JPH10278689A - 車両用バックドア内のスピーカ構造 - Google Patents

車両用バックドア内のスピーカ構造

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JPH10278689A
JPH10278689A JP8518597A JP8518597A JPH10278689A JP H10278689 A JPH10278689 A JP H10278689A JP 8518597 A JP8518597 A JP 8518597A JP 8518597 A JP8518597 A JP 8518597A JP H10278689 A JPH10278689 A JP H10278689A
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JP
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speaker
back door
opening
vehicle
sound
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JP8518597A
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Susumu Takeda
晋 武田
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラゲージルームに荷物を載せた場合やトノカ
バーを取り付けても、バックドア内のスピーカ装置から
車室内に放出される音が乗員に届き易くしたバックドア
内のスピーカ構造を提供する。 【解決手段】 バックドアパネル2より下方のバックド
ア1内に、スピーカ11の表面から放射される音を車室
内へ放出するスピーカ装置10を配設する。該装置10
のスピーカ11には、スピーカ11の裏側から放射され
る音を遮音するスピーカボックス12を取り付ける。バ
ックドア1におけるスピーカ11より上方の部位に車室
内への開口部5を形成する。その開口部5とスピーカボ
ックス12との間には、スピーカボックス12の内部と
開口部5とを連通させ、スピーカ11の裏側からスピー
カボックス12内に放射される音を開口部5から車室内
に放出する連通手段6を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックドアを有す
るワゴン車やワンボックス車等の車両用バックドア内の
スピーカ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4,図5は従来品の一例を示してお
り、図4は、ワゴン車のバックドアAを車室側から見た
図であり、図5は、図4に示すもののY−Y線断面図で
ある。
【0003】このバックドアAには、バックドアパネル
Bより下方のアウターパネルCとインナーパネルDとの
間に、スピーカ装置SのスピーカS1の裏側から放射さ
れる音を遮音する箱形のスピーカボックスS2が組み付
けられ、そのスピーカボックスS2の前壁S3にスピー
カS1が、その表側を車室前方へ向けて取り付けられ
て、スピーカS1の表側から放射される音を車室内へ放
出するスピーカ装置SがバックドアA内に配設されてい
る。
【0004】このスピーカ装置SのスピーカボックスS
2の内部には、吸音材S4が充填され、バックドアAの
インナーパネルDには、スピーカ装置SのスピーカS1
の表側から放射される音を車室内に放出する放出孔D1
が開けられ、その放出孔D1には、スピーカS1の表側
から放射される音を通過させるスピーカ装置Sの化粧板
S5が取り付けられている。
【0005】以上説明したバックドアAのスピーカ構造
では、スピーカ装置SのスピーカS1の表側から放射さ
れる音が、インナーパネルDの放出孔D1とスピーカ装
置Sの化粧板S5を通過して車室内に放出される。
【0006】なお、図4及び図5中の符号Eは、バック
ドアAのインナーパネルDに貼着された化粧部材を示し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このバック
ドアAのスピーカ構造には、車輌のラゲージルームに、
荷物を載せた場合やトノカバーを取り付けた場合に、ス
ピーカ装置SのスピーカS1から放射される音が、前記
荷物やトノカバーにより遮音されて乗員に聞こえにくく
なる、という問題がある。
【0008】そこで、本発明では、車輌のラゲージルー
ムに荷物を載せた場合やトノカバーを取り付けた場合で
あっても、図4図示の従来品と比べて、バックドアのス
ピーカ装置のスピーカから放射される音をより確実に乗
員まで届けることができるバックドア内のスピーカ構造
を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明では、バックドア内に、
スピーカの表側から放射される音を車室内へ放出するス
ピーカ装置が配設され、該スピーカの裏側から放射され
る音を遮音するスピーカボックスを具備している車両用
バックドア内のスピーカ構造において、前記バックドア
における前記スピーカより上方の部位に、車室内へ向か
って開口する開口部が形成され、該開口部と前記スピー
カボックスとの間には、スピーカボックスの内部と開口
部とを連通させ、スピーカの裏側からスピーカボックス
内に放射される音を開口部から車室内へ放出させる連通
手段が配設されていることを特徴とする。
【0010】このため、請求項1の発明では、バックド
アのスピーカ装置のスピーカの表側から放射され車室内
へ放出される音とは別に、スピーカの裏側からスピーカ
ボックス内に放射される音が、スピーカより上方に位置
する開口部に連通手段を介して至り、その開口部から車
室内へ放出される。
【0011】従って、請求項1の発明では、スピーカの
表側から放射され車室内へ放出される音のみの図4図示
の従来品と比べて、車輌のラゲージルームに荷物を載せ
た場合やトノカバーを取り付けた場合であっても、バッ
クドアのスピーカ装置のスピーカから放射される音をよ
り確実に乗員まで届けることができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載のバック
ドア内のスピーカ構造であって、前記連通手段が、スピ
ーカボックスと前記開口部との間に配設されたホーンダ
クトであることを特徴とするものである。
【0013】このため、請求項2の発明では、スピーカ
装置のスピーカの裏側からスピーカボックス内に放射さ
れる音は、ホーンダクト内を伝播して、スピーカ装置の
スピーカより上方に位置する開口部に至り、その開口部
から車室内に放出される。
【0014】従って、請求項2の発明でも、請求項1記
載の発明と同様、バックドアのスピーカ装置のスピーカ
の表側から放射され車室内へ放出される音とは別に、ス
ピーカの裏側からスピーカボックス内に放射される音
が、スピーカより上方に位置する開口部から車室内へ放
出されるので、スピーカの表側から放射され車室内へ放
出される音のみの図4図示の従来品と比べて、車輌のラ
ゲージルームに荷物を載せた場合やトノカバーを取り付
けた場合であっても、バックドアのスピーカ装置のスピ
ーカから放射される音をより確実に乗員まで届けること
ができる。
【0015】しかも、請求項2の発明では、ホーンダク
トの長さとスピーカボックスの容量とを調整することに
より、バックドア内のスピーカ装置のスピーカから放射
される音における所定の音域の音を、ホーンダクト内で
共鳴させ増幅させて開口部から車室内へ放出することも
できる。
【0016】請求項3の発明は、請求項1記載のバック
ドア内のスピーカ構造であって、バックドアにおけるバ
ックドアパネルの上方及びバックドア幅方向両側を囲む
略逆U字型の筒状部に前記開口部が形成され、前記筒状
部の開口端部と前記スピーカボックスとの間に、筒状部
の内部とスピーカボックスの内部とを気密に連通させる
連通部材が配設され、該連通部材の内部と筒状部の内部
とを伝播するスピーカボックス内の音の伝播方向におけ
る前記開口部より下流側で開口部近くの筒状部内が遮音
材で塞がれており、該遮音材と筒状部と連通部材によっ
て前記連通手段が形成されていることを特徴とするもの
である。
【0017】このため、請求項3の発明では、スピーカ
装置のスピーカの裏側からスピーカボックス内に放射さ
れる音は、連通部材の内部と筒状部の内部とを伝播し
て、筒状部の内部を塞ぐ遮音材に至り、その遮音材で伝
播を阻止されて、遮音材の近くに位置する開口部から車
室内へ放出される。
【0018】そして、請求項3の発明では、バックドア
におけるバックドアパネルの上方及びバックドア幅方向
両側を囲む略逆U字型の筒状部に開口部が形成されてい
るので、この開口部は、バックドアパネルより下方のバ
ックドア内に配設されたスピーカ装置におけるスピーカ
より上方に位置している。
【0019】従って、請求項3の発明でも、請求項1記
載の発明と同様、バックドアのスピーカ装置のスピーカ
の表側から放射され車室内へ放出される音とは別に、ス
ピーカの裏側からスピーカボックス内に放射される音
が、スピーカより上方に位置する開口部から車室内へ放
出されるので、スピーカの表側から放射され車室内へ放
出される音のみの図4図示の従来品と比べて、車輌のラ
ゲージルームに荷物を載せた場合やトノカバーを取り付
けた場合であっても、バックドアのスピーカ装置のスピ
ーカから放射される音をより確実に乗員まで届けること
ができる。
【0020】しかも、請求項3の発明では、スピーカ装
置のスピーカの裏側からスピーカボックス内に放射され
る音を開口部まで伝えるダクトの一部として、バックド
アの筒状部の構造をそのまま利用しているので、ホーン
ダクトを使用する請求項2記載の発明と比べて製造コス
トを削減することができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1〜3記載の各発明では何れも、
バックドアのスピーカ装置のスピーカの表側から放射さ
れ車室内へ放出される音とは別に、スピーカの裏側から
スピーカボックス内に放射される音が、スピーカより上
方に位置する開口部から車室内へ放出されるので、スピ
ーカの表側から放射され車室内へ放出される音のみの図
4図示の従来品と比べて、車輌のラゲージルームに荷物
を載せた場合やトノカバーを取り付けた場合であって
も、バックドアのスピーカ装置のスピーカから放射され
る音をより確実に乗員まで届けることができる。
【0022】請求項2記載の発明では、ホーンダクトの
長さとスピーカボックスの容量とを調整することによ
り、バックドア内のスピーカ装置のスピーカから放射さ
れる音における所定の音域の音を、ホーンダクト内で共
鳴させ増幅させて開口部から車室内へ放出することもで
きるので、例えば、図4図示の従来品と比べてより低音
域を広げることもできる。
【0023】請求項3記載の発明では、スピーカ装置の
スピーカの裏側からスピーカボックス内に放出される音
を開口部まで伝えるダクトの一部として、バックドアの
筒状部の構造をそのまま利用しているので、ホーンダク
トを使用する請求項2記載の発明と比べて製造コストを
削減することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1,図2は、請求項1,2記載
の両発明を併せて実施した実施の形態の一例を示してお
り、図1は、ワゴン車のバックドアを車室側から見た図
であり、図2は、図1に示すもののX−X線断面図であ
る。
【0025】このバックドア1には、バックドアパネル
2より下方のアウターパネル3とインナーパネル4との
間に、スピーカ11の裏側から放射される音を遮音する
箱形のスピーカボックス12が組み付けられ、そのスピ
ーカボックス12の前壁12aにスピーカ11が、その
表側を車室前方へ向けて取り付けられて、スピーカ11
の表側から放射される音を車室内へ放出するスピーカ装
置10がバックドア1内に配設されている。
【0026】スピーカボックス12の左右両側壁12
b,12cの上端部には、それぞれ貫通孔13が形成さ
れ、バックドア1のインナーパネル4におけるバックド
アパネル2の左右両側の上端寄りの部位には、それぞれ
開口部5が形成されている。
【0027】そして、バックドアパネル2の右側に位置
する開口部5とスピーカボックス12の右側壁12cの
貫通孔13との間のバックドア1内には、前記右側に位
置する開口部5とスピーカボックス12の内部とを連通
させるホーンダクト6が配設され、バックドアパネル2
の左側に位置する開口部5とスピーカボックス12の左
側壁12bの貫通孔13との間のバックドア1内には、
前記左側に位置する開口部5とスピーカボックス12の
内部とを連通させるホーンダクト6が配設されている。
【0028】バックドア1のインナーパネル4には、ス
ピーカ装置10のスピーカ11を臨む部位に、スピーカ
11の表側から放射される音を車室内に放出する放出孔
7が開けられ、この放出孔には、スピーカ11を保護
し、スピーカ11の表側から放射される音を通過させる
スピーカ装置10の化粧板14が取り付けられている。
【0029】なお、インナーパネル4には、バックドア
パネル2より下方の表面に化粧部材8が貼着され、イン
ナーパネル4の両開口部5には何れも、図示は省略した
が、音は通過させるが塵の浸入は防止する防塵部材が取
り付けられている。
【0030】以上説明したバックドア1のスピーカ構造
では、スピーカ11の表側から放射される音は、インナ
ーパネル4の放出孔7とスピーカ装置10の化粧板14
を通過して車室内に放出され、スピーカ11の裏側から
スピーカボックス12内に放射される音は、スピーカボ
ックス12の貫通孔13からホーンダクト6内に至り、
ホーンダクト6内を伝播して、スピーカ11より上方に
位置するインナーパネル4の開口部5から車室内に放出
される。
【0031】これに対し、図4図示の従来品では、スピ
ーカ装置SのスピーカS1の表側から放射される音のみ
が、インナーパネルDの放出孔D1とスピーカ装置Sの
化粧板S5を通過して車室内に放出される。
【0032】従って、バックドア1のスピーカ構造で
は、ワゴン車のラゲージルームに、荷物を載せた場合や
トノカバーを取り付けた場合であっても、図4図示の従
来品と比べて、スピーカ装置10のスピーカ11から放
射される音をより確実に乗員まで届けることができる。
【0033】また、バックドア1のスピーカ構造では、
ホーンダクト6の長さとスピーカボックス12の容量と
を調整することにより、スピーカ装置10のスピーカ1
1から放射される音における所定の音域の音を、ホーン
ダクト6内で共鳴させ増幅させて開口部5から車室内へ
放出することもできるので、例えば、図4図示の従来品
と比べてより低音域を広げることもできる。
【0034】図3は、請求項1,3記載の両発明を併せ
て実施した実施の形態の一例を示しており、ワゴン車の
バックドア100を車室側から見た図である。
【0035】このバックドア100のスピーカ構造の説
明を以下に行うが、以下の説明では、既に説明したバッ
クドア1のスピーカ構造と同一の部位には同一の符号を
付し、その部位の説明は省略する。
【0036】図3図示のバックドア100では、バック
ドアパネル2の上方と、バックドアパネル2のバックド
ア100幅方向両側であるバックドアパネル2の左右両
側とを囲むバックドア100の略逆U字型の筒状部10
1におけるバックドアパネル2右側の上端寄りの部位の
インナーパネル104に、開口部105が形成されてい
る。
【0037】そして、スピーカボックス112の頂壁1
13の右端部には、貫通孔114が形成され、この貫通
孔114と、略逆U字型の筒状部101におけるバック
ドアパネル2右側の開口端部102との間には、筒状部
101の内部とスピーカボックス112の内部とを気密
に連通させる連通部材103が配設されている。
【0038】バックドア100の筒状部101は、連通
部材103の内部と筒状部101の内部とを伝播するス
ピーカボックス112内の音の伝播方向における開口部
105より下流側で開口部105近くの部位の内部が、
遮音パネルである遮音材106で塞がれている。
【0039】なお、図示は省略したが、筒状部101の
開口部105には、音は通過させるが塵の浸入は防止す
る防塵部材で覆われている。
【0040】以上説明したバックドア100のスピーカ
構造では、スピーカ装置110のスピーカ11の裏側か
らスピーカボックス112内に放射される音は、スピー
カボックス112の貫通孔114を通過して連通部材1
03の内部に至り、連通部材103の内部を伝播して筒
状部101の内部に至り、筒状部101の内部を伝播し
て遮音材106に至り、その遮音材106で伝播を阻止
されて、遮音材106の近くに位置する開口部105か
ら車室内へ放出される。
【0041】従って、バックドア100のスピーカ構造
では、スピーカ11の表側から放射される音は、インナ
ーパネル104の放出孔(図示省略)とスピーカ装置1
10の化粧板(図示省略)を通過して車室内に放出さ
れ、スピーカ11の裏側からスピーカボックス112内
に放射される音は、連通部材103の内部と筒状部10
1の内部を伝播して、スピーカ11より上方に位置する
筒状部101の開口部105から車室内に放出される。
【0042】バックドア100のスピーカ構造でも、バ
ックドア1のスピーカ構造と同様、バックドア100の
スピーカ装置110のスピーカ11の表側から放射され
車室内へ放出される音とは別に、スピーカ11の裏側か
らスピーカボックス112内に放射される音が、スピー
カ11より上方に位置する開口部105から車室内へ放
出されるので、図4図示の従来品と比べて、車輌のラゲ
ージルームに荷物を載せた場合やトノカバーを取り付け
た場合であっても、バックドア100のスピーカ装置1
10のスピーカ11から放射される音をより確実に乗員
まで届けることができる。
【0043】しかも、バックドア100のスピーカ構造
では、スピーカ11の裏側からスピーカボックス112
内に放射される音を開口部105まで伝えるダクトの一
部として、バックドア100の筒状部101の構造をそ
のまま利用しているので、ホーンダクト6を使用するバ
ックドア1のスピーカ構造と比べて製造コストを削減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2記載の両発明を併せて実施した実
施の形態の一例を一部破断させて示す正面図である。
【図2】図1に示すもののX−X線断面図である。
【図3】請求項1,3記載の両発明を併せて実施した実
施の形態の一例を一部破断させて示す正面図である。
【図4】従来品の一例を一部破断させて示す正面図であ
る。
【図5】図4に示すもののY−Y線断面図である。
【符号の説明】
1,100 バックドア 2 バックドアパネル 5,105 開口部 6 ホーンダクト 10,110 スピーカ装置 11 スピーカ 12,112 スピーカボックス 101 筒状部 102 筒状部の開口端部 103 連通部材 106 遮音材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックドア内に、スピーカの表側から放
    射される音を車室内へ放出するスピーカ装置が配設さ
    れ、該スピーカの裏側から放射される音を遮音するスピ
    ーカボックスを具備している車両用バックドア内のスピ
    ーカ構造において、 前記バックドアにおける前記スピーカより上方の部位
    に、車室内へ向かって開口する開口部が形成され、該開
    口部と前記スピーカボックスとの間には、スピーカボッ
    クスの内部と開口部とを連通させ、スピーカの裏側から
    スピーカボックス内に放射される音を開口部から車室内
    へ放出させる連通手段が配設されていることを特徴とす
    る車両用バックドア内のスピーカ構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用バックドア内のス
    ピーカ構造であって、 前記連通手段が、前記スピーカボックスと前記開口部と
    の間に配設されたホーンダクトであることを特徴とする
    車両用バックドア内のスピーカ構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車両用バックドア内のス
    ピーカ構造であって、 バックドアにおけるバックドアパネルの上方及びバック
    ドア幅方向両側を囲む略逆U字型の筒状部に前記開口部
    が形成され、前記筒状部の開口端部と前記スピーカボッ
    クスとの間に、筒状部の内部とスピーカボックスの内部
    とを気密に連通させる連通部材が配設され、該連通部材
    の内部と筒状部の内部とを伝播するスピーカボックス内
    の音の伝播方向における前記開口部より下流側で開口部
    近くの筒状部内が遮音材で塞がれており、該遮音材と筒
    状部と連通部材によって前記連通手段が形成されている
    ことを特徴とする車両用バックドア内のスピーカ構造。
JP8518597A 1997-04-03 1997-04-03 車両用バックドア内のスピーカ構造 Pending JPH10278689A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000308706A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Daito Giken:Kk 遊戯台用低音増強装置
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