JPH10285096A - 無線中継装置 - Google Patents

無線中継装置

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Publication number
JPH10285096A
JPH10285096A JP8421597A JP8421597A JPH10285096A JP H10285096 A JPH10285096 A JP H10285096A JP 8421597 A JP8421597 A JP 8421597A JP 8421597 A JP8421597 A JP 8421597A JP H10285096 A JPH10285096 A JP H10285096A
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JP
Japan
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signal
transmission
relay station
data
transmission signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP8421597A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Kanayama
佳貴 金山
Takashi Usui
隆志 臼居
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所定距離以上の離れた場所に設置された電子機
器間においてもデータ転送し、室内空間を犠牲にするこ
となく設置し得る無線中継装置を設けるようにする。 【解決手段】受信した受信信号に基づいて送信信号を生
成し当該送信信号を送信する無線中継装置において、本
体ケースと、当該本体ケースに取り付けられ受信信号を
受信すると共に送信信号を送信するアンテナと、本体ケ
ースに収納されアンテナを介して受信した受信信号を周
波数変換した後に復調することにより受信データを得る
受信信号処理手段と、本体ケースに収納され受信データ
を変調した後に周波数変換することにより送信信号を
得、当該送信信号をアンテナを介して送信する送信信号
処理手段と、本体ケースに直接取り付けられた電源プラ
グと、当該電源プラグを介して得られた電源電圧に基づ
いて所定電圧の電源出力を得、当該電源出力を受信信号
処理手段及び送信信号処理手段に供給する電源出力供給
手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題(図15) 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)第1実施例(図1〜図3) (2)第2実施例(図4〜図6) (3)第3実施例(図7及び図8) (4)第4実施例(図9及び図10) (5)他の実施例(図11〜図14) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線中継装置に関
し、例えば電子機器間におけるデータの送受信を無線で
行う中継局に適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】従来、家庭内で用いる電子機器例えばパ
ーソナルコンピユータにおいてはキーボード又はマウス
といつた入力インターフエースによつてモニタ画面上に
データを入力し、当該画面上に表示した内容をプリンタ
によつて印刷する。
【0005】通常、オフイス等においては複数のパーソ
ナルコンピユータからのデータをプリンタバツフアを介
して一旦蓄えた後にプリンタに転送している。この場
合、パーソナルコンピユータの本体同士あるいはパーソ
ナルコンピユータとプリンタバツフアとはケーブル(例
えばRS232C等)を介して接続されている。
【0006】近年、パーソナルコンピユータにおいては
モニタや外付けの記憶装置(例えばハードデイスク装
置)、TV、VTR及びオーデイオコンポ並びに電話や
FAX等のあらゆる電子機器と接続可能であるが、その
接続は全てケーブルを介して行われているのが現状であ
る。従つて、各種電子機器の裏側ではケーブルが複雑に
入り組んだ状態になつている。
【0007】このような状態を回避するために、パーソ
ナルコンピユータと各種電子機器とをケーブルを介して
接続するのではなく、無線方式の無線モデムを用いてパ
ーソナルコンピユータと各種電子機器との間でデータを
やりとりする方法がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで図15に示す
ように、無線方式の無線モデム10及び11を用いてパ
ーソナルコンピユータ12及びプリンタ13間のデータ
転送を行う場合、パーソナルコンピユータ12及びプリ
ンタ13が同一部屋内の比較的至近距離に設置されてい
る場合には問題ないが、部屋が異なる場合やフロアが異
なる場合等のようにパーソナルコンピユータ12とプリ
ンタ13とが比較的距離の離れた場所に設置された場
合、電波が届かずデータ転送できないという問題があつ
た。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、所定距離以上の離れた場所に設置された電子機器間
においてもデータ転送し得ると共に、室内空間を犠牲に
することなく設置し得る無線中継装置を提案しようとす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、受信した受信信号に基づいて送信
信号を生成し、当該送信信号を送信する無線中継装置に
おいて、本体ケースと、当該本体ケースに取り付けられ
受信信号を受信すると共に送信信号を送信するアンテナ
と、本体ケースに収納されアンテナを介して受信した受
信信号を周波数変換した後に復調することにより受信デ
ータを得る受信信号処理手段と、本体ケースに収納され
受信データを変調した後に周波数変換することにより送
信信号を得、当該送信信号をアンテナを介して送信する
送信信号処理手段と、本体ケースに直接取り付けられた
電源プラグと、当該電源プラグを介して得られた電源電
圧に基づいて所定電圧の電源出力を得、当該電源出力を
受信信号処理手段及び送信信号処理手段に供給する電源
出力供給手段とを設けるようにする。
【0011】これにより、無線中継装置は直接電源ジヤ
ツクに差し込んだ状態で設置固定することができ、室内
スペースを犠牲にすることなく所定距離以上の離れた場
所に設置された電子機器間においてもデータ転送するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0013】(1)第1実施例 図1に示すように、中継局20は例えばテレビジヨン
(以下、これをTVと呼ぶ)21と、当該TV21の操
作を行う例えばパーソナルコンピユータ22との間で無
線によつてデータ転送する際の中継拠点としての役割を
担うデータ送受信インターフエースである。この場合、
TV21及びパーソナルコンピユータ22には無線装置
(図示せず)が内蔵されており、中継局20を介してデ
ータ転送するようになされている。
【0014】実際上、パーソナルコンピユータ22はT
V21の電源「オン」というデイジタルの制御信号を所
定の方式で変調し、送信信号S1として電波で中継局2
0に送信する。中継局20はアンテナ23を介して送信
信号S1を受信し、当該送信信号S1とは異なる所定周
波数に周波数変換して送信信号S2としてアンテナ23
からTV21へ送信する。
【0015】TV21は中継局20から送られて来た送
信信号S2を受信し、当該送信信号S2に基づいて電源
を「オン」した後、電源「オン」したことを表すデイジ
タルの応答信号を所定の方式で変調し、送信信号S3と
して電波で中継局20に送信する。中継局20はアンテ
ナ23を介して送信信号S3を受信し、当該送信信号S
3とは異なる所定周波数に周波数変換し、送信信号S4
としてアンテナ23からパーソナルコンピユータ22へ
送信する。
【0016】パーソナルコンピユータ22は送信信号S
4を受信することにより、TV21の電源が「オン」さ
れたことを認識し得るようになされている。この場合、
中継局20が送受信を行う送信信号S1〜S4の周波数
は低い周波数であると高速伝送に不向きであり、逆に周
波数が高過ぎても壁等による減衰が大きくなつて回析も
減少して障害物による影響を受け易くなるので250[KHz]
〜5[GHz]帯域内でそれぞれ個別に割り当て(4チヤンネ
ル分)られ、同一周波数による干渉や発振を防止し得る
ようになされている。
【0017】次に、図2(A)及び(B)に第1実施例
による中継局20の全体構成を示す。図2(A)に示す
ように、中継局20は立方体形状に形成された本体ケー
ス31の側面32〜35からアンテナ23A〜23Dが
四方に伸ばされた状態で取り付けられている。
【0018】また、アンテナ23A〜23Dは方向を変
えられるようにフレキシブルに形成されており、中継局
20を設置したときにアンテナ23A〜23Dの向きを
TV21やパーソナルコンピユータ22の方向へ向ける
ことにより指向性を自在に調節し得るようになされてい
る。
【0019】従つて、TV21やパーソナルコンピユー
タ22の位置が特定できる場合には、アンテナ23A〜
23Dの向きをTV21やパーソナルコンピユータ22
の方向へ向けて指向性を良好な状態にし、またTV21
やパーソナルコンピユータ22が移動可能な状態であつ
て設置位置が特定できない場合には、アンテナ23A〜
23Dの向きを四方に伸ばした無指向性の状態に固定し
て用いるようになされている。
【0020】さらに、図2(B)に示すように、中継局
20は本体ケース31の裏側の所定位置に電源プラグ4
0が直接設けられており、AC100[V]の家庭用コンセン
トに直接差し込めるようになされている。これにより、
中継局20は起動するための電源出力を電源プラグ40
を介して得られるようになされている。
【0021】このように、中継局20は電源コードを無
くして本体ケース31に直接電源プラグ40を設けたこ
とにより、コンセントに直接差し込んだ状態で設置固定
することができ、かくして室内で邪魔にならないと共に
室内スペースを犠牲にすることなく有効利用し得るよう
になされている。
【0022】続いて、図3に中継局20の回路構成を示
す。中継局20は大きく分けてパーソナルコンピユータ
22からの送信信号S1を受信して所定周波数に周波数
変換し、送信信号S2としてTV21へ送信する制御信
号送受信系回路51と、TV21からの送信信号S3を
受信して所定周波数に周波数変換し、送信信号S4とし
てパーソナルコンピユータ22へ送信する応答信号送受
信系回路52とから形成されている。
【0023】また、電源出力供給手段としての電源部5
3は電源プラグ40を介して供給されるAC100[V]の電
源電圧を所定電圧の直流電源出力に変換した後、制御信
号送受信系回路51及び応答信号送受信系回路52に供
給するようになされている。
【0024】制御信号送受信系回路51はアンテナ23
及びアンテナ共有器54を介してパーソナルコンピユー
タ22からの送信信号S1を受信し、受信信号処理手段
としての受信信号処理回路51Aに入力する。受信信号
処理回路51Aは送信信号S1を受信用高周波処理回路
(RX1)55によつて低周波帯域に周波数変換(いわ
ゆるダウンコンバート)し、その結果得られる受信信号
S5をデータ復調器56に送出する。
【0025】データ復調器56は受信信号S5を復調す
ることにより受信データS6を得、当該受信データS6
にエラーが生じている場合にはエラー訂正を施した後に
送信信号処理手段としての送信信号処理回路51Bに送
出する。
【0026】送信信号処理回路51Bは、データ変調器
57によつて受信データS6を所定の方式(例えばQP
SK(Quadrature Phase Shift Keying) 変調方式)で変
調し、送信信号S7として送信用高周波処理回路(TX
1)58に送出する。送信用高周波処理回路58は送信
信号S7を高周波帯域に周波数変換(いわゆるアツプコ
ンバート)し、その結果得られる送信信号S2をアンテ
ナ共有器54及びアンテナ23を介してTV21へ送信
する。
【0027】これにより、中継局20は本来パーソナル
コンピユータ22とTV21との間隔が電波の届かない
距離にあつたときにでも、パーソナルコンピユータ22
からの送信信号S1を中継し、送信信号S2としてTV
21に送信し得るようになされている。
【0028】応答信号送受信系回路52はアンテナ23
及びアンテナ共有器61を介してTV21からの送信信
号S3を受信し、受信信号処理手段としての受信信号処
理回路52Aに入力する。受信信号処理回路52Aは送
信信号S3を受信用高周波処理回路(RX2)62によ
つて低周波帯域に周波数変換し、その結果得られる受信
信号S10をデータ復調器63に送出する。データ復調
器63は受信信号S10を復調することにより受信デー
タS11を得、当該受信データS11にエラーが生じて
いる場合にはエラー訂正を施した後に送信信号処理手段
としての送信信号処理回路52Bに送出する。
【0029】送信信号処理回路52Bは、データ変調器
64によつて受信データS11をQPSK変調し、送信
信号S12として送信用高周波処理回路(TX2)65
に送出する。送信用高周波処理回路65は送信信号S1
2を高周波帯域に周波数変換し、その結果得られる送信
信号S4をアンテナ共有器61及びアンテナ23を介し
てパーソナルコンピユータ22へ送信する。
【0030】これにより、中継局20はTV21からの
送信信号S3を中継し、送信信号S4としてパーソナル
コンピユータ22に送信し得るようになされている。
【0031】以上の構成において、中継局20が例えば
部屋内の家庭用コンセントに差し込まれた状態で設置固
定された場合、他の部屋に位置するパーソナルコンピユ
ータ22が送信信号S1を送信すると、中継局20はア
ンテナ23を介して送信信号S1を受信し、周波数変換
した後に送信信号S2としてTV21に送信する。
【0032】次に、中継局20はアンテナ23を介して
TV21からの送信信号S3を受信し、周波数変換した
後に送信信号S4としてパーソナルコンピユータ22に
送信する。
【0033】このように、TV21とパーソナルコンピ
ユータ22とが電波の届かない距離に離れて設置された
ときでも、中継局20を各部屋に設置固定しておけば、
当該中継局20が送信信号S1及びS3を中継すること
により、TV21とパーソナルコンピユータ22とをケ
ーブル等によつて結線しなくてもパーソナルコンピユー
タ22によつてTV21を制御することができる。
【0034】例えば、ラツプトツプ型のコンピユータが
自在に移動可能な端末局として存在し、外部とイーサネ
ツト等によつて接続されているパーソナルコンピユータ
が存在するシステムにおいて、各部屋に中継局20を設
置固定しておくだけで、場所的なスペースを占有するこ
ともなくどの部屋に居てもラツプトツプ型のコンピユー
タからイーサネツトを介してパソコン通信を行うことが
できる。
【0035】また、天井からつり下げられるタイプの蛍
光灯等に用いられる電源ジヤツクに中継局20の電源プ
ラグ40を直接差し込んで設置固定した場合、部屋内の
スペースをなんら犠牲にすることなく、かつ配置されて
いる電子機器までの間に障害物のない指向性の良好な状
態で中継局20を用いることができる。
【0036】以上の構成によれば、中継局20は制御信
号送受信系回路51及び応答信号送受信系回路52を設
けると共に、本体ケース31に電源プラグ40を直接設
けるようにしたことにより、家庭用コンセントに直接差
し込んだ状態で設置固定できるので室内の省スペース化
に貢献し得ると共に、TV21とパーソナルコンピユー
タ22とをケーブル等によつてお互いを結線する必要な
く無線を介してデータ転送する際の中継拠点として用い
ることができる。
【0037】(2)第2実施例 図4に示すように、中継局80はTV81との間で無線
を介してデータ転送する際の中継拠点としての役割を担
うデータ送受信インターフエースであり、例えば異なる
フロアに配置されたパーソナルコンピユータ82とは伝
送ケーブル83を介して接続されており、当該パーソナ
ルコンピユータ82によつてTV81の操作を行うよう
になされている。
【0038】この場合TV21に無線装置(図示せず)
が内蔵されており、中継局80と無線によつてデータ転
送するようになされている。
【0039】また、パーソナルコンピユータ82は公衆
回線網84に接続され、例えば公衆電話からTV81の
電源「オン」、「オフ」等をコントロールするPB(Pus
h Button) 信号をデイジタルの制御データに変換し、伝
送ケーブル83を介して中継局80に伝送した後、当該
中継局80によつて制御データを周波数変換し、送信信
号S21としてTV81に送信するようになされてい
る。
【0040】TV81は中継局80から送られて来た送
信信号S21を受信し、当該送信信号S21に基づいて
電源「オン」した後、電源「オン」したことを表すデイ
ジタルの応答信号を送信信号S22として電波で中継局
80に送信する。
【0041】中継局20は送信信号S22を受信し、当
該送信信号S22を周波数変換した後に伝送ケーブル8
3を介してパーソナルコンピユータ82へ送信する。パ
ーソナルコンピユータ82は周波数変換された送信信号
S22を受信することにより、TV81の電源が「オ
ン」されたことを認識し得るようになされている。
【0042】この場合、中継局80が送受信を行う送信
信号S21及びS22の周波数は低い周波数であると高
速伝送に不向きであり、逆に周波数が高過ぎても壁等に
よる減衰が大きくなつて回析も減少して障害物による影
響を受け易くなるので250[KHz]〜5[GHz]の帯域内でそれ
ぞれ個別に割り当て(2チヤンネル分)られ、同一周波
数による干渉や発振を防止し得るようになされている。
【0043】次に、図5(A)及び(B)に第2実施例
による中継局80の全体構成を示す。図5(A)に示す
ように、中継局80は第1実施例の中継局20と同様に
立方体形状に形成された本体ケース91の側面92〜9
5からアンテナ85A〜85Dが四方に伸ばされた状態
で取り付けられている。
【0044】また、アンテナ85A〜85Dは向きを自
在に変えられるようにフレキシブルに形成されており、
アンテナ85A〜85Dの向きを変えることによつて指
向性を調節し得るようになされている。
【0045】さらに、図5(B)に示すように、中継局
80は本体ケース91の裏側の所定位置に電源プラグ1
00が直接設けられると共に、当該電源プラグ100の
下部にデータ伝送プラグ101が設けられている。これ
は、将来的にAC100[V]の家庭用コンセントの下部にデ
ータ伝送用のデータ伝送ジヤツクが配置されたことを想
定した場合のことであり、家庭用コンセントに直接差し
込めるようになされている。
【0046】このように、中継局80は電源コードを無
くして本体ケース91に直接電源プラグ100及びデー
タ伝送プラグ101を設けたことにより、コンセント及
びデータ伝送ジヤツクに直接差し込んだ状態で固定設置
することができ、かくして室内空間を犠牲にすることな
く有効利用し得るようになされている。
【0047】続いて、図6に中継局80の回路構成を示
す。中継局80はパーソナルコンピユータ82から伝送
ケーブル83及び伝送プラグ101を介して送られて来
るTV81の電源「オン」、「オフ」等の制御データを
データ処理部110により所定のデータフオーマツトに
変換し、制御データS23を送信信号処理手段としての
送信信号処理回路100Aに送出する。
【0048】送信信号処理回路100Aは、データ変調
器111によつて制御データS23をQPSK変調し、
送信信号S24として送信用高周波処理回路(TX)1
12に送出する。送信用高周波処理回路112は送信信
号S24を高周波帯域に周波数変換し、その結果得られ
る送信信号S21をアンテナ共有器113及びアンテナ
85を介してTV81へ送信する。
【0049】また、中継局80はアンテナ85及びアン
テナ共有器113を介してTV81からの送信信号S2
2を受信し、受信信号処理手段としての受信信号処理回
路100Bに入力する。受信信号処理回路100Bは受
信用高周波処理回路(RX)114によつて送信信号S
22を低周波帯域に周波数変換し、その結果得られる受
信信号S26をデータ復調器115に送出する。
【0050】データ復調器115は受信信号S26を復
調することにより受信データS27を得、当該受信デー
タS27にエラーが生じていた場合にはエラー訂正した
後にデータ処理部110でデータ変換し、応答データと
して伝送プラグ101及び伝送ケーブル83を介してパ
ーソナルコンピユータ82へ伝送するようになされてい
る。
【0051】従つて、パーソナルコンピユータ82は応
答データを受信することにより、TV81の電源が「オ
ン」されたことを認識し得るようになされている。
【0052】ここで、電源出力供給手段としての電源部
116は電源プラグ100を介して供給されるAC100
[V]の電源電圧を所定電圧の直流電源出力に変換した
後、各回路(110〜115)に供給し、起動させるよ
うになされている。
【0053】以上の構成において、中継局80は部屋内
の家庭用コンセントに差し込まれた状態で設置固定され
たときに、当該中継局80とパーソナルコンピユータ8
2とが伝送プラグ101及び伝送ケーブル83を介して
接続されると共に、所定の距離離れた位置に配置されて
いるTV81と無線によつてデータ転送し得るようにし
たことにより、パーソナルコンピユータ82が外部の公
衆回線網84を介して送られてくるPB信号を伝送ケー
ブル83を介して中継局80に伝送し、当該中継局80
がPB信号を送信信号S21としてTV81に送信する
ことができる。
【0054】また、中継局80は電源プラグ100を家
庭用コンセントに直接差し込んで設置固定することによ
り、部屋内のスペースを犠牲にすることなく室内空間を
有効に利用し得ると共に、TV81の配置された方向へ
アンテナ85A〜85Dを向けることにより、指向性を
良くすることができる。
【0055】以上の構成によれば、中継局80はパーソ
ナルコンピユータ82とTV81とが所定の距離以上離
れたときでも、パーソナルコンピユータ82に接続され
た公衆回線網84を介して送られてくるPB信号によつ
てTV81を制御し得ると共に、中継局80とパーソナ
ルコンピユータ82とを伝送ケーブル83を介して有線
接続したことにより、第1実施例の中継局20に比べて
回路構成を半分に簡素化し得ると共に、小型軽量化を図
れて小スペース化を実現できる。
【0056】(3)第3実施例 図7に示すように、中継局120はパーソナルコンピユ
ータ121との間で無線を介してデータ転送する際の中
継拠点としての役割を担うデータ送受信インターフエー
スであり、TV122とは伝送ケーブル123を介して
接続されている。この場合、パーソナルコンピユータ1
21には無線装置(図示せず)が内蔵されており、中継
局120と無線によつてデータ転送するようになされて
いる。
【0057】実際上、中継局120はパーソナルコンピ
ユータ121から無線で送られて来る送信信号(制御デ
ータ)S31をアンテナ124を介して受信し、伝送ケ
ーブル123を介してTV122に送信する。TV12
2は中継局120を介して送られてきた送信信号S31
に基づいて電源を「オン」した後、電源「オン」したこ
とを表す応答信号を伝送ケーブル123を介して中継局
120に送信する。
【0058】中継局120は応答信号を所定の方式で変
調して送信信号S32としてパーソナルコンピユータ1
21に送信するようになされている。
【0059】従つて、パーソナルコンピユータ121は
送信信号S32を受信することにより、送信信号S31
に基づいてTV122の電源が「オン」されたことを認
識することができる。
【0060】この場合、中継局120が送受信を行う送
信信号S31及びS32の周波数は低い周波数であると
高速伝送に不向きであり、逆に周波数が高過ぎても壁等
による減衰が大きくなつて回析も減少して障害物による
影響を受け易くなるので250[KHz]〜5[GHz]の帯域内でそ
れぞれ個別に割り当て(2チヤンネル分)られ、同一周
波数による干渉や発振を防止し得るようになされてい
る。
【0061】次に、図8(A)及び(B)に示すように
第3実施例による中継局120の全体構成を示す。図8
(A)に示すように、中継局120は第1実施例の中継
局20と同様に立方体形状に形成された本体ケース13
1の側面132〜135からアンテナ124A〜124
Dが四方に伸ばされた状態で取り付けられている。
【0062】また、アンテナ124A〜124Dは向き
を自在に変えられるようにフレキシブルに形成されてお
り、アンテナ124A〜124Dの向きを変えることに
よつて指向性を調節し得るようになされている。
【0063】さらに、中継局120は本体ケース131
の表側正面部分に伝送ケーブル123と接続するための
データ伝送ジヤツク136が設けられている。
【0064】これにより、中継局120はデータ伝送ジ
ヤツク136を介して接続された伝送ケーブル123に
よつてTV122、あるいはエアコン、オーデイオ等の
他の種々の電子機器とデータ転送し得るようになされて
いる。
【0065】また、図8(B)に示すように、中継局1
20は本体ケース131の裏側の所定位置に電源プラグ
140が直接設けられており、AC100[V]の家庭用コン
セントに直接差し込めるようになされている。
【0066】これにより、中継局120は起動するため
の電源出力を電源プラグ140を介して得られるように
なされている。
【0067】このように、中継局120は電源コードを
無くして本体ケース131に直接電源プラグ140を設
けたことにより、コンセントに差し込んだ状態で固定設
置することができ、かくして室内スペースを犠牲にする
ことなく有効利用し得るようになされている。
【0068】ところで、中継局120の回路構成は第2
実施例の中継局80(図6)と同様であり、伝送プラグ
101の替わりに設けられたデータ伝送ジヤツク136
と伝送ケーブル123を介してTV122に接続される
だけであるので、ここでは省略する。
【0069】以上の構成において、中継局120は部屋
内の家庭用コンセントに差し込まれた状態で設置固定さ
れた場合、当該中継局120とTV122とが伝送ケー
ブル123を介して接続されると共に、所定距離離れた
位置に配置されているパーソナルコンピユータ121と
無線によつてデータ転送し得るようにしたことにより、
パーソナルコンピユータ121からの送信信号S31を
中継局120が中継し、伝送ケーブル123を介してT
V122に送信することができる。
【0070】また、中継局120は電源プラグ140を
家庭用コンセントに直接差し込んで設置固定することに
より室内スペースを犠牲にすることなく有効に利用し得
ると共に、TV122の配置された方向へアンテナ12
4A〜124Dを向けることにより指向性を良くするこ
とができる。
【0071】以上の構成によれば、中継局120はパー
ソナルコンピユータ121とTV122とが所定の距離
以上離れたときでも、パーソナルコンピユータ121か
らの送信信号S31を中継し、伝送ケーブル123を介
して送信することによりTV122を制御し得ると共
に、TV122と中継器120とを伝送ケーブル123
を介して有線接続したことにより、第2実施例の中継局
80と同様に第1実施例の中継局20に比べて回路構成
を半分に簡素化し得ると共に、小型軽量化を図れて小ス
ペース化を実現できる。
【0072】(4)第4実施例 図9に示すように、中継局150はリモートコントロー
ラ(以下、これをリモコンと呼ぶ)151からの制御信
号S41を中継して送信信号S42及びS43としてT
V152やVTR153に送信すると共に、VTR15
3によつて再生した映像データS44を中継して送信信
号S45としてTV152に転送する役割を担うデータ
送受信インターフエースである。
【0073】この場合、リモコン151は赤外線によつ
て中継局150に制御信号S41を送信するようになさ
れている。また、TV152及びVTR153には無線
装置(図示せず)が内蔵されており、送受信周波数を個
別に割り当てて、同一周波数による干渉や発振を防止し
得るようになされている。
【0074】実際上、ユーザがリモコン151によつて
TV152やVTR153の電源を「オン」、「オフ」
させる制御信号S41を中継局150に赤外線で送信す
る。中継局150は制御信号S41を受信し、当該制御
信号S41を所定周波数に周波数変換し、TV152を
制御するときには送信信号S42として送信し、VTR
153を制御するときには送信信号S43として送信す
る。
【0075】TV152は送信信号S42に基づいて電
源を「オン」すると共に、VTR153は送信信号S4
3に基づいて電源を「オン」するようになされている。
【0076】続いて、ユーザがリモコン151によつて
VTR153に対して「再生」を指示する制御信号S4
1を中継局150に送信すると、当該中継局150は送
信信号S41を周波数変換し送信信号S43としてVT
R153に送信する。VTR153は送信信号S43に
基づいて再生を開始して映像データを所定周波数の送信
信号S44として中継局150に送信する。
【0077】中継局150はアンテナ154を介して送
信信号S44を受信し、所定周波数に周波数変換した後
に送信信号S45としてTV152に送信する。従つ
て、TV152は受信した送信信号S45を復調するこ
とにより、モニタ上に再生映像を映し出すようになされ
ている。
【0078】この場合、中継局150の全体構成は第1
実施例の中継局20と同じ構成であり、立方体形状に形
成された本体ケースの側面からアンテナが四方に伸ばさ
れた状態で取り付けられると共に、当該アンテナの向き
を変化させられるようにフレキシブルに形成されてい
る。
【0079】また、中継局150は第1実施例の中継局
20と同様に本体ケースの裏側に電源プラグが直接設け
られており、AC100[V]の家庭用コンセントに直接差し
込むことにより、室内空間を犠牲にすることなく設置し
得るようになされている。
【0080】次に、図10に中継局150の回路構成を
示す。中継局150は大きく分けてVTR153により
再生した映像データを送信信号S44として受信しTV
152に送信信号S45として送信する再生信号送受信
系回路161と、リモコン151が送信する制御信号S
41を中継して送信信号S42及びS43として送信す
る制御信号送受信系回路162とから形成されている。
【0081】再生信号送受信系回路161はアンテナ1
54及びアンテナ供給器165を介してVTR153か
らの送信信号S44(再生映像データ)を受信し、受信
信号処理手段としての受信信号処理回路161Aに入力
する。受信信号処理回路161Aは受信用高周波処理回
路(RX1)166によつて送信信号S44を低周波帯
域に周波数変換し、その結果得られる受信信号S50を
データ復調器167に送出する。
【0082】データ復調器167は受信信号S50を復
調することにより受信データS51を得、当該受信デー
タS51にエラーが生じていた場合にはエラー訂正した
後に送信信号処理手段としての送信信号処理回路161
Bに送出する。
【0083】送信信号処理回路161Bはデータ変調器
168によつて受信データS51をQPSK変調し、送
信信号S52として送信用高周波処理回路(TX1)1
69に送出する。送信用高周波処理回路169は送信信
号S52を高周波帯域に周波数変換し、その結果得られ
る送信信号S45をアンテナ供給器165及びアンテナ
154を介してTV152に送信する。
【0084】これにより、中継局150はTV152と
VTR153とが伝送ケーブル等を介して結線できない
位置に配置されていたときでも、VTR153によつて
再生した映像データを中継して送信することによりTV
152のモニタ上で再生映像を映し出せるようになされ
ている。
【0085】一方、中継局150はリモコン151が送
出する赤外線の制御信号S41を赤外線インターフエー
ス180を介して受信し、データ処理回路181に送出
する。データ処理回路181は制御信号S41をデータ
変調器173で扱うデータフオーマツトに変換し、送信
信号S60を送信信号処理手段としての送信信号処理回
路162Bに送出する。
【0086】送信信号処理回路162Bはデータ変調器
173によつて送信信号S60をQPSK変調し、送信
信号S61として送信用高周波処理回路174に送出す
る。
【0087】送信用高周波処理回路174は送信信号S
61を高周波帯域に周波数変換し、送信信号S42及び
S43としてアンテナ供給器170及びアンテナ154
を介してTV152及びVTR153に送信する。
【0088】TV152は送信信号S42に基づいて電
源の「オン」、「オフ」を行い、応答信号S46を中継
局150に送信する。
【0089】中継局150は応答信号S46をアンテナ
154及びアンテナ共有器170を介して受信し、受信
信号処理手段としての受信信号処理回路162Aに入力
する。受信信号処理回路162Aは受信用高周波処理回
路(RX2)171によつて応答信号S46を低周波帯
域に周波数変換し、その結果得られる応答信号S55を
データ復調器172に送出する。データ復調器172は
受信信号S55を復調することにより応答データS56
を得、当該応答データS56をデータ処理回路181に
送出する。
【0090】データ処理回路181は応答データS56
を受信した場合には制御信号S41に基づいてTV15
2の電源が「オン」あるいは「オフ」されたと認識し、
応答データS56を受信しなかつた場合には再度送信信
号S60をデータ変調器173に送出して送信信号S4
2をTV152に送信する。
【0091】また、VTR153は送信信号S43に基
づいて電源の「オン」、「オフ」あるいは再生の「オ
ン」、「オフ」を行い、応答信号S47を中継局150
に送信する。中継局150はTV152からの応答信号
S46の場合と同様に応答信号S47を処理するように
なされている。
【0092】これにより、中継局150はリモコン15
1からの制御信号S41を中継してTV152及びVT
R153に送信することにより、TV152及びVTR
153を制御するようになされている。
【0093】なお、電源出力供給手段としての電源部1
85は電源プラグ186を介して供給されるAC100[V]
の電源電圧を所定電圧の直流電圧出力に変換した後、再
生信号送受信系回路161及び制御信号送受信系回路1
62に供給することにより、各回路(165〜169及
び170〜174)を起動するようになされている。さ
らに、電源部185は赤外線インターフエース180及
びデータ処理回路181にも所定電圧の直流電圧出力を
供給するようになされている。
【0094】以上の構成において、中継局150は部屋
内の家庭用コンセントに差し込まれた状態で設置固定さ
れた場合、当該中継局150がリモコン151からの制
御信号S41を中継して送信信号S42及びS43とし
て送信することによりTV152及びVTR153を制
御し得ると共に、VTR153で再生した映像データを
TV152にデータ転送して映し出すことができる。
【0095】実際上、中継局150をコンセントに差し
込んだ状態で室内に設置固定しておくことにより、TV
152とVTR153をケーブルを介して結線する必要
なく離れた場所からリモコン151の操作によつてTV
152及びVTR153を制御すると共に、VTR15
3とTV152間で映像データを送受信することができ
る。
【0096】また、中継局150は電源プラグ186を
家庭用コンセントに直接差し込んで設置固定することに
より部屋内のスペースを犠牲にすることなく室内空間を
有効に利用し得ると共に、TV152及びVTR153
の配置された方向へアンテナ154を向けることにより
指向性を良くすることができる。
【0097】以上の構成によれば、中継局150は再生
信号送受信系回路161及び制御信号送受信系回路16
2を設けると共に電源プラグ186を本体ケースに直接
取り付けるようにしたことにより、室内空間を無駄にす
ることなく家庭用コンセントに直接設置固定するだけで
リモコン151、TV152及びVTR153とをそれ
ぞれ結線する必要なくデータ転送することができる。
【0098】これにより、ユーザはTV152とVTR
153とが互いに離れた場所にあつて結線できない場合
でもリモコン151の操作によつてVTR153によつ
て再生した映像データをTV152のモニタ上で映し出
すことができる。
【0099】(5)他の実施例 なお上述の第1〜第4実施例においては、無線中継装置
としての中継局20、50、80、120及び150の
本体ケースにそれぞれ線状のアンテナを4本ずつ取り付
けた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ア
ンテナの形状及び本数に関しては指向性が良くなるので
あれば他の種々の形状及び本数であつても良い。また、
安定した無線通信品質を得るために複数のアンテナを用
いてダイバシチ受信を行う等の手法を用いても良い。
【0100】また、上述の第1〜第4実施例において
は、デイジタルの制御信号及び応答信号の場合にデータ
変調器においてQPSK変調した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、BPSK(Binary Phase Sh
ift Keying) 、GMSK(Guassian filtered Minimum S
hift Keying)等の変調方式や、アナログの制御信号及び
応答信号を用いた場合にはAM(Amplitude Modulation)
変調あるいはFM(Frequency Modulation)変調等の他の
変調方式に従つて変調するようにしても良い。
【0101】さらに上述の第1実施例においては、中継
局20の本体ケース31の裏側に直接電源プラグ40を
設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、図11(A)及び(B)に示す中継局70の
ように、電源プラグ40を設けた面以外の面であれば本
体ケース31の表側等に電源ジヤツク71を設けるよう
にしても良い。これにより、中継局70はコンセントを
占有しないで済む。
【0102】この場合、図3との対応部分に同一符号を
付して示す図12において、中継局70は中継局20の
本体ケース31の表側に電源ジヤツク71を設けただけ
であり、他の回路構成は中継局20と同様である。
【0103】さらに、上述の第1実施例においては、中
継局20が送受信する送信信号S1〜S4の周波数をそ
れぞれ個別に割り振つて4チヤンネル分設定するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、制
御信号送受信系回路51及び応答信号送受信系回路52
において送受信を同時に行わないTDD(Time Division
Duplex)方式を採用した場合には、制御信号送受信系回
路51の受信用高周波処理回路55及び送信用高周波処
理回路58において送受信する送信信号S1及びS2の
周波数を同一周波数とし、応答信号送受信系回路52の
受信用高周波処理回路62及び送信用高周波処理回路6
5において送受信する送信信号S3及びS4の周波数を
同一周波数とするようにしても良い。これにより、中継
局20は回路構成を簡素化することができる。
【0104】さらに上述の第1実施例においては、パー
ソナルコンピユータ22と中継局20とを無線によつて
送信するようにした場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、パーソナルコンピユータ22を中継局20
に内蔵するようにしても良い。
【0105】さらに上述の第2実施例においては、中継
局80の本体ケース91の裏側に直接電源プラグ100
を設けてコンセントに差し込んだ状態で固定するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図
13(A)及び(B)に示すように、本体ケース91の
表側に電源ジヤツク118を設けた中継局119を用い
るようにしても良い。これにより、中継局119はコン
セントを占有しないで済む。
【0106】さらに上述の第2実施例においては、中継
局80が送受信する送信信号S21及びS22の周波数
をそれぞれ個別に割り振つて2チヤンネル分設定するよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、送受信を同時に行わないTDD方式を採用した場合
には送信用高周波処理回路112及び受信用高周波処理
回路114において送受信する送信信号S21及びS2
2の周波数を同一周波数に設定するようにしても良い。
【0107】さらに上述の第3実施例においては、中継
局120の本体ケース131の裏側に直接電源プラグ1
40を設けてコンセントに差し込んだ状態で設置固定す
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、図14(A)及び(B)に示すように、本体ケー
ス131の表側等に電源ジヤツク141を設けた中継局
142を用いるようにしても良い。これにより、中継局
142はコンセントを占有しないで済む。
【0108】さらに上述の第4実施例においては、中継
局150が送受信する送信信号S44〜S47の周波数
をそれぞれ個別に割り振つて互いに干渉しないようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、送受
信を同時に行わなければ再生信号送受信系回路161の
受信用高周波処理回路166及び送信用高周波処理回路
169において送受信する送信信号S44及びS45の
周波数を同一周波数とし、制御信号送受信系回路162
の受信用高周波処理回路171及び送信用高周波処理回
路174において送受信する送信信号S46及びS47
の周波数を同一周波数に設定するようにしても良い。
【0109】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、受信した
受信信号に基づいて送信信号を生成し、当該送信信号を
送信する無線中継装置において、本体ケースと、当該本
体ケースに取り付けられ受信信号を受信すると共に送信
信号を送信するアンテナと、本体ケースに収納されアン
テナを介して受信した受信信号を周波数変換した後に復
調することにより受信データを得る受信信号処理手段
と、本体ケースに収納され受信データを変調した後に周
波数変換することにより送信信号を得、当該送信信号を
アンテナを介して送信する送信信号処理手段と、本体ケ
ースに直接取り付けられた電源プラグと、当該電源プラ
グを介して得られた電源電圧に基づいて所定電圧の電源
出力を得、当該電源出力を受信信号処理手段及び送信信
号処理手段に供給する電源出力供給手段とを設けるよう
にする。
【0110】これにより、直接電源ジヤツクに差し込ん
だ状態で設置固定することができ、室内スペースを犠牲
にすることなく所定距離以上の離れた場所に設置された
電子機器間においてもデータ転送し得る無線中継装置を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例による中継局と電子機器との関係を
表すブロツク図である。
【図2】第1実施例による中継局の全体構成を示す概略
図である。
【図3】第1実施例による中継局の回路構成を示すブロ
ツク図である。
【図4】第2実施例による中継局と電子機器との関係を
表すブロツク図である。
【図5】第2実施例による中継局の全体構成を示す概略
図である。
【図6】第2実施例による中継局の回路構成を示すブロ
ツク図である。
【図7】第3実施例による中継局と電子機器との関係を
表すブロツク図である。
【図8】第3実施例による中継局の全体構成を示す概略
図である。
【図9】第4実施例による中継局と電子機器との関係を
表すブロツク図である。
【図10】第4実施例による中継局の回路構成を示すブ
ロツク図である。
【図11】第1実施例の変形例による中継局の全体構成
を示す概略図である。
【図12】第1実施例の変形例による中継局の回路構成
を示すブロツク図である。
【図13】第2実施例の変形例による中継局の全体構成
を示す概略図である。
【図14】第3実施例の変形例による中継局の全体構成
を示す概略図である。
【図15】無線モデムを用いてデータ転送を行うパーソ
ナルコンピユータとプリンタを示すブロツク図である。
【符号の説明】
10、11……無線モデム、12、22、82、121
……パーソナルコンピユータ、13……プリンタ、2
0、70、80、120、150……中継局、21、8
1、122、152……TV、23、85、124、1
54……アンテナ、31、91,131……本体ケー
ス、40、100、140、186……電源プラグ、7
1、118、141……電源ジヤツク、83、123…
…伝送ケーブル、101……データ伝送プラグ、リモコ
ン……151、VTR……153。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信した受信信号に基づいて送信信号を生
    成し、当該送信信号を送信する無線中継装置において、 本体ケースと、 上記本体ケースに取り付けられ、上記受信信号を受信す
    ると共に上記送信信号を送信するアンテナと、 上記本体ケースに収納され、上記アンテナを介して受信
    した上記受信信号を周波数変換した後に復調することに
    より受信データを得る受信信号処理手段と、 上記本体ケースに収納され、上記受信データを変調した
    後に周波数変換することにより上記送信信号を得、当該
    送信信号を上記アンテナを介して送信する送信信号処理
    手段と、 上記本体ケースに直接取り付けられた電源プラグと、 上記電源プラグを介して得られた電源電圧に基づいて所
    定電圧の電源出力を得、当該電源出力を上記受信信号処
    理手段及び上記送信信号処理手段に供給する電源出力供
    給手段とを具えることを特徴とする無線中継装置。
  2. 【請求項2】上記本体ケースは、上記電源プラグの取り
    付けられた面以外の面に電源ジヤツクが設けられたこと
    を特徴とする請求項1に記載の無線中継装置。
  3. 【請求項3】上記本体ケースは、上記電源プラグの取り
    付けられた面にデータ伝送プラグが設けられたことを特
    徴とする請求項1に記載の無線中継装置。
  4. 【請求項4】上記本体ケースは、上記電源プラグの取り
    付けられた面にデータ伝送プラグが設けられると共に、
    上記電源プラグの取り付けられた面以外の面に電源ジヤ
    ツクが設けられたことを特徴とする請求項1に記載の無
    線中継装置。
  5. 【請求項5】上記本体ケースは、上記電源プラグの取り
    付けられた面以外の面にデータ伝送ジヤツクが設けられ
    たことを特徴とする請求項1に記載の無線中継装置。
  6. 【請求項6】上記本体ケースは、上記電源プラグの取り
    付けられた面以外の面にデータ伝送ジヤツクが設けられ
    ると共に、上記電源プラグの取り付けられた面以外の面
    に電源ジヤツクが設けられたことを特徴とする請求項1
    に記載の無線中継装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001077739A (ja) * 1999-07-20 2001-03-23 Andrew Corp 側面対側面中継器及びその動作方法
JP2002112354A (ja) * 2000-09-28 2002-04-12 Kato Electrical Mach Co Ltd 遠隔操作システム

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