JPH10275672A - ヒータ - Google Patents

ヒータ

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JPH10275672A
JPH10275672A JP7997997A JP7997997A JPH10275672A JP H10275672 A JPH10275672 A JP H10275672A JP 7997997 A JP7997997 A JP 7997997A JP 7997997 A JP7997997 A JP 7997997A JP H10275672 A JPH10275672 A JP H10275672A
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JP
Japan
Prior art keywords
heater
dew
cut surface
electrodes
proof
Prior art date
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Pending
Application number
JP7997997A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kawaguchi
剛 川口
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH10275672A publication Critical patent/JPH10275672A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防露ヒータの種類を減らし、コストや納期的
な注文に迅速に対応できるようにした防露ヒータを提供
する。 【解決手段】 電極15を両側縁に備える帯状の通電抵
抗体17を絶縁性を有する被覆部材19,21で被覆
し、この被覆部材の片面21aに当該防露ヒータを対象
面に貼付するための接着剤23を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばショーケー
ス等に用いられるヒータに関する。
【従来の技術】一般に、冷凍ショーケース等では内部を
照明する蛍光灯の外周部にヒータ(例えば防露ヒータ)
を設け、蛍光灯の消灯時には前記防露ヒータに通電して
蛍光灯の温度を露点温度以上にして、蛍光灯外周部への
結露を防止するようにした技術が知られている(例えば
実公昭61−17349号公報)。この種の従来のもの
では図9に示すようにアルミテープ81上にコードヒー
タ83を一条あるいはサーペンタイン状にホットプレス
して製造される。この場合のコードヒータの単位長さ当
りの発熱量(W/L)は次式で求められる。 W/L=V2 /(r・L2 ) …(1) V:電圧(一定)、r:単位長さ当りの抵抗値、L:長
さ (1)式から、例えば同じ仕様の防露ヒータで長さLだ
けが倍になった場合、単位長さ当りの発熱量は1/4に
なることがわかる。通常こうした防露ヒータは単位長さ
当りの発熱量を一定にしなければならないので、防露ヒ
ータ長さが変わった場合、長さの比の2乗に反比例する
ようなr値を持つコードヒータに変更しなければなら
ず、非常に多くの種類を用意しておかなければならな
い。
【発明が解決しようとする課題】近年ではショーケース
の生産の多機種少量化が進み、特別寸法対応の機種等が
増えてきている。この中でコードヒータが主流の現行の
防露ヒータではやたらに種類が増え、コストや納期的な
要求に応えられなくなってきている。そこで、本発明の
目的は、防露ヒータの種類を減らし、コストや納期的な
注文に迅速に対応できるようにした防露ヒータを提供す
ることにある。
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、帯状の通電抵抗体上に長手方向にほぼ平行に延びる
一対の電極を備え、この電極を備える帯状の通電抵抗体
を絶縁性を有する被覆部材で被覆し、この被覆部材の片
面に当該ヒータを対象面に貼付するための接着剤を設け
たことを特徴とするものである。請求項2に記載の発明
は、請求項1に記載のものにおいて、前記ヒータの切断
面に熱収縮性を有する樹脂を材料とする切断面カバーを
設け、この切断面カバーを加熱収縮させて前記切断面を
被覆したことを特徴とするものである。請求項3に記載
の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ヒータ
の切断面に前記電極を露出させこの電極にリード線を接
続し、前記切断面にはリード線の通し孔を有し、熱収縮
性を有する樹脂を材料とする切断面カバーを設け、この
切断面カバーを加熱収縮させて前記電極ごと前記切断面
を被覆したことを特徴とするものである。
【発明の実施の形態】以下、本発明によるヒータの一実
施形態を図面を参照して説明する。図1において、1は
冷凍ショートケース等の冷却ケースを示す。この冷却ケ
ース1は断熱壁2にて本体が構成されている。冷却ケー
ス1の本体前面上部には透視窓3が設けられ、上面前半
部には透明な開閉扉4が設けられ、上面後半部には前記
開閉扉4を収納する扉収納部5が設けられている。前記
断熱壁2にて形成される庫内6には冷却器7及び露受皿
8が設けられている。冷却ケース1の庫内6上部には当
該庫内6に収納される商品を略直上から照明するように
直管形の蛍光灯9が設けられている。この蛍光灯9は図
2に示すように周囲に空間10が形成されるように着脱
自在な透明筒部材11により被覆されている。この透明
筒部材11はガラス又はポリカーボネイト、アクリル等
の樹脂からなり、透明筒部材11の無駄な照明方向即ち
外面上部には蛍光灯9の消灯時に通電されるヒータ(以
下、防露ヒータという。)13が貼着されている。この
防露ヒータ13は図8に示すように素材13aがロール
状に巻かれており、必要に応じて例えば図5に示すよう
に切断して使用される。防露ヒータ13は図3に示すよ
うに長手方向にほぼ平行に延びる一対の電極15を備
え、一対の電極15は帯状の通電抵抗体17上に設けら
れている。この電極15を備える帯状の通電抵抗体17
は、絶縁性を有する被覆部材(フィルム)19,21に
よって上下から完全に被覆(ラミネート)され、この被
覆部材19,21のうちの片面21aには、当該防露ヒ
ータ13を対象面(透明筒部材)に貼付するための接着
剤23が設けられている。この実施形態によれば、被覆
部材19,21の内部は完全に被覆されるので通電抵抗
体17の部位に水等が浸入することはない。また一対の
電極15間の距離(通電抵抗体17の長さL)は常に一
定であるから、前記(1)式からも明らかなように、防
露ヒータ13の長さに関係なく単位長さ当り発熱量は一
定になる。したがって、ロール状に巻いた防露ヒータ素
材(図8)を予め準備しておいて、注文に応じて必要長
さに切断して供給すればよいので、多種類の防露ヒータ
13を準備する必要はなくなり、しかも多種類の防露ヒ
ータ13を迅速に供給することができる。つぎにロール
状の防露ヒータ素材13a(図8)を所定長さ(図5)
に切断した後、防露ヒータ13を完成させるまでの手順
について説明する。防露ヒータ素材13a(図8)を切
断した後、図4に示すように防露ヒータの切断面に電極
15を露出させて、この電極15にリード線25の先端
を半田26によって接続する。ついで図5に示すように
前記切断面に切断面カバー27A、27Bを被せる。こ
れらの切断面カバー27A、27Bは絶縁性を有し熱収
縮性を有する樹脂からなり一面を開口する袋状のカバー
で構成されている。一方の切断面カバー27Aにはリー
ド線25の通し孔29が開口し、前記切断面カバー27
Aを切断面に装着する時にはこの通し孔29を通じてリ
ード線25が外部に導出される。尚、他方の切断面カバ
ー27Bにはリード線25の通し孔29は開口しない。
図5に示すように前記切断面に切断面カバー27A、2
7Bを被覆した後、切断面カバー27A、27Bには温
風があてられ、これによって切断面カバー27A、27
Bは加熱収縮される。これによれば図6に示すように切
断面カバー27Aによって電極15ごと一方の切断面が
容易に被覆され、他方の切断面も切断面カバー27Bに
よって容易に被覆されて防露ヒータ13は完成される。
この防露ヒータ13を対象面(透明筒部材)に貼付する
場合には、防露ヒータ13の片面21aの接着剤23を
用いて貼付するが、図7に示すように防露ヒータ13の
両端部の浮き上がり防止及び保護を兼ねて当該両端部に
は保護テープ31を貼付することが望ましい。以上の実
施形態によれば、防露ヒータ13の長さに関係なく、単
位長さ当り発熱量は一定であるので、ロール状に巻いた
防露ヒータ素材(図8)を予め準備しておいて、防露ヒ
ータを貼付する例えばショーケースの寸法(幅)に応じ
て必要長さに切断して防露ヒータ13を完成させること
ができるので、防露ヒータ13を迅速に供給することが
できる。また多種類の防露ヒータ13を準備する必要は
なく、単位長さ当り発熱量の異なる分の種類のみを準備
すればよいので防露ヒータ13の種類を削減することが
でき、コストダウンが図られる。更に防露ヒータ素材1
3aは連続加工することができるのでこれによってもコ
ストダウンが図られる。以上の防露ヒータ13は蛍光灯
の外周部に貼付するものを説明したが、これに限定され
るものではなく、例えばオープンショーケース等のドレ
ンパイプの凍結防止ヒータ等としても適用できることは
いうまでもない。
【発明の効果】これらの発明によれば、帯状の通電抵抗
体上に長手方向にほぼ平行に延びる一対の電極を備え、
この電極を備える帯状の通電抵抗体を絶縁性を有する被
覆部材で被覆したので、ヒータの単位長さ当り発熱量は
常に一定である。したがって、貼付する部分の長さに応
じて必要長さに切断して防露ヒータを完成させることが
でき、ヒータを迅速に供給することができる。また多種
類のヒータを準備する必要はなくなり、単位長さ当り発
熱量の異なる分の種類のみを準備すればよくなるのでヒ
ータの種類を削減することができ、ヒータのコストダウ
ンが図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による防露ヒータを装着する冷却ケース
を示す断面図である。
【図2】蛍光灯の一部を切断して示す斜視図である。
【図3】防露ヒータの断面図である。
【図4】防露ヒータの切断面を示す断面図である。
【図5】防露ヒータの分解斜視図である。
【図6】防露ヒータの斜視図である。
【図7】防露ヒータを取り付けた状態を示す斜視図であ
る。
【図8】防露ヒータの素材を示す斜視図である。
【図9】従来の防露ヒータを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 冷却ケース 2 断熱壁 9 蛍光灯 11 透明筒部材 13 ヒータ(防露ヒータ) 13a 防露ヒータ素材 15 電極 17 通電抵抗体 19,21 被覆部材(フィルム) 21a 片面 23 接着剤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の通電抵抗体上に長手方向にほぼ平
    行に延びる一対の電極を備え、この電極を備える帯状の
    通電抵抗体を絶縁性を有する被覆部材で被覆し、この被
    覆部材の片面に当該ヒータを対象面に貼付するための接
    着剤を設けたことを特徴とするヒータ。
  2. 【請求項2】 前記ヒータの切断面に熱収縮性を有する
    樹脂を材料とする切断面カバーを設け、この切断面カバ
    ーを加熱収縮させて前記切断面を被覆したことを特徴と
    する請求項1に記載のヒータ。
  3. 【請求項3】 前記ヒータの切断面に前記電極を露出さ
    せこの電極にリード線を接続し、前記切断面にはリード
    線の通し孔を有し、熱収縮性を有する樹脂を材料とする
    切断面カバーを設け、この切断面カバーを加熱収縮させ
    て前記電極ごと前記切断面を被覆したことを特徴とする
    請求項1に記載のヒータ。
JP7997997A 1997-03-31 1997-03-31 ヒータ Pending JPH10275672A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019066145A (ja) * 2017-10-04 2019-04-25 アクア株式会社 冷蔵庫
JP2021530288A (ja) * 2018-07-13 2021-11-11 カフィタリー システム エス.ピー.エー.CAFFITALY SYSTEM S.p.A. 画像取得デバイスを備える飲料製造装置

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