JPH10286139A - リクライニング装置 - Google Patents

リクライニング装置

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JPH10286139A
JPH10286139A JP9358862A JP35886297A JPH10286139A JP H10286139 A JPH10286139 A JP H10286139A JP 9358862 A JP9358862 A JP 9358862A JP 35886297 A JP35886297 A JP 35886297A JP H10286139 A JPH10286139 A JP H10286139A
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正昭 野々宮
Hideaki Kidokoro
英明 城所
Akira Sasaki
顕 佐々木
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    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/22Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
    • B60N2/235Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms
    • B60N2/2356Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with internal pawls
    • B60N2/236Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with internal pawls linearly movable

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラッチ部材やカム部材の薄形化が可能でかつ
ラッチ部材と内歯との噛合い部の強度を高めることがで
きるようなリクライニング装置を提供する。 【解決手段】 ベースプレート15に、ガイド凸部3
6,37と補助凸部38が形成されている。回動アーム
16に形成されたオフセット加工部60の端に内歯61
が設けられている。内歯61にラッチ部材19の外歯8
0が噛み合う。ガイド凸部36,37と補助凸部38は
オフセット加工部60の内側に入り込んでいる。ガイド
凸部36,37間に、ラッチ部材19がスライド自在に
保持されている。ラッチ部材19は、操作レバー18と
一体に回動するカム部材20によって内歯61との噛合
いを外す方向に移動させることができる。補助凸部38
はラッチ部材19の孔83に挿入される。ラッチ部材1
9とカム部材20の板厚は、オフセット加工部60のオ
フセット量とほぼ同等である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用座
席の背もたれの傾斜角度を可変設定するのに適したリク
ライニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リクライニング装置は種々の形式のもの
があり、例えば特公平3−52965号公報に記載され
ているヒンジ装置のように、固定側のプレートに内歯を
設けるとともに、可動側のプレートにラッチ部材を設
け、ラッチ部材を前記内歯に噛合わせることによってロ
ックするようにしたものが知られている。この先行技術
の場合、軸とは別の位置に操作レバーを枢着し、この操
作レバーの動きをリンクを介してカムに伝達し、このカ
ムによってラッチ部材を動かすようにしている。
【0003】前記先行技術(特公平3−52965号公
報)のように、操作レバーの回転中心と軸の中心がずれ
ていると、操作レバーの動きをリンク等の中間部材を介
してカムに伝達せざるをえないため、操作レバーからラ
ッチ部材への力の伝達経路に荷重の損失やストローク損
失が多い。
【0004】そこで、操作レバーを操作した時の力を無
駄なくカム部材に伝達できるようにするために、図12
に示すような内歯式のリクライニング装置100が提案
された。このリクライニング装置100は、ベースプレ
ート101と、ベースプレート101に固定される軸1
02を中心として回転自在な操作レバー103と、前記
軸102によって回転自在に支持されかつ内歯104を
有する回動アーム105と、ベースプレート101と回
動アーム105との間に収容されかつベースプレート1
01に形成された溝110に沿って移動自在なラッチ部
材111と、ベースプレート101に形成された凹部1
12に収容されかつ軸102まわりに回転自在なカム部
材113と、操作レバー103の回転運動をカム部材1
13に伝える連結部材114などを備えている。
【0005】前記リクライニング装置100は、図13
に示すように操作レバー103が下がっている状態のと
き、カム部材113によってラッチ部材111の歯部1
11aが内歯104に押付けられており、内歯104と
歯部111aが噛合うことにより、回動アーム105が
ベースプレート101に固定される。つまり背もたれが
固定された状態(ロック状態)となる。そして操作レバ
ー103を引上げる方向に操作すると、操作レバー10
3が軸102を中心として回転するとともに、カム部材
113が軸102まわりに回転することにより、カム部
材113がラッチ部材111を内歯104から外す方向
に変位する。このためラッチ部材111による回動アー
ム105の拘束が解かれ、ベースプレート101に対し
回動アーム105が回動できる状態(ロック解除)にな
る。
【0006】前記リクライニング装置100は座席の一
方側に設けられているが、いわゆる両側ロックリクライ
ナーの場合は座席の他方側に前記リクライニング装置1
00と対応した構造の第2のリクライニング装置10
0′が配置され、これら一対のリクライニング装置10
0,100′のカム部材113(一方のみ図示する)を
互いに連結ロッド117を介して連動させる構成として
いる。
【0007】従来の内歯式リクライニング装置100
は、図14に示されるようにベースプレート101の一
部をプレスによって図示左側に打ち出すことにより、ラ
ッチ部材111の左半分を収容するための溝110とカ
ム部材113の左半分を収容するための凹部112など
のオフセット部を設けている。一方、回動アーム105
の一部を図示右側に打ち出すことにより、ラッチ部材1
11の右半分とカム部材113の右半分を収容するため
の凹部120を形成するとともに、凹部120の端に内
歯104を形成している。ラッチ部材111はファイン
ブランキング加工によって素材から打抜かれるため、歯
部111aはラッチ部材111の厚み方向の全幅にわた
っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
[課題1]前記ラッチ部材111とカム部材113をベ
ースプレート101と回動アーム105との間に収容す
る場合、各部材111,113の厚み方向の「がた」を
少なくするにはラッチ部材111の厚みT1 とカム部材
113の厚みT2 を、それぞれ溝110の内面と凹部1
20の内面との間の距離T3 に近い寸法にする必要があ
る。このため、内歯104とラッチ部材111の歯部1
11aとの噛合い部においては、歯部111aのギヤ幅
の半分程度しか噛合っていないことになる。換言する
と、ラッチ部材111とカム部材113の約半分の厚み
が無駄な肉厚であり、その分だけリクライニング装置が
厚くなるし、重量も重くなり、材料費も高くつく。
【0009】また、従来の内歯式リクライニング装置1
00は、ベースプレート101の溝110や凹部112
等のプレス加工部の形状が大きくしかも複雑なため、ベ
ースプレート101はファインブランキング加工を用い
ないと成形不可能であり、通常のプレスに比較して高価
な金型を必要とし、コスト的に不利であった。また、ラ
ッチ部材111の板厚が厚いと、小モジュールの歯部1
11aを打抜くことができないという成形上の問題も発
生した。
【0010】さらに車両の衝突時等において内歯104
とラッチ部材111との噛合い部にトルクQ(図13に
示す)が入力された時に、噛合い部Aに荷重が集中する
ことにより、噛合い部Aが強度的な弱点になる可能性が
あるという問題もあった。
【0011】従って本発明の第1の目的は、ラッチ部材
やカム部材の薄形化が可能であり、ベースプレートのプ
レス加工部を小形で単純な形状にすることができ、か
つ、ラッチ部材と内歯との噛合い部の強度を高めること
ができるような内歯式のリクライニング装置を提供する
ことにある。
【0012】[課題2]衝突により乗員の慣性力がシー
トバック(背もたれ)に加わると、このリクライニング
装置100には、前記トルクQ以外に、シート内側方向
のねじれ荷重が発生し、このねじれ荷重はベースプレー
ト101とアーム105を剥離させる方向に加わること
になる。ベースプレート101とアーム105とが離れ
ると、内歯104とラッチ部材111との噛合いが浅く
なり、噛合い部の強度が低下してしまう。
【0013】このため従来は、図15に示すようにベー
スプレート101とアーム105の剥離を防止するため
にブラケット130を設けていた。しかしながらこのよ
うなブラケット130を付加した場合、リクライニング
装置100の部品数が増えるとともに重量も増すといっ
た問題が生じた。従って本発明の第2の目的は、部品数
や重量を増加させることなくベースプレートとアームの
剥離を防止できるようなリクライニング装置を提供する
ことにある。
【0014】[課題3]図16に示す従来のリクライニ
ング装置100において、ラッチ部材111を収容する
溝110は、ラッチ部材111の摺動を案内する平行な
二面110a,110bを有している。ラッチ部材11
1はこの平行な二面110a,110bに沿って摺動す
るが、ラッチ部材111が円滑に摺動できるようにする
には、二面110a,110bとラッチ部材111との
間にクリアランス(隙間)Gが必要である。このクリア
ランスGは二面110a,110b間の距離ω1 とラッ
チ部材111の幅ω2 との差に相当し、ラッチ部材11
1やベースプレート101の寸法公差等を考慮すると、
クリアランスGをかなり大きくとる必要があった。しか
しながらこのようなクリアランスGが存在すると、ベー
スプレート101とラッチ部材111との間に「がた」
が発生し、シートバックが「がたつく」原因となること
がわかった。従って本発明の第3の目的は、ラッチ部材
が円滑に摺動できるとともにベースプレートとラッチ部
材との間の「がた」をなくすことができるようなリクラ
イニング装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の目的を果たすため
の本発明のリクライニング装置は、請求項1に記載した
ように、板厚方向に打ち出された第1のガイド凸部およ
び第2のガイド凸部を有するベースプレートと、前記ベ
ースプレートに設けられた水平方向の軸と、前記ベース
プレートに隣接して設けられかつ前記軸を中心に回転可
能でかつ板厚方向に打ち出されたオフセット加工部を有
しこのオフセット加工部の端に内歯が形成された回動ア
ームと、前記ベースプレートと前記回動アームのオフセ
ット加工部の内面との間に収容されかつ前記第1のガイ
ド凸部および第2のガイド凸部のガイド壁に沿って前記
内歯に噛合うロック位置と内歯から外れるロック解除位
置とにわたって移動自在なラッチ部材と、前記ベースプ
レートと前記回動アームのオフセット加工部の内面との
間に収容されかつ前記ラッチ部材を前記ロック位置とロ
ック解除位置とにわたって駆動することの可能な形状の
カム部材と、前記カム部材を回動させる操作レバーとを
具備している。
【0016】前記リクライニング装置がロック状態にあ
る時、カム部材によってラッチ部材が回動アームの内歯
に押付けられており、内歯とラッチ部材との噛合いによ
って回動アームがベースプレートに固定される。つまり
背もたれが固定された状態となる。そして操作レバーを
ロック解除方向に操作すると、操作レバーの回転力がカ
ム部材に伝わるとともに、カム部材が回転することによ
り、ラッチ部材が内歯から外れる方向に移動する。この
ためベースプレートに対して回動アームが回動できる状
態になる。前記ラッチ部材は第1および第2のガイド凸
部間に挟まれた状態で各ガイド壁に沿って移動する。
【0017】請求項2に記載したように、ラッチ部材と
カム部材の板厚をそれぞれ前記回動アームのオフセット
加工部のオフセット量とほぼ同等とし、オフセット加工
部の内側にラッチ部材とカム部材を収容するとよい。
【0018】請求項3に記載したように、衝突時に回動
アームに入力される荷重を分散させてベースプレートに
支持できるようにするために、ベースプレートの前記第
1および第2のガイド凸部の間に補助凸部を形成し、こ
の補助凸部をラッチ部材に形成した孔の内側面に接触さ
せるとよい。
【0019】請求項4に記載したように、前記ガイド凸
部と前記補助凸部を回動アームのオフセット加工部の方
向に打ち出し、これらの凸部をオフセット加工部の内側
に入り込ませることにより、薄形化に寄与できる。また
請求項5に記載したように、ガイド凸部の強度を高める
ために、ガイド凸部に幅広部を設けるとよい。
【0020】第2の目的を果たすための本発明のリクラ
イニング装置は、請求項6に記載したように、前記ベー
スプレートの下部に前記回動アームの内歯近傍を通るピ
ンを設け、このピンを前記操作レバーに形成した孔に挿
通させるとともに、前記ピンの前記孔から外側に突出す
る部位に、前記孔よりも外形の大きい鍔部を設けたもの
である。ピンの一例は、前記操作レバーの復帰用引っ張
りばねを係止するためのピンである。
【0021】さらに第3の目的を果たすための本発明の
リクライニング装置は、請求項7に記載したように、ラ
ッチ部材はその両側に互いにほぼ平行な第1の側面部お
よび第2の側面部を有し、前記第1の側面部と対向する
第1のガイド凸部に、ラッチ部材の移動方向に対して傾
斜した第1のガイド壁を形成し、前記第2の側面部と対
向する第2のガイド凸部には、ラッチ部材の移動方向に
沿う第2のガイド壁と、この第2のガイド壁の下方に連
なりかつ前記第1のガイド壁と同方向に傾斜する傾斜壁
とを形成している。
【0022】このように傾斜した第1のガイド壁を設け
た場合、前後一対のガイド凸部間の距離とラッチ部材の
幅に応じてラッチ部材がある程度傾くとともに、ラッチ
部材が第1のガイド凸部と第2のガイド凸部との双方に
接した状態で、内歯とラッチ部材が噛み合うようにな
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の第1の実施形態に
ついて図1から図5を参照して説明する。
【0024】図1に示すリクライニング装置10は、自
動車等の車両の座席の座部フレームに固定されるベース
プレート15と、座席の背もたれフレームに固定されか
つベースプレート15に隣接して設けられた回動アーム
16と、ベースプレート15に固定される軸17と、軸
17により回転自在に支持される操作レバー18と、ラ
ッチ部材19と、カム部材20などを備えている。ベー
スプレート15にはピン23等によってサブプレート2
4が固定され、ベースプレート15とサブプレート24
との間に回動アーム16が挟み込まれた格好になってい
る。
【0025】軸17は、スリット27が設けられた円柱
状の端部28と、止め輪取付溝29と、非円形断面の部
分30と、円柱状の中間胴部31と、端末部32などを
備えている。
【0026】ベースプレート15には、プレスによって
図1において右側に凸となるように打ち出されたプレス
加工部35が形成されている。このプレス加工部35
は、回動アーム16と向かい合う面が凸の形状をなし、
上下方向に沿う直線状のガイド壁36a,37aを有す
る一対のガイド凸部36,37と、これらガイド凸部3
6,37間に位置する円形の補助凸部38とからなる。
【0027】図4に示されるように第1のガイド凸部3
6は下方に向かって幅が広がるような末広がり形状であ
る。つまり第1のガイド凸部36の下端側に幅W1 の幅
広部36bが設けられている。第2のガイド凸部37も
下方に向かって幅が広がるような末広がり形状である。
すなわち第2のガイド凸部37の下端側に幅W2 の幅広
部37bが設けられている。このように末広がり形状の
幅広部36b,37bをガイド凸部36,37に設けた
ことで、上下方向にストレートな形状のガイド凸部3
6′,37′(幅がW3 ,W4 のもの)に比較して、車
両の衝突時にラッチ部材19に入力する荷重(矢印P3
あるいはP4 方向の荷重)に対する強度が大幅に向上す
ることになった。
【0028】ベースプレート15の上部に非円形の軸取
付孔40が形成されている。この軸取付孔40に軸17
の非円形断面の部分30が嵌合した状態で固定される。
軸取付孔40の周りには、この孔40を中心とする円弧
状の長孔41が形成されている。
【0029】ピン23の端部にばね係止部45が設けら
れており、このばね係止部45に引っ張りばね46の一
端47が係止されるようになっている。引っ張りばね4
6の他端48は操作レバー18に係止されており、この
ばね46の弾力によって、操作レバー18が図2に示す
ロック位置の方向に付勢される。
【0030】操作レバー18は軸17を中心に回転自在
である。すなわち操作レバー18の基部に円形の孔50
が設けられており、この孔50に軸17の端部28を挿
入した状態で、Eリング等の止め輪51を止め輪取付溝
29に装着することにより、操作レバー18が軸17か
ら抜けないようになっている。操作レバー18の基部に
形成された孔52に連結ピン53を挿通されている。こ
の連結ピン53は、ベースプレート15の円弧状の長孔
41に挿入される。
【0031】回動アーム16にオフセット加工部60が
設けられている。このオフセット加工部60は、ファイ
ンブランキング加工によって、図1において右側に凸と
なるように打ち出されている。すなわちこのオフセット
加工部60は、ベースプレート15と向かい合う面が凹
んだ形状をなしている。オフセット加工部60の端に内
歯61が形成されている。この内歯61は、軸受孔62
を中心とする円弧に沿って形成されている。軸受孔62
は円形であり、この軸受孔62に軸17の中間胴部31
が相対回転自在に挿入される。また、軸受孔62の周り
に、軸受孔62を中心とする円弧状の長孔63が設けら
れている。
【0032】回動アーム16の上部にばね掛け部を兼ね
た係止部材65が設けられている。この係止部材65
に、渦巻きばね66の外端67が係止されている。渦巻
きばね66の内端68は軸17のスリット27に嵌合さ
れており、渦巻きばね66の反発荷重により、回動アー
ム16が図2において反時計回り(背もたれを起こす方
向)に付勢されるようになっている。
【0033】前記係止部材65は、回動アーム16が前
側に所定角度まで回動した時にベースプレート15の第
1のストッパ壁72に当接し、回動アーム16が後側に
所定角度まで倒れた時に第2のストッパ壁73に当接す
ることによって、回動アーム16の回動範囲を規制する
機能も兼ねている。
【0034】ベースプレート15と回動アーム16との
間、すなわち回動アーム16のオフセット加工部60の
内側の空間部分に、ラッチ部材19とカム部材20が収
容されている。ラッチ部材19とカム部材20の各々の
板厚は、回動アーム16の内歯61のギヤ幅すなわちオ
フセット加工部60のオフセット量S(図3に示す)と
ほぼ等しい寸法となっている。ラッチ部材19とカム部
材20はいずれもファインブランキング加工によって成
形される。
【0035】ラッチ部材19は、前記ガイド壁36a,
37aに沿う互いにほぼ平行な直線状の側面部75,7
6を有しており、ガイド壁36a,37aに沿ってラッ
チ部材19が上下方向に移動できるようになっている。
ラッチ部材19の下部には、内歯61に係脱可能な外歯
80が設けられており、外歯80の厚み方向の全幅が内
歯61に噛み合っている。ラッチ部材19の上部側には
フック部81と、傾斜した形状のカム受け面82が設け
られている。
【0036】ラッチ部材19に上下方向に沿う長孔83
が形成されている。この長孔83にベースプレート15
の補助凸部38が挿入される。図4に示されるように、
補助凸部38は、その一側面38aすなわち車両の衝突
時に荷重が入力する側において長孔83の内側面に接触
できるような位置に形成されている。
【0037】カム部材20の中心部に貫通孔86が設け
られている。この貫通孔86には、軸17の中間胴部3
1が挿入される。カム部材20の端部に形成された孔8
7に連結ピン53が挿入される。この連結ピン53は、
回動アーム16の円弧状の長孔63を貫通して回動アー
ム16の外側に突出する。そして連結ピン53の先端部
に連結ロッド92の端末部品93が接続されるようにな
っている。連結ロッド92の一端95は軸17の端末部
32によって回動自在に支持される。
【0038】図2および図5等に示すように、カム部材
20には、ラッチ部材19のフック部81に引っ掛かる
ことのできる形状の係止部98と、カム受け面82に接
触することのできる形状のカム面99が設けられてい
る。カム面99は、カム部材20が図2に示すロック位
置にある時に、ラッチ部材19のカム受け面82に接し
ながらラッチ部材19を矢印P1 方向に押すことによ
り、外歯80を内歯61に押付けるようになっている。
【0039】カム部材20の係止部98は、カム部材2
0が図5に示されるロック解除位置まで回動した時、ラ
ッチ部材19のフック部81を引っ掛けながら時計回り
方向に回動することにより、ラッチ部材19を矢印P2
方向に引き上げることのできる形状となっている。
【0040】次に、前記構成のリクライニング装置10
の作用について説明する。図2に示すロック状態では、
カム部材20によってラッチ部材19が内歯61に向っ
て押付けられており、内歯61と外歯80が互いに噛合
うことにより、回動アーム16がベースプレート15に
固定されている。つまり、背もたれが固定された状態と
なる。
【0041】操作レバー18を手で引上げる方向に回動
操作すると、操作レバー18の回転力が連結ピン53を
介してカム部材20に伝わり、カム部材20の係止部9
8がラッチ部材19のフック部81を引上げる方向に移
動するため、図5に示すようにラッチ部材19が矢印P
2 の方向に移動して、内歯61と外歯80の噛合いが外
れる。このためラッチ部材19による回動アーム16の
拘束が解かれ、ベースプレート15に対し回動アーム1
6が軸17を中心に回動できる状態になる。
【0042】前記リクライニング装置10は座席の一方
側に設けられているが、いわゆる両側ロックリクライナ
ーの場合には、座席の他方側に前記リクライニング装置
10と対応した構造の第2のリクライニング装置(図示
せず)が配置され、これらリクライニング装置10のカ
ム部材20(一方のみ図示する)を互いに連結ロッド9
2を介して連動させる構成とする。つまり連結ロッド9
2の他端96が第2のリクライニング装置に接続され
る。その場合には、操作レバー18をロック解除方向に
操作した時の回転力が一方のリクライニング装置10の
カム部材20に伝わるとともに、その回転運動が連結ロ
ッド92を介して第2のリクライニング装置のカム部材
(図示せず)にも伝わることにより、第2のリクライニ
ング装置のラッチ部材が内歯から外れる。
【0043】前記のロック解除状態で背もたれの傾斜角
度を調整したのち、操作レバー18の操作力を解除すれ
ば、操作レバー18が引っ張りばね46の弾力により、
図2に示す位置に戻るとともに、操作レバー18に連動
してカム部材20がロック位置に戻ることにより、ラッ
チ部材19の外歯80が回動アーム16の内歯61と噛
合って回動アーム16が固定される。
【0044】次に、図6から図8に示す本発明の第2の
実施形態について説明する。なお、第2の実施形態の基
本的な構成と作用は前記第1の実施形態と同様であるか
ら、両者に共通する部位に共通符号を付して説明は省略
し、異なる部位について以下に説明する。
【0045】図6に示すように、ベースプレート15の
下部に設けるピン23に鍔部200が形成されている。
ピン23は、前記第1の実施形態で述べたようにばね4
6の一端47を支持するものであり、このピン23は回
動アーム16の内歯61の近傍を通っている。操作レバ
ー18の幅広部18aにピン23を通す貫通孔201が
形成されている。貫通孔201は、操作レバー18の回
動を妨げないようにするために、軸17を中心とする円
弧状の長孔となっている。
【0046】図7に示すように大形の鍔部200がピン
23と一体に成形されている。この鍔部200は、ピン
23の中間部すなわち孔201から外側に突出する部位
に設けられており、孔201の内径よりも大きな外形を
有している。そして図8に示すように、操作レバー18
とベースプレート15との間に回動アーム16が挟まれ
ている。
【0047】このため、衝突時等において発生するねじ
れ荷重により回動アーム16がベースプレート15から
剥離する方向(図8中の矢印F方向)に動こうとしたと
き、回動アーム16が操作レバー18を押すことになる
ため、ピン23の鍔部200によって操作レバー18の
F方向への移動が抑制される。その結果、回動アーム1
6がベースプレート15から剥離することを回避でき、
内歯61と外歯80との噛み合い部の強度が確保され
る。このピン23は、内歯61と外歯80との噛み合い
部の近傍に設けているので、回動アーム16の剥離を抑
制する上ですこぶる有効なものとなる。
【0048】次に、図9から図11に示す本発明の第3
の実施形態について説明する。この第3の実施形態の基
本的な構成と作用は前記第1の実施形態と同様であるか
ら、両者に共通する部位に共通符号を付して説明は省略
し、異なる部位について以下に説明する。
【0049】図9において、ラッチ部材19はその両側
に互いにほぼ平行な第1の側面部75および第2の側面
部76を有している。また、第1の側面部75と対向す
る第1のガイド凸部36に、ラッチ部材19の移動方向
(図9において矢印Mで示す上下方向)に対して傾斜し
た第1のガイド壁36aが形成されている。すなわち第
1のガイド壁36aは、その下部が上部よりも前方に突
き出るように傾斜した斜面となっており、下端部に円弧
r1 が形成されている。
【0050】第2の側面部76と対向する第2のガイド
凸部37には、ラッチ部材19の移動方向Mに沿う直線
状の第2のガイド壁37aと、この第2のガイド壁37
aの下方に連なりかつ前記第1のガイド壁36aと同方
向に傾斜する傾斜壁37cとが形成されている。
【0051】第1のガイド凸部36と第2のガイド凸部
37との間の距離aは、第1のガイド壁36aの下端部
の円弧r1 の端を通りかつ中心線Cと平行な線分L1
と、第2のガイド壁37aに沿う線分gの延長線L2 と
の間の水平寸法に相当する。この距離aは、ラッチ部材
19の幅b(ラッチ幅)よりも小さい。符号eは、第1
のガイド壁36aに沿う線分を表わしている。傾斜壁3
7cに沿う線分hと前記線分gとが交わる位置に交点f
が存在する。前後一対のガイド凸部36,37間の実質
的な最小距離dは、前記交点fを通る線分eの垂線Tの
長さである。
【0052】この場合、ガイド凸部36,37間の最小
距離dがラッチ幅bよりも大きければ、ラッチ部材19
は前記交点fを支点として前後方向に傾くことができ
る。線分eと線分hのラッチ部材移動方向Mに対する各
々の傾き角は、ラッチ部材19の傾斜角θよりも大きく
している。
【0053】図10は、ガイド凸部36,37間の前記
距離aが公差最大、ラッチ幅bが公差最小で製作された
場合、すなわちガイド凸部36,37とラッチ部材19
との間のクリアランスが最大の場合を示している。これ
に対し図11は、ガイド凸部36,37の距離が公差最
小、ラッチ幅bが公差最大で製作された場合、すなわち
クリアランス最小の場合を示している。
【0054】前記クリアランスが最大のとき、ラッチ部
材19が図10(A)に示すアンロック状態から図10
(B)に示すロック位置に移動すると、ラッチ部材19
は第2のガイド壁37a(線分g)に沿って下がり、第
2のガイド壁37aと円弧面r1 とに接した状態で、内
歯61と外歯80が噛み合うことにより、ロックされ
る。
【0055】前記クリアランスが最小のとき、ラッチ部
材19が図11(A)に示すアンロック状態から図11
(B)に示すロック位置に移動すると、ラッチ部材19
は、初めのうちは第2のガイド壁37a(線分g)に沿
って下がり、その後、ラッチ部材19の第1の側面部7
5の下端の円弧面r2 が第1のガイド壁36a(線分
e)に接するとともに、交点fを支点として、第1のガ
イド壁36aとのなす角度α(図9に示す)が狭まる方
向にラッチ部材19が傾きながら、さらに下方に移動す
る。そしてラッチ部材19が、第1のガイド壁36aの
下端の円弧面r1上の点iと、前記交点fとの双方に接
触した状態で、内歯61と外歯80が噛み合うことによ
り、ロックが成立する。
【0056】このように、クリアランス最大時および最
小時のいずれにおいても、ラッチ部材19は常にガイド
凸部36,37の2点で支持されるようになるため、ガ
タの発生要因であるガイド凸部36,37とラッチ部材
19とのロック時のクリアランスの発生を回避できるも
のである。
【0057】
【発明の効果】請求項1に記載された本発明によれば、
ラッチ部材とカム部材の薄形化が可能となり、軽量化が
図れるとともに、装置全体のコンパクト化が図れ、材料
費も低減する。そしてラッチ部材とカム部材の板厚が従
来に比べて薄くてすむため、小モジュールの外歯なども
ファインブランキング加工によって容易に成形できる。
また、ベースプレートに形成されるプレス加工部は、小
形で単純な形状のガイド凸部や補助凸部ですむため、フ
ァインブランキング加工のようなコストの高い加工が不
要であり、通常のプレスによってベースプレートを所望
形状に成形することができる。
【0058】請求項2に記載したように、ラッチ部材と
カム部材の板厚を回動アームのオフセット加工部のオフ
セット量とほぼ同等にすれば、オフセット加工部に収容
されるラッチ部材の外歯をオフセット加工部の内歯に対
してギヤ幅全体を有効に噛合わせることができ、外歯と
内歯の噛合い部に無駄な肉厚を生じないようにすること
ができる。
【0059】請求項3に記載したように、ベースプレー
トに補助凸部を成形し、この補助凸部をラッチ部材の孔
の内側面に支持させるようにした場合、衝突時に回動ア
ームに入力される荷重に対して強度がさらに向上する。
【0060】請求項4に記載したように、ガイド凸部と
補助凸部を回動アームのオフセット加工部と同じ方向に
打ち出してオフセット加工部の内側に入り込ませること
により、装置全体の薄形化が可能となる。
【0061】請求項5に記載したように、ガイド凸部に
幅広部を形成すれば、衝突時に回動アームに入力される
荷重に対してガイド凸部の強度がさらに向上し、内歯と
ラッチ部材との噛合い部の強度を補うことができる。
【0062】請求項6に記載された本発明によれば、ベ
ースプレートと回動アームとが互いに剥離する方向に移
動することを、ピンに設けた鍔部と操作レバーによって
抑制することができる。このピンとしては、操作レバー
の復帰用ばねを係止するためのピンなどを利用すること
ができ、従来のようにブラケットを付加する必要がない
から、部品点数が増えることがなく、重量の増加も実質
的に無視できる程度に僅かである。
【0063】請求項7に記載された本発明によれば、ベ
ースプレートとラッチ部材などに寸法公差上のガタがあ
っても、ベースプレートとラッチ部材との間のロック時
のクリアランスを解消することができ、シートのがたつ
きを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示すリクライニン
グ装置の分解斜視図。
【図2】 図1に示されたリクライニング装置の一部を
断面で示す正面図。
【図3】 図1に示されたリクライニング装置の一部の
縦断面図。
【図4】 図1に示されたリクライニング装置がロック
状態にある時の同装置の一部の正面図。
【図5】 図1に示されたリクライニング装置がロック
解除状態にある時の同装置の一部を断面で示す正面図。
【図6】 本発明の第2の実施形態を示すリクライニン
グ装置の斜視図。
【図7】 図6に示されたリクライニング装置に使用さ
れるピンの斜視図。
【図8】 図6に示されたリクライニング装置の一部の
縦断面図。
【図9】 本発明の第3の実施形態のリクライニング装
置のラッチ部材等を示す正面図。
【図10】 図9に示されたリクライニング装置におい
てクリアランス最大時のラッチ部材の作動態様を示す正
面図。
【図11】 図9に示されたリクライニング装置におい
てクリアランス最小時のラッチ部材の作動態様を示す正
面図。
【図12】 従来の内歯式リクライニング装置の分解斜
視図。
【図13】 図12に示された従来のリクライニング装
置を一部断面で示す正面図。
【図14】 図12に示された従来のリクライニング装
置の一部の縦断面図。
【図15】 他の従来例を示すリクライニング装置の斜
視図。
【図16】 従来のリクライニング装置のラッチ部材等
を示す正面図。
【符号の説明】
10…リクライニング装置 15…ベースプレート 16…回動アーム 17…軸 18…操作レバー 19…ラッチ部材 20…カム部材 23…ピン 35…プレス加工部 36…第1のガイド凸部 36a…第1のガイド壁 36b…幅広部 37…第2のガイド凸部 37a…第2のガイド壁 37b…幅広部 37c…傾斜壁 38…補助凸部 60…オフセット加工部 61…内歯 80…外歯 200…鍔部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板厚方向に打ち出された第1のガイド凸部
    および第2のガイド凸部を有するベースプレートと、 前記ベースプレートに設けられた水平方向の軸と、 前記ベースプレートに隣接して設けられかつ前記軸を中
    心に回転可能でかつ板厚方向に打ち出されたオフセット
    加工部を有しこのオフセット加工部の端に内歯が形成さ
    れた回動アームと、 前記ベースプレートと前記回動アームのオフセット加工
    部の内面との間に収容されかつ前記ガイド凸部のガイド
    壁に沿って前記内歯に噛合うロック位置と内歯から外れ
    るロック解除位置とにわたって移動自在なラッチ部材
    と、 前記ベースプレートと前記回動アームのオフセット加工
    部の内面との間に収容されかつ前記ラッチ部材を前記ロ
    ック位置とロック解除位置とにわたって駆動することの
    可能な形状のカム部材と、 前記カム部材を回動させる操作レバーと、 を具備したことを特徴とするリクライニング装置。
  2. 【請求項2】前記ラッチ部材とカム部材の板厚をそれぞ
    れ前記回動アームのオフセット加工部のオフセット量と
    ほぼ同等としたことを特徴とする請求項1記載のリクラ
    イニング装置。
  3. 【請求項3】前記第1のガイド凸部と第2のガイド凸部
    との間に補助凸部を形成し、この補助凸部を前記ラッチ
    部材に形成した孔の内側面に接触させるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のリクライニング装置。
  4. 【請求項4】前記ガイド凸部と前記補助凸部を前記回動
    アームのオフセット加工部の内側に入り込ませたことを
    特徴とする請求項3記載のリクライニング装置。
  5. 【請求項5】前記ガイド凸部は前記内歯に向かって幅が
    広がる形状の幅広部を備えていることを特徴とする請求
    項1記載のリクライニング装置。
  6. 【請求項6】前記ベースプレートの下部に前記回動アー
    ムの内歯近傍を通るピンを設け、このピンを前記操作レ
    バーに形成した孔に挿通させるとともに、前記ピンの前
    記孔から外側に突出する部位に、前記孔よりも外形の大
    きい鍔部を設けたことを特徴とする請求項1記載のリク
    ライニング装置。
  7. 【請求項7】前記ラッチ部材はその両側に互いにほぼ平
    行な第1の側面部および第2の側面部を有し、前記第1
    の側面部と対向する第1のガイド凸部に、ラッチ部材の
    移動方向に対して傾斜した第1のガイド壁を形成し、前
    記第2の側面部と対向する第2のガイド凸部には、ラッ
    チ部材の移動方向に沿う第2のガイド壁と、この第2の
    ガイド壁の下方に連なりかつ前記第1のガイド壁と同方
    向に傾斜する傾斜壁とを形成したことを特徴とする請求
    項1記載のリクライニング装置。
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