JPH10285958A - 振動アクチュエータ - Google Patents

振動アクチュエータ

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JPH10285958A
JPH10285958A JP9086909A JP8690997A JPH10285958A JP H10285958 A JPH10285958 A JP H10285958A JP 9086909 A JP9086909 A JP 9086909A JP 8690997 A JP8690997 A JP 8690997A JP H10285958 A JPH10285958 A JP H10285958A
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JP
Japan
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vibration
groove
piezoelectric
vibrator
piezoelectric body
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Application number
JP9086909A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Ashizawa
隆利 芦沢
Mitsuhiro Okazaki
光宏 岡崎
Isao Sugaya
功 菅谷
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力エネルギ−が低減し、駆動効率が向上し
た振動アクチュエータを提供する。 【解決手段】 所定の回転軸回りに回転可能な回転部材
(21)と、回転部材と接触可能な接触部を有する弾性
部材(11)と、弾性部材の間に配置され、弾性部材に
回転軸回りの捩り振動及び回転軸方向の縦振動を励振す
ることにより、接触部に楕円運動を発生させる振動発生
源(12、13)とを備え、接触部が行う楕円運動の一
部を回転部材に伝達することにより、回転部材を回転さ
せる振動アクチュエータにおいて、弾性部材は、その剛
性を回転軸の方向に変化させるための溝部(14d、1
4e、14f)を側面に有し、振動発生源は、溝部があ
る位置では、溝部より回転軸に近い位置でのみ振動する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性体を振動さ
せ、その振動運動の一部を伝達することで回転部材を回
転させる振動アクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の振動アクチュエータに
は、例えば、特開平8−103089号又は特開平8−
140377号に開示された振動アクチュエータがあ
る。図7は、特開平8−140377号に開示された振
動アクチュエータ(以下「従来の振動アクチュエータ」
という)を示す断面図、また、図8は、図7の振動アク
チュエータの固定子を示す斜面図である。
【0003】図7に示すように、従来の振動アクチュエ
ータは、シャフト107に固定子101と移動子106
を取り付け、移動子106を固定子101に加圧接触さ
せる構成となっている。移動子106は、移動子母材1
06−1と、移動子母材の固定子101と接触する面に
備えられ、固定子101と摺動する摺動材106−2と
からなる。また、固定子101は、図8に示すように、
厚肉の円筒部材を2分割して得られる弾性体102及び
103と、2種類の板状の圧電体104及び105とか
ら構成されている。固定子101は、圧電体104及び
105を弾性体102及び103の間に挟み込み、全体
としてほぼ円筒状の形状となるように組み立てられてい
る。
【0004】ここで、圧電体104は、板厚方向に電圧
を印加すると、固定子101の中心軸A1に沿って伸縮
変形を行う素子であり、一方、圧電体105は、同じよ
うに電圧を印加すると、中心軸A1に沿ってせん断変形
をする素子である。従来の振動アクチュエータでは、圧
電体104及び105に所定の周波電圧を90度の位相
差をもって印加し、固定子101に、中心軸A1に沿う
方向の縦振動と、中心軸A1を中心に捩る方向の捩り振
動とを励振する。この結果、固定子101の端面(以下
「駆動面」という)D1が楕円運動を行い、さらに、そ
の楕円運動の一部が移動子106に伝達されて、移動子
106が一定の方向に回転する。
【0005】上記のように、従来の振動アクチュエータ
は、弾性体102及び103の分割面に圧電体を配置す
る構成を採用していた。この結果、従来の振動アクチュ
エータでは、大面積の板状の圧電体を使用し、高トルク
及び高回転数のアクチュエータを実現することが可能で
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の振動ア
クチュエータでは、移動子106の形状や材質によって
は、縦振動の共振周波数と捩り振動の共振周波数とが一
致しないために、振動アクチュエータの構造に制約があ
るなどの問題があった。
【0007】そこで本願出願人は、さらに研究を進めた
ところ上記問題等を解決する振動アクチュエータを発明
し、これを例えば特願平7−241623号に開示して
いる。図9は、特願平7−241623号に開示された
振動アクチュエータ(以下、「先に開示した振動アクチ
ュエータ」という)を示す断面図である。
【0008】図9にみられるように、先に開示した振動
アクチュエータは、固定子101に2つの周溝108及
び109を設けている点において、従来の振動アクチュ
エータと相違している。この周溝108及び109は、
固定子101の剛性を局部的に低下させるために設けら
れたものである。周溝108及び109が設けられてい
る位置は、固定子101に励振される2次の捩り振動の
節が存在する位置である。このような位置に設けられた
周溝108及び109は、捩り振動の共振周波数を低下
させるという効果を奏する。つまり、先に開示した振動
アクチュエータでは、固定子に周溝を設けることによ
り、移動子の形状や材質等に拘わらず捩り振動の共振周
波数を縦振動の共振周波数に一致させ、振動アクチュエ
ータを効率よく駆動させているのである。
【0009】しかしながら、先に開示した振動アクチュ
エータでは、圧電体が単に弾性体の分割面全体に接合さ
れており、必ずしも圧電体による励振効率の良否の観点
からその配置の適正化が図られていない。一般に、圧電
体は、振動に関与する位置に配置すると弾性体を効率的
に励振する。反対に、振動の関与しない箇所に圧電体を
配置した場合には、圧電体に入力するエネルギ−が余計
に必要となるだけであり、弾性体の励振効率は向上しな
い。先に開示された振動アクチュエータでは、弾性体の
振動に関与しない箇所に圧電体が配置されている場合が
あり、このために、振動アクチュエータの駆動効率が向
上しないという問題点があった。
【0010】本発明では、上記問題を解決することによ
り、入力エネルギ−が低減し、駆動効率が向上した振動
アクチュエータを提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、所定の回転軸回りに回転可
能な回転部材と、1又は2以上の部材からなり、前記回
転部材と接触可能な接触部を有する弾性部材と、1の部
材からなる前記弾性部材の内部又は2以上の部材からな
る前記弾性部材の間に配置され、前記弾性部材に前記回
転軸回りの捩り振動及び前記回転軸方向の縦振動を励振
することにより、前記接触部に楕円運動を発生させる振
動発生源とを備え、前記接触部が行う楕円運動の一部を
前記回転部材に伝達することにより、前記回転部材を回
転させる振動アクチュエータにおいて、前記弾性部材
は、その剛性を前記回転軸の方向に変化させるための溝
部を側面に有し、前記振動発生源は、前記溝部がある位
置では、前記溝部より前記回転軸に近い位置でのみ振動
することを特徴とする振動アクチュエータである。
【0012】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
振動アクチュエータにおいて、前記弾性部材は、前記振
動発生源を内部又は間に配置した状態で、前記回転軸を
中心軸とする略円柱又は略円筒であって側面に周溝のあ
る形状を有し、前記振動発生源は、前記周溝がある位置
では、前記周溝より前記弾性部材の内径側でのみ振動す
ることを特徴とする振動アクチュエータである。請求項
3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の振動ア
クチュエータにおいて、前記振動発生源は、前記溝部又
は周溝の形状に沿った凹部を設けられていることを特徴
とする振動アクチュエータである。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項1又は請求
項2に記載の振動アクチュエータにおいて、前記振動発
生源は、前記溝部又は周溝の形状に沿って成形された圧
電素子であることを特徴とする振動アクチュエータであ
る。請求項5に係る発明は、請求項1又は請求項2に記
載の振動アクチュエータにおいて、前記振動発生源は、
励振用の電圧を印加すべき電極を表面に設けられた圧電
素子であり、前記電極は、前記溝部又は前記周溝がある
位置では、前記溝部より前記回転軸に近い位置又は前記
周溝より前記弾性部材の内径側にのみ設けられているこ
とを特徴とする振動アクチュエータである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
に係る駆動装置の実施形態について説明する。なお、以
下の説明は、振動アクチュエータとして、超音波振動域
を利用する超音波モータを例にとって行う。
【0015】(第1実施形態)はじめに、本発明の第1
実施形態について説明する。図1は、本発明に係る超音
波モータの第1実施形態を示す断面図である。また、図
2は、図1に示す超音波モータの振動子、その振動子に
おける圧電体の配置、及び振動子に励振される振動モー
ドを示す説明図である。
【0016】図1に示すように、本実施形態の超音波モ
ータは、主に振動子11、移動子21から構成されてい
る。移動子21は、振動子11から駆動力を得て固定軸
20を回転軸として回転する厚肉の円環状部材である。
移動子21は、移動子部材21aと、移動子部材21a
の下面に備えられた摺動材21bとから構成されてい
る。移動子部材21aは、ステンレス鋼、アルミニウム
合金等からなる部材である。また、移動子部材21a
は、外周面に歯車23を有する。歯車23は、移動子2
1の回転出力を不図示の被駆動体の歯車に伝達するため
のものである。一方、摺動材21bは、高分子材料等を
主成分とする部材であり、振動子11の駆動面Dと接触
し摺動するための部材である。
【0017】移動子21は、ベアリング22を介して固
定軸20に取り付けられている。ベアリング22は、移
動子21の固定軸回りの回転を可能とするとともに、移
動子21を固定軸20の所定の位置に位置決めする位置
決め部材としての役割を果たすものである。
【0018】固定軸20は、移動子21が取り付けられ
ている位置より上側にねじ部20aを有し、このねじ部
20aには、ナットなどの調整部材25がねじ止めされ
ている。また、調整部材25と移動子21との間には、
皿バネ、スプリングバネ又は板バネ等の加圧部材24が
配置されている。加圧部材24は、移動子21を振動子
11の方向へ加圧するための部材である。移動子21
は、この加圧部材24からの加圧力を受け、振動子11
の駆動面Dに加圧接触する。一方、調整部材25は、ね
じ止めされている位置を変化させることにより、加圧部
材24を適度に圧縮し、移動子21へ加わる加圧力を調
整するためのものである。
【0019】振動子11は、1次の縦振動と、2次の捩
り振動を行うことにより駆動面Dに楕円運動を発生させ
る部材である。図2に示すように、振動子11は、電極
板15又は28等を2層からなる圧電体12又は13に
より挟んだものを、さらに弾性体11a及び11bとに
より挟み込んだ構成をしている。圧電体、電極板及び弾
性体は、互いに接着剤により接合されている。
【0020】弾性体11a及び11bは、4つの大径部
14A、14B、14C及び14Dと、3つの小径部1
4a、14b及び14c(周溝14d、14e、14
f)とを有する厚肉の円筒を縦に2分割して得られる半
円柱状の部材であり、鉄鋼、ステンレス鋼又はリン青銅
等の金属材料からなる。小径部14a及び14cは、振
動子11に励振される2次の捩り振動の節部を含む位置
に、小径部14bは、同じく振動子11に励振される1
次の縦振動の節部を含む位置に、それぞれ形成されてい
る。このように、振動子11を4つの大径部と3つの小
径部とを有する形状とするのは、振動子11における1
次の縦振動の共振周波数と、2次の捩り振動の共振周波
数とをほぼ一致させるためである。
【0021】図1に示すように、振動子11は、大径部
14A及び14Dのそれぞれに、圧電体12及び13の
積層方向に平行な貫通孔16a及び16bを有する。貫
通孔16a及び16bには、それぞれボルト17a及び
17bが挿入され、それぞれナット18a及び18bに
より固定されている。これにより、弾性体11a及び1
1bは、圧電体12及び圧電体13を挟み込んだ状態で
一体に組まれている。
【0022】また、振動子11は、小径部14bに貫通
孔30を有する。貫通孔30は、ピン32を通すための
孔部である。ピン32は、貫通孔30と、固定軸20に
設けられている貫通孔20bとを貫通することにより、
振動子11を固定軸20に固定し、固定軸20の主軸方
向に振動子11を位置決めする部材である。さらに、振
動子11と固定軸20との間には、筒状部材34が2つ
配置されている。筒状部材34は、振動子11と固定軸
20との間隙を埋めることにより、固定軸20に対し、
振動子11を径方向に位置決めするための部材である。
【0023】図2に示すように、圧電体12は圧電定数
15を利用しており、電極板15により電圧を印加する
と、振動子11の長手方向へのせん断変形を生じる。圧
電体12は、図面手前側に2枚(12a)と奥側に2枚
(12b)との計4枚がある。図面手前側の2枚(12
a)は、同じ方向の電圧を印加した場合に、奥側の2枚
(12b)と反対方向のせん断変形をする。したがっ
て、圧電体12aと圧電体12bとに同一方向の電圧を
同時に印加すると、圧電体12aと12bから弾性体1
1a、11bには、それを一定方向に捩る力が加わり
(弾性体11a、11b中に記載した矢印参照)、弾性
体11a、11bに捩り変位が発生する。また、圧電体
12a、12bに周波電圧を印加すると、弾性体11
a、11bには、いわゆる捩り振動が発生する。
【0024】一方、圧電体13は、圧電定数d31を利用
しており、圧電体12と同様に、図面手前側に2枚(1
3a)と奥側に2枚(13b)との計4枚がある。圧電
体13aと13bとは、同じ方向の電圧を印加すると同
一方向に伸縮変形をする。よって、圧電体13a及び1
3bは、周波電圧を印加されると、その電圧の方向と大
きさに対応して伸縮変形することで、弾性体13a、1
3bに縦振動を励起する。
【0025】捩り振動用の圧電体12は、弾性体(11
a、11b)に発生すべき捩り振動の節部を跨ぐ位置に
配置されている。また、縦振動用の圧電体13は、弾性
体(11a、11b)に発生すべき縦振動の節部を跨ぐ
位置に配置されている。このように、発生すべき振動の
節部に圧電体を配置するのは、これにより、弾性体13
a、13bに捩り振動及び縦振動を励起することが容易
となるからである。
【0026】次に、図3を用いて本実施形態の圧電体1
2及び13の形態についてさらに詳しく説明する。図3
は、本実施形態に係る超音波モータで使用する振動子の
分解斜視図である。なお、図の簡単のために、図3で
は、振動子11を組み立てるためのボルト17、貫通孔
16等を省略している。また、以下の説明では、図3の
中で手前側にある圧電体及び電極板についてのみ説明を
し、同様の形態を有する図面奥側にある圧電体及び電極
板についての説明を省略する。
【0027】図3に示されるように、2つの弾性体11
a及び11bの間には、4種類の電極板(15、28、
36、38)と、圧電体12a及び13aとが配置され
ている。圧電体12aは、弾性体11a又は11bの分
割面に配置されたときに、周溝14fとその形状が一致
する凹部12a4を設けられた、ほぼ長方形の板材であ
る。したがって、圧電体12aは、弾性体11a及び1
1bの間に挟まれた状態において、小径部14cから周
溝14fへはみ出す部位を有さない。また、圧電体12
aは、電極板15の方を向く面に2つの銀電極12a1
び12a2を印刷されている。銀電極12a1は、圧電体1
2aに励振用の駆動信号を印加するための電極である。
この銀電極12a1は、周溝14fより内径側の領域に設
けられている。一方、銀電極12a2は、圧電体12aに
生じている振動を検出するための電極である。この銀電
極12a2は、銀電極12a1と重ならないように、主に銀
電極12a1より外周側に設けられている。
【0028】2枚の圧電体12aの間に挟まれる電極板
15は、圧電体12aに、励振用の駆動信号を印加する
ためのものであり、振動子11が組み立てられた状態に
おいて、上記の銀電極12a1と接触する形状の電極板で
ある。また、電極15は、小径部14cに対応する部位
に突起部15aを有する。突起部15aは、振動子11
が組み立てられたときに、振動子11の外部まで延びる
部位である。突起部15aには、駆動信号を伝達するた
めのリード線(不図示)を接合される。
【0029】一方、電極板36は、振動子11が組み立
てられた状態において銀電極12a2に接触する形状の電
極板である。振動する圧電体12aが圧電効果により発
生する電圧は、銀電極12a2及びこの電極板36を介し
て外部へ伝達される。
【0030】圧電体12aの弾性体11a又は11bと
接触する側の面には、銀電極12a3が設けられている。
銀電極12a3は、駆動用の信号を印加する銀電極12a1
と、振動検出用の銀電極12a2との双方に対向するよう
に設けられている。これは、銀電極12a3は、弾性体1
1a又は11bと接触してグランドをとるためのもので
あるので、銀電極12a1及び12a2とで共通に利用で
き、わざわざ分離する必要がないからである。本実施形
態では、圧電体に上記のような構成の銀電極を設けるこ
とにより、電極板15からの駆動信号が圧電体12aに
均一に伝わるようにしており、また、1枚の圧電体12
aに2つの機能を発揮させて、励振用の圧電体と振動検
出用の圧電体との2つの圧電材を用意する必要を回避し
ている。
【0031】一方、圧電体13aは、その一つの辺に2
つの凹部13a4及び13a5を設けられたほぼ長方形の板
材である。凹部13a4及び13a5は、圧電体13が弾性
体11a又は11bの分割面に設置されたときに、ちょ
うど周溝14d及び14eとその形状が一致するように
形成されたものである。したがって、圧電体13aは、
弾性体11a及び11bの間に挟まれた状態において、
小径部14b又は14aから周溝14d又は14eへは
み出す部位を有さない。また、圧電体13aは、電極板
28の方を向く面に2つの銀電極13a1及び13a2を印
刷されている。銀電極13a1は、圧電体13aに励振用
の駆動信号を印加するための電極である。銀電極13a1
は、周溝14eより内径側の領域に配置されている。一
方、銀電極13a2は、圧電体13aに生じている振動を
検出するための電極である。銀電極13a2は、銀電極1
a1と重ならないように、主に銀電極13a1より外周側
に設けられている。
【0032】2枚の圧電体13aに挟まれる電極板28
は、圧電体13aに励振用の駆動信号を印加するための
ものであり、振動子11が組み立てられた状態において
銀電極13a1と接触する形状を有する電極板である。電
極板28は、小径部14bに対応する部位に突起部28
bを有する。突起部28bは、振動子11が組み立てら
れた状態において、振動子11の外部まで延び、駆動信
号伝達のためのリード線が接合される部位である。
【0033】一方、電極板38は、振動子11が組み立
てられた状態において銀電極13a2に接触する形状の電
極板であり、振動する圧電体13aに発生する電圧を振
動子11の外部まで導くものである。なお、圧電体13
aの弾性体11a又は11bの方を向いた面には、1つ
の銀電極13a3が設けられている。この銀電極13
a3は、圧電体12aにおいて説明した銀電極12a3と実
質的に同じ機能、効果を奏する電極である。よって、こ
こでは、重複する説明を省略する。
【0034】ダミー電極40及び42は、圧電体12a
の間又は圧電体13aの間であって電極板15、28等
が存在しない位置に配置される部材である。ダミー電極
は、積層された圧電体12a又は圧電体13aの間隙を
埋め、圧電体等を接着した部位において振動子11の機
械的強度が低下するのを防止している。
【0035】次に、本実施形態の超音波モータの動作に
ついて図4を用いて説明する。図4は、振動子11の動
作を模式的に示す説明図である。図中ωは、駆動周波数
をfとしたときの角周波数(ω=2πf)を表す。縦振
動用圧電体13と捩り振動用圧電体12とに、互いに9
0°の位相差のある駆動信号を入力すると、弾性体11
に発生する縦振動及び捩り振動の位相は90°相違し、
振動子11の駆動面Dには、これらの振動を合成した楕
円運動が生じる。
【0036】具体的には、まず、時間t=0の時点で、
捩り振動の変位は、左側に最大であり、縦振動の変位は
零である。この状態では、移動子21は加圧部材24に
よって振動子11の駆動面Dに接触している。この状態
から、t=0〜(4/4)×(π/ω)までは、捩り振
動が左側の最大から右側の最大まで変位する。一方、縦
振動は、零から上側の最大に変位し、再び零に戻る。し
たがって、振動子11の駆動面Dは、移動子21を押し
ながら右方向に回転し、移動子21は駆動される。
【0037】次に、t=(4/4)×(π/ω)〜(8
/4)×(π/ω)までは、捩り振動が右側の最大から
左側の最大まで変位する。一方、縦振動は、零から下側
の最大へ変位し再び零に戻る。このときに、移動子21
は、加圧部材24により加圧されていても、加圧部材2
4の固有振動数が超音波振動域より低いために、固定子
の縮みに追従できない。したがって、振動子11の駆動
面Dは、移動子21から離れながら左方向に回転子、移
動子21は駆動されない。このように、本実施形態で
は、圧電体13と圧電体12とに位相差が90°の駆動
信号を入力すると、駆動面Dに楕円運動が生じ、さらに
駆動面Dの楕円運動の一部が移動子21に伝達されるの
で、移動子21が一定の方向に回転運動を行う。
【0038】以上説明したように、本実施形態では、弾
性体が有する小径部の形状に沿って、圧電体に凹部を設
けることとしている。これにより、圧電体は、弾性体よ
りはみ出し、直接弾性体を励振できない部位を有するこ
とがなく、かかる部位に起因して超音波モータの駆動効
率が低下することはない。また、本実施形態では、圧電
体に駆動用の信号を印加するための銀電極を、弾性体が
有する周溝より内径側の領域に設けることとしている。
つまり、本実施形態では、圧電体のうち、弾性体の励振
にあまり寄与しない領域には銀電極が設けられず、その
ような領域は励振されない。ここで、駆動部(反共振
点)での超音波アクチュエータの入力電流は、固定子の
等価回路のインピーダンスを考えた場合(「超音波モー
タ入門」見城、指田著、1991年、P81参照)、以
下の近似式で求められる。 入力電流 I=V・R・Cd2・ω2 Cd: 圧電体の静電容量 V: 印加電圧 R: 振動子の抵抗成分 ω: 周波電圧の角速度 上記の式において、静電容量Cdは銀電極の面積に比例
する値であることから、振動にはあまり寄与していない
箇所から銀電極を排除すれば、圧電体の静電容量が減少
し、圧電体への入力電流が抑制されることが分かる。し
たがって、本実施形態の超音波モータは、従来より少な
い入力電流で駆動可能であり、超音波モータの駆動効率
が向上している。
【0039】(第1実施形態の変形例)次に第1実施形
態の変形例について説明する。図5は、本発明に係る超
音波モータの振動子であって、図3に示すのとは異なる
ものの斜視図である。図5に示す振動子は、捩り振動用
の圧電体と縦振動用の圧電体の配置が異なる点において
図3に示した振動子11と相違する。つまり、第1実施
形態では、駆動面Dに近い方に圧電定数d15を利用した
捩り振動用の圧電体12を、駆動面Dから遠い方に圧電
定数d31を利用した縦振動用の圧電体13を配置してい
るが、本変形例では、駆動面Dに近い方に圧電定数d31
を利用する圧電体13を縦振動励振用に、駆動面Dから
遠い方に圧電定数d15を利用する圧電体12を捩り振動
励振用に配置している。その他の構成は、図3に示す振
動子11と同一である。よって、その他の構成要素につ
いては、図3と同一の符号を付し、重複する説明を省略
する。
【0040】本発明に係る超音波モータは、振動子に励
振される捩り振動の節部の位置又はその近傍に捩り振動
用の圧電体が配置されていれば動作する。そして、第1
実施形態では、振動子に2次の捩り振動を励振するの
で、その捩り振動が有する2つの節部のいずれか一方の
位置に捩り振動用圧電体が配置されれば足りる。したが
って、捩り振動用の圧電体は、第1実施形態のように駆
動面Dに近い方の節部の位置に配置されることであって
もよく、また、本変形例のように、駆動面Dから遠い方
の節部の位置に配置されることであってもよい。
【0041】(第2実施形態)次に、本発明に係る超音
波モータの第2実施形態について説明する。本実施形態
は、振動子の構成が異なる点においてのみ第1実施形態
と異なっている。そこで、以下では本実施形態で使用す
る振動子の構成についてのみ説明し、第1実施形態と重
複する超音波モータのその他の構成については説明を省
略する。図6は、本実施形態に係る超音波モータの振動
子を示す分解斜視図である。図6において、第1実施形
態の振動子と実質的に同一の作用・効果を奏する部位に
ついては、同一の符号を付している。また、2つの弾性
体の間に配置された圧電体等は、振動子50の中心軸を
基準に、図面手前側と奥側に実質的に同一のものが各々
1群ずつ配置されている。よって、図3における説明と
同様に、以下では、図面手前側の圧電体等についてのみ
説明し、図面奥側のものについての説明を省略する。
【0042】第1実施形態において、圧電体12及び1
3は、弾性体の小径部14a、14b及び14cの形状
に合うようにその一部に凹部を形成されていた。また、
張り合わせられる圧電体の間に間隙が生じることを防止
する観点から、ダミー電極40及び42が使用されてい
た。これに対し、本実施形態では、捩り振動用の圧電体
52及び縦振動用の圧電体53として、凹部が形成され
ていない、ほぼ長方形の圧電体を用いることとしてい
る。圧電体52及び53は、ともに2層からなり、それ
ぞれの層ごとに同一平面上に配置されている。また、駆
動面Dに近い方に配置されている圧電体52は、圧電定
数d15の大きい捩り振動励振用の圧電体であり、また、
駆動面Dから遠い方に配置されている圧電体53は、圧
電定数d31の大きい縦振動励振用の圧電体である。
【0043】圧電体52(圧電体53)は、後述する電
極板56等の方を向く面に、銀電極52a1(銀電極53
a1)と、銀電極52a2(銀電極53a2)との2種類の電
極を設けられている。銀電極52a1(53a1)は、圧電
体52(53)に励振用の周波電圧を印加するための電
極である。銀電極52a1(53a1)は、第1実施形態の
ように圧電体の内側、すなわち小径部14c等の径より
内径側に配置されている。また、銀電極52a2(5
a1)は、圧電体52(53)に生じている振動を検出
するための電極であり、上記銀電極52a1(53a1)の
外周側に配置されている。
【0044】圧電体52(53)は、弾性体11a又は
11bに接触する面のほぼ全面に銀電極52a3(5
a3)を設けられている。銀電極52a3(53a3)は、
弾性体11a又は11bと接触して接地される電極であ
り、銀電極52a1及び52a2(銀電極53a1及び5
a2)の双方と対向するように配置されている。
【0045】電極板56(電極板64)は、銀電極52
a1(53a1)に周波電圧を印加するための電極板であ
り、2枚の圧電体52(53)の間に配置されたとき
に、銀電極52a1(53a1)とのみ接触する形状を有す
る。したがって、電極板56(64)に周波電圧を印加
した場合には、2枚の圧電体52(53)が同時に励振
される。また、電極板56(64)は、振動子11の外
周面から外へ延びる突起部58(66)を備えている。
突起部58(66)は、周波電圧印加のためのリード線
と接続される部位である。
【0046】電極板60(68)は、銀電極52a2(5
a2)に発生する電圧を外部へ導くための電極板であ
り、圧電体52(53)の間に配置されたときに、銀電
極52a2(53a2)とのみ接触する形状を有する。つま
り、電極板60(68)は、2枚の圧電体52(53)
に発生した振動を検出するための共通の電極となってい
る。電極板60(68)は、振動子11から外側へ延び
る突起部62(70)を備えている。突起部62(7
0)は、リード線を接続するための部位であり、検出さ
れた電圧信号は、突起部62(70)を介して外部へ伝
達される。
【0047】以上説明したように、本実施形態では、捩
り振動用、縦振動用双方の圧電体を単純な長方形の形状
としている。したがって、本実施形態では、第1実施形
態と比較して、圧電体の製造がより容易となっている。
また、圧電体を凹部のない単純な四角形形状としたこと
から、励振用の電極板56(64)と振動検出用の電極
板60(68)とでそのほぼ全面を覆うことができ、第
1実施形態のようにダミー電極を用いる必要がない。し
たがって、本実施形態では、ダミー電極を用いない分だ
け部品点数を削減できるという利益がある。さらに、ダ
ミー電極が排除されたことより、電極板間の間隙が少な
く、その分だけ、2枚の圧電体52(又は53)の間の
間隙が第1実施形態よりも減少している。この間隙は、
振動子11のQ値低下の原因であるから、間隙に減少に
より、Q値は第1実施形態のそれより増大し、振動子の
振動振幅は増大する。この結果、本実施形態の超音波モ
ータでは、第1実施形態のものより駆動力及び駆動効率
が向上している。
【0048】(その他の実施形態)なお、本発明は、上
記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態
は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された
技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効
果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技
術的範囲に包含される。
【0049】1) 第1及び第2実施形態では、弾性体
に捩り振動又は縦振動を励振する振動発生源として圧電
体を用いている場合を例に説明したが、これは、本発明
において使用可能な振動発生源の種類を何ら制限する意
味のものではない。振動発生源は、弾性体に所定の振動
を与えることができるものであればよく、他の種類又は
形態の素子であってもよい。したがって、振動発生源
は、磁気エネルギー又は熱エネルギー等を機械的変位に
変換することで弾性体を励振する素子であってもよい。 2) 第1及び第2実施形態では、弾性体に1次の縦振
動と2次のねじり振動とを励振する場合について説明し
たが、これは弾性体に励振すべき振動モードを何ら制限
する意味ではなく、弾性体にm次の縦振動とn次の捩り
振動とを励振する超音波モータ(m及びnは自然数)に
対しても、本発明は有効な効果を奏する。 3) 第1及び第2実施形態では、励振用の圧電体と振
動検出用の圧電体とを1部材により実現する場合を例に
説明したが、これは、それぞれを別部材とすることであ
ってよい。励振用の圧電体体と振動検出用の圧電体とを
別部材とした場合であっても、超音波モータの駆動効率
を向上させるという本発明の課題は、同様に解決され
る。
【0050】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1又
は請求項2に係る発明によれば、振動発生源は、溝部が
ある位置では、溝部より回転軸に近い位置でのみ振動す
るので、溝部より外周側における、弾性部材の励振に寄
与をしない振動のために、エネルギーを消費することが
なく、振動アクチュエータの駆動効率を向上させること
ができる。請求項3に係る発明によれば、振動発生源の
形状を適切に形成することにより、弾性部材の励振に寄
与しない振動発生源の振動を防止し、振動アクチュエー
タの駆動効率を向上させることができる。請求項4に係
る発明によれば、振動発生源として圧電素子を用いるこ
ととしているので、コンパクトで出力トルクの大きな振
動アクチュエータを実現することが可能である。請求項
5に係る発明によれば、振動発生源として圧電素子を用
い、圧電素子に電圧を印加するための電極を溝部より回
転軸に近い位置又は周溝より弾性部材の内径側にのみ設
けることとしたので、簡単な構造であり、製造が容易な
振動発生源により振動アクチュエータの駆動効率を向上
させることが可能となっている
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波モータの第1実施形態を示
す断面図である。
【図2】図1に示す超音波モータを構成する振動子、そ
の振動子における圧電体の配置、及び振動子に励振され
る振動モードを示す説明図である。
【図3】本発明に係る超音波モータの振動子の分解斜視
図である。
【図4】本発明に係る超音波モータの振動子の動作を示
す説明図である。
【図5】本発明に係る超音波モータの振動子であって、
図3に示すのとは異なるものの斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る超音波モータの振
動子を示す分解斜視図である。
【図7】特開平8−140377号に開示された振動ア
クチュエータを示す断面図である。
【図8】特開平8−140377号に開示された振動ア
クチュエータの固定子を示す斜面図である。
【図9】特願平8−233767号に開示された振動ア
クチュエータを示す断面図である。
【符号の説明】
10 超音波モータ 11 振動子 11a、11b 弾性部材 12 圧電体 12a1、12a2、12a3 銀電極 12a4 凹部 13 圧電体 13a1、13a2、13a3 銀電極 13a4、13a5 凹部 14a〜c 小径部 14A〜D 大径部 15、28、36、38 電極板 21 移動子 40、42 ダミー電極 50 振動子 52 圧電体 52a1、52a2、52a3 銀電極 53 圧電体 53a1、53a2、53a3 銀電極 56、60、64、68 電極板 D 駆動面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の回転軸回りに回転可能な回転部材
    と、 1又は2以上の部材からなり、前記回転部材と接触可能
    な接触部を有する弾性部材と、 1の部材からなる前記弾性部材の内部又は2以上の部材
    からなる前記弾性部材の間に配置され、前記弾性部材に
    前記回転軸回りの捩り振動及び前記回転軸方向の縦振動
    を励振することにより、前記接触部に楕円運動を発生さ
    せる振動発生源と、 を備え、 前記接触部が行う楕円運動の一部を前記回転部材に伝達
    することにより、前記回転部材を回転させる振動アクチ
    ュエータにおいて、 前記弾性部材は、その剛性を前記回転軸の方向に変化さ
    せるための溝部を側面に有し、 前記振動発生源は、前記溝部がある位置では、前記溝部
    より前記回転軸に近い位置でのみ振動することを特徴と
    する振動アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の振動アクチュエータに
    おいて、 前記弾性部材は、前記振動発生源を内部又は間に配置し
    た状態で、前記回転軸を中心軸とする略円柱又は略円筒
    であって側面に周溝のある形状を有し、 前記振動発生源は、前記周溝がある位置では、前記周溝
    より前記弾性部材の内径側でのみ振動することを特徴と
    する振動アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の振動アク
    チュエータにおいて、 前記振動発生源は、前記溝部又は周溝の形状に沿った凹
    部を設けられていることを特徴とする振動アクチュエー
    タ。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の振動アク
    チュエータにおいて、 前記振動発生源は、前記溝部又は周溝の形状に沿って成
    形された圧電素子であることを特徴とする振動アクチュ
    エータ。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2に記載の振動アク
    チュエータにおいて、 前記振動発生源は、励振用の電圧を印加すべき電極を表
    面に設けられた圧電素子であり、 前記電極は、前記溝部又は前記周溝がある位置では、前
    記溝部より前記回転軸に近い位置又は前記周溝より前記
    弾性部材の内径側にのみ設けられていることを特徴とす
    る振動アクチュエータ。
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