JPH10275529A - ハーネス製造治具及びハーネス製造方法 - Google Patents

ハーネス製造治具及びハーネス製造方法

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JPH10275529A
JPH10275529A JP9077621A JP7762197A JPH10275529A JP H10275529 A JPH10275529 A JP H10275529A JP 9077621 A JP9077621 A JP 9077621A JP 7762197 A JP7762197 A JP 7762197A JP H10275529 A JPH10275529 A JP H10275529A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハーネスの一部を簡単迅速にフラット形状に
する。 【解決手段】 第一の治具は、電線径より狭い電線挟持
スリットを有する二本の案内具で成り、一方の案内具を
固定し、他方の案内具を電線長手方向に移動自在とし
た。スリットが、各電線径に応じた複数の幅のスリット
部で成る。第二の構造は、電線布線方向に配置するガイ
ドレール33と、ガイドレールに係合する一対の案内具
34,35と、案内具に設けて電線直交方向に伸縮する
伸縮杆38,39と、伸縮杆に設けた複数の電線区画ピ
ン36,37とで成る。伸縮杆が径違いの複数の筒杆で
成り、各筒杆に前記ピンを設けた。案内具と伸縮杆に把
手53,54,58,59を設けた。ガイドレールに目
盛51を設けた。第一の治具で、スリットに複数の電線
を通し、案内具を電線長手方向に移動して電線にテンシ
ョンを加える。第二の治具で、案内具34,35を近接
させ、伸縮杆38,39を縮め、ピン36,37の間に
電線を通し、伸縮杆を電線直交方向に伸ばし、案内具を
離間方向に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数本の電線で成
るワイヤハーネスの一部をフラットな形状に仕上げるた
めのハーネス製造治具及びハーネス製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来より行っている自動車用ワ
イヤハーネスの製造方法を示すものである。この方法
は、布線板71上の所要位置に複数の電線案内具(Uフ
ォーク)72を立設し、各電線73を案内具72に引っ
掛けて所要形状に布線するものである。電線73は幹線
部74から左右に分岐して配索される。分岐線の先端に
は、図示しないコネクタが設けられている。布線後に電
線73にテープ(図示せず)を巻いてワイヤハーネスが
完成する。
【0003】しかしながら、上記従来の方法にあって
は、特に幹線部74において、テープ巻き部分が固くな
り、車両の狭い部分への組付作業性が悪くなるという問
題があった。
【0004】この問題を解決するために、図10に示す
ような手段が採用されている。この手段は、前後二本の
櫛歯状の電線案内具75,76を用いて、ワイヤハーネ
ス79の中間部分をフラット形状に形成するものであ
る。案内具75,76には複数のピン77,78が等間
隔で並列に設けられている。作業者はワイヤハーネス7
9の各電線80を一本づつピン77,77及び78,7
8の間に布線する。次いで粘着シート81をフラット形
状部82に張り付けることにより、一部フラットなワイ
ヤハーネス79が完成する。このフラット部分82を車
両の狭い隙間に配索して、ワイヤハーネス79の組付が
行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の手段にあっては、ワイヤハーネス79の一部がフラ
ット状になるように、案内具75,76のピン77,7
8に電線80を一本づつ均等に配索する必要があり、作
業性が悪く、多くの作業工数を必要とした。また、作業
者により、フラット形状部82の状態にばらつきを生じ
るという問題もあった。
【0006】本発明は、上記した点に鑑み、ワイヤハー
ネスのフラット形状部を容易に、且つ作業者によるばら
つきなく形成することのできる手段を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電線径より狭い電線挟持スリットを有す
る二本の案内具で構成され、一方の案内具が固定され、
他方の案内具が電線長手方向に移動自在である第一のハ
ーネス製造治具を採用する。前記電線挟持スリットが、
各種電線径に応じた複数の幅のスリット部で構成され、
該電線挟持スリットの底部側から入口側にかけて該スリ
ット部の幅が漸次増加していることも可能である。ま
た、電線布線方向に配置されるガイドレールと、該ガイ
ドレールにスライド自在に係合する一対の案内具と、該
案内具に設けられ、電線直交方向に伸縮自在な伸縮杆
と、該伸縮杆に設けられた複数の電線区画ピンとで構成
される第二のハーネス製造治具を採用する。前記伸縮杆
が、径違いの複数の筒杆で構成され、各筒杆に前記電線
区画ピンが突設されたことも可能である。また、前記案
内具と前記伸縮杆とに移動操作用の把手が設けられたこ
とも可能である。また、前記ガイドレールに、前記案内
具に対する位置決め用の目盛が設けられたことも可能で
ある。また、第一のハーネス製造治具を用いてワイヤハ
ーネスを製造するためのハーネス製造方法であって、両
方の案内具の電線挟持スリットに複数本の電線を並列に
挿通した後、他方の案内具を電線長手方向に移動させる
ことで、各電線にテンションを加えてフラット形状部を
得るハーネス製造方法を採用する。また、第二のハーネ
ス製造治具を用いてワイヤハーネスを製造するためのハ
ーネス製造方法であって、一対の案内具を近接させ、且
つ伸縮杆を縮めた状態で、各電線区画ピンの間に電線を
挿通させ、各案内具の伸縮杆を電線直交方向に伸ばすこ
とで、各電線の間隔を広げ、各案内具を離間方向に移動
させることで、電線の間隔を広い範囲で広げてフラット
形状部を得るハーネス製造方法を採用する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図2は、本発
明に係るハーネス製造治具の第一実施例を示すものであ
る。
【0009】このハーネス製造治具1は、電線布線方向
の前後に一本づつ配置された二本の案内具2,3で構成
される。各案内具2,3は、取付用のベース部4,5
と、ベース部4,5から立設された支柱6,7と、支柱
6,7の先端に一体ないし別体に設けられた電線挟持ヘ
ッド8,9とで構成される。
【0010】各電線挟持ヘッド8,9は中央に垂直方向
の電線挟持スリット10,11を有している。図2の如
く電線挟持スリット10,11の内幅は電線12の外径
よりもやや狭く形成されている。本例では各種径の電線
121 〜123 に対応して、電線挟持スリット10の底
部13側から入口14側にかけてスリット幅が段階的に
設定されている。
【0011】電線挟持スリット10,11の底部側に、
断面積0.5sq(mm2 )の電線121 に対する最小幅
のスリット部101 、電線挟持スリット10,11の中
間部に、1,25sqの電線122 に対する中間幅のス
リット部102 、電線挟持スリット10の入口側に、2
sqの電線123 に対する最大幅のスリット部103
それぞれ連続して形成されている。電線12は径の細い
順に入口14から電線挟持スリット10に挿入されて縦
一列に並ぶ。電線挟持スリット10は電線12の絶縁樹
脂被覆12aを挟むことで、各電線12を安定して保持
する。
【0012】図1で、電線布線方向前側の案内具2は布
線板15にベース部4を固定されている。後側の案内具
3は、布線板15上のガイドレール16にスライド自在
に係合している。ガイドレール16は電線布線方向(長
手方向)に延びている。ベース部5の下にLMガイド等
のスライダ17が設けられ、スライダ17がガイドレー
ル16に係合している。ガイドレール16の前後にスト
ッパ18を設けてもよい。
【0013】案内具2,3の前後において既存の略Y字
状の案内具(Uフォーク)19,20が布線板15に固
定されている。前側のUフォーク19には、ワイヤハー
ネス23の幹線部24が載置され、Uフォーク19から
分岐線25,26が左右に分かれて前方のUフォーク2
1,22に載置されている。分岐部27でワイヤハーネ
ス23がUフォーク19に引っ掛かって固定されてい
る。後側のUフォーク20はガイドレール16の後方に
配置されている。
【0014】後側の案内具3がガイドレール16の前端
側に位置した時点(図1の状態)で、前側の案内具2と
後側の案内具3との間にある程度の間隔Lが設定されて
いる。その位置から後側の案内具3がガイドレール16
に沿って矢印Sの如く後方へスライド可能である。
【0015】なお、本例で電線挟持ヘッド8,9は垂直
方向に位置しているが、支柱6,7から水平方向に電線
挟持ヘッドを形成することも可能である。この場合、電
線12は、上からではなく横から挟持スリットに挿入さ
れる。
【0016】以下に、上記ハーネス製造治具1を用いた
ハーネス製造方法(電線のフラット整列方法)を説明す
る。先ず、図1の如く後側の案内具3をガイドレール1
6の前端側に位置させる。次いで、電線12を前側のU
フォーク19を経て二本の案内具2,3の挟持スリット
10,11にそれぞれ挿通させ、後側のUフォーク20
まで布線する(勿論、その先の図示しないUフォークに
まで布線しても構わない)。二本の案内具2,3には電
線12を一本づつ挟持スリット10,11の底部側から
挿入していく。それにより電線12が上下方向に一列
に、すなわちフラット形状に配列される。
【0017】次いで、後側の案内具3を矢印Sの如くス
ライドさせる。これにより、各電線12にテンションが
加わり、ワイヤハーネス23のフラット形状部28がピ
ンと張った状態で形成される。フラット形状部28の長
さは案内具2,3の初期間隔Lとスライド量Sとのトー
タルで規定される。テンションをかけた状態でフラット
形状部28に樹脂テープ29を巻く。テープ巻きに代え
て樹脂製の粘着シート(図8参照)を貼ってもよい。
【0018】上記ハーネス製造治具及びハーネス製造方
法により、簡単にワイヤハーネス23にフラット形状部
28を形成することができる。フラット形状部28によ
り車両の狭い部位へのワイヤハーネス23の組付性が向
上すると共に、屈曲性が増して他部所への配索も容易と
なる。なお、上記構成はフラット電線の製造方法として
も有効である。
【0019】図3〜図8は、ハーネス製造治具の第二実
施例を示すものである。このハーネス製造治具31は、
布線板32(図8)上で電線布線方向に配置されるガイ
ドレール33と、ガイドレール33に沿って電線布線方
向に矢印イ,ロの如く進退可能な一対の案内具34,3
5と、該案内具34,35に電線直交方向(横方向)に
矢印ハ,ニの如く伸縮自在に設けられ、複数の電線区画
ピン36,37を有する伸縮杆38,39とで構成され
る。
【0020】ガイドレール33は縦断面矩形状で筒形に
形成され、上壁40に長手方向のスリット孔41を有し
ている。ガイドレール33の底壁42には、布線板32
に対する固定用のボルト43が垂設されている。ガイド
レール33内に各案内具34,35のベースブロック
(スライダ)44,45が対向してスライド自在に係合
している。
【0021】ベースブロック44,45には支柱47,
48が立設され、支柱47,48の先端に略筒状の支持
管49,50が電線直交方向(横方向)に一体に設けら
れている。支柱47,48はスリット孔41を通って垂
直に延びている。ガイドレール41の上壁40には、支
柱47,48の位置を確認するための目盛(スケール)
51がスリット孔41の端縁に設けられている。目盛の
中央部51には三角マーク52が施されている。一対の
案内具34,35は、電線布線前において三角マーク5
2を境にして前後に近接して配置される。
【0022】前記各支持管49,50の中央部には前向
きないし後向きに把手53,54が設けられている。各
把手53,54を相反する方向に引くことで、案内具3
4,35の前後移動が可能となる。支持管49,50の
上部には長手方向にスリット孔55,56が形成されて
いる。スリット孔55,56は支持管49,50の一端
から他端まで全長に渡って切欠形成されている。支持管
49,50の内部に伸縮杆38,39が保持されてい
る。
【0023】図4〜図5に示す如く、伸縮杆38,39
は径の異なる複数本の短い筒杆57(571 〜576
を例えばラジオアンテナの如く伸縮自在に組み合わせた
ものである。すなわち、両端の筒杆(ここのみ中実杆で
も可)571 を最小径に形成し、以下中央に向かうに従
って漸次筒杆572 〜576 の径を増していき、先端の
筒杆571 を二番目の径の筒杆572 の内径部70に挿
入し、その筒杆572を次の筒杆573 の内径部に挿入
して、中央部まで同様に組み付けて構成される。伸縮杆
38,39の構成は同一であるので、図4,図5では伸
縮杆38について説明する。
【0024】各筒杆57の先端方には電線区画ピン36
(361 〜366 )が上向きに突設されている。各ピン
361 〜366 の先端の高さは同一に設定されている。
また、両端の筒杆361 の先端には水平方向に把手58
が設けられている。図3の如く一対の案内具34,35
において把手58,59は対称形状に形成されている。
【0025】図5の如く各筒杆57の後端にストッパ6
0と、ストッパ60をスライド係合可能なスリット61
とを設けてもよい。筒杆57の伸長状態でストッパ60
を仮ロックさせるロック突起62をスリット61内に設
けてもよい。中央の筒杆57 6 を支持管49に固定する
ことで、伸縮杆38が支持管49の両側から均等な長さ
で突出可能となる。なお、電線区画ピン36の本数が少
ない場合は、先端の筒杆361 から中央の筒杆366
でで伸縮杆38を構成してもよい。
【0026】図6〜図8に、上記ハーネス製造治具31
を用いたハーネス製造方法(電線のフラット整列方法)
を示す。先ず、図6の如く前後一対の案内具34,35
を近接させ、且つ各伸縮杆38,39を支持管49,5
0の中に圧縮して収容した状態で、ワイヤハーネス63
の露出した各電線64の中央部を各電線区画ピン36,
36及び37,37の間にそれぞれ挿通させる。電線6
4の両側部はテープ65で束ねられている。各電線64
のピッチと各ピン36,36及び37,37のピッチと
は略同一である。
【0027】次いで、図7の如く一対の案内具34,3
5の左右の把手58,58及び59,59を作業者が指
で同時に引っ掛けて同時に外側に引き、伸縮杆38,3
9を電線直交方向に伸長させる。伸縮杆38,39は図
4,図5の状態に伸びる。これにより、各電線64が区
画ピン36,37で横方向に押圧されつつ、略菱形状に
広げられる。
【0028】次いで、図8の如く前後の案内具34,3
5をガイドレール33に沿って電線長手方向にスライド
移動させる。このスライド移動は前後の把手53,54
を作業者が前後に引くことで行われる。なお、支柱4
7,48を掴んで案内具34,35を移動させても構わ
ない。各区画ピン36,37は電線64に沿って移動す
る。これにより、各電線64が前後方向にフラット形状
に広げられ、左右方向に等ピッチで平均に且つ平行に分
離して、フラット形状部66が構成される。フラット形
状部66の長さは、目盛51を見ながら案内具34,3
5を移動させることで容易に規定される。
【0029】最後に、フラット形状部66に合成樹脂製
の粘着シート67を上下からサンドイッチ状に挟み付け
て、各電線64を広がった状態で固定する。粘着シート
67は中央から折り返したものである。これにより、フ
ラット形状部66を治具から外してもフラットな状態が
維持される。
【0030】この実施例によれば、従来のように電線を
手で広げながら案内具に掛ける必要がなく、伸縮杆3
8,39と案内具34,35の移動操作で、均等に広が
ったフラット形状部66を簡単且つ迅速に得ることがで
きる。また、作業者によるフラット形状部66の厚み等
の形状のばらつきがなくなり、ワイヤハーネス63の品
質が安定する。
【0031】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1,7記載の発明
によれば、電線挟持スリットに各電線を挿通した後、案
内具を移動することで、各電線が引っ張られて均一でき
れいなフラット形状部が簡単且つ迅速に形成される。そ
れにより作業工数が低減し、作業者による製品のばらつ
きもなくなる。また、請求項2記載の発明によれば、複
数種の電線を混合したフラット形状部を簡単且つ確実に
形成することができる。
【0032】また、請求項3,8記載の発明によれば、
伸縮杆を伸ばして案内具を移動させるという簡単な操作
で、迅速にフラット形状部を得ることができる。それに
より作業工数が低減し、作業者による製品のばらつきも
なくなる。また、請求項4記載の発明によれば、各筒杆
を伸ばすことで電線区画ピンが等間隔に広げられるか
ら、電線を均一に分離させたきれいなフラット形状部が
得られる。また、請求項5記載の発明によれば、把手を
引くことで、案内具と伸縮杆の移動操作性が向上する。
また、請求項6記載の発明によれば、フラット形状部に
長さを正確に規定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハーネス製造治具の第一実施例を
示す斜視図である。
【図2】同じくハーネス製造治具の電線挟持ヘッドを示
す正面図である。
【図3】ハーネス製造治具の第二実施例を示す斜視図で
ある。
【図4】同じく伸縮杆を示す斜視図である。
【図5】伸縮杆を示す縦断面図である。
【図6】ハーネス製造治具のピン間に電線を挿通させた
状態を示す斜視図である。
【図7】伸縮杆を伸長させた状態を示す斜視図である。
【図8】案内具を前後に移動させ、フラット形状部に粘
着シートを貼り付ける状態を示す分解斜視図である。
【図9】従来のハーネス製造方法を示す斜視図である。
【図10】従来のフラット形状部を得る手段を示す分解
斜視図である。
【符号の説明】
1,31 ハーネス製造治具 2,3,34,35 案内具 10,11 電線挟持スリット 101 〜103 スリット部 12,64 電線 16,33 ガイドレール 23,63 ワイヤハーネス 28,66 フラット形状部 36(361 〜366 ),37 電線区画ピン 38,39 伸縮杆 51 目盛 53,54,58,59 把手 571 〜576 筒杆

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線径より狭い電線挟持スリットを有す
    る二本の案内具で構成され、一方の案内具が固定され、
    他方の案内具が電線長手方向に移動自在であることを特
    徴とするハーネス製造治具。
  2. 【請求項2】 前記電線挟持スリットが、各種電線径に
    応じた複数の幅のスリット部で構成され、該電線挟持ス
    リットの底部側から入口側にかけて該スリット部の幅が
    漸次増加していることを特徴とする請求項1記載のハー
    ネス製造治具。
  3. 【請求項3】 電線布線方向に配置されるガイドレール
    と、該ガイドレールにスライド自在に係合する一対の案
    内具と、該案内具に設けられ、電線直交方向に伸縮自在
    な伸縮杆と、該伸縮杆に設けられた複数の電線区画ピン
    とで構成されることを特徴とするハーネス製造治具。
  4. 【請求項4】 前記伸縮杆が、径違いの複数の筒杆で構
    成され、各筒杆に前記電線区画ピンが突設されたことを
    特徴とする請求項3記載のハーネス製造治具。
  5. 【請求項5】 前記案内具と前記伸縮杆とに移動操作用
    の把手が設けられたことを特徴とする請求項3又は4記
    載のハーネス製造治具。
  6. 【請求項6】 前記ガイドレールに、前記案内具に対す
    る位置決め用の目盛が設けられたことを特徴とする請求
    項3〜5の何れかに記載のハーネス製造治具。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2記載のハーネス製造治具
    を用いてワイヤハーネスを製造するためのハーネス製造
    方法であって、両方の案内具の電線挟持スリットに複数
    本の電線を並列に挿通した後、他方の案内具を電線長手
    方向に移動させることで、各電線にテンションを加えて
    フラット形状部を得ることを特徴とするハーネス製造方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項3〜6の何れかに記載したハーネ
    ス製造治具を用いてワイヤハーネスを製造するためのハ
    ーネス製造方法であって、一対の案内具を近接させ、且
    つ伸縮杆を縮めた状態で、各電線区画ピンの間に電線を
    挿通させ、各案内具の伸縮杆を電線直交方向に伸ばすこ
    とで、各電線の間隔を広げ、各案内具を離間方向に移動
    させることで、電線の間隔を広い範囲で広げてフラット
    形状部を得ることを特徴とするハーネス製造方法。
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