JPH10286396A - 洗濯機の溢水装置 - Google Patents
洗濯機の溢水装置Info
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- JPH10286396A JPH10286396A JP9098813A JP9881397A JPH10286396A JP H10286396 A JPH10286396 A JP H10286396A JP 9098813 A JP9098813 A JP 9098813A JP 9881397 A JP9881397 A JP 9881397A JP H10286396 A JPH10286396 A JP H10286396A
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- water
- water level
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B40/00—Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 所定水位以上の水を排水して洗濯槽内の水位
を調節する洗濯機の溢水装置において、洗濯物の容量、
質に関係なく無駄な水の排出を押さえ、節水に効果のあ
る洗濯機の溢水装置を提供する。 【解決手段】 溢水フィルター12に溢水ホース10を
保持した溢水水位調節部14を上下動自在に装着し、洗
濯槽13内の所定水位以上の水を溢水フィルター12を
通して排水する。溢水水位調節部14に溢水ホース10
の先端部を保持する保持部15を設け、この保持部15
を洗濯槽13の中心に向かい傾斜させ、保持した溢水ホ
ース10の先端開口部16を洗濯槽13の中心に向かい
傾斜するようにしたものである。
を調節する洗濯機の溢水装置において、洗濯物の容量、
質に関係なく無駄な水の排出を押さえ、節水に効果のあ
る洗濯機の溢水装置を提供する。 【解決手段】 溢水フィルター12に溢水ホース10を
保持した溢水水位調節部14を上下動自在に装着し、洗
濯槽13内の所定水位以上の水を溢水フィルター12を
通して排水する。溢水水位調節部14に溢水ホース10
の先端部を保持する保持部15を設け、この保持部15
を洗濯槽13の中心に向かい傾斜させ、保持した溢水ホ
ース10の先端開口部16を洗濯槽13の中心に向かい
傾斜するようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は所定水位以上の水を
排水して洗濯槽内の水位を調節する洗濯機の溢水装置に
関するものである。
排水して洗濯槽内の水位を調節する洗濯機の溢水装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、洗濯機においても省資源、省エネ
ルギーの重要度が高くなってきており、無駄な水を節約
する節水の要望が強いものとなっている。
ルギーの重要度が高くなってきており、無駄な水を節約
する節水の要望が強いものとなっている。
【0003】従来、この種の洗濯機の溢水装置は、図7
および図8に示すように構成していた。以下、その構成
について説明する。
および図8に示すように構成していた。以下、その構成
について説明する。
【0004】図に示すように、溢水ホース1は、蛇腹部
2を有し伸縮自在で、その先端部より溢水フィルター3
の溢水孔(図示せず)より侵入した洗濯槽4内の水を排
水するもので、溢水水位調節部5に設けた保持部6によ
り保持されている。溢水水位調節部5は、爪部7を設け
るとともに、溢水フィルター3に設けた係合部8と係合
させる、水位調整つまみ9を上下に動かすことで、爪部
7を係合部8上を摺動させながら溢水水位調節部5を上
下動自在に移動可能な構成としている。
2を有し伸縮自在で、その先端部より溢水フィルター3
の溢水孔(図示せず)より侵入した洗濯槽4内の水を排
水するもので、溢水水位調節部5に設けた保持部6によ
り保持されている。溢水水位調節部5は、爪部7を設け
るとともに、溢水フィルター3に設けた係合部8と係合
させる、水位調整つまみ9を上下に動かすことで、爪部
7を係合部8上を摺動させながら溢水水位調節部5を上
下動自在に移動可能な構成としている。
【0005】上記構成において、水位調節つまみ9によ
り、爪部7を係合部8上を摺動させながら溢水水位調節
部5を上下動させると、溢水水位調節部5の位置に応じ
て溢水ホース1の蛇腹部2が伸縮し、溢水ホース1の先
端部が上下することにより、溢水フィルター3の溢水孔
より排水する洗濯槽4内の水位を調節することができ、
爪部7が係合部8に係合して溢水水位調節部5を設定し
た位置に保持することができる。
り、爪部7を係合部8上を摺動させながら溢水水位調節
部5を上下動させると、溢水水位調節部5の位置に応じ
て溢水ホース1の蛇腹部2が伸縮し、溢水ホース1の先
端部が上下することにより、溢水フィルター3の溢水孔
より排水する洗濯槽4内の水位を調節することができ、
爪部7が係合部8に係合して溢水水位調節部5を設定し
た位置に保持することができる。
【0006】また、溢水水位は、図9に示すように、設
定された洗濯時の水位より若干高く設定されており、洗
濯物が回転してその遠心力により洗濯槽4の内壁を上昇
しても、溢水ホース1より機外に排出されないように配
慮されている。
定された洗濯時の水位より若干高く設定されており、洗
濯物が回転してその遠心力により洗濯槽4の内壁を上昇
しても、溢水ホース1より機外に排出されないように配
慮されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、図9に示すように、定格容量程度の洗濯物におい
ては、各水位と溢水水位の差aの水位差があれば、洗濯
中の回転による水位の上昇があっても溢水ホース1より
機外へ排水されることはない。しかし、少容量の洗濯物
あるいは大物衣類を洗濯した場合、軽負荷のため洗濯物
はよく回転し、洗濯槽4内の水位はすり鉢上に上昇し、
溢水ホース1より図9の斜線部の洗濯水が機外に排水さ
れる。
では、図9に示すように、定格容量程度の洗濯物におい
ては、各水位と溢水水位の差aの水位差があれば、洗濯
中の回転による水位の上昇があっても溢水ホース1より
機外へ排水されることはない。しかし、少容量の洗濯物
あるいは大物衣類を洗濯した場合、軽負荷のため洗濯物
はよく回転し、洗濯槽4内の水位はすり鉢上に上昇し、
溢水ホース1より図9の斜線部の洗濯水が機外に排水さ
れる。
【0008】そのため、本来洗濯のために使用されるべ
き水が充分の働きをせず排水され、資源の無駄になるだ
けでなく、洗濯槽4内の水量が減少することにより、洗
濯物同士のこすれやパルセータとの接触が増し、洗濯物
の傷みを進行させ、さらに、負荷増にともなうモータへ
の負担が消費電力の増加を引き起こすことになってい
た。
き水が充分の働きをせず排水され、資源の無駄になるだ
けでなく、洗濯槽4内の水量が減少することにより、洗
濯物同士のこすれやパルセータとの接触が増し、洗濯物
の傷みを進行させ、さらに、負荷増にともなうモータへ
の負担が消費電力の増加を引き起こすことになってい
た。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、洗濯物の容量、質に関係なく無駄な水の排出を押さ
え、節水に効果のある洗濯機の溢水装置を提供すること
を目的としている。
で、洗濯物の容量、質に関係なく無駄な水の排出を押さ
え、節水に効果のある洗濯機の溢水装置を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、溢水フィルターに溢水ホースを保持した溢
水水位調節部を上下動自在に装着し、洗濯槽内の所定水
位以上の水を溢水フィルターを通して排水する。溢水水
位調節部に溢水ホースの先端部を保持する保持部を設
け、この保持部を洗濯槽の中心に向かい傾斜させ、保持
した溢水ホースの先端開口部を洗濯槽の中心に向かい傾
斜するようにしたものである。
するために、溢水フィルターに溢水ホースを保持した溢
水水位調節部を上下動自在に装着し、洗濯槽内の所定水
位以上の水を溢水フィルターを通して排水する。溢水水
位調節部に溢水ホースの先端部を保持する保持部を設
け、この保持部を洗濯槽の中心に向かい傾斜させ、保持
した溢水ホースの先端開口部を洗濯槽の中心に向かい傾
斜するようにしたものである。
【0011】これにより、洗濯物の容量、質に関係なく
無駄な水の排出を押さえ、すすぎ効率を高め、節水、節
電に効果のある洗濯機の溢水装置を提供することができ
る。
無駄な水の排出を押さえ、すすぎ効率を高め、節水、節
電に効果のある洗濯機の溢水装置を提供することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィルターを通
して排水する溢水ホースと、この溢水ホースを保持し前
記溢水フィルターに上下動自在に装着した溢水水位調節
部とを備え、前記溢水水位調節部に前記溢水ホースの先
端部を保持する保持部を設け、前記保持部を洗濯槽の中
心に向かい傾斜させ、保持した溢水ホースの先端開口部
を洗濯槽の中心に向かい傾斜するようにしたものであ
り、洗濯物が回りすぎて水面がすり鉢上に盛り上がって
も、溢水ホースの先端開口部が洗濯槽の中心に向かい傾
斜しているため、溢水ホースの先端開口部がすり鉢状の
水面に合致し、洗濯水が無駄に排水されるのをなくする
ことができる。
は、洗濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィルターを通
して排水する溢水ホースと、この溢水ホースを保持し前
記溢水フィルターに上下動自在に装着した溢水水位調節
部とを備え、前記溢水水位調節部に前記溢水ホースの先
端部を保持する保持部を設け、前記保持部を洗濯槽の中
心に向かい傾斜させ、保持した溢水ホースの先端開口部
を洗濯槽の中心に向かい傾斜するようにしたものであ
り、洗濯物が回りすぎて水面がすり鉢上に盛り上がって
も、溢水ホースの先端開口部が洗濯槽の中心に向かい傾
斜しているため、溢水ホースの先端開口部がすり鉢状の
水面に合致し、洗濯水が無駄に排水されるのをなくする
ことができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、洗濯槽内の所定
水位以上の水を溢水フィルターを通して排水する溢水ホ
ースと、この溢水ホースを保持し前記溢水フィルターに
上下動自在に装着した溢水水位調節部とを備え、前記溢
水水位調節部に前記溢水ホースの先端部を保持する略円
筒状の保持部を設け、前記保持部の上部の外周壁を洗濯
槽の中心に向かい傾斜するようにしたものであり、洗濯
物が回りすぎて水面がすり鉢上に盛り上がっても、溢水
水位調節部に設けた略円筒状の保持部の上部の外周壁が
すり鉢状になった水面に合致し、洗濯水が無駄に排水さ
れるのをなくすることができる。
水位以上の水を溢水フィルターを通して排水する溢水ホ
ースと、この溢水ホースを保持し前記溢水フィルターに
上下動自在に装着した溢水水位調節部とを備え、前記溢
水水位調節部に前記溢水ホースの先端部を保持する略円
筒状の保持部を設け、前記保持部の上部の外周壁を洗濯
槽の中心に向かい傾斜するようにしたものであり、洗濯
物が回りすぎて水面がすり鉢上に盛り上がっても、溢水
水位調節部に設けた略円筒状の保持部の上部の外周壁が
すり鉢状になった水面に合致し、洗濯水が無駄に排水さ
れるのをなくすることができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、洗濯槽内の所定
水位以上の水を溢水フィルターを通して排水する溢水ホ
ースと、この溢水ホースを保持し洗濯槽に形成した溝部
に移動自在に装着した浮き子と、前記溢水フィルターに
上下動自在に装着した溢水水位調節部とを備え、前記浮
き子を前記溝部に沿って水位に応じて上下動自在とし、
前記溢水水位調節部の上端部に溢水ホース側に当て部を
延設したものであり、洗濯物が回りすぎて水面がすり鉢
上に盛り上がっても、浮き子により洗濯水の水位に合わ
せて溢水ホースの先端位置が上下し、洗濯水が無駄に排
水されるのをなくすることができる。
水位以上の水を溢水フィルターを通して排水する溢水ホ
ースと、この溢水ホースを保持し洗濯槽に形成した溝部
に移動自在に装着した浮き子と、前記溢水フィルターに
上下動自在に装着した溢水水位調節部とを備え、前記浮
き子を前記溝部に沿って水位に応じて上下動自在とし、
前記溢水水位調節部の上端部に溢水ホース側に当て部を
延設したものであり、洗濯物が回りすぎて水面がすり鉢
上に盛り上がっても、浮き子により洗濯水の水位に合わ
せて溢水ホースの先端位置が上下し、洗濯水が無駄に排
水されるのをなくすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0016】(実施例1)図1および図2に示すよう
に、溢水ホース10は、蛇腹部11を有し伸縮自在で、
その先端部より溢水フィルター12の溢水孔(図示せ
ず)より侵入した洗濯槽13内の水を排水するもので、
溢水水位調節部14に設けた洗濯槽13の中心に向かい
傾斜した保持部15に係合し、保持されている。そのた
め、保持された溢水ホース10の先端開口部16は洗濯
槽13の中心に向かい傾斜するようになっている。
に、溢水ホース10は、蛇腹部11を有し伸縮自在で、
その先端部より溢水フィルター12の溢水孔(図示せ
ず)より侵入した洗濯槽13内の水を排水するもので、
溢水水位調節部14に設けた洗濯槽13の中心に向かい
傾斜した保持部15に係合し、保持されている。そのた
め、保持された溢水ホース10の先端開口部16は洗濯
槽13の中心に向かい傾斜するようになっている。
【0017】溢水水位調節部14は、爪部17を設け、
この爪部17を溢水フィルター12に設けた係合部18
と係合させるとともに、水位調整つまみ19を上下に動
かすことで、爪部17を係合部18上を摺動させながら
溢水水位調節部14を上下動自在に移動可能な構成とし
ている。
この爪部17を溢水フィルター12に設けた係合部18
と係合させるとともに、水位調整つまみ19を上下に動
かすことで、爪部17を係合部18上を摺動させながら
溢水水位調節部14を上下動自在に移動可能な構成とし
ている。
【0018】上記構成において作用を説明すると、保持
部15を洗濯槽13の中心に向かって傾斜させているた
め、溢水ホース10を保持部15に保持すると、溢水ホ
ース10の先端開口部16は保持部15と同様に洗濯槽
13の中心に向かって傾斜する。そのため、洗濯物の容
量が設定水位に比べ少なかったり、シーツ等の大物を洗
濯した場合等のように、洗濯物が回転し過ぎて洗濯水位
がすり鉢状になっても、溢水ホース10の先端開口部1
6が斜めになっており、すり鉢状の水位面に合致してい
るため、無駄な水が排水されることはない。
部15を洗濯槽13の中心に向かって傾斜させているた
め、溢水ホース10を保持部15に保持すると、溢水ホ
ース10の先端開口部16は保持部15と同様に洗濯槽
13の中心に向かって傾斜する。そのため、洗濯物の容
量が設定水位に比べ少なかったり、シーツ等の大物を洗
濯した場合等のように、洗濯物が回転し過ぎて洗濯水位
がすり鉢状になっても、溢水ホース10の先端開口部1
6が斜めになっており、すり鉢状の水位面に合致してい
るため、無駄な水が排水されることはない。
【0019】つまり、先端開口部16が水平の場合は、
二点鎖線aの水位より上昇すると全ての水は排出される
が、先端開口部16を傾斜させることにより、二点鎖線
bのようなすり鉢状の水位上昇があっても、二点鎖線
a、b間の水は、溢水ホース10の傾斜面で排出を防ぐ
ことができる。また、溢水水位調節部14の保持部15
に保持させるだけという簡単な構成で無駄水を防止する
ことができる。
二点鎖線aの水位より上昇すると全ての水は排出される
が、先端開口部16を傾斜させることにより、二点鎖線
bのようなすり鉢状の水位上昇があっても、二点鎖線
a、b間の水は、溢水ホース10の傾斜面で排出を防ぐ
ことができる。また、溢水水位調節部14の保持部15
に保持させるだけという簡単な構成で無駄水を防止する
ことができる。
【0020】(実施例2)図3および図4に示すよう
に、溢水ホース20は、蛇腹部21を有し伸縮自在で、
その先端部より溢水フィルター22の溢水孔(図示せ
ず)より侵入した洗濯槽23内の水を排水するもので、
溢水水位調節部24に設けた保持部25に係合し、保持
されている。保持部25は略円筒状に構成し、上部の外
周壁を洗濯槽23の中心に向かい傾斜させ、下部に溢水
ホース20を係合する係合部26を設けている。
に、溢水ホース20は、蛇腹部21を有し伸縮自在で、
その先端部より溢水フィルター22の溢水孔(図示せ
ず)より侵入した洗濯槽23内の水を排水するもので、
溢水水位調節部24に設けた保持部25に係合し、保持
されている。保持部25は略円筒状に構成し、上部の外
周壁を洗濯槽23の中心に向かい傾斜させ、下部に溢水
ホース20を係合する係合部26を設けている。
【0021】溢水水位調節部24は、爪部27を設け、
この爪部27を溢水フィルター22に設けた係合部28
と係合させるとともに、水位調整つまみ29を上下に動
かすことで、爪部27を係合部28上を摺動させながら
溢水水位調節部24を上下動自在に移動可能な構成とし
ている。
この爪部27を溢水フィルター22に設けた係合部28
と係合させるとともに、水位調整つまみ29を上下に動
かすことで、爪部27を係合部28上を摺動させながら
溢水水位調節部24を上下動自在に移動可能な構成とし
ている。
【0022】上記構成において作用を説明すると、溢水
水位調節部24の保持部25を上部の外周壁が洗濯槽中
心に向かい傾斜し、下部には溢水ホース20と係合する
係合部26を有する略円筒状に構成しており、洗濯物が
回転し過ぎにより二点鎖線dのようなすり鉢状の水位面
になっても、溢水水位調節部24の保持部25の上部の
外周壁が洗濯槽中心に向かい傾斜しており、すり鉢状の
水位面に合致しているため、二点鎖線dと水平水面cと
の水には、保持部25の傾斜した外周壁で排出を防ぐこ
とができ、効率的な洗濯を実現できる。
水位調節部24の保持部25を上部の外周壁が洗濯槽中
心に向かい傾斜し、下部には溢水ホース20と係合する
係合部26を有する略円筒状に構成しており、洗濯物が
回転し過ぎにより二点鎖線dのようなすり鉢状の水位面
になっても、溢水水位調節部24の保持部25の上部の
外周壁が洗濯槽中心に向かい傾斜しており、すり鉢状の
水位面に合致しているため、二点鎖線dと水平水面cと
の水には、保持部25の傾斜した外周壁で排出を防ぐこ
とができ、効率的な洗濯を実現できる。
【0023】(実施例3)図5および図6に示すよう
に、溢水ホース30は、蛇腹部31を有し伸縮自在で、
その先端部より溢水フィルター32の溢水孔(図示せ
ず)より侵入した洗濯槽33内の水を排水するもので、
洗濯槽33に形成した溝部34に上下動自在に挿嵌した
リブ35を有する浮き子36の保持部37に係合し、保
持されている。溢水フィルター32には浮き子36の上
昇を抑制する当て部38を形成した溢水水位調節部39
を装着している。
に、溢水ホース30は、蛇腹部31を有し伸縮自在で、
その先端部より溢水フィルター32の溢水孔(図示せ
ず)より侵入した洗濯槽33内の水を排水するもので、
洗濯槽33に形成した溝部34に上下動自在に挿嵌した
リブ35を有する浮き子36の保持部37に係合し、保
持されている。溢水フィルター32には浮き子36の上
昇を抑制する当て部38を形成した溢水水位調節部39
を装着している。
【0024】溢水水位調節部39は、爪部40を設け、
この爪部40を溢水フィルター32に設けた係合部41
と係合させるとともに、水位調整つまみ42を上下に動
かすことで、爪部40を係合部41上を摺動させながら
溢水水位調節部39を上下動自在に移動可能な構成とし
ている。
この爪部40を溢水フィルター32に設けた係合部41
と係合させるとともに、水位調整つまみ42を上下に動
かすことで、爪部40を係合部41上を摺動させながら
溢水水位調節部39を上下動自在に移動可能な構成とし
ている。
【0025】上記構成において作用を説明すると、溢水
ホース30は、蛇腹部31を有し伸縮自在で、洗濯槽3
3に形成した溝部34に上下動自在に装着した浮き子3
6の保持部37に保持されているため、水位の上下動に
応じて浮き子36は溝部34に沿って上下動し、この浮
き子36の上下動により溢水ホース30の先端部は上下
動する。
ホース30は、蛇腹部31を有し伸縮自在で、洗濯槽3
3に形成した溝部34に上下動自在に装着した浮き子3
6の保持部37に保持されているため、水位の上下動に
応じて浮き子36は溝部34に沿って上下動し、この浮
き子36の上下動により溢水ホース30の先端部は上下
動する。
【0026】溢水フィルター32には浮き子36の上昇
を抑制する当て部38を形成した溢水水位調節部39を
装着しており、洗濯物が容量や種類により回転し過ぎた
場合は、洗濯槽33内の水位面は二点鎖線eのようにな
る。したがって、浮き子36は水位面に応じて上昇し、
溢水ホース30を上へ押し上げ、洗濯槽33内の水の排
出を防止することができる。
を抑制する当て部38を形成した溢水水位調節部39を
装着しており、洗濯物が容量や種類により回転し過ぎた
場合は、洗濯槽33内の水位面は二点鎖線eのようにな
る。したがって、浮き子36は水位面に応じて上昇し、
溢水ホース30を上へ押し上げ、洗濯槽33内の水の排
出を防止することができる。
【0027】なお、給水しながらすすぐ溢水すすぎ時に
おいては、浮き子36は水位面に同期して上下動する
が、溢水水位調節部39に形成した当て部38により適
正水位にて上昇は規制され、溢水ホース30よりすすぎ
水を排出し、効率なすすぎができる。
おいては、浮き子36は水位面に同期して上下動する
が、溢水水位調節部39に形成した当て部38により適
正水位にて上昇は規制され、溢水ホース30よりすすぎ
水を排出し、効率なすすぎができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィ
ルターを通して排水する溢水ホースと、この溢水ホース
を保持し前記溢水フィルターに上下動自在に装着した溢
水水位調節部とを備え、前記溢水水位調節部に前記溢水
ホースの先端部を保持する保持部を設け、前記保持部を
洗濯槽の中心に向かい傾斜させ、保持した溢水ホースの
先端開口部を洗濯槽の中心に向かい傾斜するようにした
から、洗濯物が回りすぎて水面がすり鉢上に盛り上がっ
ても、溢水ホースの先端開口部が洗濯槽の中心に向かい
傾斜しているため、溢水ホースの先端開口部がすり鉢状
の水面に合致し、洗濯水が無駄に排水されるのをなくす
ることができる。
発明によれば、洗濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィ
ルターを通して排水する溢水ホースと、この溢水ホース
を保持し前記溢水フィルターに上下動自在に装着した溢
水水位調節部とを備え、前記溢水水位調節部に前記溢水
ホースの先端部を保持する保持部を設け、前記保持部を
洗濯槽の中心に向かい傾斜させ、保持した溢水ホースの
先端開口部を洗濯槽の中心に向かい傾斜するようにした
から、洗濯物が回りすぎて水面がすり鉢上に盛り上がっ
ても、溢水ホースの先端開口部が洗濯槽の中心に向かい
傾斜しているため、溢水ホースの先端開口部がすり鉢状
の水面に合致し、洗濯水が無駄に排水されるのをなくす
ることができる。
【0029】また、請求項2に記載の発明によれば、洗
濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィルターを通して排
水する溢水ホースと、この溢水ホースを保持し前記溢水
フィルターに上下動自在に装着した溢水水位調節部とを
備え、前記溢水水位調節部に前記溢水ホースの先端部を
保持する略円筒状の保持部を設け、前記保持部の上部の
外周壁を洗濯槽の中心に向かい傾斜するようにしたか
ら、洗濯物が回りすぎて水面がすり鉢上に盛り上がって
も、溢水水位調節部に設けた略円筒状の保持部の上部の
外周壁がすり鉢状になった水面に合致し、洗濯水が無駄
に排水されるのをなくすることができる。
濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィルターを通して排
水する溢水ホースと、この溢水ホースを保持し前記溢水
フィルターに上下動自在に装着した溢水水位調節部とを
備え、前記溢水水位調節部に前記溢水ホースの先端部を
保持する略円筒状の保持部を設け、前記保持部の上部の
外周壁を洗濯槽の中心に向かい傾斜するようにしたか
ら、洗濯物が回りすぎて水面がすり鉢上に盛り上がって
も、溢水水位調節部に設けた略円筒状の保持部の上部の
外周壁がすり鉢状になった水面に合致し、洗濯水が無駄
に排水されるのをなくすることができる。
【0030】また、請求項3に記載の発明によれば、洗
濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィルターを通して排
水する溢水ホースと、この溢水ホースを保持し洗濯槽に
形成した溝部に移動自在に装着した浮き子と、前記溢水
フィルターに上下動自在に装着した溢水水位調節部とを
備え、前記浮き子を前記溝部に沿って水位に応じて上下
動自在とし、前記溢水水位調節部の上端部に溢水ホース
側に当て部を延設したから、洗濯物が回りすぎて水面が
すり鉢上に盛り上がっても、浮き子により洗濯水の水位
に合わせて溢水ホースの先端位置が上下し、洗濯水が無
駄に排水されるのをなくすることができる。
濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィルターを通して排
水する溢水ホースと、この溢水ホースを保持し洗濯槽に
形成した溝部に移動自在に装着した浮き子と、前記溢水
フィルターに上下動自在に装着した溢水水位調節部とを
備え、前記浮き子を前記溝部に沿って水位に応じて上下
動自在とし、前記溢水水位調節部の上端部に溢水ホース
側に当て部を延設したから、洗濯物が回りすぎて水面が
すり鉢上に盛り上がっても、浮き子により洗濯水の水位
に合わせて溢水ホースの先端位置が上下し、洗濯水が無
駄に排水されるのをなくすることができる。
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の溢水装置の断
面図
面図
【図2】同洗濯機の溢水装置の一部切欠した分解斜視図
【図3】本発明の第2の実施例の洗濯機の溢水装置の断
面図
面図
【図4】同洗濯機の溢水装置の一部切欠した分解斜視図
【図5】本発明の第3の実施例の洗濯機の溢水装置の断
面図
面図
【図6】同洗濯機の溢水装置の一部切欠した分解斜視図
【図7】従来の洗濯機の溢水装置の断面図
【図8】同洗濯機の溢水装置の一部切欠した分解斜視図
【図9】同洗濯機の溢水装置の洗濯時の断面図
10 溢水ホース 12 溢水フィルター 13 洗濯槽 14 溢水水位調節部 15 保持部 16 先端開口部
Claims (3)
- 【請求項1】 洗濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィ
ルターを通して排水する溢水ホースと、この溢水ホース
を保持し前記溢水フィルターに上下動自在に装着した溢
水水位調節部とを備え、前記溢水水位調節部に前記溢水
ホースの先端部を保持する保持部を設け、前記保持部を
洗濯槽の中心に向かい傾斜させ、保持した溢水ホースの
先端開口部を洗濯槽の中心に向かい傾斜するようにした
洗濯機の溢水装置。 - 【請求項2】 洗濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィ
ルターを通して排水する溢水ホースと、この溢水ホース
を保持し前記溢水フィルターに上下動自在に装着した溢
水水位調節部とを備え、前記溢水水位調節部に前記溢水
ホースの先端部を保持する略円筒状の保持部を設け、前
記保持部の上部の外周壁を洗濯槽の中心に向かい傾斜す
るようにした洗濯機の溢水装置。 - 【請求項3】 洗濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィ
ルターを通して排水する溢水ホースと、この溢水ホース
を保持し洗濯槽に形成した溝部に移動自在に装着した浮
き子と、前記溢水フィルターに上下動自在に装着した溢
水水位調節部とを備え、前記浮き子を前記溝部に沿って
水位に応じて上下動自在とし、前記溢水水位調節部の上
端部に溢水ホース側に当て部を延設した洗濯機の溢水装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9098813A JPH10286396A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 洗濯機の溢水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9098813A JPH10286396A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 洗濯機の溢水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10286396A true JPH10286396A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14229776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9098813A Pending JPH10286396A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 洗濯機の溢水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10286396A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100749768B1 (ko) | 2006-05-03 | 2007-08-17 | 삼성전자주식회사 | 드럼세탁기 |
JP2012179267A (ja) * | 2011-03-02 | 2012-09-20 | Panasonic Corp | ドラム式洗濯機 |
CN113737474A (zh) * | 2021-09-22 | 2021-12-03 | 合肥美的洗衣机有限公司 | 一种筒部装及洗涤设备 |
-
1997
- 1997-04-16 JP JP9098813A patent/JPH10286396A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100749768B1 (ko) | 2006-05-03 | 2007-08-17 | 삼성전자주식회사 | 드럼세탁기 |
JP2012179267A (ja) * | 2011-03-02 | 2012-09-20 | Panasonic Corp | ドラム式洗濯機 |
CN113737474A (zh) * | 2021-09-22 | 2021-12-03 | 合肥美的洗衣机有限公司 | 一种筒部装及洗涤设备 |
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