JPH10276843A - 装飾発光具 - Google Patents

装飾発光具

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JPH10276843A
JPH10276843A JP8958997A JP8958997A JPH10276843A JP H10276843 A JPH10276843 A JP H10276843A JP 8958997 A JP8958997 A JP 8958997A JP 8958997 A JP8958997 A JP 8958997A JP H10276843 A JPH10276843 A JP H10276843A
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rod
light emitting
decorative
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chemiluminescent
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JP8958997A
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Shoichi Seike
祥一 清家
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、花瓶等にさして観賞することが出
来るだけでなく、ファッション装飾具として披露宴会場
や各種パーティー会場等で身に付けて使用することも出
来、又コンサート会場等のみならず各種イベント会場
等、使用する場所を全く選ぶことなく多用途に使用する
ことが出来る装飾発光具を提供するものである。 【解決手段】 棒状本体(2) の一端側(2a)又は他端側(2
b)の少なくとも何れか一方に化学発光体(3) が具備され
た点にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学発光体を備え
た装飾発光具に関し、更に詳しくは、例えば、一般家庭
内等で使用する場合に限らず、各種レストラン、バー、
ホテル、ラウンジ等をも含めた多種多様な状況下で使用
することにより、全く新しい観賞体としてその場の雰囲
気を盛り上げることが出来るだけでなく、披露宴会場や
各種パーティー会場等におけるファッション装飾具とし
て髪飾りや胸飾り等として身に付けて使用することも出
来、更に結婚式、葬式を含めた各種の式典において使用
することで、参加者をより厳粛な気分にひたらせること
も出来、又コンサート会場や各種イベント会場等、使用
する場所を全く選ぶことなく多用途に使用することが出
来る装飾発光具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、化学ルミネンス反応を利用した化
学発光体としては、例えば、実開平4−81301号公
報記載のものがある。上記公報記載の化学発光体は、円
筒状の透光性プラスチック容器の内部にガラスアンプル
が収納され、しかも該容器内とガラスアンプル内とに混
ざることによって化学ルミネンス反応を起こす溶液が充
填された構成からなるものであり、かかる化学発光体
は、プラスチック容器を折り曲げて内部のガラスアンプ
ルを割って夫々の溶液を混合させることにより、発熱を
一切生じさせることなく発光させることが出来、更に充
填する溶液中の蛍光物質を調合することにより種々の色
彩で発光させることが出来るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記化学発
光体を利用した従来にない全く新しい装飾発光具を提供
することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、全く新しい装
飾発光具を開発し、以下のような技術的手段を講じたも
のである。
【0005】第一の技術的手段として本発明は、棒状本
体2の一端側2a又は他端2bの少なくとも何れか一方に化
学発光体3が具備されてなることから、例えば、棒状本
体2を把持した状態で一端側2aの化学発光体3を発光さ
せた場合、あたかも火のついた蝋燭を把持している様な
雰囲気の光量を得ることが出来、よって蝋燭を使用する
のが適する様な場所で積極的に使用することでその場の
雰囲気を最大限に盛り上げることが出来る利点を有す
る。
【0006】更に、第二の技術的手段として本発明は、
前記棒状本体2が筒状に形成され、且つ前記化学発光体
3の端部又は全体が棒状本体2の開口端に挿入されてな
ることから、製造工程を簡略化させて所定時間当たりの
生産数を上げることにより製品コストを低減することが
出来る利点を有する。
【0007】更に、第三の技術的手段として本発明は、
前記棒状本体2に、光輝性を有した化粧手段が具備され
てなることから、前記一端側2aの化学発光体3の光量を
用いて、棒状本体2の化粧手段の色や模様等を該化粧手
段に予め備わった光沢又は輝きを介してより強調するこ
とが可能となり、よって使用時において周囲の興味を強
く引くことが出来る利点を有する。
【0008】更に、第四の技術的手段として本発明は、
前記化粧手段が棒状本体2内に収納され、且つ該化粧手
段が棒状本体2の外部より視認可能な構成にしてなるこ
とから、流通時等において化粧手段に摩擦傷や表面剥離
等の不良が発生するのを防ぐことが出来るだけでなく、
又雨天等に屋外等で使用する場合であっても化粧手段の
色や模様等のくすみやふやけ等の不都合を何ら生じさせ
ることなく、又使用時等に棒状本体2が手垢等で汚れた
場合であっても化粧手段が汚れるのを防止することが出
来る利点を有する。
【0009】又、第五の技術的手段として本発明は、前
記化粧手段が光沢又は輝き加工を施したフィルム材4で
構成されてなることから、例えばフィルム材4をロール
状にして棒状本体2内に収納したり、又棒状本体2の外
周に巻装するだけで化粧手段を安価に、しかも簡単に棒
状本体2の全周に施すことが出来るだけでなく、化粧手
段に予め備わった光沢又は輝きを前記化学発光体3の光
量を用いてより強調することが可能となり、よって使用
時において周囲の興味を引くことが出来る利点を有す
る。
【0010】更に、第六の技術的手段として本発明は、
前記化学発光体3又は該化学発光体3近傍には装飾体5
が設けられてなることから、化学発光体3の化学ルミネ
ンス反応を介して装飾体5を照らし出すことが出来、よ
って使用する場所に適した装飾体5を用いることにより
その場の雰囲気を盛り上げることが出来る利点を有す
る。
【0011】更に、第七の技術的手段として本発明は、
前記装飾体5が化学発光体3の発光を外部より透視可能
な素材によって形成されてなることから、例え、装飾体
5が化学発光体3を被う様な大きさや形状を有していて
も化学発光体3の化学ルミネンス反応による発光を装飾
体5の外部より視認することが出来るだけでなく、装飾
体5を通過した光を介して装飾体5をより立体的に浮か
び上がらせて周囲の興味を更に引くことが出来る利点を
有する。
【0012】又、第八の技術的手段として本発明は、前
記化学発光体3に、該化学発光体3を発光させる際に取
外し可能な保護部材6が外嵌されてなることから、化学
発光体3を使用するまで内部のガラスアンプルの割れを
阻止することが可能となり、よって流通時や携帯時等に
おいて不用意に溶液が混合し不必要な発光が生じるのを
防止することが出来る利点を有する。
【0013】更に、第九の技術的手段として本発明は、
前記保護部材6に、可視光線の遮断手段が具備されてな
ることから、化学発光体3が可視光線を受けることによ
って、自らの発光量を低下させたり、又発光時間を減少
させる等の機能低下を生じるのを防止して、発光作用期
間を最大限に確保することが出来る利点を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】
<第一実施形態>以下、本発明の一実施形態を図面に従
って説明する。図1に於いて、1は透光性の有無に係わ
らず樹脂材を用いて細筒状に形成されると共に、使用時
おいて主に把持部として活用される棒状本体2と、該棒
状本体2の一端側2aの開口端に端部を挿入して装着され
た所定全長を有する円柱状の化学発光体3とから形成さ
れた装飾発光具を示す。尚、上記化学発光体3の構造は
従来と同様であることから省略する。
【0015】本発明の一実施形態における装飾発光具は
上記の如く化学発光体3の端部が棒状本体2の開口端に
挿入されただけの構成であることから、製造工程を簡略
化させて所定時間当たりの生産数を上げることにより製
品コストを低減することが出来るだけでなく、棒状本体
2の一端側2aのみに化学発光体3が具備されてなること
から、使用時に棒状本体2を把持した状態で一端側2aの
化学発光体3を発光させた場合、あたかも火のついた蝋
燭を把持している様な雰囲気の光量を得ることが出来、
よって蝋燭を使用するのが適する様な場所で積極的に使
用することで熱を一切発生させることなく安全にその場
の雰囲気を最大限に盛り上げることが出来る利点があ
る。
【0016】<第二実施形態>更に、図2に示す様に、
有色、無色を問わず透光性を有した樹脂材を用いて細筒
状に形成された棒状本体2の中に、例えば、パール加工
やミラー加工等の各種光沢又は輝き加工(光輝性)を施
したフィルム材4からなる化粧手段をロール状に巻いて
収納してもよく、この場合にはフィルム材4に予め備わ
った光沢又は輝きを前記化学発光体3の光量を用いてよ
り強調することが出来るだけでなく、棒状本体2の外部
より前記光沢又は輝きを確実に視認することが可能とな
り、よって使用時において周囲の興味を引くことが出来
る利点を有するだけでなく、化粧手段を安価に、しかも
簡単に棒状本体2の内部から該棒状本体2の透光可能な
性質を利用して棒状本体2の全周に施して美観を得るこ
とにより商品力を高めることが出来る利点がある。
【0017】<第三実施形態>又、上記第二実施形態に
於いて、有色、無色を問わず透光性を有した樹脂材を用
いて細筒状に形成された棒状本体2の中には、化粧手段
としてパール加工やミラー加工等の各種光沢又は輝き加
工を施したフィルム材4が用いられ、しかも該フィルム
材4がロール状に巻かれて収納されてなるが、例えば、
図3に示す様に、パール加工やミラー加工等の各種光沢
又は輝き加工を施した帯状フィルム材4aが棒状本体2の
中に収納されていてもよく、この場合であっても棒状本
体2の外部より前記光沢又は輝きを確実に視認すること
が出来、よって使用時に周囲の興味を引くことが出来る
利点がある。
【0018】尚、上記第一及び第二実施形態で化粧手段
として用いられたフィルム材4にはパール加工やミラー
加工等の各種光沢又は輝き加工が施されてなるが、例え
ば、フィルム材4に各種光沢又は輝き加工のみならず、
各種の彩色や模様(図示せず)等が施されていてもよ
く、この場合であっても棒状把持体2の内部から該棒状
本体2の透光可能な性質を利用して棒状本体2の全周か
らフィルム材4に施された各種の彩色や模様等を確実に
視認することが出来る利点がある。
【0019】更に、上記第一及び第二実施形態の如く光
沢を有した化粧手段を、有色、無色を問わず透光性を有
した樹脂材を用いて細筒状に形成された棒状本体2の中
に収納することにより、流通時等において化粧手段に摩
擦傷や表面剥離等の不良が発生するのを防ぐことが出来
るだけでなく、雨天等に屋外で使用する場合であっても
化粧手段の色や模様等のくすみやふやけ等の不都合を何
ら生じさせることなく、又使用時等に棒状本体2が手垢
等で汚れた場合であっても化粧手段が汚れるのを防止す
ることが出来る利点がある。
【0020】<第四実施形態>更に、上記各実施形態に
おいて、光沢又は輝部を有した化粧手段は、棒状本体2
内に収納されることにより、該棒状本体2の外部より視
認可能な構成にしてなるが、例えば、パール加工やミラ
ー加工等の各種光沢又は輝き加工及び各種の彩色や模様
等が施された外装フィルム材4bを、図4に示す様に、棒
状本体2の外周に巻装させた構成であってもよく、この
場合には、化粧手段としての外装フィルム材4bを安価
に、しかも簡単に棒状本体2の全周に施すことが出来る
だけでなく、外装フィルム材4bに予め備わった光沢又は
輝きを前記化学発光体3の光量を用いてより強調するこ
とが可能となり、よって使用時において周囲の興味をよ
り強く引くことが出来る利点があるが、この場合におい
て必ずしも棒状本体2が透光性を有した樹脂材で形成さ
れる必要がないのは言うまでもないが、化粧手段の色や
模様等が手垢等で汚れるのを防ぐのであれば、有色、無
色を問わず透光性を有した樹脂材を用いて筒状に形成さ
れた棒状本体2の中に収納するのが好ましい。
【0021】更に、上記実施形態において、光沢又は輝
きを有した化粧手段は、パール加工やミラー加工等の各
種光沢又は輝き加工のみならず各種の彩色や模様等が施
されたフィルム材を用いてなるが、必ずしもフィルム材
に限定されるものではなく、各種紙材、各種樹脂材、各
種金属材、布材等をシート状、ロール状、帯状、切り板
状等の各種形状に形成すると共に、光を反射しうる各種
加工を施して光沢又は輝きを具備させた後、透光性を有
した棒状本体2の中に収納したり、該棒状本体2に外装
着してもよい。尚、上記の如く布材を使用する場合に
は、該布材に金ラメや銀ラメ等を入れることで光沢又は
輝きを具備させる構成であってもよいのは言うまでもな
い。
【0022】尚、上記各実施形態に於いて、棒状本体2
は細筒状(棒状)に形成されてなるが、ここでいう棒状
とは必ずしも切り口断面が円形状に形成されるものを言
うのではなく、棒状本体2の長手方向と交差する方向の
該棒状本体2の切り口断面が長丸状、星状、又は三角形
以上の各種多角形状等に形成されていてもよく、要は把
持しやすいような長さを有した棒状に形成されていれば
よい。尚、装飾発光具を使用する場合において、必ずし
も棒状本体2を把持しなくともよく、化学発光体を把持
して使用してもよいのは言うまでもない。
【0023】<第五実施形態>更に、上記各実施形態に
おいて、装飾発光具1は所定全長を有する円柱状の化学
発光体3の端部を、細筒状に形成された棒状本体2の一
端側2aの開口端に挿入して装着しただけの構成からなる
が、図5に示す様に、例えば化学発光体3に直接に、又
は該化学発光体3の近傍に造花、リボンやコサージュ等
の造形物からなる各種装飾体5が設けられていてもよ
く、この場合には、化学発光体3の化学ルミネンス反応
を介して装飾体5を照らし出すことが出来、よって使用
する場所に適した装飾体5を用いることによって、その
場の雰囲気を盛り上げることが出来る利点がある。
【0024】<第六実施形態>更に、図6に示す様に、
装飾体5が、例えば、化学発光体3の発光を外部より透
視可能な紙材、樹脂材、繊維材等の各種素材を、所定の
大きさや形状等に加工されたシート体やフィルム体等か
ら形成され、しかも該装飾体5が化学発光体3を被包す
べく該化学発光体3に直接に、又は該化学発光体3の近
傍に設けられていてもよく、この場合には、装飾体5が
化学発光体3の発光を外部より透視可能な素材によって
形成されてなることから、例え、装飾体5が化学発光体
3を被う様な大きさや形状を有していても化学発光体3
の化学ルミネンス反応による発光を装飾体5の外部より
視認することが出来るだけでなく、装飾体5を通過した
光を介して装飾体5をより立体的に浮かび上がらせて周
囲の興味を更に引くことが出来る利点があるが、図7に
示すように、化学発光体3に直接に、又は該化学発光体
3の近傍に造花、リボン等の造形物からなる装飾体5
と、前記化学発光体3の発光を外部より透視可能な素材
からなるシート体やフィルム体等から形成された装飾体
5とが夫々設けられていてもよく、装飾体5の具体的な
形状、素材、取付け数量、外観等も決して限定されない
のは言うまでもない。尚、上記の如く各種装飾体5が設
けられる場合において、該装飾体5にパール加工やミラ
ー加工等の各種光沢又は輝き加工のみならず各種の彩色
や模様等が施されていてもよいのは言うまでもなく、又
装飾体5が化学発光体3の発光を外部より透視可能とす
るものであれば装飾体5がレース加工が施された布材を
用いて所定の形状に形成されていてもよい。
【0025】<第七実施形態>更に、上記各実施形態に
おいて、装飾発光具1は所定全長を有する円柱状の化学
発光体3の端部を、細筒状に形成された棒状本体2の一
端側2aの開口端に挿入して装着しただけの構成からなる
が、図8に示す様に、例えば化学発光体3に、該化学発
光体3を発光させる際に取外し可能な様に、樹脂材等か
ら形成されたキャップ状の保護部材6が外嵌されていて
もよく、この場合には、化学発光体3を使用するまで内
部のガラスアンプルの割れを阻止することが可能とな
り、よって流通時や携帯時等において不用意に溶液が混
合し不必要な発光が生じるのを防止することが出来る利
点がある。尚、保護部材6の具体的な形状や大きさ、又
棒状本体2との着脱手段の構造等も決して限定されない
のは言うまでもないが、ワンタッチで取り外すことが出
来る構造がより好ましい。
【0026】更に、上記保護部材6に、可視光線の遮断
手段(例えば、可視光線遮断塗料や可視光線遮断フィル
ム等)が具備されてなる場合には、化学発光体3が可視
光線を受けることによって、自らの発光量を低下させた
り、又発光時間を減少させる等の機能低下を生じるのを
防止して、発光作用期間を最大限に確保することが出来
るだけでなく、特に流通時において品質の維持をはかる
ことが出来る利点がある。
【0027】尚、上記各実施形態に於いて、化学発光体
3は所定全長を有した円柱状に形成されてなるが、必ず
しも円柱状に形成される必要はなく、例えば、全体を星
状、三日月状、各種キャラクターグッヅ等に形成されて
棒状本体2の一端側2aの開口端に挿入(図示せず)され
ていてもよく、又必ずしも化学発光体3が、棒状把持体
2の一端側2aのみに挿着される必要はなく、例えば、図
9に示す様に、棒状把持体2の一体側2a及び他端側2bの
夫々の開口端に、所定形状の化学発光体3が夫々具備さ
れていてもよく、又図10に示す様に、透過性を有した
棒状本体2の一端側2aの開口端内に化学発光体3全体が
挿入されていてもよく、よって、図9及び図10におい
て説明した構成であれば製造工程を簡略化させること
で、所定時間当たりの生産数を上げることが可能とな
り、しいては製品コストを低減することが出来る利点を
有する。
【0028】然して、要は棒状本体の一端側又は他端側
の少なくとも何れか一方に化学発光体が具備されていれ
ば、棒状本体のボディ部に他の装飾品や部材等が化粧手
段と別個に設けられていてもよく、又該棒状本体が直線
状に形成される必要もなく、ボディに湾曲部や波状部を
有していてもよい。
【0029】更に、本発明に用いた化学発光体も二つの
溶液を混合させることにより、発熱を一切生じることな
く発光する、所謂、化学ルミネンス反応を利用した化学
発光体を用いてなるが、要は発熱を一切生じることなく
発光する化学発光体であれば具体的な化学発光体の構造
等も決して限定されないのは言うまでもない。
【0030】更に、上記各実施形態に於いて、化学発光
体は、該化学発光体の端部又は全体を棒状本体の一端側
又は他端側の少なくとも何れか一方に挿入して該棒状本
体に具備されてなるが、必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、例えば、化学発光体が挿入部に接着剤等の接
着手段を用いて棒状本体に装着されていてもよく、又化
学発光体が棒状本体に挿入されることなく、該棒状本体
の端部に接着剤や加締め等の各種装着手段を介して具備
(図示せず)されていてもよく、又棒状把持体が必ずし
も内部空間を有した筒状で形成される必要もなく、内部
空間を有しない棒状又は多角形状に形成されていてもよ
い。
【0031】
【発明の効果】叙上の様に、本発明の装飾発光具は、棒
状本体の一端側又は他端の少なくとも何れか一方に化学
発光体が具備されてなることから、例えば、棒状本体を
把持した状態で一端側の化学発光体を発光させた場合、
あたかも火のついた蝋燭を把持している様な雰囲気の光
量を得ることが出来、よって蝋燭を使用するのが適する
様な場所で積極的に使用することでその場の雰囲気を最
大限に盛り上げることが出来る。
【0032】更に、棒状本体が筒状に形成され、且つ前
記化学発光体の端部又は全体が棒状本体の開口端に挿入
されてなることから、製造工程を簡略化させて所定時間
当たりの生産数を上げることにより製品コストを低減す
ることが出来る。
【0033】更に、棒状本体に、光輝性を有した化粧手
段が具備されてなることから、少なくとも一端側の化学
発光体の光量を用いて棒状本体の化粧手段の色や模様等
を該化粧手段に予め備わった光沢や輝きを介してより強
調することが可能となり、よって使用時において周囲の
興味を引くことが出来る。
【0034】又、化粧手段が棒状本体内に収納され、且
つ該化粧手段が棒状本体の外部より視認可能な構成にし
てなることから、流通時等において化粧手段に摩擦傷や
表面剥離等の不良が発生するのを防ぐことが出来るだけ
でなく、又雨天等に屋外等で使用する場合であっても化
粧手段の色や模様等のくすみやふやけ等の不都合を何ら
生じさせることなく、又使用時等に棒状本体が手垢等で
汚れた場合であっても化粧手段が汚れるのを防止するこ
とが出来る。
【0035】更に、化粧手段が光沢又は輝き加工を施し
たフィルム材や布材等で構成されてなることから、例え
ばフィルム材をロール状にして棒状本体内に収納した
り、又棒状本体の外周に巻装するだけで化粧手段を安価
に、しかも簡単に棒状本体の全周に施すことが出来るだ
けでなく、化粧手段に予め備わった光沢を前記化学発光
体の光量を用いてより強調することが可能となり、よっ
て使用時において周囲の興味を引くことが出来る。
【0036】更に、化学発光体又は該化学発光体近傍に
は装飾体が設けられてなることから、化学発光体の化学
ルミネンス反応を介して装飾体を照らし出すことが出
来、よって使用する場所に適した装飾体を用いることに
よりその場の雰囲気を盛り上げることが出来る。
【0037】又、装飾体が化学発光体の発光を外部より
透視可能な素材によって形成されてなることから、例
え、装飾体が化学発光体を被う様な大きさや形状を有し
ていても化学発光体の化学ルミネンス反応による発光を
装飾体の外部より視認することが出来るだけでなく、装
飾体を通過した光を介して装飾体をより立体的に浮かび
上がらせて周囲の興味を更に引くことが出来る。
【0038】更に、化学発光体に、該化学発光体を発光
させる際に取外し可能な保護部材が外嵌されてなること
から、化学発光体を使用するまで内部のガラスアンプル
の割れを阻止することが可能となり、よって流通時や携
帯時等において不用意に溶液が混合し不必要な発光が生
じるのを防止することが出来る。
【0039】更に、保護部材6に、可視光線の遮断手段
が具備されてなる場合には、化学発光体3が可視光線を
受けることによって、自らの発光量を低下させたり、又
発光時間を減少させる等の機能低下を生じるのを防止し
て、発光作用期間を最大限に確保することが出来る。
【0040】従って、本発明の装飾発光具によれば、従
来、主に振り回したり、回転させてその光跡を楽しむと
いった化学発光体の使いみちから離れ、花瓶等にさして
観賞して楽しんだり、又ファッション装飾具として披露
宴会場や各種パーティー会場等で身に着けて使用するこ
とが出来るという全く新しい効果を有するものである
が、従来の様にコンサート会場等のみならず各種イベン
ト会場等で使用してもよく、よって極めて多用途に使用
することが出来るという格別な効果を有するに至った。
【0041】従って、本発明の装飾発光具によれば、従
来、コンサート会場や各種イベント会場等で化学発光体
そのものを腕等に巻き付けて発光そのものを楽しんだ
り、又化学発光体を把持して振り回したり回転させたり
等して主に光跡を楽しむといった遊び中心の使いみちか
ら離れ、一般家庭内等で使用する場合に限らず、各種レ
ストラン、バー、ホテル、ラウンジ等をも含めた多種多
様な状況下で使用することにより、全く新しい観賞体と
してその場の雰囲気を盛り上げることが出来るだけでな
く、披露宴会場や各種パーティー会場等におけるファッ
ション装飾具として髪飾りや胸飾り等として身に付けて
使用することも出来、更に結婚式、葬式を含めた各種の
式典において使用することで、参加者をより厳粛な気分
にひたらせることも出来るという全く新しい効果を有す
る装飾発光具を提供することが出来るという格別な効果
を有するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於ける装飾発光具の第一実施形態を示
し、同図(イ)は一部省略正面図、同図(ロ)は同図
(イ)のA−A線断面図。
【図2】他の実施形態における装飾発光具の一部省略正
面斜視図。
【図3】他の実施形態における装飾発光具の一部省略正
面斜視図。
【図4】他の実施形態における装飾発光具の一部省略正
面斜視図。
【図5】本発明に於ける装飾発光具の他の実施形態を示
し、同図(イ)は一部省略正面図、同図(ロ)は同図
(イ)のB−B線断面図。
【図6】本発明に於ける装飾発光具の他の実施形態を示
し、同図(イ)は一部省略正面図、同図(ロ)は同図
(イ)のC−C線断面図。
【図7】本発明に於ける装飾発光具の他の実施形態を示
し、同図(イ)は一部省略正面図、同図(ロ)は同図
(イ)のD−D線断面図。
【図8】他の実施形態における装飾発光具の要部拡大正
面斜視図。
【図9】本発明に於ける装飾発光具の他の実施形態を示
し、同図(イ)、(ロ)は共に一部省略正面図。
【図10】他の実施形態における装飾発光具の要部拡大
正面斜視図。
【符号の説明】
1…装飾発光具 2…棒状本体 2a…一端側 2b…他端側 3…化学発光体 4…フィルム材 5…装飾体 6…保護部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状本体(2) の一端側(2a)又は他端側(2
    b)の少なくとも何れか一方に化学発光体(3) が具備され
    てなる装飾発光具。
  2. 【請求項2】 前記棒状本体(2) が筒状に形成され、且
    つ前記化学発光体(3)の端部又は全体が棒状本体2の開
    口端に挿入されてなることを特徴とする請求項1記載の
    装飾発光具。
  3. 【請求項3】 前記棒状本体(2) には、光輝性を有した
    化粧手段が具備されてなることを特徴とする請求項1又
    は2記載の装飾発光具。
  4. 【請求項4】 前記化粧手段が棒状本体(2) 内に収納さ
    れ、且つ該棒状本体(2) の外部より視認可能な構成にし
    てなることを特徴とする請求項3記載の装飾発光具。
  5. 【請求項5】 前記化粧手段が光沢又は輝き加工を施し
    たフィルム材(4) である請求項3又は4記載の装飾発光
    具。
  6. 【請求項6】 前記化学発光体(3) 又は該化学発光体
    (3) 近傍には装飾体(5)が設けられてなることを特徴と
    する請求項1乃至5の何れかに記載の装飾発光具。
  7. 【請求項7】 前記装飾体(5) が化学発光体(3) の発光
    を外部より透視可能な素材によって形成されてなること
    を特徴とする請求項6記載の装飾発光具。
  8. 【請求項8】 前記化学発光体(3) には、該化学発光体
    (3) を発光させる際に取外し可能な保護部材(6) が外嵌
    されてなることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに
    記載の装飾発光具。
  9. 【請求項9】 前記保護部材(6) には、可視光線の遮断
    手段が具備されてなることを特徴とする請求項8記載の
    装飾発光具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6834043B1 (ja) * 2020-03-18 2021-02-24 株式会社バンダイ 玩具

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