JPH1027967A - 高温用基板 - Google Patents

高温用基板

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Publication number
JPH1027967A
JPH1027967A JP19691096A JP19691096A JPH1027967A JP H1027967 A JPH1027967 A JP H1027967A JP 19691096 A JP19691096 A JP 19691096A JP 19691096 A JP19691096 A JP 19691096A JP H1027967 A JPH1027967 A JP H1027967A
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
conductive layer
substrate
insulating layer
ceramic
Prior art date
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Pending
Application number
JP19691096A
Other languages
English (en)
Inventor
Jinichi Yoshida
仁一 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOHO DENSHI KK
Original Assignee
TOHO DENSHI KK
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Publication date
Application filed by TOHO DENSHI KK filed Critical TOHO DENSHI KK
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Publication of JPH1027967A publication Critical patent/JPH1027967A/ja
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  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温環境下において使用される場合において
も、反り、ねじれなどの変形を発生しにくくし、高温環
境下の使用における悪影響を最小限に抑制する。 【解決手段】 絶縁層と導電層との積層により形成され
る基板において、絶縁層8,10と導電層7,9との
間、導電層11,13と導電層12,14との間、ある
いは、絶縁層または導電層の外面に、セラミックス層1
5を形成するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路チップの
検査などに使用されるプローブカードや、その他の高温
下で使用される基板の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年における半導体およびその集積回路
技術の著しい進展に伴い、大規模半導体集積回路(LS
I)やメモリICなどの製造過程において、とりわけウ
エハー状態で個々のチップの検査治具として用いられる
プローブカードについても、種々の厳しい要求条件への
対応が求められている。
【0003】たとえば、集積回路チップの検査工程にお
いて、近年該チップに熱を印加して行う検査方式が一般
化するようになり、この場合の検査治具として使用され
るプローブカードにおいても、高温環境下における使用
を考慮した対策が必要とされている。
【0004】この対応策の1つとして、プローブカード
の主要部分として使用されるプリント基板の材料、およ
び、検査用の針(プローブ)を固定する樹脂には、高温
用のポリイミド系樹脂材及びエポキシ系樹脂材が使用さ
れている。例えば、図4は従来の両面基板の断面を示す
ものであるが、従来の両面基板31は、上面の第1導電
層32および下面の第2導電層33が銅箔により形成さ
れ、その間にガラス布およびエポキシ樹脂の混合材、あ
るいは、ポリイミド樹脂による絶縁層34が挿入された
3層構成として形成されている。なお、本願明細書にお
いて、導電層とは、パターン層(または信号層)、電源
層、接地層を総称するものである。
【0005】しかし、高温用のポリイミド系樹脂材、エ
ポキシ系樹脂材を使用したプローブカードにおいても、
高温下においてこれに外力が加えられた場合、プリント
基板の反り、ねじれなどの変形が皆無ではなく、これら
の変形による集積回路チップの測定検査に対する悪影響
を無視することができない。
【0006】また、半導体集積回路の集積度が進むとと
もに、使用されるプリント基板の表面の耐トラッキング
性や耐アーク性などの電気的諸特性に対する要求も一層
厳しくなりつつある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、熱安
定性および熱放射性に優れ、高温環境下において使用さ
れる場合においても、反り、ねじれなどの変形が発生し
にくく、高温環境下の使用における悪影響を最小限に抑
制可能な高温用基板を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、絶縁層と導電層との積層により形成され
る基板において、絶縁層と導電層との間、導電層と導電
層との間、あるいは、絶縁層または導電層の外面に、セ
ラミックス層を形成するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある、高温用両面基板の断面図である。図1に示すよう
に、高温用両面基板1においては、上面の第1導電層2
と絶縁層3との間、および、下面の第2導電層4と絶縁
層3との間に、それぞれ厚さ0.1mm程度のセラミッ
クス層5を形成するようにして高温用両面基板1が構成
される。なお、導電層2,4は例えば銅箔により形成さ
れ、絶縁層3は、例えばガラス布およびエポキシ樹脂の
混合材、あるいは、ポリイミド樹脂により形成される。
図2は、本発明の実施の他の形態である、高温用多層基
板の断面図であり、本例では6層の高温用多層基板6と
して示されている。
【0010】セラミックスは本来絶縁材であり、上面の
第1導電層7と絶縁層8との間、および、下面の第6導
電層9と絶縁層10の間の他、第2導電層11と第3導
電層12との間、および、第4導電層13と第5導電層
14と間に、それぞれ厚さ0.1mm程度のセラミック
ス層15を形成した構造とすることにより、高温環境下
における基板の変形をより一層少なくすることが可能と
なる。
【0011】なお、第1導電層7から第6導電層9まで
の各導電層は、それぞれ信号層および接地層として使い
分けられる。
【0012】このように、プリント基板に対するセラミ
ックス材の使用により、従来のプリント基板と比較して
基板全体の膨張率が著しく低下し、熱による基板の膨
張、変形により発生していた様々な悪影響を除去するこ
とができる。
【0013】さらに、セラミックス層の配置により、プ
リント基板の熱安定性に加えて、基板の熱放射性、基板
表面の耐アーク性などの電気的諸特性をも優れたものと
することができる。
【0014】図3は、高温環境下における集積回路チッ
プの測定検査に使用される、セラミックス層を挿入配置
した高温用プローブカードを示す図であり、ここでは2
層の導電層を有する両面基板として単純化して示してい
るが、必要によりたとえば6層〜8層など、多数の信号
層および接地層を含む多層基板が用いられる。
【0015】一般に、図3(a)に示すプローブカード
16の開口部17が大きくなる程、熱によるプローブカ
ード16の反り、ねじれなどの変形が大きくなるが、図
3(b)における図3(a)のA−A’拡大断面図に示
すように、プローブカード16の上面の第1導電層18
と絶縁層19、下面の第2導電層20と絶縁層19との
間に、それぞれセラミックス層21を形成する他、開口
部17の周囲の下面にセラミックリング22を装着し、
これに針(プローブ)23を支持するエポキシ樹脂やポ
リイミド樹脂などによる樹脂部24を保持する構造とす
ることにより、高温環境下においても測定検査用の針2
3には最小限の熱的影響しか加わらず、測定検査対象で
ある集積回路チップのパッド25に対して、針23を常
に正確に接触させることができ、高温下においても安定
した集積回路チップの測定検査が可能となる。
【0016】なお、上面の第1導電層18には、外部か
らのピンなどが接続されるランド26や、リレー、コン
デンサ、抵抗などの電子部品が取り付けられる端子穴2
7などが設けられ、測定検査のための電流は、上面の第
1導電層18のランド26→下面の第2導電層20のプ
リント配線→針23→パッド25と流れる。
【0017】なお、セラミックス層の配置については、
基板自体の強度を考慮しさえすれば全く任意であり、特
殊なケースとしては基板表裏のいずれか片面あるいは両
面をセラミックス層とするような配置も可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
絶縁層と導電層との積層により形成される基板におい
て、絶縁層と導電層との間、導電層と導電層との間、あ
るいは、絶縁層または導電層の外面に、セラミックス層
を形成するようにしたから、高温環境下において使用さ
れる場合においても、反り、ねじれなどの変形を発生し
にくくし、高温環境下の使用における悪影響を最小限に
抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である高温用両面基板の
断面図である。
【図2】本発明の実施の他の形態である高温用多層基板
の断面図である。
【図3】高温環境下における集積回路チップの測定検査
に使用される、セラミックス層をが形成された高温用プ
ローブカードを示す図である。
【図4】従来の両面基板の断面図である。
【符号の説明】
1 高温用両面基板 2 第1導電層 3 絶縁層 4 第2導電層 5 セラミックス層 6 高温用多層基板 7 第1導電層 8 絶縁層 9 第6導電層 10 絶縁層 11 第2導電層 12 第3導電層 13 第4導電層 14 第5導電層 15 セラミックス層 16 プローブカード 17 開口部 18 第1導電層 19 絶縁層 20 第2導電層 21 セラミックス層 22 セラミックスリング 23 針 24 樹脂部 25 パッド 26 ランド 27 端子穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層と導電層の積層により形成される
    基板において、絶縁層と導電層との間に、セラミックス
    層を形成するようにしたことを特徴とする高温用基板。
  2. 【請求項2】 絶縁層と導電層の積層により形成される
    基板において、導電層と導電層との間に、セラミックス
    層を形成するようにしたことを特徴とする高温用基板。
  3. 【請求項3】 絶縁層と導電層の積層により形成される
    基板において、絶縁層または導電層の外面に、セラミッ
    クス層を形成するようにしたことを特徴とする高温用基
    板。
JP19691096A 1996-07-09 1996-07-09 高温用基板 Pending JPH1027967A (ja)

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JP19691096A JPH1027967A (ja) 1996-07-09 1996-07-09 高温用基板

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JPH1027967A true JPH1027967A (ja) 1998-01-27

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ID=16365697

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010243303A (ja) * 2009-04-04 2010-10-28 Advanced Systems Japan Inc 低熱膨張インターポーザ
JP2010243302A (ja) * 2009-04-04 2010-10-28 Advanced Systems Japan Inc 干渉防止構造プローブカード

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JP2010243303A (ja) * 2009-04-04 2010-10-28 Advanced Systems Japan Inc 低熱膨張インターポーザ
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