JPH10286797A - パン切断装置 - Google Patents

パン切断装置

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Publication number
JPH10286797A
JPH10286797A JP9375497A JP9375497A JPH10286797A JP H10286797 A JPH10286797 A JP H10286797A JP 9375497 A JP9375497 A JP 9375497A JP 9375497 A JP9375497 A JP 9375497A JP H10286797 A JPH10286797 A JP H10286797A
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JP
Japan
Prior art keywords
bread
cutting blade
cutting
heating device
cutting edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP9375497A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Tsuruoka
泰昌 鶴岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoei Kogyo KK
Hoei Industries Co Ltd
Original Assignee
Hoei Kogyo KK
Hoei Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hoei Kogyo KK, Hoei Industries Co Ltd filed Critical Hoei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付けが容易で切れ味のよいパン切断装置
を提供すること。 【解決手段】 パンを切る刃が縁の部分に円周状に形成
された円板状の切断刃13を加熱装置19で加熱するパ
ン切断装置において、加熱装置19が、電流によって熱
を発生する抵抗体36aが絶縁物36bで被覆されて金
属体31の中に埋め込まれた構造になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食パンを薄く切る
場合などに使用されるパン切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば食パンを薄く切る場合、回
転する円板状の切断刃に食パンを押し当て、所定の厚さ
に切断している。このとき、食パンを所定の厚さに切断
するために、食パンを一定の長さ分だけ順に送り出す機
構が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のパン切断装置
は、パンを送り出す機構や、切断刃の安全装置などにつ
いて、これまでにもいろいろ改良がなされている。しか
し、できたてのパンを切る場合、パンの中味が軟かいた
めに、長時間にわたり連続して均等の厚さに薄く切るこ
とが困難になっている。このため、従来のパン切断装置
は、切断刃の切れ味をよくするために、回転中の切断刃
に砥石をあて自動的に研ぐなどの方法が取られている。
しかし、砥石を利用する方法は、切断刃と砥石が機械的
に接触する構造であるため、砥石の位置の調整などその
取り付けが煩雑になっている。
【0004】この発明は、上記した欠点を解決するもの
で、取り付けが容易で切れ味のよいパン切断装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、パンを切る
刃が縁の部分に円周状に形成された円板状の切断刃を加
熱装置で加熱するパン切断装置において、前記加熱装置
が、電流によって熱を発生する抵抗体を絶縁物で被覆し
て金属体の中に埋め込んだ構造になっていることを特徴
としている。
【0006】また、加熱装置が、切断刃を挟んでその両
側に配置されたことを特徴としている。
【0007】また、加熱装置を構成する金属体がアルミ
ニウムあるいは真鍮であることを特徴としている。
【0008】また、熱を発生する抵抗体が、円板状切断
刃の半径方向と直交する方向に配置されたことを特徴と
している。
【0009】上記した構成によれば、切断刃を加熱して
いるため切れ味のよいパン切断装置を実現できる。これ
は、加熱された刃がパンに当ることによって、その部分
の水分が局部的に蒸発乾燥し、刃の当りが良くなり切れ
味が向上するものと考えられている。また、加熱装置と
切断刃が非接触であるため、加熱装置の取り付けが容易
である。なお、切断刃を加熱する加熱装置は、電流によ
って発熱する抵抗体を絶縁物で被覆して金属体の中に埋
め込んだ構造になっている。抵抗体を金属体の中に埋め
込むことによって、抵抗体の熱が金属体に良好に伝わ
り、そして金属体から切断刃に伝えられる。この場合、
抵抗体に比較して広い面積をもつ金属体を通して切断刃
に熱が伝えられるため、効率よく切断刃を加熱できる。
【0010】また、加熱装置を構成する金属体が切断刃
を挟んでその両側に配置している。この場合、切断刃が
加熱装置で挟まれているため熱が逃げにくく、切断刃が
効率よく加熱される。また、加熱装置を構成する金属体
をアルミニウムあるいは真鍮で形成した場合は、金属体
の熱伝導率がいいため切断刃に効率よく熱が伝えられ
る。
【0011】また、円板状切断刃の半径方向に対して直
交する方向に抵抗体を配置した場合は、縁の部分に円周
状に形成された刃の部分に沿って抵抗体が置がれる。こ
のため、抵抗体を例えば円板状切断刃の半径方向に配置
した場合などに比較して、刃の部分を効率的に加熱でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について図
1および図2を参照して説明する。図1は、この発明の
パン切断装置の正面図で、図2は、図1を左側からみた
側面図である。符号11は支持基台で、支持基台11上
の一方の端部(図1の場合は奥の方、図2の場合は左
側)にモータ12が配置されている。モータ12の軸は
円板状の切断刃13に連結され、切断刃13を回転させ
るようになっている。切断刃13は、食パンを切断する
刃が縁の部分に円周状に形成されている。
【0013】支持基台11の他方の端部(図1の場合は
手前の方で、図2の場合は右側)には、食パンを載せる
載置台14が配置されている。載置台14の一端には直
角に曲がった壁14aが形成されている。
【0014】また、切断刃13と並んでその一方の側
に、食パンの端面を接触させる停止平板15が配置さ
れ、他方の側には切断刃13の刃の部分を覆う安全カバ
ー16が配置されている。停止平板15は支持部材17
で支持され、支持部材17は調節つまみ18に連結され
ている。切断する食パンの厚さは、停止平板15と切断
刃13の距離で規定される。したがって、食パンの厚さ
に応じて支持部材17の位置を調節つまみ18で移動
し、停止平板15と切断刃13の間隔が調整できるよう
になっている。
【0015】そして、切断刃13の上方部分には切断刃
13を両側から挟むように加熱装置19が設けられてい
る。加熱装置19は配線20を通して電源21に接続さ
れ、また、配線20の途中に電流計22が接続されてい
る。
【0016】ここで、加熱装置19の構造について図3
を参照して説明する。符号31は加熱装置19を構成す
る金属体で、金属体31はアルミニウムあるいは真鍮で
形成されている。金属体31は、図3(b)の断面図に
示されるように、切断刃13と平行に、そして切断刃1
3の両側に位置する2個から構成されている。2個の金
属体31は固定部材32にねじ33で固定されている。
そして、固定部材32は支持軸34に支持されている。
それぞれの金属体31は、一方の側面から他方の側面に
抜ける2つの穴35が例えば上下方向にある間隔で平行
に設けられ、その穴35の部分に棒状ヒータ36が埋め
込まれている。棒状ヒータ36は抵抗線36aと抵抗線
36aを被覆する絶縁物36bから構成されている。1
つの金属体31に設けられている2つの棒状ヒータ36
はいずれも切断刃13の半径方向に対して直交する方向
に配置されており、また、電気的には並列に接続され、
リード線37を通して図1や図2の配線20部分に接続
されている。
【0017】次に、上記した構成のパン切断装置を用い
て食パンを切る方法について説明する。まず、調節つま
み18を操作し、食パンを切る厚さに合わせて支持部材
17を左右に動かし、停止平板15と切断刃13の間隔
を調整する。そして、載置台14の位置を切断刃13か
ら離し、食パンの側面が載置台14の壁面14aに接す
るようにして載置台14上に食パンを載せる。また、食
パンの端面を停止平板15の面15aにあてる。
【0018】この状態でスイッチ(図示せず)を操作し
電源21を入れ、加熱装置19に電気を通し切断刃13
を加熱する。そして、モータ12の電源を入れ切断刃1
3を回転させる。次いで、食パンを載せた載置台14を
切断刃13の方に移動させ食パンを切断刃13に当て
る。その後、切断刃13に向かってさらに載置台14を
移動させ食パンを切断する。切り離された食パンは切断
刃13と停止平板15のすき間から取り出される。この
ような操作を繰り返すことによって、所定の厚さで食パ
ンが順に切断されていく。
【0019】上記した方法によれば、切断刃13が加熱
されているため切れ味のよいパン切断装置が実現され
る。切断刃13の温度は80℃〜100℃位が望まし
く、切断刃13の温度は、例えば、電流計22を見なが
ら電流を制御することによって調整される。
【0020】また、上記した構成の場合、加熱装置19
は切断刃13と非接触となっている。このため、加熱装
置19の取り付けは容易に行える。また、既設のパン切
断装置の構造を変更することなく取り付けることもでき
る。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、取り付けが容易で、
切れ味のよいパン切断装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する正面図である。
【図2】本発明の実施の形態を説明する側面図である。
【図3】本発明に用いられる加熱装置を説明する概略の
構造図である。
【符号の説明】
11…支持基台 12…モータ 13…切断刃 14…載置台 15…停止平板 16…安全カバー 17…支持部材 18…調節つまみ 19…加熱装置 20…配線 21…電源 22…電流計 31…金属体 32…固定部材 33…ねじ 34…支持軸 35…穴 36…棒状ヒータ 36a…抵抗線 36b…絶縁物 37…リード線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンを切る刃が縁の部分に円周状に形成
    された円板状の切断刃を加熱装置で加熱するパン切断装
    置において、前記加熱装置が、電流によって熱を発生す
    る抵抗体を絶縁物で被覆して金属体の中に埋め込んだ構
    造になっていることを特徴とするパン切断装置。
  2. 【請求項2】 加熱装置が、切断刃を挟んでその両側に
    配置されたことを特徴とする請求項1記載のパン切断装
    置。
  3. 【請求項3】 加熱装置を構成する金属体がアルミニウ
    ムあるいは真鍮であることを特徴とする請求項1記載の
    パン切断装置。
  4. 【請求項4】 熱を発生する抵抗体が、円板状切断刃の
    半径方向と直交する方向に配置されたことを特徴とする
    請求項1記載のパン切断装置。
JP9375497A 1997-04-11 1997-04-11 パン切断装置 Pending JPH10286797A (ja)

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JP9375497A JPH10286797A (ja) 1997-04-11 1997-04-11 パン切断装置

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JP9375497A JPH10286797A (ja) 1997-04-11 1997-04-11 パン切断装置

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JPH10286797A true JPH10286797A (ja) 1998-10-27

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JP9375497A Pending JPH10286797A (ja) 1997-04-11 1997-04-11 パン切断装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112747801A (zh) * 2020-12-22 2021-05-04 王许仙 一种水表加工用内腔斜孔打孔防破裂的加工设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112747801A (zh) * 2020-12-22 2021-05-04 王许仙 一种水表加工用内腔斜孔打孔防破裂的加工设备
CN112747801B (zh) * 2020-12-22 2023-11-03 宁夏隆基宁光仪表股份有限公司 一种水表加工用内腔斜孔打孔防破裂的加工设备

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