JPH06249938A - 目標位置測定装置及び目標位置測定方法 - Google Patents

目標位置測定装置及び目標位置測定方法

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JPH06249938A
JPH06249938A JP5035436A JP3543693A JPH06249938A JP H06249938 A JPH06249938 A JP H06249938A JP 5035436 A JP5035436 A JP 5035436A JP 3543693 A JP3543693 A JP 3543693A JP H06249938 A JPH06249938 A JP H06249938A
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target
latitude
longitude
laser
angle
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JP5035436A
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Ken Oishi
建 大石
Tomoyuki Nakaguchi
智之 中口
Taisuke Endo
泰介 遠藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 目標が船であったり陸上に存在する移動体で
あったり海上や陸上付近に存在する飛行体であったりし
た場合においても目標の緯度及び経度を求められ、さら
に目標の進行方向を知ることができる目標位置測定装置
を得ることを目的とする。 【構成】 測角部13はレーザ測距部12を目標方向に
向ける。レーザパルス12は目標に向けてレーザパルス
を送信し、目標で反射された上記レーザパルスを受信し
て目標までの距離Rを求める。測角部13は目標方向の
ふ仰角ψ及び磁北からの水平角θを制御器15に送り、
レーザ測距部12は目標までの距離Rを制御器15に送
る。GPS14は自己の緯度m1及び経度l1を制御器1
5に送る。制御器15はR、θ、ψ、m1とl1を用いて
目標の存在する緯度と経度を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、目標が自己の領域内
に侵入したか否か、あるいは侵入する可能性があるか否
かを判別するために目標の緯度及び経度を求める目標位
置測定装置及び目標位置測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種装置としては日本領空を侵
犯する飛行機を監視するため地上に設置されたレーダ装
置があげられる。このレーダ装置は例えば図6に示すよ
うなブロック構成となっており、1はアンテナ、2は方
位盤、3は送受信器、4は信号処理器、5は計算機、6
はマイクロ波パルス、7は目標である。
【0003】次に動作について説明する。図6におい
て、信号処理器4は送受信器3にマイクロ波パルス6の
発射指令を出し、送受信器3はこの発射指令に基づきア
ンテナ1を介して目標7に向けてマイクロ波パルス6を
発射する。目標7で反射されたマイクロ波パルス6はア
ンテナ1を介して送受信器3で受信され、送受信器3は
この受信信号を信号処理器4に送る。信号処理器4は上
記発射指令を出した時刻t1と上記受信信号を受け取っ
た時刻t2およびマイクロ波の速度CMを用いて式(1)
で目標までの距離Rを求める。 R=CM(t2−t1)/2 ……… (1)
【0004】一方、方位盤2はアンテナ1の方向を制御
してマイクロ波パルス6の発射方向を目標方向に設定す
る。方位盤2からは目標方向の情報が水平角度θとふ仰
角ψとして出力される。ところで、上記レーダ装置が設
置されている位置の緯度m1と経度l1はあらかじめ測量
されている。計算機5は信号処理器4から目標までの距
離R、方位盤2から水平角θとふ仰角ψを受け取り、上
記緯度m1と経度l1を用いて例えば次のようにして目標
の存在する緯度m2と経度l2を求める。
【0005】図7は緯度m2と経度l2を求めるための説
明図である。O点は上記レーダ装置が設置されている位
置、T点は目標の存在する位置、P点はT点よりおろし
た垂線が地上或は水面と交わる点であり、Nは磁北の方
向である。また、8は緯度m1の緯線、9は緯度m2の緯
線、10は経度l1の経線、11は経度l2の経線であ
る。水平角θを磁北の方向より測った角度とすると、式
(2)及び式(3)で経度m2と経度l2が求まる。 m2=m1+arctan(R3/RA) (度) ……… (2) l2=l1+360×(R2/IIm2) (度) ……… (3) ただし R1=R・cos(ψ) ……… (4) R2=R1・sin(θ) ……… (5) R3=√(R1 2+R2 2) ……… (6)
【0006】ただし、RAは地球の半径、IIm2は緯度m2
における地球の円周である。上記のようにして目標の緯
m2と経度l2が求まると、領空の境界線の緯度及び経
度と照らし合わせて目標が領空を侵しているか否かを判
別できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の目標位置測定装
置は以上のように構成されているので、目標の位置を求
めるのに目標に向けてアンテナ1よりマイクロ波パルス
6を発射する必要がある。ところが、目標が船であった
り陸上に存在する移動体であったり海上や陸上付近に存
在する飛行体であったりした場合、本質的にマイクロ波
パルス6は拡がりながら空中を目標に向かって伝搬する
ため目標に到達するまでに波頭や陸上に存在する木や建
物などの障害物あるいは地面で一部が反射され送受信器
3は目標からの反射だけでなく上記波頭や障害物や地面
の反射を受信してしまう。このため信号処理器4は波頭
や障害物や地面からの反射と目標からの反射とが区別で
きないため、目標までの距離が正確に求められないのは
もちろんのこと、目標自体が判別できず目標の方向も求
められない場合が多く上記のような目標には無力化して
しまうという問題点があった。このため上記のような目
標に対しては自己の緯度及び経度を測定する手段を備え
た船や車両や飛行機が実際に目標位置まで行き、目標が
自己の領域を侵犯しているか否かを判別しているのが現
状であり、実際には目標は逃走するため上記判別は極め
て困難であるという問題点があった。また、自己の領域
外に存在する目標に対しては、目標が自己の領域を侵す
可能性があれば警告を発し領域侵犯を未然に防止するこ
とが望ましいが、上記のような目標に対しては未然に防
止することもできないという問題点があった。
【0008】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたものであり、目標が船であったり陸上に存在する
移動体であったり海上や陸上付近に存在する飛行体であ
ったりした場合においても目標の緯度及び経度を求めら
れ、さらに目標の進行方向を知ることができる目標位置
測定装置及び目標位置測定方法を得ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる目標位
置測定装置は、目標までの距離を求めるレーザ測距部
と、目標方向のふ仰角及び磁北からの水平角を求める測
角部と、自己の緯度及び経度を求める測位部と、上記求
めた目標までの距離、目標のふ仰角及び水平角、自己の
緯度及び経度を用いて目標の緯度及び経度を求める手段
とを備えるようにしたものである。
【0010】また、この発明に係わる目標位置測定方法
は、第1段階で目標までの距離及び目標方向のふ仰角及
び磁北からの水平角を求め、さらに自己の緯度及び経度
を求め、第2段階で上記求めた目標までの距離、目標の
ふ仰角及び水平角、自己の緯度及び経度を用いて目標の
緯度及び経度を求め、第3段階で複数の時刻において上
記第1段階及び第2段階を繰り返して目標の緯度及び経
度を求め、第4段階で上記求めた目標の緯度及び経度の
時間変化より目標の進行方向及び進行速度を求めるよう
にしたものである。
【0011】さらに、この発明に係わる目標位置測定装
置は、目標までの距離及び目標の自方向に向かう速度を
求めるレーザ測定部と、目標方向のふ仰角及び磁北から
の水平角を求める測角部と、自己の緯度及び経度を求め
る測位部と、上記求めた目標までの距離、目標のふ仰角
及び水平角、自己の緯度及び経度を用いて目標の緯度及
び経度を求める手段とを備えるようにしたものである。
【0012】またこの発明において、目標位置測定装置
のレーザ測距部は、目標に向けてレーザパルスを送信
し、目標で反射された上記レーザパルスを受信して上記
送信時刻と受信時刻の時間差から目標までの距離を求
め、測角部は水平軸の回り及び垂直軸の回りに回転する
盤により目標方向にふ仰角及び磁北からの水平角を求
め、測位部はGPS(Global Positioning System)に
より自己の緯度及び経度を求める。
【0013】また、この発明の目標位置測定方法におい
て第1段階ではレーザ測距部により目標までの距離を求
め、測角部により目標方向のふ仰角及び磁北からの水平
角を求め、さらに測位部により自己の緯度及び経度を求
める。
【0014】さらに、この発明の目標位置測定装置のレ
ーザ測定部は、目標に向けてレーザパルスを送信し、目
標で反射された上記レーザパルスをヘテロダイン受信し
て上記送信時刻と受信時刻の時間差から目標までの距離
及び上記受信したレーザパルスの周波数変化から目標の
自己に向かう速度を求め、測角部は水平軸の回り及び垂
直軸の回りに回転する盤により目標方向のふ仰角及び磁
北からの水平角を求め、測位部はGPSにより自己の緯
度及び経度を求める。
【0015】
【実施例】
実施例1.以下この発明の実施例1について図を参照に
して説明する。図1はこの発明の目標位置測定装置の実
施例1を示すブロック構成図である。図において、12
はレーザ測距部、13は測角部、14はGPS、15は
制御器である。
【0016】
【作用】次に動作について説明する。測角部13は水平
軸及び垂直軸の2軸回りの回転機構を備えた盤であり、
制御器15の指令あるいは手動により測角部13に固定
されたレーザ測距部12を目標方向に向ける。レーザ測
距部12は、制御器15の指令により目標に向けてレー
ザパルスを送信し、目標で反射された上記レーザパルス
を受信して上記送信時刻と受信時刻の時間差から目標ま
での距離Rを求める。測角部13は水平軸及び垂直軸回
りの回転角をエンコードし目標方向のふ仰角ψ及び磁北
からの水平角θとして制御器15に送り、レーザ測距部
12は目標までの距離を制御器15に送る。一方、GP
S14は自己の緯度M1及び経度l1を制御15に送る。
なおGPS14は例えば電子情報通信学会編、電市情報
通信ハンドブック、p1497(1988年オーム社発
行)に説明されているように、衛星利用の測位システム
としてよく知られたものである。制御器15は目標まで
の距離R、水平角θとふ仰角ψ、緯度m1と経度l1を用
いて従来例と同様にして目標の存在する緯度m2と経度
2を求める。
【0017】ところで、レーザ測距部12は図2の構成
となっており、16はレーザ送信器、17はレーザ受信
器、18は送信光学系、19は受信光学系、20はカウ
ンタ、21はクロック発生器、22はレーザ信号処理
器、23はレーザパルスである。レーザ信号処理器22
は制御器15の指令によりレーザ発射信号をレーザ送信
器16に送る。レーザ送信器16は送信光学系18を介
してレーザパルス23を目標に送信する。また、レーザ
送信器16はレーザパルス23を送信と同時にスタート
信号をカウンタ20に送り、カウンタ20はクロック発
生器21からのクロックの計数を開始する。一方、送信
光学系18と受信光学系19の光軸は一致しており、こ
れらの光軸方向は測角部13により制御される。目標で
反射したレーザパルス23は受信光学系19を介してレ
ーザ受信器17で検出され、検出した信号をストップ信
号としてカウンタ20に送りクロックの計数を停止させ
る。レーザ信号処理器22はカウンタ20の計数Nを用
いて式(7)で目標までの距離を求め、制御器15に送
る。但し、式(7)においてCは光速、Δtはクロック
の周期である。 R=C・Δt・N/2 ……… (7)
【0018】上記レーザパルス23の広がり角度は1m
rad程度と非常に狭く、目標が船であったり陸上に存
在する移動体であったり海上や陸上付近に存在する飛行
体であっても、レーザパルス23が目標に到達するまで
に波頭や陸上に存在する木や建物などの障害物あるいは
地面で反射されることがない。このためレーザ信号処理
器22は上記のような目標に対しても常に目標までの距
離を正確に求めることができ、常に正確に目標のみを捕
らえることができるため測角部13で求まる目標の方向
も常に正確なものとなる。
【0019】実施例2.次にこの発明の実施例について
図を参照にして説明する。図3はこの発明の目標位置測
定方法のフローチャートを示す図である。この発明は実
施例1で説明した図1の目標位置測定装置を用い、目標
の進行方向及び進行速度を求めることを可能とする方法
である。
【0020】第1段階S1ではレーザ測距部12により
目標までの距離Rを求め、さらに、測角部13により目
標方向のふ仰角ψ及び磁北からの水平角θを求め、さら
にGPS14により自己の緯度m1及び経度l1を求め
る。第2段階S2では上記求めたR,ψ,θ,m1及び
1を用いて制御器15により目標の緯度m2及び経度l
2を求めると同時に時刻を記憶する。第3段階S3では
あらかじめ設定した回数Mだけ時刻t1(i=1〜M)
で上記目標の緯度m2及び経度l2を求めたかどうかを判
定し、Mに満たない回数であれば上記第1段階に戻る。
第4段階S4ではM回求めた時刻t1(i=1〜M)に
おける目標の緯度m2及び経度l2から目標の進行方向及
び進行速度を求める。
【0021】上記目標の進行方向及び進行速度は次のよ
うに求まる。例えばM=2のとき時刻t1における目標
の緯度m2及び経度l2と時刻t2における目標の緯度m2
及び経度l2からt2−t1時間に目標が移動した距離R
vと目標の進行方向がわかる。また、距離Rvを上記t
2−t1時間で割ることにより目標の速度がわかる。この
ように目標の進行方向と目標の速度がわかると、目標の
現在の位置が自己の領域を侵犯していなくても何時間後
に領域を侵犯するかを予測でき、目標に警告を発して領
域侵犯を未然に防ぐことが可能となる。
【0022】実施例3.図4はこの発明の実施例3の目
標位置測定装置を示す図であり、実施例1と異なるとこ
ろは図1においてレーザ測距部12をレーザ測定部24
に置き換えたものである。
【0023】次に動作について説明する。測角部13は
水平軸及び垂直軸の2軸回りの回転機構を備え、制御器
15の指令あるいは手動により測角部13に固定された
レーザ測距部12を目標方向に向ける。レーザ測定部2
4は、制御器15の指令により目標に向けてレーザパル
ス23を送信し、目標で反射された上記レーザパルス2
3をヘテロダイン受信して上記送信時刻と受信時刻の時
間差から目標までの距離R及び上記受信したレーザパル
ス23の周波数変化から目標の自方向に向かう速度Vを
求める。測角部13は水平軸及び垂直軸回りの回転角を
エンコードし目標方向のふ仰角ψ及び磁北からの水平角
θとして制御器15に送り、レーザ測定部24は目標ま
での距離R及び目標の自己に向かう速度Vを制御器15
に送る。GPS14は自己の緯度m1及び経度l1を制御
器15に送る。制御器15は目標までの距離R、水平角
θとふ仰角ψ、緯度m1と経度l1を用いて従来の例と同
様にして目標の存在する緯度m2と経度l2を求める。
【0024】ところで、レーザ測定部24は図5の構成
となっており、16はレーザ送信器、17はレーザ受信
器、18は送信光学系、19は受信光学系、20はカウ
ンタ、21はクロック発生器、22はレーザ信号処理
器、23はレーザパルス、25はローカルレーザ送信
器、26はビームスプリッタ、27は連続波レーザ光で
ある。レーザ信号処理器22は制御器15の指令により
レーザ発射信号をレーザ送信器16に送る。レーザ送信
器16は送信光学系18を介してレーザ光の周波数がf
1なるレーザパルス23を目標に送信する。また、レー
ザ送信器16はレーザパルス送信と同時にスタート信号
をカウンタ20に送り、カウンタ20はクロック発生器
21からのクロックの計数を開始する。一方、送信光学
系18と受信光学系19の光軸は一致しており、これら
の光軸方向は測角部13により制御される。目標で反射
したレーザパルス23は目標が自己にVなる速度成分を
持つ場合は、ドップラーシフトによりレーザ光の周波数
がf2に変化する。f1とf2の関係は式(8)で表され
る。 f2=f1(C+V)/C …… (8)
【0025】レーザ光の周波数がf2のレーザパルス2
3は受信光学系19を通過して、ビームスプリッタ26
でローカルレーザ送信器25の発する連続波レーザ光2
7と重ねられレーザ受信器17で検出される。ここで、
連続波レーザ光27はレーザ光の周波数f1を持つた
め、上記レーザ受信器17では周波数f1と周波数がf2
のレーザ光がヘテロダイン検波されることになり、上記
レーザ受信器17で検出された信号はレーザパルス23
のみを検出した信号を包絡線とするf2−f1の周波数で
変調された信号となる。特定の周波数帯域のフィルタに
より上記包絡線とf2−f1の周波数を持つ信号に分離さ
れ、包絡線信号はストップ信号としてカウンタ20に送
られクロックの計数を停止させる。一方、f2−f1の周
波数を持つ信号はレーザ信号処理器22に送られ周波数
分析されてf2が求められた後、式(8)から目標の自
己に向かう速度Vが求められる。さらに、レーザ信号処
理器22はカウンタ20の計数Nを用いて式(7)で目
標までの距離Rを求め、上記目標の自己に向かう速度V
と目標までの距離Rを制御器15に送る。
【0026】上記のようにこの発明では目標の存在する
緯度m2及び経度l2と目標の自己に向かう速度Vがわか
るため、目標の現在位置が自己の領域を侵犯していなく
ても領域を侵犯する可能性の有無を予測でき、目標に警
告を発して領域侵犯を未然に防ぐことが可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、目標ま
での距離を求めるレーザ測距部と、目標方向のふ仰角及
び磁北からの水平角を求める測角部と、自己の緯度及び
経度を求める測位部と、上記求めた目標までの距離、目
標のふ仰角及び水平角、自己の緯度及び経度を用いて目
標の緯度及び経度を求める手段とを備えるようにしたの
で、目標が船であったり陸上に存在する移動体であった
り海上や陸上付近に存在する飛行体であっても、常に目
標までの距離を正確に求めることができ、常に目標を捕
らえることができるため測角部13で求まる目標の方向
も常に正確なものとなる効果がある。
【0028】また、この発明によれば、第1段階で目標
までの距離及び目標方向のふ仰角ψ及び磁北からの水平
角を求め、さらに自己の緯度及び経度を求め、第2段階
で上記求めた目標までの距離、目標のふ仰角ψ及び水平
角、自己の緯度及び経度を用いて目標の緯度及び経度を
求め、第3段階で複数の時刻において上記第1段階及び
第2段階を繰り返して目標の緯度及び経度を求め、第4
段階で上記求めた目標の緯度及び経度の時間変化より目
標の進行方向及び進行速度を求めるようにしたので、目
標の現在位置が自己の領域を侵犯していなくても何時間
後に領域を侵犯するかを予測でき、目標に警告を発して
領域侵犯を未然に防ぐことが可能となる効果がある。
【0029】また、この発明によれば、目標までの距離
及び目標の自己に向かう速度を求めるレーザ測定部と、
目標方向のふ仰角及び磁北からの水平角を求める測角部
と、自己の緯度及び経度を求める測位部と、上記求めた
目標までの距離、目標のふ仰角及び水平角、自己の緯度
及び経度を用いて目標の緯度及び経度を求める手段とを
備えるようにしたので、目標の現在位置が自己の領域を
侵犯していなくても領域を侵犯する可能性の有無を予測
でき、目標に警告を発して領域侵犯を未然に防ぐことが
可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の目標位置測定装置の実施例1を示す
ブロック構成図である。
【図2】この発明のレーザ測距部の構成図である。
【図3】この発明の目標位置測定方法のフローチャート
を示す図である。
【図4】この発明の実施例3を示すブロック構成図であ
る。
【図5】この発明のレーザ測定部の構成図である。
【図6】従来の目標位置測定装置の実施例1を示すブロ
ック構成図である。
【図7】目標の緯度及び経度を求めるための説明図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 方位盤 3 送受信器 4 信号処理器 5 計算器 6 マイクロ波パルス 7 目標 8 緯度m1の緯線 9 緯度m2の緯線 10 経度l1の経線 11 経度l2の経線 12 レーザ測距部 13 測角度 14 GPS 15 制御器 16 レーザ送信器 17 レーザ受信器 18 送信光学系 19 受信光学系 20 カウンタ 21 クロック発生器 22 レーザ信号処理器 23 レーザパルス 24 レーザ測定部 25 ローカルレーザ送信部 26 ビームスプリンタ 27 連続波レーザ光

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標に向けてレーザパルスを送信し目標
    で反射された上記レーザパルスを受信して上記送信時刻
    と受信時刻の時間差から目標までの距離を求めるレーザ
    測距部と、目標方向のふ仰角及び磁北からの水平角を求
    める測角部と、自己の緯度及び経度を求める測位部と、
    上記求めた目標までの距離、目標のふ仰角及び水平角、
    自己の緯度及び経度を用いて目標の緯度及び経度を求め
    る手段とを備えたことを特徴とする目標位置測定装置。
  2. 【請求項2】 第1段階でレーザ測距部により目標に向
    けてレーザパルスを送信し目標で反射された上記レーザ
    パルスを受信して上記送信時刻と受信時刻の時間差から
    目標までの距離を求め、さらに測角部により目標方向の
    ふ仰角及び磁北からの水平角を求め、さらに測位部によ
    り自己の緯度及び経度を求め、第2段階で上記求めた目
    標までの距離、目標のふ仰角及び水平角、自己の緯度及
    び経度を用いて目標の緯度及び経度を求め、第3段階で
    複数の時刻において上記第1段階と第2段階を繰り返し
    て複数の時刻における目標の緯度及び経度を求め、第4
    段階で上記求めた目標の緯度及び経度の時間変化より目
    標の進行方向及び進行速度を求めるようにしたことを特
    徴とする目標位置測定方法。
  3. 【請求項3】 目標に向けてレーザパルスを送信し、目
    標で反射された上記レーザパルスをヘテロダイン受信し
    て上記送信時刻と受信時刻の時間差から目標までの距離
    及び上記受信したレーザパルスの周波数変化から目標の
    自方に向かう速度を求めるレーザ測定部と、目標方向の
    ふ仰角及び磁北からの水平角を求める測角部と、自己の
    緯度及び経度を求める測位部と、上記求めた目標までの
    距離、目標のふ仰角及び水平角、自己の緯度及び経度を
    用いて目標の緯度及び経度を求める手段とを備えたこと
    を特徴とする目標位置測定装置。
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