JPH08136653A - 音波測位装置 - Google Patents

音波測位装置

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JPH08136653A
JPH08136653A JP29882394A JP29882394A JPH08136653A JP H08136653 A JPH08136653 A JP H08136653A JP 29882394 A JP29882394 A JP 29882394A JP 29882394 A JP29882394 A JP 29882394A JP H08136653 A JPH08136653 A JP H08136653A
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JP
Japan
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pulse
ship
measuring
sound wave
received
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Application number
JP29882394A
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English (en)
Inventor
Katsuzo Kobayashi
克三 小林
Hiroichi Niimi
博一 新美
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Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 視界不良の海域において音波パルスの送受に
より船舶の位置を確認し、航行の安全をはかる。 【構成】 計測局は、質問パルス発生手段10から質問パ
ルスを送波した時点から被計測船舶の応答パルスを受波
した時点までの時間から距離計測手段5aで被計測船舶ま
での距離を計測すると共に、応答パルス受波時に方位計
測手段6aで被計測船舶の方位を計測し、被計測船舶は、
計測局からの質問パルスを受波した時点から、計測局の
確認パルス発生手段11の発する自船および他の被計測船
舶への確認パルスを受波するまでの時間、他の被計測船
舶の応答信号発生器4の発する応答パルスを受波するま
での時間の各時間から距離計測手段5で計測局までの距
離、計測局と他船との距離、他船と自船との距離を計測
すると共に、確認パルス受波時と他船の応答パルス受波
時に方位計測手段6で計測局および他船の方位を計測す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶と計測局間で音波
パルスを送受波することにより相互の位置関係を把握
し、以て視界不良の海域に於ける航行安全を確保するた
めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】視界不良海域での他船との相対位置・安
全確認には一般に9,000MHz帯のレーダが用いら
れている。レーダは、暗夜や悪天候での視界不良時の航
行安全に大きく寄与している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種のレー
ダは通常数浬から数十浬の距離にある大型の金属製物体
(船舶等)や島嶼の探索には好適であるが、衝突の危険
のある至近距離での正確な識別は、電波伝搬速度が速す
ぎることや当該レーダ自身の送信電波の余韻の影響もあ
って甚だ困難である。また、受信映像信号の中から自動
的に目標信号を検出することは、電波の海上反射等の影
響が大きく、高度の技術が必要とされ、簡単なシステム
では実現が困難で、規模・コストともに大きくなり、小
型船舶の装備としては適さない。そもそも対象船舶が非
金属製で小型の場合にはレーダ波による検出は原理的に
きわめて困難である。
【0004】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
問題点に鑑みて、視界不良時における近接船舶の識別が
容易で、小型船舶にも採用可能な音波測位装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために次の手段構成を有する。第1の発明の構
成は、被計測船舶搭載用として、所定の間隔を置いて設
けられ、受波音波を電気信号に変換する少なくとも2個
の受波器1と; 受波音波の周波数を識別する周波数識
別器2と; 音波電気信号で励振されると音波を送波す
る送波器3と; 計測局から送波されて来る所定の質問
パルスを受波すると、これに応答して、予め被計測船舶
毎に割り当てられている音波周波数の応答パルス電気信
号を前記送波器3へ送る応答信号発生器4と; 前記質
問パルスを受波した時点から、計測局が前記応答パルス
を受けその受けたことを被計測船舶に知らせるために再
び被計測船舶向けに送波して来る確認パルスを受波した
時点までの時間を計測して、被計測船舶たる自船から計
測局までの距離を算出し、同じく前記質問パルス受波時
点から、計測局が他の被計測船舶からの応答パルスを受
けて送波する確認パルスを受波する時点までの時間を計
測して、計測局から前記他の被計測船舶までの距離を算
出し、前記質問パルス受波時点から、前記他の被計測船
舶の送波する応答パルスを受波した時点までの時間を計
測し、その時間と前記算出された2つの距離とから、自
船と前記他の被計測船舶との距離を算出する距離計測手
段5と; 前記2個の受波器1で受波された同一音波に
よる2つの受波信号間の位相差または時間差から当該音
波の到来方位を算出する方位計測手段6と; 前記距離
計測手段5および前記方位計測手段6により得られた距
離情報および方位情報を表示する表示手段9と; を具
備し、計測局装備用として、音波電気信号で励振される
と音波を送波する送波器3aと; 所定の間隔を置いて
設けられ、受波音波を電気信号に変換する少なくとも2
個の受波器1aと; 予め定められている音波周波数の
質問パルス電気信号を発生し、送波器3aへ送る質問パ
ルス発生手段10と; 被計測船舶から送波されて来た応
答パルスが受波されると、その受波を被計測船舶に知ら
せるために応答パルスと同じ音波周波数の確認パルス電
気信号を発生し、前記送波器3aへ送る確認パルス発生
手段11と;質問パルスの送波時点から、応答パルス受波
時点までの時間間隔を計測し、計測局から被計測船舶ま
での距離を算出する距離計測手段5aと; 前記2個の
受波器1aで受波された応答パルスによる2つの受波信
号間の位相差または時間差から当該音波の到来方位を算
出する方位計測手段6aと; 前記距離計測手段5aお
よび方位計測手段6aにより得られた距離情報および方
位情報を表示する表示手段12と; を具備する。
【0006】第2の発明の構成は、小型船舶に適する簡
易な構成であって、被計測船舶搭載用として、空間の音
波を受波する受波器21と; 受波器21の出力に基づき送
信信号を生成する応答信号発生器23と; 前記応答信号
発生器23からの電気信号を空間へ応答パルスとして送波
する送波器22と; を具備し、計測局装備用としては、
前記第1の発明と同じ構成を具備する。
【0007】
【作用】本発明の作用について、図面を用いて説明す
る。図3の(a)は、複数の船舶が航行中の海域に於い
て、計測局と2隻の被計測船舶の相対位置を示し、図3
の(b)は、各音波信号のタイミングを示す図である。
A点にある計測局から所定の一斉質問パルスを周囲に向
けて送波すると、これを受けたBおよびC点にいる被計
測船は、これに応じて自船に割り当てられている音波周
波数にて応答パルスを返送する。計測局は、これらの応
答パルスを受波すると、これに対する確認パルスをそれ
ぞれの被計測船舶の応答パルスと同じ音波周波数で返送
する。
【0008】これらの過程でB点の被計測船舶は、距離
計測手段5を用いてA点にある計測局からの質問パルス
と自船への確認パルスの到来時間差からA点までの距離
1を計測するとともに、方位計測手段6により同一音
波パルスについて複数の受波器間の音波到来時間差また
は位相差からA点(計測局)の方位θa を測定する。さ
らにB点の被計測船舶では、他の被計測船舶(C点)と
計測局(A点)との音波信号交信を傍受し、両者からの
音波パルスの受波時間差から距離計測手段5でA,C点
間の距離R2 を計測すると同時に、C点からの音波到来
方位θc を方位計測手段6を用いて計測する。
【0009】すなわち、図3に例示するとおり、A点か
らタイミング0時に発せられた一斉質問パルスは、B点
ではタイミング2で受波され、同時刻に応答パルスを送
波する。これから自局(B点)への確認パルスが到着す
るタイミング7までの所要時間をTP とすれば、数式1
が成立するから、これにより数式2のようにA点(計測
局)とB点(自船)との間の距離R1 が求められる。但
し、Sは音速である。
【0010】
【数1】Tp ・S=2R1
【0011】
【数2】R1 =Tp ・S/2
【0012】また、同じくタイミング2からタイミング
6(AからCへの確認パルスをBが受波するタイミン
グ)までの所要時間Tq は、計測局(A点)が一斉質問
パルスを送波するタイミング0からC点にいる他の被計
測船舶からの応答パルスを受波するタイミング3までの
時間に等しいから、数式3が成立し、これより数式4の
ようにA点(計測局)とC点(他船)との距離R2 が求
められる。
【0013】
【数3】Tq ・S=2R2
【0014】
【数4】R2 =Tq ・S/2
【0015】さらに、タイミング2からタイミング5
(Cの応答パルスをBが直接受波するタイミング)まで
の所要時間をTr とすれば、数式5が成立するから、こ
れより数式6のように、B点(自船)とC点(他船)と
の間の距離R3 が求められ、この算出を距離計測手段5
に行わせることにより自船とは直接音波交信しない他の
船舶までの距離も特定できる。
【0016】
【数5】Tr ・S=R2 +R3 −R1
【0017】
【数6】R3 =Tr ・S+R1 −R2
【0018】一方、間隔dで設置された2個の受波器間
での到来波の相対位相差φが検出されれば、図4の
(a)より、音源方位角θは、θ=cos-1 (φ/ωd)
として求められる。同じく、音波到来時間差がΔtであ
ったとすると、図4の(b)より、音源方位角θは、θ
=cos-1 (SΔt/d)として算出される。従って、質
問パルスまたは確認パルスを送波した計測船および応答
パルスを送波した他の被計測船舶の方位を知ることがで
きる。
【0019】こうして得られた距離情報および方位情報
は、表示手段9に表示される。計測局では、質問パルス
を送波したタイミング0から、各被計測船舶からの応答
パルスが受波されるタイミング3やタイミング4までの
時間を知ることにより距離計測手段5aで各被計測船舶
までの距離を算出するとともに、各応答パルスが到来し
たときに方位計測手段6aにより到来方位を計測する。
こうして計測局からの各被計測船舶までの距離および方
位が知れることになり表示手段12で表示される。
【0020】これにより、本発明の装置を装備する各船
舶は、同一海域にさしかかった場合に、視界の良否にか
かわらず、お互いの相対位置を刻々確認することがで
き、計測局も各被計測船舶の位置を把握することができ
る。なお、濃霧のたちこめた海域では、波長の短いレー
ダ用電磁波では減衰が大きくなるが、音波ではむしろ伝
搬効率が向上する。約330m/Sという手頃な伝搬速
度の音波を用いる本発明にあっては、数十メートルの至
近距離でも識別可能につき、極端な視界不良時において
も航行安全に大きく貢献する。
【0021】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の実施例につい
て述べる。図1は第1の本発明の実施例の構成を示すブ
ロック図である。当該海域を航行する一般の船舶(ここ
では被計測船舶という)に装備される音波測位装置で
は、送波器3および複数の受波器1を船上の音波の送波
および受波に障害を生じさせない位置に取り付ける。
【0022】受波器1は、図5に例示するように、使用
音波の波長域に応じた一定の間隔(例えば、dを中心周
波数に於ける波長の1/4)で水平面円周上に複数個設
置し、あらゆる方位に対応できるようになっている。即
ち、中央および円周上の各受波器でとらえた音波信号
は、それぞれ方位計測手段6の対応ポートに導かれ、こ
こで中央に配置された受波器での受波信号を基準とした
位相差または時間差が検出され、実際の音波到来方位を
計測する。
【0023】また、図1に示す如く、受波音波の一部
は、周波数識別器2および距離計測手段5に導かれ、前
記周波数識別器2で受波音波の発信源をその音波周波数
によって識別しつつ、前記距離計測手段5によって、図
3に示す位置およびタイミング関係から各対象音源間の
距離を算出する。
【0024】一方、当該海域における航行中の船舶の位
置測定の基準点となる計測局に設置するための装置とし
て、前記同様に、送波器3aおよび複数の受波器1aを
計測局の音波の送波および受波に障害を生じない位置に
設置し、被計測船舶との音波交信の用に供する。図1お
よび図3に示すとおり、質問パルス発生手段10から一定
周期毎または臨時に発せられる質問パルス電気信号は、
送波器3aに入り、一斉質問パルスとして空間に伝搬さ
れる。当該海域内で前記一斉質問パルスを受けた被計測
船舶は、自船に割り当てられた音波周波数で応答パルス
を発する。
【0025】この応答パルスは計測局へ到来し、被計測
船舶用と同様の構造・機能を有する受波器1aでこの応
答パルスを受波し、それぞれの被計測船舶と同じ音波周
波数による確認パルス電気信号を確認パルス発生手段11
で生起させる。この信号は、送波器3aから確認パルス
として空間に送波される。また、前記同様の計測手順で
方位計測手段6aおよび距離計測手段5aを用いて当該
被計測船舶の方位および距離を計測する。計測された各
船舶の位置情報は、表示手段12上に表され、監視員の管
制情報等に供される。
【0026】なお、被計測船舶において質問パルスを受
波してから、応答パルスを送波するまでのタイミングお
よび、計測局において応答パルスを受波してから、確認
パルスを送波するまでのタイミングは、輻輳する音波パ
ルスが同一時刻に重なることを避けるためにそれぞれ固
有の遅延時間を設けることもできる。この場合には、距
離計測時にそれぞれの遅延時間相当の補正を施すことは
勿論である。
【0027】次に図2は、第2の発明の実施例の構成を
示すブロック図である。この構成は、小型船舶に適する
簡易な構成のものである。図2に示すとおり、受波器21
で質問パルスを受波すると、応答信号発生器23により自
船に割り当てられた音波周波数による応答信号を生成
し、送波器22を経て空間に応答パルスとして送波される
簡易レスポンダとなっている。
【0028】特にこの簡易レスポンダは、計測局や他船
舶の位置を計測する機能は省略して被計測機能だけに限
定したことにより、小型軽量・安価で消費電力も僅少に
つき、小型のレジャーボート等にも簡単に装備可能であ
る。なお、これに質問その他のサービスをする計測局
は、前記第1の発明と同じ構成・機能を有する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の音波測位
装置は、音波を用いた2次方式を採用しているので、レ
ーダでは確認の困難な至近距離の場合や非金属製小型船
舶に対しても、相互の位置関係の確認が容易且つ確実に
遂行できる。さらに音波の伝搬特性から、この装置を最
も必要とする濃霧の立ちこめた海域では、むしろその到
達距離が伸びるので、より効率的な運用が可能である。
なお、本発明装置内の方位計測機能を用いれば、本発明
装置を装備していない船舶が混在していても、濃霧中で
その船舶が発する霧笛をとらえて、その方位を計測する
ことが可能である。
【0030】また、本発明の簡易レスポンダは、その構
造が簡単で安価・軽量につき、小型の船舶への装備も容
易である。このレスポンダを備えていれば、小型非金属
製船舶であっても、本発明音波測位装置を備えている船
舶からの被測位性が格段に向上する。これらの利点が相
俟って、航行便数の多い海域における航行安全に大きく
貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音波測位装置のそれぞれの部位を装備
した計測局と被計測船舶との対向状態と主要構成を示す
図である。
【図2】本発明の簡易レスポンダと計測局との対向状態
および主要構成を示す図である。
【図3】複数の船舶の相対関係および本発明装置での信
号授受のタイミングを示す図である。
【図4】受波器間の位相差および時間差から音波到来方
位を求める原理図である。
【図5】受波器の配列の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,1a 受波器 2 周波数識別器 3,3a 送波器 4 応答信号発生器 5,5a 距離計測手段 6,6a 方位計測手段 9 表示手段 10 質問パルス発生手段 11 確認パルス発生手段 12 表示手段 21 受波器 22 送波器 23 応答信号発生器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船舶の位置を計測する基準点となる計測
    局と被計測船舶との間で音波パルスを送受することによ
    り当該海域での各船舶の相対位置を計測する音波測位装
    置であって、被計測船舶搭載用としては、所定の間隔を
    置いて設けられ、受波音波を電気信号に変換する少なく
    とも2個の受波器(1)と; 受波音波の周波数を識別
    する周波数識別器(2)と; 音波電気信号で励振され
    ると音波を送波する送波器(3)と; 計測局から送波
    されて来る所定の質問パルスを受波すると、これに応答
    して、予め被計測船舶毎に割り当てられている音波周波
    数の応答パルス電気信号を前記送波器(3)へ送る応答
    信号発生器(4)と;前記質問パルスを受波した時点か
    ら、計測局が前記応答パルスを受け再び被計測船舶向け
    に送波して来る確認パルスを受波した時点までの時間を
    計測して、被計測船舶たる自船から計測局までの距離を
    算出し、同じく前記質問パルス受波時点から、計測局が
    他の被計測船舶からの応答パルスを受けて送波する確認
    パルスを受波する時点までの時間を計測して、計測局か
    ら前記他の被計測船舶までの距離を算出し、前記質問パ
    ルス受波時点から、前記他の被計測船舶の送波する応答
    パルスを受波した時点までの時間を計測し、その時間と
    前記算出された2つの距離とから、自船と前記他の被計
    測船舶との距離を算出する距離計測手段(5)と;前記
    2個の受波器(1)で受波された同一音波による2つの
    受波信号間の位相差または時間差から当該音波の到来方
    位を算出する方位計測手段(6)と; 前記距離計測手
    段(5)および前記方位計測手段(6)により得られた
    距離情報および方位情報を表示する表示手段(9)と;
    を具備し、計測局装備用として、音波電気信号で励振
    されると音波を送波する送波器(3a)と; 所定の間
    隔を置いて設けられ、受波音波を電気信号に変換する少
    なくとも2個の受波器(1a)と; 予め定められてい
    る音波周波数の質問パルス電気信号を発生し、送波器
    (3a)へ送る質問パルス発生手段(10)と; 被計測
    船舶から送波されて来た応答パルスが受波されると、そ
    の受波を被計測船舶に知らせるために応答パルスと同じ
    音波周波数の確認パルス電気信号を発生し、前記送波器
    (3a)へ送る確認パルス発生手段(11)と; 質問パ
    ルスの送波時点から、応答パルス受波時点までの時間間
    隔を計測し、計測局から被計測船舶までの距離を算出す
    る距離計測手段(5a)と; 前記2個の受波器(1
    a)で受波された応答パルスによる2つの受波信号間の
    位相差または時間差から当該音波の到来方位を算出する
    方位計測手段(6a)と; 前記距離計測手段(5a)
    および方位計測手段(6a)により得られた距離情報お
    よび方位情報を表示する表示手段(12)と; を具備す
    ることを特徴とする音波測位装置。
  2. 【請求項2】 被計測船舶搭載用として、空間の音波を
    受波する受波器(21)と; 受波器(21)の出力に基づ
    き送信信号を生成する応答信号発生器(23)と; 前記
    応答信号発生器(23)からの電気信号を空間へ応答パル
    スとして送波する送波器(22)と; をもってなる簡易
    レスポンダならびに、計測局装備用として、請求項1と
    同じ構成を有することを特徴とする音波測位装置。
  3. 【請求項3】 計測局を当該海域を巡回監視する船舶に
    装備した、請求項1または請求項2に記載の音波測位装
    置。
  4. 【請求項4】 計測局を当該海域に係留した海上敷設物
    上に設置した、請求項1または請求項2に記載の音波測
    位装置。
  5. 【請求項5】 計測局を当該海域に接する陸上に設置し
    た、請求項1または請求項2に記載の音波測位装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127663A (ja) * 2005-01-12 2007-05-24 Matsushita Electric Works Ltd 動線計測システム
JP2008051655A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Matsushita Electric Works Ltd 位置検出システム
CN103308915A (zh) * 2013-05-29 2013-09-18 天津孚感科技有限公司 一种声波测距装置与方法

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