JPH10282219A - チャープ変調方式レーダ用試験信号発生装置 - Google Patents

チャープ変調方式レーダ用試験信号発生装置

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JPH10282219A
JPH10282219A JP9090870A JP9087097A JPH10282219A JP H10282219 A JPH10282219 A JP H10282219A JP 9090870 A JP9090870 A JP 9090870A JP 9087097 A JP9087097 A JP 9087097A JP H10282219 A JPH10282219 A JP H10282219A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、チャープ変調方式のレーダにおい
て、遠距離から近距離に至るまで任意の距離の擬似目標
信号を発生させることができる試験装置を得ること。 【解決手段】 被試験レーダ装置本体1とレーダ試験装
置2より構成される。レーダ装置本体1及びレーダ試験
装置2ともに“同期モード”と“通常モード”の2種類
のモードを持つ。“同期モード”はレーダ装置本体1と
レーダ試験装置2の内部タイミングを一致させるモード
である。“通常モード”は一致させたタイミングを基に
してレーダ試験装置2から擬似目標信号を出力するモー
ドである。 【効果】 “同期モード”と“通常モード”の2種類の
モードを備えたため、レーダ試験装置が送受信を同時に
行う必要がなくなり、送信信号が受信機に回り込み発振
するということが無くなる。また、内部設定時間を変更
することにより簡単に擬似目標距離を変更することがで
きるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリケンシーモジ
ュレイティドインタラプティドコンティニュアスウェー
ブ(以下、FMICW(Frequency Modu
lated Interrupted Continu
ous Wave)という)変調方式のレーダの試験装
置に関する。本発明の装置は、例えば、このFMICW
変調方式のレーダの評価を行うために擬似目標信号を模
擬する場合に用いられる。
【0002】
【従来の技術】図13に従来型のレーダ試験装置の1構
成例を示す。図示の装置はレーダ装置本体112とレー
ダ試験装置113の組み合わせから成っている。レーダ
装置本体112は送信空中線7a、受信空中線8a、受
信機11、送信機213から構成される。レーダ試験装
置113は受信空中線8b、遅延回路14、増幅回路6
b、送信空中線7bから構成されている。遅延回路14
は例えばアナログ遅延線であって受信電波信号に所定の
伝搬時間遅れを与えるために設けられている。
【0003】次に動作について説明する。レーダ装置本
体112内の送信機213によって生成されるFMIC
W方式の変調信号は送信空中線7aより空間へ放射され
る。放射された信号はレーダ試験装置113の受信空中
線8bにより受信されたのち遅延回路14にて所定の時
間遅延され、増幅回路6bにて増幅される。増幅された
信号は送信空中線7bから空間へ再放射される。再放射
された信号はレーダ装置本体112の受信空中線8aに
より受信され、受信機11に入力される。受信機11で
は送信機からの基準信号と混合し、送信信号、受信信号
の周波数差Δfの成分を持ったベースバンド信号を取り
出すことができる。
【0004】次に図14を用いて従来の技術による動作
について説明する。レーダ装置本体112の送信空中線
7aから出力されるFMICW変調方式の送信信号は図
14に示すように周波数が断続したチャープ信号であ
る。この信号はレーダ試験装置113にて目標の距離に
相当する時間遅延を行った後再放射され、レーダ装置本
体112の受信空中線8aにて受信される。図14では
時間遅延がt1およびt2の場合の受信信号を示してあ
る。これは、以下の式に示す距離R1、R2相当の目標
からの受信信号に相当する。
【0005】
【数1】 R1(m) = 150 × Δt1(μs) … (1) R2(m) = 150 × Δt2(μs) … (2) レーダ装置本体112の受信機11では送信信号と受信
信号の周波数差(図14においてはΔf1、Δf2で示
されている)を検出する。この周波数差Δf1、Δf2
と距離R1、R2とは以下の関係がある。
【0006】
【数2】 Δf1 = (B/Ts) × (2×R1/c) … (3) Δf2 = (B/Ts) × (2×R2/c) … (4) ここでBはスィープ幅、cは光速、Tsは1スィープ時
間を示す。これによりΔf1、Δf2をレーダ装置本体
112側で求めることにより、目標までの距離R1、R
2を検出することができる。このようなFMICW変調
方式の原理については例えば、通信総合研究所季報VO
L.37 No.3 JUNE 1991,P362−
363等に詳しく記述されている。また、レーダ試験装
置で受信信号を時間遅延させることにより擬似目標距離
を変更することができる。レーダ試験装置113のこの
ような機能を用いてレーダ装置本体112の距離特性等
を測定することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーダ試験装置
は遅延回路による遅延時間が固定であって、遅延時間を
自由に変更できないため、距離の異なる目標物体からの
反射電波を模擬するためには遅延量の異なる複数の遅延
回路を用意しなければならなかった。そして、模擬した
い距離に応じて遅延回路を適宜切り替えることが必要と
なり、そのため試験作業の効率が低下するという問題点
が生じていた。さらに、遅延回路の遅延量が固定化され
ていたため、目標距離が時々刻々変化する状態における
レーダ距離特性の検査を行うことができないという問題
もあった。
【0008】さらに、図14の受信信号1に示すように
遅延量の設定によっては送信時間と受信時間がオーバー
ラップする場合も生じる。すなわち、遅延量が小さい場
合には送信と受信とを同時に行う必要があるため、送信
空中線7bにより空間へ放射される送信信号が受信空中
線8bにて受信することにより発振してしまう恐れがあ
るという問題もある。
【0009】本発明はかかる従来技術における問題を解
消するためになされたものであり、FMICW方式のレ
ーダにおいて目標距離検出性能を実使用時と同様に遠距
離から至近距離に至るまでダイナミックな条件下で試験
することができるFMICW方式レーダの試験装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、この発明にかかるチャープ変調方式レーダ用試験信
号発生装置はFMICW方式の被試験レーダと被試験レ
ーダからの送信電波を受信して目標物体からの反射信号
を模擬する電波を被試験レーダへ送信するレーダ試験装
置を備えるものである。
【0011】また、本発明は、レーダ試験装置は被試験
にて被試験レーダとのタイミングの同期を取る“同期測
定モード”を有するとともに同期を取ったタイミングを
元にしてレーダ〜目標間の距離相当の時間を遅延させた
目標物体からの反射信号を生成し出力するものである。
【0012】具体的には、本発明は以下の手段を有す
る。
【0013】本発明は、FMICW変調方式のレーダ装
置本体と、前記レーダ装置本体からの送信信号を受信し
て探知を行うとともに、目標物体からの反射信号を模擬
する電波を前記レーダ装置本体に返還送信するレーダ試
験装置と、を備え、前記レーダ試験装置は、前記レーダ
装置本体からの送信信号と、前記レーダ試験装置が送信
する信号のタイミングのずれの時間を検出させることが
できる同期回路と、前記同期回路が検出したずれの時間
に擬似目標距離に相当する時間遅延量を与えることがで
きる加算回路と、前記加算回路より出力される時間遅延
量に従って送信タイミング信号を生成することができる
送信タイミング生成回路と、を有するものである。
【0014】本発明は、同期時に用いる送信パルスが1
スィープの先頭パルス以外のパルスを使用することを特
徴とするものである。
【0015】本発明は、前記レーダ装置本体と、前記レ
ーダ試験装置との間を接続するケーブル、を含むことを
特徴とするものである。
【0016】本発明は、前記同期回路に入力される信号
が周波数変換により高周波信号の帯域から中間周波数帯
域又はビデオ帯域に周波数変換された信号であることを
特徴とするものである。
【0017】本発明は、前記変調信号がアップチャープ
信号ではなくダウン信号であるFMICW変調方式を採
用した前記レーダ装置本体に対して動作することを特徴
とするものである。
【0018】本発明は、変調方式としてPTPFM方式
を採用する前記レーダ装置本体に対して動作することを
特徴とするものである。
【0019】本発明は、前記変調信号が非直線的に周波
数掃引されるFMICW変調方式を採用する前記レーダ
装置本体に対して動作することを特徴とするものであ
る。
【0020】本発明は、前記送信信号のパルス幅又はパ
ルス繰り返し時間が各パルス毎に変化するFMICW変
調方式を採用する前記レーダ装置本体に対して動作する
ものである。
【0021】さらに、本発明は、試験対象であるレーダ
装置本体からの送信信号を受信し、この送信信号に応答
して所定の目標物の反射信号を模擬する模擬信号を送信
するチャープ変調方式レーダ用試験信号発生装置におい
て、前記送信信号の受信タイミングと、前記模擬信号の
出力タイミングとのずれ時間を計測する同期手段と、試
験対象である前記レータ装置本体に対し、前記模擬信号
を送信する通常モード時においては、前記同期手段が出
力するずれ時間に模擬すべき目標までの距離に応じた遅
延時間を加算し、時間遅延量を出力する加算手段と、前
記加算手段が出力する時間遅延量に基づいて前記模擬信
号を遅延させて送信する模擬信号送信手段と、を含むこ
とを特徴とするものである。
【0022】また、本発明は、前記加算手段は、試験対
象である前記レータ装置本体の内部タイミングと、本チ
ャープ変調方式レーダ用試験信号発生装置の内部タイミ
ングとの同期を取る動作を行う同期モード時において
は、前記同期手段が出力するずれ時間に遅延時間として
「0」を加算することを特徴とするものである。
【0023】また、本発明は、前記同期手段は、前記送
信信号の1スウィープに含まれうる複数のパルスのう
ち、何れか1個のパルスのみを用いて前記ずれ時間を計
測することを特徴とするものである。
【0024】また、本発明は、前記同期手段は、前記送
信信号の1スウィープに含まれうる複数のパルスのう
ち、先頭の1個のパルスのみを用いて前記ずれ時間を計
測することを特徴とするものである。
【0025】また、本発明は、試験対象であるレーダ装
置本体からの送信信号をケーブルを介して受信する受信
手段と、受信した前記送信信号に応答して所定の目標物
の反射信号を模擬する模擬信号をケーブルを介して前記
レーダ装置本体に対して送信する送信手段と、を含むこ
とを特徴とするものである。
【0026】また、本発明は、受信した前記送信信号
を、中間周波数帯域又はビデオ周波数帯域の信号に周波
数変換する第1周波数変換手段と、前記模擬信号を、中
間周波数帯域又はビデオ周波数帯域の信号に周波数変換
する第2周波数変換手段と、を含み、前記同期手段は、
前記第1周波数変換手段により周波数変換された前記送
信信号の受信タイミングと、前記第2周波数変換手段に
より周周波数変換された前記模擬信号の出力タイミング
とのずれ時間を計測することを特徴とするものである。
【0027】また、本発明は、前記第1周波数変換手段
と、前記第2周波数変換手段と、の双方に基準信号を供
給する基準信号発生手段、を含み、前記第1周波数変換
手段及び前記第2周波数変換手段は、前記基準信号に基
づき周波数変換を行うことを特徴とするものである。
【0028】また、本発明は、前記模擬信号送信手段
は、アップチャープ信号を出力し、前記送信信号として
アップチャープ信号を出力するレーダ装置本体に対し、
模擬信号を出力するものである。
【0029】また、本発明は、前記模擬信号送信手段
は、ダウンチャープ信号を出力し、前記送信信号として
ダウンチャープ信号を出力するレーダ装置本体に対し、
模擬信号を出力するものである。
【0030】また、本発明は、前記模擬信号送信手段
は、PTPFM方式を採用した前記模擬信号を出力し、
PTPFM方式による前記送信信号を出力するレーダ装
置本体に対し、模擬信号を出力するものである。
【0031】また、本発明は、前記模擬信号送信手段
は、周波数が時間に対して非線形に変化する前記模擬信
号を出力し、前記送信信号として、周波数が時間に対し
て非線形に変化する信号を出力するレーダ装置本体に対
し、模擬信号を出力するものである。
【0032】また、本発明は、前記模擬信号送信手段
は、パルス幅又はパルス繰り返し時間の少なくとも一方
の値が各パルス毎に変化する前記模擬信号を出力し、前
記送信信号として、パルス幅又はパルス繰り返し時間の
少なくとも一方の値が各パルス毎に変化する信号を出力
するレーダ装置本体に対し、模擬信号を出力するもので
ある。
【0033】
【発明の実施の形態】上記手段によれば、この発明にお
けるチャープ変調方式レーダ用試験信号発生装置はFM
ICW方式のレーダシステムにおいて任意の距離にある
目標物体が反射するのと同等の電波をレーダ試験装置か
ら被試験レーダへ向かって送信できる。
【0034】以下、本発明の好適な実施の形態について
図面に基づいて説明する。
【0035】実施の形態1.以下、この発明の実施の形
態1を図面に基づき説明する。
【0036】本実施の形態の装置は試験の対象であるレ
ーダ装置本体1と、このレーダ装置本体1を試験するレ
ーダ試験装置2より構成される。
【0037】レーダ装置本体1は、原発振回路3aと、
送信タイミング生成回路4aと、送信タイミング生成回
路4aから出力される送信タイミング信号に基づいて送
信信号を生成する変調回路5aと、送信信号を電力増幅
する電力増幅回路6aと、電力増幅された送信信号を空
間へ放射する送信空中線7aと、レーダ試験装置からの
擬似目標信号を受信する受信空中線8aと、受信空中線
8aにて受信された信号と前記送信信号とからベースバ
ンドの受信信号を生成する受信機11と、から構成され
ている。
【0038】本実施の形態における擬似目標信号が本発
明の模擬信号に相当する。
【0039】一方、レーダ試験装置2は、レーダ装置本
体から空間へ放射された送信信号を受信するための受信
空中線8bと、原発振回路3bと、後述する同期回路9
からの設定に基づき送信信号の出力タイミングを変更で
きる送信タイミング生成回路4bと、送信タイミング生
成回路4bから出力される送信タイミング信号に基づい
て送信信号を生成する変調回路5bと、この送信信号を
電力増幅する電力増幅回路6bと、電力増幅された送信
信号を空間へ放射する送信空中線7bと、前記受信空中
線8bからの受信信号と前記変調回路5bからの送信信
号のタイミングのずれ(の時間)を検出・計測するため
の同期回路9と、タイミングのずれ(の時間)に擬似目
標距離相当の時間(擬似目標距離に目標が存在する場合
にレーダ波がその目標に反射して戻ってくるまでに要す
るであろう時間)を加算できる加算回路10と、から構
成される。
【0040】この同期回路9は、本発明の同期手段に相
当する。また、加算回路10は、本発明の加算手段に相
当する。また、送信タイミング生成回路4bと、変調回
路5bと、電力増幅回路6bと、送信空中線7bとが、
本発明における模擬信号送信手段に相当する。
【0041】レーダ試験装置2の原発振回路3bと、送
信タイミング生成回路4bと、変調回路5bと、電力増
幅回路6bと、送信空中線7bと、受信空中線8bと
は、レーダ装置本体1のものと同じものであってもよ
い。
【0042】レーダ装置本体1、レーダ試験装置2とも
“同期モード”と“通常モード”の2種類のモードを持
つ。図2に“同期モード”時のブロック図、図3に“通
常モード”時のブロック図を示す。“同期モード”はレ
ーダ装置本体1とレーダ試験装置2の内部タイミングを
一致させるモードである。“通常モード”は一致させた
内部タイミングを基にしてレーダ試験装置2から擬似目
標信号を出力するモードである。まず“同期モード”に
てレーダ装置本体1と、レーダ試験装置2との間の内部
タイミングを一致させた後、“通常モード”に変更して
擬似目標信号の発生を行う。
【0043】まず、“同期モード”時の各部の動作につ
いて説明する。
【0044】図4には、同期前/後の各信号のタイミン
グを表す説明図が示されている。レーダ装置本体1にお
いては、原発振回路3aから出力される原発振信号を基
にし、さらに送信タイミング生成回路4aからのタイミ
ング信号に基づいて、変調回路5aが送信信号を生成す
る。ただし、“同期モード”においては1スィープ内の
複数の送信パルスのうち最初の送信パルスのみを出力す
るように送信タイミング信号が制御されている。このよ
うにして生成された送信信号は、増幅回路6aにおいて
増幅された後、送信空中線7aを通じて空間へ放射され
る。
【0045】レーダ試験装置2においては、レーダ装置
本体1と同様にして送信信号が生成される。即ち、原発
振器3bから出力される原発振信号を基にし、さらに送
信タイミング生成回路4bからのタイミング信号に基づ
いて、変調回路5bが送信信号を生成する。レーダ装置
本体1と同じく1スィープ内の複数の送信パルスのうち
最初の送信パルスのみを出力するように、送信タイミン
グ信号が制御される。同期回路9は、受信空中線8bか
らの受信信号と、変調回路5bからの送信信号のパルス
と、のタイミングのずれ(ΔT)を検出・測定する。こ
のタイミングのずれ(時間)に対し、加算回路10は
“0”を加算して時間遅延量信号を出力する。この時間
遅延量信号は、送信タイミング生成回路4bへ出力され
る。すなわち、“同期モード”においては、擬似目標距
離に相当する時間として“0”が用いられているのであ
る。
【0046】送信タイミング生成回路4bは、現在出力
している送信タイミング信号から、同期回路9において
検出したずれの時間(ΔT)分だけ早い送信タイミング
信号を新たに出力する。これによって、受信信号と送信
信号のパルスの時間は一致し、レーダ装置本体1とレー
ダ試験装置2との間の送信タイミングが一致するのであ
る。
【0047】次に、“送信モード”時の各部の動作につ
いて説明する。
【0048】“送信モード”ではレーダ装置本体1、レ
ーダ試験装置2ともに、送信タイミング回路4a、4b
が出力する送信タイミング信号を制御することによっ
て、1スィープ内の全パルスを送信する。すなわち、
“同期モード”においては、同期を取るだけで良かった
ため、最初のパルスしか出力しなかったが、“送信モー
ド”においては、1スィープ内の全パルスの送信が行わ
れる。レーダ装置本体1の原発振回路3aから送信空中
線7aの動作については、上記に述べたように全パルス
に関して送信信号を出力することを除けば、“同期モー
ド”時と全く同じである。
【0049】一方、レーダ試験装置2においては、同期
回路9から出力されるずれの時間(ΔT)に対し、擬似
目標信号の距離に相当する時間(ΔTR)を加算する。
この加算は加算回路10において行われる。加算回路1
0は、加算後の信号をレーダ試験装置2の送信タイミン
グ生成回路4bへ出力する。擬似目標信号の距離RとΔ
TRの関係は下記に示される。
【0050】
【数3】 R(m) = 150 × ΔTR(μs) … (3) 送信タイミング生成回路4bは、送信タイミング信号を
生成する。変調回路5bは、この送信タイミング信号に
従って、さらには原発振回路3bの原発振信号に基づい
て、送信信号を生成する。このとき、上記したように1
スィープ内の全パルスが生成される。この送信信号は増
幅回路6bにて電力増幅された後送信空中線7bにより
空間へ放射される。空間へ放射された信号は、レーダ装
置本体の受信空中線8aにより受信された後、受信機1
1においてレーダ装置本体1内の送信信号を用いて、ベ
ースバンドの受信信号に変換される。このベースバンド
信号はレーダ装置本体1の送信信号と、距離ΔRに設定
された擬似目標からの受信信号との周波数差(ΔF)の
周波数成分を含んだ信号となる。
【0051】このように、実施の形態1によれば、擬似
目標信号の距離に相当する時間(ΔTR)を調整するこ
とにより、近距離から遠距離まで幅広い位置に存在して
いる目標を擬似することができる。
【0052】実施の形態2.上記実施の形態1におい
て、“同期モード時”に出力する送信パルスは1スィー
プの先頭パルスであったが、先頭以外のあらかじめ決め
られたパルスを各スィープ毎出力してもよい。例えば、
図6に示すように1スィープの先頭から3番目の送信パ
ルスを用いてレーダ装置本体1とレーダ試験装置2との
間の同期をとってもよく、実施の形態1と同様にレーダ
装置本体1とレーダ試験装置2のタイミングを一致させ
ることができる。
【0053】実施の形態3.上記実施の形態1におい
て、レーダ装置本体1とレーダ試験装置2との間の通信
は、送信空中線7a、7b及び受信空中線8a、8bを
用いて空間に電波を放射および空間から電波を受信する
ことによって行われていた。これによってレーダ装置本
体1とレーダ試験装置との間をオフラインで構成した実
施の形態を上記実施の形態1において示した。しかし、
図7に示すように、レーダ装置本体1とレーダ試験装置
2との間をケーブルにて接続する構成を採用することも
できる。このような構成を採用した場合においても、上
記実施の形態1と同様の効果を奏する。
【0054】本実施の形態3においては、レーダ装置本
体1からレーダ試験装置2への送信信号も、レーダ試験
装置2からレーダ装置本体1への模擬信号も共にケーブ
ルで伝達したが、何れか一方の伝送のみをケーブルで実
現することも好ましい。
【0055】尚、本実施の形態3においてケーブルで接
続されたレーダ試験装置2の受信部分は、本発明におけ
る受信手段に相当する。具体的には、レーダ試験装置2
の受信端子等が、本発明の受信手段に相当する。
【0056】また、本実施の形態3においてケーブルで
接続されたレーダ試験装置2の送信部分は、本発明にお
ける送信手段に相当する。具体的には、レーダ試験装置
2の送信出力端子等が、本発明の送信手段に相当する。
【0057】実施の形態4.上記実施の形態1において
は、レーダ試験装置2の同期回路9に入力される受信信
号及び送信信号は共に高周波信号の場合を示したが、図
8に示すように周波数変換により中間周波数帯域または
ビデオ帯域の信号に変換してから同期回路9にこれらの
信号を供給しても上記実施の形態1と同様の効果を奏す
る。即ち、受信空中線8bを介して受信される受信信号
及び変調回路5bから出力される送信信号は、周波数変
換回路13aまたは13bにそれぞれ供給される。そし
て、周波数変換回路13a、13bには基準信号発生回
路12から出力される単一周波数の信号が供給され、そ
れぞれ受信信号、送信信号は低い周波数の信号へ周波数
変換される。これにより低い周波数に変換された信号を
用いて同期回路9は動作するため、送信信号、受信信号
の時間差を測定することがより容易になる利点がある。
【0058】尚、本実施の形態4における周波数変換回
路13aは、本発明における第1周波数変換手段に相当
する。また、本実施の形態4における周波数変換回路1
3bは、本発明における第2周波数変換手段に相当す
る。また、本実施の形態4における基準信号発生回路1
2は、本発明における基準信号発生手段に相当する。
【0059】実施の形態5.上記実施の形態1では、F
MICW変調方式のチャープ信号がアップチャープ信号
(以下、UPチャープ信号という)の場合を示したが、
ダウンチャープ信号(以下、DOWNチャープ信号とい
う)の場合でも上記実施の形態1と同様の効果を奏す
る。即ち、図9に示すように、DOWNチャープ信号に
対しても同期を取得することができ、レーダ装置本体1
とレーダ試験装置2の内部タイミングを一致させること
ができる。同期を取得した後の“送信モード”における
動作は上記実施の形態1と同様である。
【0060】実施の形態6.上記実施の形態1では、F
MICW変調方式の場合について示したが、パルストゥ
パルスフリケンシーモジュレーション(以下、PTPF
M(Pulse To Pulse Frequenc
y Modulation)という)の場合でも上記実
施の形態1と同様の効果を奏する。図10に示すよう
に、PTPFM変調による信号に対しても同期を取得す
ることができる。さらに、レーダ装置本体1とレーダ試
験装置2との内部タイミングを一致させることができ
る。同期を取得した後の“送信モード”における動作は
上記実施の形態1と同様である。
【0061】実施の形態7.上記実施の形態1では、F
MICW変調方式で周波数掃引が直線的な場合(周波数
の変化が時間に対して一次関数的になっている場合)に
ついて説明したが、図11に示すように非直線的な場合
に対してもレーダ装置本体1とレーダ試験装置2との間
の内部タイミングを一致させることができる。そして、
上記実施の形態1と同様の効果を奏するのである。ま
た、同期を取得した後の、“送信モード”における動作
も上記実施の形態1と同様である。
【0062】実施の形態8.上記実施の形態1では、F
MICW変調方式でパルス幅及びパルス繰り返し時間が
一定である場合について説明したが、図12に示すよう
に、これらの値が一定でない場合に対してもレーダ装置
本体1とレーダ試験装置2との間の内部タイミングを一
致させることができる。このようにして、実施の形態8
においては、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。
同期を取得した後の“送信モード”における動作は上記
実施の形態1と同様である。
【0063】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、“同
期モード”と“通常モード”の2種類のモードを備えた
ため、レーダ試験装置が送受信を同時に行う必要がなく
なり、送信信号が受信機に回り込み発振するということ
が無くなった。また、内部設定時間を変更することによ
り簡単に擬似目標距離を変更することができるようにな
った。
【0064】具体的には、本発明は以下のような効果を
奏する。
【0065】本発明によれば、加算回路により自由に遅
延時間を設定できるため、幅広い距離の目標を模擬する
ことができる。
【0066】本発明によれば、先頭パルス以外のパルス
を使用するため柔軟性の高いチャープ変調方式レーダ用
試験信号発生装置が得られる。
【0067】本発明によれば、ケーブルを用いて模擬信
号を出力できるチャープ変調方式レーダ用試験信号発生
装置が得られる。
【0068】本発明によれば、周波数変換したので、同
期精度の高い模擬信号を出力できるチャープ変調方式レ
ーダ用試験信号発生装置が得られる。
【0069】本発明によれば、アップチャープ信号にも
ダウンチャープ信号にも対応できるチャープ変調方式レ
ーダ用試験信号発生装置が得られる。
【0070】本発明によれば、PTPFM方式を採用し
たレーダ装置にも対応できるチャープ変調方式レーダ用
試験信号発生装置が得られる。
【0071】本発明によれば、非直線的に周波数掃引さ
れるFMICW方式を採用したレーダ装置にも対応でき
るチャープ変調方式レーダ用試験信号発生装置が得られ
る。
【0072】本発明によれば、パルス幅等が各パルス毎
に変化するFMICW方式を採用したレーダ装置にも対
応できるチャープ変調方式レーダ用試験信号発生装置が
得られる。このような効果は、例えば、請求項8及び請
求項20の発明によって奏される。
【0073】また、請求項9の本発明によれば、請求項
1と同様に加算手段により自由に遅延時間を設定できる
ため、幅広い距離の目標を模擬することができる。
【0074】また、本発明によれば、加算手段において
「0」を加算したので、レーダ装置本体と試験信号発生
装置との間の同期を容易に取得することができる。
【0075】また、請求項11の本発明によれば、請求
項2と同様に1スィープ内の何れかのパルスを使用する
ため柔軟性の高いチャープ変調方式レーダ用試験信号発
生装置が得られる。
【0076】また、本発明によれば、1スィープ内の先
頭のパルスを使用して同期を取得したため、同期の取得
が容易なチャープ変調方式レーダ用試験信号発生装置が
得られる。
【0077】また、本発明によれば、ケーブルを用いて
送信信号を受信し、ケーブルを用いて模擬信号を出力で
きるチャープ変調方式レーダ用試験信号発生装置が得ら
れる。
【0078】また、本発明によれば、中間周波数帯域又
はビデオ周波数帯域の信号に周波数変換したので、同期
精度の高い模擬信号を出力できるチャープ変調方式レー
ダ用試験信号発生装置が得られる。
【0079】また、本発明によれば、周波数変換におけ
る基準信号を、送信信号と模擬信号との双方において共
通に構成したので、より簡易な構成で同期精度の高い模
擬信号を出力できるチャープ変調方式レーダ用試験信号
発生装置が得られる。
【0080】また、請求項16の本発明によれば、請求
項5と同様にアップチャープ信号に対応できるチャープ
変調方式レーダ用試験信号発生装置が得られる。
【0081】また、請求項17の本発明によれば、請求
項5と同様にダウンチャープ信号に対応できるチャープ
変調方式レーダ用試験信号発生装置が得られる。
【0082】また、本発明によれば、PTPFM方式を
採用したレーダ装置にも対応できるチャープ変調方式レ
ーダ用試験信号発生装置が得られる。
【0083】また、本発明によれば、時間に対して非線
形的に周波数掃引されるFMICW方式を採用したレー
ダ装置にも対応できるチャープ変調方式レーダ用試験信
号発生装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1のブロック図である。
【図2】 実施の形態1における同期モード時の動作説
明図である。
【図3】 実施の形態1における通常モード時の動作説
明図である。
【図4】 実施の形態1の同期モード時において同期前
後における各部の信号波形図である。
【図5】 実施の形態1の通常モード時において擬似目
標発生前後における各部の信号波形図である。
【図6】 実施の形態2の同期モード時において同期前
後における各部の信号波形図である。
【図7】 実施の形態3のブロック図である。
【図8】 実施の形態4のブロック図である。
【図9】 実施の形態5の同期モード時において同期前
後における各部の信号波形図である。
【図10】 実施の形態6の同期モード時において同期
前後における各部の信号波形図である。
【図11】 実施の形態7の同期モード時において同期
前後における各部の信号波形図である。
【図12】 実施の形態8の同期モード時において同期
前後における各部の信号波形図である。
【図13】 従来レーダ試験装置のブロック図である。
【図14】 従来レーダ試験装置の動作を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 レーダ装置本体、2 レーダ試験装置、3a、3b
原発振回路、4a、4b 送信タイミング生成回路、
5a、5b 変調回路、6a、6b 電力増幅回路、7
a、7b 送信空中線、8a、8b 受信空中線、9
同期回路、10加算回路、11 受信機、12 基準信
号発生回路、13a、13b 周波数変換回路、14
遅延回路 112 レーダ装置本体、113 レーダ試
験装置、213 送信機。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FMICW変調方式のレーダ装置本体
    と、前記レーダ装置本体からの送信信号を受信して探知
    を行うとともに、目標物体からの反射信号を模擬する電
    波を前記レーダ装置本体に返還送信するレーダ試験装置
    と、 を備え、 前記レーダ試験装置は、 前記レーダ装置本体からの送信信号と、前記レーダ試験
    装置が送信する信号のタイミングのずれの時間を検出さ
    せることができる同期回路と、 前記同期回路が検出したずれの時間に擬似目標距離に相
    当する時間遅延量を与えることができる加算回路と、 前記加算回路より出力される時間遅延量に従って送信タ
    イミング信号を生成することができる送信タイミング生
    成回路と、 を有することを特徴とするチャープ変調方式レーダ用試
    験信号発生装置。
  2. 【請求項2】 同期時に用いる送信パルスが1スィープ
    の先頭パルス以外のパルスを使用することを特徴とする
    請求項1に記載のチャープ変調方式レーダ用試験信号発
    生装置。
  3. 【請求項3】 前記レーダ装置本体と、前記レーダ試験
    装置との間を接続するケーブル、を含むことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のチャープ変調方式レーダ用試
    験信号発生装置。
  4. 【請求項4】 前記同期回路に入力される信号が周波数
    変換により高周波信号の帯域から中間周波数帯域又はビ
    デオ帯域に周波数変換された信号であることを特徴とす
    る請求項1、2又は3に記載のチャープ変調方式レーダ
    用試験信号発生装置。
  5. 【請求項5】 前記変調信号がアップチャープ信号では
    なくダウンチャープ信号であるFMICW変調方式を採
    用した前記レーダ装置本体に対して動作することを特徴
    とする請求項1、2、3又は4に記載のチャープ変調方
    式レーダ用試験信号発生装置。
  6. 【請求項6】 変調方式としてPTPFM方式を採用す
    る前記レーダ装置本体に対して動作することを特徴とす
    る請求項1、2、3、4又は5に記載のチャープ変調方
    式レーダ用試験信号発生装置。
  7. 【請求項7】 前記変調信号が非直線的に周波数掃引さ
    れるFMICW変調方式を採用する前記レーダ装置本体
    に対して動作することを特徴とする請求項1、2、3、
    4又は5に記載のチャープ変調方式レーダ用試験信号発
    生装置。
  8. 【請求項8】 前記送信信号のパルス幅又はパルス繰り
    返し時間が各パルス毎に変化するFMICW変調方式を
    採用する前記レーダ装置本体に対して動作する請求項
    1、2、3、4、5又は7に記載のチャープ変調方式レ
    ーダ用試験信号発生装置。
  9. 【請求項9】試験対象であるレーダ装置本体からの送信
    信号を受信し、この送信信号に応答して所定の目標物の
    反射信号を模擬する模擬信号を送信するチャープ変調方
    式レーダ用試験信号発生装置において、 前記送信信号の受信タイミングと、前記模擬信号の出力
    タイミングとのずれ時間を計測する同期手段と、 試験対象である前記レーダ装置本体に対し、前記模擬信
    号を送信する通常モード時においては、前記同期手段が
    出力するずれ時間に模擬すべき目標までの距離に応じた
    遅延時間を加算し、時間遅延量を出力する加算手段と、 前記加算手段が出力する時間遅延量に基づいて前記模擬
    信号を遅延させて送信する模擬信号送信手段と、 を含むことを特徴とするチャープ変調方式レーダ用試験
    信号発生装置。
  10. 【請求項10】前記加算手段は、試験対象である前記レ
    ーダ装置本体の内部タイミングと、本チャープ変調方式
    レーダ用試験信号発生装置の内部タイミングとの同期を
    取る動作を行う同期モード時においては、前記同期手段
    が出力するずれ時間に遅延時間として「0」を加算する
    ことを特徴とする請求項9記載のチャープ変調方式レー
    ダ用試験信号発生装置。
  11. 【請求項11】前記同期手段は、前記送信信号の1スウ
    ィープに含まれうる複数のパルスのうち、何れか1個の
    パルスのみを用いて前記ずれ時間を計測することを特徴
    とする請求項9記載のチャープ変調方式レーダ用試験信
    号発生装置。
  12. 【請求項12】前記同期手段は、前記送信信号の1スウ
    ィープに含まれうる複数のパルスのうち、先頭の1個の
    パルスのみを用いて前記ずれ時間を計測することを特徴
    とする請求項11記載のチャープ変調方式レーダ用試験
    信号発生装置。
  13. 【請求項13】試験対象であるレーダ装置本体からの送
    信信号をケーブルを介して受信する受信手段と、 受信した前記送信信号に応答して所定の目標物の反射信
    号を模擬する模擬信号をケーブルを介して前記レーダ装
    置本体に対して送信する送信手段と、 を含むことを特徴とする請求項9記載のチャープ変調方
    式レーダ用試験信号発生装置。
  14. 【請求項14】受信した前記送信信号を、中間周波数帯
    域又はビデオ周波数帯域の信号に周波数変換する第1周
    波数変換手段と、 前記模擬信号を、中間周波数帯域又はビデオ周波数帯域
    の信号に周波数変換する第2周波数変換手段と、 を含み、 前記同期手段は、前記第1周波数変換手段により周波数
    変換された前記送信信号の受信タイミングと、前記第2
    周波数変換手段により周波数変換された前記模擬信号の
    出力タイミングとのずれ時間を計測することを特徴とす
    る請求項9記載のチャープ変調方式レーダ用試験信号発
    生装置。
  15. 【請求項15】前記第1周波数変換手段と、前記第2周
    波数変換手段と、の双方に基準信号を供給する基準信号
    発生手段、 を含み、 前記第1周波数変換手段及び前記第2周波数変換手段
    は、前記基準信号に基づき周波数変換を行うことを特徴
    とする請求項14記載のチャープ変調方式レーダ用試験
    信号発生装置。
  16. 【請求項16】前記模擬信号送信手段は、アップチャー
    プ信号を出力し、 前記送信信号としてアップチャープ信号を出力するレー
    ダ装置本体に対し、模擬信号を出力する請求項9記載の
    チャープ変調方式レーダ用試験信号発生装置。
  17. 【請求項17】前記模擬信号送信手段は、ダウンチャー
    プ信号を出力し、 前記送信信号として、ダウンチャープ信号を出力するレ
    ーダ装置本体に対し、模擬信号を出力する請求項9記載
    のチャープ変調方式レーダ用試験信号発生装置。
  18. 【請求項18】前記模擬信号送信手段は、PTPFM方
    式を採用した前記模擬信号を出力し、 PTPFM方式による前記送信信号を出力するレーダ装
    置本体に対し、模擬信号を出力する請求項9記載のチャ
    ープ変調方式レーダ用試験信号発生装置。
  19. 【請求項19】前記模擬信号送信手段は、周波数が時間
    に対して非線形に変化する前記模擬信号を出力し、 前記送信信号として、周波数が時間に対して非線形に変
    化する信号を出力するレーダ装置本体に対し、模擬信号
    を出力する請求項9記載のチャープ変調方式レーダ用試
    験信号発生装置。
  20. 【請求項20】前記模擬信号送信手段は、パルス幅又は
    パルス繰り返し時間の少なくとも一方の値が各パルス毎
    に変化する前記模擬信号を出力し、 前記送信信号として、パルス幅又はパルス繰り返し時間
    の少なくとも一方の値が各パルス毎に変化する信号を出
    力するレーダ装置本体に対し、模擬信号を出力する請求
    項9記載のチャープ変調方式レーダ用試験信号発生装
    置。
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