JPH10280838A - 開閉スクリーン装置 - Google Patents

開閉スクリーン装置

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Publication number
JPH10280838A
JPH10280838A JP9043797A JP9043797A JPH10280838A JP H10280838 A JPH10280838 A JP H10280838A JP 9043797 A JP9043797 A JP 9043797A JP 9043797 A JP9043797 A JP 9043797A JP H10280838 A JPH10280838 A JP H10280838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
frame portion
screen device
movable frame
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP9043797A
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English (en)
Inventor
Hideki Onodera
英樹 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
METAKO KK
Metaco Inc
Original Assignee
METAKO KK
Metaco Inc
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Publication date
Application filed by METAKO KK, Metaco Inc filed Critical METAKO KK
Priority to JP9043797A priority Critical patent/JPH10280838A/ja
Publication of JPH10280838A publication Critical patent/JPH10280838A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計および設置の自由度が大きく、操作性や
外観性も良好な、窓開閉装置、間仕切、網戸をはじめ、
各種の屋内および屋外に設置できる新しい開閉スクリー
ン装置を提供する。 【解決手段】 少くとも上下または左右の一対の対向固
定枠部(12)(13)とその中間に配置された1以上
の可動枠部(14)とを有し、可動枠部にはプリーツ状
スクリーン部材(11)の一端が取付け支持され、この
プリーツ状スクリーン部材(11)には可動枠部(1
4)をもって複数のワイヤー(15)が張設されてワイ
ヤーテンションシステムが構成され、可動枠部(14)
の動きにともなって前記スクリーン部材(11)が収縮
および展開自在とされた開閉スクリーン装置において、
張設されたワイヤー(15)のうちの少くとも一対のも
のの各々の端部が、可動枠部(14)において、一端が
固定枠部(12)に固定された他端が可動枠部(14)
に対し挿入引出自在とされた屈曲弾性を有するスライド
ガイド枠部(19)に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、開閉スク
リーン装置に関するものである。さらに詳しくは、屋内
の玄関あるいは壁面や窓開口部の開閉装置、網戸等にさ
らには屋外への設置にも有用な、その設置の自由度が大
きく、操作も容易で、外観性も良好な、新しい開閉スク
リーン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より、住宅やオフィスビ
ル等においては、窓開口部の開閉装置や間仕切等として
様々な構成からなるスクリーン装置が用いられている。
その代表的なものとしてはカーテン、ブラインド、可動
間仕切、衝立等が知られている。これらは、その使用目
的、用途に応じて各種の素材や、様々な構造を持つもの
として設置されていてその形態は様々である。
【0003】そして、このようなスクリーン装置の新し
い構成として、この発明の出願人によって、多数の折り
畳み部を持ってプリーツ状スクリーン部材を、複数のワ
イヤーの張設により構成されるワイヤーテンション・シ
ステムにより収縮および展開自在としたプリーツスクリ
ーン装置が開発され、すでに実用化されてきてもいる。
図6は、このようなワイヤーテンション・システムによ
るプリーツスクリーン装置を例示した概略図である。
【0004】たとえばこの図6のように、布・シート、
ネット体等からなるプリーツ状のスクリーン部材(1)
が、一対の固定枠部(2)(3)の一方と可動枠部
(4)との間に配置され、可動枠部(4)の動きにとも
なってこのスクリーン部材(1)は収縮および展開自在
とされている。この際にプリーツ状のスクリーン部材
(1)に自立性を与え、可動枠部(4)を常に固定枠部
(2)(3)に対して平行に保たれるように、スクリー
ン部材(1)の上下位置に、これを貫通ないしはこれに
摺接するものとして複数のワイヤー(5)を張設し、可
動枠部(4)においてワイヤー(5)をX交差させ、そ
の両端を固定枠部(2)(3)に固定したワイヤーテン
ション・システムが構成されている。
【0005】このものは、これまでに知られていない構
造として、意匠性、操作性、そして自立性に優れたプリ
ーツ状網戸やプリーツ間仕切等を与えるものとして画期
的なもので注目されている。このように優れた特徴を有
する装置ではあるが、ワイヤーテンション・システムに
よるスクリーン装置の場合にはプリーツ網戸等として適
用される開閉スクリーン装置のいずれも共通して、スク
リーン部材(1)が収縮されて開いた開口部(6)に
は、たとえば図6の制約があった。そして、この開口部
(6)を玄関等の出入口として使用する場合には、足元
の下部ワイヤー(5A)に関しては、土足によってワイ
ヤー切れが発生するなど制約もあった。
【0006】そこで、この出願の発明は、以上のとおり
のワイヤーテンション・システムによるスクリーン装置
の特長を最大限に生かしつ、しかもワイヤーの露出にと
もなう制約を解消して、足元でのワイヤー切れの心配が
なく、外観性も良好で、その設置計画の自由度が大き
く、しかも操作性にも優れた新しい開閉スクリーン装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決すものとして、少くとも上下または左右の
一対の対向固定枠部とその中間に配置された1以上の可
動枠部とを有し、可動枠部にはプリーツ状スクリーン部
材の一端が取付け支持され、このプリーツ状スクリーン
部材には可動枠部をもって複数のワイヤーが張設されて
ワイヤーテンション・システムが構成され、可動枠部の
動きにともなって前記スクリーン部材が収縮および展開
自在とされた開閉スクリーン装置において、張設された
ワイヤーのうちの少くとも一対のものの各々の端部が、
可動枠部において、一端が固定枠部の固定された他端が
可動枠部に対し挿入引出自在とされた屈曲弾性を有する
スライドガイド枠部に接続されていることを特徴とする
開閉スクリーン装置を提供する。
【0008】また、この出願の発明は、上記の装置にお
いて、スライドガイド枠部に接続されていないワイヤー
が張設されており、このワイヤーは、スライドガイド枠
部の背面で露出されることがなく、スライド枠部が固定
された固定枠部にその一端が固定されていることを特徴
とする開閉スクリーン装置をも提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】この出願の発明は、上記のとおり
の構成によってこれまでにない新しいスクリーン装置を
提供するものであるが、その構成および作用効果の特徴
について、さらに詳しく以下の実施例に沿って説明す
る。もちろんこの発明は以下の例によって限定されるも
のではない。
【0010】
【実施例】図1は、この発明の開閉スクリーン装置の基
本的な構成を例示した正面図である。たとえば、この図
1に例示したように、この発明の開閉スクリーン装置で
は、左右に一対の対向する固定枠部(12)(13)と
その中間の位置の可動枠部(14)とを有している。
【0011】スクリーン部材(11)は、一方の固定枠
部(13)と可動枠部(14)とに取付け支持され、可
動枠部(14)の動きとともに収縮および展開自在とさ
れている。また、同時に固定枠部(13)に一端が固定
され、他端が、可動枠部(14)内において屈曲弾性を
有するスライドガイド枠部(19)の端部に接続されて
いるワイヤー(15)が、スクリーン部材(11)の上
下位置において複数張設されている。このワイヤー(1
5)は、柔軟で耐張力のある糸や線であってよく、この
ものは、可動枠部(14)内で、プーリや湾曲部材によ
って構成されている方向転換手段(20)によってX交
差されている。つまり、このことによって、スクリーン
部材(11)に自立性を付与し、可動枠部(14)を固
定枠部(12)(13)に対して平行に保つワイヤー
(15)を用いてこのワイヤーテンション・システムが
構成されている。
【0012】そして、前記のスライドガイド枠部(1
9)は、一端が固定枠部(12)に固定されているとと
もに、他端は、前記のとおりワイヤー(15)に接続さ
れ、方向転換手段(21)を介する等によって可動枠部
(14)に対して挿入および引出自在とされている。こ
のスライドガイド枠部(19)は屈曲弾性を有し、それ
自身の性能によって可動枠部(14)のスライド移動
と、所定位置での可動枠部(14)の停止を可能として
いる。
【0013】このスライドガイド枠部(19)について
は、図2に例示した通称コンベックスと呼ばれる帯状バ
ネ材(22)や、図3に例示したような帯状バネ材(2
2)とプラスチック等のブロック連結体(23)との結
合体、図4に例示したような屈曲弾性率の異なる帯状材
(24)(25)の結合体、あるいは繊維強化プラスチ
ック帯状材等の屈曲弾性を有する各種のものが適宜に使
用される。スクリーン装置の使用設置条件において問題
がない場合には、スライドガイド枠部(19)は、以上
のように帯状でなくともよく、座屈しない線状体、たと
えば弱燃性スチールワイヤー等であってもよい。
【0014】いずれの場合にも、図1の構成からも明ら
かなように、開口部(16)の上下枠部(17)(1
8)の近傍には強度の大きなスライドガイド枠部(1
9)が露出しているものの、従来のように、ワイヤー
(15)が露出していないので、ワイヤー(15)の足
元での切断という心配は全くない。しかもスライドガイ
ド枠部(19)が帯状のものは、視覚的にもあまり抵抗
感はなく、外観意匠性も良好となる。
【0015】図5はこのようなスライドガイド枠部(1
9)には接続されていないワイヤー(26)をも用いた
場合の配置関係を例示したものである。この場合には、
開口部(16)において、スライドガイド枠部(19)
の背後にワイヤー(26)が外部からは見えないように
配置されている。このためワイヤー(26)を足元で引
掛けて切断する心配はなく、外観的にも抵抗感は少ない
ものとなる。
【0016】なお、以上の構成においては、すでに明瞭
なように、スライドガイド枠部(19)は、スクリーン
部材(11)が最も収縮されて、開口部(16)が最大
に開いた状態であっても、ワイヤー(15)に接続され
ている端部(19A)は常に可動枠部(14)内から完
全に引出されることはない。また、この発明のスクリー
ン装置では、可動枠部(14)は一つに限られることな
く複数であってもよい。そしてスクリーン部材(11)
は、対向する可動枠部の間に配設されていてもよく、さ
らにまた、従来のX−ワイヤーシステムによるスクリー
ン装置と組合わせてもよい。
【0017】そして、図1および図5の例は、可動枠部
(14)が左右に動く構成を例示しているが、可動枠部
(14)は上下に動くようにし、固定枠部(12)(1
3)も上下に配置されているようにしてもよい。図1お
よび図5の例における上下枠部(17)(18)は、こ
の発明のスクリーン装置に固有の備えつけられたもので
あってもよいし、玄関、窓等の既設の部位を用いるもの
であってもよい。
【0018】いずれにしても玄関用プリーツ網戸等にお
いても、その取り付け操作は容易であり、ワイヤーの露
出による不都合もなく、外観性、美観性も良好で、一般
用の住宅、オフィスビル等様々な場所における利用が可
能となる。また、この発明の開閉スクリーン装置におけ
る、スクリーン部材の収縮および展開操作は、人手の他
に、操作コードや、駆動手段を組み合わせた電動方式等
にもすることも可能である。
【0019】そして、この発明においては、スクリーン
部材については複数の折り目のあるプリーツ体であれ
ば、布状体、シート状体、網状体、連結板状体、それら
の複合体等の各種のものであってよく、種々の材質が適
用可能である。
【0020】
【発明の効果】この発明によって、以上詳しく説明した
とおり、従来の開閉スクリーン装置におけるワイヤーの
露出にともなう制約を解消し、設計および設置の自由度
が大きく、操作性や外観性も良好な新しい開閉スクリー
ン装置が提供される。窓開閉装置、間仕切り、網戸をは
じめ、各種の屋内および屋外に設置できる開閉スクリー
ン装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスクリーン装置の一実施例を示した
正面図である。
【図2】屈曲するスライドガイド枠部を例示した斜視図
である。
【図3】別の屈曲するスライドガイド枠部を例示した斜
視図である。
【図4】さらに別の屈曲するスライドガイド枠部の例を
示した斜視図である。
【図5】この発明の開閉スクリーン装置の別の実施例を
示した正面図である。
【図6】従来の開閉スクリーン装置を例示した正面図で
ある。
【符号の説明】
1,11 スクリーン部材 2,12 固定枠部 3,13 固定枠部 4,14 可動枠部 5,15 ワイヤー 6,16 開口部 7,17 上枠部 8,18 下枠部 19 スライドガイド枠部 20,21 方向転換手段 22 帯状バネ材 23 ブロック連結体 24,25 帯状材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも上下または左右の一対の対向固
    定枠部とその中間に配置された1以上の可動枠部とを有
    し、可動枠部にはプリーツ状スクリーン部材の一端が取
    付け支持され、このプリーツ状スクリーン部材には可動
    枠部をもって複数のワイヤーが張設されてワイヤーテン
    ション・システムが構成され、可動枠部の動きにともな
    って前記スクリーン部材が収縮および展開自在とされた
    開閉スクリーン装置において、張設されたワイヤーのう
    ちの少くとも一対のものの各々の端部が、可動枠部にお
    いて、一端が固定枠部の固定された他端が可動枠部に対
    し挿入引出自在とされた屈曲弾性を有するスライドガイ
    ド枠部に接続されていることを特徴とする開閉スクリー
    ン装置。
  2. 【請求項2】 屈曲弾性を有するスライドガイド枠部
    は、帯状バネ材、帯状バネ材とブロック連結体との結合
    体、屈曲弾性率の異なる帯状材の結合体、または繊維強
    化プラスチック帯状材である請求項1の開閉スクリーン
    装置。
  3. 【請求項3】 スクリーン部材は、布状体、シート状
    体、網状体、連結板状体、またはそれら各々の結合体、
    もしくはそれらの複合体である請求項1の開閉スクリー
    ン装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかの装置にお
    いて、スライドガイド枠部に接続されていないワイヤー
    が張設されており、このワイヤーは、スライドガイド枠
    部の背面で露出されることがなく、スライドガイド枠部
    が固定された固定枠部にその一端が固定されていること
    を特徴とする開閉スクリーン装置。
JP9043797A 1997-04-09 1997-04-09 開閉スクリーン装置 Pending JPH10280838A (ja)

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JP9043797A JPH10280838A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 開閉スクリーン装置

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JP9043797A JPH10280838A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 開閉スクリーン装置

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JPH10280838A true JPH10280838A (ja) 1998-10-20

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ID=13998593

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JP9043797A Pending JPH10280838A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 開閉スクリーン装置

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