JPH10282406A - 焦点検出センサーモジュール - Google Patents

焦点検出センサーモジュール

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Publication number
JPH10282406A
JPH10282406A JP10825397A JP10825397A JPH10282406A JP H10282406 A JPH10282406 A JP H10282406A JP 10825397 A JP10825397 A JP 10825397A JP 10825397 A JP10825397 A JP 10825397A JP H10282406 A JPH10282406 A JP H10282406A
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JP
Japan
Prior art keywords
lens
sensor module
focus detection
detection sensor
infrared cut
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Pending
Application number
JP10825397A
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English (en)
Inventor
Takayuki Sensui
隆之 泉水
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の焦点検出センサーモジュールは、部品
点数が多いため、組み付け工数が多く、占有スペースが
大きいという問題があった。 【解決手段】 焦点検出センサーモジュール30は、光
が入射するサブミラー12側から順に、透明な視野マス
ク31、コンデンサレンズ32、ミラーユニット33、
補助レンズ34、マスク板35、セパレータレンズ3
6、CCDセンサユニット37が配列して構成されてい
る。コンデンサレンズ32は、ミラーユニット33側の
面に3つのレンズ部32a、32b、32cが形成さ
れ、視野マスク31側の面が単一の平面として構成され
た一体成形の素子である。コンデンサレンズ32の平面
に、赤外カットコートCが施されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として一眼レ
フカメラに用いられ、撮影レンズの被写体に対する合焦
状態を検出する焦点検出センサーモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、オートフォーカス機能を持つ
一眼レフカメラにはこの種の焦点検出センサーモジュー
ルが用いられている。一眼レフカメラは、撮影レンズを
介して入射した光束を非露出時にファインダー光学系に
導くためのクイックリターンミラーを備えている。焦点
検出センサーモジュールは、一般にカメラの底部側に配
置されており、クイックリターンミラーのメインミラー
の中央部を透過した光束をサブミラーで反射させてモジ
ュールに入射させる。
【0003】従来の焦点検出センサーモジュールは、光
の入射側から順に、透過部分に開口が形成された視野マ
スク板、コンデンサレンズ、折り返しミラー、赤外カッ
トフィルター、セパレータレンズ、センサユニットが順
に配列するよう各光学素子がモジュール本体に固定され
ている。赤外カットフィルターは、視野マスクとコンデ
ンサレンズとの間に配置される場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の焦点検出センサーモジュールは、部品点数が多
いため、組み付け工数が多く、占有スペースが大きいと
いう問題があった。
【0005】この発明は、上述した従来技術の課題に鑑
みてなされたものであり、モジュール内の部品の共用化
を図ることにより部品点数を削減することができる焦点
検出モジュールの提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる焦点検
出センサーモジュールは、上記の目的を達成させるた
め、赤外カットフィルターをモジュール内のいずれかの
レンズで兼用したことを特徴とする。すなわち、この発
明の焦点検出センサーモジュールは、撮影レンズを透過
した光束の一部を受光して前記撮影レンズの被写体に対
する合焦状態を検出する焦点検出センサーモジュールに
おいて、モジュール内に設けられたレンズのいずれか一
つの表面に赤外カットコートが施されていることを特徴
とする。
【0007】赤外カットコートが施されるレンズとして
は、モジュール内に光の入射側から少なくともコンデン
サレンズ、折り返しミラー、セパレータレンズ、センサ
ユニットが順に配列して構成される場合には、コンデン
サレンズ、あるいはセパレータレンズであり、折り返し
ミラーとセパレータレンズとの間に補助レンズが設けら
れる場合には、この補助レンズにコートを施してもよ
い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる焦点検出
センサーモジュールの実施形態を説明する。図1は、一
眼レフカメラの光学系の一部を示す斜視図である。図中
左側となる図示せぬ撮影レンズから入射した光束は、入
射光束の光路中に配置されたクイックリターンミラー1
0に入射する。クイックリターンミラー10は、入射し
た光束を図中上側に反射させるメインミラー11と、こ
のメインミラー11の背面側(図中右側となる図示せぬ
フィルム側)の中央部に取り付けられ、メインミラーの
中心部に形成されたハーフミラー部を透過した光束を図
中下向きに反射させるサブミラー12とを備えている。
【0009】クイックリターンミラー10は、シャッタ
ーを切る露出の瞬間のみ光路中から退避し、非露出時は
図示されるように光路中に位置している。メインミラー
11で反射された光束は、ファインダー光学系20に導
かれる。ファインダー光学系20は、ピント板21、ペ
ンタプリズム22、接眼レンズ系23により構成されて
いる。一方、サブミラー12で反射された光束は、カメ
ラボディの底部に設けられた焦点検出センサーモジュー
ル30に入射する。
【0010】次に、この焦点検出センサーモジュールの
詳細につき、モジュールの分解斜視図である図2に基づ
いて説明する。焦点検出センサーモジュール30は、光
が入射するサブミラー12側から順に、視野マスク3
1、コンデンサレンズ32、ミラーユニット33、補助
レンズ34、マスク板35、セパレータレンズ36、C
CDセンサユニット37が配列して構成されている。ミ
ラーユニット33は、モジュール本体としての機能を有
しており、他の光学素子はこのミラーユニット33に固
定される。
【0011】コンデンサレンズ32は、図中上側からミ
ラーユニット33上に配置され、視野マスク31により
固定される。視野マスク31は、ミラーユニット33に
接着される。一方、補助レンズ34、マスク板35、セ
パレータレンズ36は、図中手前側からミラーユニット
33内に収納され、CCDセンサーユニット37をミラ
ーユニット33に接着して固定することにより、ミラー
ユニット33とCCDセンサーユニット37との間に挟
み込まれて固定される。なお、コンデンサレンズ32、
補助レンズ34、マスク板35、セパレータレンズ36
には、それぞれ位置決め用の孔が2カ所に形成されてお
り、ミラーユニット33には、これらの位置決め用孔に
対応するボス(図示せず)が形成されている。
【0012】実施形態の焦点検出センサーモジュール3
0は、位相差検出方式の3点の測距エリアを持つモジュ
ールであり、フィルム等価面近傍に配置された視野マス
ク31上の3つの透過部T1、T2、T3に形成された像
が、CCDセンサーユニット37の各ラインセンサ37
a、37b、37c上に再結像するよう構成されてい
る。
【0013】コンデンサレンズ32は、図中下側となる
ミラーユニット33側の面に3つのレンズ部32a、3
2b、32cが形成され、上側の面が単一の平面として
構成された一体成形の素子である。この例では、コンデ
ンサレンズ32の上側の平面に、図中ハッチングで示し
たように赤外カットコートCが施されている。同様に、
補助レンズ34、セパレータレンズ36もそれぞれ一面
にレンズ部が形成され、他方の面が平面として形成され
た一体成形の素子である。赤外カットコートは、コンデ
ンサレンズ32の平面に代えて、補助レンズ34、ある
いはセパレータレンズ36の平面に施してもよい。コー
トの波長特性は一般に入射角度に依存するため、コート
を施す面は、両面が曲面である場合には曲率半径の大き
い側の面であることが望ましく、一方が平面であればこ
の平面に付するのが最適である。
【0014】コンデンサレンズ32の3つのレンズ部3
2a、32b、32cを透過した光束は、ミラーユニッ
ト33で反射され、補助レンズ34のレンズ部34a、
34b、34cに入射する。マスク板35は、3対の開
口35a、35b、35cを備えており、補助レンズ3
4の各レンズ部から射出した3つの光束をそれぞれ2つ
づつに分割してセパレータレンズ36の3対のレンズ部
36a、36b、36cに入射させる。コンデンサレン
ズ32は、撮影レンズからの光を効率よくセパレータレ
ンズ36のレンズ部36a、36b、36cに入射させ
るために設けられている。
【0015】セパレータレンズ36は、視野マスク31
の透過部T1、T2、T3と各ラインセンサ37a、37
b、37cとを共役にするパワーを有しており、各透過
部に形成された像がそれぞれ一対の像として各ラインセ
ンサ37a、37b、37c上に形成される。各ライン
センサの出力から一対の像の相対位置を検出することに
より、それぞれの領域の被写体に対する撮影レンズの合
焦状態を検出することができる。カメラは、3つの中か
ら所定のアルゴリズムで選択された1つのラインセンサ
の出力に基づいて撮影レンズのフォーカシングを行い、
この選択されたラインセンサが見込む範囲に相当する位
置にある被写体に対して撮影レンズを合焦させる。
【0016】なお、視野マスク31上では中央の透過部
T2の長手方向と両側の透過部T1、T3の長手方向とが
直交しているが、ラインセンサは3本とも水平に並んで
いる。これは、ミラーユニット33のミラーの配置によ
り両側のセンサーに向かう光束が中央の光束に対して相
対的に90゜回転させられているためである。すなわ
ち、ミラーユニット33の中央の第1のミラー面33a
により反射された光束は、方向が90゜偏向されて中央
のセンサに向かうが、両側のセンサに向かう光束は、そ
れぞれ第2のミラー面33bで中央側に折り返されてか
ら、第3のミラー面33cでCCDセンサユニット37
側に向けて反射されるため、2回反射された光束は第1
のミラー面33aで一回反射された光束に対して90゜
ねじれることとなる。これにより、視野内では中央のセ
ンサが水平方向、両側のセンサが垂直方向の位相差を検
出する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にれば、
モジュールを構成するレンズのいずれかに赤外カットフ
ィルターとしての機能を持たせたため、赤外カットフィ
ルターを単独の部品として設ける必要がなくなり、部品
点数を削減して組立工数を削減すると共に、光学素子の
占有スペースを小さくしてモジュールの小型化を促進
し、あるいは他の光学部品の設計の自由度を増加させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態にかかる焦点検出センサーモジュー
ルが設けられた一眼レフカメラの光学系の一部を示す斜
視図である。
【図2】 実施形態にかかる焦点検出センサーモジュー
ルの分解斜視図である。
【符号の説明】
30 焦点検出センサーモジュール 31 視野マスク 32 コンデンサレンズ 33 ミラーユニット(モジュール本体) 37 CCDセンサーユニット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを透過した光束の一部を受光
    して前記撮影レンズの被写体に対する合焦状態を検出す
    る焦点検出センサーモジュールにおいて、 前記モジュール内に設けられたレンズのいずれか一つの
    表面に赤外カットコートが施されていることを特徴とす
    る焦点検出センサーモジュール。
  2. 【請求項2】 光の入射側から少なくともコンデンサレ
    ンズ、折り返しミラー、セパレータレンズ、センサユニ
    ットが順に配列して構成され、前記コンデンサレンズ、
    前記セパレータレンズのいずれか一方の表面に、赤外カ
    ットコートが施されていることを特徴とする請求項1に
    記載の焦点検出センサーモジュール。
  3. 【請求項3】 前記コンデンサレンズの曲率半径の大き
    い面に前記赤外カットコートが施されていることを特徴
    とする請求項2に記載の焦点検出センサーモジュール。
  4. 【請求項4】 前記コンデンサレンズは、一方の面が平
    面であり、該平面に前記赤外カットコートが施されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の焦点検出センサー
    モジュール。
  5. 【請求項5】 前記コンデンサレンズは、撮影範囲内の
    複数の領域からの被写体光をそれぞれ透過させる複数の
    レンズ部を有すると共に、一方の面が共通の平面として
    構成された一体成形の素子であり、前記平面に前記赤外
    カットコートが施されていることを特徴とする請求項2
    に記載の焦点検出センサーモジュール。
  6. 【請求項6】 前記セパレータレンズの曲率半径の大き
    い面に前記赤外カットコートが施されていることを特徴
    とする請求項2に記載の焦点検出センサーモジュール。
  7. 【請求項7】 前記セパレータレンズは、一方の面が平
    面であり、該平面に前記赤外カットコートが施されてい
    ることを特徴とする請求項6に記載の焦点検出センサー
    モジュール。
  8. 【請求項8】 前記セパレータレンズは、撮影範囲内の
    複数の領域からの被写体光をそれぞれ透過させる複数対
    のレンズ部を有すると共に、一方の面が共通の平面とし
    て構成された一体成形の素子であり、前記平面に前記赤
    外カットコートが施されていることを特徴とする請求項
    2に記載の焦点検出センサーモジュール。
  9. 【請求項9】 前記折り返しミラーと前記セパレータレ
    ンズとの間に補助レンズが設けられ、該補助レンズの一
    方の面に前記赤外カットコートが施されていることを特
    徴とする請求項2に記載の焦点検出センサーモジュー
    ル。
  10. 【請求項10】 前記補助レンズの曲率半径の大きい面
    に前記赤外カットコートが施されていることを特徴とす
    る請求項9に記載の焦点検出センサーモジュール。
  11. 【請求項11】 前記補助レンズは、一方の面が平面で
    あり、該平面に前記赤外カットコートが施されているこ
    とを特徴とする請求項10に記載の焦点検出センサーモ
    ジュール。
  12. 【請求項12】 前記補助レンズは、撮影範囲内の複数
    の領域からの被写体光をそれぞれ透過させる複数のレン
    ズ部を有すると共に、一方の面が共通の平面として構成
    された一体成形の素子であり、前記平面に前記赤外カッ
    トコートが施されていることを特徴とする請求項9に記
    載の焦点検出センサーモジュール。
JP10825397A 1997-04-10 1997-04-10 焦点検出センサーモジュール Pending JPH10282406A (ja)

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JPH10282406A true JPH10282406A (ja) 1998-10-23

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JP (1) JPH10282406A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286853A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Hoya Corp 焦点検出装置の光学系

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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