JPH10278731A - シートベルト用カバー - Google Patents

シートベルト用カバー

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Publication number
JPH10278731A
JPH10278731A JP9044497A JP9044497A JPH10278731A JP H10278731 A JPH10278731 A JP H10278731A JP 9044497 A JP9044497 A JP 9044497A JP 9044497 A JP9044497 A JP 9044497A JP H10278731 A JPH10278731 A JP H10278731A
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JP
Japan
Prior art keywords
seat belt
cover
wrapping
human body
belt cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP9044497A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Fujino
好幸 藤野
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Individual
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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来では、自動車座席用等のシートベルトを
そのままで着用しているが、該シートベルトは生地が硬
いので着用感が悪く、しかもシートベルトが無地なので
装飾感がない。 【解決手段】 シートベルトAの表裏両面に跨がって被
包し得る幅と適宜長さを有する被包部材1に、シートベ
ルトAの外側を被包した状態で該被包部材1の幅方向両
側辺部同士を結着させる結着手段2を設けて、このシー
トベルト用カバーBをシートベルトAに対して簡単に装
着し得るようにし、又、使用時において被包部材1にお
けるシートベルトAと人体との間に介在する部分にクッ
ション材13を設けることによって、このシートベルト
用カバーつきシートベルトを着用したときの着用感を良
好にし、しかもこのシートベルト用カバーを使用するこ
とでファッション性を付与することができるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、例えば自動車や
飛行機等の座席に備えられたシートベルト用のカバーに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車や飛行機等の座席に装備されてい
るシートベルトは、引っ張り方向に対して強靭性を必要
とすることから、比較的硬質の生地で薄帯状に形成され
ている。又、この種のシートベルトは、一般に灰色や黄
土色などの無地の生地をそのまま使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種のシ
ートベルトでは、生地が硬質であるので、該シートベル
トをそのまま着用したときに、身体に接触する部分(特
に、肩や胸の付近)にゴツゴツした感触があって着用感
が悪かった。特に、夏場のように薄着でシートベルトを
着用したときには、シートベルトの縁部が衣服を介して
肌に食い込んだり、あるいは首や肩のあたりの肌に直
接、接触したりして、不快感を感じることがあった。
【0004】又、シートベルトは無地であるので、剥き
出しのままでは装飾感に乏しく、装飾面で改善の余地が
ある。
【0005】本願発明は、上記した背景に鑑み、シート
ベルトを感触の良好な状態で着用でき、さらにファッシ
ョン機能を付与できるとともに、カバー本来の機能のほ
かに付加機能を付与し得るようにしたシートベルト用カ
バーを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として次の構成を有している。
【0007】本願請求項1の発明 本願請求項1のシートベルト用カバーは、シートベルト
の表裏両面に跨がって被包し得る幅と適宜長さを有する
被包部材を有している。この被包部材としては、例えば
布地が使用できる。又、該被包部材の大きさは、シート
ベルトを表裏両面から被包できる幅で、使用時に少なく
とも身体の肩から胸付近に至るまで長さ範囲をカバーし
得る長さを有している。例えば、この被包部材の大きさ
としては、展開状態で幅が10〜16cm程度、長さが2
0〜40cm程度が適当である。又、被包部材には、使用
状態において外側に露出する面に適宜の装飾(例えば、
色彩、模様、図柄等)を施すとよい。
【0008】この被包部材には、シートベルトの外側を
被包した状態で該被包部材の幅方向両側辺部同士を結着
させる結着手段を設けている。この結着手段としては、
面接着テープ、ホック、ボタン、紐、ファスナー等が採
用可能である。
【0009】又、この被包部材には、使用時においてシ
ートベルトと人体との間に介在する部分にクッション材
を設けている。このクッション材は、被包部材自体にキ
ルティング材(綿入り)を使用することで代用したり、
あるいはスポンジのような別材料を使用してもよい。
尚、クッション材として別部材を使用するときには、該
クッション材を被包部材内に縫い込んだり、あるいは被
包部材外面に縫い付けたりして取付ければよい。
【0010】この請求項1のシートベルト用カバーは、
被包部材をシートベルトの表裏両面に跨がって巻き付け
た状態で、結着手段により被包部材の両側辺部同士を結
着させる。この装着状態では、被包部材はシートベルト
に対して摩擦力で位置保持されているが、装着状態のま
まで被包部材をシートベルトの長さ方向にスライドさせ
得るようになっている。尚、被包部材をシートベルトに
装着するときには、クッション材部分が人体接触側に位
置するようにする。そして、シートベルト着用時に、被
包部材を着用者に応じて所定の位置(例えば肩から胸に
掛かる位置)にスライドさせて使用する。このとき、ク
ッション材部分が人体側に対応しているので、シートベ
ルト(カバー)がソフトな感触で接触する。又、被包部
材は、シートベルト自体より装飾感があり、見た目が良
好になる。
【0011】本願請求項2の発明 本願請求項2の発明は、上記請求項1のシートベルト用
カバーにおいて、被包部材における使用時に肩に対応す
る位置に、肩凝り防止用の磁石を内蔵させている。この
ように、被包部材に磁石を内蔵させると、カバー機能や
クッション機能のほかに肩凝り防止機能を付与できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図4を参照して、本願実施
形態のシートベルト用カバーを説明する。この実施形態
のシートベルト用カバーBでは、シートベルトAを被包
する被包部材1として布地を採用している。尚、被包部
材1の生地としては、キルティング材や柔軟な合成樹脂
製のシート材等も使用できる。
【0013】被包部材1は、シートベルトAの表裏両面
に跨がって被包し得る幅と適宜長さを有している。該被
包部材1の大きさとしては、図4に示す展開状態におい
て、例えば幅が10〜16cm程度、長さが20〜40cm
程度の面積が適当である。又、被包部材1には、使用状
態において外側に露出する面(図4の下側面)に適宜の
装飾(例えば、色彩、模様、図柄等)を施している。
尚、他の実施形態では、被包部材1の外縁部に装飾用の
フリルを取付けてもよい。
【0014】又、被包部材1の幅方向両側辺部11,1
2には、シートベルトAの外側を被包した状態で該両側
辺部11,12同士を結着させる結着手段2を設けてい
る。この実施形態では、結着手段2として相互に接着・
離脱自在な面接着テープ21,22を採用し、該面接着
テープ21,22を被包部材1の長さ方向の3箇所に設
けている。尚、結着手段2としては、面接着テープのほ
かに、ホック、ボタン、紐、ファスナー等が採用可能で
ある。
【0015】又、被包部材1には、幅方向の片側寄り位
置に被包部材1のほぼ全長に亘ってクッション材13を
設けている。このクッション材13としては、綿やスポ
ンジ等の柔軟材料が採用される。そして、該クッション
材13は、図2及び図3に示すように被包部材1の生地
で包み込んだ状態でその外周部分を縫い付けて内装させ
ている。このクッション材13は、このカバーBをシー
トベルトAに装着した状態において、シートベルトと人
体との間に介在されるものである。又、被包部材1の生
地として、キルティング材(綿入り)を使用したもので
は、該キルティング材自体がクッション材として機能す
るので、特別にクッション材を使用しないこともでき
る。尚、被包部材1にキルティング材を使用した場合で
も、別のクッション材13を併用することができる。
【0016】又、被包部材1には、使用時において人体
の肩に対応する位置に肩凝り防止用の磁石3を設けてい
る。即ち、この実施形態では、該磁石3は被包部材1の
上端寄り位置の人体接触面側に内蔵させている。尚、こ
の磁石3は、図示例では1個だけ使用しているが、小径
のものを複数個使用してもよい。
【0017】この実施形態のシートベルト用カバーB
は、次のようにして使用される。まず、被包部材1をシ
ートベルト1の表裏両面に跨がって巻き付けた状態で、
結着手段2(各面接着テープ21,22)により被包部
材1の両側辺部11,12同士を結着させる。このと
き、クッション材13がシートベルトAと人体との間に
介在するように装着する。この装着状態では、被包部材
1はシートベルトAに対して摩擦力で位置保持されてい
るが、装着状態のままで被包部材1をシートベルトAの
長さ方向にスライドさせ得るようになっている。そし
て、シートベルト着用時に、被包部材1を着用者に応じ
て所定の位置(例えば肩から胸に掛かる位置)にスライ
ドさせる。尚、このとき、磁石3が人体の肩付近に位置
するようにセットする。
【0018】この装着状態では、カバーBのクッション
材13部分が人体側に対応しているので、シートベルト
Aが人体に対してソフトな感触で接触するようになる。
又、被包部材1は、シートベルトA自体より装飾感があ
るので、見た目が良好になり、ファッション機能を発揮
する。又、このようにカバーBをシートベルトAに装着
することで、ファッション機能をもたせることができる
ことから、シートベルト着用の意識を喚起させることが
でき、シートベルト着用率の向上に寄与する機能も有す
る。
【0019】又、被包部材1に磁石3を内蔵させている
ので、このシートベルト用カバーBに、カバー機能及び
クッション機能のほかに肩凝り防止機能を付与できる。
【0020】尚、このシートベルト用カバーBは、乗り
物(自動車や飛行機等)の座席、あるいは遊具等に装備
される各種のシートベルトに適用できる。
【0021】
【発明の効果】本願請求項1の発明のシートベルト用カ
バーBは、次のような効果がある。
【0022】まず、シートベルトAに対して結着手段2
で装着できるので、このシートベルト用カバーBのシー
トベルトAに対する装着を簡単に行える。
【0023】又、被包部材1をシートベルトAに装着し
た状態で、この被包部材つきシートベルトAを着用する
と、被包部材1のクッション材13部分が人体側に対応
しているので、シートベルトがソフトな感触で接触する
ようになり、シートベルトの着用感が良好となる。
【0024】さらに、被包部材1は、シートベルトA自
体より装飾感があるので、このシートベルト用カバーB
を使用すると見た目が良好になる。
【0025】又、本願請求項2の発明のシートベルト用
カバーBでは、被包部材1に肩凝り防止用の磁石3を内
蔵させているので、上記請求項1のシートベルト用カバ
ーBの効果に加えて、肩凝り防止機能を付与できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願実施形態のシートベルト用カバーの使用状
態図である。
【図2】図1のII−II拡大断面図である。
【図3】図1のIII−III拡大断面図である。
【図4】本願実施形態のシートベルト用カバーの展開図
である。
【符号の説明】
1は被包部材、2は結着手段、3は磁石、11,12は
側辺部、13はクッション材、Aはシートベルト、Bは
シートベルト用カバーである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートベルト(A)の表裏両面に跨がっ
    て被包し得る幅と適宜長さを有する被包部材(1)に、
    シートベルト(A)の外側を被包した状態で該被包部材
    (1)の幅方向両側辺部(11,12)同士を結着させ
    る結着手段(2)を設けるとともに、使用時において前
    記被包部材(1)におけるシートベルト(A)と人体と
    の間に介在する部分にクッション材(13)を設けたこ
    とを特徴とするシートベルト用カバー。
  2. 【請求項2】 使用時において被包部材(1)における
    人体の肩に対応する位置に、肩凝り防止用の磁石(3)
    を内蔵させたことを特徴とする請求項1に記載のシート
    ベルト用カバー。
JP9044497A 1997-04-09 1997-04-09 シートベルト用カバー Pending JPH10278731A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9044497A JPH10278731A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 シートベルト用カバー

Applications Claiming Priority (1)

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JP9044497A JPH10278731A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 シートベルト用カバー

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JPH10278731A true JPH10278731A (ja) 1998-10-20

Family

ID=13998802

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9044497A Pending JPH10278731A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 シートベルト用カバー

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JP (1) JPH10278731A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019069688A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 トヨタ自動車株式会社 車両用乗員拘束装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019069688A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 トヨタ自動車株式会社 車両用乗員拘束装置

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