JP2572418Y2 - 睫毛カール器 - Google Patents

睫毛カール器

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JP2572418Y2
JP2572418Y2 JP1992021988U JP2198892U JP2572418Y2 JP 2572418 Y2 JP2572418 Y2 JP 2572418Y2 JP 1992021988 U JP1992021988 U JP 1992021988U JP 2198892 U JP2198892 U JP 2198892U JP 2572418 Y2 JP2572418 Y2 JP 2572418Y2
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信彦 大塚
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、マスカラ塗布後に睫
毛をカールし、かつカール状態を長時間持続することが
できるようにした睫毛カール器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、睫毛を上向きにカールするように
して癖付けするためには、例えば図4に示すように挟み
型のカール器(電熱を用いないもの)で睫毛を上下から
挟むことによって行っていたが、これをもっと効率的に
行うために、電熱ヒーターを使用して睫毛をカールする
ようにした睫毛カール器も、例えば特開昭62−137
005号公報,特開平3−4805号公報,実開昭55
−88701号公報,実開昭57−99601号公報,
実開昭62−23603号公報,実開昭63−4600
2号公報,実開昭63−64301号公報,実開昭63
−91201号公報,実開昭63−95502号公報,
実開昭63−103503号公報,実開昭64−507
04号公報,実開平1−62701号,実開平2−63
701号,実開平2−142203号,実開平2−14
8602号,実開平3−38001号,実開平3−49
701号,実開平3−111202号,実開平3−11
1203号公報に示されているように各種考えられてい
る。
【0003】図4に示す電熱を使用しない旧来のもの及
び前記公報に示されている電熱を利用するもの、いずれ
もが睫毛を上下から挟んでカールを行うようにした構造
となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】これら上下から挟む形
式のものにあっては、鏡に向かいながら行わなければな
らないところ、眼の直前に大きな物体が存在しこれによ
って視界を遮ることになるので目視しにくく、相当熟練
しないとできないものであったのみならず、折り曲げる
のみであって、丸味を帯びた形状にカールすることはで
きなかった。一方、これを第三者に依頼して行うこと
は、全く不可能というわけではないが、一般には化粧し
ているところに第三者がいることは通常ないが、仮に第
三者が存在したとしても、挟みの形状は自らの手で行う
形状に形成されているので、第三者が行うにははなはだ
不便でもあった。また、全部の睫毛を同時に挟まなけれ
ばならず、その上この挟み方がカールの形を決定してし
まうことになるので、このような器具を使いこなすのは
実際のところ困難であるのみならず、短い睫毛には使用
できないという問題を有していた。
【0005】また、加熱源として抵抗により発熱するヒ
ーターを使用している前記公報記載のものにあっては、
ヒーターの色が変化するほどには温度が上昇しない(温
度を過度に上昇せしめると睫毛が焦げてしまう。)の
で、実際のところヒーターが使用温度に適したものとな
っているか確認しにくい。そして、onとoffの状態
もいちいちスイッチの位置を確認しなければ分からず使
用上面倒である。
【0006】一方、本考案者は従来は上下から挟まなけ
ればカールができないと思われていた睫毛が、ある程度
の温度に加熱してある棒で睫毛を下から上の方へ数回持
ち上げるようにすると容易にカールができることを見出
したのである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、従来のように
上下から挟むようにして強制的に癖付けをしなくても睫
毛がカールすることが分かったのである。睫毛をカール
させるためには、睫毛を上下から挟む必要は全くなく、
加熱してある棒で下から上へ数回持ち上げるようにすれ
ばよいのである。
【0008】そして、睫毛を持ち上げるカール棒の温度
やon・off状態が目視できれば、一般の人が使用す
るのに使用上便利である。
【0009】そこで、この考案に係る睫毛カール器は、
把手部に電源となる電池収納部及び電球用ソケットを配
設し、前記ソケットに加熱源となる細長形状の電球を接
続し電球の外周を金属材料で被覆してカール棒とすると
ともに、電球の点灯状態が視認できるように、被覆した
金属材料の一部に透孔を形成したものである。
【0010】
【作用】電池収納部に電池を入れ電源をonにすると、
加熱用の電球が明るく点灯するとともに、カール棒であ
る電球が発熱し、またはその熱が金属材料で構成したカ
ール棒に伝わる。電球が点灯すると、透孔から電球が点
灯したことが視認できるので、on・off状態が簡単
に識別できるとともに、温度変化によりカール棒や電球
の色が変化することによりカール棒の温度を判断でき、
使用に適した温度になっているや否やが簡単に判断でき
ることになる。
【0011】カール棒の色が適温を示す色に変化したな
ら、把手部を持ちマスカラやオイル等を塗布した後の睫
毛を、カール棒で下から上へ数回持ち上げるようにす
る。すると、カール棒の温度が睫毛に伝わることによ
り、睫毛に上向きの癖付けができることになる。
【0012】
【実施例】次に、この考案かかる睫毛カール器の一実施
例を図面に基づいて説明すると、1はネジ2により本体
3側と電球取付部4側とを着脱自在に連結した把手部で
あり、前記本体3側には電池5の収納部6が設けてある
とともに、その端部には電源on・off用のスイッチ
7が設けてある。電球取付部4には後述する電球9ねじ
込み用のソケット8が配設してある。
【0013】加熱源となる細長形状の電球9は、ソケッ
ト8に接続してあり、この電球9自体カール棒とする
ことも可能であるが、この電球9はガラス製でありかつ
細長形状に形成したあるために、取り扱いによっては破
損することもあり、しかも発光することによって使用す
る時に眩しさを感じることもあるので、これを防止する
ために、前記電球9の外周を被覆するようにステンレス
パイプ10を取り付けカール棒11とする。図示する本
実施例においては、ステンレスパイプ10の先端部は截
頭円錐形状に形成されており、その先端には透孔12を
形成し、電球9の点滅状態が視認できるようになってい
る。なお、透孔12はこのような先端部ではなく、例え
ば、電球取付部4に近い側に形成しておいてもよい。い
ずれにしても、透孔12が使用時に邪魔とならない位置
で、電球9の点滅状態が視認できればよい。
【0014】ステンレスパイプ10は電球9を保護する
とともに、伝熱の役割をするものであるので、電球9に
直接接触するように被覆してもよいし、若干の間隙を設
けて配設してもよい。なお、カール棒11は熱伝導率の
高い金属材料であればステンレスに限定されるものでは
なく、例えば銅やアルミニウム等各種の金属材料が使用
できるが、カール棒11には使用時にマスカラが付着す
るので、使用後のカール棒11のクリーニング作業が容
易な材料としてはステンレスが好ましい。
【0015】カール棒11の長さは35mm前後あれば
よいが、これより多少長くても短くてもよい。そして、
カール棒11の外径は2.5mm〜3.5mmくらいの
太さとする。これより太くすると、使用時にカール棒1
1が視野を邪魔して鏡等で睫毛のカール状態を確認しず
らくなる。また、把手部1の長さや太さ等の形状は図示
したものに限定されるものではなく、使用時の持ち易さ
やバランス等を考慮して適当な形状にすればよい。
【0016】電球9は、カール棒11の長さとほぼ等し
い長さのものが望ましいが、必ずしもそれだけの長さが
なくてもよい。また、カール棒11が上記した程度の外
径が望ましいので、電球9はこの中に収納可能な細さの
ものを使用する。使用する電球9の定格は適当なものを
選択すればよく、それに合わして使用する電池5の規格
や本数は選定すればよい。いずれにしてもカール棒11
が50℃前後位の温度となればよい。また、場合によっ
ては任意の方法により電球9の発熱温度を調整できるよ
うにしておいてもよい。
【0017】また、図では示していないが、ステンレス
パイプ10の任意の位置や、電球9の透孔12から視認
できる位置に液晶フィルム等を貼付したり、液晶材料を
含有した塗料を塗布したりして、液晶による色の変化に
よってカール棒11のその時点の温度が視覚により認識
できるようにしておいてもよい。
【0018】なお、カール棒11の全長又は先端部分等
にブラシ部(図示せず)を適当な方法により配設してお
いてもよい。また、カール棒11の全周ではなく、上半
分や下半分のみにブラシを植設してもよい。あるいは、
ブラシだけを別途カール棒11に装着できるようにして
もよい。カール棒11にブラシを配設しておくと、カー
ル棒11で睫毛を保持し易くなるので、隣り合う睫毛の
分離を行うことができ、初心者の場合には使用方法が容
易となる場合がある。
【0019】しかして、電池収納部6に電池5を入れス
イッチ7により電源をonにすると、加熱用の電球9が
明るく点灯するとともに、電球9が発熱してその熱が伝
熱部となるカール棒11に伝わる。電球9が点灯する
と、透孔12から電球9が点灯したことが視認できるの
で、on・off状態が識別できることになる。また、
温度変化によりカール棒11や電球9の色が変化するこ
とにより、カール棒11の温度を判断できることにな
る。
【0020】電球9は点灯後約40秒位で50〜60℃
の温度となり、その熱がカール棒11に伝わることにな
る。そして、カール棒11の色が適温を示す色に変化し
たなら、把手部1を持ちマスカラやオイル塗布後の睫毛
をカール棒11で下から上へ数回持ち上げるようにす
る。するとカール棒11の熱が睫毛に伝達され、睫毛が
上向きにカールされ癖付けができることになる。
【0021】使用後は、スイッチ7により電源をoff
にし、カール棒11に付着したマスカラを拭き取るよう
にして除去する。カール棒11はステンレスパイプ10
で形成してあるので、表面が平滑でありマスカラがステ
ンレスパイプ10に浸透するようなことがないので、容
易に拭き取ることができる。
【0022】
【考案の効果】以上述べたように、この考案に係る睫毛
カール器は、把手部に電源となる電池収納部及び電球用
ソケットを配設し、前記ソケットに加熱源となる細長形
状の電球を接続するとともに、前記電球自体は又はその
外周を金属材料で被覆してカール棒としたので、このカ
ール棒で睫毛を下から上へ持ち上げるようにするだけで
睫毛をカールさせることができ、使用に熟練を要さず誰
もが簡単に使用することができる。
【0023】そして、電球の点灯状態が視認できるよう
に、被覆した金属材料の一部に透孔を形成したので、o
n・off状態が一目で確認できるので、電池の無用な
消耗を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る睫毛カール器の一実施例を示す
正面図である。
【図2】この考案に係る睫毛カール器の一実施例を示す
断面図である。
【図3】この考案に係る睫毛カール器の使用状態を示す
側面図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 把手部 2 ネジ 3 本体 4 電球取付部 5 電池 6 収納部 7 スイッチ 8 ソケット 9 電球 10 ステンレスパイプ 11 カール棒 12 透孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手部に電源となる電池収納部及び電球
    用ソケットを配設し、前記ソケットに加熱源となる細長
    形状の電球を接続し電球の外周を金属材料で被覆してカ
    ール棒とするとともに、電球の点灯状態が視認できるよ
    うに、被覆した金属材料の一部に透孔を形成したことを
    特徴とする睫毛カール器。
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