弁の開閉
に伴う吐出弁とシリンダ間の打撃音を低減した気体圧縮
機を提供する。 【解決手段】 弾性部材３６が吐出口３０の周囲に配設
されている。弾性部材３６は弁座面３４から所定量の段
差分突設した様になっている。一方、シリンダ４の一部
である凸設部３７は弁座面３４から所定量の段差分隆起
する様に形成されている。吐出弁３１はバルブサポート
３２と共にその他端をボルト３３により固定されてい
る。
に伴う吐出弁とシリンダ間の打撃音を低減した気体圧縮
機を提供する。 【解決手段】 弾性部材３６が吐出口３０の周囲に配設
されている。弾性部材３６は弁座面３４から所定量の段
差分突設した様になっている。一方、シリンダ４の一部
である凸設部３７は弁座面３４から所定量の段差分隆起
する様に形成されている。吐出弁３１はバルブサポート
３２と共にその他端をボルト３３により固定されてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空調装置の冷
媒ガス圧縮機等として用いる気体圧縮機に係わり、特に
冷媒ガスの吐出口に配設された吐出弁の開閉に伴う吐出
弁とシリンダ間の打撃音を低減した気体圧縮機に関す
る。
媒ガス圧縮機等として用いる気体圧縮機に係わり、特に
冷媒ガスの吐出口に配設された吐出弁の開閉に伴う吐出
弁とシリンダ間の打撃音を低減した気体圧縮機に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】気体圧縮機は、冷媒ガスの吸入、圧縮及
び排気の各工程により冷媒ガスを加圧送出することで、
車両室内を空調する等のため用いられる。図３に従来の
気体圧縮機の縦断面図を、又図４にＡ−Ａ線断面図を示
す。気体圧縮機は略楕円形の内周面を有するシリンダ４
を備えている。そして、シリンダ４の前方及び後方端面
には各々フロント側板２及びリヤ側板３が固定されてい
る。シリンダ４内には回転自在にシャフト５に支持され
たロータ６と、ロータ６に放射方向に出没自在に嵌挿さ
れたベーン７とを備えている。前方及び後方端面を閉塞
されたシリンダ４とロータ６との間には、略対象な位置
に２つの圧縮室８が区画形成されている。吐出口３０は
圧縮室８に対応して２つ配設されており、圧縮された高
圧の冷媒ガスが吐出する様になっている。吐出弁３１
は、吐出口３０を冷媒ガスの圧力に従い密閉若しくは開
放するため、その一端を可動自在としている。吐出弁３
１の上部には、吐出弁３１のストロークを規制するため
バルブサポート３２を備えている。バルブサポート３２
は所定のそりを設けて一端を開放している。バルブサポ
ート３２の他端は、吐出弁３１の他端を介して弁座面３
４にボルト３３で固定されている。
び排気の各工程により冷媒ガスを加圧送出することで、
車両室内を空調する等のため用いられる。図３に従来の
気体圧縮機の縦断面図を、又図４にＡ−Ａ線断面図を示
す。気体圧縮機は略楕円形の内周面を有するシリンダ４
を備えている。そして、シリンダ４の前方及び後方端面
には各々フロント側板２及びリヤ側板３が固定されてい
る。シリンダ４内には回転自在にシャフト５に支持され
たロータ６と、ロータ６に放射方向に出没自在に嵌挿さ
れたベーン７とを備えている。前方及び後方端面を閉塞
されたシリンダ４とロータ６との間には、略対象な位置
に２つの圧縮室８が区画形成されている。吐出口３０は
圧縮室８に対応して２つ配設されており、圧縮された高
圧の冷媒ガスが吐出する様になっている。吐出弁３１
は、吐出口３０を冷媒ガスの圧力に従い密閉若しくは開
放するため、その一端を可動自在としている。吐出弁３
１の上部には、吐出弁３１のストロークを規制するため
バルブサポート３２を備えている。バルブサポート３２
は所定のそりを設けて一端を開放している。バルブサポ
ート３２の他端は、吐出弁３１の他端を介して弁座面３
４にボルト３３で固定されている。
【０００３】フロント側板２及びリヤ側板３に固定され
たシリンダ４は、リヤハウジング９内に嵌装されてい
る。また、フロント側板２の外側端面にはフロントハウ
ジング１０が固定されている。リヤ側板３の外側端面に
は冷媒ガスから油分を分離するためのオイルセパレータ
１１が固着されている。リヤハウジング９の上面には冷
媒ガスの吐出ポート１２が、またフロントハウジング１
０の上面には冷媒ガスの吸入ポート１３が各々形成され
ている。
たシリンダ４は、リヤハウジング９内に嵌装されてい
る。また、フロント側板２の外側端面にはフロントハウ
ジング１０が固定されている。リヤ側板３の外側端面に
は冷媒ガスから油分を分離するためのオイルセパレータ
１１が固着されている。リヤハウジング９の上面には冷
媒ガスの吐出ポート１２が、またフロントハウジング１
０の上面には冷媒ガスの吸入ポート１３が各々形成され
ている。
【０００４】吐出ポート１２はリヤ側板３とリヤハウジ
ング９とにより区画形成される吐出室１４に、吸入ポー
ト１３はフロント側板２とフロントハウジング１０とに
より区画形成される吸入室１５に各々連通している。吐
出ポート１２の先には図示しない凝縮器が備えられ、一
方吸入ポート１３の先には図示しない蒸発器が備えられ
ている。吸入ポート１３から吸入された冷媒ガスは、２
つの圧縮室８で圧縮される。そして、オイルセパレータ
１１で冷媒ガスから油分が分離される。その後、冷媒ガ
スは吐出室１４を経由して吐出ポート１２からホースを
介し、凝縮器に送られる。凝縮器では高圧の冷媒ガスを
液化させることで車両室内から運んだ熱の放熱を行う。
これとは逆に、蒸発器では低圧の冷媒液を蒸発させるこ
とで、車両室内から気化熱を奪い空気冷却を行う。
ング９とにより区画形成される吐出室１４に、吸入ポー
ト１３はフロント側板２とフロントハウジング１０とに
より区画形成される吸入室１５に各々連通している。吐
出ポート１２の先には図示しない凝縮器が備えられ、一
方吸入ポート１３の先には図示しない蒸発器が備えられ
ている。吸入ポート１３から吸入された冷媒ガスは、２
つの圧縮室８で圧縮される。そして、オイルセパレータ
１１で冷媒ガスから油分が分離される。その後、冷媒ガ
スは吐出室１４を経由して吐出ポート１２からホースを
介し、凝縮器に送られる。凝縮器では高圧の冷媒ガスを
液化させることで車両室内から運んだ熱の放熱を行う。
これとは逆に、蒸発器では低圧の冷媒液を蒸発させるこ
とで、車両室内から気化熱を奪い空気冷却を行う。
【０００５】かかる構成において、吐出弁３１が可動す
る際には、シリンダ４との間で打撃を繰り返すことにな
るため、騒音の原因となっていた。シリンダ４の材料は
アルミニウム又は鋳鉄であり、一方吐出弁３１の材料は
バネ鋼である。即ち、固い金属同士が高速で打撃を繰り
返すことになる。この打撃による騒音を低減するため、
従来はバルブサポート３２のそり量を低減していた。即
ち、吐出弁３１のストロークを規制することで、吐出弁
３１とシリンダ４間の衝突速度を低減し対策としてい
た。
る際には、シリンダ４との間で打撃を繰り返すことにな
るため、騒音の原因となっていた。シリンダ４の材料は
アルミニウム又は鋳鉄であり、一方吐出弁３１の材料は
バネ鋼である。即ち、固い金属同士が高速で打撃を繰り
返すことになる。この打撃による騒音を低減するため、
従来はバルブサポート３２のそり量を低減していた。即
ち、吐出弁３１のストロークを規制することで、吐出弁
３１とシリンダ４間の衝突速度を低減し対策としてい
た。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
対策では吐出弁３１のリフト量が低い程騒音レベルが低
下することになるが、一方で圧縮された冷媒ガスが吐出
し難くなる。このため、気体圧縮機の性能との兼ね合い
で騒音レベルをある一定値以下にすることは難しかっ
た。本発明はこのような従来の課題に鑑みてなされたも
ので、気体圧縮機の性能を維持しつつ、冷媒ガスの吐出
口に配設された吐出弁の開閉に伴う吐出弁とシリンダ間
の打撃音を低減した気体圧縮機を提供することを目的と
する。
対策では吐出弁３１のリフト量が低い程騒音レベルが低
下することになるが、一方で圧縮された冷媒ガスが吐出
し難くなる。このため、気体圧縮機の性能との兼ね合い
で騒音レベルをある一定値以下にすることは難しかっ
た。本発明はこのような従来の課題に鑑みてなされたも
ので、気体圧縮機の性能を維持しつつ、冷媒ガスの吐出
口に配設された吐出弁の開閉に伴う吐出弁とシリンダ間
の打撃音を低減した気体圧縮機を提供することを目的と
する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シリンダの一部に配設され冷媒ガスを排
気する少なくとも一つの吐出口と、該吐出口を冷媒ガス
の圧力に従い密閉若しくは開放する一端を開放した吐出
弁と、該吐出弁のストロークを規制するため所定のそり
を設けて一端を開放し他端を吐出弁の他端を介し前記シ
リンダの弁座面に固定したバルブサポートを備える気体
圧縮機において、少なくとも前記吐出口の周囲を含み前
記吐出弁と接する部位には弾性部材を配設したことを特
徴とする。吐出口の周囲には弾性部材を配設する。吐出
弁は開閉に際し弾性部材と主に接することになる。従っ
て、吐出弁とシリンダ間の打撃音は、弾性部材により吸
収される。吐出口の周囲のみに弾性部材を配設しても相
当程度の効果を期待出来るが、吐出弁とシリンダとが打
撃する可能性のある部位すべてに渡り弾性部材を配設す
ると一層の効果を期待出来る。
に、本発明は、シリンダの一部に配設され冷媒ガスを排
気する少なくとも一つの吐出口と、該吐出口を冷媒ガス
の圧力に従い密閉若しくは開放する一端を開放した吐出
弁と、該吐出弁のストロークを規制するため所定のそり
を設けて一端を開放し他端を吐出弁の他端を介し前記シ
リンダの弁座面に固定したバルブサポートを備える気体
圧縮機において、少なくとも前記吐出口の周囲を含み前
記吐出弁と接する部位には弾性部材を配設したことを特
徴とする。吐出口の周囲には弾性部材を配設する。吐出
弁は開閉に際し弾性部材と主に接することになる。従っ
て、吐出弁とシリンダ間の打撃音は、弾性部材により吸
収される。吐出口の周囲のみに弾性部材を配設しても相
当程度の効果を期待出来るが、吐出弁とシリンダとが打
撃する可能性のある部位すべてに渡り弾性部材を配設す
ると一層の効果を期待出来る。
【０００８】また、本発明は、前記弾性部材は前記弁座
面より所定量突設させ、前記吐出弁の他端は前記弁座面
より前記所定量隔てて突設させたシリンダ若しくは前記
所定量の厚みを有する間挿部材を介して前記弁座面に固
定したことを特徴とする。弾性部材は弁座面より所定量
突設させる。また、吐出弁の他端は弁座面より同じ所定
量だけ突設させたシリンダに固定する。シリンダの一部
は凸状に隆起させて構成するが、この所定量だけの厚み
を有する間挿部材を別途設けて吐出弁を固定してもよ
い。このとき、所定量に相当する空間が吐出弁とシリン
ダ間に形成される。この間では吐出弁とシリンダとが打
撃することは無くなるため打撃音は低減する。また、吐
出弁は突設した弾性部材のみと打撃することになるた
め、相当程度の打撃音が弾性部材により吸収される。更
に、弾性部材に密着することで従来にも増してシール性
が向上する。
面より所定量突設させ、前記吐出弁の他端は前記弁座面
より前記所定量隔てて突設させたシリンダ若しくは前記
所定量の厚みを有する間挿部材を介して前記弁座面に固
定したことを特徴とする。弾性部材は弁座面より所定量
突設させる。また、吐出弁の他端は弁座面より同じ所定
量だけ突設させたシリンダに固定する。シリンダの一部
は凸状に隆起させて構成するが、この所定量だけの厚み
を有する間挿部材を別途設けて吐出弁を固定してもよ
い。このとき、所定量に相当する空間が吐出弁とシリン
ダ間に形成される。この間では吐出弁とシリンダとが打
撃することは無くなるため打撃音は低減する。また、吐
出弁は突設した弾性部材のみと打撃することになるた
め、相当程度の打撃音が弾性部材により吸収される。更
に、弾性部材に密着することで従来にも増してシール性
が向上する。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第１の実施形態に
ついて説明する。尚、図３と同一要素のものについては
同一符号を付して説明は省略する。本発明の第１実施形
態を示す図１において、吐出口３０の周囲には弾性部材
３５が埋め込まれている。弾性部材３５の表面には吐出
弁３１が冷媒ガスの圧力に従い密閉若しくは開放の打撃
を繰り返す様になっている。
ついて説明する。尚、図３と同一要素のものについては
同一符号を付して説明は省略する。本発明の第１実施形
態を示す図１において、吐出口３０の周囲には弾性部材
３５が埋め込まれている。弾性部材３５の表面には吐出
弁３１が冷媒ガスの圧力に従い密閉若しくは開放の打撃
を繰り返す様になっている。
【００１０】次に動作を説明する。吐出弁３１は主にひ
び割れの問題を回避するため、特殊なバネ鋼で構成され
る。打撃音を低減するためには吐出弁３１の材料を変更
することも考えられるが、現状では信頼性の問題から困
難である。そこで、シリンダ４側の吐出弁３１と当たる
部分に弾性部材３５を配設する。弾性部材３５により、
相当程度の打撃音が吸収される。弾性部材３５の材料と
しては、ゴムやプラスチックに代表される打撃音を吸収
し易く、また適度の弾性を有するものを選定する。
び割れの問題を回避するため、特殊なバネ鋼で構成され
る。打撃音を低減するためには吐出弁３１の材料を変更
することも考えられるが、現状では信頼性の問題から困
難である。そこで、シリンダ４側の吐出弁３１と当たる
部分に弾性部材３５を配設する。弾性部材３５により、
相当程度の打撃音が吸収される。弾性部材３５の材料と
しては、ゴムやプラスチックに代表される打撃音を吸収
し易く、また適度の弾性を有するものを選定する。
【００１１】次に、本発明の第２の実施形態について説
明する。尚、図３と同一要素のものについては同一符号
を付して説明は省略する。本発明の第２実施形態を示す
図２において、弾性部材３６が吐出口３０の周囲に配設
されている。弾性部材３６は弁座面３４から所定量の段
差分突設した様になっている。一方、シリンダ４の一部
である凸設部３７は弁座面３４から所定量の段差分隆起
する様に形成されている。吐出弁３１はバルブサポート
３２と共にその他端をボルト３３により固定されてい
る。
明する。尚、図３と同一要素のものについては同一符号
を付して説明は省略する。本発明の第２実施形態を示す
図２において、弾性部材３６が吐出口３０の周囲に配設
されている。弾性部材３６は弁座面３４から所定量の段
差分突設した様になっている。一方、シリンダ４の一部
である凸設部３７は弁座面３４から所定量の段差分隆起
する様に形成されている。吐出弁３１はバルブサポート
３２と共にその他端をボルト３３により固定されてい
る。
【００１２】次に動作を説明する。吐出弁３１の一端
は、弾性部材３６による所定量の段差分弁座面３４から
突設している。また、吐出弁３１の他端は、凸設部３７
により所定量の段差分弁座面３４から突設している。即
ち、吐出弁３１は弁座面３４と所定量の段差分だけ離隔
し、その一端は可動自在に開放され弾性部材３６と均一
に当たる。また、その他端は、シリンダ４に固定されて
いる。所定量の段差を設けたことにより、吐出弁３１が
シリンダ４と打撃するのは弾性部材３６と当たる部分に
限られる。従って、確実に弾性部材３６に打撃音は吸収
される。また、吐出弁３１はバネ鋼で微妙な面粗さを有
するが、適度の弾性を有する弾性部材に密着することで
従来にも増してシール性が向上する。なお、シリンダ４
の一部は凸状に隆起させて構成したが、この所定量だけ
の厚みを有する間挿部材を別途設けて吐出弁３１を固定
してもよい。なお、吐出弁３１と弁座面３４とは必ずし
も平行である必要は無く、適宜設計上の都合等により傾
斜等をつけてもよい。
は、弾性部材３６による所定量の段差分弁座面３４から
突設している。また、吐出弁３１の他端は、凸設部３７
により所定量の段差分弁座面３４から突設している。即
ち、吐出弁３１は弁座面３４と所定量の段差分だけ離隔
し、その一端は可動自在に開放され弾性部材３６と均一
に当たる。また、その他端は、シリンダ４に固定されて
いる。所定量の段差を設けたことにより、吐出弁３１が
シリンダ４と打撃するのは弾性部材３６と当たる部分に
限られる。従って、確実に弾性部材３６に打撃音は吸収
される。また、吐出弁３１はバネ鋼で微妙な面粗さを有
するが、適度の弾性を有する弾性部材に密着することで
従来にも増してシール性が向上する。なお、シリンダ４
の一部は凸状に隆起させて構成したが、この所定量だけ
の厚みを有する間挿部材を別途設けて吐出弁３１を固定
してもよい。なお、吐出弁３１と弁座面３４とは必ずし
も平行である必要は無く、適宜設計上の都合等により傾
斜等をつけてもよい。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば吐
出口の周囲には弾性部材を配設したので、吐出弁の開閉
に伴う吐出弁とシリンダ間の打撃音は、弾性部材により
吸収される。また、弾性部材に密着することで従来にも
増してシール性が向上する。
出口の周囲には弾性部材を配設したので、吐出弁の開閉
に伴う吐出弁とシリンダ間の打撃音は、弾性部材により
吸収される。また、弾性部材に密着することで従来にも
増してシール性が向上する。
【００１４】
【図１】 本発明の第１実施形態の構成図
【図２】 本発明の第２実施形態の構成図
【図３】 従来の気体圧縮機の縦断面図
【図４】 図３のＡ−Ａ線断面図
４ シリンダ ３０ 吐出口 ３１ 吐出弁 ３２ バルブサポート ３４ 弁座面 ３５、３６ 弾性部材 ３７ シリンダの凸設部
Claims (2)
- 【請求項１】 シリンダの一部に配設され冷媒ガスを排
気する少なくとも一つの吐出口と、該吐出口を冷媒ガス
の圧力に従い密閉若しくは開放する一端を開放した吐出
弁と、該吐出弁のストロークを規制するため所定のそり
を設けて一端を開放し他端を吐出弁の他端を介し前記シ
リンダの弁座面に固定したバルブサポートを備える気体
圧縮機において、少なくとも前記吐出口の周囲を含み前
記吐出弁と接する部位には弾性部材を配設したことを特
徴とする気体圧縮機。 - 【請求項２】 前記弾性部材は前記弁座面より所定量突
設させ、前記吐出弁の他端は前記弁座面より前記所定量
隔てて突設させたシリンダ若しくは前記所定量の厚みを
有する間挿部材を介して前記弁座面に固定したことを特
徴とする請求項１記載の気体圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11521297A JPH10288177A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 気体圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11521297A JPH10288177A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 気体圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10288177A true JPH10288177A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14657149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11521297A Pending JPH10288177A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 気体圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10288177A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030051083A (ko) * | 2001-12-20 | 2003-06-25 | 주식회사 엘지이아이 | 회전식 압축기의 토출 밸브장치 |
| KR20030086730A (ko) * | 2002-05-06 | 2003-11-12 | 엘지전자 주식회사 | 흡입밸브 조립체 |
| JP2006057545A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Calsonic Compressor Inc | 容量可変型気体圧縮機 |
| KR100621023B1 (ko) * | 2003-10-28 | 2006-09-08 | 엘지전자 주식회사 | 리드형 토출밸브 조립체의 소음 저감 장치 |
| CN109139423A (zh) * | 2018-09-09 | 2019-01-04 | 合肥安信通用阀片制造有限公司 | 一种压缩机用排气机构 |
-
1997
- 1997-04-17 JP JP11521297A patent/JPH10288177A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030051083A (ko) * | 2001-12-20 | 2003-06-25 | 주식회사 엘지이아이 | 회전식 압축기의 토출 밸브장치 |
| KR20030086730A (ko) * | 2002-05-06 | 2003-11-12 | 엘지전자 주식회사 | 흡입밸브 조립체 |
| KR100621023B1 (ko) * | 2003-10-28 | 2006-09-08 | 엘지전자 주식회사 | 리드형 토출밸브 조립체의 소음 저감 장치 |
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| CN109139423A (zh) * | 2018-09-09 | 2019-01-04 | 合肥安信通用阀片制造有限公司 | 一种压缩机用排气机构 |
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