JPH10276233A - 無線受信機及び無線受信方法 - Google Patents

無線受信機及び無線受信方法

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JPH10276233A
JPH10276233A JP9078056A JP7805697A JPH10276233A JP H10276233 A JPH10276233 A JP H10276233A JP 9078056 A JP9078056 A JP 9078056A JP 7805697 A JP7805697 A JP 7805697A JP H10276233 A JPH10276233 A JP H10276233A
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秀和 渡辺
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数制御チャンネルの同期信号を容易に確
実に検出することができるようにすることを目的とす
る。 【解決手段】 受信信号からベースバンド信号を復調す
る復調手段と、この復調手段の出力信号からデータ信号
を復号する復号手段と、この復号手段の出力信号に基づ
いて基準信号を発生する基準信号発生手段と、このデー
タ信号とこの基準信号との間の複素相関値を検出するよ
うにされた相関値検出手段とを有し、この検出された複
素相関値に基づいて同期信号を検出し、検出したこの同
期信号に基づいてこの復号を行うことを特徴とする所定
周期で挿入された所定パターンの同期信号に基づいて、
受信信号を復号するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線受信機及び無
線受信方法に関し、例えば音声信号を符号化して送受信
するデジタル移動電話装置等に用いて好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
からデジタル移動電話装置を持つデジタルセルラシステ
ムでは、符号化された音声信号を使用した時分割多重方
式の使用により、1つのチャンネルを複数の端末機器が
同時に使用してきた。更に具体的に言えば、端末は、電
波が到達すると、例えば124チャンネル全てを順番に
走査して、最も強い電界強度のチャンネルを選択する。
【0003】そして、端末は各地域に割当てられた制御
チャンネルを検出してそれを受信する。このシステムで
は、1つのセル当たり利用可能なチャンネル数は124
である。制御チャンネルの位置は、124チャンネルの
うちの特定チャンネルに固定してはいない。従って、こ
のシステムの装置は全ての124チャンネルを順次走査
して、電界強度の順に並び換えを行って、並び換えられ
たリストの中から周波数制御チャンネル(FCCH)を
探索する。こうして探索された制御チャンネルは、タイ
ムスロットの形成や各種情報の送信の為に使用され、こ
のデジタルセルラシステムでは各端末から基地局への情
報の送信・隣接基地局間の情報伝送・基地局からの端末
機の呼出しに使用される。
【0004】端末はこの制御チャンネルに周期的に挿入
された信号を検出する。そして、この信号に基づいて動
作タイミングを調整すると同時に、必要な情報の存在す
るタイム・スロットの概略の位置を検出する。
【0005】周波数制御チャンネルの信号は、それがデ
ジタル移動電話端末で復号された際に“0”の値が所定
ビット数だけ連続するようなビットパターンで同期され
ており、このデータは差動符号化されたあとGMSK
(ガウシャン・フィルタード・ミニマム・シフト・キー
イング)変調されて送信される。図1に示すように、周
波数制御チャンネルの信号は位相差が90°の正弦波に
情報を変調したI信号及びQ信号の複合として表され
る。この信号は、搬送波周波数から+67.7kHzだ
けオフセットしている。
【0006】デジタル移動電話装置は、周波数制御チャ
ンネルの信号成分を受信信号からバンドパス・フィルタ
で抜き出してそのタイミングを検出し、検出されたタイ
ミングに基づいて全体の動作を同期させる。このように
バンドパス・フィルタで周波数制御チャンネルの信号成
分を抜き出す場合、バンドパス・フィルタの帯域幅が狭
いほど検出精度は高くなる。しかし、帯域幅を狭くすれ
ば応答特性は悪くなる。
【0007】GSM方式のデジタルセルラ・システムの
周波数制御チャンネルの信号の持続期間は550μsと
短いため、バンドパス・フィルタの応答特性が悪くなる
と周波数制御チャンネルを検出するのは困難となる。
【0008】更にデジタル移動電話装置では、ドップラ
ー偏移によって周波数がずれたり、周波数制御チャンネ
ルの信号以外のデータが周波数制御チャンネルの信号と
同じ周波数であることがある。従ってバンドパス・フィ
ルタを使うと、周波数制御チャンネルの信号のタイミン
グを誤って検出するか、あるいは全く検出できないとい
うことがある。このような場合、所定の周期で繰り返し
送信される周波数制御チャンネルの信号をもう一度検出
しようとするので、通話が可能となるまでに時間がかか
ってしまう。
【0009】また、復号されたデータストリームから周
波数制御チャンネルを検出する方法がある。復号された
データストリームの連続性を利用した相関検出や、予め
決められたパターンとの比較によるパターンマッチング
により周波数制御チャンネルを検出できる。しかしこの
方法を用いても、ドップラー偏移やノイズやフェージン
グの為に復号誤りが多く発生してしまう。
【0010】特にノイズ・レベルについては、Eb/N
o(Ebは、1ビットあたりの通信エネルギー。Noは
雑音電力密度。Eb/Noは通信媒体の状態を表現する
一般的数値。)が10dB以下に悪化する場合がある。
この場合、復号されたデータストリームのエラーレート
が高くなり、周波数制御チャンネルを正しく検出するこ
とができない。
【0011】この他に、受信した信号を直交検波してI
・Q信号を発生し、これらの信号が90°ずれた位相で
情報成分をもつことを利用してI・Qの相関関数を検出
することにより周波数制御チャンネルを検出する方法も
考えられる。しかし、周波数制御チャンネル以外の信号
成分に繰り返しパターン等が多い場合には、それらの間
に高い相関関係があるので、それらを周波数制御チャン
ネルの信号と誤って検出してしまうことが多い。以上の
点に鑑み、本発明では上記周波数制御チャンネルの同期
信号を容易にかつ確実に検出しうる無線受信機と無線受
信方法を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明無線受信機は受信
信号からベースバンド信号を復調する復調手段と、この
復調手段の出力信号からデータ信号を復号する復号手段
と、この復号手段の出力信号に基づいて基準信号を発生
する基準信号発生手段と、このデータ信号とこの基準信
号との間の複素相関値を検出するようにされた相関値検
出手段とを有し、この検出された複素相関値に基づいて
同期信号を検出し、検出したこの同期信号に基づいてこ
の復号を行うことを特徴とする所定周期で挿入された所
定パターンの同期信号に基づいて、受信信号を復号する
ものである。
【0013】斯る本発明によればベースバンドに変換さ
れたI・Q信号をデジタル値に変換した後、それと所定
の基準信号との相関関係を検出することによって求まる
値に基づいて周波数制御チャンネルの信号を検出するの
で、フェージングやノイズの影響を受けずに周波数制御
チャンネルの同期信号を容易に確実に検出することがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態の例につき説明する。
【0015】(1)第1の例 図2は、本例によるデジタル移動電話装置端末を示すブ
ロック図である。図2において、デジタル移動電話装置
の端末1は、基地局から送られる送信信号をアンテナ2
で受信し、受信した信号をアンテナ結合器(図示せず)
を介して増幅回路3に供給する。増幅回路3は、受信信
号を所定の利得で増幅した後、RF処理回路(RFプロ
セッサ)4に出力する。
【0016】RF処理回路4は、所定の局部発振信号を
用いて受信信号を周波数変換し、これにより端末1は局
部発振信号の周波数を切り替える事により所望のチャン
ネルを選択的に受信できるようになっている。
【0017】RF処理回路4はまた、周波数変換された
受信信号を直交検波して受信信号の基準位相と同期して
いるI信号を復調すると共にQ信号を復調する。そし
て、これらのI・Q信号をアナログ・デジタル変換回路
において所定の周期でサンプリングし、それらをデジタ
ル値に変換する。こうして端末1は受信信号の基準位相
に対応する復調結果を形成するIデータ・Qデータを復
調し、それらをデータ処理回路5に出力する。
【0018】データ処理回路5はI・Qデータを処理す
るデジタルプロセッサにより成っており、I・Q信号か
ら元の差動符号化データを復号するように為されてい
る。その際ビダビ(Viterbi)等化器により波形等化と歪
み補正を施した後、差動符号化データを出力してフェー
ジングとマルチパスの影響を減少させる。
【0019】データ処理回路5はまた、その際I・Qデ
ータを参照して周波数制御チャンネルの信号を検出し、
その結果に基づいて周波数誤差を検出する。この検出結
果はデータ処理回路5や基準信号発生回路などの動作を
制御するための基準として使用され、それによって基地
局とのフレーム同期を行って基地局に対する内部クロッ
クの周波数偏差を修正する。
【0020】これらの処理の他に、データ処理回路5は
差動符号化されたデータを差動復号し、誤差修正を行
い、こうして得た復号データを音声処理回路6またはC
PU8に出力する。
【0021】音声処理回路6は、復号されたデータを音
声伸長して音声データを復号し、デジタル・アナログ変
換回路によって音声データを音声信号に変換する。音声
処理回路6はまた、音声信号でスピーカ7を駆動し、そ
の結果端末1は基地局から送出される発呼者の音声信号
を受信することができる。
【0022】一方CPU8は、復号されたデータに基づ
いて基地局から送出される所定の情報を受信し、その受
信結果に基づいて局部発振信号の周波数を切換え、送受
信周波数が所定の通話チャンネルに切り替えられ、端末
1が所定のチャンネルを選択することにより音声信号を
送受信することができるようになされている。
【0023】また、端末1の送信部はマイクロホン9か
らの音声信号出力を音声処理回路6で音声データに変換
し、それらを音声圧縮する。
【0024】データ処理回路5は、誤り訂正コードを加
える事により音声処理回路6の出力データを差動符号化
するとともに、音声処理回路6からの出力の代わりにC
PU8から出力される各種制御コードを、誤り訂正コー
ドを加えて差動符号化する。RF処理回路4は、データ
処理回路5から出力される差動符号化されたデータをG
MSK変調して送信信号を発生し、その送信信号を所定
の周波数に周波数変換する。RF処理回路4はまた、周
波数変換された送信信号を増幅回路10を介してアンテ
ナ2へ出力し、このようにして端末1は音声信号もしく
は発呼信号を基地局に送信することができる。
【0025】このとき端末1は、データ処理回路5によ
って検出される所定の検出結果に基づいて、送信・受信
のタイミングを切り替える。端末1は、時分割多重方式
によって該端末に割当てられたタイムスロットを選択的
に使用することにより、基地局から複数の端末に送信さ
れる信号から該当端末に割当てられたタイムスロットを
選択的に受信し、また音声データなどを基地局に送信で
きる。
【0026】CPU8は、RAM13内の作業領域を確
保してROM11内に記憶された制御プログラムを実行
し、それにより必要に応じて各回路に制御コードを出力
して装置全体の動作を制御する。例えば操作者が表示キ
ー入力部12上の所定のキーを押すと、この操作に応じ
て発呼信号が基地局に送信され、基地局から着呼信号が
入ると受信チャンネル等が切り替えられる。
【0027】端末1は、図3に示す受信系で基地局から
送信される信号を受信する。端末1はRF増幅・IF増
幅・検波回路15、A/Dコンバータ16、復号デジタ
ル・シグナル・プロセッサ(DSP)17、音声復号デ
ジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)6、CPU8
から成っている。このうち復号デジタル・シグナル・プ
ロセッサ(DSP)17は、I・Qデータに基づいて周
波数制御チャンネルを検出し、受信信号の等化と、復号
されたデータストリームに対する誤り訂正を行う。
【0028】音声復号デジタル・シグナル・プロセッサ
(DSP)6は、音声データを処理するためのデジタル
信号プロセッサからなり、データ処理回路5からの信号
を伸長して圧縮音声データを原データストリームに変換
する。そしてそれはアナログ信号に変換されスピーカ7
を駆動する。
【0029】まず端末1は、上記処理の前に、周波数制
御チャンネルを参照してフレーム同期を行うために制御
チャンネルを受信する。そして周波数制御チャンネルを
参照後、内部クロックの周波数誤差を検出して周波数差
を補正し、所定バーストを基準にして所望のタイムスロ
ットを受信し、そのスロット内の所望の情報を受信す
る。
【0030】上記周波数制御チャンネルの受信に関して
は、具体的には次のようになる。まずA/Dコンバータ
16はI・Q信号を所定周期で順次標本化し、各々8ビ
ットのI・Qデータを発生する。ここで、送信された周
波数制御チャンネルを形成するI・Q信号は、90°ず
れた位相で情報成分を持っている。
【0031】これを図4に示すように、受信された周波
数制御チャンネル信号を復号して得たI・Q信号を、基
準となるI・Q軸で表される複素平面上にプロットする
と、受信した周波数制御チャンネル信号は複素平面上を
π/2ラジアンだけ反時計方向に回転して円の軌跡を形
成する。但し、受信した周波数制御チャンネル信号がフ
ェージングやノイズの影響を受けると、I・Q信号の振
幅・位相がそれらの量に応じて変化し、I・Qデータに
対する円の軌跡は歪むこととなる。
【0032】また、端末1において内部クロックが受信
した周波数制御チャンネル信号と同期していない場合、
受信したI・QデータS0 (α0 ,β0 )、S
4 (α4 ,β4 )の間に位相誤差θe が発生する。I・
Qデータは1ビットにつき1サンプルされているので、
同期が正常に行われている場合には、これらS0 ,S4
は、4サンプル毎に位相が同一となるべきものである。
【0033】このような周波数制御チャンネルでの周波
数制御チャンネル・バースト信号を正しく検出するため
に、受信機内部で周波数制御チャンネル信号と同様な波
形を生成し、これを基準波形(テンプレート)として受
信信号との相関を計算して周波数制御チャンネル信号の
検出を行っている。
【0034】上記テンプレートは、フェージングやノイ
ズの影響が無い場合の理想的な周波数制御チャンネル信
号受信波形と同一の波形である。このテンプレートは4
ビット周期の信号と考えられ、図5のように4ビット分
(t0 〜t3 )の基準波形を予め作っておくことができ
る。
【0035】データ処理回路5は、このビットパターン
を基準パターンとして用い、予めこれらのパターンがス
トアされたメモリから該ビット・パターンを形成するデ
ータを順次読み出すことにより、基準信号(テンプレー
ト)を発生する。
【0036】ここでI・Qデータの各々についてm番目
のサンプルをIm ・Qm と表し、m番目のテンプレート
値とその複素共役をそれぞれTim・Tqmと表す。また相
関値の長さをn、計算の中間値をCm と表す。ここでT
im・Tqmの値は、−1か+1である。相関値の長さnは
相関演算のデータ数を表す。このとき、データ処理回路
5は、中間値をCm を次の(1)式により計算する。
【0037】
【数1】 Cm =samplem *templatem =(Im +jQm )(Tim−jTqm) =(Im im+Qm qm)+j(Qm im−Im qm) (1) ここで、*は、複素数の乗算を表す。
【0038】データ処理回路5は、次の(2)式によっ
て複素相関値CORR を得る。
【数2】
【0039】そして、周波数制御チャンネルの信号が検
出できるかどうかの判断は、次の(3)式の真偽の判断
によって為される。
【0040】検出された相関値電力がPCORR、受信信号
電力がPREC 、閾値がTH であるとき、
【数3】 PREC −PCORR × TH ≦0 (3) が成立するとき、周波数制御チャンネルの信号が検出さ
れたとしている。
【0041】ここで、PCORRは、相関関係検出の結果の
2乗を表し、次の(4)式によって求めることができ
る。
【0042】
【数4】PCORR=|CORRK2 (4)
【0043】また、PREC は、受信信号の電力を表し、
(5)式で表すことができる。
【0044】
【数5】PREC =Im 2 +Qm 2 (5)
【0045】(3)式で表される判断をサンプル毎に行
い、所定回数以上のサンプリング期間にわたって(3)
式を満たせば、データ処理回路5は周波数制御チャンネ
ルの信号が検出されたと判断し、それによりタイミング
検出の結果よりフレーム同期を行う。
【0046】ベースバンドに変換されたI・Qデータと
テンプレートとの間の相関値CORRKは、周波数制御チャ
ンネルの信号が受信されているときのみならず、I・Q
信号の振幅が受信信号レベルの増加と共に増加するとき
にも増加する。
【0047】従ってデータ処理回路5は、(3)式を計
算したあと、相関値検出結果を受信電力で正規化するこ
とにより、たとえ受信信号の信号レベルが変動しても
(すなわち受信環境の変化により電界強度が変動して
も)、周波数制御チャンネルの信号を確実に検出するこ
とができる。
【0048】更にこの場合、(3)式が所定のサンプリ
ング期間にわたって連続的に成立するときに周波数制御
チャンネルの信号が検出されていると判断することによ
り、データ処理回路5は周波数制御チャンネルの検出精
度を良くすることができる。
【0049】この例によれば、ベースバンドに変換され
たI・Q信号をデジタル値に変換した後、それと所定の
基準信号との相関関係を検出することによって求まる値
に基づいて周波数制御チャンネルの信号を検出するの
で、フェージングやノイズの影響を受けずに周波数制御
チャンネルを容易に確実に検出することができる。
【0050】(2)第2の例 この例では、基準信号を図6に示すアキュムレータ20
によって発生し、相関値をその基準信号と受信したI・
Qデータとの間で検出する。
【0051】まず、データ処理回路5は、アキュムレー
タ20から8ビットのデータを出力し、加算回路21で
所定の定数をこのデータに加算し、加算結果を再びアキ
ュムレータ20に蓄積する。
【0052】データ処理回路5は、この加算をA/D変
換器16の動作と同期して行い、Iデータに対する基準
信号をIT(I Template)としてアキュムレ
ータの最上位ビット(MSB)を出力するように設計さ
れる。
【0053】データ処理回路5は、Iデータに対する基
準信号ITを所定の遅延回路(D)22で1サンプリン
グ周期だけ遅らせて、Iデータに対する基準信号からQ
データに対する基準信号QT(Q Template)
を発生して出力する。
【0054】本例では、加算回路21への定数の出力値
を64に選択し、図7に示すようにそれを累積的に加算
して基準信号を発生し、アキュムレータ20と加算回路
21の簡単な構成によってそれを実現している。特に、
この定数を変えることにより、異なる周波数の基準信号
を簡単に発生することができる。
【0055】GSM規格のデジタル移動電話装置では、
ビットレートが約271kbpsであり、周波数制御チ
ャンネルの信号の周波数はそれの1/4の67.7kH
zになる。この64の定数を累積的に加算すると、基準
信号は67.7kHzの周波数で発生される。
【0056】しかし実際には、端末1の内部クロックが
基地局に対してずれた周波数である場合がある。この時
はたとえ64を累積的に加算しても加算周期が基地局と
異なるため、発生される基準信号周波数は67.7kH
zからずれてしまう。そうなると、端末1は周波数制御
チャンネルを明確に検出できない。そこで本例では、所
定時間経過しても周波数制御チャンネルの信号が検出で
きないとき、CPU8がアキュムレータ20に累積的に
加算すべき定数を変更する。この際、CPU8はアキュ
ムレータ20の内容を初期化してもよいし、しなくとも
よい。
【0057】例えばCPU8が定数の値を64から63
に変更すると、アキュムレータ20の最上位ビットの変
化が64の場合よりも少し遅れるので、基準信号の繰り
返し周期がもとの周期の1/64だけ遅れることとな
る。
【0058】よって端末1は、定数を変えることにより
基準信号の周波数を容易に変えることができるので、も
し内部クロックに周波数ずれがあっても周波数制御チャ
ンネルの信号を検出できる。さらに周波数ずれそのもの
も上記定数に基づいて検出できる。
【0059】ちなみに定数を64から63に変更する
と、基準信号の周波数は、271/64=4.2kHz
だけ変わる。
【0060】なお、周波数制御チャンネルの検出精度
は、(3)式の閾値を変えて変えることができる。閾値
を減らすと、周波数制御チャンネルを発見できる可能性
が増し、内部クロックに大きな周波数誤差をあっても周
波数制御チャンネルを検出可能となる。ただし、そうす
ると、周波数制御チャンネルの信号のタイミング以外で
も周波数制御チャンネルの信号が到達していると判断さ
れることがあり、検出精度は低下する。
【0061】これに対し、本例のように相関値を基準信
号の周波数の切換によって検出すると、閾値をそれほど
下げなくても周波数制御チャンネルの信号を検出できる
ので、周波数制御チャンネルの検出可能性と検出精度を
共に高めることができる。本例でも前の例と同様に、基
準信号と受信したI・Qデータとの間で(1)−(3)
式の計算を行うことにより、周波数制御チャンネルを検
出している。
【0062】図6に示す構成によれば、定数を累積的に
加算して基準信号を発生することにより、第1の例で得
られた効果と類似の効果が得られ、この定数を変えるこ
とにより、たとえ内部のクロックの周波数がずれていて
も周波数制御チャンネルを確実に検出できる。
【0063】(3)第3の例 第2の例において、累積的に加算する定数を変えること
により基準信号の周波数を切り替える場合、定数を変え
て何度もスキャン動作を繰り返すことにより、結局周波
数制御チャンネルの検出に多くの時間がかかるという欠
点がある。
【0064】図8に示す第3例では、位相相関器25
A,25B,25Cは各々値が異なる定数を累積的に加
算している。すなわち、これらは周波数が異なる基準信
号を同時に別々に発生している。この場合、相関器25
A,25B,25Cは、各々受信信号であるI・Qデー
タと各基準信号との間で(1)式の計算を行う。
【0065】判定回路26は、相関器25A,25B,
25Cから各々出力された(1)式の計算結果に基づい
て(2)(3)式の計算を行い、周波数が異なる3つの
基準信号を同時に使用して周波数制御チャンネルを検出
するので、短時間で検出を行える。
【0066】判定回路26はまた、検出結果をCPU8
に出力し、フレーム同期を行い、25A,25B,25
Cのどの相関器から周波数制御チャンネル検出結果が得
られるのかを検出する。すなわち、最も大きい相関値を
与える相関器を検出する。
【0067】このように、端末1は周波数制御チャンネ
ル検出をまず検出して周波数誤差を大まかに検出するの
で、次に行う周波数誤差検出の精度を高めることができ
る。この周波数誤差検出は、複素平面上のI・Qデータ
の位相変化を検出することである。この場合、データ処
理回路5はまず、周波数制御チャンネル検出結果から得
られる値に基づいてI・Qデータの値を修正し、I・Q
データの位相をこの周波数誤差の分だけ回転させる。そ
の後、周波数誤差検出処理を行う。
【0068】本例によれば、複数の相関器のうちどの相
関器の出力が大きいかを調べることにより、大体のクロ
ックの周波数の誤差の値を推定できる。この推定値を次
の処理に反映させれば、推定せずに直接周波数誤差を検
出する場合に比べて検出精度を高めることができる。図
8に示す構成によれば、周波数が異なる並列の複数の基
準信号を同時に用いる相関値検出によって周波数制御チ
ャンネルを短時間で検出できるだけでなく、第2の例に
よって得られる効果をも与えることができる。
【0069】(4)第4の例 この例では、図9に示すフローチャートを実行して、所
定の定数を累積的に加算することによって基準信号を発
生し、この基準信号を用いて周波数制御チャンネルを検
出する。
【0070】データ処理回路5は、ステップSP2にお
いて、サンプル数および累積的加算を計数するカウンタ
を0にリセットする。そして定数を64に設定する。こ
れにより、相関関係を検出するのに必要な変数が初期化
される。
【0071】ステップSP3においては、データ処理回
路5は受信データのI・Q成分を計算して入力する。次
のステップSP4では、データ処理回路5は累積加算値
に定数64を加算し、累積加算値の最上位ビットを出力
することによって1データに関する基準信号を出力す
る。そしてステップSP5では、(1)(2)式が計算
される。ステップSP6では、受信したI・Qデータな
らびに相関値の電力が計算される。
【0072】ステップSP7では(3)式の左側と右側
の値を各々計算し、ステップSP8ではその計算結果を
判断する。すなわち、(3)式から肯定的結果が得られ
たかどうかを見る。ステップSP8で否定的結果が得ら
れた場合、データ処理回路5はステップSP9でサンプ
ル数を表すカウンタの計数値を初期化し、ステップSP
3に戻る。
【0073】こうしてデータ処理回路5は、ステップS
P3−SP4−SP5−SP6−SP7−SP8−SP
9−SP3の処理を繰り返し、(3)式を満足するI・
Qデータが入力されると、ステップSP10に進む。
【0074】ここでデータ処理回路5はカウント値をイ
ンクリメントし、ステップSP11でカウント値が所定
値Nに達したかどうかを判断し、計算結果が(3)式を
満たす入力データがあったかどうかを決定する。
【0075】この決定が否定的結果の場合はステップS
P3に戻り、肯定的結果の場合は周波数制御チャンネル
が検出されたと判断してステップSP12に進み処理を
終了する。
【0076】図9に示すフローチャートによれば、たと
え基準信号がソフトウエアにより発生されても、他の例
と同じ効果を得ることができる。
【0077】(5)その他の例 上述の例は、定数として64を累積加算する例を述べた
ものであるが、本発明はそれに限られることなく、例え
ばI・Qデータのサンプリング周波数が2倍の場合には
この定数を半分の値の32に設定すれば良い。
【0078】また、アキュムレータ20内のビット数を
増加することにより、周波数可変ステップをより細かく
して基準信号の周波数変化を細かく行うことができ、こ
れによって周波数誤差が小さな値であってもそれを減少
されることが可能となる。
【0079】また、上述の例ではQデータに対応する基
準信号をIデータに対する基準信号から遅延させて発生
させる場合について述べたが、本発明はそれに限定され
るものではなく、Qデータに対応する基準信号は、例え
ば定数を32に設定してQデータのサンプリング周波数
を倍にする場合、Iデータに対応する基準信号を2ビッ
トだけ遅らせて発生させても良い。
【0080】更に、I・Qデータに対する基準信号は、
各々別々にアキュムレータを設けて定数を別々に累積加
算することにより、別々に発生しても良い。この場合、
初期値としてI・Qデータの位相差分のオフセット値を
アキュムレータ20に設定することも可能である。
【0081】また、上述の例では、(3)式を所定回数
以上連続して満足した場合に周波数制御チャンネルが検
出されたと判断する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、必要に応じて上記基準を緩和しても良い。
例えば、受信信号電力が所定の連続回数の全てに渡って
基準値を上回ったときに周波数制御チャンネルを検出し
たとするだけでなく、そのうち回数は基準を下回っても
よいことにしてもよい。
【0082】また、上述の例では、直交検波によって得
られたベースバンド信号をI・Qデータに変換すること
により相関値を検出する場合について述べたが、本発明
はこれに限定されることなく、中間周波信号を遅延回路
に入力してベースバンド信号を得るような遅延検波を用
いる場合にも広く適用することができる。
【0083】また、上述の例では、受信電力からの減算
により相関値を正規化する場合について述べたが、除算
により正規化してもよい。
【0084】また、上述の例では、本発明をデジタル移
動電話装置に適用する場合について述べたが、他の、所
定の周期で挿入された同期信号を参照して無線送信され
たデータストリームを復調する無線受信機にも広く適用
可能である。
【0085】
【発明の効果】本発明によれはベースバンドに変換され
たI・Q信号をデジタル値に変換した後、それと所定の
基準信号との相関関係を検出することによって求まる値
に基づいて周波数制御チャンネルの信号を検出するの
で、フェージングやノイズの影響を受けずに周波数制御
チャンネルの同期信号を容易に確実に検出することがで
きる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】FCCH(周波数制御チャンネル)の送信を説
明するための波形図である。
【図2】本発明の第1の例によるデジタル移動電話の端
末を示すブロック図である。
【図3】図2の端末の受信系を詳細に示すブロック図で
ある。
【図4】図3の受信系の動作を示すグラフである。
【図5】FCCH検出用の基準パターンを示す表図であ
る。
【図6】本発明の第2の例を示すブロック図である。
【図7】図6の装置の動作を示す表図である。
【図8】本発明の第3の例を示すブロック図である。
【図9】本発明の第4の例を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 無線受信機、3,10 増幅回路、4 RF処理回
路、5 データ処理回路、6 音声処理回路、7 スピ
ーカ、8 CPU、9 マイクロホン、11ROM、1
2 表示キー入力部、13 RAM、15 検波回路、
16A/Dコンバータ、17 復号デジタル・シグナル
・プロセッサ、20 アキュムレータ、21 加算回
路、25A,25B,25C 位相相関器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 秀和 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 ハミート アミーア アリカーニ イギリス国 ハンプシャー,ベージングス トーク,ジェイ クロース ビアブルズ (番地なし)

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号からベースバンド信号を復調す
    る復調手段と、 上記復調手段の出力信号からデータ信号を復号する復号
    手段と、 上記復号手段の出力信号に基づいて基準信号を発生する
    基準信号発生手段と、 上記データ信号と上記基準信号との間の複素相関値を検
    出するようにされた相関値検出手段とを有し、 上記検出された複素相関値に基づいて同期信号を検出
    し、検出した上記同期信号に基づいて上記復号を行うこ
    とを特徴とする所定周期で挿入された所定パターンの同
    期信号に基づいて、受信信号を復号する無線受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線受信機において、上
    記基準信号発生手段は、予め所定のパターンが書き込ま
    れた記憶手段からデータを読むことによって上記基準信
    号を発生することを特徴とする無線受信機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の無線受信機において、上
    記基準信号と上記所定のパターンは、第1と第2のデー
    タストリームから成っていることを特徴とする無線受信
    機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の無線受信機において、上
    記基準信号発生手段は、 所定の定数を加算する加算手段と、 加算結果を累積しておくレジスタ手段とからなることを
    特徴とする無線受信機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の無線受信機において、上
    記基準信号発生手段は、さらに、上記レジスタ手段の出
    力を第1,第2のデータストリームにする出力手段とか
    らなることを特徴とする無線受信機。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の無線受信機において、上
    記出力手段は、所定サンプル数だけ信号を遅延させる遅
    延手段であることを特徴とする無線受信機。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の無線受信機において、上
    記加算手段と上記レジスタ手段は、おのおの第1及び第
    2の加算手段とレジスタ手段からなっており、第1及び
    第2のデータストリームを出力することを特徴とする無
    線受信機。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の無線受信機において、上
    記基準信号発生手段と上記相関値検出手段は各々複数あ
    り、上記複数の相関値検出手段で検出された複数の相関
    値のうち最適なものを選択することによって同期信号を
    検出することを特徴とする無線受信機。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の無線受信機において、上
    記相関値に基づいて上記同期信号を検出する際には、上
    記相関値の電力を計算してからそれを行うことを特徴と
    する無線受信機。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の無線受信機において、
    上記同期信号の検出は、上記相関値電力と所定の閾値の
    積と、受信信号電力との比較により行うことを特徴とす
    る無線受信機。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の無線受信機におい
    て、上記同期信号の検出は、上記比較が所定の連続回数
    または所定の連続時間継続した場合に条件に合致したと
    みなすことを特徴とする無線受信機。
  12. 【請求項12】 受信信号からベースバンド信号を復調
    する復調ステップと、 上記復調ステップの出力信号からデータ信号を復号する
    復号ステップと、 上記復号ステップの出力信号に基づいて基準信号を発生
    する基準信号発生ステップと、 上記データ信号と上記基準信号との間の複素相関値を検
    出するようにされた相関値検出ステップとからなり、 上記検出された複素相関値に基づいて同期信号を検出
    し、検出した上記同期信号に基づいて上記復号を行うこ
    とを特徴とする所定周期で挿入された所定パターンの同
    期信号に基づいて、受信信号を復号する無線受信方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の無線受信方法におい
    て、上記基準信号発生ステップは、予め所定のパターン
    が書き込まれた記憶手段からデータを読むことによって
    上記基準信号を発生することを特徴とする無線受信方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の無線受信方法におい
    て、上記基準信号と上記所定のパターンは、第1と第2
    のデータストリームから成っていることを特徴とする無
    線受信方法。
  15. 【請求項15】 請求項12記載の無線受信方法におい
    て、上記基準信号発生ステップは、 所定の定数を加算する加算ステップと、 加算結果を累積しておくレジスタステップとからなるこ
    とを特徴とする無線受信方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の無線受信方法におい
    て、上記基準信号発生ステップは、さらに、上記レジス
    タステップの出力を第1及び第2のデータストリームに
    する出力ステップとからなることを特徴とする無線受信
    方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の無線受信方法におい
    て、上記出力ステップは、所定サンプル数だけ信号を遅
    延させる遅延ステップからなることを特徴とする無線受
    信方法。
  18. 【請求項18】 請求項15記載の無線受信方法におい
    て、上記加算ステップと上記レジスタステップは、おの
    おの第1及び第2の加算ステップとレジスタステップか
    らなっており、第1及び第2のデータストリームを出力
    することを特徴とする無線受信方法。
  19. 【請求項19】 請求項12記載の無線受信方法におい
    て、上記基準信号発生ステップと上記相関値検出ステッ
    プは各々複数並列に実行され、上記複数の相関値検出ス
    テップで検出された複数の相関値のうち最適なものを選
    択することによって同期信号を検出することを特徴とす
    る無線受信方法。
  20. 【請求項20】 請求項12記載の無線受信方法におい
    て、上記相関値に基づいて上記同期信号を検出する際に
    は、上記相関値の電力を計算してそれを行うことを特徴
    とする無線受信方法。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の無線受信方法におい
    て、上記同期信号の検出は、上記相関値電力と所定の閾
    値の積と受信信号電力との比較により行うことを特徴と
    する無線受信方法。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の無線受信方法におい
    て、上記同期信号の検出は、上記比較が所定の連続回数
    または所定の連続時間継続した場合に条件に合致したと
    みなすことを特徴とする無線受信方法。
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