JPH10282360A - 光ケーブルの分岐接続構造およびダクト付き分岐接続箱 - Google Patents

光ケーブルの分岐接続構造およびダクト付き分岐接続箱

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JPH10282360A
JPH10282360A JP9093536A JP9353697A JPH10282360A JP H10282360 A JPH10282360 A JP H10282360A JP 9093536 A JP9093536 A JP 9093536A JP 9353697 A JP9353697 A JP 9353697A JP H10282360 A JPH10282360 A JP H10282360A
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optical fiber
branch
fiber core
cable
duct
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JP9093536A
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English (en)
Inventor
Masahito Shiino
雅人 椎野
Takaaki Iso
孝昭 磯
Shinichi Furukawa
眞一 古川
Kazuo Hokari
和男 保苅
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Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分岐接続箱を小型化し、分岐接続箱の内部を
簡素化する。分岐のための切断により生じた反局側の光
ファイバ心線を再生できるようにする。 【解決手段】 幹線ケーブル1のシースを剥ぎ取って露
出した光ファイバ心線3のうち分岐する光ファイバ心線
は、切断して、切断後の局側の光ファイバ心線3a1
分岐ケーブル5の光ファイバ心線7と接続し、その心線
接続部11と心線余長部を分岐接続箱9に収納する。露
出した光ファイバ心線3のうち分岐しない光ファイバ心
線3bは、分岐接続箱9を1方向に通過させて、分岐接
続箱9に収まらない部分を分岐接続箱9に突設したダク
ト21に収納する。切断後の反局側の光ファイバ心線3
2 は中継ぎ用光ファイバ心線15と接続し、中継ぎ用
光ファイバ心線15の余長部を分岐接続箱9に収納して
おく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ケーブルの分岐
接続構造と、それに用いるダクト付き分岐接続に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】光線路の幹線ケーブルの中間に分岐ケー
ブルを接続する場合には、幹線ケーブルの中間のシース
を剥ぎ取って光ファイバ心線を露出させた後、露出した
光ファイバ心線のうち分岐する光ファイバ心線を中間で
切断し、切断後の局側(切断点からみて一方を局側、他
方を反局側とする)の光ファイバ心線を分岐ケーブル側
の光ファイバ心線と接続する。一方、露出した光ファイ
バ心線のうち分岐しない光ファイバ心線は切断せずに、
そのままの状態に保たれる。
【0003】切断後の局側の光ファイバ心線と分岐ケー
ブル側の光ファイバ心線との接続部および接続のための
心線余長部は分岐接続箱内に収納される。またシース剥
ぎ取りにより露出した光ファイバ心線のうち分岐しない
光ファイバ心線も分岐接続箱に収納される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】分岐接続の場合、分岐
する光ファイバ心線を切断した後の局側の光ファイバ心
線は、分岐ケーブル側の光ファイバ心線と普通に接続で
きるだけの長さが必要であるため、幹線ケーブルのシー
スの剥ぎ取り長さもそれに見合う長さが必要となり、し
たがってシース剥ぎ取りにより露出している分岐しない
光ファイバ心線の長さも比較的長いものとなる。
【0005】従来の光ケーブルの分岐接続構造は、この
ような比較的長い分岐しない光ファイバ心線を分岐接続
箱内を引き回すようにして分岐接続箱に収納しているた
め、分岐接続箱が大型化すると共に、分岐接続箱の内部
が複雑になり、作業性が低下するという問題がある。
【0006】また従来の光ケーブルの分岐接続構造で
は、分岐のための切断により生じた反局側の光ファイバ
心線を再生させることは考慮されていない。このため幹
線ケーブルの光ファイバ心線のうち、切断後の反局側の
光ファイバ心線は全く無駄になっていた。
【0007】本発明の第1の目的は、分岐接続箱を小型
化し、かつ分岐接続箱の内部を簡素化することにある。
本発明の第2の目的は、分岐のための切断により生じた
反局側の光ファイバ心線を再生できるようにすることに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、本発明は、幹線ケーブルのシースを分岐接続に
必要な長さだけ剥ぎ取って光ファイバ心線を露出させ、
露出した光ファイバ心線のうち分岐する光ファイバ心線
は、切断して、切断後の局側の光ファイバ心線を分岐ケ
ーブル側の光ファイバ心線と接続すると共に、その心線
接続部および心線余長部を分岐接続箱に収納し、露出し
た光ファイバ心線のうち分岐しない光ファイバ心線は、
切断せずに、分岐接続箱を1方向に通過させて、分岐接
続箱に収まらない部分を分岐接続箱に突設したダクトに
収納した、ことを特徴とするものである。
【0009】このようにすると、シース剥ぎ取りにより
露出している、分岐しない光ファイバ心線は、分岐接続
箱を1方向に通過するだけで、分岐接続箱内にその全部
を収納する必要がなくなるため、分岐接続箱を小型化で
きると共に、分岐接続箱の内部も簡素化され、作業性が
よくなる。
【0010】また本発明は、さらに前記第2の目的を達
成するため、上記のような分岐接続構造において、分岐
のための切断により生じた幹線ケーブルの反局側の光フ
ァイバ心線に中継ぎ用光ファイバ心線を接続し、その心
線接続部をダクト内に収納し、中継ぎ用光ファイバ心線
の余長部を分岐接続箱内に収納したことを特徴とするも
のである。
【0011】このようにしておくと、分岐ケーブル側の
光ファイバ心線の一部または全部が不要になったとき
は、分岐接続箱内で、分岐ケーブル側の不要になった光
ファイバ心線と幹線ケーブルの局側の光ファイバ心線と
の接続を解除した後、幹線ケーブルの局側の光ファイバ
心線と中継ぎ用光ファイバ心線とを接続することによ
り、反局側の光ファイバ心線を再生することができる。
【0012】また前記第2の目的を達成するためには、
分岐のための切断により生じた幹線ケーブルの反局側の
光ファイバ心線の端部を、中継ぎ用光ファイバ心線と接
続可能な状態で、ダクト内に位置させた構成とすること
もできる。この場合は、分岐ケーブル側の光ファイバ心
線の一部または全部が不要になったときは、分岐接続箱
内で、分岐ケーブル側の不要になった光ファイバ心線と
幹線ケーブルの局側の光ファイバ心線との接続を解除し
た後、幹線ケーブルの局側の光ファイバ心線と中継ぎ用
光ファイバ心線とを接続すると共に、ダクト内で、中継
ぎ用光ファイバ心線と反局側の光ファイバ心線とを接続
することにより、反局側の光ファイバ心線を再生するこ
とができる。
【0013】また本発明は、前記光ケーブルの分岐接続
構造に使用するダクト付き分岐接続箱を提供するもの
で、その構成は、幹線ケーブルの局側の光ファイバ心線
と分岐ケーブル側の光ファイバ心線との接続部を収納す
る分岐接続箱に、分岐のためのシース剥ぎ取りにより生
じた幹線ケーブルの分岐しない光ファイバ心線の露出部
を収納するダクトを突設したことを特徴とするものであ
る。また本発明のダクト付き分岐接続箱は、ダクト内
に、幹線ケーブルの反局側の光ファイバ心線と中継ぎ用
光ファイバ心線との接続部を保持する接続部ホルダを設
置しておくことが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。 〔実施形態1〕図1は本発明の第1の実施形態を示す。
図において、1は一端側(図示の例では下側)が局につ
ながっている幹線ケーブル、3は幹線ケーブル1の中間
部のシースを剥いで露出させた多数の光ファイバ心線、
5は分岐ケーブル、7は分岐ケーブル5の端部に露出さ
せた光ファイバ心線、9は分岐接続箱である。
【0015】露出した多数の光ファイバ心線3のうち分
岐する光ファイバ心線は、中間で切断して、局側の光フ
ァイバ心線3a1 と反局側の光ファイバ心線3a2 とに
分離され、局側の光ファイバ心線3a1 は分岐ケーブル
5の光ファイバ心線7と接続される。光ファイバ心線3
1 と7との接続部11および接続余長部は、分岐接続
箱9内に設置された接続余長収納ケース13に収納され
る。一方、反局側の光ファイバ心線3a2 は、局から切
り離されるため使用できない状態となるが、あとで使用
可能な状態に再生できるようにするため、光ファイバ心
線3a2 には中継ぎ用光ファイバ心線15が接続されて
いる。17はその接続部である。中継ぎ用光ファイバ心
線15の余長部は分岐接続箱9内に設置された心線余長
収納ケース19に収納されている。
【0016】また多数の光ファイバ心線3のうち分岐し
ない光ファイバ心線3bは切断せずにそのまま引き通さ
れる。幹線ケーブル1のシース剥ぎ取り長さは、分岐す
る光ファイバ心線を切断した後に、局側の光ファイバ心
線3a1 を分岐ケーブル5の光ファイバ心線7と接続す
るのに必要な長さL1 と、反局側の光ファイバ心線3a
2 を中継ぎ用光ファイバ心線15と接続するのに必要な
長さL2 を加えた長さが必要となる。一般にL1 は接続
余長が必要とされるため比較的長いものとなり、L2
接続余長がほとんど必要ないためL1 より短いものとな
る。
【0017】その結果、分岐しない光ファイバ心線3b
の露出長はほぼL1 +L2 となり、かなり長いものとな
る。このような長い光ファイバ心線3bを分岐接続箱9
に収納しようとすると、分岐接続箱が大型化するなどの
問題があるため、本発明では、分岐接続箱9にダクト2
1を突設し、このダクト21内に、分岐接続箱9を通過
する光ファイバ心線3bのうち分岐接続箱9に収まらな
い部分を収納するようにしたものである。この場合、局
側の光ファイバ心線3a1 の長さをできるだけ長くし、
反局側の光ファイバ心線3a2 の長さL2 を必要最小限
にすることが好ましく、そのためには反局側の光ファイ
バ心線3a2 と中継ぎ用光ファイバ心線15との接続部
17を、ダクト21内に位置させることが好ましい。ダ
クト21の先端は幹線ケーブル1のシース部分を保持す
る構造になっている。
【0018】以上のような構成にすれば、分岐接続箱9
をかなり小型化できると共に、分岐接続箱9の内部を簡
素化できる。また将来、加入者の変動等により分岐ケー
ブル5が不要になった場合には、局側の光ファイバ心線
3a1 と分岐ケーブル5の光ファイバ心線7との接続を
解除し、図2に示すように、局側の光ファイバ心線3a
1 と中継ぎ用光ファイバ心線15とを接続部23で新た
に接続すれば、反局側の光ファイバ心線3a2 を使用可
能な状態に再生することができる。したがって幹線ケー
ブル1内の光ファイバ心線を有効に利用することがで
き、回線需要が増えたときの光ケーブルの増設を少なく
抑えることができる。
【0019】なお中継ぎ用光ファイバ心線15を使用す
る理由は、本発明の分岐接続構造では、切断しない光フ
ァイバ心線3cは余長を持たずに1方向に引き通される
ため、分岐のためにいったん切断した光ファイバ心線
は、そのままでは再接続することができないからであ
る。
【0020】次に図3〜図5を参照して前記第1の実施
形態をさらに具体化した実施例を説明する。図3〜図5
において図1の各部に対応する部分には図1と同じ符号
を付してある。分岐接続箱9は前面に扉25を有してお
り、この扉25は蝶番27により開閉自在となってい
る。分岐接続箱9内には、分岐ケーブル5の光ファイバ
心線7の本数に応じた接続余長収納ケース13が積層さ
れており、その上に、中継ぎ用光ファイバ心線15の余
長を収納する心線余長収納ケース19が配置されてい
る。また分岐接続箱7の底部付近には、幹線ケーブル1
のシース部分を固定する固定具29と、分岐ケーブル5
のシース部分を固定する固定具31が設けられている。
さらにダクト21の上端にも幹線ケーブル1のシース部
分を固定する固定具33が設けられている。
【0021】ダクト21は本体21aとカバー21bで
構成されており、カバー21bは図3(B)のように取
り外し可能である。また本体21aの上下方向中間部の
内側には図5(B)に示すような接続部ホルダ35が取
り付けられている。この接続部ホルダ35は、反局側の
光ファイバ心線3a2 と中継ぎ用光ファイバ心線15と
の接続部17(図1参照)を保持するものである。図3
から明らかなようにダクト21は分岐接続箱9に比べて
かなり長いものとなる。上記以外の構成は図1のものと
同様である。
【0022】〔実施形態2〕図6は本発明の第2の実施
形態を示す。この実施形態が第1の実施形態と異なる点
は、局側の光ファイバ心線3a2 がダクト21内に位置
しているだけで、中継ぎ用光ファイバ心線およびそれ用
の心線余長収納ケースが省略されていることである。局
側の光ファイバ心線3a2 は、後に中継ぎ用光ファイバ
心線と接続するときのために、接続作業に必要な長さを
確保してある。局側の光ファイバ心線3a2 の端部には
予めコネクタを取り付けておいてもよい。上記以外の構
成は図1に示した第1の実施形態と同様であるので、同
一部分には同一符号を付してある。
【0023】図7は、図6のような分岐接続構造で、後
に分岐ケーブル5の光ファイバ心線7うちの一部が不要
となったため、不要になった光ファイバ心線7と局側の
光ファイバ心線3a1 との接続を解除し、局側の光ファ
イバ心線3a1 と反局側の光ファイバ心線3a2 とを中
継ぎ用光ファイバ心線15を介して接続した状態を示し
ている。17は反局側の光ファイバ心線3a2 と中継ぎ
用光ファイバ心線15との接続部、23は中継ぎ用光フ
ァイバ心線15と局側の光ファイバ心線3a1との接続
部である。これにより反局側の光ファイバ心線3a2
一部を使用可能な状態に再生することができる。
【0024】〔実施形態3〕図8は本発明の第3の実施
形態を示す。前記第1および第2の実施形態は、ビルな
どで幹線ケーブル1が上下方向に布設されていて、各階
に分岐ケーブル5が引き落とされるケースであるが、図
8の実施形態は、幹線ケーブル1が架空布設されてい
て、その途中から分岐ケーブル5を引き落とすケースで
ある。図8において、図1の各部に対応する部分には図
1と同じ符号を付してある。図1における接続余長収納
ケース13および心線余長収納ケース19は図示を省略
してある。
【0025】この実施形態では、局側の光ファイバ心線
3a1 の端部にコネクタ37Aを取り付け、分岐ケーブ
ル5の端部にコネクタ37Bを取り付けて、コネクタ3
7A、37Bの結合により分岐ケーブル5を接続したも
のである。これにより分岐ケーブル5が不要になった場
合は、コネクタ37A、37Bを切り離すことにより簡
単に分岐ケーブル5を除去することができる。上記以外
の構成は図1に示した第1の実施形態と同様である。こ
のように本発明は架設された幹線ケーブルから分岐ケー
ブルを引き落とす場合にも適用可能である。
【0026】〔その他の実施形態〕図9は分岐接続箱9
とダクト21の連結構造の一例を示す。この例はダクト
21の下端にフランジ39を形成し、そのフランジ39
を分岐接続箱9の上面にネジ止めする構造である。図1
0は分岐接続箱9とダクト21の連結構造の他の例を示
す。この例は分岐接続箱9を左右分割型とし、その一方
にダクト21を一体に形成したものである。
【0027】図11は分岐接続箱9とダクト21の連結
構造のさらに他の例を示す。この例はダクト21の下端
にフランジ39を形成し、そのフランジ39を分岐接続
箱9の上面に形成した枠体41の内側にスライド嵌合さ
せる構造である。図12は分岐接続箱9とダクト21の
連結構造の他の例を示す。この例は分岐接続箱9の側方
にダクト21をヒンジ部43により回動可能に取り付け
たものである。
【0028】図13(A)(B)はダクト21の本体2
1aとカバー21bの一例を示す。(A)は本体21a
が凹型で、カバー21bが平板状の場合である。(B)
は本体21aが図2と同様で、カバー21bが縦に二つ
割りになっている場合である。図14(A)(B)はダ
クト21の本体21aとカバー21bの他の例を示す。
(A)は本体21aの両側にカバー21bをヒンジ部4
5により連結し、カバー21bが両側に開くようにした
ものである。(B)は凹型の本体21aの片側にヒンジ
部45によりカバー21bを開閉可能に連結したもので
ある。
【0029】図15(A)(B)はダクト内に設置され
る接続部ホルダ35の取り付け方の一例を示す。図3の
例では接続部ホルダ35をダクト21に固定したが、こ
の例は、接続部ホルダ35に把持部47を形成し、この
把持部47により接続部ホルダ35を光ファイバ心線3
b(または抗張力体)に固定するようにしたものであ
る。
【0030】図16(A)(B)はダクト内に設置され
る接続部ホルダ35の取り付け方の他の例を示す。この
例は、図8の実施形態のように幹線ケーブル1が架設さ
れている場合に適用されるものであり、接続部ホルダ3
5にハンガー49を形成し、このハンガー49を光ファ
イバ心線3b(または抗張力体)に引っ掛けるようにし
たものである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、分
岐しない光ファイバ心線は分岐接続箱内を1方向に通過
するだけとなるため、分岐接続箱を小型化できると共
に、分岐接続箱の内部が簡素化され、分岐接続箱内での
各種作業がやりやすくなる。また本発明によれば、分岐
のための切断により生じた反局側の光ファイバ心線を再
生することが可能となるため、幹線ケーブル内の光ファ
イバ心線の有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る分岐接続構造およびダクト付き
分岐接続箱の第1の実施形態を示す説明図。
【図2】 図1の分岐接続構造で、後に反局側の光ファ
イバ心線を再生させた状態を示す説明図。
【図3】 図1の実施形態をさらに具体化した実施例を
示す、(A)は一部切開正面図、(B)は側面図。
【図4】 (A)は図3(A)に示した分岐接続箱の平
面図、(B)は同じく底面図。
【図5】 (A)は図3(B)に示した分岐接続箱のダ
クトの要部を示す斜視図、(B)はそのダクトに取り付
けられた接続部ホルダの斜視図。
【図6】 本発明の第2の実施形態を示す説明図。
【図7】 図6の分岐接続構造で、後に反局側の光ファ
イバ心線の一部を再生させた状態を示す説明図。
【図8】 本発明の第3の実施形態を示す説明図。
【図9】 本発明に用いる分岐接続箱とダクトとの連結
構造の一例を示す斜視図。
【図10】 同じく他の例を示す斜視図。
【図11】 同じくさらに他の例を示す斜視図。
【図12】 同じくさらに他の例を示す斜視図。
【図13】 (A)は本発明に用いるダクトの一例を示
す分解斜視図、(B)は同じく他の例を示す分解斜視
図。
【図14】 (A)は本発明に用いるダクトのさらに他
の例を示す斜視図、(B)は同じくさらに他の例を示す
斜視図。
【図15】 (A)は本発明に用いる接続部ホルダの取
り付け構造の一例を示す斜視図、(B)は(A)の要部
の拡大斜視図。
【図16】 (A)は本発明に用いる接続部ホルダの取
り付け構造の他の例を示す斜視図、(B)は(A)の要
部の拡大斜視図。
【符号の説明】
1:幹線ケーブル 3:幹線ケーブルの光ファイバ心線 3a1 :局側の光ファイバ心線 3a2 :反局側の光ファイバ心線 3b:分岐しない光ファイバ心線 5:分岐ケーブル 7:分岐ケーブルの光ファイバ心線 9:分岐接続箱 11:心線接続部 13:接続余長収納ケース 15:中継ぎ用光ファイバ心線 17:心線接続部 19:心線余長収納ケース 21:ダクト 23:心線接続部 35:接続部ホルダ 37A、37B:コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 眞一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 保苅 和男 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幹線ケーブル(1)のシースを分岐接続に
    必要な長さだけ剥ぎ取って光ファイバ心線(3)を露出
    させ、 露出した光ファイバ心線(3)のうち分岐する光ファイ
    バ心線は、切断して、切断後の局側の光ファイバ心線
    (3a1 )を分岐ケーブル(5)側の光ファイバ心線
    (7)と接続すると共に、その心線接続部(11)およ
    び心線余長部を分岐接続箱(9)に収納し、 露出した光ファイバ心線(3)のうち分岐しない光ファ
    イバ心線(3b)は、切断せずに、分岐接続箱(9)を
    1方向に通過させて、分岐接続箱(9)に収まらない部
    分を分岐接続箱(9)に突設したダクト(21)に収納
    した、 ことを特徴とする光ケーブルの分岐接続構造。
  2. 【請求項2】分岐のための切断により生じた幹線ケーブ
    ル(1)の反局側の光ファイバ心線(3a2 )に中継ぎ
    用光ファイバ心線(15)を接続し、その心線接続部
    (17)をダクト(21)内に収納し、中継ぎ用光ファ
    イバ心線(15)の余長部を分岐接続箱(9)内に収納
    したことを特徴とする請求項1記載の光ケーブルの分岐
    接続構造。
  3. 【請求項3】分岐のための切断により生じた幹線ケーブ
    ル(1)の反局側の光ファイバ心線(3a2 )の端部
    を、中継ぎ用光ファイバ心線と接続可能な状態で、ダク
    ト(21)内に位置させたことを特徴とする請求項1記
    載の光ケーブルの分岐接続構造。
  4. 【請求項4】幹線ケーブル(1)の局側の光ファイバ心
    線(3a1 )と分岐ケーブル(5)側の光ファイバ心線
    (7)との接続部(11)を収納する分岐接続箱(9)
    に、分岐のためのシース剥ぎ取りにより生じた幹線ケー
    ブルの分岐しない光ファイバ心線(3b)の露出部を収
    納するダクトを突設したことを特徴とするダクト付き分
    岐接続箱。
  5. 【請求項5】ダクト(21)内に、幹線ケーブルの反局
    側の光ファイバ心線(3a2 )と中継ぎ用光ファイバ心
    線(15)との接続部(17)を保持する接続部ホルダ
    (35)を設置したことを特徴とする請求項4記載のダ
    クト付き分岐接続箱。
JP9093536A 1997-04-11 1997-04-11 光ケーブルの分岐接続構造およびダクト付き分岐接続箱 Pending JPH10282360A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002303736A (ja) * 2001-04-03 2002-10-18 Japan Recom Ltd 光ケーブル接続部収納用キャビネット
JP2012078411A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 光クロージャ

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