JP2002051024A - 携帯電話への広告配信システム及びその方法 - Google Patents

携帯電話への広告配信システム及びその方法

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JP2002051024A
JP2002051024A JP2000237829A JP2000237829A JP2002051024A JP 2002051024 A JP2002051024 A JP 2002051024A JP 2000237829 A JP2000237829 A JP 2000237829A JP 2000237829 A JP2000237829 A JP 2000237829A JP 2002051024 A JP2002051024 A JP 2002051024A
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mobile phone
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Kazuyoshi Watanabe
一善 渡邉
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Planet Kk J
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J PLANET KK
Planet Kk J
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯電話を利用した広告の配信について、最終
消費に繋がる強力なインセンティブを消費者に与える。 【解決手段】 本願発明に係る携帯電話への広告配信
方法は、合言葉を含む広告を、広告主から受け付ける第
1のステップ100と、上記の合言葉を直接或いは間接
的に提示することにより得られる特典やその場所などを
含む特典情報を、店舗事業者から受け付ける第2のステ
ップ200と、第1のステップ100で受け付けた合言
葉を含む広告を第1視覚情報として加工し、第2のステ
ップ200で受け付けた特典情報を第2視覚情報として
加工し、加工された第1視覚情報と第2視覚情報の適切
な組合せを対として含む画像情報を生成する第3のステ
ップ300と、第3のステップ300で得た視覚情報
を、消費者の携帯電話に送信する第4のステップ400
とを有する。このため、広告主にとっては、自己の商品
を消費者に印象づけることができ、消費者より合言葉の
提示を受けて特典を提供する店舗事業者も、当該消費者
を顧客として吸引することができる。消費者は、合言葉
の提示によって、特典の恩恵を受けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、携帯電話への広
告配信システム又はその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年携帯電話の普及と、その機能の多様
化によって、メールなどの音声とは異なる情報の配信が
可能となった。このため、例えばi−mode(NTT
DoCoMo)に代表される携帯電話の情報配信シス
テムが脚光を浴び、このようなシステムを利用した広告
メールの配信が普及しつつある。
【0003】本来、広告の目的は、より多くの消費者
に、商品を認知させることにある。従って、上記の広告
メールの利用にて、確実に携帯電話を有する消費者へ広
告を打つことができ、有効な広告手段と考えられる。し
かし、消費者に商品が認知された後、その消費に繋がら
なければ、広告主となるメーカーなどにとって、最終的
な企業目的を達したとは言いえない。
【0004】現在の携帯電話ヘの広告の配信では、商品
の認知を促すに止まり、最終的な、消費に繋がるインセ
ンティブを、消費者に十分に与えるには至っていない。
【0005】一方、配信システムの運用者にとっても、
メーカーなどから広告の依頼をより多く受けるために、
携帯電話を保有する消費者への、広告主にとって魅力の
ある、新しい、広告の打ち方が模索されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、携帯電話
への広告メールを魅力的なものとする情報配信システム
を提供することにより、上記課題の解決を図るものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明に係る携
帯電話への広告配信方法は、文字情報等の視覚情報を表
示することが可能な表示部を備えた消費者の携帯電話に
対し、広告となる視覚情報を送信するものについて、次
の手段を採るものである。即ち、この携帯電話への広告
配信方法は、少なくとも、携帯電話の上記表示部の視覚
情報の一部として携帯電話に送信する、合言葉を含む広
告を、広告主から受け付ける第1のステップ100と、
携帯電話の表示部の視覚情報の少なくとも他の一部とし
て携帯電話に送信する、上記の合言葉を直接或いは間接
的に提示することにより得られる特典やその場所などを
含む特典情報を、店舗事業者から受け付ける第2のステ
ップ200と、第1のステップ100で受け付けた合言
葉を含む広告を第1視覚情報として加工し、第2のステ
ップ200で受け付けた特典情報を第2視覚情報として
加工し、加工された第1視覚情報と第2視覚情報の適切
な組合せを対として含む視覚情報を生成する第3のステ
ップ300と、第3のステップ300で得た視覚情報
を、消費者の携帯電話に送信する第4のステップ400
とを備えたことを特徴とする。尚、ここでいう視覚情報
とは、文字情報、画像情報など、視覚にて認識するこが
可能な全ての情報をいう。加工とは、受け付けた情報を
そのまま、第1或いは第2視覚情報として、配信する視
覚情報に含めることも、含むものである。又、ここでい
う店舗事業者とは、実在の店舗を構える事業者のみなら
ず、インターネットなどのネット上での仮想店舗や、通
信販売の事業者を含むものである。従って、例えば、仮
想店舗の事業者の場合、消費者の来店とは、ネット上の
仮想店舗へのアクセスということになる。
【0008】上記の手段を採る本願第1の発明に係る携
帯電話への広告配信方法では、消費者の携帯電話に配信
する視覚情報として、合言葉を含む第1視覚情報と、こ
の合言葉を提示することによって得られる特典情報を含
む第2視覚情報とを、画像情報として生成し、消費者の
携帯電話に配信することが可能となった。このため、広
告主にとっては、合言葉にて、自己の商品を消費者に印
象付けることが可能である。一方、消費者より合言葉の
提示を受けて特典を提供する店舗事業者も、店舗へ足を
向けさせるインセンティブを、携帯電話を保有する末端
消費者に与えることができ、広告主の合言葉を含む広告
に便乗して消費者を来店させ、顧客として吸引すること
ができる。また、消費者においては、合言葉の提示によ
って、特典の恩恵を受けることができる。
【0009】本願第2の発明に係る携帯電話への広告配
信方法は、上記本願第1の発明に係る携帯電話への広告
配信方法にあって、第2視覚情報とする特典情報には、
第1視覚情報に含まれる合言葉を、消費者が口頭で述べ
ることで得られ特典についての、情報が含まれるもので
あることを特徴とする。
【0010】上記手段を採る携帯電話への広告配信方法
は、上記本願第1の発明に係る携帯電話への広告配信方
法と同様の作用を得ると共に広告主の広告に含まれる商
品などに関連する合言葉を、消費者に覚えさせることが
でき、広告の認知度を高めることができる。更に、直接
配信を受ける携帯電話を保有する消費者から、他の消費
者への口頭による広告の間接的な伝達が期待でき、この
点においても広告の認知度に高めるのに寄与することが
可能である。
【0011】本願第3の発明に係る携帯電話への広告配
信システムは、文字情報等の視覚情報を表示することが
可能な表示部を備えた消費者の携帯電話に対し、広告と
なる視覚情報を送信するものであって、次の構成を採
る。即ち、この携帯電話への広告配信システムは、少な
くとも、携帯電話の上記表示部の視覚情報の一部として
携帯電話に送信する第1視覚情報と、上記視覚情報の少
なくとも他の一部として携帯電話に送信する第2視覚情
報とを保持することが可能な記憶手段11を備える。第
1視覚情報の内容は、合言葉を含む広告であり、第2視
覚情報の内容は、上記の合言葉を直接或いは間接的に提
示することにより得られる特典やその場所などを含む特
典情報である。
【0012】上記の構成を採る本願第3の発明によっ
て、上記本願第1の発明の作用を得る具体的手段を提供
し得た。
【0013】本願第4の発明に係る携帯電話への広告配
信システムは、上記本願第3の発明に係る携帯電話への
広告配信システムにあって、第1視覚情報の内容とし
て、合言葉を含む広告を、広告主から受信することが可
能な広告受付手段12と、第2視覚情報の内容として、
上記の合言葉を直接或いは間接的に提示することにより
得られる特典やその場所などを含む特典情報を、店舗事
業者から受信することが可能な特典情報受付手段13と
を備えたことを特徴とする。
【0014】このような構成を採ることによって、本願
第4の発明に係る携帯電話への広告配信システムは、上
記本願第3の発明に係る携帯電話への広告配信システム
と同様の作用を得ると共に、広告受付手段12にて、広
告主からの広告の受付を容易に自動化することを可能と
し、また、同様に、特典情報受付手段13にて、店舗事
業者からの特典情報の受付を容易に自動化することを可
能とした。
【0015】本願第5の発明に係る携帯電話への広告配
信システムは、上記本願第3又は第4の発明に係る携帯
電話への広告配信システムにあって、記憶手段11が保
持する第1視覚情報の内容を、広告受付手段12が受け
付けた視覚情報に、更新することが可能な第1情報更新
手段16と、記憶手段11が保持する第2視覚情報の内
容を、特典情報受付手段13が受け付けた視覚情報に、
更新することが可能な第2情報更新手段17とを備えた
ことを特徴とする。
【0016】上記の構成を採ることによって、本願第5
の発明に係る携帯電話への広告配信システムは、上記本
願第3又は第4の発明に係る携帯電話への広告配信シス
テムと同様の作用を得ると共に、第1情報更新手段16
と第2情報更新手段17とにて、第1視覚情報の内容
や、第2視覚情報の内容を、夫々の配信期間の終了によ
って、円滑に、新たな広告主の広告や、新たな店舗事業
者の特典情報に対応するものに変更することが可能なっ
た。即ち、広告期間の経過や、特典給付期間の終了など
に伴って、携帯電話に配信される視覚情報が保有する、
第1視覚情報の内容や、第2視覚情報の内容を、円滑に
変更することができる。
【0017】本願第6の発明に係る携帯電話への広告配
信システムは、上記本願第3乃至第5の何れかの発明に
係る携帯電話への広告配信システムにあって、第1視覚
情報の更新と、第2視覚情報との更新とは、独立して行
うことが可能なものであることを特徴とする。
【0018】本願第6の発明に係る携帯電話への広告配
信システムは、上記本願第3乃至第5の何れかの発明に
係る携帯電話への広告配信システムと同様の作用を得る
と共に、配信する視覚情報中の、第1視覚情報の内容
と、第2視覚情報の内容を、別個に更新することができ
る。例えば、、配信する視覚情報中の、第1視覚情報に
ついて、1週間内容を同じものとし、第2視覚情報につ
いては、その内容を日替わりにするといったことが容易
に行える。
【0019】本願第7の発明に係る携帯電話への広告配
信システムは、上記本願第3乃至第6の何れかの発明に
係る携帯電話への広告配信システムにあって、特典情報
には、第1視覚情報に含まれる合言葉を、消費者が口頭
で述べることで得られる特典についての、情報が含まれ
るものであることを特徴とする。
【0020】このような構成を採ることによって、本願
第7の発明に係る携帯電話への広告配信システムは、上
記本願第3乃至第6の何れかの発明に係る携帯電話への
広告配信システムと同様の作用を得ると共に、広告主の
広告に含まれる商品などに関連する合言葉を、消費者に
覚えさせることができ、広告の認知度を高めることがで
きる。更に、直接配信を受ける携帯電話を保有する消費
者から、他の消費者への口頭による広告の間接的な伝達
が期待でき、この点においても広告の認知度に高めるの
に寄与することが可能である。即ち、本願第2の発明に
係る方法が奏する作用を具体的に得ることが可能なシス
テムを提供し得た。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の実
施の形態を説明する。図1乃至図5へ本願発明の一実施
の形態を示す。図1は、この携帯電話への広告配信シス
テムのハード構成を示す説明図である。図2は、このシ
ステムにて配信を受ける携帯電話の一実施の形態を示す
略正面図である。図3は、このシステムの一実施の形態
の概要を示すブロック図である。図4は、この実施の形
態に係るシステムによる携帯電話への広告配信方法を示
す説明図である。図5は、受信者のデータベースの内容
の一例を示す説明図である。尚、以下ハードウエアのこ
とを単にハードと呼び、ソフトウエアのことを単にソフ
トと呼ぶ。以下、 1)本願発明に係る携帯電話への広告配信システムのハ
ード構成 2)一実施の形態に係る携帯電話への広告配信システム
の概要 3)この実施の形態に係るシステムによる携帯電話への
広告配信方法 4)付随事項 5)総括 の順で説明する。
【0022】1)本願発明に係る携帯電話への広告配信
システムのハード構成 この携帯電話への広告配信システムは、文字情報等の視
覚情報を表示することが可能な表示部を備えた消費者の
携帯電話に対し、広告となる視覚情報を送信するもので
あって、次の構成を採る。即ち、この携帯電話への広告
配信システム1は、少なくとも、携帯電話の上記表示部
の視覚情報の一部として携帯電話に送信する第1視覚情
報と、上記視覚情報の少なくとも他の一部として携帯電
話に送信する第2視覚情報とを保持することが可能な記
憶手段11と、第1視覚情報の内容として、合言葉を含
む広告を広告主から受信することが可能な広告付手段1
2と、第2視覚情報の内容として、上記の合言葉を直接
或いは間接的に提示することにより得られる特典やその
場所などを含む特典情報を、店舗事業者等の特典提供者
から受信することが可能な特典情報受付手段13と、広
告付手段12で受け付けた合言葉を含む広告を第1視覚
情報として加工し、特典情報受付手段13で受け付けた
特典情報を第2視覚情報として加工し、加工された第1
視覚情報と第2視覚情報の適切な組合せを対として含む
画像情報を生成する生成手段14と、記憶手段11が保
持する視覚情報を、消費者の携帯電話に送信することが
可能な送信手段15と、記憶手段11が保持する第1視
覚情報の内容を、広告受付手段12が受け付けた視覚情
報に、更新することが可能な第1情報更新手段16と、
記憶手段11が保持する第2視覚情報の内容を、特典情
報受付手段13が受け付けた視覚情報に、更新すること
が可能な第2情報更新手段17とを備え、生成手段14
は、第1視覚情報と第2視覚情報とを含む視覚情報を、
記憶手段11へ、書き込むことが可能であり、第1視覚
情報の更新と、第2視覚情報との更新とは、独立して行
うことが可能なものであることを特徴とする。上記の第
1視覚情報の内容は、合言葉を含む広告であり、第2視
覚情報の内容は、上記の合言葉を直接或いは間接的に提
示することにより得られる特典やその場所などを含む特
典情報である。システム1の上記各手段は、OS(オペ
レーティング・システム)やシステム運用ソフト、通信
ソフトなどが導入されたコンピュータと、コンピュータ
が備えるハードディスクなどの記憶装置と、通信回線と
の接続装置とにて、実現されるものであり、当該システ
ム1は、インターネットに代表される双方の通信が可能
な通信回線2を利用して、消費者が保有する携帯電話3
…3に視覚情報を配信することを可能としている。
【0023】図2へ示す通り、上記のシステム1にて、
登録された受信者の携帯電話3の表示部30に、記憶手
段11が保持する上記の視覚情報Jが、配信される。こ
の実施の形態において、表示部30の上段に視覚情報J
が有する第1視覚情報J1が表示され、表示部30の下
段に視覚情報Jが有する第2視覚情報J2が表示され
る。
【0024】携帯電話3への配信は、視覚情報J毎に行
われる。但し、記憶手段2が保持する視覚情報J中の、
第1視覚情報J1については、第1情報更新手段16に
て、第2視覚情報J2と独立して、その内容を更新する
ことが可能であり、また、視覚情報J中の、第2視覚情
報J2については、第2情報更新手段17にて、第1視
覚情報J1と独立して、その内容を更新することが可能
である。
【0025】2)一実施の形態に係る携帯電話への広告
配信システムの概要 図3へ、携帯電話への広告配信システム全体の概要を示
す。携帯電話への広告配信システムは、ホームページサ
ーバ4と、管理センタ5と、情報配信サーバ6と、管理
用記憶装置7とにて、実現される。図3において、aは
合言葉を含む広告の配信を希望する広告主(以下必要に
応じて単に広告主と呼ぶ。)を示し、bは店舗事業者な
どの特典情報の提供者(以下必要に応じて特典提供者或
いは単に提供者と呼ぶ。)を示し、cは携帯電話3を保
有する消費者(以下必要に応じて受信者と呼ぶ。)を示
している。この実施の形態において、上記システム1
(図1)は、上記のホームページサーバ4と、管理セン
タ5と、情報配信サーバ6と、管理用記憶装置7とにて
実現される。システム1が備える記憶手段11は、主と
して情報配信サーバ6にて実現されている。また、記憶
手段11は、必要に応じて、上記の情報配信サーバ6と
管理用記憶装置7とにて構成されるものとしても、実施
可能である。
【0026】ホームページサーバ4は、システム1の、
広告受付手段12及び特典情報受付手段13を担うもの
である。具体的には、ホームページサーバ4は、通信回
線2を通じてアクセス可能な、ホームページを提供す
る。ホームページサーバ4が提供するホームページは、
登録画面tと検索申込画面kとの少なくとも2種の画面
を備える。登録画面tには、広告主の登録画面t1と、
特典提供者の登録画面t2と、視覚情報の配信を希望す
る受信者の登録画面t3とが設けられている。商品のキ
ャッチフレーズなど合言葉を含む広告の配信を行いたい
広告主は、登録画面t1にアクセスして、必要事項を入
力することにて登録を行うことができる。特典情報の配
信を希望する特典提供者は、登録画面t2にアクセスし
て、必要事項を入力することにて登録を行うことができ
る。自己の携帯電話に視覚情報の配信を希望する受信者
は、登録画面t3にアクセスして、必要事項を入力する
ことにて登録を行うことができる。受信者は、この登録
以降、視覚情報の配信を受けることができる。上記の登
録画面tで受け付けたデータは、管理記憶装置7に記録
されデータベースを構成する。即ち管理記憶装置7は、
受信者に関するデータベースと、広告主に関するデータ
ベースと、特典提供者に関するデータベースとを保持す
る。検索申込画面kには、広告主の配信用検索申込画面
k1と、提供者の配信用検索申込画面k2とが設けられ
ている。登録を受けた広告主は、配信用検索申込画面k
1にアクセスして、管理記憶装置7に記録された受信者
に関するデータベースから、広告を配信したい受信者層
を選択することができる。同様に、特典提供者は、配信
用検索申込画面k2にアクセスして、管理記憶装置7に
記録されデータベースから、広告を配信したい受信者層
を選択することができる。上記の管理記憶装置7は、情
報配信サーバ6と共に、一つの記憶装置にて、実現され
るものであってもよいが、別途専用の記憶装置にて構成
されるものであっても実施可能である(上記の記憶手段
11自体は、一つの記憶装置から構成されるものも、複
数のコンピュータ即ち複数の記憶装置から構成されるも
のの場合も、いずれの場合をも含む)。
【0027】管理センタ5は、システム1の、生成手段
14と、第1情報更新手段16、第2情報更新手段17
とを担うものである。管理センタ5において、ホームペ
ージサーバ4から取得した広告内容を、携帯電話で表示
を行うのに適した第1視覚情報に加工し、又、ホームペ
ージサーバ4から取得した特典情報を、携帯電話で表示
を行うのに適した第2視覚情報に加工する。そして、第
1視覚情報に対して適した第2視覚情報の対を配信する
視覚情報として生成する(第1視覚情報と第2視覚情報
のマッチングを図る)。
【0028】情報配信サーバ6は、携帯メールのサーバ
であり、上記システム1の、記憶手段11と、送信手段
15と、第1情報更新手段16と、第2情報更新手段1
7とを担うものである。記憶手段11には、上記の管理
センタ5において、生成された視覚情報が記録される。
この記憶手段11の内容は、送信手段15にて、通信回
線2を介して、登録された受信者の携帯に配信される。
【0029】3)この実施の形態に係るシステムによる
携帯電話への広告配信の流れ 上記のシステムによる携帯電話への広告配信方法は、文
字情報等の視覚情報を表示することが可能な表示部を備
えた消費者の携帯電話に対し、広告となる視覚情報を送
信するものについて、図4へ示す通り、次の各ステップ
を採る。即ち、この携帯電話への広告配信方法は、前処
理のステップ80と、少なくとも携帯電話の上記表示部
の視覚情報の一部として携帯電話に送信する合言葉を含
む広告を広告主から受け付ける第1のステップ100
と、携帯電話の表示部の視覚情報の少なくとも他の一部
として携帯電話に送信する上記の合言葉を直接或いは間
接的に提示することにより得られる特典やその場所など
を含む特典情報を店舗事業者から受け付ける第2のステ
ップ200と、第1のステップ100で受け付けた合言
葉を含む広告を第1視覚情報として加工し、第2のステ
ップ200で受け付けた特典情報を第2視覚情報として
加工し、加工された第1視覚情報と第2視覚情報の適切
な組合せを対として含む画像情報を生成する第3のステ
ップ300と、第3のステップ300で得た視覚情報
を、消費者の携帯電話に送信する第4のステップ400
と、後処理のステップ500とを有する。以下、図4を
用いて、広告配信の流れについて、更に詳しく述べる。
【0030】a)前処理のステップ i)ホームページの開設 上記の前処理のステップ80において、システム運用者
は、ホームページサーバ4(図3)において、既述の、
広告主の登録画面t1と特典提供者の登録画面t2と視
覚情報の配信を希望する受信者の登録画面t3とを備え
た登録画面t及び、広告主の配信用検索申込画面k1と
提供者の配信用検索申込画面k2とを備えた配信用検索
申込画面kとを、開設しておく。 ii)配信を希望する受信者の募集 そして、ステップ80において、加入を希望する受信者
cは、携帯電話から図3のホームページサーバ4へ、登
録画面t3にアクセスして、必要事項を入力する。登録
画面t3にて入力する必要事項については、メールアド
レス・性別・年令・既婚未婚・住所(匿名性を重視する
ため、記入させる場合は区程度までとするのが好まし
い。)・職業・勤務地及び主な活動地・趣味等である。
加入者を増加させるため、匿名性を重視するので、原則
として、氏名の入力はさせない。上記の各項目について
は、ページ上に表記されたものから選択する形式にする
のが、受信者の入力の煩わしさを低減でき、効果的であ
る。自由記入欄は、記述式とする。但し 上記の、必要
事項については、変更可能である。ホームページへのア
クセスは、上記の通り、携帯で行う他、コンピュータで
行うものとしても実施可能である。また、このように、
ホームページにアクセスする以外に、応募葉書などに
て、書面で受信者の加入の応募を行うようにしても実施
可能である。更に、システム運用者のスタッフによっ
て、直接勧誘を行い、書類に記入させるようにして、参
加を募るものとしても実施可能である。このような書類
の記入は、広告主a或いは提供者bの店頭にて行うもの
としても効果的である。受信者cは、この登録により、
保有する携帯電話へ、視覚情報の配信を受けることがで
きる。原則として、受信者には視覚情報の配信に対して
課金しない。受け付けられた受信者cのデータは、管理
記憶装置7に記録され、受信者に関するデータベースを
構成する。このデータベースの内容(画面表示70)に
ついては、図5へ示す通り、必要事項として、受信者に
入力させた前記の事項について、項目が設けられてお
り、条件ごとに検索して、加入している受信者の件数
を、抽出することができる。
【0031】b)第1のステップ(広告主の募集) ステップ100において、商品のキャッチフレーズなど
合言葉を含む広告の配信を行いたい広告主は、ホームペ
ージサーバ4の登録画面t1にアクセスして、コンピュ
ータ或いは携帯から、必要事項を入力することにて登録
を行う。登録内容は、商号・代表者氏名・住所・連絡先
・担当者名・資本金・年商・業種・主な取扱い品目・合
言葉を含んだ広告コピーなどである。また、このよう
に、ホームページにアクセスする以外に、申込葉書など
にて、書面で受信者の加入の応募を行うようにしても実
施可能であり、システム運用者のスタッフ或いは広告代
理店経由によって、直接営業を行うものとしても、実施
可能である。受け付けられた広告主aのデータは、管理
記憶装置7に記録され、広告主に関するデータベースを
構成する。広告主aは、以後、広告を配信することがで
きる。広告主aは、上記の登録後、ホームページサーバ
4の 配信用検索申込画面k1にアクセスして、管理記
憶装置7へ記録され受信者に関するデータベース(図
5)から、広告を配信したい受信者層を選択することが
できる。具体的には、情報配信したい受信者グループ・
配信可能日時の検索から配信日・時間の指定、広告の作
成、配信の依頼までをホームページ上に設けた申込画面
から行うことができる。この実施の形態において、広告
主aに関するデータベースについては、システム運用者
以外アクセスすることができないものとする。
【0032】c)第2のステップ(特典情報提供者の募
集) ステップ200において、店舗事業者などの、自己の店
舗を広告して集客を図りたい提供者bは、コンピュータ
或いは携帯から、ホームページサーバ4の登録画面t2
にアクセスして、必要事項を入力することにて登録を行
う。この登録事項とは、店舗名・住所・電話番号・業種
・担当者・特典の内容を含む店舗等の広告などである。
また、このように、ホームページにアクセスする以外
に、申込葉書などにて、書面で受信者の加入の申込を行
うようにしても実施可能であり、システム運用者のスタ
ッフ或いは広告代理店によって、直接営業を行うものと
しても実施可能である。提供者bの募集は、受信者cに
よる推薦によっても行う。ホームページ上に推薦コーナ
ーを設置し、受信者が店舗名・住所・電話番号・業種・
担当者・推薦理由を入力することでエントリーとする。
尚、このエントリーによって提供者bが獲得できた場
合、受信者cに、特典の提供もしくは所定の対価を支払
うなどのインセンティブ(店舗で消費する際に受信者c
に与えるインセンティブとは別である。)を設けるよう
すれば効果的である。受け付けられた提供者のデータ
は、管理記憶装置7に記録され、提供者に関するデータ
ベースを構成する。特典提供者bは、以後、広告を配信
することができる。特典提供者bは、上記の登録後、ホ
ームページサーバ4の配信用検索申込画面k2にアクセ
スして、管理記憶装置7へ記録された受信者に関するデ
ータベース(図5)から、広告を配信したい受信者層を
選択することができる。この検索よって、広告を打ちた
い受信者c層を選択することができる。具体的には、情
報配信したい受信者グループ・配信可能日時の検索から
配信日・時間の指定、広告の作成、配信の依頼までをホ
ームページ上に設けた申込画面から行うことができる。
【0033】c)第3のステップ i)第1視覚情報への加工 第3のステップ300において、システム1は、ステッ
プ100にて取得した、登録された広告主aからの合言
葉を含んだ広告のコピーを、管理センタ5にて、図2へ
示す視覚情報J中の(上段の)第1視覚情報J1として
(内容、文字数など)適したものに加工する。この加工
は、管理センター5のオペレータがコンピュータを使っ
て行う。 ii)第2視覚情報への加工 この第3のステップ300において、システム1は、ス
テップ200にて取得した登録された提供者bからの特
典情報を含んだ店舗等の広告を受け、管理センタ5に
て、これを、既述の、図2へ示す視覚情報J中の(下段
の)第2視覚情報J2として(内容、文字数など)適し
たものに加工する。この加工は、管理センター5のオペ
レータがコンピュータを使って行う。 iii)視覚情報の生成 更に、この第3のステップ300において、管理センタ
5にて、第1視覚情報J1と、これに適した第2視覚情
報J2との組み合わせを、視覚情報Jとして生成する。
この生成は、管理センター5のオペレータがコンピュー
タを使って行う。 d)第4のステップ 上記の第3のステップ300で生成された視覚情報J
は、情報配信サーバ6(図3)に置かれ、受信者cの携
帯電話に配信される。ここで、第1視覚情報J1につい
ては、1週間程度の長期に同じ内容を配信するものと
し、第2視覚情報J2については、短期に配信する、例
えば、日替わりとすることができる。この場合、配信す
る視覚情報Jとしては、毎日更新されることとなる。こ
のような更新は、管理センター5のオペレータがコンピ
ュータを使って行う。
【0034】図2へ示す通り、上記の配信を受けた携帯
電話3の表示部30において、例えば、第1視覚情報J
1として、視覚情報Jの上段に企業広告キャッチフレー
ズを表示する。そして、その下段に、店舗の場所、上記
のキャッチフレーズを言うことによって受けられる特典
と、その時間帯とを表示する。ここで、上段の広告主a
(例えば洋酒メーカーなどの)企業と、下段の提供者b
(例えば、酒屋やレストランなどの)とは、独立して一
切連携するものではない。即ち、両者は、広告(「合言
葉」広告、「特典」広告)の依頼を行うのみであり、両
広告の対を生成することについては、システム運用者
(管理センタ5)が一元に行う。そして、広告料d(図
3)については、上段の広告主aのみから、徴収する。
但し、下段の提供者bからも広告料を徴収することを、
制限するものではない。又、広告主aが広告する合言葉
広告にて広告する商品と、提供者bの店舗とは、直接関
連するものに限らない。例えば、広告主aをビール製造
者とし、提供者bが化粧品店として、ビールの広告に含
まれる合言葉(例えば、「すっきり爽快○○ビール」)
を、受信者cが、化粧品店で言えば、口紅のディスカウ
ント・サービスを受ける、というような形態も可能であ
る。このような広告主aと提供者bのマッチング即ち、
第1視覚情報J1と第2視覚情報J2の対の生成は、上
記の通り、システム運用者(管理センタ5)が一元に行
うのである。
【0035】受信者cに対しては、その登録に際して、
上記の第1視覚情報J1即ち上段の広告の合言葉を覚え
て、第2視覚情報J2即ち下段の広告にある特典を下段
の広告中にある場所にて、店員などに、その合言葉を口
頭で伝えることによって、特典P(図2)を享受できる
旨、告知しておく。従って、このシステムにより、上段
の広告主aにとって、携帯で表示した自社の広告のキャ
ッチフレーズを顧客に覚えて貰えるというメリットを享
受することができる。更に、このような合言葉の提供に
より、所謂口コミにて、2次的な末端消費者の確保を行
うことが期待できる。また、下段の広告主即ち特典提供
者bにとっては、図2へ示す通り実際にサービスSを受
けに来る消費者を集客できる。前記の通り、下段のサー
ビスの内容は、日替わりにすれば(第2視覚情報J2の
配信を短期にすれば)、例えば、3割引きなどの大きな
特典を打っても、その日限りであるため、大きな経費を
必要としなくて済む。
【0036】e)後処理のステップ システム運用者は、必要に応じて、後処理のステップ5
00にて、実際に、店舗に訪問した消費者に特典が供与
されたか否かのチェックを行う。即ち、最初の配信を行
うまでにシステム運用者或いはその代理人が、特典提供
者b或いは受信者c(消費者)に対して、ヒアリングで
上記の確認をすると共に、初回並びに数度に1度、訪問
その他の方法で実際にサービス(特典)が提供されてい
るかを確認する。上記において、システム運用者が、本
サービスに不適格と判断した場合、特典提供者bの登録
を抹消することができる。広告主aの提供する広告内容
についても、同様に、チェックを行うのが、望ましい。
【0037】上記の前処理乃至第2のステップで得た、
受信者に関するデータベース、広告主に関するデータベ
ース及び提供者に関するデータベースにおいて、広告主
に関するデータベースのアクセスに関しては、既述の通
り、システム運用者に限り可能とするのが適当である
が、受信者に関するデータベース及び提供者に関するデ
ータベースについても、データ全てをアクセス可能とす
るものではなく、検索に必要なデータのみ、システム運
用者以外の者がアクセス可能とし、それ以外のデータに
ついては、システム運用者以外の者のアクセスを制限す
るのが好ましい。但し、不要であれば、このような制限
を設けずに実施することも可能である。
【0038】4)付随事項 a)受信者cについては管理せず、自由エントリーとす
る。但し、システム運用者からの配信が円滑に行われな
かったときには自動的に登録抹消とする。これにより常
に生きたリストを維持し続ける。 b)対価については、合言葉提供者即ち広告主aは、情
報配信数に応じて対価を支払う。配信数は1回の最低件
数(例えば5000件)を決めておき、最低件数以下の
場合も最低件数として検索する(5000件未満の場合
も5000件として検索する)。尚、最低件以上に配信
する場合は1件あたりの対価を定め、加算していく。例
えば、1件加算ごとに10円を想定する。上記の対価に
ついては、ボリュームディスカウントや継続ディスカウ
ントなどのメリットを提供するのも効果的である。ま
た、合言葉広告の作成自体についも、広告主aから依頼
を受けてシステム運用者が行うものとしても実施可能で
ある。更に、広告主aとは、別に合言葉を含む広告のコ
ピーのみを(コピーライターなどから)受付、これに、
広告主aをすり合わせるようにしても実施可能である。
上記において、広告料dは請求書によって行うものとす
る。しかし、オンラインで決済するようにしても効果的
である。 d)既述の通り、広告主aと特典提供者bは、属性に基
づいて区分(グループ化)されたデータベースから、希
望するグループ毎に情報配信できる。更に配信日時を指
定することも可能である。 e)一方、受信者cは情報に基づき、広告に記載された
所定の期間内に所定の店舗等に訪問し、もしくは通信を
経由して「合言葉」を表示し、所定のサービスを利用し
た際に、所定の特典をその場で受けるものとする。 f)情報の配信 広告主aは、情報配信を希望する日時、ターゲット、情
報内容を申込画面からエントリーできる。これに基づ
き、弊社が他の希望者とも調整して情報配信する。ま
た、既述のオペレータによる種々の操作についても、こ
のようなオペレータを介さず、自動検索システムと自動
申込システムを導入して無人で対応できるようにしても
効果的である。また、これらの点については、提供者b
についても同様である。 g)視覚情報Jの表示の仕方についても、一度に表示で
きる画面を、上段、下段に分けて、第1及び第2の視覚
情報J1,J2を表示するものとしたが、この他、画面
をスクロールして視覚情報J中の各視覚情報J1,J2
を見ることができるものとしても実施可能である。
【0039】5)総括 a)各利用者のメリット このシステムは、携帯電話の文字画像情報配信技術と、
構築したデータベースとを活用し、携帯電話3の表示部
30に表示される視覚情報Jの前段に「合言葉」、後段
に特典付広告を表示した情報コンテンツを、登録された
携帯電話3へ配信するものであり、「合言葉」広告から
の情報配信料を収益とし、特典付広告主(特典提供者
b)及び受信者cは無料で利用できる収益構造を採るこ
とによって、最大の効果を得ることができる。即ち、 i)受信者cは情報に基づき、広告に記載された所定の
期間無いに所定の店舗等に訪問し、もしくは通信を経由
して「合言葉」を表示したうえで所定のサービスを利用
した際に、所定の特典(ディスカウント、プレゼント
等)を(その場で)享受できる。 ii)合言葉広告主aは、携帯電話への広告配信に加え、
受信者cが特典付広告主(特典提供者b)のサービスを
利用する際に「合言葉」を表示することから、受信者を
使った人的広告サービスをも享受できる。 iii)特典付広告主(特典提供者b)は、携帯電話への
広告配信に加え、受信者が特典を享受するために実際の
サービスを利用することから、具体的な顧客動員サービ
スをも享受できる。
【0040】b)本システムを利用するビジネスのメリ
ット 特典付広告を無料開放することは、小規模事業主の参加
を促す。これは、受信者にとって幅広い機会と選択肢、
特典を提供すると同時に特典付広告主の事業を促進す
る。即ち、小規模事業主の活性化という社会的役割を担
う。更に、受信者は特典享受により事実上、広告費の還
元を受ける訳で、これは受信者=消費者であることを考
えれば広告費の消費者還元ということができる。また
「合言葉」広告は大手事業者等による利用が中心と予測
されるが、彼らにとっても本事業の提供する新規性が高
く、ゲーム性に富み、かつ有効な広告手段の登場はメリ
ットそのものである。本システムを利用した事業は、特
典を付けて直接的に受信者に広告を行う者に費用負担を
求めず、代わって合言葉を提供する広告主に費用負担を
求めている点に、斬新性がある。そしてその正当性は下
記に基づく。即ち、本事業は、「何人に情報配信した
か。更にその内の何人が合言葉を表示し(対合言葉広告
主)、サービスを利用し(対特典付広告主)、特典を享
受したか(対受信者)」の4つの価値判断できる。つま
り、本事業が合言葉広告主に対して提供する利益は「配
信数と人メディア(口コミ等)による合言葉の表示数」
であり、特典付広告主(特典提供者)に対しては、「配
信数と受信者による顧客化」であり、更に、受信者には
「消費特典」である。これを利用者の負担という視点で
見てみる。まず受信者は対価支払という消費者負担とは
別に「合言葉の表示=メディアとして機能する」という
業務を負担している。そしてこれへの対価は「消費特
典」によって特典付広告主(特典提供者)から享受す
る。この時点で受信者の収支を完結させている。一方、
特典付広告主が合言葉広告主に代わって受信者に支払っ
た人メディアへの対価は特典付広告主(特典提供者)の
負担として残ることになる。そこで、合言葉広告主は特
典付き広告主が負担した費用の相殺として、情報配信費
の全額を負担するという関係が成立する。
【0041】
【発明の効果】本願第1の発明の実施によって、消費者
の携帯電話に配信する視覚情報として、合言葉を含む第
1視覚情報と、この合言葉を提示することによって得ら
れる特典情報を含む第2視覚情報とを、画像情報として
生成し、消費者の携帯電話に配信することが可能となっ
た。このため、広告主にとっては、合言葉にて自己の商
品等を消費者に印象付けることが可能であり、一方、消
費者より合言葉の提示を受けて特典を提供する店舗事業
者も、店舗へ足を向けさせるインセンティブを、携帯電
話を保有する末端消費者に与えることができ、広告主の
合言葉を含む広告に便乗して消費者を来店させ、顧客と
して吸引することができる。また、消費者においては、
合言葉の提示によって、特典の恩恵を受けることができ
る。本システムを利用する事業は、商品の告知に係る費
用を合言葉の広告主が負担し、店舗事業者などの二次広
告主即ち特典提供者が値引き等の特典提供という形で事
実上の広告費を負担し、最終的にはその広告費が消費者
即ち受信者に特典という形で還元されるという、これら
3者の利得関係を成立させることが可能である。携帯電
話での情報配信や割引特典付広告は既に日本の商習慣に
なじんだものである。しかし、これらを組み合わせ、更
に合言葉ゲームを織り込んで、人をも広告媒体として絡
めた複合型広告は斬新で、しかも小規模事業者支援と消
費者還元を実現するビジネスとして、最近の携帯通信シ
ステムとコンピューターシステム、データベース技術を
利用して、確立することが可能である。
【0042】本願第2の発明の実施によって、上記本願
第1の発明と同様の効果を得ると共に、広告主の広告に
含まれる商品などに関連する合言葉を、消費者に覚えさ
せることができ、広告の認知度を高めることができる。
更に、直接配信を受ける携帯電話を保有する消費者か
ら、他の消費者への口頭による広告の間接的な伝達が期
待でき、この点においても広告の認知度に高めるのに寄
与することが可能である。
【0043】本願第3の発明の実施によって、本願第1
の発明の効果を得る具体的手段を提供し得た。
【0044】本願第4の発明の実施によって、上記本願
第3の発明と同様の効果を得ると共に、広告主からの広
告の受付を容易に自動化することを可能とし、また、同
様に、店舗事業者からの特典情報の受付を容易に自動化
することを可能とした。
【0045】本願第5の発明の実施によって、上記本願
第3又は第4の発明と同様の効果を得ると共に、第1視
覚情報の内容や、第2視覚情報の内容を、夫々の配信期
間の終了によって、円滑に、新たな広告主の広告や、新
たな店舗事業者の特典情報に対応するものに変更するこ
とが可能なった。即ち、広告期間の経過や、特典給付期
間の終了などに伴って、携帯電話に配信される視覚情報
が保有する、第1視覚情報の内容や、第2視覚情報の内
容を、円滑に変更することができる。
【0046】本願第6の発明の実施によって、上記本願
第3乃至第5の何れかの発明と同様の効果を得ると共
に、配信する視覚情報中の、第1視覚情報の内容と、第
2視覚情報の内容を、別個に更新することができる。例
えば、配信する視覚情報中の、第1視覚情報について、
1週間内容を同じものとし、第2視覚情報については、
その内容を日替わりにするといったことが容易に行え
る。
【0047】本願第7の発明の実施によって、上記本願
第3乃至第6の何れかの発明と同様の効果を得ると共
に、広告主の広告に含まれる商品などに関連する合言葉
を、消費者に覚えさせることができ、広告の認知度を高
めることができる。更に、直接配信を受ける携帯電話を
保有する消費者から、他の消費者への口頭による広告の
間接的な伝達が期待でき、この点においても広告の認知
度に高めるのに寄与することが可能である。即ち、本願
第2の発明に係る方法が奏する作用を具体的に得ること
が可能なシステムを提供し得た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る携帯電話への広告配信システム
のハード構成を示す説明図である。
【図2】携帯電話の一実施の形態を示す略正面図であ
る。
【図3】本願発明に係る携帯電話への広告配信システム
の一実施の形態の概要を示すブロック図である。
【図4】上記実施の形態に係るシステムによる携帯電話
への広告配信方法を示す説明図である。
【図5】受信者のデータベースの内容を示す一実施の形
態の説明図である。
【符号の説明】
1…システム、11…記憶手段、12…広告受付手段、
13…特典情報受付手段、14…生成手段、15…送信
手段、16…第1情報更新手段、17…第2情報更新手
段、100,200,300,400…ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04M 3/42 Z H04M 3/42 3/493 3/493 H04B 7/26 M

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字情報等の視覚情報を表示することが
    可能な表示部を備えた消費者の携帯電話に対し、広告と
    なる視覚情報を送信する、携帯電話への広告配信方法に
    おいて、 少なくとも、携帯電話の上記表示部の視覚情報の一部と
    して携帯電話に送信する、合言葉を含む広告を、広告主
    から受け付ける第1のステップと、 携帯電話の表示部の視覚情報の少なくとも他の一部とし
    て携帯電話に送信する、上記の合言葉を直接或いは間接
    的に提示することにより得られる特典やその場所などを
    含む特典情報を、店舗事業者から受け付ける第2のステ
    ップと、 第1のステップで受け付けた合言葉を含む広告を第1視
    覚情報として加工し、第2のステップで受け付けた特典
    情報を第2視覚情報として加工し、加工された第1視覚
    情報と第2視覚情報の適切な組合せを対として含む視覚
    情報を生成する第3のステップと、 第3のステップで得た視覚情報を、消費者の携帯電話に
    送信する第4のステップとを備えたことを特徴とする携
    帯電話への広告配信方法。
  2. 【請求項2】 第2視覚情報とする特典情報には、第1
    視覚情報に含まれる合言葉を、消費者が口頭で述べるこ
    とで得られ特典についての、情報が含まれるものである
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話への広告配信
    方法。
  3. 【請求項3】 文字情報等の視覚情報を表示することが
    可能な表示部を備えた消費者の携帯電話に対し、広告と
    なる視覚情報を送信する、携帯電話への広告配信システ
    ムにおいて、 少なくとも、携帯電話の上記表示部の視覚情報の一部と
    して携帯電話に送信する第1視覚情報と、上記視覚情報
    の少なくとも他の一部として携帯電話に送信する第2視
    覚情報とを保持することが可能な記憶手段を備え、 第1視覚情報の内容は、合言葉を含む広告であり、 第2視覚情報の内容は、上記の合言葉を直接或いは間接
    的に提示することにより得られる特典やその場所などを
    含む特典情報であることを特徴とする携帯電話への広告
    配信システム。
  4. 【請求項4】 第1視覚情報の内容として、合言葉を含
    む広告を、広告主から受信することが可能な広告受付手
    段と、 第2視覚情報の内容として、上記の合言葉を直接或いは
    間接的に提示することにより得られる特典やその場所な
    どを含む特典情報を、店舗事業者から受信することが可
    能な特典情報受付手段とを備えたことを特徴とする請求
    項3記載の携帯電話への広告配信システム。
  5. 【請求項5】 記憶手段が保持する第1視覚情報の内容
    を、広告受付手段が受け付けた視覚情報に、更新するこ
    とが可能な第1情報更新手段と、 記憶手段が保持する第2視覚情報の内容を、特典情報受
    付手段が受け付けた視覚情報に、更新することが可能な
    第2情報更新手段とを備えたことを特徴とする請求項3
    又は4記載の携帯電話への広告配信システム。
  6. 【請求項6】 第1視覚情報の更新と、第2視覚情報と
    の更新とは、独立して行うことが可能なものであること
    を特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の携帯電話
    への広告配信システム。
  7. 【請求項7】 特典情報には、第1視覚情報に含まれる
    合言葉を、消費者が口頭で述べることで得られる特典に
    ついての、情報が含まれるものであることを特徴とする
    請求項3乃至6の何れかに記載の携帯電話への広告配信
    システム。
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