JPH10284646A - 半導体デバイス及びその製造方法 - Google Patents
半導体デバイス及びその製造方法Info
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- H01L2224/48091—Arched
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- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 封止樹脂により限られた必要な部分のみ封止
できる半導体デバイスの製造方法を得る。 【解決手段】 回路基板11上に搭載された複数の半導
体ベアチップ13を回路基板上にセットされたプレート
30に形成された複数の開口部内に配置させた後、開口
部内に液状封止樹脂17を上部より充填し、液状封止樹
脂が硬化した後プレートをはずし、半導体チップを封止
する方法である。
できる半導体デバイスの製造方法を得る。 【解決手段】 回路基板11上に搭載された複数の半導
体ベアチップ13を回路基板上にセットされたプレート
30に形成された複数の開口部内に配置させた後、開口
部内に液状封止樹脂17を上部より充填し、液状封止樹
脂が硬化した後プレートをはずし、半導体チップを封止
する方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は回路基板上に搭載
された半導体チップを封止して製造される半導体デバイ
ス及びその製造方法に関するものである。
された半導体チップを封止して製造される半導体デバイ
ス及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体チップを回路基板上に実装する場
合、例えば図4に示すようにタ゛イホ゛ンテ゛ィンク゛又はフリッフ゜チッフ
゜ホ゛ンテ゛ィンク゛等により半導体チップ1のバンプ電極2を回
路基板3上の電極パットに接続し、射出器4を用いたホ゜
ッティンク゛法により液状封止材を一定量滴下して半導体チッ
プを封止して半導体デバイスを製造するようにしてい
る。また、特開平5ー175260号公報によると図5
に示す通り印刷用マスク18を回路基板11の上面に位
置合わせして、スキージ19で液状封止材17を印刷用
マスク18の開口部20内に印刷することで封止するこ
とを特徴とする。
合、例えば図4に示すようにタ゛イホ゛ンテ゛ィンク゛又はフリッフ゜チッフ
゜ホ゛ンテ゛ィンク゛等により半導体チップ1のバンプ電極2を回
路基板3上の電極パットに接続し、射出器4を用いたホ゜
ッティンク゛法により液状封止材を一定量滴下して半導体チッ
プを封止して半導体デバイスを製造するようにしてい
る。また、特開平5ー175260号公報によると図5
に示す通り印刷用マスク18を回路基板11の上面に位
置合わせして、スキージ19で液状封止材17を印刷用
マスク18の開口部20内に印刷することで封止するこ
とを特徴とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、射出器
4を用いたホ゜ッティンク゛法であると滴下量のコントロールが
難しく一定の封止厚を有する封止樹脂を確保することが
困難である。また、塗布エリアは封止の広がる面積に等
しく、ダム樹脂等により封止材の流れるのを防止しなけ
れば、不必要な部分まで封止してしまう。また、特開平
5−175260号公報のような印刷による封止はスキ
ージ19など、製造方法が複雑で設備が多くなる。ま
た、上記の方法で製造された半導体デバイスの封止樹脂
は、回路基板上の占有面積が大きく回路基板設計上制約
が有った。
4を用いたホ゜ッティンク゛法であると滴下量のコントロールが
難しく一定の封止厚を有する封止樹脂を確保することが
困難である。また、塗布エリアは封止の広がる面積に等
しく、ダム樹脂等により封止材の流れるのを防止しなけ
れば、不必要な部分まで封止してしまう。また、特開平
5−175260号公報のような印刷による封止はスキ
ージ19など、製造方法が複雑で設備が多くなる。ま
た、上記の方法で製造された半導体デバイスの封止樹脂
は、回路基板上の占有面積が大きく回路基板設計上制約
が有った。
【0004】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、封止樹脂の回路基板上の占有面
積が小さく回路基板設計上の制約の少ない半導体デバイ
スを得ることを目的とする。
ためになされたもので、封止樹脂の回路基板上の占有面
積が小さく回路基板設計上の制約の少ない半導体デバイ
スを得ることを目的とする。
【0005】また、封止樹脂により限られた必要な部分
のみ封止できる半導体デバイスの製造方法を得ることを
目的とする。また、回路基板上に半導体チップ゜が複数
個搭載されていても1度の滴下作業にて封止できる作業
効率の良い半導体デバイスの製造方法を得ることを目的
とする。
のみ封止できる半導体デバイスの製造方法を得ることを
目的とする。また、回路基板上に半導体チップ゜が複数
個搭載されていても1度の滴下作業にて封止できる作業
効率の良い半導体デバイスの製造方法を得ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明における半導体
デバイスは、回路基板上に搭載された複数の半導体チッ
プを各々封止する樹脂の外郭が、前記回路基板側の下部
に対して上部がテーパー状に大きくなっているものであ
る。
デバイスは、回路基板上に搭載された複数の半導体チッ
プを各々封止する樹脂の外郭が、前記回路基板側の下部
に対して上部がテーパー状に大きくなっているものであ
る。
【0007】この発明における半導体デバイスの製造方
法は、回路基板上に搭載された複数の半導体チップを前
記回路基板上にセットされたプレートに形成された複数
の開口部内に配置させた後、前記開口部内に液状封止樹
脂を上部より充填し、前記液状封止樹脂が硬化した後前
記プレートをはずし、前記半導体チップを封止する方法
である。
法は、回路基板上に搭載された複数の半導体チップを前
記回路基板上にセットされたプレートに形成された複数
の開口部内に配置させた後、前記開口部内に液状封止樹
脂を上部より充填し、前記液状封止樹脂が硬化した後前
記プレートをはずし、前記半導体チップを封止する方法
である。
【0008】また、開口部は、表面から一定の深さまで
一定の開口面積を有し、その下部は開口面積がテーパー
状に小さくなっている方法である。
一定の開口面積を有し、その下部は開口面積がテーパー
状に小さくなっている方法である。
【0009】また、液状封止樹脂として熱硬化性樹脂を
用い、半導体チップを封止する際、加熱硬化させる方法
である。
用い、半導体チップを封止する際、加熱硬化させる方法
である。
【0010】また、熱硬化性樹脂を熱硬化させる際、減
圧した後または減圧下の状態で熱硬化させる方法であ
る。
圧した後または減圧下の状態で熱硬化させる方法であ
る。
【0011】また、熱硬化性樹脂を熱硬化させる際、加
圧下の状態で熱硬化させる方法である。
圧下の状態で熱硬化させる方法である。
【0012】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態を図につい
て説明する。図1は、この発明の実施の形態による半導
体デバイスの製造方法における液体封止の要部を示す説
明図である。図において、回路基板上11にタ゛イホ゛ンテ゛ィン
ク゛又はフリッフ゜チッフ゜ホ゛ンテ゛ィンク゛等により搭載された複数の半
導体ベアチップIC13を金属、プラスチック又はシリ
コン製のプレート30に形成されたテーパー状の開口部
内に配置させる。この開口部上部から例えば射出器4に
てベアチップIC13の周辺部から中央部へ液状封止樹
脂を塗布し、塗布した液状封止樹脂の硬化により、半導
体ベアチップIC13を封止する。
て説明する。図1は、この発明の実施の形態による半導
体デバイスの製造方法における液体封止の要部を示す説
明図である。図において、回路基板上11にタ゛イホ゛ンテ゛ィン
ク゛又はフリッフ゜チッフ゜ホ゛ンテ゛ィンク゛等により搭載された複数の半
導体ベアチップIC13を金属、プラスチック又はシリ
コン製のプレート30に形成されたテーパー状の開口部
内に配置させる。この開口部上部から例えば射出器4に
てベアチップIC13の周辺部から中央部へ液状封止樹
脂を塗布し、塗布した液状封止樹脂の硬化により、半導
体ベアチップIC13を封止する。
【0013】液状封止樹脂として、熱硬化性封止樹脂を
用い塗布された半導体装置及び回路基板11を加熱し、
封止樹脂を熱硬化させることで効率良く封止作業が行え
る。また、液状封止樹脂17を熱硬化させる際、減圧さ
せ、その後熱硬化させて製造することにより、ワイヤー
(金ワイヤーまたはアルミワイヤー)31及びチップー
基板間の隙間の空気溜まりを樹脂内より排除することが
できる。
用い塗布された半導体装置及び回路基板11を加熱し、
封止樹脂を熱硬化させることで効率良く封止作業が行え
る。また、液状封止樹脂17を熱硬化させる際、減圧さ
せ、その後熱硬化させて製造することにより、ワイヤー
(金ワイヤーまたはアルミワイヤー)31及びチップー
基板間の隙間の空気溜まりを樹脂内より排除することが
できる。
【0014】また、液状封止樹脂17を熱硬化させる
際、減圧下の状態で熱硬化させて製造することで、ワイ
ヤー31及びチップー基板間の隙間の空気溜まりを樹脂
内より排除することができる。また、液状封止樹脂17
を熱硬化させる際、加圧下の状態で熱硬化させて製造す
ることで、ワイヤー31及びチップー基板間の隙間の空
気溜まりを表面層に発生させずに熱硬化させて製造する
ことができる。
際、減圧下の状態で熱硬化させて製造することで、ワイ
ヤー31及びチップー基板間の隙間の空気溜まりを樹脂
内より排除することができる。また、液状封止樹脂17
を熱硬化させる際、加圧下の状態で熱硬化させて製造す
ることで、ワイヤー31及びチップー基板間の隙間の空
気溜まりを表面層に発生させずに熱硬化させて製造する
ことができる。
【0015】図2は、プレート30に形成されたテーパ
ー状の開口部の目安となる寸法である。 85度≦θ1<90度、 85度≦θ2<90度 上記の関係を満足することが望ましい。開口部がベアチ
ップICサイズに比べ大きすぎるとCOB(Chip on Bor
d)又はCOG(Chip on Grass)した回路設計上の利点を
失うことになる。また、逆に狭すぎるとベアチップIC
13の信頼性を確保した封止形態を維持できない。
ー状の開口部の目安となる寸法である。 85度≦θ1<90度、 85度≦θ2<90度 上記の関係を満足することが望ましい。開口部がベアチ
ップICサイズに比べ大きすぎるとCOB(Chip on Bor
d)又はCOG(Chip on Grass)した回路設計上の利点を
失うことになる。また、逆に狭すぎるとベアチップIC
13の信頼性を確保した封止形態を維持できない。
【0016】このプレート30の厚みは塗布後の樹脂厚
を均一にするための目安となる。 D>H、 H<h 上記の関係を満足することが望ましい。hが低すぎる
と、熱リフロー等の次工程での回路基板、封止樹脂、ベ
アチップICの熱膨張係数の違いによる応力残さから生
じるクラック、ワイヤー断線等の不具合が発生する。
を均一にするための目安となる。 D>H、 H<h 上記の関係を満足することが望ましい。hが低すぎる
と、熱リフロー等の次工程での回路基板、封止樹脂、ベ
アチップICの熱膨張係数の違いによる応力残さから生
じるクラック、ワイヤー断線等の不具合が発生する。
【0017】図3はプレート30を回路基板11からは
ずす過程を説明する図である。開口部上部からベアチッ
プIC13の周辺部から中央部へ液状封止樹脂を塗布
し、塗布した液状封止樹脂は、硬化が完了すると、プレ
ート30を回路基板上11より図のように垂直にはずす
ことにより、半導体ベアチップIC13の封止作業が完
了する。
ずす過程を説明する図である。開口部上部からベアチッ
プIC13の周辺部から中央部へ液状封止樹脂を塗布
し、塗布した液状封止樹脂は、硬化が完了すると、プレ
ート30を回路基板上11より図のように垂直にはずす
ことにより、半導体ベアチップIC13の封止作業が完
了する。
【0018】以上説明したように、回路基板上11に搭
載された複数の半導体ベアチップIC13をプレート3
0に形成されたテーパー状の開口部内に配置させ、この
開口部上部からベアチップIC13の周辺部から中央部
へ液状封止樹脂を塗布し、半導体ベアチップIC13を
硬化封止することにより、限られた必要な部分のみ封止
樹脂を塗布することができる。このように、テーパー開
口部にすることで滴下樹脂をベアチップの周辺に行き渡
らせやすく、塗布エリア以外の実装エリアに塗布を拡散
させない効果がある。また、塗布エリアの外周を際だた
せる効果がある。
載された複数の半導体ベアチップIC13をプレート3
0に形成されたテーパー状の開口部内に配置させ、この
開口部上部からベアチップIC13の周辺部から中央部
へ液状封止樹脂を塗布し、半導体ベアチップIC13を
硬化封止することにより、限られた必要な部分のみ封止
樹脂を塗布することができる。このように、テーパー開
口部にすることで滴下樹脂をベアチップの周辺に行き渡
らせやすく、塗布エリア以外の実装エリアに塗布を拡散
させない効果がある。また、塗布エリアの外周を際だた
せる効果がある。
【0019】また、回路基板上に半導体チップが複数個
搭載されていても1枚のプレートに複数の開口部を設け
ることで1度の滴下作業にて封止できるので作業性を向
上させることができる。また、以上の方法で製造された
半導体デバイスの封止樹脂の外郭が、回路基板側の下部
に対して上部がテーパー状に大きくなって形成されるの
で、封止樹脂の回路基板上の占有面積が小さく回路基板
設計上の制約の少ない半導体デバイスが得られる効果が
ある。
搭載されていても1枚のプレートに複数の開口部を設け
ることで1度の滴下作業にて封止できるので作業性を向
上させることができる。また、以上の方法で製造された
半導体デバイスの封止樹脂の外郭が、回路基板側の下部
に対して上部がテーパー状に大きくなって形成されるの
で、封止樹脂の回路基板上の占有面積が小さく回路基板
設計上の制約の少ない半導体デバイスが得られる効果が
ある。
【0020】また、熱硬化性樹脂を熱硬化させる際、減
圧した後または減圧下の状態で熱硬化させることによ
り、ワイヤーの下又はベアチップー基板間の間隙にある
空気溜まりがなくなることで封止内に気泡が残存しない
ようにすることができ、耐湿性等の信頼性を向上させる
ことができる。
圧した後または減圧下の状態で熱硬化させることによ
り、ワイヤーの下又はベアチップー基板間の間隙にある
空気溜まりがなくなることで封止内に気泡が残存しない
ようにすることができ、耐湿性等の信頼性を向上させる
ことができる。
【0021】また、熱硬化性樹脂を熱硬化させる際、加
圧下の状態で熱硬化させることにより、ワイヤー及びチ
ップ基板間の隙間の空気溜まりを封止材の表面層に発生
させずに熱硬化でき、耐湿性等の信頼性及び品質を向上
させることができる。
圧下の状態で熱硬化させることにより、ワイヤー及びチ
ップ基板間の隙間の空気溜まりを封止材の表面層に発生
させずに熱硬化でき、耐湿性等の信頼性及び品質を向上
させることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、回路
基板上に搭載された複数の半導体チップを各々封止する
樹脂の外郭が、回路基板側の下部に対して上部がテーパ
ー状に大きくなっていることにより、封止樹脂の回路基
板上の占有面積が小さく回路基板設計上の制約の少ない
半導体デバイスが得られる効果がある。
基板上に搭載された複数の半導体チップを各々封止する
樹脂の外郭が、回路基板側の下部に対して上部がテーパ
ー状に大きくなっていることにより、封止樹脂の回路基
板上の占有面積が小さく回路基板設計上の制約の少ない
半導体デバイスが得られる効果がある。
【0023】また、回路基板上に搭載された複数の半導
体チップ゜を回路基板上にセットされたプレートに形成
された複数の開口部内に配置させた後、開口部内に液状
封止樹脂を上部より充填し、液状封止樹脂が硬化した後
プレートをはずし、半導体チップを封止することによ
り、液状封止樹脂が不必要に流れることが無く、限られ
た必要な部分のみ液状封止樹脂を充填することができ、
回路基板上のスペースを設計上有効に利用できる効果が
ある。また、回路基板上に半導体チップが複数個搭載さ
れていても1枚のプレートに複数の開口部を設けること
で液状封止樹脂を1度の充填作業にて封止できるので作
業性を向上させることができる。
体チップ゜を回路基板上にセットされたプレートに形成
された複数の開口部内に配置させた後、開口部内に液状
封止樹脂を上部より充填し、液状封止樹脂が硬化した後
プレートをはずし、半導体チップを封止することによ
り、液状封止樹脂が不必要に流れることが無く、限られ
た必要な部分のみ液状封止樹脂を充填することができ、
回路基板上のスペースを設計上有効に利用できる効果が
ある。また、回路基板上に半導体チップが複数個搭載さ
れていても1枚のプレートに複数の開口部を設けること
で液状封止樹脂を1度の充填作業にて封止できるので作
業性を向上させることができる。
【0024】また、開口部は、表面から一定の深さまで
一定の開口面積を有し、その下部は開口面積がテーパー
状に小さくなっていることにより、液状封止樹脂の充填
のための入口の開口面積が充分確保され、開口部が下部
でテーパ状に狭くなっているので、限られた必要な部分
のみ液状封止樹脂を充填塗布することができ、回路基板
上のスペースを設計上更に有効に利用できる効果があ
る。
一定の開口面積を有し、その下部は開口面積がテーパー
状に小さくなっていることにより、液状封止樹脂の充填
のための入口の開口面積が充分確保され、開口部が下部
でテーパ状に狭くなっているので、限られた必要な部分
のみ液状封止樹脂を充填塗布することができ、回路基板
上のスペースを設計上更に有効に利用できる効果があ
る。
【0025】また、液状封止樹脂として熱硬化性樹脂を
用い、半導体チップを封止する際、加熱硬化させること
により、封止樹脂の硬化を効率良く行うことができる。
用い、半導体チップを封止する際、加熱硬化させること
により、封止樹脂の硬化を効率良く行うことができる。
【0026】また、熱硬化性樹脂を熱硬化させる際、減
圧した後または減圧下の状態で熱硬化させることによ
り、封止樹脂内に気泡が残存しないようにすることがで
き、半導体デバイスの耐湿性等の信頼性を向上させるこ
とができる。
圧した後または減圧下の状態で熱硬化させることによ
り、封止樹脂内に気泡が残存しないようにすることがで
き、半導体デバイスの耐湿性等の信頼性を向上させるこ
とができる。
【0027】また、熱硬化性樹脂を熱硬化させる際、加
圧下の状態で熱硬化させることにより、封止樹脂の表面
層に気泡を発生させずに熱硬化でき、半導体デバイスの
耐湿性等の信頼性及び品質を向上させることができる。
圧下の状態で熱硬化させることにより、封止樹脂の表面
層に気泡を発生させずに熱硬化でき、半導体デバイスの
耐湿性等の信頼性及び品質を向上させることができる。
【図1】 この発明の実施の形態による半導体デバイス
の製造方法を示す説明図である。
の製造方法を示す説明図である。
【図2】 図1による半導体デバイスの製造方法で用い
られるプレートの開口部を示す説明図である。
られるプレートの開口部を示す説明図である。
【図3】 図1による半導体デバイスの製造方法におい
て、プレートをはずす過程を示す説明図である。
て、プレートをはずす過程を示す説明図である。
【図4】 従来の半導体デバイスの製造方法を示す説明
図である。
図である。
【図5】 従来の半導体デバイスの製造方法の他の例を
示す説明図である。
示す説明図である。
1 半導体チップ、2 バンプ電極、3 回路電極、4
射出器、5 封止材、11 回路基板、12 印刷用
スキージ、13 半導体チップ17 封止材、18 印
刷用マスク、30 プレート、31 ワイヤー。
射出器、5 封止材、11 回路基板、12 印刷用
スキージ、13 半導体チップ17 封止材、18 印
刷用マスク、30 プレート、31 ワイヤー。
Claims (6)
- 【請求項1】 回路基板上に搭載された複数の半導体チ
ップを各々封止する樹脂の外郭が、前記回路基板側の下
部に対して上部がテーパー状に大きくなっていることを
特徴とする半導体デバイス。 - 【請求項2】 回路基板上に搭載された複数の半導体チ
ップを前記回路基板上にセットされたプレートに形成さ
れた複数の開口部内に配置させた後、前記開口部内に液
状封止樹脂を上部より充填し、前記液状封止樹脂が硬化
した後前記プレートをはずし、前記半導体チップを封止
することを特徴とする半導体デバイスの製造方法。 - 【請求項3】 開口部は、表面から一定の深さまで一定
の開口面積を有し、その下部は開口面積がテーパー状に
小さくなっていることを特徴とする請求項2に記載の半
導体デバイスの製造方法。 - 【請求項4】 液状封止樹脂として熱硬化性樹脂を用
い、半導体チップを封止する際、加熱硬化させることを
特徴とする請求項2または請求項3に記載の半導体デバ
イスの製造方法。 - 【請求項5】 熱硬化性樹脂を熱硬化させる際、減圧し
た後または減圧下の状態で熱硬化させることを特徴とす
る請求項4に記載の半導体デバイスの製造方法。 - 【請求項6】 熱硬化性樹脂を熱硬化させる際、加圧下
の状態で熱硬化させることを特徴とする請求項4に記載
の半導体デバイスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9089331A JPH10284646A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | 半導体デバイス及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9089331A JPH10284646A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | 半導体デバイス及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10284646A true JPH10284646A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13967711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9089331A Pending JPH10284646A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | 半導体デバイス及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH10284646A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007184616A (ja) * | 2006-01-05 | 2007-07-19 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 発光ダイオードパッケージの製造方法 |
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1997
- 1997-04-08 JP JP9089331A patent/JPH10284646A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007184616A (ja) * | 2006-01-05 | 2007-07-19 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 発光ダイオードパッケージの製造方法 |
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