JPH10276910A - 食料品の型取りおよび煮焼用積層枠のための圧縮装置 - Google Patents

食料品の型取りおよび煮焼用積層枠のための圧縮装置

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JPH10276910A
JPH10276910A JP10077009A JP7700998A JPH10276910A JP H10276910 A JPH10276910 A JP H10276910A JP 10077009 A JP10077009 A JP 10077009A JP 7700998 A JP7700998 A JP 7700998A JP H10276910 A JPH10276910 A JP H10276910A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハムを煮焼し楕円形断面に形成するのに適し
た積層可能な枠体からなる圧縮装置を提供する。 【解決手段】 各枠体は横方向側面部1,1’と縦方向側
面部2,2’とこれら縦方向側面部2,2’間に延設する介在
部材4と前記横方向側面部1,1’間に固定されて延設す
る複数の溝体3を備える。各溝体3の下方に縦板9aと2
つの鉛直な端板11と2つの縦方向縁部10からなる蓋体9
が前記横方向側面部1,1’から垂設する。蓋体9の端板1
1は前記横方向側面部1,1’に対し摺動可能に設け、各々
がその横方向側面部1,1’に沿って位置する鉛直方向の
孔部15に向いた縦方向の突起14を備える。蓋体9と溝体
3の底部6間にはばね8が圧縮された状態で配設され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、型取りおよび煮焼
のための詰め込み容器、特に、例えばハムのような煮焼
に際して圧縮される食料品を入れて型取るための容器用
の圧縮装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】過去においては、型取
られたハムを製造するには、肉片によって満たされ、つ
いでガス抜きされ、圧縮が行われ、最後に内容物の煮焼
が行われる成形型が用いられていた。これらの成形型
は、比較的長い複数の溝体の形状が与えられることによ
り近代化された。これらの溝体は、操作には一般的に昇
降台の採用を必要とする堅い枠体内に平行に集合され、
これらの枠体は積み重ねられて積層体からなるブロック
を形成し、これらのブロックは、煮焼のための熱伝導用
流体が循環され、ついで必要に応じて冷却のための冷却
流体が循環される室内に入れられるものである。煮焼操
作は、前記室内からブロックを取り出し、解体を行い、
ハムを成形型から取り出すことにより完了する。
【0003】ハムを枠体の溝体内で圧縮するには、その
底部を蓋体とばね装置に連結し、これらにより、枠体の
積層体においてその真下に位置する枠体の溝体内のハム
を圧縮する。
【0004】欧州特許公開公報第0292417号およ
び欧州特許公開公報第0638270号は、上述したタ
イプの積層体に係わるものである。欧州特許公開公報第
0292417号には、枠体の積層体が記述されており
(図4および5参照)、各枠体の溝体は矩形断面を有す
るとともに平坦な底部の下方に板を吊設し、それが積層
体においてそれらの真下に位置する枠体の溝体用の蓋体
として作用する。その板の寸法は、溝体の内側断面より
僅かに小さくなっている。また、蓋体とこれに連結され
た溝体間の鉛直方向の距離は固定されている。公報に記
載されているように、煮焼の開始時には、蓋体は、図4
と図5に示した状態ほどにはその下段にある溝体内に入
り込まないが、引き続く煮焼の間には、重力と枠体の外
側で枠体を操作する水平バー間に架設した駆動手段とに
より、圧縮が確実に行われる。
【0005】欧州特許公開公報第0638270号に
は、枠体の積層体が記述されており、その溝体の各々の
底部は、積層体において真下にある枠体の溝体に収容さ
れているハムを上方から下方に押圧する作用をする。さ
らに、各溝体には、仮の可動式底(仮底)が前記溝体の
底部(実際の底)の上に設けられ、その上に煮焼される
ハムの下部が載置する。これら実際の底と仮底間には、
弾性手段が設けられ、これにより前記仮底を上方に付勢
するものである。これにより、煮焼の間、ハムは、上段
の溝体の実際の底と下段の溝体の仮底間で圧縮される。
すなわち、前記実際の底は、重力と枠体の外側で枠体を
操作する水平バー間に架設した駆動手段とにより作用
し、また、前記仮底は、前記弾性手段により上方へ押圧
される。
【0006】上述の2つの公報で提案された手段は、矩
形断面を有するハムを成形するための矩形断面を有する
溝体に利用するならば満足すべきものである。溝体の動
きが望ましくない障害を生じないためである。さらに、
上述の2番目の公報に示された弾性手段は、特に煮焼の
間のハムの圧縮を改善し、これをより品質の良い食料品
にするものである。
【0007】丸い断面を有する溝体を使用したハムの型
取りおよび煮焼は、上述した欧州特許公開公報第063
8270号において既に発案されている(図5参照)。
その仮底は、平坦ではなく、樋底の形状をしており、溝
体は上向きに窪み、この溝体内に延設し案内となる縦方
向の側面を備える。しかし、例えば、ハムのかけらが縦
方向の側面と溝体の横壁間に予期に反して入ってしまっ
た場合には、この案内は、当てにならないものとなる。
【0008】本発明の目的の1つは、ハムなどの食料品
の改良された型取りおよび煮焼用積層容器のための圧縮
装置を提供することである。その容器は、縦方向の溝体
を備えた枠体を有し、各溝体は、従来よりもよい結果を
獲得するための手段にそれぞれ連結され、これらの手段
は、特に溝体の断面が丸い場合に食料品の品質をより高
めるものである。
【0009】本発明の他の目的は、煮焼の間に鉛直方向
に運動する装置の構成部分に対し改良された案内を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの特徴は、
各枠体が、鉛直な金属板からなる横方向側面部間に固定
された複数の溝体を備えていることである。各溝体の下
方には、前記両横方向側面部を介して蓋体が吊り下げら
れている。この蓋体は、縦板と、前記横方向側面部に対
して摺動する2つの鉛直な端板とを備えている。これら
各鉛直な端板は、枠体の対応する横方向側面部に向けて
延び、これら横方向側面部を構成する板に形成された鉛
直方向の狭い孔部に係合する縦方向の突起を有する。ま
た、前記蓋体とこれに連結された溝体の底部との間には
ばねが圧縮された状態で配設される。
【0011】また、本発明の別の特徴は、各蓋体と一体
になった縦板が枠体の横方向側面部間の距離より僅かに
短く、前記突起を前記横方向側面部の鉛直な孔部側の外
方向に配向した状態で、この蓋体の鉛直な端板が前記横
方向側面部の内側側面に対し摺動するようになっている
ことである。
【0012】あるいは、前記縦板が枠体の横方向側面部
間の距離より僅かに長く、前記突起を前記横方向側面部
の鉛直な孔部側の内方向に配向した状態で、この蓋体の
鉛直な端板が前記横方向側面部の外側面上を摺動するよ
うにしてもよい。
【0013】さらに、本発明の別の特徴は、前記ばねが
板ばねの形状であることである。さらに、本発明の別の
特徴は、前記板ばねが複数の波形からなる正弦曲線形状
であることである。その峰部の位置はそれぞれ介在部材
の位置に対応する。これら介在部材は、前記溝体の底部
に合致するよう前記枠体の縦方向側面部と一体に形成さ
れたものである。
【0014】さらに、本発明の別の特徴は、前記枠体に
おいて横方向側面部間に板からなる介在部材が備えら
れ、これらの介在部材が前記溝体の底部に合致するよう
前記枠体の縦方向側面部と一体に形成され、この介在部
材の下側が各溝体に対向した切欠き部を有し、これによ
り前記板ばねが介在部材の位置に対応した状態で溝体の
底部に当たることである。
【0015】さらに、本発明の別の特徴は、前記蓋体の
縦板上に載置している前記正弦曲線形状の板ばねの各谷
部に対向して、板ばねの横方向の案内と芯決めの手段が
設けられていることである。
【0016】さらに、本発明の別の特徴は、介在部材の
下縁の各切欠き部が、縦方向の短小な板を備えているこ
とである。この縦方向の短小な板は、板ばねを囲み、前
記正弦曲線形状の板ばねの峰部の横方向の案内と芯決め
の手段をなす。
【0017】さらに、本発明の別の特徴は、前記ばね
は、圧縮コイルばねからなり、このばねの一端は前記蓋
体の上面に載置し、他端は前記溝体の底部を支持するこ
とである。
【0018】さらに、本発明の別の特徴は、前記蓋体の
上側に前記圧縮ばねが囲繞可能な空間を形成するように
止め具を取り付けることである。
【0019】
【発明の実施形態】上述した本発明の特徴は、他の特徴
とともに、以下の一実施例の記述を読むことにより、よ
り明らかになる。この記述は、添付図面を参照してなさ
れる。
【0020】以下の記述において、本発明の対象が枠体
に関わるものであることを常に心に留めておかなければ
ならない。
【0021】図1に部分的に示されている四角形状の枠
体は、横断側面である2つの横方向側面部1,1’と、2
つの縦方向側面部2,2’とを有しており、各側面部1,
1’,2,2’は金属板からなっている。縦方向側面部2,2’
間には、複数の縦方向の溝体3が固定された状態で配置
されている。これらの溝体3は、ハムを入れるのに用い
られるものである。以下、溝体3の底は、丸い楕円形の
ハムのために横断方向において丸い楕円形状になってい
るものとしているが、底部が実質的に平らになった溝体
にも本発明は適用されるものであることを理解しなけれ
ばならない。
【0022】図1および2、それに図5および7にも示
されているように、それぞれ金属板からなり縦方向側面
部2,2’に沿う介在部材4が横方向側面部1,1’間に等間
隔でかつ固定された状態で設けられている。これら介在
部材4の上縁は、溝体3の底部6と合致する切欠き部5
をなしており、これら切欠き部5が前記底部6に係合し
ている。
【0023】図2に示されているように、枠体の横方向
側面部1,1’間に位置して溝体3の最も低い位置の下方
には、結合することなく、縦方向に延設する水平な板す
なわち縦板9aからなる蓋体9が設けられている。これ
は、枠体の積層体中の直ぐ下の枠体の対応する溝体3の
蓋となるものである。蓋体9の両縦方向縁部10は、好ま
しくは、縦板9aから若干垂れており、図5のE部に示さ
れているように、溝体3の上部開口の内幅寸法よりも蓋
体9の外幅寸法の方が若干小さい。
【0024】図3は、水平な蓋体9の長さが枠体の横方
向側面部1,1’間の距離よりも小さいことを想定したも
のであるが、この図3には、蓋体9の一端を示してい
る。ここには、鉛直な小さな端板11が垂直に溶接されて
いる。この端板11の上縁は、溝体3の底部6の断面形状
に似た切欠き部12をなしている。この切欠き部12は、両
側に角部13を有している。これら角部13は、垂直に立っ
ており、外方へ突出した小さい突起14をそれぞれ有して
いる。切欠き部12と溝体3の底部6とは似た形状になっ
てはいるが、互いに結合はしていない。
【0025】図4には、枠体の横方向側面部1が垂直な
孔部15を有していることが示されているが、これらの孔
部15は、蓋体9の端板11の突起14をそれぞれ受けるもの
である。各突起14は、外方へ突出することなく、枠体の
横方向側面部1,1’の金属板に挿入するのに十分な長さ
を有している。このようにして、孔部15は、突起14を鉛
直方向に案内するようになっている。蓋体9の他端に
は、同様にして他の同一の端板11が設けられている。こ
の端板11は、その突起14が枠の横方向側面部1’の孔部1
5に入るものである。図4にはまた、溝体3とこの溝体
3に枠体の横方向側面部1,1’を介して吊り下げられた
蓋体9との相対的な位置関係が鎖線で示してある。
【0026】蓋体9の鉛直方向の運動は、これを保持し
ている枠の運動とは見た目独立ではあるが、突起14の運
動を規制する孔部15の上端および下端によって制限され
る。
【0027】実際は、溝体3の底部6と蓋体9との間に
はばね8が装着される。第1実施例においては、ばね8
は、縦方向において正弦曲線の形をした薄板からなる。
この正弦曲線は、蓋体9の上面に押し当たった谷部16
と、介在部材4の下縁をなす大きな四角形状の切欠き部
7内にそれぞれ入った峰部17とを有する。これらの切欠
き部7は、例えば、縦方向において介在部材4に垂直に
溶接された金属製の短小な板7aに設けられている。これ
らの切欠き部7および短小な板7aは、板ばね8に固定さ
れることなく、この板ばね8に跨ってこれを横方向に案
内する。さらに、板ばね8は、蓋体9と切欠き部7との
間で常に圧縮された状態に保持される。板ばね8が圧縮
されると、谷部16は蓋体9上で自由に滑り、一方、峰部
17は切欠き部7によって横方向に案内される。
【0028】2つの枠体が積み重ねられている図5の斜
視図は、溝体3、蓋体9、板ばね8および横断介在部材
4の相対的な位置関係を示している。これにより、前述
のように熱伝導性流体が内部を循環している室内での煮
炊の過程におけるハムの型取りを理解できる。
【0029】積層段階前の最初の詰め込み作業では、そ
れぞれの単一の枠体において、溝体3は、生のハムで満
たされている。この溝体3が保持している蓋体9は、板
ばね8が蓋体9上に押し付けられているために突起14が
鉛直な孔部15内で下の位置を占めている。板ばね8は、
孔部15の下部がストッパーをなしているから緊張状態を
保持している。
【0030】枠体が積み重ねられると、内容物が詰め込
まれた溝体3の荷重が板ばね8上にかかり、これによ
り、介在部材4の切欠き部7を介してばね8が圧縮され
る。これとともに、外部駆動手段により枠体が相互に近
付けられる。その結果、蓋体9が溝体3へ押し付けら
れ、枠体が蓋体9に対して下降する傾向を生じるととも
に、突起14が孔部15において中間位置を占める。これら
の中間位置が煮焼の過程においてどのように変化するか
は容易に理解できる。一般的に端板11の切欠き部12が、
横方向側面部1,1’に溶接された溝体3の対応する端部
に対してストッパーとして作用することに注目すべきで
ある。実際、既に述べたように、切欠き部12は、溝体3
の底部6の断面形状と似た形状になっているのである。
【0031】図2には、既に上に述べたように、板ばね
8は、谷部16が端板11に近く、峰部17が介在部材4の切
欠き部7の下にあるものが示されているが、もちろん、
谷部および峰部の位置は、本発明の範囲を逸脱すること
なく、板ばね8を反転させることにより置き換えること
ができる。
【0032】板ばね8および切欠き部7内の板ばね8の
案内手段が肉の滓により影響されることはなく、そのた
め横方向の案内の信頼性が高いことがわかる。一方、溝
体3、蓋体9、板ばね8の各組立体の洗浄は容易であ
る。
【0033】図6および7には、本発明の他の実施例が
示してある。この実施例においては、ばね8は、もはや
板ばねではなく、圧縮コイルばねである。図6および7
において、図2および5に示されている要素と同じ要素
にはそれぞれ同じ参照符号が付してある。
【0034】図6および7で見て取れるように、圧縮コ
イルばね8は、溝体3の両端の横方向側面部1,1’の近
くに装着されている。各コイルばね8は、溝体3の縦方
向軸と直交する縦方向軸を有し、下端において蓋体9の
上面に載っているとともに、上端において溝体3の底部
6を支持している。
【0035】先の実施例のように、各ばね8は積重ね工
程を始めると圧縮される。コイルばね8が蓋体9の上面
で滑らないように、蓋体9の上面に直接取り付けられた
止め具20を設けた。これら止め具20は、それらの間にコ
イルばね8の下端が取り囲む空間を形成する。例えば、
止め具20は、全部で2つあり、コイルばね8の下端の内
径だけ互いに離れている。さらに、2つの止め具20を結
ぶ軸は、溝体3の軸とほぼ平行である。
【0036】この実施例においては、介在部材4は前述
した実施例のような切欠き部7を有さないことが留意さ
れる。それらの下縁は、例えば溝体3の底の高さに位置
している。
【0037】この実施例の作用は、前述した実施例とほ
ぼ同じであるから、再述はしない。さらに、これら2つ
の実施例により、本発明は、溝体3の底と蓋体9の上面
間に十分な強度の戻し力を付加するいかなる可能な手段
をも包含することが理解される。
【0038】さらにまた、上記の2つの実施例では、蓋
体9の長さが横方向側面部1,1’間の距離より僅かに長
くともよく、端板11が横方向側面部1,1’の外側にあっ
てもよく、また、突起14が内向きであってよい。この場
合、切欠き部12を設ける必要はない。
【0039】また、別の変形例では、板ばね8の横方向
の案内手段を、介在部材4の切欠き部7の下に位置させ
る代わりに蓋体9の上側で谷部16の周りに設けてもよ
い。これにより、案内手段は、各々の場合において、蓋
体9の上側に装着され谷部16を囲む2つの短小な垂直板
により構成することができる。さらに、以上2種の横方
向の案内手段をともに備えることもできる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、ハムなどの食料品の型
取りおよび煮焼用積層枠のための圧縮装置において、積
み重ねられる枠体に固定された溝体の下側に、下段の枠
体の溝体の蓋となる蓋体を垂設し、この蓋体の端板に設
けた突起を枠体の側面部に形成した鉛直方向の孔部に係
合して蓋体の端板を枠体の側面部に対し摺動可能とする
とともに、蓋体と溝体の底部間にはばねを圧縮された状
態で配設したので、例えば断面形状が丸いハムを型取る
ために溝体の底部の断面形状を丸くしたとしても、枠体
に対して蓋体を確実かつ安定して上下に動作させること
ができ、品質の良い食料品を製造できる。また、食料品
の滓により可動部分が影響を受けず、よりいっそう動作
の信頼性が向上する。
【0041】さらに、枠体に設けられた介在部材などに
より板ばねの案内手段を構成したり、圧縮コイルばねに
対して止め具を設けたりすることにより、動作の信頼性
がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す枠体の部分平面図であ
る。
【図2】同上枠体の一つの横溝体の縦方向に沿う部分断
面図であり、図1のII-II線に沿うものである。
【図3】同上溝体の蓋体の正面図で、枠体に吊り下げら
れる前の状態が示されている。
【図4】同上図1の枠体の横側面図であり、どのように
蓋体が枠体に吊り下げられるかを示している。
【図5】同上積み重ねられた2つの枠体の部分斜視図で
ある。
【図6】本発明の他の実施例を示す枠体の一つの横溝体
の縦方向に沿う部分断面図であり、図1のII-II線に沿
うものであり、本発明の他の実施例に従ってコイルばね
が取り付けられている状態を示している。
【図7】同上積み重ねられた2つの枠体の部分斜視図で
ある。
【符号の説明】
1,1’ 横方向側面部 2,2’ 縦方向側面部 3 溝体 4 介在部材 6 底部 7 切欠き部 7a 短小な板 8 ばね 9 蓋体 9a 縦板 11 端板 14 突起 15 孔部 16 谷部 17 峰部 20 止め具

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食料品の型取りおよび煮焼用積層枠のた
    めの圧縮装置において、その各々の積層可能な枠体が横
    方向側面部と縦方向側面部とその横方向側面部間に固定
    された状態で延設する複数の溝体を備え、各溝体の下方
    に縦板と2つの鉛直な端板とを有する蓋体が前記横方向
    側面部から垂設し、この蓋体の鉛直な端板は前記横方向
    側面部に対し摺動可能で、前記横方向側面部に沿って位
    置する鉛直方向の孔部に向け延設しそれと係合する突起
    をそれぞれ備え、前記蓋体と溝体の底部間にはばねが圧
    縮された状態で配設されることを特徴とする食料品の型
    取りおよび煮焼用積層枠のための圧縮装置。
  2. 【請求項2】 前記蓋体の縦板は前記横方向側面部間の
    距離より短く、前記突起を前記横方向側面部の鉛直な孔
    部側に外方向に配向した状態で、この蓋体の鉛直な端板
    が前記両横方向側面部の内側側面に対しそれぞれ摺動す
    ることを特徴とする請求項1記載の食料品の型取りおよ
    び煮焼用積層枠のための圧縮装置。
  3. 【請求項3】 前記蓋体の縦板は前記横方向側面部間の
    距離より長く、前記突起を前記横方向側面部の鉛直な孔
    部側に内方向に配向した状態で、この蓋体の鉛直な端板
    が前記両横方向側面部の外側側面上をそれぞれ摺動する
    ことを特徴とする請求項1記載の食料品の型取りおよび
    煮焼用積層枠のための圧縮装置。
  4. 【請求項4】 前記ばねは板ばねからなることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1項に記載の食料品の型取
    りおよび煮焼用積層枠のための圧縮装置。
  5. 【請求項5】 前記板ばねは複数の波形からなる正弦曲
    線形状に形成され、その峰部の位置は、それぞれ前記枠
    体の横方向側面部間に延設し前記縦方向側面部と前記溝
    体の底部を連結する介在部材の位置に対応することを特
    徴とする請求項4記載の食料品の型取りおよび煮焼用積
    層枠のための圧縮装置。
  6. 【請求項6】 前記枠体の横方向側面部間に前記縦方向
    側面部と前記溝体の底部を連結する介在部材が延設し、
    この介在部材の下側は各溝体と対向した切欠き部を有
    し、前記板ばねがその切欠き部において前記溝体の底部
    に当たることを特徴とする請求項4または5記載の食料
    品の型取りおよび煮焼用積層枠のための圧縮装置。
  7. 【請求項7】 前記介在部材の下側の切欠き部の各々に
    縦方向の短小な板を設け、これら短小な板により、正弦
    曲線形状に形成した前記板ばねの峰部の横方向の案内と
    中心位置決めの手段を構成したことを特徴とする請求項
    6記載の食料品の型取りおよび煮焼用積層枠のための圧
    縮装置。
  8. 【請求項8】 板ばねの横方向の案内と中心位置決めの
    手段を備え、この横方向の案内と中心位置決めの手段
    は、前記板ばねを囲む縦方向の2つの短小な板からな
    り、正弦曲線形状に形成された前記板ばねにおける前記
    蓋体の上側に当接する谷部の対向側に設けられることを
    特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の食料品
    の型取りおよび煮焼用積層枠のための圧縮装置。
  9. 【請求項9】 前記ばねは、圧縮コイルばねからなり、
    この圧縮コイルばねの一端は前記蓋体の上側に載置し、
    他端は前記溝体の底部に当たることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項記載の食料品の型取りおよび煮焼
    用積層枠のための圧縮装置。
  10. 【請求項10】 前記蓋体の上側に前記圧縮コイルばね
    が囲繞可能な空間を形成するように止め具を取り付けた
    ことを特徴とする請求項9記載の食料品の型取りおよび
    煮焼用積層枠のための圧縮装置。
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