JPH10285130A - データ放送編成送出システム - Google Patents

データ放送編成送出システム

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JPH10285130A
JPH10285130A JP8481397A JP8481397A JPH10285130A JP H10285130 A JPH10285130 A JP H10285130A JP 8481397 A JP8481397 A JP 8481397A JP 8481397 A JP8481397 A JP 8481397A JP H10285130 A JPH10285130 A JP H10285130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
broadcast
transmission
signal
satellite
Prior art date
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Pending
Application number
JP8481397A
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English (en)
Inventor
Takashi Kuwano
尚 桑野
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送出装置の時刻と受信装置の時刻とをみかけ
上同じにすることが可能なデータ放送編成送出システム
を提供する。 【解決手段】 放送局内秒パルス発振器1は1秒進んだ
秒パルス信号を生成して出力する。時刻信号校正回路2
はその秒パルス信号を、1秒から送出装置3と受信装置
5との間の伝送時間を減算した時間分遅らせて伝送時間
分進んだ秒パルス信号を生成して出力する。送出装置3
はこの伝送時間分進んだ秒パルス信号に基づいて放送す
る信号を衛星4に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ放送編成送出
システムに関し、特に衛星方法に用いられるデータ放送
編成送出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衛星を介して行われる放送におい
ては、放送される信号が変調機で変調されてから周波数
変換され、その後に電力増幅されて地球局のパラボラア
ンテナから衛星に送信されている。この信号を受信する
場合、各家庭のパラボラアンテナで電波を受信すると、
受信された信号は周波数変換されてから復調機で復調さ
れ、夫々の端末に表示される。
【0003】現在、衛星放送が送出されてから衛星を介
して受信チューナに届くまでに、変調、周波数変換、電
力増幅、復調等の処理に時間がかかるため、約250m
sかかっている。すなわち、図3に示すように、送出装
置7は放送局内秒パルス発振器6からの秒パルス信号を
基に放送する信号をパラボラアンテナ(図示せず)から
衛星4に送出する。受信装置5は衛星4で折返された信
号をパラボラアンテナ(図示せず)で受信して上記の処
理を行うので、送出装置7から受信装置5に信号が伝送
されるのに250msかかってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の衛星を
介して行われる放送では、現在、全ての放送が地上の正
時正分正秒で管理されている。地上波を使う放送では送
出された時間と受信端末で受信する時間とがほぼ同じで
ある。しかしながら、衛星を介して行われる放送では地
上から衛星に信号が送出され、その信号が地上まで帰っ
てくる時間をかけた後に受信端末で受信される。
【0005】これは地上と衛星との間の伝送距離が長い
ためで、距離にして約72,000km、伝送時間とし
ては日本全国の平均が約250msである。この時間は
1秒の4分の1に相当し、時間の正確性が失われる。
【0006】また、データ放送を送出する場合には、ま
ず伝送制御データといわれるデータを送信した後、デー
タ放送番組を受信するために受信端末にて伝送制御デー
タが受信できなければ、次の伝送制御データが来るまで
データ放送番組を受信することができない。つまり、受
信端末にて受信する場合、データの伝送時間と伝送制御
データの受信時間とを考慮する必要がある。
【0007】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、送出装置の時刻と受信端末の時刻とをみかけ上同
じにすることができるデータ放送編成送出システムを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるデータ放送
編成送出システムは、放送受信機からの放送内容を衛星
を介して受信端末に送信するデータ放送編成送出システ
ムであって、前記放送内容の送信時刻を前記受信端末で
の時刻よりも前記放送内容の伝送時間分早めて送信する
送信手段を前記放送送信機に備えている。
【0009】すなわち、本発明のデータ放送編成送出シ
ステムは衛星放送事業者の持つ秒パルス発生器の信号を
データ放送編成送出システムに取込み、本装置の持つ周
波数発振器で任意の時間遅らせて1秒早い時間を設定す
ることで、地上から衛星に送られてからまた地上に帰っ
てくる時間分早い時間を実現し、衛星放送受信端末の時
刻を正時正分正秒にする。この場合、周波数発振器にお
ける任意の時間は1秒の間で設定可能である。
【0010】衛星を介して行われる放送送信機では、送
信機本体の時刻を衛星を介して伝送される時間分進めて
おくことで、受信端末に到達する時間を正時正分正秒と
する。その場合、まず本装置に放送局内秒パルス信号を
取込み、時刻信号校正回路にて1秒から時刻を早めたい
任意の時間だけ引いた分、秒パルス信号を遅らせる。
【0011】放送送信機において時刻設定の際、地上の
時間より1秒早い時間設定を行うことで、任意の時間だ
け地上の時間よりも早く送出することを可能とする。任
意の時間の設定はスイッチで設定可能であり、日本全国
の平均をとって微調整することが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
るデータ放送編成送出システムの構成を示すブロック図
である。図において、本発明の一実施例によるデータ放
送編成送出システムは放送局内秒パルス発振器1と送出
装置3との間に時刻信号校正回路2を配設し、放送局内
の時刻設定で1秒早くするようにした以外は、図3に示
す従来のシステムと同様の構成となっており、同一構成
要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の
動作は従来と同様である。
【0013】放送局内秒パルス発振器1は現在時刻より
も1歩進んだ秒パルス信号(−1秒)を生成して時刻信
号校正回路2に出力する。時刻信号校正回路2は1秒か
ら略伝送時間(本例では略250ms)を減じた時間分
(略750ms)、放送局内秒パルス発振器1からの秒
パルス信号(−1秒)を遅らせて、その遅れた秒パルス
信号(−250ms)を送出装置3に出力する。
【0014】送出装置3は時刻信号校正回路2で校正さ
れた秒パルス信号(−250ms)を基に放送する信号
を衛星4に送出する。この場合、送出装置3からは25
0ms進んだ信号が送出されるが、送出装置3から衛星
4を介して受信装置5の受信チューナに届くまでの伝送
時間(250ms)分遅れるので、受信装置5に到達す
る時間を正時正分正秒とすることができる。
【0015】図2は図1の時刻信号校正回路2の構成を
示すブロック図である。図において、時刻信号校正回路
2は内部1ミリ秒パルス発振器(図示せず)を用いて放
送局内秒パルス発振器1からの秒パルス信号を任意の時
間遅らせる時刻校正部21と、その任意の時間を設定す
るための2つのロータリスイッチ22,23とから構成
されている。尚、ロータリスイッチを3個以上設置する
ことで、時刻校正部21に対する設定間隔を縮めること
が可能である。
【0016】2つのロータリスイッチ22,23で設定
することができる値はFF(h),256(d)までの
ため、本実施例では設定間隔を4msとし、設定値がF
A(h),250(d)で1秒を示すようにしている。
以下、4ms間隔で遅延時間で設定する場合について説
明する。
【0017】放送局(図示せず)にて放送を開始する時
間を、受信装置5にて受信したい時間の250ms前に
設定する場合、時刻校正部2には750msの遅延を設
定する必要がある。この場合、2つのロータリスイッチ
22,23で設定可能な設定値の中で、750msに一
番近い設定値はBB(h),187(d)(748m
s)もしくはBC(h),188(d)(752ms)
である。
【0018】例えば、2つのロータリスイッチ22,2
3でBB(h),187(d)(748ms)を設定
し、時刻校正部21で放送局内秒パルス発振器1からの
秒パルス信号を748ms遅らせる場合、放送局内秒パ
ルス発振器1からの秒パルス信号は1秒進んでいるの
で、時刻校正部21から252ms進んだ秒パルス信号
が出力される。
【0019】よって、送出装置3から衛星4に送出され
る信号は252ms進んだ秒パルス信号に基づいて送出
されることとなり、受信装置5にはその信号がほぼ正時
正分正秒に到達することとなる。衛星4を介してCS
(Communications Satellit
e)音楽放送を行う場合、札幌,東京,大阪,福岡,那
覇の5箇所の伝搬遅延時間実測値を平均すると251.
9msとなるため、この場合には上記の設定が妥当なも
のとなる。
【0020】このように、放送局内秒パルス発振器1か
らの1秒進んだ秒パルス信号を、時刻信号校正回路2で
1秒から衛星4を介して行われる伝送の時間を減じた値
分遅延して伝送時間分進んだ秒パルス信号を送出装置3
に出力し、送出装置3でその進んだ秒パルス信号に基づ
いて放送すべき信号を送出することによって、送出装置
3の時刻と受信装置5の時刻とをみかけ上同じにするこ
とができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、放
送送信機からの放送内容の送信時刻を受信端末での時刻
よりも伝送時間分早めて送信することによって、放送送
信機の時刻と受信端末の時刻とをみかけ上同じにするこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるデータ放送編成送出シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の時刻信号校正回路の構成を示すブロック
図である。
【図3】従来のデータ放送編成送出システムの構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 放送局内秒パルス発振器 2 時刻信号校正回路 3 送出装置 4 衛星 5 受信装置 21 時刻校正部 22,23 ロータリスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送受信機からの放送内容を衛星を介し
    て受信端末に送信するデータ放送編成送出システムであ
    って、前記放送内容の送信時刻を前記受信端末での時刻
    よりも前記放送内容の伝送時間分早めて送信する送信手
    段を前記放送送信機に有することを特徴とするデータ放
    送編成送出システム。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は、放送局内で用いられる
    秒パルス信号を1秒から略伝送時間を減算した時間分遅
    延する遅延手段と、前記放送送信機内における時刻を前
    記受信端末での時刻よりも1秒早く設定する設定手段と
    を前記放送送信機に含み、前記放送送信機による放送開
    始を前記設定手段で設定された時刻を基に行いかつその
    放送内容を前記遅延手段で遅延した秒パルス信号を基に
    送信するようにしたことを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ放送編成送出システム。
  3. 【請求項3】 前記遅延手段は、前記秒パルス信号を基
    にミリ秒パルス信号を発生するミリ秒パルス発生器を含
    むことを特徴とする請求項2記載のデータ放送編成送出
    システム。
JP8481397A 1997-04-03 1997-04-03 データ放送編成送出システム Pending JPH10285130A (ja)

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JP8481397A JPH10285130A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 データ放送編成送出システム

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JP (1) JPH10285130A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014042592A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機
JP2014042595A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014042592A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機
JP2014042595A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031202