JPH10275416A - ディジタル情報信号記録装置および再生装置 - Google Patents

ディジタル情報信号記録装置および再生装置

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JPH10275416A
JPH10275416A JP9078504A JP7850497A JPH10275416A JP H10275416 A JPH10275416 A JP H10275416A JP 9078504 A JP9078504 A JP 9078504A JP 7850497 A JP7850497 A JP 7850497A JP H10275416 A JPH10275416 A JP H10275416A
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signal
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recording
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Fumiaki Henmi
文明 逸見
Tetsuo Kani
哲男 可児
Yoshihiro Murakami
芳弘 村上
Takao Inoue
孝男 井上
Shoji Kosuge
庄司 小菅
Minoru Kawahara
実 河原
Makoto Toyoshima
誠 豊島
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮符号化された信号のままダビングを行
い、ダビングによる画質劣化を防止する。 【解決手段】 同様のフォーマットのシリアルデータが
入力される入力端子10および100を備える。入力端
子10に供給されるビデオデータは、圧縮符号化されて
いないデータであり、ストレートダビング用の入力端子
100に供給される入力データは、圧縮符号化されたデ
ータである。入力端子100からのデータは、再生側V
TRで付加されたものと、伝送エラー検出時のものとの
OR出力である、シンクエラーフラグ(シンクブロック
単位のエラーフラグ)を含む。そして、フォーマット変
換器13を通り、BRRエンコーダ18をバイパスして
ECCエンコーダ22に供給される。ECCエンコーダ
22の出力が記録バライバを介して記録用ヘッドにより
磁気テープに記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタルビデ
オ信号、ディジタルオーディオ信号等のディジタル情報
信号を記録媒体に記録するディジタル情報信号記録装
置、また、記録媒体からディジタル情報信号を再生する
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオ信号をディジタル方式で処理する
ような信号処理装置、例えば高解像度ビデオ信号を記録
再生するディジタルVTR(ビデオテープレコーダ)に
用いられる信号処理装置では、入力された映像信号に対
して画像圧縮符号化が施される。そして、この圧縮符号
化されたビデオ信号が例えばビデオテープに対して記録
される。
【0003】かかるディジタルVTRを2台使用して、
一方のVTRにより再生した信号を他方のVTRによっ
てテープ上に記録する(ダビング)ことがなされる。か
かるダビングの方法として、再生ビデオ信号の振幅、オ
フセット等の加工した後に、記録するものと、再生信号
に一切加工をせずに記録するものとがある。この明細書
では、前者のダビングの方法を一般的ダビングと呼び、
後者のダビングの方法をストレートダビングと呼ぶこと
にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のディジタルVT
Rでは、前者の一般的なダビングの場合でも、後者のス
トレートダビングの場合でも端子は共通であり、それを
区別することはなかった。そして、画像の圧縮・伸張を
行うVTRにおいて、再生側VTRでは画像の伸張を行
って、それを記録側VTRに渡し、記録側VTRでは、
再度、圧縮を行ってから記録する方法を取っていた。一
般的に圧縮・伸長の処理を行った場合に、原信号を完全
に復元するのは難しく、信号の劣化を避けることができ
ない。従って、ストレートダビングにおいても、ダビン
グを繰り返した際の画質劣化が避けられなかった。
【0005】従って、この発明の目的は、ダビングに伴
う信号の劣化を生じることが少ないディジタル情報信号
記録装置および再生装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、ディジタル情報信号を記録媒体に
記録するようにした記録装置において、ディジタル情報
信号が供給される第1の入力端子と、第1の入力端子を
介されたディジタル情報信号に対して圧縮処理を施す第
1のエンコーダと、第1のエンコーダからの圧縮信号に
対してエラー訂正符号化を行う第2のエンコーダと、第
2のエンコーダの出力信号を記録媒体に記録する記録手
段と、圧縮処理がされたデータが供給される第2の入力
端子とを備えたことを特徴とするディジタル情報信号記
録装置である。
【0007】また、この発明は、記録媒体からディジタ
ル情報信号を再生する再生装置において、記録媒体から
信号を再生する再生手段と、再生手段からの再生信号に
対して、エラー訂正符号化の復号を行う第2のデコーダ
と、第2のデコーダの出力信号に対して圧縮処理を解く
第1のデコーダと、第1のデコーダにより圧縮処理が解
かれた再生信号を出力する第1の出力端子と、第1のデ
コーダの処理がされない圧縮再生信号を出力する第2の
出力端子とを備えたことを特徴とするディジタル情報信
号再生装置である。
【0008】さらに、この発明は、記録媒体からディジ
タル情報信号を再生する装置とディジタル情報信号を記
録媒体に記録する装置間で、圧縮されたデータを伝送す
るためのデータ伝送方法において、圧縮されたデータ中
に、記録または再生されるデータ単位のエラーフラグを
のせる部分を設けたことを特徴とするデータ伝送方法で
ある。
【0009】この発明では、画像圧縮・伸長をともなわ
ない、圧縮信号を扱う端子を専用に設けているので、画
質劣化を最小限に抑えたストレートダビングが可能とな
る。また、ストレートダビング用端子が専用に設けられ
ているので、通常の画像再生を行いながらストレートダ
ビングを行うことができる。さらに、ストレートダビン
グ用の端子を経由する信号フォーマットによって、テー
プ再生時のエラー情報が伝わるようにし、また、伝送路
で生じたエラー情報がテープ上に残るようにする。それ
によって、画質劣化をより低減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、高解像度ビデオ信号を磁気
テープに記録し、磁気テープから高解像度ビデオ信号を
再生するディジタルVTRに対して、この発明を適用し
た実施の一形態について、図面を参照しながら説明す
る。図1は、記録側の構成の一例を示し、図2は、再生
側の構成の一例を示す。これら図1および図2に示され
る構成は、別個に図示されているが、一部の構成を共用
することは可能である。また、この発明の理解を容易と
するために、最初に、ストレートダビングではない、通
常の記録処理および再生処理について説明する。
【0011】図1に示される記録側の構成において、入
力端子10は、BTAのS−004規格に基づく1.4
85Gbps(bit per second) のレートを有するシリ
アルディジタルA/V信号が入力される。このシリアル
ディジタルA/V信号がS/P(シリアル→パラレル)
変換器11に供給される。S/P変換器11に供給され
たシリアル信号は、輝度信号Y,および色差信号Pr,
Pbとからなり、例えばそれぞれ8ビットのデータ幅を
有するパラレルデータに変換される。パラレルディジタ
ルビデオ信号は、74.25MHzのデータクロック周
波数である。
【0012】S/P変換器11からのパラレルデータが
コプロセッサ12に供給される。このコプロセッサ12
は、例えば1個のASIC(Application Specific Inte
grated Circuit) から構成される。コプロセッサ12で
は、補助データの処理がなされる。この処理により、シ
リアルデータに含まれるディジタルオーディオ信号、ラ
イン番号LNおよびEAVが分離される。ディジタルオ
ーディオ信号は、オーディオプロセッサ16に供給され
る。また、CRCの冗長コードを使用したCRC演算に
より、伝送路上で生じていたエラー(伝送エラー)の有
無がチェックされる。このCRCチェックは、次段のフ
ォーマット変換器13において行っても良い。
【0013】コプロセッサ12の出力信号がフォーマッ
ト変換器13に供給される。フォーマット変換器13で
は、(4:2:2)信号を(3:1:1)信号に圧縮す
るフィルタリング処理がなされる。また、コプロセッサ
12において、エラーが検出された場合に、フォーマッ
ト変換器13において、前後のラインナンバーの連続性
が調べられ、信号の接合点であるかどうかチェックが行
われる。フォーマット変換器13は、帯域圧縮を施すも
ので、例えば1つのASICからなる。また、フォーマ
ット変換器13には、メモリ14が接続され、タイミン
グジェネレータ30から74.25MHzおよび46.
40625MHzのクロックがそれぞれ供給される。
【0014】さらに、フォーマット変換器13では、
(3:1:1)信号を2チャンネルのデータに変換す
る。図1では、簡単のため、一つの信号経路のみが示さ
れているが、フォーマット変換器13以降では、各チャ
ンネル毎にデータが処理される。各チャンネルのデータ
は、46.40625MHzのデータレートを有する。
このデータCh0およびCh1のそれぞれに対して、ラ
イン毎に、ライン番号LN0 ,LN1 が挿入される。
【0015】このように、パラレルで入力された(4:
2:2)信号を、チャンネル毎に輝度信号Yと色差信号
Pr/Pbとがシリアルに並べられた信号Ch0および
Ch1に変換することで、当初74.25MHzであっ
たクロック周波数を5/8の46.40625MHzに
まで落とすことができる。また、輝度信号Yと色差信号
Pr/Pbとに対して、同じクロック周波数で処理を行
うことができる。
【0016】フォーマット変換器13の出力信号(2チ
ャンネル)がBRR(Bit Rate Reduction)エンコーダ1
8に供給される。BRRエンコーダ18には、メモリ2
0が接続され、例えばDCT(Discrete Cosine Transfo
rm) 、量子化処理、可変長符号化の処理からなる圧縮符
号化を行う。この例では、画像圧縮率が1/4.4とさ
れる。BRRエンコーダ18では、DCTブロックを単
位とするシャッフリングがなされる。
【0017】BRRエンコーダ18で圧縮符号化された
2チャンネルのデータがECC(Error Correction Codi
ng) エンコーダ22に供給される。それと共に、オーデ
ィオプロセッサ16から所定の処理を施され出力された
ディジタルオーディオ信号も、このECCエンコーダ2
2に供給される。ECCエンコーダ22には、メモリ2
3が接続される。
【0018】ECCエンコーダ22では、積符号の符号
化が行われる。まず、外符号の符号化が行われ、ついで
テープ上に記録されているシンクブロック単位に、シン
クブロックの順番や各種フラッグ類が含まれるID部が
付加される。そして、内符号の符号化が行われる。内符
号の符号化範囲は、このID部分を含む。内符号のパリ
ティとシンクブロックの先頭部分を示すブロックシンク
信号を含めて1シンクブロックが構成される。1シンク
ブロックが記録/再生されるデータの最小単位である。
【0019】ECCエンコーダ22の出力は、記録ドラ
イバ24に供給される。記録ドライバ24からの一方の
チャンネルの記録データが回転トランスを介して磁気ヘ
ッドA/Cに供給され、他方のチャンネルの記録データ
が回転トランスを介して磁気ヘッドB/Dに供給され、
磁気テープ25上に記録される。
【0020】なお、記録側の構成は、タイミングジェネ
レータ30を有しており、1125本/60Hz,11
25本/59.94Hz,あるいは525本/59.9
4Hzなどの、適用されるシステムに応じたシステムク
ロックが供給される。そして、このシステムクロックに
基づき、記録側の処理に必要なクロックが生成される。
このタイミングジェネレータ30は、再生側の構成でも
使用される。
【0021】次に、図2を参照しながら、再生側の通常
の処理について説明する。磁気テープ25に記録された
信号が再生用の磁気ヘッドA/C、B/Dによって再生
され、2チャンネルの再生信号が得られる。一方のチャ
ンネルの再生信号A/Cは、イコライザ40に供給され
る。他方のチャンネルの再生信号B/Dも、イコライザ
40に供給される。記録系と同様に、イコライザ40
は、各チャンネルに対応して設けられており、フォーマ
ット変換器47に供給されるまでの処理は、各チャンネ
ル毎になされる。タイミングジェネレータ30は、記録
側構成と共用される。
【0022】イコライザ40の出力信号がECCデコー
ダ41に供給される。このECCデコーダ41には、メ
モリ42が接続される。ECCデコーダ41では、あら
かじめ構成されていた誤り訂正符号の内符号の訂正が行
われる。内符号は1シンクブロック中に完結する。エラ
ーの大きさが内符号の訂正能力中ならば、訂正が行わ
れ、それ以上のものならば、エラー位置にエラーフラグ
をセットする。ついで、外符号の訂正に移り、エラーフ
ラグを参照してイレージャー訂正が行われる。大部分の
エラーはこれによって訂正しきれてしまうが、テープ長
手方向に渡る長大エラーのような場合には、まれにエラ
ー訂正しきれない時がある。その時には、外符号の検出
能力範囲での検出が行われて、エラーワードの位置にワ
ードエラーフラグWFLGをセットする。すなわち、こ
のエラーフラグWFLGは、シンボル(ここでは、ワー
ド)単位のものである。
【0023】エラー訂正デコーダ41からは、46.4
0625MHzのクロックに乗せられ、シンクブロック
単位で出力され、データと共に、ワードエラーフラグW
FLGが出力される。また、そのシンクブロック中のヘ
ッダ部分にシンクエラーフラグをセットする。エラー訂
正デコーダ41の出力がBRRデコーダ43に供給され
る。BRRデコーダ43には、タイミングジェネレータ
30から46.40625MHzのクロックが供給され
る。BRRデコーダ43では、メモリ44を用いて逆D
CT変換ならびにデシャフリングを行い、圧縮符号の復
号化を行う。
【0024】BRRデコーダ43の出力信号がコンシー
ル用のエラーフラグCFLGと共にコンシール回路45
に供給される。コンシール回路45は、例えば1個のA
SICによって構成され、メモリ46が接続される。コ
ンシール回路45では、再生信号においてECCデコー
ダ41のエラー訂正能力を超えたエラー、例えば磁気テ
ープ4上の傷による長大なエラーが存在し、ECCデコ
ーダ41で訂正しきれなかった信号のコンシールを行
う。例えばエラー訂正がなされずに欠損した部分を、所
定の方法で補間することでなされる。例えばBRRデコ
ーダ43において、圧縮を解く際に、エラー位置にセッ
トされているワードエラーフラグWFLGからDCT係
数のどの次数のものにエラーが生じているのか判断され
る。比較的重要度が高い、DC係数や低次のAC係数に
エラーが生じている場合は、そのDCTブロックの復号
をあきらめ、次段のコンシール回路45にコンシールフ
ラグCFLGを渡し、そのDCTブロック部分の補間処
理が行われる。
【0025】コンシール回路45の出力信号がフォーマ
ット変換器47に供給される。フォーマット変換器47
において、BRRデコーダ43、あるいは記録側のBR
Rエンコーダ18で、画像圧縮/伸長の際に生じた不規
則性のノイズが低減される。この処理は、供給された4
6.40625MHzのクロックに基づき、接続された
メモリ48を用いてなされる。
【0026】また、フォーマット変換器47には、タイ
ミングジェネレータ30から46.40625MHzの
クロックと74.25MHzのクロックとが共に供給さ
れる。フォーマット変換器47では、これらの供給され
たクロックに基づき、メモリ48を用い、2チャンネル
の信号を(4:2:2)信号に変換する。さらに、フォ
ーマット変換器47において、ライン番号が付加され
る。フォーマット変換器47からの74.25MHzの
レートの出力信号がビデオプロセッサ49に供給され
る。
【0027】ビデオプロセッサ49には、メモリ50が
接続される。ビデオプロセッサ49において、ビデオ信
号のゲインやオフセットの調整等の処理がなされる。ビ
デオプロセッサ49の出力信号がコプロセッサ51に供
給される。コプロセッサ51には、オーディオプロセッ
サ52からの再生オーディオデータも供給される。オー
ディオデータは、ECCデコーダ41でエラー訂正復号
化された後、オーディオプロセッサ52に供給される。
オーディオプロセッサ52で所定の処理を施されたオー
ディオ信号がコプロセッサ51に供給される。
【0028】コプロセッサ51は、74.25MHzの
クロックに基づき、ディジタルオーディオ信号が(4:
2:2)信号中に挿入されると共に、フォーマットで定
められた所定の補助データが付加される。例えばライン
単位のCRC演算を行い、CRCコードが生成される。
CRCコードによって伝送エラーが検出可能とされる。
コプロセッサ51の出力は、P/S(パラレル→シリア
ル)変換器53に供給される。P/S変換器53は、パ
ラレル信号を1.485Gbpsのレートのシリアルデ
ィジタルA/V信号に変換する。このP/S変換器51
の出力が通常再生用のシリアルデータとして出力端子5
4に取り出される。一般的ダビングでは、この出力端子
54からのシリアルデータが記録側VTRの入力端子1
0に供給される。
【0029】このように、再生側の構成では、BRRデ
コーダ43からフォーマット変換器47までのそれぞれ
ASIC間でのインターフェイス信号が全て同形式およ
び同一クロック(46.40625MHz)のフォーマ
ットで以て処理がなされる。さらに、BRRデコーダ4
3からの出力には、ライン番号LN0 ,LN1 が付加さ
れる。このライン番号LN0 ,LN1 とが付加された信
号が後段に伝送される。そのため、ハードウェアのトラ
ブル等によってライン番号の連続性が失われても、その
検出ならびに異常の発見が容易である。
【0030】図3は、回転ヘッドの配置を示し、図4
は、テープ上のトラックパターンを示す。図3に一例が
示されるように、例えば90Hzで回転する回転ドラム1
上に4個の記録用の磁気ヘッド2A,2B,2Cおよび
2Dが設けられる。磁気ヘッド2A,2Bは、近接した
位置に設けられるように、ダブルアジマスヘッドが使用
され、同様に、磁気ヘッド2C,2Dも近接して配され
る。これらの磁気ヘッド2Aおよび2Bのアジマスは、
異なるものとされる。磁気ヘッド2Cおよび2Dについ
ても同様にアジマスが異ならされる。さらに、180°
で対向する磁気ヘッド2A,2C(磁気ヘッド2B,2
D)が同一アジマスとされる。
【0031】回転ドラム1に対して、180°の巻き付
け角で以て磁気テープが巻き付けられる。磁気ヘッドが
磁気テープをトレースしている期間に記録信号を供給
し、また、再生信号を取り出すように、磁気ヘッドと信
号系の間が切り換えられる。この切り換えのポイントを
スイッチングポイントと称する。各ヘッドに対応するト
ラックをA,B,C,Dとした場合、これら4個の磁気
ヘッド2A,2B,2C,および2Dによって、図4に
示すように、磁気ヘッド2A,2Bによってトラック
A,Bが同時に形成され、次に磁気ヘッド2C,2Dに
よってトラックC,Dが同時に形成される。
【0032】互いにアジマスの異なる、隣接した2トラ
ック(AおよびBチャンネル、並びにCおよびDチャン
ネル)を1組としてセグメントが構成される。また、ビ
デオ信号の1フレーム(1/30秒)は、12トラック
から構成される。従って、ビデオ信号の1フレームは、
6セグメントからなる。これら6個のセグメントのそれ
ぞれには、0〜5までのセグメント番号が付される。な
お、4チャンネルあるオーディオデータは、例えば、各
トラックの中央部に、ビデオデータに挟まれるように記
録される。
【0033】さらに、回転ドラム1には、再生用の磁気
ヘッド3A,3B,3C,および3Dが設けられる。こ
れら磁気ヘッド3A,3B,3C,および3Dの配置な
らびにアジマスの関係は、上述の記録用の磁気ヘッド2
A,2B,2C,および2Dと同様である。
【0034】図5は、この発明の実施の一形態における
高解像度ビデオ信号のデータ量の圧縮処理の概略を示す
ものである。図示しないが、高解像度ビデオ信号は、例
えばCCDを使用した高解像度ビデオカメラにより撮像
されたビデオ信号である。この高解像度ビデオ信号は、
三原色信号RGBのコンポーネントからなり、それぞれ
のサンプリング周波数の比を4:4:4とする(4:
4:4)信号である。RGB信号がY(輝度信号)、P
r(赤の色差信号)、Pb(青の色差信号)のコンポー
ネント信号((4:2:2)信号)に変換される。
【0035】高解像度ビデオカメラにより撮像された信
号の1フレームは、2200H×1125V(H:1ラ
イン中の画素数であることを示す。V:1フレーム中の
ライン数であることを示す)の画素数である。図5の最
上段に示されるように、(4:2:2)信号中のY(輝
度信号)は、この1フレーム中の有効領域である、19
20H×1080Vの画素数を有し、信号PrおよびP
bは、それぞれ960H×1080Vの画素数を有す
る。(4:2:2)信号およびディジタルオーディオ信
号は、記録系の入力端子10に対して所定のフォーマッ
トのシリアルデータとして供給される。このフォーマッ
トは、有効領域以外の領域を使用してオーディオデー
タ、付加データ(誤り検出用のCRC、ライン番号等)
を伝送するものである。
【0036】図6は、シリアルデータの転送フォーマッ
トの一例である、BTAのS−004規格に基づく1.
485Gbps(bit per second) のレートを有するシ
リアルディジタルA/V信号を示す。図6において、垂
直方向の数字は、ライン番号を示し、水平方向の数字
は、サンプル番号を示す。ライン番号の順番に従い、各
ライン毎に、映像サンプル番号順にシリアルにデータが
伝送される。水平方向に2200サンプル分、垂直方向
に1125ライン分で1フレーム分の画像およびオーデ
ィオが伝送される。
【0037】水平方向では、第0サンプル〜第1919
サンプルの1920サンプル分が有効映像領域とされ、
垂直ブランキング期間以外のラインにおいて、ビデオ信
号が伝送される。この有効映像領域の先頭を示すSAV
が第2196サンプル〜第2199サンプルに挿入され
る。また、有効映像領域の最後尾を示すEAVが第19
20サンプル〜第1923サンプルに挿入される。オー
ディオ信号は、第1928サンプル〜第2195サンプ
ルの268サンプル分で伝送される。第1924サンプ
ル,第1925サンプルは、ライン番号LNが挿入され
る。このラインのCRCC(Cyclic Redundancy Check C
odes) の検査ビットが第1926サンプル,第1927
サンプルに挿入される。
【0038】垂直方向では、第1ライン〜第40ライ
ン,第558ライン〜第602ライン,および第112
1ライン〜第1125ラインが垂直ブランキング期間と
される。例えばヘリカルスキャン方式のビデオヘッドの
スイッチングポイントは、この垂直ブランキング期間内
に来るようにされる。1フィールド分のビデオ信号は、
第41ライン〜第557ラインおよび第603ライン〜
第1120ラインのそれぞれの、上述の第0サンプル〜
第1919サンプルで伝送される。
【0039】なお、オーディオ信号は、この図に示され
るように、スイッチングポイントの次のラインを避けて
伝送される。このフォーマットで、水平方向において有
効映像領域外で伝送されるデータおよび信号を、補助デ
ータと称する。
【0040】フォーマット変換回路13(図1参照)に
よって、(4:2:2)信号が(3:1:1)信号へ変
換される。(3:1:1)信号は、図5に示すように、
(1440H×1080V)(Y)、(480H×10
80V)(Pr/Pb)の画素数である。さらに、フォ
ーマット変換回路13では、(3:1:1)信号を水平
方向で交互に2つのチャンネルに振り分けるディマルチ
プレックス処理(H−ディマルチプレックス)がなされ
る。従って、図5の下段に示すように、各チャンネル
は、(720H×1080V)(Y)、(240H×1
080V)(Pr/Pb)の画素数である。
【0041】このようにフォーマット変換回路13以降
では、2チャンネルの各チャンネルの信号処理がなされ
る。データレートについて説明すると、入力端子10に
供給されるシリアルデータの伝送レートは、1.485
GHzである。S/P変換器11によって、74.25M
Hzのパラレルデータに変換される。さらに、フォーマッ
ト変換回路13からの各チャンネルの信号は、44.4
062MHz(=74.25MHz×5/8)のデータレー
トである。
【0042】BRRエンコーダ18では、各チャンネル
の信号をDCTブロックの構成にブロック化する。この
場合、フィールドモードとフレームモードとが用意され
ている。フィールドモードは、フィールド内でDCTブ
ロックを構成し、DCT符号化するモードであり、フレ
ームモードは、フレーム内でDCTブロックを構成し、
DCT符号化するモードである。フィールドモードとフ
レームモードの何れにより圧縮符号化したかを示す情報
は、各シンクブロック内のIDに挿入される。1フレー
ムを構成する2フィールド間の画像の相違が少ない場
合、すなわち、動きが少ない場合では、フレームモード
が選択され、この相違が多い場合、すなわち、動きが多
い場合では、フィールドモードが選択される。図7は、
フレームモードとフィールドモードのそれぞれのDCT
ブロックを形成するためのブロック化の処理を示す。
【0043】フレームモードでは、その大きさが(8H
×8V)(Y)、(4H×8V)(Pr/Pb)のDC
Tブロックに1フレームの画像を分割する。従って、図
7の上側に示すように、各チャンネルおよび各フレーム
で、(90×135)ブロック(Y)、(60×13
5)ブロック(Pr/Pb)が構成される。DCTブロ
ック単位のシャッフリングを行う時では、(Pr/P
b)のDCTブロックについては、2ブロックをペアと
して扱う。シャッフリングの単位という点からは、(3
0×135)ブロック(Pr/Pb)が構成される。
【0044】一方、フィールドモードでは、その大きさ
が(8H×4V)(Y、Pr/Pb)のDCTブロック
に1フレームの画像を分割する。DCTブロックの垂直
方向のライン数をフレームモードの半分とするのは、一
つのDCTブロックの空間的拡がりをフレームモードと
同一とするためである。従って、図7の下側に示すよう
に、各チャンネルおよび各フレームで、(90×27
0)ブロック(Y)、(30×270)ブロック(Pr
/Pb)が構成される。これらのDCTブロックの構成
において、それぞれのフレーム内の空間的位置が元の位
置と異ならされる並び替え、すなわち、シャッフリング
がなされる。シャッフリングによって、圧縮符号化によ
る発生データ量がDCTブロック間で平均化される。
【0045】さらに、この発明の実施の一形態における
データの圧縮処理について、1ラインのデータを例に説
明する。例えばCCDから出力されるビデオ信号は、図
8Aに示されるように、赤色信号R,緑色信号G,およ
び青色信号Bがパラレルで伝送される(4:4:4)信
号である。これらパラレル信号のそれぞれは、例えば8
ビットのデータ幅を有する。Rn ,Gn ,Bn の信号の
組で、1画素が構成される。次に、この(4:4:4)
信号が(4:2:2)信号へと変換される(図8B)。
この(4:2:2)信号は、図6に示すようなシリアル
データのフォーマットとして、入力端子10から供給さ
れる。図8Bのデータは、シリアルフォーマットを分解
するコプロセッサ12の出力に現れる。
【0046】フォーマット変換回路13において、
(4:2:2)信号が(3:1:1)信号(図8C)へ
と変換される。(3:1:1)信号のクロック周波数
は、55.6875MHzである。さらに、フォーマッ
ト変換回路13において、(3:1:1)信号は、図8
Dに示されるように、YおよびPr、Pbがシリアルに
並べられた2チャンネルの信号Ch0およびCh1に変
換される。これらの信号Ch0およびCh1のクロック
周波数は、46.40625MHz(=74.25MH
z×5/8)である。
【0047】さらに、上述の信号Ch0およびCh1に
対してライン番号LNが挿入され、このライン番号LN
が信号処理を行う各構成部分の間で、データと共に伝送
される。そして、信号処理の際に、このライン番号LN
が参照され、メモリのアドレス制御やデータ順の管理な
どがなされる。これにより、何らかの原因でライン順に
不連続が生じても、ライン順の補整が可能とされる。
【0048】なお、図8では、圧縮処理の理解を容易と
するために、ビデオデータ(Y、Pr/Pb)のみが示
されている。
【0049】図9Aは、コプロセッサ12で補助データ
を付加された(4:2:2)信号の一例を示す。輝度信
号Yは、周波数が74.25MHzのクロックに従い順
次伝送される。一方、色差信号PrおよびPbは、帯域
圧縮されているためデータ量が半分とされ伝送される。
例えば、輝度信号Y0 ,Y1 には色差信号Pr0 ,Pb
0 がそれぞれ対応し、輝度信号Y2 ,Y3 には色差信号
Pr1 ,Pb1 がそれぞれ対応する。
【0050】タイミングジェネレータ30から供給され
たHsyncに基づき、(4:2:2)信号において有
効映像領域を示す1920クロックの先頭および最後尾
とに対して、SAVおよびEAVがそれぞれ4クロック
分設けられる。EAVの後に、ライン番号LNに基づき
生成されたライン番号LN0 ,LN1 が挿入される。さ
らに、これらライン番号LN0 ,LN1 の後ろに、CR
Cの検査ビットCR0,CR1 が挿入される。このCR
C検査ビットは、IC間のデータ転送時のエラーを検出
するために付加される。垂直方向の有効ライン数は、1
125本とされているため、ライン番号LNは、11ビ
ットで表現可能である。
【0051】また、図9Bは、フォーマット変換回路1
3から出力される2チャンネルのデータCh0、Ch1
を示す。この信号中の有効データの期間は、1200ク
ロックの期間に含まれる。信号Ch0と対応したHsy
nc0が立ち上がることによって1水平周期の開始が示
され、2クロック分にわたり、ライン番号LN0 、LN
1 が挿入される。そして、輝度信号Yおよび色差信号P
r/Pbがシリアルに挿入される。1ライン分の輝度信
号Yおよび色差信号Pr/Pbの後には、CRCの検査
ビットが1クロック分挿入される。さらに、1水平周期
の先頭のHsyncから1375クロック目に、次のH
syncが発生する。
【0052】後述するストレートダビング時でも、図9
Aおよび図9Bに示すようなフォーマットでデータが転
送されるが、圧縮符号化されたビデオデータが扱われ
る。圧縮されているので、図9に示すような1水平周期
期間内に約1.5シンクブロック分のデータが挿入され
る。
【0053】図10Aは、ビデオデータに対するエラー
訂正符号の構成の一例である。1トラックに記録される
量のビデオデータ毎にエラー訂正符号化がなされる。す
なわち、この1トラック分のビデオデータが(217×
226)に配列される。この配列の垂直方向に整列する
226ワード(1ワードは、ここでは1バイト)に対し
て(250,226)リード・ソロモン符号の符号化
(外符号の符号化)がなされる。24ワードの外符号の
パリティが付加される。外符号を用いることによって、
一例として、10ワードまでのエラー訂正、並びに24
ワードまでのイレージャ訂正を行うようにしている。
【0054】また、2次元配列の水平方向に整列する2
17ワード(ビデオデータまたは外符号のパリティ)に
対して、2ワードのIDが付加される。そして、水平方
向に整列する(217+2=219)ワードに対して
(231,219)リード・ソロモン符号の符号化(内
符号の符号化)がなされる。その結果、12ワードの内
符号のパリティが発生する。内符号を用いることによっ
て、一例として、4ワードまでのエラー訂正を行い、ま
た、外符号のエラー訂正のためのイレージャフラグが生
成される。
【0055】なお、オーディオデータに対しても、1ト
ラック中のデータ量は異なるが、ビデオデータと同様に
積符号の符号化がなされる。
【0056】外符号の符号化がされ、IDを含む外符号
の符号化出力に対して内符号の符号化がなされる。内符
号の符号化方向にデータが切り出され、ブロックシンク
が付加されることによって、1シンクブロックが構成さ
れる。すなわち、図10Aの配列の各行の(2+217
+12=231)ワードに対して2ワードのブロックシ
ンクが付加される。図10Bは、1ブロックシンクの構
成を示す。磁気テープ上には、シンクブロックが連続す
るデータが必要に応じてディジタル変調の処理を受けて
から記録される。
【0057】シンクブロックのIDには、シンクブロッ
クのセグメント番号、シンクブロック番号などが記され
る。さらに、各シンクブロック中の217ワードのデー
タ中の先頭の1ワードは、データヘッダである。このデ
ータヘッダ中には、データの量子化特性等を示す情報と
共に、1ビットのシンクエラーフラグ挿入される。シン
クエラーフラグは、記録時では、エラーでないことを示
す`0' とされる。再生時にエラー訂正デコーダ41の処
理の結果、1ワードでも訂正できなかったエラーが含ま
れる場合では、そのシンクブロックのシンクエラーフラ
グが`1' にセットされる。エラーフラグの処理の詳細
は、後述する。
【0058】この発明の実施の一形態では、信号の劣化
の少ないストレートダビングを可能とする。理解を容易
とするために、図2に戻って、再生側の構成から先に説
明する。図2において、ECCデコーダ41において、
上述した積符号の復号がなされる。積符号の復号後で
は、内符号のパリティおよび外符号のパリティの伝送が
省略される。ストレートダビング用のデータは、ECC
デコーダ41の出力信号の圧縮符号の復号をせずに、す
なわち、BRRデコーダ43をバイパスして、フォーマ
ット変換器47に入力される。
【0059】フォーマット変換器47では、通常の画像
再生系と同じインターフェースで他のVTRに信号が送
れるように、それぞれの1水平走査線(1ライン)中の
前半にデータを詰め、最後にCRCコードを付けて、コ
プロセッサ151に供給する。コプロセッサ151で
は、伝送エラー検出用のCRC演算を行い、また、圧縮
画像信号とオーディオプロセッサ52からの再生オーデ
ィオデータとを多重化する。コプロセッサ151の出力
データがP/S変換器153に供給される。P/S変換
器153の出力がストレートダビング用の出力端子15
4に取り出される。このストレートダビング用の信号
は、通常のシリアルデータ出力と同様の、図6に示すよ
うなフォーマットのデータであり、1.485Gdps
のデータレートである。但し、ビデオデータは、圧縮が
解かれていないデータである。
【0060】なお、ストレートダビング用の信号を出力
端子154に出力すると共に、通常再生の処理と同様に
圧縮を解く処理を受けた再生ビデオデータを出力端子5
4に出力するようになされる。この場合、ストレートダ
ビング用の信号のみを出力するように切り換えても良
い。
【0061】再生側のディジタルVTRのストレートダ
ビング用の出力端子154に上述したように出力された
シリアルデータが記録側のディジタルVTRのストレー
トダビング用の入力端子に供給される。図1において、
100は、通常の高解像度ビデオ信号の入力端子10と
は、別個に設けられたストレートダビング用の入力端子
を示す。
【0062】入力端子100からの入力信号は、上述の
通常の記録処理と同様に、S/P変換器111によりパ
ラレルデータに変換された後、コプロセッサ112に供
給される。コプロセッサ112において、オーディオ信
号が分離され、CRC演算が行われる。コプロセッサ1
12の出力信号がフォーマット変換器13に供給され
る。フォーマット変換器13より後の記録系の構成は、
通常の記録処理と共用される。フォーマット変換器13
において、入力端子10からの通常記録のデータと、入
力端子100からのストレートダビング用のデータとが
切り換えられる。
【0063】ストレートダビング用のデータに対してコ
プロセッサ112がCRC演算を行った結果、もし、伝
送路上のエラーが検出された場合は、この情報が次段の
フォーマット変換器13に伝えられる。フォーマット変
換器13では、伝送路上のエラーが検出された場合に
は、その箇所のブロックシンク中のデータヘッダ内のシ
ンクエラーフラグを加工する。これは、既にシンクエラ
ーフラグがセットされていたらそのままに、もし、セッ
トされていなかったらセットするように加工する。つま
り、既にあるシンクエラーフラグと、検出された伝送路
エラーをORを取って新たなシンクエラーフラグとする
のである。
【0064】記録時のフォーマット変換器13において
なされるエラーフラグの加工の様子を図11に示す。ス
トレートダビング用端子100から入力され、フォーマ
ット変換器13に対して入力されるデータ中のシンクエ
ラーフラグと、コプロセッサ112でなされたCRCチ
ェックの結果のエラーフラグ(伝送エラーフラグ)との
論理和出力がフォーマット変換器13の出力中のデータ
ヘッダ中の新たなシンクエラーフラグとされる。
【0065】ストレートダビング用端子100からのデ
ータは、圧縮された信号(すなわち、DCT係数デー
タ)なので、その中にエラーが混入していると、DCT
ブロック全体にエラーが波及するおそれがあるので、シ
ンクブロック中にエラーが入っていることを後段に伝え
るために、シンクエラーフラグをセットするのである。
このフラグがセットされている場合は、再生時に、コン
シール回路45においてコンシール処理がなされ、再生
画像中にDCTブロックに含まれる複数の画素がエラー
となるブロックエラーが生じるのを避ける。
【0066】フォーマット変換器13からの出力は、B
RRエンコーダ18をバイパスし、ECCエンコーダ2
2に入力される。ここでは、通常の画像入力を記録する
時と同様に、IDの付加、積符号の演算が行われる。E
CCエンコーダ22からの出力は、通常の画像入力の記
録と同様に、記録ヘッドに伝えられ、テープ上に記録さ
れる。
【0067】上述したこの発明の実施の一形態につい
て、エラーフラグの処理に焦点を当てて、処理の順番に
従って説明してみよう。まず、ストレートダビングに先
立って、必ず、通常の記録が行われる。次に、この記録
されたデータが再生される。通常の再生データの出力端
子54には、ECCデコーダ41、BRRデコーダ4
3、コンシール回路45、フォーマット変換回路47、
ビデオプロセッサ49、コプロセッサ51、P/S変換
器53を経由した再生信号が取り出される。一方、スト
レートダビング用の出力端子154には、ECCデコー
ダ41、フォーマット変換回路47、コプロセッサ15
1、P/S変換器153を経由した再生信号が取り出さ
れる。
【0068】一般的なダビングの場合では、出力端子5
4からのデータを記録側VTRの入力端子10に供給す
る。ストレートダビングの場合では、出力端子154か
らのデータを記録側VTRの入力端子100に供給す
る。
【0069】このような通常記録、再生、記録の過程を
経てストレートダビングがなされる。最初の通常記録の
場合において、記録されるシンクエラーフラグSYFL
Gは、エラー無しを示す値(`0' )である。次の再生動
作において、ECCデコーダ41においては、エラー訂
正を行った後の状態に応じて、シンクエラーフラグSY
FLGを制御する。すなわち、SYFLG=`0' の場合
において、エラー無しとされた場合では、SYFLGお
よびWFLGの両者とも、エラー無しを示す`0' とし
て、ECCデコーダ41から出力される。SYFLG=
`0' の場合において、訂正できなかったエラーが残る場
合では、SYFLGを`1' にセットし、また、残ったエ
ラー位置に対応するWFLGが`1' にセットされ、EC
Cデコーダ41から出力される。
【0070】ストレートダビング用端子154からは、
シンクエラーフラグSYFLGが付いた状態でデータが
出力される。図11を参照して説明したように、記録側
VTRでは、再生側VTRと記録側VTRとの間の伝送
路でのエラーがCRCによって検出され、伝送エラーフ
ラグが`1' にセットされた場合、その位置のシンクブロ
ックのシンクエラーフラグSYFLGを必ず`1' にセッ
トして記録が行われる。また、伝送路エラーが検出され
ない場合は、入力されたシンクエラーフラグSYFLG
(`0' または`1' )が記録される。
【0071】以上のようにして、制御されたシンクエラ
ーフラグSYFLGが付いた状態のデータがストレート
ダビングによって記録される。次に、通常記録またはス
トレートダビングで記録されたデータの再生時の処理に
ついて説明する。再生時では、シンクエラーフラグSY
FLGによって、ECCデコーダ41は処理を変えてい
る。
【0072】図12Aに示すように、再生データ中のシ
ンクエラーフラグSYFLGがセットされていない場合
では、ECCデコーダ41の出力では、訂正できなかっ
たワードに対応するワードエラーフラグWFLGがセッ
トされている。勿論、エラー無しか、エラー訂正がされ
た場合では、ワードエラーフラグWFLGがセットされ
ない。この処理は、通常記録によるデータを再生した場
合、またはSYFLGおよび伝送エラーフラグのOR出
力が`0' のストレートダビングで記録されたデータを再
生した場合に発生する。
【0073】一方、図12Bに示すように、再生時に、
シンクエラーフラグSYFLGがセットされている場合
では、それは一度、ダビングされた信号と判断し、シン
クエラーフラグSYFLGは、`1' のままとし、そのシ
ンクブロック内の全てのワードにワードエラーフラグW
FLGをセットして後段に送る。図12Bでは、エラー
訂正後に訂正できないワードと対応してワードエラーフ
ラグWFLGがセットされている例が示されている。し
かしながら、WFLGが全くセットされていない場合で
も、(SYFLG=`1' )は、以前に再生した場合に、
訂正できなかったワードエラーが存在したことを示すの
で、全ワードエラーフラグをセットする。さらに、この
ように再生したデータをストレートダビング端子154
から出力する場合では、このシンクエラーフラグを付加
して出力される。
【0074】BRRデコーダ43では、入力されるシン
クエラーフラグSYFLGとワードエラーフラグWFL
Gの両者から、補間処理の方法を選択する。シンクエラ
ーフラグSYFLGがセットされていても、もワードエ
ラーフラグWFLGが一部のワードにしか立っていない
場合は、通常の伸張処理を行う。すなわち、ワードエラ
ーフラグWFLGの位置によって使用できるDCT係数
を判断し、復号を行う。
【0075】一方、シンクエラーフラグSYFLGがセ
ットされていて且つワードエラーフラグWFLGが全て
のワードにセットされている場合は、一度でも、ダビン
グが行われ、このシンクブロック中には、もはや位置の
特定できないエラーが混入していると判断し、コンシー
ル補間器45における補間処理を行うように、エラーフ
ラグを伝達する。
【0076】上述したように、ストレートダビングを行
う時では、シンクエラーフラグSYFLGを用いること
で、テープ再生時のエラー情報、伝送路でのエラー情報
を後段に伝えることができるようになり、通常の画像再
生系では、シンクエラーフラグとワードエラーフラグの
両者を用いることで、画像復号と補間処理の選択ができ
るようになる。
【0077】なお、図1および図2に示すブロック図で
は、各機能を、例えば、エラー訂正エンコーダのように
表現しているが、これらの機能は通常、それぞれ独立し
たICで実現するのが普通である。また、ストレートダ
ビング端子100、154は、1.485Gbpsのシ
リアル信号を扱うようにしたが、圧縮率によってはさら
に低レートのシリアルインターフェースを使うこともで
きる。さらに、当然ながら、パラレル信号での伝送も可
能である。
【0078】なお、以上の説明では、1125本/60
Hzのシステムにこの発明を適用させた場合について説
明したが、これはこの例に限定されるものではない。例
えば、この発明は、フィールド周波数が59.94Hz
であるNTSCのシステムに適用させることも容易であ
る。この場合には、各インターフェイスならびにクロッ
ク周波数を、それぞれ1.001(=60/59.9
4)で除した値とすればよい。
【0079】さらに、この発明は、ビデオ信号のみの記
録/再生、オーディオ信号のみの記録/再生に対しても
同様に適用することができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、画
像圧縮・伸長をともなわない、圧縮済みの信号を扱う端
子を専用に設け、そこを経由する信号フォーマットを工
夫して、テープ再生時のエラー情報が伝わるようにし、
また、伝送路で生じたエラー情報がテープ上に残るよう
にし、画質劣化を最小限に抑えたストレートダビングが
可能となる。また、ストレートダビング用端子が専用に
設けられているので、通常の画像再生を行いながらスト
レートダビングを行うことができる。
【0081】この発明の奏する効果を下記に列挙する。
【0082】ストレートダビング時には、圧縮・伸長を
省略しているので、画像劣化を最小限に抑えることがで
きる。
【0083】再生側VTRで生じた訂正しきれなかった
エラーの情報を記録側VTRに確実に伝えることができ
る。
【0084】記録側VTRへの伝送路上にエラーが生じ
た場合、その箇所をテープ記録時にフラグで特定できる
ため、エラーが画質に与える影響を抑えることができ
る。
【0085】ストレートダビング用の端子を独立に設け
たので、ストレートダビングと一般的なダビングとを同
時に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態の記録側の構成の一例
を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の一形態の再生側の構成の一例
を示すブロック図である。
【図3】ヘッド配置の概略を示す略線図である。
【図4】磁気テープ上のトラックフォーマットを示す略
線図である。
【図5】この発明の実施の一形態におけるデータ圧縮の
処理を示す略線図である。
【図6】シリアルディジタルA/V信号の伝送フォーマ
ットを示す概念図である。
【図7】BRRエンコーダにおけるブロック化の処理を
示す略線図である。
【図8】この発明の実施の一形態における圧縮処理をデ
ータフォーマットを使用して示す略線図である。
【図9】回路(IC)間の信号フォーマットを示す略線
図である。
【図10】エラー訂正符号の説明に用いる略線図であ
る。
【図11】ストレートダビングにおける記録時のシンク
エラーフラグの処理を示す略線図である。
【図12】この発明の実施の一形態におけるエラーフラ
グ処理を説明するための略線図である。
【符号の説明】
10・・・シリアルデータの入力端子、12・・・コプ
ロセッサ、13・・・フォーマット変換器、18・・・
BRRエンコーダ、22・・・ECCエンコーダ、41
・・・ECCデコーダ、43・・・BRRデコーダ、4
5・・・コンシール回路、47・・・フォーマット変換
器、100・・・ストレートダビング用入力端子、15
4・・・ストレートダビング用出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 孝男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小菅 庄司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 河原 実 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 豊島 誠 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル情報信号を記録媒体に記録す
    るようにした記録装置において、 ディジタル情報信号が供給される第1の入力端子と、 上記第1の入力端子を介されたディジタル情報信号に対
    して圧縮処理を施す第1のエンコーダと、 上記第1のエンコーダからの圧縮信号に対してエラー訂
    正符号化を行う第2のエンコーダと、 上記第2のエンコーダの出力信号を記録媒体に記録する
    記録手段と、 上記圧縮処理がされたデータが供給される第2の入力端
    子とを備えたことを特徴とするディジタル情報信号記録
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記第2の入力端子から入力されるデータ中に、記録お
    よび再生されるデータ単位のエラーフラグが含まれるこ
    とを特徴とするディジタル情報信号記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記第2の入力端子から入力されるデータ中に、伝送エ
    ラーを検出するためのエラー検出符号の冗長データが含
    まれることを特徴とするディジタル情報信号記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記第2の入力端子から入力されるデータ中に、記録お
    よび再生されるデータ単位のエラーフラグと、伝送エラ
    ーを検出するためのエラー検出符号の冗長データが含ま
    れ、 上記冗長データにより伝送エラーが検出し、 上記データ単位のエラーフラグがセットされていない場
    合でも、上記伝送エラーが検出される時に、上記データ
    単位のエラーフラグをセットし、 上記データ単位のエラーフラグを記録することを特徴と
    するディジタル情報信号記録装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体からディジタル情報信号を再生
    する再生装置において、 記録媒体から信号を再生する再生手段と、 上記再生手段からの再生信号に対して、上記エラー訂正
    符号化の復号を行う第2のデコーダと、 上記第2のデコーダの出力信号に対して上記圧縮処理を
    解く第1のデコーダと、 上記第1のデコーダにより上記圧縮処理が解かれた再生
    信号を出力する第1の出力端子と、 上記第1のデコーダの処理がされない圧縮再生信号を出
    力する第2の出力端子とを備えたことを特徴とするディ
    ジタル情報信号再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記第2の出力端子から出力されるデータ中に、記録お
    よび再生されるデータ単位のエラーフラグをのせること
    を特徴とするディジタル情報信号再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 上記第2の出力端子から出力されるデータ中に、伝送エ
    ラーを検出するためのエラー検出符号を付加することを
    特徴とするディジタル情報信号再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項5において、 データ単位のエラーフラグをチェックし、上記エラーフ
    ラグがセットされている場合に、セットされている上記
    データ単位の全てのデータに対するシンボル単位のエラ
    ーフラグをセットすることを特徴とするディジタル情報
    信号再生装置。
  9. 【請求項9】 記録媒体からディジタル情報信号を再生
    する装置とディジタル情報信号を記録媒体に記録する装
    置間で、圧縮されたデータを伝送するためのデータ伝送
    方法において、 圧縮されたデータ中に、記録または再生されるデータ単
    位のエラーフラグをのせる部分を設けたことを特徴とす
    るデータ伝送方法。
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