JPH10279046A - 搬送用ローラ - Google Patents

搬送用ローラ

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Publication number
JPH10279046A
JPH10279046A JP10079797A JP10079797A JPH10279046A JP H10279046 A JPH10279046 A JP H10279046A JP 10079797 A JP10079797 A JP 10079797A JP 10079797 A JP10079797 A JP 10079797A JP H10279046 A JPH10279046 A JP H10279046A
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JP
Japan
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peripheral part
outer peripheral
deformation
article
conveyed
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Pending
Application number
JP10079797A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Yoshino
琢也 吉野
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Nippon Mektron KK
Original Assignee
Nippon Mektron KK
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Publication date
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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送物品をローラ一対間に挟持して回転摩擦
力で搬送するフィードローラ等に用いられる場合に、接
触反力によるローラ及び搬送物品双方の変形等を抑え
て、共に保護を図れるようにしたものを提供する。 【解決手段】 回転摩擦力で搬送物品を搬送する搬送用
ローラ10において、搬送物品に接触する外周部12を
所要の耐摩耗性を確保できる高硬度材料によって形成
し、内周部13を低硬度材料で形成することにより、外
周部が受ける搬送物品からの接触反力を内周部の変形で
吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送物品を回転摩
擦力で搬送する搬送用ローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3(a)、(b)および図4(a)、
(b)は、いずれもフィードローラ等に用いられた搬送
用ローラの従来例を示しており、上下一対または左右一
対のローラ1、2間に挟持した搬送物品3を、ローラ回
転摩擦によって一方向から他方向へ搬送するものであ
る。こうした搬送用ローラにあっては、搬送物品3が直
接ローラ1、2の外周面に摩擦接触することから、搬送
物品3の保護を図るため、多くの場合ローラ1、2の外
周部はゴム等の弾性材で形成されている。
【0003】図3に示すローラ1、2のように、外周部
に硬質材を用いた場合には、搬送物品3との接触反力を
受けてローラ1、2に生じる変形量を少なく抑え、所要
の耐摩耗性を確保して耐久性を高めることができる反
面、変形しないローラ1、2からの接触反力で搬送物品
3に変形(図中3aで示す)を与えるために、搬送物品
3を損傷させるなどの不具合がみられる。
【0004】また、図4に示すローラ1、2の場合に
は、搬送物品3を変形させたり、損傷を与えないように
して保護を図るために、外周部のゴム等の弾性材を低硬
度の軟質材で形成している。
【0005】このように外周部に軟質材を用いた場合に
は、逆に搬送物品3の変形は抑えられ、損傷等を免れて
保護を図ることができるが、外周部を軟質にした分だ
け、ローラ1、2に搬送物品3との接触反力で変形(図
中1a、2aで示す)が生じる。そうした変形が経時使
用で繰り返されることにより、ローラ1、2が摩耗等に
より劣化し、耐久性を低下させる不具合がみられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、所要の耐摩
耗性を確保して耐久性を高めると共に、搬送物品に対し
ても損傷等からの保護を図れる搬送用ローラを提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る搬送用ロー
ラは、搬送物品に接触する外周部を所要の耐摩耗性を確
保できる高硬度材料によって形成し、内周部を低硬度材
料で形成することにより、外周部が受ける搬送物品から
の接触反力を内周部の変形で吸収せしめている。
【0008】この場合、上下一対または左右一対のロー
ラ間に搬送物品を挟持して回転摩擦力で搬送するフィー
ドローラとして用いることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1および図2に示すように、本
実施態様の搬送用ローラ10には、断面円形に形成され
て中心に回転シャフト(図示せず)が嵌合などして挿通
させる軸貫通孔11がローラ幅B方向に設けられてい
る。この搬送用ローラ10の外周部12は、図3、4で
示された搬送物品に直に接触して回転摩擦を付与する部
分として、所要の硬度(JIS A硬度約50〜80)を確
保する高硬度材料、例えばウレタンゴムによって形成さ
れている。外周部12を高硬度材料で形成することによ
り、搬送物品との接触で受ける反力で外周部12の変形
を最小限に抑え、耐摩耗性を高めて耐久性を維持できる
ようになっている。
【0010】それに対して、搬送用ローラ10の内周部
13は、ポリエレタンフォーム等の発泡材料によって所
要の変形が得られるような低硬度材料で形成され、搬送
物品から受ける外周部12への接触反力を内周部12の
変形によって吸収できるようになっている。即ち、搬送
物品との接触反力で高硬度の外周部12が変形しない分
だけ、低硬度の内周部13が変形して吸収する。
【0011】これによって、搬送用ローラ10自身の耐
摩耗性は確保され、内周部13が搬送物品との接触反力
により変形することで、相手の搬送物品に変形などを与
えずに保護することが可能となる。
【0012】
【発明の効果】本発明の搬送用ローラは、例えば上下一
対または左右一対で設けられ、ローラ一対間に搬送物品
を挟持して回転摩擦力で搬送するフィードローラ等に適
用できる。その際、ローラ外周部を高硬度材料で形成す
ることにより、搬送物品との回転接触による耐摩耗性を
高めて耐久性を維持できると共に、搬送物品からの接触
反力を低硬度のローラ内周部が変形して吸収するので、
従来のように搬送物品を変形などによって損傷させるの
を防ぎ、保護を図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施態様の搬送用ローラを示す正
面図である。
【図2】図1のA−A線からの側面断面図である。
【図3】フィードローラとして用いられた従来例の搬送
用ローラを示す正面図と側面図である。
【図4】フィードローラとして用いられた他の従来例の
搬送用ローラを示す正面図と側面図である。
【符号の説明】
10…搬送用ローラ 11…軸貫通孔 12…外周部 13…内周部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転摩擦力で搬送物品を搬送する搬送用ロ
    ーラにおいて、搬送物品に接触する外周部を所要の耐摩
    耗性を確保できる高硬度材料によって形成し、また内周
    部を低硬度材料で形成することにより、外周部が受ける
    搬送物品からの接触反力を内周部の変形で吸収せしめた
    搬送用ローラ。
  2. 【請求項2】上下一対または左右一対のローラ間に搬送
    物品を挟持して回転摩擦力で搬送するフィードローラと
    して用いられる請求項1記載の搬送用ローラ。
JP10079797A 1997-04-04 1997-04-04 搬送用ローラ Pending JPH10279046A (ja)

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JP10079797A JPH10279046A (ja) 1997-04-04 1997-04-04 搬送用ローラ

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JP10079797A JPH10279046A (ja) 1997-04-04 1997-04-04 搬送用ローラ

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JPH10279046A true JPH10279046A (ja) 1998-10-20

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1101782A2 (en) * 1999-11-16 2001-05-23 C.U.E., Inc. High performance microcellular foam and manufacturing method and apparatus thereof
EP2390206A1 (de) * 2010-05-25 2011-11-30 RULMECA GERMANY GmbH Tragrolle und Fördervorrichtung
KR20230061108A (ko) * 2021-10-28 2023-05-08 피에스테크놀러지(주) 반도체, lcd 및 oled 공정에서 이송 대상물의 이송에 사용되는 반송 롤러

Cited By (4)

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EP1101782A3 (en) * 1999-11-16 2001-10-10 C.U.E., Inc. High performance microcellular foam and manufacturing method and apparatus thereof
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