JPH10277893A - コールドシャー及びホットソーで切断された丸棒鋼の端面研削装置 - Google Patents
コールドシャー及びホットソーで切断された丸棒鋼の端面研削装置Info
- Publication number
- JPH10277893A JPH10277893A JP7982997A JP7982997A JPH10277893A JP H10277893 A JPH10277893 A JP H10277893A JP 7982997 A JP7982997 A JP 7982997A JP 7982997 A JP7982997 A JP 7982997A JP H10277893 A JPH10277893 A JP H10277893A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- round bar
- face
- bar steel
- magnet
- grinding device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷間工程での端面性状の改善を手動グライン
ダーやオフラインでの端面研削装置を設置することな
く、大量生産しているオンライン中に組み込んで端面研
削装置により、自動的にかつ高い品質水準を有した高能
率の研削方式とする端面研削装置を提供すること。 【解決手段】 丸棒鋼の端面研削装置において、丸棒鋼
を上方から押し付ける傾斜型ピンチローラーと数個のア
ライニングローラーとを配設し、該アライニングローラ
ーを選択稼働することによる端面研削量の調整を可能と
したことを特徴とするコールドシャー及びホットソーで
切断された丸棒鋼の端面研削装置。また、研削磁石前面
上方に傾斜型ピンチローラーを有し、かつ、前面テーブ
ル上の数個のアライニングローラーを選択稼働すること
により、丸棒鋼の磁石への押付圧の微調整を可能とした
ことを特徴とするコールドシャー及びホットソーで切断
された丸棒鋼の端面研削装置。
ダーやオフラインでの端面研削装置を設置することな
く、大量生産しているオンライン中に組み込んで端面研
削装置により、自動的にかつ高い品質水準を有した高能
率の研削方式とする端面研削装置を提供すること。 【解決手段】 丸棒鋼の端面研削装置において、丸棒鋼
を上方から押し付ける傾斜型ピンチローラーと数個のア
ライニングローラーとを配設し、該アライニングローラ
ーを選択稼働することによる端面研削量の調整を可能と
したことを特徴とするコールドシャー及びホットソーで
切断された丸棒鋼の端面研削装置。また、研削磁石前面
上方に傾斜型ピンチローラーを有し、かつ、前面テーブ
ル上の数個のアライニングローラーを選択稼働すること
により、丸棒鋼の磁石への押付圧の微調整を可能とした
ことを特徴とするコールドシャー及びホットソーで切断
された丸棒鋼の端面研削装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧延された丸棒鋼
の端面性状を改善するための端面研削装置に関するもの
である。
の端面性状を改善するための端面研削装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、熱間圧延された丸棒鋼を切断する
場合、コールドシャーまたはホットソーと呼ばれる装置
で切断されるのが一般的であるが、いずれも切断後の端
面性状は、凹凸があり、後工程で端部切断等の手直しを
必要とする場合が多い。一方、圧延ラインの冷却床でコ
ールドシャーまたはホットソーでの切断状態の丸棒鋼の
端面性状を改善すべく切断時の温度管理を実施している
が、鋼種により適正切断温度範囲が異なるため、熱間生
産ラインではこの微妙な温度管理は困難であり、後工程
でオフラインでの人手によるグラインダー等での端面手
直し、あるいは、特開昭５７−３３１４７号公報や特開
昭５６−２６５３９号公報で示されるようにオフライン
での端面研削装置で救済しているのが実状である。
場合、コールドシャーまたはホットソーと呼ばれる装置
で切断されるのが一般的であるが、いずれも切断後の端
面性状は、凹凸があり、後工程で端部切断等の手直しを
必要とする場合が多い。一方、圧延ラインの冷却床でコ
ールドシャーまたはホットソーでの切断状態の丸棒鋼の
端面性状を改善すべく切断時の温度管理を実施している
が、鋼種により適正切断温度範囲が異なるため、熱間生
産ラインではこの微妙な温度管理は困難であり、後工程
でオフラインでの人手によるグラインダー等での端面手
直し、あるいは、特開昭５７−３３１４７号公報や特開
昭５６−２６５３９号公報で示されるようにオフライン
での端面研削装置で救済しているのが実状である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
方法、例えば人手によるグラインダー等での端面手直し
では、生産性が悪く、しかも端面性状も一定しなく、あ
るいは、またオフラインでの端面研削装置では、これも
非能率的で生産性が悪いという問題がある。これらの問
題を解決するため、本発明では冷間工程での端面性状の
改善を手動グラインダーやオフラインでの端面研削装置
を設置することではなく、大量生産しているオンライン
中に組み込んだ端面研削装置により、自動的にかつ高い
品質水準を有した高能率の研削方式とする端面研削装置
を提供するものである。
方法、例えば人手によるグラインダー等での端面手直し
では、生産性が悪く、しかも端面性状も一定しなく、あ
るいは、またオフラインでの端面研削装置では、これも
非能率的で生産性が悪いという問題がある。これらの問
題を解決するため、本発明では冷間工程での端面性状の
改善を手動グラインダーやオフラインでの端面研削装置
を設置することではなく、大量生産しているオンライン
中に組み込んだ端面研削装置により、自動的にかつ高い
品質水準を有した高能率の研削方式とする端面研削装置
を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上述したような問題を解
決するため、本発明者らは鋭意開発を進めた結果、丸棒
鋼の検査ライン上の一部テーブルに端面研削装置を設置
し、横送りされてきた丸棒鋼をスキューピンチローラー
及び数個のアライニングローラーにより砥石に押付けア
ライニングローラーの選択駆動により砥石への圧力を自
在に制御することにより、端面の研削量を変更可能とし
た丸棒鋼の端面研削装置にある。
決するため、本発明者らは鋭意開発を進めた結果、丸棒
鋼の検査ライン上の一部テーブルに端面研削装置を設置
し、横送りされてきた丸棒鋼をスキューピンチローラー
及び数個のアライニングローラーにより砥石に押付けア
ライニングローラーの選択駆動により砥石への圧力を自
在に制御することにより、端面の研削量を変更可能とし
た丸棒鋼の端面研削装置にある。
【０００５】その発明の要旨とするところは、 （１）丸棒鋼の端面研削装置において、丸棒鋼を上方か
ら押し付ける傾斜型ピンチローラーと数個のアライニン
グローラーとを配設し、該アライニングローラーを選択
稼働することによる端面研削量の調整を可能としたこと
を特徴とするコールドシャー及びホットソーで切断され
た丸棒鋼の端面研削装置。 （２）研削砥石前面上方に傾斜型ピンチローラーを有
し、かつ、前面テーブル上の数個のアライニングローラ
ーを選択稼働することにより、丸棒鋼の砥石への押付圧
の微調整を可能としたことを特徴とする前記（１）記載
のコールドシャー及びホットソーで切断された丸棒鋼の
端面研削装置にある。
ら押し付ける傾斜型ピンチローラーと数個のアライニン
グローラーとを配設し、該アライニングローラーを選択
稼働することによる端面研削量の調整を可能としたこと
を特徴とするコールドシャー及びホットソーで切断され
た丸棒鋼の端面研削装置。 （２）研削砥石前面上方に傾斜型ピンチローラーを有
し、かつ、前面テーブル上の数個のアライニングローラ
ーを選択稼働することにより、丸棒鋼の砥石への押付圧
の微調整を可能としたことを特徴とする前記（１）記載
のコールドシャー及びホットソーで切断された丸棒鋼の
端面研削装置にある。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面に従っ
て詳細に説明する。図１は本発明に係る端面研削装置を
含むテーブルの全体平面図である。また、図２は本発明
に係る端面研削装置の側面図である。図１および図２に
示すように、検査ラインの上工程から搬送されてきた丸
棒鋼１が端面研削装置テーブルに投入された後、ドック
チェーン２により横送りされて来た丸棒鋼１がテーブル
に投入された後、ドックチェーン２により横送りされた
丸棒鋼１は、自転しながらデバリング装置３で丸棒鋼端
面のバリを除去された後、端面研削装置４の傾斜ピンチ
ローラー５に押し付けられると共に、複数のアライニン
グローラー６の駆動力により磁石に押し付けられなが
ら、丸棒鋼１は自転していく。この磁石を通過した後
は、鋼材の端面は全面にわたって、均一に研削される。
ここで、丸棒鋼１の磁石への押付力を調整する方法とし
て、数個あるアライニングローラー６の１個毎にそれぞ
れ回転、ｏｎ，ｏｆｆ機能を持たせることにより丸棒鋼
１の磁石への押付力を自由に制御できるため、端面の研
削量の微調整を可能とした。
て詳細に説明する。図１は本発明に係る端面研削装置を
含むテーブルの全体平面図である。また、図２は本発明
に係る端面研削装置の側面図である。図１および図２に
示すように、検査ラインの上工程から搬送されてきた丸
棒鋼１が端面研削装置テーブルに投入された後、ドック
チェーン２により横送りされて来た丸棒鋼１がテーブル
に投入された後、ドックチェーン２により横送りされた
丸棒鋼１は、自転しながらデバリング装置３で丸棒鋼端
面のバリを除去された後、端面研削装置４の傾斜ピンチ
ローラー５に押し付けられると共に、複数のアライニン
グローラー６の駆動力により磁石に押し付けられなが
ら、丸棒鋼１は自転していく。この磁石を通過した後
は、鋼材の端面は全面にわたって、均一に研削される。
ここで、丸棒鋼１の磁石への押付力を調整する方法とし
て、数個あるアライニングローラー６の１個毎にそれぞ
れ回転、ｏｎ，ｏｆｆ機能を持たせることにより丸棒鋼
１の磁石への押付力を自由に制御できるため、端面の研
削量の微調整を可能とした。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例について図３に示す。図３は
本発明に係る端面の研削量の調整機構を示す説明図であ
る。図３に示すように、例えば、アライニングローラー
６を５個配列した状態の場合に、丸棒鋼１の長さ及び寸
法等の変化によって端面研削装置４への押し付け力が変
化することから、各丸棒鋼１の端面研削状態も変わって
くる。従って、丸棒鋼１の長さ及び寸法等の変化に応じ
て端面研削装置４のへの押付力を変化させることによ
り、各丸棒鋼１の端面研削性状を顧客の要求に応じた満
足な端面性状とする。すなわち、丸棒鋼１の長さ及び寸
法に応じた端面研削装置４への押し付け力をアライニン
グローラー６のローラー１個毎の回転をｏｎ，ｏｆｆ機
能を持たせることによって、丸棒鋼の端面研削装置であ
る、いわゆる磁石への押付力を自由に制御することで、
丸棒鋼の端面を最適性状に研削するというものである。
本発明に係る端面の研削量の調整機構を示す説明図であ
る。図３に示すように、例えば、アライニングローラー
６を５個配列した状態の場合に、丸棒鋼１の長さ及び寸
法等の変化によって端面研削装置４への押し付け力が変
化することから、各丸棒鋼１の端面研削状態も変わって
くる。従って、丸棒鋼１の長さ及び寸法等の変化に応じ
て端面研削装置４のへの押付力を変化させることによ
り、各丸棒鋼１の端面研削性状を顧客の要求に応じた満
足な端面性状とする。すなわち、丸棒鋼１の長さ及び寸
法に応じた端面研削装置４への押し付け力をアライニン
グローラー６のローラー１個毎の回転をｏｎ，ｏｆｆ機
能を持たせることによって、丸棒鋼の端面研削装置であ
る、いわゆる磁石への押付力を自由に制御することで、
丸棒鋼の端面を最適性状に研削するというものである。
【０００８】そのための、各アライニングローラーの制
御機構について表１に示す。表１はアライニングローラ
ーを５個配列した状態で、例えば、丸棒鋼の長さ３．５
ｍの場合には、の回転力を中止して、、、の
回転稼働によって磁石への押付力を与える。また、例え
ば、丸棒鋼の長さ５．５ｍの場合には、同じく、の
回転力を中止して、、の回転稼働によって磁石へ
の押付力を微調整すると言うものである。このように、
丸棒鋼を横移動させるテーブル上において、アライニン
グローラーののそれぞれの回転のｏｎ，ｏｆｆを自由に
選択することが出来る遠隔操作を行うことで、各丸棒鋼
の端面の品質の向上を図ることが出来る。
御機構について表１に示す。表１はアライニングローラ
ーを５個配列した状態で、例えば、丸棒鋼の長さ３．５
ｍの場合には、の回転力を中止して、、、の
回転稼働によって磁石への押付力を与える。また、例え
ば、丸棒鋼の長さ５．５ｍの場合には、同じく、の
回転力を中止して、、の回転稼働によって磁石へ
の押付力を微調整すると言うものである。このように、
丸棒鋼を横移動させるテーブル上において、アライニン
グローラーののそれぞれの回転のｏｎ，ｏｆｆを自由に
選択することが出来る遠隔操作を行うことで、各丸棒鋼
の端面の品質の向上を図ることが出来る。
【０００９】
【表１】
【００１０】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による丸棒鋼
の端面研削装置によれば、ある生産ラインの中の少ない
スペース中に本装置を組み込むことにより、生産性を損
なうことなく丸棒鋼の端面品質の維持向上を図ることが
できる極めて優れた効果を奏するものである。
の端面研削装置によれば、ある生産ラインの中の少ない
スペース中に本装置を組み込むことにより、生産性を損
なうことなく丸棒鋼の端面品質の維持向上を図ることが
できる極めて優れた効果を奏するものである。
【図１】本発明に係る端面研削装置を含むテーブルの全
体平面図である。
体平面図である。
【図２】本発明に係る端面研削装置を含むテーブルの全
体側面図である。
体側面図である。
【図３】本発明に係る端面の研削量の調整機構を示す説
明図である。
明図である。
１ 丸棒鋼 ２ ドックチェーン ３ デバリング装置 ４ 端面研削装置 ５ 傾斜ピンチローラー ６ アライニングローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高山 賢三 兵庫県姫路市飾磨区中島字一文字3007番地 山陽特殊製鋼株式会社内 (72)発明者 堀井 立示 兵庫県加古川市平岡町中野211−１ 滝川 工業株式会社内 (72)発明者 吉井 将博 兵庫県加古川市平岡町中野211−１ 滝川 工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 丸棒鋼の端面研削装置において、丸棒鋼
を上方から押し付ける傾斜型ピンチローラーと数個のア
ライニングローラーとを配設し、該アライニングローラ
ーを選択稼働することによる端面研削量の調整を可能と
したことを特徴とするコールドシャー及びホットソーで
切断された丸棒鋼の端面研削装置。 - 【請求項２】 研削砥石前面上方に傾斜型ピンチローラ
ーを有し、かつ、前面テーブル上の数個のアライニング
ローラーを選択稼働することにより、丸棒鋼の砥石への
押付圧の微調整を可能としたことを特徴とする請求項１
記載のコールドシャー及びホットソーで切断された丸棒
鋼の端面研削装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7982997A JPH10277893A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | コールドシャー及びホットソーで切断された丸棒鋼の端面研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7982997A JPH10277893A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | コールドシャー及びホットソーで切断された丸棒鋼の端面研削装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10277893A true JPH10277893A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13701105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7982997A Pending JPH10277893A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | コールドシャー及びホットソーで切断された丸棒鋼の端面研削装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10277893A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105881125A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-08-24 | 金保春 | 螺纹钢端部打磨设备 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP7982997A patent/JPH10277893A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105881125A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-08-24 | 金保春 | 螺纹钢端部打磨设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031007 |