JPH10281999A - 溶鋼成分のレ−ザ分析方法及びレ−ザ分析装置 - Google Patents

溶鋼成分のレ−ザ分析方法及びレ−ザ分析装置

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JPH10281999A
JPH10281999A JP9102493A JP10249397A JPH10281999A JP H10281999 A JPH10281999 A JP H10281999A JP 9102493 A JP9102493 A JP 9102493A JP 10249397 A JP10249397 A JP 10249397A JP H10281999 A JPH10281999 A JP H10281999A
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JP
Japan
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molten steel
laser
gas
fine particles
cell
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JP9102493A
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Inventor
Takanori Akiyoshi
孝則 秋吉
Akiko Sakashita
明子 坂下
Yoichi Ishibashi
耀一 石橋
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転炉等における製鋼作業等において、溶鋼中
の成分、例えば炭素、マンガン、燐、硫黄等の含有量を
迅速に分析する方法を提供する。 【解決手段】 溶鋼にレーザを照射してその一部を気化
して微粒子とし、該微粒子を不活性ガスにより分析セル
へ搬送し、分析セル内において微粒子と搬送ガスとを分
離して該微粒子を捕集しレーザ光を照射することを特徴
とする溶鋼成分の分析方法である。また、前記溶鋼の成
分組成が炭素であることを特徴とする溶鋼成分の分析方
法である。また、上記分析方法を実施する装置は、溶鋼
面に照射する微粒子発生用レーザと、レーザを集光する
集光レンズと、レーザ照射により生じた溶鋼微粒子を含
有する採取ガスを流入させるガス流入管に接続された内
殻と、該採取ガスを分析装置内の分析セルに搬出するガ
ス流出管に接続された外殻と、該ガス流出管で搬送され
た溶鋼微粒子に照射して溶鋼の成分組成を分析するレー
ザ分析装置と、を備えた溶鋼分析用レーザ分析装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、転炉等における
製鋼作業等において、溶鋼中の成分、例えば炭素、マン
ガン、燐、硫黄等の含有量を迅速に分析する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近の製鋼方法、特に転炉による鋼の精
錬方法は、その高生産性・迅速さから世界的に製鋼法の
主流となっている。この転炉製鋼方法は、転炉内に収容
した溶銑に酸素を吹き込んで溶銑中の炭素(以下Cと記
す)、マンガン(以下Mnと記す)、燐(以下Pと記
す)、硫黄(以下Sと記す)等を精錬して鋼を製造する
方法であり、10分程度の酸素の吹き込みにより、吹錬
前の溶銑中の4wt%以上あるC含有量を、その鋼の用
途に合わせたおよそ0.01〜1wt%の範囲のC含有
量とするものである。
【0003】鋼の強度等の性質はC含有量に大きく依存
するため、C含有量の許容幅は±0.01wt%以下の
ものもあるほど厳しいものである。このため、吹錬時に
迅速に溶鋼の成分組成、例えばC含有量を求めることが
強く要請されている。
【0004】従来、図5に示すように、転炉40におけ
る吹錬中において酸素ランス43の先端から高エネルギ
ー・高純度の酸素ガスを供給し、この酸素ガスによって
溶鋼4及びスラグ41を攪拌し、急速な反応を生じさせ
る。
【0005】溶銑の脱炭反応はガス−溶鋼反応の一種で
あり、この急速な反応により溶鋼の成分組成、特にC含
有量が吹錬中に変化する。そこで、変化するC含有量を
求めるために、サブランス11に各種の計測装置を設置
して、転炉炉内に挿入して溶鋼の組成を求めるなどの工
夫がなされている(例えば、鉄鋼便覧、第3版、第2
巻、製銑・製鋼、p.490(1979年、日本鉄鋼協
会編))。
【0006】この吹錬中における従来の鋼の迅速分析に
おいては、鋼の凝固温度からC含有量を推定する方法が
あるが、誤差が生じやすい。また、サブランス11の先
端のプローブにより溶鋼をサンプリングし、これを冷却
後、切断・研磨し、該研磨面に対し発光分析を行い、溶
鋼の成分組成を測定する方法がある。
【0007】しかし、この方法ではサンプリング開始か
ら分析結果が出るまでに、約3分程度、時間がかかる。
24時間(1日)に約40回の吹錬を行う転炉操業にお
いては、1回当たりの平均吹錬時間は約36分である。
吹錬終了後、分析結果が出るまでの約3分という時間が
無くなれば、生産性は約8%(=(3分/36分)×1
00)向上することになる。
【0008】また、吹錬終了の約3分前に溶鋼をサンプ
リングし、これを冷却後、切断・研磨し、該研磨面に対
し発光分析を行うことによって、分析結果が出るまで約
3分かかる分析作業を吹錬時間中に済ませる方法もあ
る。
【0009】しかし、この方法では、分析作業の行われ
る約3分間に、吹錬は継続され溶鋼の組成は変化する。
また、この溶鋼組成の変化を分析値から推定して得られ
る推定溶鋼組成の精度も低い。場合によっては、吹錬終
了後、分析結果の誤差修正のために、やむを得ず「後吹
き吹錬」の工程が必要となることもある。
【0010】この「後吹き吹錬」を行うことは、溶鋼か
ら得られる鋼材の材質の面からは決して望ましいことで
はないため、溶鋼組成を高い精度で迅速に得ることは大
変重要な技術である。
【0011】ところで、未だ実用化がなされていない
が、利用可能性のある公開されている技術としてレーザ
発光法がある。レーザ発光法は溶鋼にレーザを照射し、
溶鋼表面に発生したプラズマ光を光ファイバを介して分
光器に伝送し、プラズマ光のスペクトル解析により溶鋼
の成分を分析する技術である。
【0012】しかし、Cの発光線が193nmという短
波長のため、光ファイバ中の透過率が現状では極めて小
さく、測定値のS/N比が悪くなり、その結果として実
用レベルの分析精度を得られないという問題がある。
【0013】このようなレーザ発光法における感度向上
対策として、特開平5−60691号公報にはマルチモ
ードレーザで溶鋼を照射し、蒸発量を多くするジャイア
ントパルスレーザによりレーザ発光させる技術も開示さ
れている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】吹錬中の溶鋼には溶鋼
中のCと吹き込まれる酸素とが過飽和状態で含まれてお
り、溶鋼面からCOガスが放出される。すなわち、溶鋼
表面近傍の気相にはかなりのCOガスが常に含まれてい
る。そのような雰囲気でレーザ発光を起こさせると、溶
鋼だけでなく溶鋼表面近傍の気体も一緒に励起発光する
ため、溶鋼中のCの発光とCOガスからのCの発光とが
合わせて測定される。
【0015】従って、特開平5−60691号公報に開
示された手段では、COガスの影響が更に大きくなり、
Cの発光強度の測定値のS/N比が向上しても、そのC
の発光強度中のどの位の割合が溶鋼中のCに由来するも
のかが不明であり、正確な溶鋼中のC含有量が求められ
ない。
【0016】このように、従来の分析法では、溶鋼から
放出されるCOガスの影響を受けて溶鋼中のCの正確な
測定ができないため、いかにしてCOガスの影響を無く
し、溶鋼の成分、特にC含有量を正確に測定するかとい
う課題がある。そこで、本発明は、COガスの影響を排
除した状態で溶鋼のC含有量を正確に且つ迅速に分析す
る分析方法を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、溶鋼に
レーザを照射してその一部を気化して微粒子とし、該微
粒子を不活性ガスにより分析セルへ搬送し、分析セル内
にて微粒子と搬送ガスとを分離し、該微粒子を捕集し、
この微粒子にレーザ光を照射して溶鋼成分を分析するこ
とを特徴とする方法である。上記分析方法は溶鋼成分の
うち、特にCに対して有効に適用できる。
【0018】また、本発明の装置は、溶鋼面に照射する
微粒子発生用レーザと、該微粒子発生用レーザより発射
されたレーザを集光し溶鋼表面に照射する集光レンズ
と、レーザ照射により生じた溶鋼微粒子を含有する採取
ガスを流入させるガス流入管に接続された内殻と、該採
取ガスを分析装置内の分析セルに搬出するガス流出管に
接続された外殻と、該ガス流出管で搬送された溶鋼微粒
子に照射して溶鋼の成分組成を分析するレーザ分析装置
と、を備えたことを特徴とする溶鋼分析用レーザ分析装
置である。
【0019】上記微粒子発生用レーザと、上記集光レン
ズと、上記ガス流入管に接続された内殻と、上記ガス流
出管に接続された外殻と、を転炉炉内へ挿入することが
できるように、上記溶鋼分析用レーザ分析装置はサブラ
ンスの内側の先端に装着することができる。
【0020】また、上記レーザ分析用の分析セルは、レ
ーザで照射された溶鋼から採取された採取ガスを導入す
る搬送管と、Arガスを導入する給気管と、該採取ガス
を吸引するための吸引用配管と、に接続された略円筒状
のセルであって、該採取ガス中の微粒子を捕捉するため
セル内にセルの軸方向に略直角方向に配設されたフィル
タと、該フィルタに捕捉された該微粒子を励起発光させ
るためのレーザを集光させる集光レンズと、該集光レン
ズより発射されたレーザを内部へ透過させるためのレー
ザ透過窓と、励起発光された該微粒子からの光をセル外
部から測光するための測光窓を有する構造とすることが
できる。
【0021】更に、上記フィルタは、その径が前記セル
の径よりも大きく、フィルタを回転することにより、新
しいフィルタ面を該セル内に挿入できるフィルタとする
ことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1に本発明の構成の概要を示
す。また、図2に分析部の詳細な構成を示す。水冷され
たサブランス11に装着したプローブ3を、図示しない
炉口から炉内に挿入し、サブランス11の先端を溶鋼表
面に接近させ、微粒子発生用レーザ1から発進させたレ
ーザ光を集光レンズ2およびプローブ3を通して溶鋼面
に照射する。プローブ3には石英ガラス21が取付けら
れ、レーザ光を通しつつ内外気を遮断する。プローブ3
にはガス流入口5とガス排出口6が取り付けられてい
る。
【0023】プローブ3の形状としては2重殻構造を採
用し、その内殻31にガス流入管5を取付け、上部の石
英ガラス21面近傍にArガス等の不活性ガスが流入し
て溶鋼蒸気がガラス面に付着するのを防ぐような流路と
し、ガス排出管6は外殻32に取付け、レーザ照射で生
じた微粒子は内殻31と外殻32との間を通ってガス排
出管6へ導く構造が良い。上記ガスと溶鋼面から蒸発し
た微粒子を搬送する搬送管7は耐熱性を要するためステ
ンレス鋼管等が好ましい。
【0024】不活性ガスがガス流入管5からプローブ3
に入り、レーザ照射により生じた鋼の微粒子を溶鋼4か
らプローブ空間部へ拡散してきたCOガスとともにガス
排出管6から分析セル8の中のセル本体81へ吸引す
る。セル本体81にはフィルタ82が取付けられ、一定
時間微粒子を含むガスを流した後、清浄化作業としてC
Oガスを含まないガスに切り換えて流し、フィルタに堆
積した微粒子近傍からCOガスを分離する。
【0025】この清浄化作業によりCOガスを分離した
後に、フィルタ82にレーザ光を照射して微粒子を励起
発光させ、これを分光してCの発光強度あるいは発光強
度の鉄発光強度との比等を解析して、微粒子中のC含有
量を求め、その値から溶鋼中のC含有量を求める。この
際、必要があれば、Mn、P、S等も分析することがで
きる。
【0026】溶鋼照射用レーザの条件としては、蒸発量
を多くする条件を選択することが適切であり、エネルギ
ー密度は20MW/mm2 以上の方が好ましく、1パル
スあたりのエネルギーを小さく、周波数を大きくして平
均出力を大きくする。またパルス幅は1μsec以下の
方が選択蒸発が生じにくいので好ましい。
【0027】セル本体81に取り付けるフィルタ82
は、繊維状で薄い膜状のもので、その表面に粒子が堆積
する構造のものを用いる。また材質は、レーザ発光によ
るCの汚染が生じない無機質のものを用いる。
【0028】また、溶鋼成分組成の連続測定において
は、径の大きなフィルタを用い、その一部86をセル内
に露出させて微粒子を堆積し、その部分のレーザ発光が
終わってからガス流系を切り替えるタイミングで露出面
を移動させ、セル本体81の外に出たフィルタ面はガス
噴射等によって清浄化することにより、連続測定を可能
とする。
【0029】発光用レーザの条件としては、パワー密度
が100MW/mm2 以上の高パワー密度の条件によ
り、微粒子を励起発光させることが鋼中のC分析精度を
現行法並みとするために必要である。また、測光条件と
してはレーザ発光のタイミングに同期させ、照射後1〜
20μsecの間の発光強度を測定することにより、S
/N比が大きく向上する。
【0030】なお、上記した方法で分析可能な成分とし
ては、C、Mn、P、S、その他溶鋼中に含まれている
各種の成分が分析可能である。しかし、鋼の精錬におい
ては特にC含有量の迅速な分析が必要であり、この点
で、本発明は迅速分析の効果を発揮する。
【0031】
【実施例】1600℃の溶鋼に半導体励起固体レーザの
単一モード光を平均パルスエネルギー0.2mJ、パル
ス幅20nsec、パルス頻度50kHzの条件で、ビ
ームエキスパンダ10倍、集光レンズ口径200mmの
光学系を通して照射した。プローブは窒化ボロン製でA
rガスを2l/minの流量で流し、内径4mmφのス
テンレス鋼製搬送管により、微粒子を約10m搬送し分
析セル8に導いた。
【0032】微粒子は、セル本体81内の孔径0.1μ
mのアルミナ製のフィルタ82により5秒間捕集され、
セル本体81内はその後5秒間、5l/minのArガ
ス流により置換された後、パルスエネルギー200m
J、パルス幅10sec、パルス頻度10Hzの条件で
ビームエキスパンダ3倍、集光レンズ100mmの光学
系を通してレーザ光を照射し微粒子を励起発光した。
【0033】励起された光を集光レンズ口径100m
m、及び50μm幅×2mm長のスリットを通して50
0mmの焦点距離エバート型分光器に入れ、波長193
nmの近傍のスペクトルをホトダイオードアレイにより
各パルス照射後、1〜20μsecの間で積分して測定
した。
【0034】スペクトル強度を濃度に換算するための検
量線は、C含有量が既知の鋼標準試料にレーザを照射し
て微粒子を生成させ、その微粒子を捕集・発光させて作
成した。微粒子の組成は、生成前の形態によらないの
で、検量線が正確である点は本発明の長所の一つであ
る。
【0035】図3に本発明による溶鋼生成微粒子の波長
193nmの近傍の発光スペクトルを、図4の従来の溶
鋼表面の照射発光スペクトル(直接測光)と比較して示
す。従来法ではCの発光スペクトルがCOガスの発光を
も含むため、溶鋼のC含有量による差が判定できない
が、本発明によれば溶鋼のC含有量の差が発光スペクト
ル強度の明確な差となって測定されている。分析所要時
間は、従来、約3分を要していたが、本発明方法ではサ
ブランス11を転炉内に挿入してから30秒以内であ
り、従来に比較し、約2分30秒も短縮された。
【0036】
【発明の効果】本発明により、転炉等における吹錬中の
溶鋼の成分組成、特にC含有量が迅速かつ正確に測定で
きるようになり、分析待ち時間が不要となった。また、
吹錬終了後、分析結果の誤差修正のためにする「後吹き
吹錬」の工程が必要なくなること等による製鋼能率の向
上、炉壁等の耐火物損傷の低減等による製鋼コストの削
減、生産計画通りの製造によるロスの低減等が達成さ
れ、製鋼操業に与える本発明の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成の概要を示す図である。
【図2】分析部の詳細な構成を示す図である。
【図3】本発明による溶鋼生成微粒子の波長193nm
近傍の発光スペクトルを示す図である。
【図4】従来の溶鋼表面の照射発光スペクトル(直接測
光)を示す図である。
【図5】従来の転炉における溶鋼分析手法を説明する図
である。
【符号の説明】
1 微粒子発生用レーザ 2 集光レンズ 3 プローブ 4 溶鋼 5 ガス流入管 6 ガス排出管 7 搬送管 8 分析セル 9 発光用レーザ 10 分光・測光装置 11 サブランス 21 石英ガラス 31 内殻 32 外殻 40 転炉 41 スラグ 43 酸素ランス 81 セル本体 82 フィルタ 84 Ar給気管 85 吸引用配管 86 微粒子堆積部 87 レーザ透過窓 88 測光窓 90 測光用集光レンズ 91 電磁バルブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶鋼にレーザを照射してその一部を気化
    して微粒子とし、該微粒子を不活性ガスにより分析セル
    へ搬送し、分析セル内において微粒子と搬送ガスとを分
    離して該微粒子を捕集し、この微粒子にレーザ光を照射
    することを特徴とする溶鋼成分の分析方法。
  2. 【請求項2】 前記溶鋼の成分組成が炭素であることを
    特徴とする請求項1記載の溶鋼成分の分析方法。
  3. 【請求項3】 溶鋼面に照射する微粒子発生用レーザ
    と、該レーザを集光し溶鋼表面に照射する集光レンズ
    と、該レーザ照射により生じた溶鋼微粒子を含有する採
    取ガスを流入させるガス流入管に接続された内殻と、該
    採取ガスを分析装置内の分析セルに搬出するガス流出管
    に接続された外殻と、該ガス流出管で搬送された溶鋼微
    粒子に照射して溶鋼の成分組成を分析するレーザ分析装
    置と、を備えたことを特徴とする溶鋼分析用レーザ分析
    装置。
  4. 【請求項4】 前記微粒子発生用レーザと、前記集光レ
    ンズと、前記ガス流入管に接続された内殻と、前記ガス
    流出管に接続された外殻と、を転炉炉内へ挿入すること
    ができるように、サブランスの内側の先端に装着してあ
    ることを特徴とする、請求項3記載の溶鋼分析用レーザ
    分析装置。
  5. 【請求項5】 レーザで照射された溶鋼から採取された
    採取ガスを導入する搬送管と、Arガスを導入する給気
    管と、該採取ガスを吸引するための吸引用配管と、に接
    続された略円筒状の前記セルであって、該採取ガス中の
    微粒子を捕捉するためセル内にセルの軸方向に略直角方
    向に配設されたフィルタと、該フィルタに捕捉された該
    微粒子を励起発光させるためのレーザを集光させる集光
    レンズと、該集光レンズより発射されたレーザを内部へ
    透過させるためのレーザ透過窓と、励起発光された該微
    粒子からの光をセル外部から測光するための測光窓を有
    することを特徴とする分析セル。
  6. 【請求項6】 前記フィルタの径が前記セルの径よりも
    大きく、フィルタを回転することにより、新しいフィル
    タ面を該セル内に挿入できるフィルタであることを特徴
    とする請求項5記載の分析セル。
JP9102493A 1997-04-04 1997-04-04 溶鋼成分のレ−ザ分析方法及びレ−ザ分析装置 Pending JPH10281999A (ja)

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CN112375863A (zh) * 2020-11-09 2021-02-19 刘平亮 金属冶炼送样装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112375863A (zh) * 2020-11-09 2021-02-19 刘平亮 金属冶炼送样装置
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