JPH10275277A - 放送用割引クーポンid認証方法及びシステム - Google Patents

放送用割引クーポンid認証方法及びシステム

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JPH10275277A
JPH10275277A JP8010497A JP8010497A JPH10275277A JP H10275277 A JPH10275277 A JP H10275277A JP 8010497 A JP8010497 A JP 8010497A JP 8010497 A JP8010497 A JP 8010497A JP H10275277 A JPH10275277 A JP H10275277A
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discount coupon
broadcast
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flyer advertisement
checklist
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JP8010497A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Kitazawa
良光 北沢
Naofumi Inmaki
直文 印牧
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TVモニタにプリンタを付ける必要がなく、
レジ係で認証を短時間に行う。 【解決手段】 チラシ広告及び割引クーポン券を放送す
るシステムでその放送データから、チラシ広告割引クー
ポン券のTV画像のイメージ72と割引クーポンID2
1の内容(各項目)と、それらが記入内容の確認を必要
とするものはそのことを示す文字73、記入有無の確認
を必要とするものはそのことを示す文字74などを編集
してレジ係端末へ送り、チェックリストとしてプリント
アウトする。レジ係は購入者がTV画面を見て書いた割
引クーポン券をチェックリストで確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、割引クーポン券
の引換を認証するためのチェックリストを編集出力する
ことを特徴とする放送用割引クーポンID認証方法及び
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13に示すように紙よりなるチラシ広
告1の一部に割引クーポン券2を付け、つまり割引クー
ポン券2を印刷しておき、このチラシ広告1に示されて
いる製品Aを購入しようとする者が割引クーポン券2の
部分を切り取り、その割引クーポン券2を、広告主の販
売店3へ持参して、その割引製品Aを購入する際に、割
引クーポン券2をレジ係(販売員)に渡し、レジ係はそ
の割引クーポン券2がチラシ広告1に付いていたもので
あることを認証して、その製品Aを割引価格で売渡す。
その割引クーポン券2をマーケティング分析員が分析し
て、広告効果を測定する。
【0003】このような割引クーポン券をチラシ広告放
送でも発行することが提案されている。即ち従来のチラ
シ広告を配信するTV放送等では、図14に示すように
放送センタ11からチラシ広告放送12が行われ、これ
がTVモニタ13で受信され、このTVモニタ13に接
続されたプリンタ14から出力・印刷された割引クーポ
ン券15を使う方法が知られている。この種の方法では
商店16のレジ係が割引クーポン券15の引換を認証す
るには、印刷された割引クーポン券15の内容を確認す
るだけでよかった。しかしこの方法では各々のTVモニ
タ13に対して、各々のプリンタ14の設置が必要とな
り、経済的に好ましくないという第1の欠点があった。
【0004】また、プリンタを使用せずに、購入者の手
書きによる割引クーポン券を作成する方法も考えられて
いる。この方法では、チラシ広告放送を見た証拠を作る
ために、各々のチラシ広告に含まれるその放送用割引ク
ーポンID(識別情報)の番号を手書き転写して割引ク
ーポン券を作成する。広告主がレジ係に、この手書きに
よる割引クーポン券の内容と、割引クーポン券の引換を
認証するための情報(チェックリスト)を作成し配布
し、レジ係はその照合をする必要がある。この場合、チ
ェックリストを自動出力する手段が存在しないので、広
告主はチラシ広告が放送されたモニタ画面を実際に見
て、チェックリストを作成する作業が生じ、広告主の負
担が増加するという第2の欠点があった。
【0005】また、この方法では、広告主の放送用割引
クーポンIDを一意に識別するために、その放送用割引
クーポンIDの桁数が増加する傾向があった。この桁数
が増加すると、このレジ係の割引クーポン券の引換の認
証作業が煩雑になり、このレジ係の認証作業に要する時
間が長くなり、その確認精度が低下するという第3の欠
点があった。
【0006】さらに、放送用割引クーポンIDに関し
て、懸賞クイズの回答やアンケートの回答を含める方法
も考えられている。この場合、その放送用割引クーポン
IDの桁数が増加すると共に、その回答の記入有無の確
認作業負担が増加する。すなわち、チラシ広告の効果を
分析するマーケティング分析員が行う作業の一部をその
レジ係が肩代わりしているために、レジ係が過負荷にな
っているという第4の欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、こ
れらの欠点を解決するため、割引クーポン券の引換を認
証するためのチェックリストを編集出力することを特徴
とする放送用割引クーポンID認証方法及びシステムを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、割引
クーポン券の引換を認証するためのチェックリストをそ
のチラシ広告放送用データから編集出力することを特徴
とする。例えば図1に図14と対応する部分に同一符号
を付けて示すように、この発明では、広告主が入力した
チラシ広告放送に用いるデータを利用して、放送センタ
11でチェックリスト17を編集して対応する商店16
へ自動出力する。従って、広告主がチェックリストを作
成することなく、商店16のレジ係は購入者がTVモニ
タ13の画面のチラシ広告を見て手書きした割引クーポ
ン券18の引換の認証作業を行うことが可能になる。
【0009】この認証手順は図2に示すように、購入者
がTVモニタ13の画面19上のチラシ広告20とこの
発明による放送用割引クーポンID21を見て、必要な
データを記憶し、内容をメモ書き等に記入することによ
り、手書き割引クーポン券18を自ら作成する。購入者
が手書き割引クーポン券18を商店16に持参すると、
そのレジ係はチェックリスト17を用いて手書き割引ク
ーポン券18の引換の認証を行う。チェックリスト17
には、システムが認定したことを証明する表示を持つレ
ジ係確認用チェックリスト17aとスタンプ型割引クー
ポンID用チェックリスト17bと、表示を持たないマ
ーケティング分析員用チェックリスト17cとがある。
この発明による利用例としては、購入時に他人の視線が
気になる生理用品、避妊具、ポルノ雑誌等の覆面商品の
購入への適用が挙げられる。また、懸賞クイズの回答や
アンケートの回答を実現できると共に、複数の放送用割
引クーポンIDをまとめると更に割り引きをきかせるス
タンプ型割引クーポン券への適用も可能になる。
【0010】割引クーポン券の引換を認証するためのチ
ェックリストを編集出力を可能にする放送用割引クーポ
ンID21を、この発明では2重化構造にする。例えば
図3に示すように、放送用割引クーポンID21は、資
格確認用データ22とマーケティング効果分析用データ
23から構成される2重化構造を持つ。資格確認用デー
タ22により、チェックリスト17の作成が可能にな
り、レジ係の認証作業が可能となる。また、チラシ広告
放送の効果を測定するマーケティング分析員は、マーケ
ティング効果分析用データ23を用いて、そのチラシ広
告の効果を分析測定する。2重化構造を持つ放送用割引
クーポンID21は、レジ係とマーケティング分析員が
行う2種類の作業のために用いられる。
【0011】図4にこの発明による放送用割引クーポン
ID21の実現例と手書き割引クーポン券18の記入例
を示したものである。同図では、放送用割引クーポンI
D21の設定例として、手書き割引クーポン券18の使
用有効期限を示す有効期限データ25と、購入者の記
憶、例えば商店の愛称の記憶のために用いる購入者記憶
用データ26と、購入者がアンケートや懸賞設問に対す
る回答を記入する回答データ27と、その他の付加情報
データ28とがあることを示している。資格確認用デー
タ22は、有効期限データ25と、購入者記憶用データ
26と、回答データ27の3種類から構成される。レジ
係はこれらの3種類のデータについて認証すればよい。
なお、有効期限データ25と購入者記憶用データ26に
関しては記入内容を確認し、回答データ27に関しては
記入の有無を確認する。
【0012】マーケティング効果分析用データ23は、
購入者記憶用データ26、回答データ27、付加情報デ
ータ28から構成される。付加情報データ28は例えば
放送曜日データ28a、放送月日データ28b、製品種
別データ28cなどである。なおこの放送用割引クーポ
ンID21に対応して、TVモニタの表示画面には図2
において、有効期限データ25が、125に示すように
1月23日の場合「0123」と表示され、購入者記憶
用データ26が、126に示すように、店の愛称の場
合、例えば「ampm シブヤ」と表示され、回答デー
タ27が127に示すように、質問の場合、「食べたい
果物?」と表示され、放送曜日データ28a、放送月日
データ28b、製品種別データ28cがそれぞれ、12
8a,128b,128cに示すように、日曜日の場合
は「S」が、1月20日の場合は「0120」が、A製
品の場合、「a」が表示される。
【0013】このTVモニタの表示を見て購入者が書く
手書き割引クーポン券18は例えば図2に示すように、
データ25,26,27,28に対応して、「012
3」、「ampm シブヤ」、「リンゴ」、「S 01
20 a」である。マーケティング分析員は、レジ係が
回収した手書き割引クーポン券18を用いて、例えば、
放送時刻帯によるチラシ広告放送の効果を測定すること
ができる。
【0014】図5に、放送用割引クーポンID21の情
報の2重化構造に関する管理方法の例を示したものであ
る。管理方法を実現するフラグ表示方式を同図Aに、範
囲管理方式を同図Bにそれぞれ示している。これらの方
式では、2重化構造識別子41が、放送用割引クーポン
ID管理情報を格納する放送用割引クーポンID管理テ
ーブル42に設定される。
【0015】フラグ表示方式では、2重化構造識別子4
1は、資格確認用フラグ43とマーケティング効果分析
用フラグ44とよりなり、データ項目#1,#2,・・
・に対して、この2重化構造識別子41が付与されてい
る。そのデータ項目が資格確認用データ22のみに属す
る時は、その2重化構造識別子41の資格確認用フラグ
43が「有」と設定される。そのデータ項目がマーケテ
ィング効果分析用データ23のみに属する時は、その2
重化構造識別子41のマーケティング効果分析用フラグ
44が「有」と設定される。そのデータ項目が資格確認
用データ22とマーケティング効果分析用データ23の
両方に属する時は、資格確認用フラグ43とマーケティ
ング効果分析用フラグ44が共に「有」と設定される。
これらのフラグにより、放送用割引クーポンID21の
2重化構造に関する管理方法を実現する。
【0016】範囲管理方式では、放送用割引クーポンI
D21は、放送用割引クーポンID管理テーブル42
に、資格確認用データ22、マーケティング効果分析用
データ23の順番で格納される。各放送用割引クーポン
ID21に対してその2重化構造識別子41には資格確
認用データ22の先頭の位置を示す開始データ項目番号
45と終りの位置を示す終了データ項目番号46を設定
し、マーケティング効果分析用データ23の先頭の位置
を示す開始データ項目番号47と終わりの位置を示す終
了データ項目番号48を設定する。これらのデータ項目
番号を設定することにより、放送用割引クーポンID2
1の2重化構造に関する管理方法を実現する。
【0017】
【発明の実施の形態】図6及び図7にこの発明の放送用
割引クーポンID認証システム51を用いたシステムの
概要図を示す。システム51に入力される入力データ
は、チラシ広告イメージデータ、チラシ広告放送スケジ
ュール管理情報、放送用割引クーポンID管理情報、ス
タンプ型割引クーポンID連結情報から構成され、広告
主が入力端末52から入力する。放送用割引クーポンI
D21は広告主が任意に設定可能である。この図6の例
では、放送用割引クーポンID管理テーブル53に関し
て、放送用割引クーポンID情報の2重化構造に関する
管理方法として図5Aに示したフラグ表示方式を用いて
いる。放送用割引クーポンID管理テーブル53への入
力例として、そのデータ項目の中で最初に位置するデー
タ項目#1について示しているように、そのデータ項目
の名称であるデータ項目名称、図4に示した例では「有
効期限」と、その桁数として「4」と、そのデータ項目
に実際に設定されるデータ項目として「0123」と、
認証作業において記入内容の確認か記入有無の確認かを
識別する確認レベルとして「記入内容の確認」と、その
データ項目がその放送用割引クーポンID21の中で配
置される順番として「1」と、2重化構造識別子の中の
資格確認用フラグ43として「有」と、マーケティング
効果分析用フラグ44として「無」とが設定される。以
下同様に他のデータ項目#2,・・・についても対応す
るものがそれぞれ設定される。
【0018】チラシ広告イメージデータメモリ55、チ
ラシ広告放送スケジュール管理テーブル56、スタンプ
型割引クーポンID連結管理テーブル57が設けられ
る。図8に図6における放送用割引クーポンID認証シ
ステム51に相当する部分を示す。システム51内に放
送用割引クーポンID設定処理部61、メモリ部62、
チェックリスト編集出力処理部63、チラシ広告自動放
送処理部64、制御部65を機能構成として備え、メモ
リ部62はチラシ広告イメージデータメモリ55、管理
テーブル66よりなり、管理テーブル66はチラシ広告
放送スケジュール管理テーブル56、放送用割引クーポ
ンID管理テーブル53、スタンプ型割引クーポンID
連結管理テーブル57よりなる。チェックリスト編集出
力処理部63にはシステム認定表示処理部68が設けら
れている。チラシ広告イメージデータ、放送用割引クー
ポンIDは放送配送処理部69を通じてTVモニタ13
へ送られる。
【0019】これらを動作するには、制御部65の指令
により、放送用割引クーポンID設定処理部61は、入
力端末52から入力されるチラシ広告イメージデータを
受け取る。放送用割引クーポンID設定処理部61は、
制御部65の指令により、そのチラシ広告イメージデー
タをチラシ広告イメージデータメモリ55に格納する。
【0020】次に、制御部65の指令により、放送用割
引クーポンID設定処理部61は、入力端末52から入
力されるチラシ広告予約確認指示を受け取り、チラシ広
告放送スケジュール管理テーブル56からチラシ広告放
送スケジュール管理情報を読み出し、読み出し結果をチ
ラシ広告予約確認結果として、入力端末52に送出す
る。つまり、広告主はチラシ広告放送スケジュールを受
け取り、チラシ広告放送スケジュールを見て、自己のチ
ラシ広告を放送してもらいたい日時に空きがあるかを確
認し、空きがあれば、放送してもらいたい日時、広告主
名などと、放送用割引クーポンID管理情報、つまり有
効期限データ、購入者記憶用データ、回答データなど
と、これらが資格確認を要するか否か、つまり記入内容
の確認が必要か否かあるいは記入有無の確認が必要か否
か、を端末52から入力する。
【0021】次に、制御部65の指令により、放送用割
引クーポンID設定処理部61は、入力端末52からチ
ラシ広告放送を行うための入力データを受け取り、その
入力データをチラシ広告放送スケジュール管理情報と放
送用割引クーポンID管理情報とに分離し、分離された
これらの情報をチラシ広告放送スケジュール管理テーブ
ル56、放送用割引クーポンID管理テーブル53に格
納する。なお、この入力データに、スタンプ型割引クー
ポンID連結管理情報が入力されている場合には、各々
の放送用割引クーポンID管理情報に対応するそのスタ
ンプ型割引クーポンID連結管理情報を、スタンプ型割
引クーポンID連結管理テーブル57に格納する。
【0022】次に、制御部65の指令により、放送用割
引クーポンID設定処理部61は、入力端末52から入
力されるチェックリスト出力指示を受け取り、チェック
リスト編集出力処理部63にその出力指示を送出する。
チェックリスト編集出力処理部63は、その出力指示を
受け取り、指示内容を分類し、分類結果に応じて、チラ
シ広告イメージデータメモリ55とチラシ広告放送スケ
ジュール管理テーブル56と放送用割引クーポンID管
理テーブル53とスタンプ型割引クーポンID連結管理
テーブル57とから、そのチラシ広告イメージデータと
チラシ広告放送スケジュール管理情報と放送用割引クー
ポンID管理情報とスタンプ型割引クーポンID連結管
理情報をそれぞれ読み出し、分類結果に対応して、レジ
係確認用チェックリスト17a、スタンプ型割引クーポ
ンID用チェックリスト17b、マーケティング分析員
用チェックリスト17cを編集して出力する。なお、認
定済チェックリストであるレジ係確認用チェックリスト
17aとスタンプ型割引クーポンID用チェックリスト
17bを出力する時は、チェックリスト編集出力処理部
63は、システム認定表示処理部68からの指令によ
り、これらのシステムが認定したことを証明する認証7
1(図9)を合成して、出力を行う。チェックリスト編
集出力処理部63の出力先はチェックリスト出力指示の
中に設定されている。チェックリスト編集出力処理部6
3の出力先として、リモート端末、例えばレジ係が使用
するレジ端末や手書き割引クーポン券やマークシートを
読みとるためのOCR(光学的文字読取器)やTVモニ
タ、プリンタ、データ記録媒体(例えばFDやMOやC
DやDVD)などが挙げられる。
【0023】図9にレジ係確認用チェックリスト17の
例として、プリンタを使用した場合の紙による出力例を
示す。レジ係確認用チェックリスト17aでは、割引ク
ーポン券により割引購入できる商品を確認するためにT
Vモニタによるチラシ広告20(図6)の画像イメージ
72と、放送用割引クーポンID21とシステムが認定
したことを証明する認証71とが印刷される。同図で
は、資格確認用データ22は、記入の内容を確認するも
のと、記入の有無の確認をするものとがあり、資格確認
用データ22以外は、資格の確認が不要であることをそ
れぞれ示す印字73,74,75が付けられている。購
入者が、レジ係の認証作業に対して異議を唱えた場合、
紙によるレジ係確認用チェックリスト17を購入者に対
して提示し、実際に放送された画面と相違がない旨を説
明することにより、認証作業時における購入者とのトラ
ブルを回避することが可能となる。つまり図8中のチェ
ックリスト編集出力処理部63では図9に示すチェック
リストが得られるように、チラシ広告イメージデータ、
チラシ広告放送スケジュール管理情報、放送用割引クー
ポンID管理情報を編集し、放送用割引クーポンID2
1についてはこの枠内が資格確認用データ22であるこ
とを示し、また2重化構造識別子のフラグにより、前記
例ではデータ項目#1と#2が記入内容の確認であるこ
とを示す枠内に入れるなどの編集をする。
【0024】図10にスタンプ型割引クーポンの割引サ
ービスの実現例を示したものである。同図でも、プリン
タを使用した場合の紙による出力例を示している。第1
回目から第3回目のチラシ広告放送において、資格確認
用データ22の中にスタンプ型割引クーポン連結管理情
報77が設定されている。スタンプ型割引クーポン連結
管理情報77の例として、「弁当」77a、「無添加」
77b、「健康的」77cがあり、これらが、手書き割
引クーポン券18の中に第1回目から第3回目の放送用
割引クーポンID31a〜31cが記述され、これらの
間が連結され、手書き割引クーポン券18がスタンプ型
割引クーポン券として使用可能になる。つまり従来のス
タンプ型クーポン券は図10中に示すようにスタンプ用
紙81に使用ごと、または使用金額に応じてスタンプが
押されるが、これと同様の割引を行うことができる。こ
の時スタンプ型割引クーポン券が有効になる条件は、手
書き割引クーポン券18の中のスタンプ型割引クーポン
連結管理情報32a,32b,32cの内容が、図中の
スタンプ型割引クーポンID用チェックリスト17bの
中の資格確認用データ22中の連結情報部82a,82
b,82cの内容と一致することである。また、スタン
プ型割引クーポンID用チェックリスト17bにも、シ
ステムが認定したことを証明する認証71が印刷され
る。
【0025】これら入力、出力の動作が完了すると、図
8に示すチラシ広告自動放送処理部64は、制御部65
の指令により、チラシ広告放送スケジュール管理テーブ
ル56から、チラシ広告放送スケジュール管理情報を読
み出し、その管理情報の中から、起動された時刻に対応
する放送用割引クーポンID21を抽出し、放送用割引
クーポンID21に対応するチラシ広告イメージデー
タ、放送用割引クーポンID管理情報、スタンプ型割引
クーポンID連結管理情報が入力されている場合にはそ
のスタンプ型割引クーポンID連結管理情報を、チラシ
広告イメージデータメモリ55、放送用割引クーポンI
D管理テーブル53、スタンプ型割引クーポンID連結
管理テーブル57から読み出し、TVモニタ画面による
チラシ広告20のイメージ画像を合成し、放送配送処理
部69に送出する。放送配送処理部69は、チラシ広告
自動放送処理部64から受け取ったそのイメージ画像を
TVモニタ13に放送する。
【0026】図11に示すように従来の割引クーポンI
D84の資格確認範囲は、放送用割引クーポンID84
の全てにおよび、レジ係が本来すべき作業に含まれる資
格確認用データ25,26,27が分散して配置されて
いるのに対し、この発明では、放送用割引クーポンID
21の2重化構造により、資格確認用データ22が放送
用割引クーポンID21の先頭部分へ集中配置されてい
る。その結果、資格確認におけるレジ係のクーポン券の
引換の認証作業の速度の向上と作業精度の向上を可能に
させる。図中では、資格確認用データ22として、有効
期限23、覆面商品の名称や広告主と該購入者との間で
共通の言葉となる合い言葉等を含む該購入者記憶用デー
タ26および、回答データ27が示されている。
【0027】なお、この発明では、チェックリスト17
の出力は、リモート端末、プリンタ、データ記録媒体に
ついて説明したが、アダプタを用いることにより、任意
の装置への出力についても適用できることが容易に類推
できる。さらに、この発明では、放送用割引クーポンI
D21の資格確認用データ22について、その資格確認
を行うレジ係の人数が1人の場合を説明したが、資格確
認する人数が2人以上の場合、例えば、レジ係と月末の
抽選への応募資格を確認をする係等がいる場合、につい
ても適用できる。この場合、資格確認用データ22は多
重化構造を持つ。この資格確認用データの多重化構造の
例を、図12に示す。つまり資格確認用データが221
〜22n のn個に多重化されている。
【0028】さらに、この発明では、購入者が自由フォ
ーマットのメモ書きで割引クーポン券18を作成するこ
とを説明したが、広告主が用意した定型フォーマットの
用紙に手書き転写して割引クーポン券を作成する方法に
も適用できる。また、この発明では、システムが認定し
たことを証明する表示は自動印刷される場合を説明した
が、この表示の印刷可否を広告主が選択できるようにし
てもよい。さらに、この発明では、TV放送について説
明したが、他の放送型ネットワーク、例えばラジオ放
送、CATV放送、インターネット放送や衛星放送にも
適用できる。また、この発明では、割引クーポン券につ
いて説明したが、品物は定価にしておまけ付き製品を与
えるサービスにも適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明による
放送用割引クーポンID認証方法及びシステムによる
と、割引クーポン券の引換を認証するためのチェックリ
ストにより、広告主が割引クーポン券の引換を認証する
ための情報を作成し配布する作業が不必要になるという
第1の利点があると共に、チェックリストにより認証作
業時における購入者とのトラブルを回避することが可能
となるという第2の利点も生じる。
【0030】さらに、トラブルの回避が可能になること
より、購入者の手書きによる割引クーポン券を作成する
方式を用いることが容易になり、プリンタの設置が不必
要となり、経済的に好ましくなるという第3の利点があ
る。また、レジ係の割引クーポン券の引換の認証作業時
に、レジ係の割引クーポン券の引換の認証の時間が短縮
され、確認精度が向上するという第4の利点がある。
【0031】さらに、チェックリストにレジ係の記入有
無の情報を与えることにより、懸賞クイズの回答やアン
ケートの回答を効率よく回収できると共に、レジ係が過
負荷が解消されるという第5の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法の概念を説明するための図。
【図2】この発明の認証方法の手順を示す図。
【図3】この発明で用いる放送用割引クーポンIDの2
重化構造の概念を示す図。
【図4】この発明に用いる放送用割引クーポンIDの具
体例を示す図。
【図5】この発明に用いる放送用割引クーポンID情報
の管理方法を示す図。
【図6】この発明が適用されるシステムの構成例を示す
ブロック図。
【図7】図6中の各管理テーブルの内容の例を示す図。
【図8】この発明のシステムの実施例を示す機能構成
図。
【図9】この発明により編集されたチェックリストの例
を示す図。
【図10】スタンプ型割引商品に対する手書き割引クー
ポン券、スタンプ型割引クーポンID用チェックリスト
の例を示す図。
【図11】資格確認における従来方法としての発明方法
との差を示す図。
【図12】この発明に用いる資格確認用データの多重化
構造の例を示す図。
【図13】チラシ広告の割引クーポン券の処理手順を示
す図。
【図14】従来のチラシ広告放送の割引クーポン券の認
証を示す図。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 割引購入等の特典を与える放送用割引ク
    ーポンIDの認証方法において、 割引クーポン券の使用可否を判断するレジ係等の広告主
    に対して、上記割引クーポンを放送するシステムで上記
    割引クーポン券の引換を認証するためのチェックリスト
    を編集出力することを特徴とする放送用割引クーポンI
    D認証方法。
  2. 【請求項2】 上記システムで上記放送用割引クーポン
    IDを構成するデータ項目を資格確認用データとマーケ
    ティング効果分析用データとに分類して、2重化構造識
    別子を付与して管理する請求項1記載の放送用割引クー
    ポンID認証方法。
  3. 【請求項3】 上記放送用割引クーポンIDのデータ項
    目の全てに対して、それぞれ上記2重化構造識別子を表
    示させる請求項2記載の放送用割引クーポンID認証方
    法。
  4. 【請求項4】 上記放送用割引クーポンIDに対して、
    上記資格確認用データと上記マーケティング効果分析用
    データとの範囲を管理する請求項2記載の放送用割引ク
    ーポンID認証方法。
  5. 【請求項5】 割引購入等の特典を与える放送用割引ク
    ーポンIDを持つチラシ広告を放送するシステムにおい
    て、 チラシ広告よりチェックリストを編集出力する処理手段
    を兼ね備えることを特徴とする放送用割引クーポンID
    認証システム。
  6. 【請求項6】 上記放送用割引クーポンIDを設定する
    割引クーポンID設定処理手段と、 放送用割引クーポンID管理情報とチラシ広告放送スケ
    ジュール管理情報と複数の放送用割引クーポンID間に
    意味を持たせるスタンプ型割引クーポンID連結管理情
    報とを記憶する管理テーブルと、上記管理テーブルと対
    応するチラシ広告イメージデータを記憶するチラシ広告
    イメージデータメモリとから構成される記憶手段を備
    え、 上記放送用割引クーポンIDを資格確認用データとマー
    ケティング効果分析用データと分けた2重化構造を持つ
    請求項5記載の放送用割引クーポンID認証システム。
  7. 【請求項7】 上記チェックリストに放送用割引クーポ
    ンID認証システムが認定したことを証明する表示を行
    う処理手段を含む請求項6記載の放送用割引クーポンI
    D認証システム。
  8. 【請求項8】 上記チラシ広告イメージデータと上記管
    理テーブルを用いてチラシ広告画面を作成し自動放送す
    る処理手段を含む請求項6記載の放送用割引クーポンI
    D認証システム。
  9. 【請求項9】 上記チェックリストには上記チラシ広告
    の内容と、上記放送用割引クーポンIDと、その項目中
    の内容確認を示す表示と、記入の有無の確認を示す表示
    とが設けられている請求項5乃至8の何れかに記載の放
    送用割引クーポンID認証システム。
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