JPH10277155A - ペンシルポイント針 - Google Patents

ペンシルポイント針

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Publication number
JPH10277155A
JPH10277155A JP9091947A JP9194797A JPH10277155A JP H10277155 A JPH10277155 A JP H10277155A JP 9091947 A JP9091947 A JP 9091947A JP 9194797 A JP9194797 A JP 9194797A JP H10277155 A JPH10277155 A JP H10277155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal
needle
opening
parts
pencil point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9091947A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitomo Enishi
良知 江西
Akio Higuchi
昭夫 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOOKEN KK
Original Assignee
SOOKEN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SOOKEN KK filed Critical SOOKEN KK
Priority to JP9091947A priority Critical patent/JPH10277155A/ja
Publication of JPH10277155A publication Critical patent/JPH10277155A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】加工が容易であって破損しにくく、加工領域の
全長も比較的短い開口部を備えたペンシルポイント針を
提供する。 【解決手段】円錐状尖端部(1)に円筒状管部(2)が
連結するペンシルポイント針であり、尖端部から管部に
移行する部分に開口部(3)を形成する。針軸を水平に
して尖端部を前方に向けたとき、開口部(3)は針軸に
平行な2つの水平部(4、4)と、その水平部の前方に
おいて針軸に直交する前方垂直部(5)と、その前方垂
直部(5)と水平部(4、4)を連結する2つの曲面状
の前方連結部(6、6)と、2つの水平部の後端を連結
する2つの曲面状の後方連結部(7、7)、又は、2つ
の曲面状後方連結部(7、7)と1つの後方垂直部
(8)とからなる。水平部(4、4)の高さは管部
(2)の外半径よりも大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脊髄麻酔等に使用さ
れるペンシルポイント針に関する。
【0002】
【従来の技術】針軸を水平にしたペンシルポイント針の
右端の尖端部から管部に移行する部分に、右下がりテー
パー部と、水平部と、右上がりテーパー部とからなる開
口部を設け、ペンシルポイント針の開口部からの破損を
防止するため、水平部の厚さすなわち高さを針の外半径
よりも大きくすることは、実公平7−30031号によ
り公知である。この公知の開口部は、ペンシルポイント
針の円筒状壁部を台形状に削ってなるプロフィールを有
し、開口部は上から見ると長円形である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知ペンシルポイント
針は開口部の加工領域の全長を小さくして加工を容易に
するためには、右下がり及び右上がりテーパー部の傾斜
角を垂直に近づけなければならないが、テーパーが直角
に近づくと、テーパー部と水平部の接続部分に応力が集
中して開口部から破損しやすいという問題があたった。
又、公知ペンシルポイント針は、開口部の円錐状の尖端
部に右下がりテーパー部を設けるため、加工が困難であ
るという問題があった。
【0004】本発明はこれらの問題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、形成加工
が容易であって破損しにくく、加工領域の全長の短縮も
可能な開口部を備えたペンシルポイント針を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明が採用する手段は、ペンシルポイント針の針
軸を水平にして尖端部を前方へ向けたとき、ペンシルポ
イント針の開口部を針軸に平行な2つの水平部と、その
水平部の前方において針軸に直交する前方垂直部と、水
平部と前方垂直部を連結する2つの曲面状の前方連結部
と、2つの水平部の後端を連結する2つの曲面状の後方
連結部とから構成したことにある。
【0006】前方垂直部は円錐状の尖端部に形成する
が、その加工は尖端部を針軸に垂直に切断する簡単な加
工である。水平部の後方にも針軸に直交する後方垂直部
を設け、この後方垂直部を2つの後方連結部の間に介在
させ、前方及び後方連結部の曲率半径を応力集中が発生
しない程度に小さくすると、開口部の加工領域の全長
は、水平部の両側に右下がり及び右上がりテーパー部を
設けていたものに比べると大幅に短縮する。
【0007】前方及び後方垂直部と水平部を接続する連
結部は曲面状であるから、開口部に曲げる力が作用して
も、応力集中によって開口部が破損するおそれは少な
い。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図1に示す第1実施例に
基づいて説明する。図1は針軸を水平にして尖端部を前
方に向けたペンシルポイント針を拡大して示すものであ
り、図1(a)は平面図、図1(b)は正面図である。
ペンシルポイント針の尖端部1は、少しふくらんだ円錐
状であり、その尖端部1に円筒状の管部2が連続する。
尖端部1から管部2へ移行する部分に開口部3を形成す
る。
【0009】図1(a)に示すように、前方後円状の開
口部3は、2つの針軸に平行な水平部4、4と、水平部
4、4の前方において針軸に直交する前方垂直部5と、
前方垂直部5と2つの水平部4、4を連結する2つの曲
面状の前方連結部6、6と、2つの水平部4、4の後端
を連結する曲面状の2つの後方連結部7、7とからな
る。
【0010】図1(b)に示すように、2つの前方連結
部6の曲率半径は比較的小さいが、後方連結部7の曲率
半径は大きく、管部2の内半径に等しいか、又はそれよ
り大きい。水平部4は針軸の上にあり、その高さは管部
2の外半径よりも大きい。第1実施例の開口部13は前
方が方形で後方が円形であるから、同一短径同一面積の
長円形開口よりも、長径すなわち加工する領域の全長が
小さくなる。円錐状で加工がしにくい尖端部に施す加工
は針軸に垂直な切断のみであるから、加工は比較的容易
である。
【0011】
【実施例】本発明の第2実施例について説明する。第2
実施例の尖端部1、管部2は第1実施例のものと同一で
ある。図2(a)に示すように、開口部3は上から見る
と、角の丸い長方形であり、針軸に平行な2つの水平部
4、4と、針軸に直交する前方及び後方垂直部5、8
と、前方垂直部5と2つの水平部4、4を連結する2つ
の前方連結部6、6と、後方垂直部8と2つの水平部
4、4を連結する2つの後方連結部7、7とからなる。
この水平部4、前方垂直部5、前方連結部6は第1実施
例のものと同一である。
【0012】図2(b)に示すように、水平部4は針軸
よりも上にあり、その高さは、管部2の外半径よりも大
きい。前方及び後方連結部6、6、7、7の曲率半径は
同一であり、管部2の内半径に等しいか、又はそれより
も小さいが、曲面であるから、曲げる力が作用しても、
応力が集中して破損するおそれは少ない。第2実施例の
開口部3は略長方形であるから、同一短径同一面積の長
円形開口部に比べると、開口部3の加工領域の全長は相
当短縮する。加工しにくい尖端部に施す加工は針軸に垂
直な切断のみであるから、開口部を形成する加工は容易
である。
【0013】
【発明の効果】上記のとおり、本発明のペンシルポイン
ト針は、開口部が前方後円形又は長方形であるから、従
来の同一短径同一面積の長円形開口部に比べると、開口
部の全長は短縮し、尖端部に施す加工は針軸に垂直な切
断にすぎないから、加工も容易になり、又、開口部に応
力が集中する部分はないから、ペンシルポイント針が開
口部から破損するおそれも少なくなるという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のペンシルポイント針の要
部を拡大して示す図であり、(a)は平面図、(b)は
正面図である。
【図2】第2実施例の要部を拡大して示す図であり、
(a)は平面図、(b)は正面図である。
【符号の説明】
1:尖端部 2:管部 3:開口部 4:水平部 5:前方垂直部 6:前方連結部 7:後方連結部 8:後方垂直部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペンシルポイント状の尖端部(1)に円
    筒状の管部(2)が連結するペンシルポイント針であっ
    て、前記尖端部から前記管部に移行する部分に開口部
    (3)が形成され、針軸を水平にして前記尖端部を前方
    に向けたとき、前記開口部は針軸に平行な2つの水平部
    (4、4)と、前記水平部の前方において針軸に直交す
    る前方垂直部(5)と、前記前方垂直部と前記水平部を
    連結する2つの曲線状の前方連結部(6、6)と、2つ
    の前記水平部の後端を連結する2つの曲面状の後方連結
    部(7、7)とからなり、前記水平部(4、4)の高さ
    は前記管部(2)の外半径よりも大きいことを特徴とす
    るペンシルポイント針。
  2. 【請求項2】 前記水平部(4、4)の後方において針
    軸と直交する後方垂直部(8)を2つの前記後方連結部
    (7、7)の間に介在させ、前記後方連結部(7、7)
    の曲率半径を前記前方連結部の曲率半径に等しいか又は
    それよりも大きくしたことを特徴とする請求項1記載の
    ペンシルポイント針。
JP9091947A 1997-04-10 1997-04-10 ペンシルポイント針 Pending JPH10277155A (ja)

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JP9091947A JPH10277155A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 ペンシルポイント針

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JP9091947A JPH10277155A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 ペンシルポイント針

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JPH10277155A true JPH10277155A (ja) 1998-10-20

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