JPH10277674A - 抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法 - Google Patents
抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法Info
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- JPH10277674A JPH10277674A JP9102432A JP10243297A JPH10277674A JP H10277674 A JPH10277674 A JP H10277674A JP 9102432 A JP9102432 A JP 9102432A JP 10243297 A JP10243297 A JP 10243297A JP H10277674 A JPH10277674 A JP H10277674A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 曲がり部を形成するに当たり、溶接加工を用
いることなく曲げ条件を改善することにより、製作が容
易でばらつきが少なくガンの大型化が抑制されるところ
の抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法を提供する。 【解決手段】 Ｃ型ア―ムを備えた抵抗溶接機用ガンア
―ムの製造方法において、非鉄金属からなるア―ム素材
が押出し加工により中空部を持つ断面略矩形状の長尺体
１に成形され、該長尺体をＣ型に成形するにあたり、そ
の曲げ部を形成する際に前記ア―ム素材が再結晶温度域
に加熱された状態で曲げ加工されると共に曲げの内側半
径Ｒが長尺体の高さの０．５ないし１倍として塑性加工
により施工される抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法。
いることなく曲げ条件を改善することにより、製作が容
易でばらつきが少なくガンの大型化が抑制されるところ
の抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法を提供する。 【解決手段】 Ｃ型ア―ムを備えた抵抗溶接機用ガンア
―ムの製造方法において、非鉄金属からなるア―ム素材
が押出し加工により中空部を持つ断面略矩形状の長尺体
１に成形され、該長尺体をＣ型に成形するにあたり、そ
の曲げ部を形成する際に前記ア―ム素材が再結晶温度域
に加熱された状態で曲げ加工されると共に曲げの内側半
径Ｒが長尺体の高さの０．５ないし１倍として塑性加工
により施工される抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、非鉄金属からなる
Ｃ型ア―ムを備えた抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法
に関するものである。
Ｃ型ア―ムを備えた抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、アルミニュ―ム等の非鉄金属から
なるア―ム素材を押出し加工により中空部を持つ断面略
矩形状の長尺体に成形し、該長尺体をＣ型に成形する場
合に、予め曲げ加工により引張り応力が集中するコ―ナ
部分に切り込みを入れて置き、曲げ加工した後，外側に
向かって末広がりに口を開いた前記切り込み部に繋ぎ板
を当てがって溶接にて接続し、次いでその部材をア―ム
形状に加工する抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法が例
えば特開平６ー６３７６０号公報に開示されている。
なるア―ム素材を押出し加工により中空部を持つ断面略
矩形状の長尺体に成形し、該長尺体をＣ型に成形する場
合に、予め曲げ加工により引張り応力が集中するコ―ナ
部分に切り込みを入れて置き、曲げ加工した後，外側に
向かって末広がりに口を開いた前記切り込み部に繋ぎ板
を当てがって溶接にて接続し、次いでその部材をア―ム
形状に加工する抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法が例
えば特開平６ー６３７６０号公報に開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の技術に
よれば、切り込み部に繋ぎ板を当てがって溶接して曲が
り部を形成するため、溶接物の表面の汚れや酸化膜の除
去等という前処理を必要とし、また熟練した溶接技量を
必要とし、更には完成後の溶接部の品質にばらつきが多
く発生することから設計時に強度の安全率を多くし過ぎ
てガンが大型化する虞がある。
よれば、切り込み部に繋ぎ板を当てがって溶接して曲が
り部を形成するため、溶接物の表面の汚れや酸化膜の除
去等という前処理を必要とし、また熟練した溶接技量を
必要とし、更には完成後の溶接部の品質にばらつきが多
く発生することから設計時に強度の安全率を多くし過ぎ
てガンが大型化する虞がある。
【０００４】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、曲がり部を形成するに当たり、溶接加工を用い
ることなく曲げ条件を改善することにより、製作が容易
でばらつきが少なくガンの大型化が抑制されるところの
抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法を提供しようとする
ものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、曲がり部を形成するに当たり、溶接加工を用い
ることなく曲げ条件を改善することにより、製作が容易
でばらつきが少なくガンの大型化が抑制されるところの
抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法を提供しようとする
ものである。
【０００５】また、ア―ムの冷却が充分に可能な抵抗溶
接機用ガンア―ムの製造方法を提供しようとするもので
ある。
接機用ガンア―ムの製造方法を提供しようとするもので
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法
は、非鉄金属からなるア―ム素材を押出し加工により中
空部を持つ断面略矩形状の長尺体に成形し、該長尺体を
Ｃ型に成形するにあたり、その曲げ部を形成する際に前
記ア―ム素材を再結晶温度域に加熱した状態で曲げ加工
を行うと共に曲げの内側半径を長尺体の高さの０．５な
いし１倍として塑性加工により施工することを特徴とす
るものである。
に、本発明における抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法
は、非鉄金属からなるア―ム素材を押出し加工により中
空部を持つ断面略矩形状の長尺体に成形し、該長尺体を
Ｃ型に成形するにあたり、その曲げ部を形成する際に前
記ア―ム素材を再結晶温度域に加熱した状態で曲げ加工
を行うと共に曲げの内側半径を長尺体の高さの０．５な
いし１倍として塑性加工により施工することを特徴とす
るものである。
【０００７】また、前記長尺体に成形したア―ム素材を
焼鈍または溶体化により軟化させた後、該長尺体をＣ型
に成形し、成形後に硬化後処理を行うことを特徴とする
ものである。
焼鈍または溶体化により軟化させた後、該長尺体をＣ型
に成形し、成形後に硬化後処理を行うことを特徴とする
ものである。
【０００８】また、前記ア―ム素材を押出し加工により
長尺体に成形する際に、該長尺体の断面略矩形部の一辺
に冷却水管を挿通する孔を内在させるようにしたことを
特徴とするものである。
長尺体に成形する際に、該長尺体の断面略矩形部の一辺
に冷却水管を挿通する孔を内在させるようにしたことを
特徴とするものである。
【０００９】また、前記ア―ム素材を押出し加工により
長尺体に成形する際に、該長尺体の断面略矩形部の外辺
または内辺に冷却水管の保持部を形成するようにしたこ
とを特徴とするものである。
長尺体に成形する際に、該長尺体の断面略矩形部の外辺
または内辺に冷却水管の保持部を形成するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して本発明の実施
例について説明する。図１は本発明に係る抵抗溶接機用
ガンア―ムの製造工程を説明する説明図、図２は本発明
により完成された抵抗溶接機用ガンの概略側面図、図３
はガンア―ムの断面図、図４は他の実施例のガンア―ム
の断面図、図５は更に他の実施例のガンア―ムの断面図
である。
例について説明する。図１は本発明に係る抵抗溶接機用
ガンア―ムの製造工程を説明する説明図、図２は本発明
により完成された抵抗溶接機用ガンの概略側面図、図３
はガンア―ムの断面図、図４は他の実施例のガンア―ム
の断面図、図５は更に他の実施例のガンア―ムの断面図
である。
【００１１】図において、１は中空部を持つ断面略矩形
状の長尺体であり、該長尺体１は普通に知られたマンド
レル方式の押出し加工により成形されるものである。そ
してこのア―ム素材は、例えばアルミニウム，アルミニ
ウム合金，銅合金，マグネシウム，マグネシウム合金等
の非鉄金属からなるものである。
状の長尺体であり、該長尺体１は普通に知られたマンド
レル方式の押出し加工により成形されるものである。そ
してこのア―ム素材は、例えばアルミニウム，アルミニ
ウム合金，銅合金，マグネシウム，マグネシウム合金等
の非鉄金属からなるものである。
【００１２】前記長尺体１の断面形状は図３ないし図５
に示すような側板２，３と両側板２，３間の隔壁板４，
５からなる略矩形状に形成され、中空部６を備えたもの
である。
に示すような側板２，３と両側板２，３間の隔壁板４，
５からなる略矩形状に形成され、中空部６を備えたもの
である。
【００１３】この長尺体１は、例えばロ―ルベンダ―に
よりその両端側がそれぞれ内方に曲げられて略Ｃ型に成
形されるのであるが、この曲げ加工に先立って素材の再
結晶温度域に加熱される。この温度はアルミニウム系で
１５０°Ｃ〜２４０°Ｃ，銅系で２２０°Ｃ〜２３０°
Ｃ，マグネシウム系で１５０°Ｃをほぼその目安とする
ものである。そして、これらの温度は曲げ加工を行って
いる間維持するようにする。
よりその両端側がそれぞれ内方に曲げられて略Ｃ型に成
形されるのであるが、この曲げ加工に先立って素材の再
結晶温度域に加熱される。この温度はアルミニウム系で
１５０°Ｃ〜２４０°Ｃ，銅系で２２０°Ｃ〜２３０°
Ｃ，マグネシウム系で１５０°Ｃをほぼその目安とする
ものである。そして、これらの温度は曲げ加工を行って
いる間維持するようにする。
【００１４】また、この曲げ加工時に、曲げの内側半径
Ｒを長尺体１の高さＨの０．５ないし１倍として曲げ
る。この際に長尺体１内の中空部６に芯材を挿通してお
くと長尺体１が潰れることなくスム―スに湾曲する。
Ｒを長尺体１の高さＨの０．５ないし１倍として曲げ
る。この際に長尺体１内の中空部６に芯材を挿通してお
くと長尺体１が潰れることなくスム―スに湾曲する。
【００１５】このようにして略Ｃ型に成形されたア―ム
素材７は、電極取付部側８の一側面が切削等で削られて
テ―パ９が形成され、且つア―ム素材７の両端面１０，
１１に接続部材１２，１３が溶着されてＣ型ア―ム１４
を完成させる。
素材７は、電極取付部側８の一側面が切削等で削られて
テ―パ９が形成され、且つア―ム素材７の両端面１０，
１１に接続部材１２，１３が溶着されてＣ型ア―ム１４
を完成させる。
【００１６】以上のように、この長尺体１は、その曲げ
加工中は再結晶温度域に加熱した状態に維持されるの
で、押出し加工で硬化した素材が軟化されて曲げ加工が
きわめて容易となると共にこの曲げ加工中にも素材の硬
化が生じない。しかも、曲げの内側半径を長尺体１の高
さの０．５ないし１倍としたので、曲げによるＣ型ア―
ムの大型化が抑制され更に無理のない曲げ加工ができて
成形品に格別の残留応力も生じないものとなる。
加工中は再結晶温度域に加熱した状態に維持されるの
で、押出し加工で硬化した素材が軟化されて曲げ加工が
きわめて容易となると共にこの曲げ加工中にも素材の硬
化が生じない。しかも、曲げの内側半径を長尺体１の高
さの０．５ないし１倍としたので、曲げによるＣ型ア―
ムの大型化が抑制され更に無理のない曲げ加工ができて
成形品に格別の残留応力も生じないものとなる。
【００１７】そして、前記押出し加工により成形された
長尺体１の加工硬化を取り除くべく、アルミニウム系，
銅系で３００°Ｃ前後，マグネシウム系で１３０°Ｃ〜
２６０°Ｃをほぼその目安として焼鈍、或はアルミニウ
ム系で４６０°Ｃ〜５５０°Ｃ，銅系で９００°Ｃ〜１
０００°Ｃ，マグネシウム系で３８０°Ｃ〜６３０°Ｃ
をほぼその目安として溶体化処理を行って軟化させた
後、該長尺体１をＣ型に成形し、成形後に硬化後処理を
行うこと場合にも同様に曲げ加工が容易にできるもので
ある。なお、この場合の硬化処理としては、アルミニウ
ム系で１１０°Ｃ〜２００°Ｃ，銅系で４００°Ｃ〜５
００°Ｃ，マグネシウム系で１８０°Ｃ〜３３０°Ｃを
ほぼその目安とするとよい。
長尺体１の加工硬化を取り除くべく、アルミニウム系，
銅系で３００°Ｃ前後，マグネシウム系で１３０°Ｃ〜
２６０°Ｃをほぼその目安として焼鈍、或はアルミニウ
ム系で４６０°Ｃ〜５５０°Ｃ，銅系で９００°Ｃ〜１
０００°Ｃ，マグネシウム系で３８０°Ｃ〜６３０°Ｃ
をほぼその目安として溶体化処理を行って軟化させた
後、該長尺体１をＣ型に成形し、成形後に硬化後処理を
行うこと場合にも同様に曲げ加工が容易にできるもので
ある。なお、この場合の硬化処理としては、アルミニウ
ム系で１１０°Ｃ〜２００°Ｃ，銅系で４００°Ｃ〜５
００°Ｃ，マグネシウム系で１８０°Ｃ〜３３０°Ｃを
ほぼその目安とするとよい。
【００１８】このようにして成形されたＣ型ア―ム１４
は、図２に示すようにその一端の接続部材１２がチップ
ホルダ１５に接続され、他端の接続部材１３がブラケッ
ト１６を介してシリンダ１７に接続されて抵抗溶接機と
なるのである。
は、図２に示すようにその一端の接続部材１２がチップ
ホルダ１５に接続され、他端の接続部材１３がブラケッ
ト１６を介してシリンダ１７に接続されて抵抗溶接機と
なるのである。
【００１９】図３に示す長尺体１は、その押出し加工に
よる成形時に、長尺体１の断面略矩形部の一辺である隔
壁板５内に冷却水管１８を挿通する孔１９を成形したも
のである。このように長尺体１の断面略矩形部の一辺に
冷却水管１８を挿通する孔１９を成形した場合、冷却水
管１８の挿入が容易にできると共に冷却水管１８から長
尺体１への熱交換が容易となり、Ｃ型ア―ムの冷却がス
ム―ズに行われる。
よる成形時に、長尺体１の断面略矩形部の一辺である隔
壁板５内に冷却水管１８を挿通する孔１９を成形したも
のである。このように長尺体１の断面略矩形部の一辺に
冷却水管１８を挿通する孔１９を成形した場合、冷却水
管１８の挿入が容易にできると共に冷却水管１８から長
尺体１への熱交換が容易となり、Ｃ型ア―ムの冷却がス
ム―ズに行われる。
【００２０】また、図４に示す長尺体１は、その押出し
加工による成形時に、長尺体１の断面略矩形部の外辺で
ある側板３に冷却水管１８を保持する保持部２０を形成
したものである。また、図５に示す長尺体１は、その押
出し加工による成形時に、長尺体１の断面略矩形部の内
辺である隔壁板４または５に冷却水管１８を保持する保
持部２０を形成したものである。このように長尺体１の
断面略矩形部の一辺に冷却水管１８を保持する保持部２
０を形成した場合、冷却水管１８の設置が容易にできる
と共に冷却水管１８から長尺体１への熱交換が容易とな
り、Ｃ型ア―ムの冷却がスム―スに行われる。なお、２
１は冷却水管１８の押さえ具でありＣ型ア―ム１４に沿
って複数個適宜に配置されるものである。
加工による成形時に、長尺体１の断面略矩形部の外辺で
ある側板３に冷却水管１８を保持する保持部２０を形成
したものである。また、図５に示す長尺体１は、その押
出し加工による成形時に、長尺体１の断面略矩形部の内
辺である隔壁板４または５に冷却水管１８を保持する保
持部２０を形成したものである。このように長尺体１の
断面略矩形部の一辺に冷却水管１８を保持する保持部２
０を形成した場合、冷却水管１８の設置が容易にできる
と共に冷却水管１８から長尺体１への熱交換が容易とな
り、Ｃ型ア―ムの冷却がスム―スに行われる。なお、２
１は冷却水管１８の押さえ具でありＣ型ア―ム１４に沿
って複数個適宜に配置されるものである。
【００２１】
【発明の効果】本発明に係る抵抗溶接機用ガンア―ムの
製造方法は、非鉄金属からなるア―ム素材を押出し加工
により中空部を持つ断面略矩形状の長尺体に成形し、該
長尺体をＣ型に成形するにあたり、その曲げ部を形成す
る際に前記ア―ム素材を再結晶温度域に加熱した状態で
曲げ加工を行うと共に曲げの内側半径を長尺体の高さの
０．５ないし１倍として塑性加工により施工するように
したので、長尺体は、その曲げ加工中は再結晶温度域に
加熱した状態に維持されることから、押出し加工で硬化
した素材が軟化されて曲げ加工がきわめて容易となると
共にこの曲げ加工中にも素材の硬化が生じない。しか
も、曲げの内側半径を長尺体の高さの０．５ないし１倍
としたので、曲げによるＣ型ア―ムの大型化が抑制され
更に無理のない曲げ加工ができて成形品に格別の残留応
力も生じない、ばらつきが少ない抵抗溶接機用ガンア―
ムの製造方法となる。
製造方法は、非鉄金属からなるア―ム素材を押出し加工
により中空部を持つ断面略矩形状の長尺体に成形し、該
長尺体をＣ型に成形するにあたり、その曲げ部を形成す
る際に前記ア―ム素材を再結晶温度域に加熱した状態で
曲げ加工を行うと共に曲げの内側半径を長尺体の高さの
０．５ないし１倍として塑性加工により施工するように
したので、長尺体は、その曲げ加工中は再結晶温度域に
加熱した状態に維持されることから、押出し加工で硬化
した素材が軟化されて曲げ加工がきわめて容易となると
共にこの曲げ加工中にも素材の硬化が生じない。しか
も、曲げの内側半径を長尺体の高さの０．５ないし１倍
としたので、曲げによるＣ型ア―ムの大型化が抑制され
更に無理のない曲げ加工ができて成形品に格別の残留応
力も生じない、ばらつきが少ない抵抗溶接機用ガンア―
ムの製造方法となる。
【００２２】また、前記長尺体に成形したア―ム素材を
焼鈍または溶体化により軟化させた後、該長尺体をＣ型
に成形し、成形後に硬化後処理を行う場合にも、上記と
同様に曲げ加工が容易にできる抵抗溶接機用ガンア―ム
の製造方法となる。
焼鈍または溶体化により軟化させた後、該長尺体をＣ型
に成形し、成形後に硬化後処理を行う場合にも、上記と
同様に曲げ加工が容易にできる抵抗溶接機用ガンア―ム
の製造方法となる。
【００２３】そして、前記ア―ム素材を押出し加工によ
り長尺体に成形する際に、該長尺体の断面略矩形部の一
辺に冷却水管を挿通する孔を内在させるようにした場合
には、冷却水管の挿入が容易にできると共に冷却水管か
ら長尺体への熱交換が容易となり、Ｃ型ア―ムの冷却が
スム―スに行われ得る抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方
法となる。
り長尺体に成形する際に、該長尺体の断面略矩形部の一
辺に冷却水管を挿通する孔を内在させるようにした場合
には、冷却水管の挿入が容易にできると共に冷却水管か
ら長尺体への熱交換が容易となり、Ｃ型ア―ムの冷却が
スム―スに行われ得る抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方
法となる。
【００２４】また、前記ア―ム素材を押出し加工により
長尺体に成形する際に、該長尺体の断面略矩形部の外辺
または内辺に冷却水管の保持部を形成するようにした場
合には、冷却水管の設置が容易にできると共に冷却水管
から長尺体への熱交換が容易となり、Ｃ型ア―ムの冷却
がスム―スに行われ得る抵抗溶接機用ガンア―ムの製造
方法となる。
長尺体に成形する際に、該長尺体の断面略矩形部の外辺
または内辺に冷却水管の保持部を形成するようにした場
合には、冷却水管の設置が容易にできると共に冷却水管
から長尺体への熱交換が容易となり、Ｃ型ア―ムの冷却
がスム―スに行われ得る抵抗溶接機用ガンア―ムの製造
方法となる。
【図１】図１は本発明に係る抵抗溶接機用ガンア―ムの
製造工程を説明する説明図である。
製造工程を説明する説明図である。
【図２】図２は本発明により完成された抵抗溶接機用ガ
ンの概略側面図である。
ンの概略側面図である。
【図３】図３はガンア―ムの断面図である。
【図４】図４は他の実施例のガンア―ムの断面図であ
る。
る。
【図５】図５は更に他の実施例のガンア―ムの断面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 １ 長尺体 ２，３，４，５ 断面略矩形部の各辺 ６ 中空部 １８ 冷却水管 １９ 冷却水管挿通用孔 ２０ 冷却水管の保持部 Ｒ 曲げの内側半径
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｃ２２Ｆ 1/06 Ｃ２２Ｆ 1/06 1/08 1/08 Ｙ // Ｃ２２Ｆ 1/00 ６２４ 1/00 ６２４ ６３０ ６３０Ｋ ６３０Ｃ ６３１ ６３１Ａ ６９４ ６９４Ｂ
Claims (4)
- 【請求項１】 Ｃ型ア―ムを備えた抵抗溶接機用ガンア
―ムの製造方法において、非鉄金属からなるア―ム素材
を押出し加工により中空部を持つ断面略矩形状の長尺体
に成形し、該長尺体をＣ型に成形するにあたり、その曲
げ部を形成する際に前記ア―ム素材を再結晶温度域に加
熱した状態で曲げ加工を行うと共に曲げの内側半径を長
尺体の高さの０．５ないし１倍として塑性加工により施
工することを特徴とする抵抗溶接機用ガンア―ムの製造
方法。 - 【請求項２】 前記長尺体に成形したア―ム素材を焼鈍
または溶体化により軟化させた後、該長尺体をＣ型に成
形し、成形後に硬化後処理を行うことを特徴とする請求
項１記載の抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法。 - 【請求項３】 前記ア―ム素材を押出し加工により長尺
体に成形する際に、該長尺体の断面略矩形部の一辺に冷
却水管を挿通する孔を内在させるようにしたことを特徴
とする請求項１または請求項２記載の抵抗溶接機用ガン
ア―ムの製造方法。 - 【請求項４】 前記ア―ム素材を押出し加工により長尺
体に成形する際に、該長尺体の断面略矩形部の外辺また
は内辺に冷却水管の保持部を形成するようにしたことを
特徴とする請求項１または請求項２記載の抵抗溶接機用
ガンア―ムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9102432A JPH10277674A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9102432A JPH10277674A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10277674A true JPH10277674A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14327314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9102432A Pending JPH10277674A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 抵抗溶接機用ガンア―ムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10277674A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003099504A1 (en) * | 2002-05-28 | 2003-12-04 | Matuschek Messtechnik Gmbh | Resistance spot welding gun |
| CN110756689A (zh) * | 2019-09-17 | 2020-02-07 | 成都飞机工业（集团）有限责任公司 | 一种细长条类c形截面钣金件的成型方法及成型装置 |
-
1997
- 1997-04-07 JP JP9102432A patent/JPH10277674A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003099504A1 (en) * | 2002-05-28 | 2003-12-04 | Matuschek Messtechnik Gmbh | Resistance spot welding gun |
| CN110756689A (zh) * | 2019-09-17 | 2020-02-07 | 成都飞机工业（集团）有限责任公司 | 一种细长条类c形截面钣金件的成型方法及成型装置 |
| CN110756689B (zh) * | 2019-09-17 | 2022-04-08 | 成都飞机工业（集团）有限责任公司 | 一种细长条类c形截面钣金件的成型方法及成型装置 |
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