JPH102779A - 河川監視システム - Google Patents

河川監視システム

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JPH102779A
JPH102779A JP8156642A JP15664296A JPH102779A JP H102779 A JPH102779 A JP H102779A JP 8156642 A JP8156642 A JP 8156642A JP 15664296 A JP15664296 A JP 15664296A JP H102779 A JPH102779 A JP H102779A
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Kenichi Sakai
健一 坂井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水位および水深だけでなく流速も測定すること
ができる。 【解決手段】電波送信機28は送受信アンテナ34を介
して電波14を、また送受信アンテナ35を介して電波
16を川面に向け発射する。電波受信機29は送受信ア
ンテナ34を介して電波14の反射波である電波(反射
波)15を、また送受信アンテナ35を介して電波16
の反射波である電波(反射波)17を受信する。電波遅
延時間・周波数ずれ検出器37は、電波15の遅延時間
を検出し、また電波17の周波数ずれを検出する。超音
波送信機26は超音波送受信アンテナ36を介して超音
波18を川面に向け発射し、超音波受信機27が超音波
(反射波)19を受ける。超音波遅延時間検出器38は
超音波19の遅延時間を検出する。演算処理部22は、
電波15の遅延時間から水位を、電波17の周波数ずれ
から流速を、また超音波19の遅延時間から水深を演算
し出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は河川監視システムに
関し、特に河川の水深および流速の変化を遠隔監視する
河川監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の河川監視システムは、台風等によ
る河川の増水時に急流により、川底が掘り下げられさら
に川にかかる橋や堤防が大きな水圧を受けて崩壊の危機
にさらされたときに、水深の変化から水位の変化を知っ
て一刻も早く警報を発することができるように、河川の
水深の変化を自動的かつ連続的に遠隔監視するために設
けられている。
【0003】この従来の河川監視システムは、特開昭6
1−216909号公報にも示されているように、超音
波と電波を使用して水深を測定している。図5はこの従
来の河川監視システムの構成を示す説明図である。
【0004】図5において、橋70の橋脚71または橋
の基部72の川面83の下方に測深部73を固定枠74
に固定する。基部72の下流が水流によって掘り取られ
危険なため監視する必要があるので、測深部73を基部
72の下流側の水中に設置し、測深部73を基準面とし
た川底84の深さの変化を、測深部73から発射された
電波のエコー85の時刻と強度とを計測して監視する。
また、川面の水位の変化を監視するため測深部73を基
準面とした川面83の水位の変化の状況を、測深部73
から発射された超音波のエコー86の時刻と強度とを計
測して監視する。橋の上には測深部73とケーブル82
で接続された制御部75が設置される。制御部75は測
深部73の動作を制御し、データ送信部76は測深部7
3の動作で得られたエコー信号を変調信号に変換し、さ
らにこの変調信号で送信周波数を変調して送信アンテナ
77を介して送信電波として監視所に送りだす。この超
音波と電波によりエコー探知は時分割で繰り返し行われ
るが、例えばタイマーにより1時間に1回で1日に24
回とし、1回のエコー探知時間は3分と設定され行われ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の河川監
視システムは、水位および水深を測定して遠隔監視する
だけであり、水位および水深の変化を知って橋がいつ危
険な状態になるか判断してきたが、実際には橋を崩壊に
至らしめる要因としては水位および水深だけでなく流速
も関与しており、水位および水深の変化による橋の危険
状態の予測では十分な予測にはならないという欠点を有
していた。
【0006】本発明の目的は、水位および水深だけでな
く流速も測定できる河川監視システムを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の河川監視システ
ムは、電波と超音波とを使用して橋下の水位と前記橋下
の川底の深さとを測定する測定手段を備えた河川監視シ
ステムにおいて、前記電波を川面に発射し、前記川面で
反射し戻ってくる反射波の周波数のずれを検出し前記川
面での流速を測定するように構成されている。
【0008】また、本発明の河川監視システムは、電波
と超音波とを使用して橋下の水位と前記橋下の川底の深
さとを測定する測定手段を備えた河川監視システムにお
いて、(A)前記橋に取り付けられ第1の電波を前記橋
下の水面に向け発射する第1の電波発射手段、(B)前
記水面から反射して戻ってきた前記第1の電波の反射波
を受信する第1の電波受信手段、(C)前記第1の電波
発射手段から前記第1の電波が発射された時刻と、前記
水面から反射された前記第1の電波の反射波を前記第1
の電波受信手段が受信した時刻との時間差である第1の
時間差を検出する第1の時間差検出手段、(D)前記第
1の時間差から前記水位を算出する第1の演算手段、
(E)前記橋に取り付けられ超音波を前記橋下の水面に
向け発射する超音波発射手段、(F)前記水面に向け発
射された超音波が川底に達し川底から反射して戻ってき
た前記超音波の反射波を受信する超音波受信手段、
(G)前記超音波発射手段から前記超音波が発射された
時刻と、前記水面から反射された前記超音波の反射波を
前記超音波受信手段が受信した時刻との時間差である第
2の時間差を検出する第2の時間差検出手段、(H)前
記第2の時間差から前記川底の深さを算出する第2の演
算手段、(I)前記橋に取り付けられ第2の電波を上流
の水面に向け発射する第2の電波発射手段、(J)前記
水面から反射された前記第2の電波の反射波を受信する
第2の電波受信手段、(K)前記第2の電波の周波数
と、前記水面から反射され戻ってきた前記第2の電波の
反射波の周波数との差である周波数差を検出する周波数
差検出手段、(L)前記周波数差と前記第2の電波が前
記水面に達したときの入射角の値とから前記水面での流
速を算出する第3の演算手段、(M)前記水位の値,前
記川底の深さの値,および前記水面での流速の値がそれ
ぞれあらかじめ定められた値を超えたとき警報を発する
制御手段、を備えて構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明の河川監視システムの実施
の一形態を示す構成図である。図2は、図1に示す測定
装置3の構成を示すブロック図である。図3は、図1に
示す制御装置2の構成を示すブロック図である。また、
図4は、図3に示す制御装置2に接続されるデータ受信
装置40のブロック図である。
【0011】図1に示す本実施の形態の河川監視システ
ムは、橋げたや橋の欄干に設置され、電波を真下の川面
に発射して川面から反射し戻ってくる反射波を受信し、
受信した反射波の遅れを検出して遅延時間を測定し、ま
た超音波を真下の川面に発射して川底から反射して戻っ
てくる反射波の遅れを検出して遅延時間を測定し、さら
に電波を上流の川面に向けて発射し川面で反射して戻っ
てきた反射波の周波数のドップラー効果によるずれを検
出してそのずれの周波数を測定し、それぞれのデータを
出力する測定装置3と、測定装置3のそれぞれの測定動
作を制御し、測定装置3が出力してきたデータを処理し
て、橋から川面までの距離すなわち水位と橋から川底ま
での距離すなわち水深と川面での流速とを算出し、それ
らの値が異常な値に近づいたとき警報を発する制御装置
2と、制御装置2からのデータを無線で受けて監視表示
板に表示するデータ受信装置40とから構成されてい
る。
【0012】また、図2に示す測定装置3は、高周波信
号を出力する電波送信機28と、電波送信機28からの
高周波信号を電波14として川面に向け発射し、電波
(反射波)15を受ける送受信アンテナ34と、電波送
信機28からの高周波信号を電波16として川面に向け
発射し、電波(反射波)17を受ける送受信アンテナ3
5と、送受信アンテナ34および送受信アンテナ35を
介して電波(反射波)15および電波(反射波)17を
受信し高周波信号を出力する電波受信機29と、電波送
信機28の出力と電波受信機29の出力とから、電波
(反射波)15の遅延時間を検出し、電波(反射波)1
7の周波数ずれを検出する電波遅延時間・周波数ずれ検
出器37と、超音波信号を出力する超音波送信機26
と、超音波送信機26からの超音波信号を超音波18と
して川面に向け発射し、超音波(反射波)19を受ける
超音波送受信アンテナ36と、超音波送受信アンテナ3
6を介して超音波(反射波)19を受信し超音波信号を
出力する超音波受信機27と、超音波送信機26の出力
と超音波受信機27の出力とから、超音波(反射波)1
9の遅延時間を検出する超音波遅延時間検出器38とか
ら構成されている。
【0013】また、図3に示す制御装置2は、制御・給
電用のケーブル5を介して測定装置3のそれぞれの測定
動作を制御し、それらの値が異常な値に近づいたとき警
報を発し警告表示板7に警告表示を行う制御部21と、
測定装置3が出力してきたデータを処理して、水位と水
深と川面での流速とを算出する演算処理部22と、測定
装置3のそれぞれの測定動作のタイミングを制御する同
期処理部23と、測定された水位,水深および流速のデ
ータを離れた場所にあるデータ受信装置40にアンテナ
11を介して無線で送信する送信機24とから構成され
ている。
【0014】図4に示すデータ受信装置40は、制御装
置2から無線で送られてきた水位,水深および流速のデ
ータをアンテナ43を介して受信する受信機41と、受
信されたデータを処理して監視表示板45に表示するデ
ータ処理部42とから構成されている。
【0015】次に、動作を説明する。
【0016】最初に、電波を使用して測定装置3から川
面9までのそれぞれの距離を測定する動作について説明
する。
【0017】図3に示す制御装置2の同期処理部23
は、設定された時間に測定を開始するよう指示する測定
開始指示信号を制御部21および演算処理部22に送出
する。制御部21は、指示された時刻に制御・給電用の
ケーブル5を介して、図2に示す測定装置3の電波送信
機28に測定開始信号を送出する。測定開始信号を受け
た測定装置3の電波送信機28は、高周波パルス信号を
発生させ、電波遅延時間・周波数ずれ検出器37に送出
するとともに、送受信アンテナ34を介して電波14と
して川面9に向けて空間に発射する。川面に向け発射さ
れた電波14は、川面9で反射した電波(反射波)15
となり、測定装置3の送受信アンテナ34を介して電波
受信機29に受信され、電波受信機29からは高周波パ
ルス信号が出力される。この高周波パルス信号は、測定
を開始する際に電波送信機28から電波遅延時間・周波
数ずれ検出器37に送出された高周波パルス信号に対す
るエコー信号として電波遅延時間・周波数ずれ検出器3
7に送出される。電波遅延時間・周波数ずれ検出器37
は、測定を開始する際に電波送信機28から出力された
高周波パルス信号と電波受信機29から出力された高周
波パルス信号との受信のタイミングから、電波の発射時
点から反射波の受信時点までの時間の差として得られる
遅延時間を検出し、この遅延時間のデータを制御・給電
用のケーブル5を介して制御部21に返送し、さらに制
御部21から演算処理部22に送出される。演算処理部
22は、電波遅延時間・周波数ずれ検出器37から送出
されてきた遅延時間のデータから、測定装置3と川面9
との間の距離を算出する。
【0018】次に、超音波を使用して測定装置3から川
面9までの距離を測定する動作について説明する。
【0019】超音波の場合も電波の場合と同様な動作が
行われる。まず、制御装置2の同期処理部23が、設定
された時間に測定を開始するよう指示する測定開始指示
信号を制御部21および演算処理部22に送出する。制
御部21は、指示された時刻に制御・給電用のケーブル
5を介して、測定開始信号を図2に示す測定装置3の超
音波送信機26に送出する。測定開始信号を受けた測定
装置3の超音波送信機26は、超音波パルス信号を発生
させ、超音波遅延時間検出器38に送出するとともに、
超音波送受信アンテナ36を介して超音波18として川
面9に向けて空間に発射する。川面9に達した超音波の
一部は川面9で反射して測定装置3に戻る超音波(反射
波:図示せず)となり、残りの超音波はさらに水中を伝
播する超音波18として川底10まで進み、川底10で
反射した超音波(反射波)19として測定装置3に戻
る。川面9で反射した超音波と川底10で反射した超音
波(反射波)19とが測定装置3で超音波送受信アンテ
ナ36を介して超音波受信機27に受信され、超音波受
信機27からは超音波パルス信号が出力される。この超
音波パルス信号は、測定を開始する際に、超音波送信機
26から超音波遅延時間検出器38に送出された超音波
パルス信号に対するエコー信号として超音波遅延時間検
出器38に送出される。超音波遅延時間検出器38は、
川面9からの反射波によるエコー信号と川底10からの
超音波(反射波)19によるエコー信号とを識別し、超
音波の発射時点から、川底10からの反射波の受信時点
までの時間の差として得られる遅延時間を検出し、制御
・給電用のケーブル5を介して制御部21に返送する。
制御部21に返送された遅延時間はさらに演算処理部2
2に送出される。演算処理部22は、超音波遅延時間検
出器38から送出されてきた遅延時間のデータから、測
定装置3と川底10との間の距離を算出する。なお、上
記の超音波についは、空間と水中の両媒質で使用可能な
約20kHz付近の周波数を使用し、パルス波を発射し
て測定する。また、橋と川面とが至近距離のため、パル
ス波はそれを考慮して極めて小さい値にすることが望ま
しい。
【0020】次に、電波を使用して川の流速を測定する
動作について説明する。
【0021】この場合も制御装置2の同期処理部23か
ら測定を開始する測定開始指示信号を制御部21および
演算処理部22に送出し、制御部21が、指示された時
刻にケーブル5を介して測定装置3の電波送信機28を
制御し測定を開始させる。制御部21から制御された電
波送信機28は連続波の高周波信号を出力する。この高
周波信号は電波遅延時間・周波数ずれ検出器37に送出
されるとともに、送受信アンテナ35を介して電波16
としてやや上流方向の川面9に向けて空間に発射され
る。川面9で反射した電波のうち、発射波と同じ経路を
逆に進むように反射された電波(反射波)17が送受信
アンテナ35を介して電波受信機29により受信され、
電波受信機29からは高周波信号が電波遅延時間・周波
数ずれ検出器37に送出される。電波遅延時間・周波数
ずれ検出器37では、電波送信機28から出力された高
周波信号と電波受信機29から出力された高周波信号と
の周波数を比較し、川面での反射の際に受けた電波(反
射波)17のドップラー効果による周波数のずれ、すな
わち送信された高周波信号と反射波から生じた高周波信
号との周波数の差を検出する。検出された周波数の差の
データは、ケーブル5を介して制御部21に送出され、
制御部21からさらに演算処理部22に送出される。演
算処理部22では、送られてきた高周波信号と反射波か
ら生じた高周波信号との周波数の差のデータ、および送
受信アンテナ35から川面9に発射された電波が水面に
達したときの入射角20の値γから、次式により川面9
での流速νを算出する。ただし、次式のfdは高周波信
号と反射波から生じた高周波信号との周波数の差を示
す。
【0022】 以上の水位の測定および流速の測定を任意の測定間隔で
順次測定し、さらに決められた時間間隔でサイクリック
に繰り返すように制御部21で同期処理部23を制御す
る。また、制御装置2の送信機24により、河川の水
位,水深および流速を示すデータは図4に示すデータ受
信装置40に送信される。送信されたデータは、アンテ
ナ43を介して受信機41で受信され、データ処理部4
2では定期的に受信する水位データおよび流速データか
ら流量を算出するなどのデータ処理をし記録する。デー
タ処理されたデータは監視表示板45にケーブル44を
介して送出され表示される。また、制御装置2の演算処
理部23では、以上の測定で得られた結果について、そ
れぞれのデータ、あるいは一部のデータが、水位,水深
および流速の相互関係を考慮して治水対策上の観点から
あらかじめ定められた値に達しているか否かを判定し、
危険状態に達したと判定されたときに、制御部21を介
して、橋のたもとに設置された警告表示板7に“通行禁
止”等の表示を行う。必要があれば音響装置により警告
音を発するようにする。
【0023】上記の測定は、あらかじめ決められた時間
に行われるように設定されるが、制御装置2にて調整可
能とし、水位および流速の変化が著しいとき、あるいは
災害時には測定間隔を自動的に変更し測定回数を増やす
こともできる。
【0024】使用する電波の周波数帯は数十GHz帯の
ものを使用する。水位の測定には、パルス波を用いるパ
ルスレーダを使用し、流速の測定には、連続波を用いた
CW(Continuous Wave)レーダを使用
する。
【0025】上記の本発明の実施の形態として述べた構
成であれば、水深および流速の測定装置を水面下でなく
川面より上の橋脚や橋げたなどに取り付けられるため、
設置作業と保守作業を容易に行うことができる。また、
測定装置の設置場所が水中でないので、機器の防水性を
軽減することができ製造コストも低減できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の河川監視
システムは、上流の川面に電波を発射し、川面で反射し
て戻ってきた電波の周波数がドップラー効果によりずれ
たことを検出し、周波数のずれから川面における流速を
測定することのできる手段を設けたことにより、水深だ
けでなく流速も測定することができ、いつ橋が危険な状
態に近づくかをより正確に予測するために必要なデータ
を得ることができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の河川監視システムの実施の一形態を示
す構成図である。
【図2】図1に示す測定装置3の構成を示すブロック図
である。
【図3】図1に示す制御装置2の構成を示すブロック図
である。
【図4】図3に示す制御装置2に接続されるデータ受信
装置40のブロック図である。
【図5】従来の河川監視システムの構成を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
2 制御装置 3 測定装置 5 ケーブル 7 警告表示板 8 橋脚 9 川面 10 川底 11 送信空中線 12 ガード 14 電波 15 電波(反射波) 16 電波 17 電波(反射波) 18 超音波 19 超音波(反射波) 20 入射角 21 制御部 22 演算処理部 23 同期処理部 24 送信機 26 超音波送信機 27 超音波受信機 28 電波送信機 29 電波受信機 34 送受信アンテナ 35 送受信アンテナ 36 超音波送受信アンテナ 37 電波遅延時間・周波数ずれ検出器 38 超音波遅延時間検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波と超音波とを使用して橋下の水位と
    前記橋下の川底の深さとを測定する測定手段を備えた河
    川監視システムにおいて、前記電波を川面に発射し、前
    記川面で反射し戻ってくる反射波の周波数のずれを検出
    し前記川面での流速を測定することを特徴とする河川監
    視システム。
  2. 【請求項2】 電波と超音波とを使用して橋下の水位と
    前記橋下の川底の深さとを測定する測定手段を備えた河
    川監視システムにおいて、(A)前記橋に取り付けられ
    第1の電波を前記橋下の水面に向け発射する第1の電波
    発射手段、(B)前記水面から反射して戻ってきた前記
    第1の電波の反射波を受信する第1の電波受信手段、
    (C)前記第1の電波発射手段から前記第1の電波が発
    射された時刻と、前記水面から反射された前記第1の電
    波の反射波を前記第1の電波受信手段が受信した時刻と
    の時間差である第1の時間差を検出する第1の時間差検
    出手段、(D)前記第1の時間差から前記水位を算出す
    る第1の演算手段、(E)前記橋に取り付けられ超音波
    を前記橋下の水面に向け発射する超音波発射手段、
    (F)前記水面に向け発射された超音波が川底に達し川
    底から反射して戻ってきた前記超音波の反射波を受信す
    る超音波受信手段、(G)前記超音波発射手段から前記
    超音波が発射された時刻と、前記水面から反射された前
    記超音波の反射波を前記超音波受信手段が受信した時刻
    との時間差である第2の時間差を検出する第2の時間差
    検出手段、(H)前記第2の時間差から前記川底の深さ
    を算出する第2の演算手段、(I)前記橋に取り付けら
    れ第2の電波を上流の水面に向け発射する第2の電波発
    射手段、(J)前記水面から反射された前記第2の電波
    の反射波を受信する第2の電波受信手段、(K)前記第
    2の電波の周波数と、前記水面から反射され戻ってきた
    前記第2の電波の反射波の周波数との差である周波数差
    を検出する周波数差検出手段、(L)前記周波数差と前
    記第2の電波が前記水面に達したときの入射角の値とか
    ら前記水面での流速を算出する第3の演算手段、(M)
    前記水位の値,前記川底の深さの値,および前記水面で
    の流速の値がそれぞれあらかじめ定められた値を超えた
    とき警報を発する制御手段、を備えたことを特徴とする
    河川監視システム。
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Cited By (12)

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