JPH10274981A - 曲情報検索装置 - Google Patents

曲情報検索装置

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Publication number
JPH10274981A
JPH10274981A JP9095198A JP9519897A JPH10274981A JP H10274981 A JPH10274981 A JP H10274981A JP 9095198 A JP9095198 A JP 9095198A JP 9519897 A JP9519897 A JP 9519897A JP H10274981 A JPH10274981 A JP H10274981A
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JP
Japan
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information
music
song
search
input
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9095198A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hirota
賢一 廣田
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9095198A priority Critical patent/JPH10274981A/ja
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが所望する曲の曲情報を容易に見いだす
ことのできる曲情報検索装置を提供する。 【解決手段】各々が固有の曲番号を含む複数の曲情報で
成る曲群を記憶する曲情報記憶手段13と、所望の曲情
報を検索するための検索情報を入力する検索情報入力手
段15と、該検索情報入力手段から入力された検索情報
を含む曲情報を該曲情報記憶手段に記憶された曲群の中
から検索する曲情報検索手段10と、該曲情報検索手段
により検索された曲情報に含まれる曲番号を表示する表
示手段17、とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子楽器、
カラオケ装置、コンピュータ等といった本体装置とは別
個に設けられる曲情報検索装置に関し、特に該本体装置
に登録されている複数の曲の各々に対応して該曲情報検
索装置に記憶された複数の曲情報の中からユーザが所望
する曲情報を検索する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の曲の中から所定の曲を選択
する必要がしばしば発生する。例えば、カラオケ装置を
使用する場合は、ユーザは複数の曲の中から自分が歌い
たい曲を選択する必要がある。また、電子楽器にデモン
ストレーション演奏を行わせる場合は、複数のデモンス
トレーション曲の中から好みの曲を選択する必要があ
る。更に、コンピュータを利用して曲を自動演奏させる
場合も所望の曲を選択する必要がある。
【0003】以下、カラオケ装置を例にとって説明す
る。カラオケ装置に所望の曲の伴奏を行わせる場合、ユ
ーザは、その曲に対応する曲番号をカラオケ装置に入力
する必要がある。従来は、所望の曲の曲番号を探す場合
は、曲名とその曲番号とが対応付けて記載された目録が
使用されている。この場合、曲名が予めわかっていれ
ば、ユーザは目録を参照して曲名を目で検索し、所望の
曲名を発見したら該曲名に対応する曲番号を認識し、こ
れをカラオケ装置に入力する。これにより、カラオケ装
置で所望の曲の伴奏が発生される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年は通信
回線を用いて最新の流行曲の情報をいち早く取り込める
所謂通信カラオケ装置が普及してきた。これに伴い、カ
ラオケ装置が扱う曲目の増え方が従来よりも早くなって
いる。また、カラオケ装置の記憶容量の増大に伴い古い
曲も消去せずに残しておくことが多くなっている。従っ
て、カラオケ装置が扱う曲数は年々増大する傾向にあ
る。
【0005】このように、カラオケ装置で取り扱う曲数
が増大するに伴って目録の記載量も増大し、場合によっ
ては複数の目録に分けて曲名、曲番号等を記載している
のが現状である。その結果、ユーザが所望の曲を検索す
るのに必要な時間や労力が増大するという問題がおきて
いる。このような問題は、上記電子楽器やコンピュータ
等においても同様に発生している。
【0006】本発明は、このような問題を解消するため
になされたもので、その目的は、ユーザが所望する曲の
曲情報を容易に見いだすことのできる曲情報検索装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の曲情報検索装置は、図1に示すように、各
々が固有の曲番号を含む複数の曲情報で成る曲群を記憶
する曲情報記憶手段と、所望の曲情報を検索するための
検索情報を入力する検索情報入力手段と、該検索情報入
力手段から入力された検索情報を含む曲情報を該曲情報
記憶手段に記憶された曲群の中から検索する曲情報検索
手段と、該曲情報検索手段により検索された曲情報に含
まれる曲番号を表示する表示手段、とを備えている。
【0008】上記曲情報記憶手段に記憶される曲情報に
は、固有の曲番号の他に、例えば曲名、歌手名、歌詞の
一部又は全部を含むことができる。また、上記検索情報
入力手段で入力される検索情報としては、上記曲情報の
中の、例えば曲名、歌手名、歌詞の一部又は全部を用い
ることができる。更に、上記曲情報及び検索情報には、
必要に応じて、曲のジャンル、歌手の性別(男性/女性
/デュエットといったボーカリストによる分類)、歌手
の国籍等を含めることができる。なお、上記曲情報及び
検索情報に含まれる「歌詞の一部」としては、歌詞の先
頭部分の所定範囲又は歌詞に含まれる所定の語句等を用
いることができる。
【0009】曲情報記憶手段は、例えばリードオンリメ
モリ(以下、「ROM」という)、電気的に書込可能な
ROM(EPROM)、フラッシュメモリ、バッテリバ
ックアップされたランダムアクセスメモリ(以下、「R
AM」という)、フロッピーディスク、ハードディス
ク、MD(ミニディスク)、PD(相変化光ディス
ク)、DVD(デジタルビデオディスク)、その他の不
揮発性メモリで構成することができる。なお、本曲情報
検索装置を携帯容易にするためには、曲情報記憶手段
は、ROM、EPROM、フラッシュメモリ、バッテリ
バックアップされたRAM等といったICメモリで構成
するのが好ましい。
【0010】曲情報検索手段は、例えば中央処理装置
(以下、「CPU」という)で構成することができる。
この曲情報検索手段は、検索情報入力手段から入力され
た検索情報と曲情報記憶手段に記憶された曲情報とを比
較し、検索情報の全部又は一部が曲情報の全部又は一部
と一致した場合に、当該曲情報に含まれる曲番号、曲
名、歌手名、歌詞の一部又は全部、ジャンル、歌手の性
別、歌手の国籍等の中から、必要な情報を適宜表示手段
に転送する。
【0011】上記曲情報検索手段は、最初に検索情報に
対応する曲情報が発見された場合に検索を中止するよう
に構成してもよいし、検索情報に対応する曲情報が発見
されても曲情報記憶手段の全域の検索が完了するまで検
索を続行し、複数の曲情報を検索するように構成しても
よい。
【0012】上記表示手段は、曲情報検索手段によって
検索された曲情報を表示する。この表示手段は、例えば
CRT表示装置、LCD表示装置、LED表示装置等で
構成することができる。この表示手段は、検索された曲
情報に含まれる全て又は一部の情報を表示するように構
成できる。一部の情報を表示する場合は、表示する情報
を予め決定しておいてもよいし、選択手段を更に設け、
該選択手段で何れの情報を表示するかを選択するように
構成してもよい。前者の場合は、表示に必要な情報だけ
を曲情報記憶手段に記憶しておけばよいので、曲情報記
憶手段の容量を小さくできる。このように、一部の情報
を表示するように構成すれば表示手段の表示領域を小さ
くできるので、当該曲情報検索装置を小型にできる。
【0013】この曲情報検索装置を使用する場合は、ユ
ーザは、検索情報入力手段を用いて検索情報、例えば曲
名を曲情報検索装置に入力する。この検索情報は曲情報
検索手段に供給される。曲情報検索手段は、曲情報の検
索を開始する前に、検索情報入力手段から入力された検
索情報を表示手段に表示するように構成できる。この構
成によれば、ユーザは、入力した検索情報を目で確認す
ることができる。
【0014】曲情報検索装置の曲情報検索手段は、検索
情報が入力されると検索を開始する。そして、検索され
た曲情報は表示手段に表示される。ユーザは、この表示
手段の表示を見て本体装置に曲番号を入力する。これに
より、ユーザは目録を用いて検索することなく本体装置
に所望の演奏をさせることが可能となり、検索のための
時間及び労力が省ける。
【0015】また、本発明の曲情報検索装置は、図2に
示すように、前記曲情報記憶手段は、複数の曲群を記憶
し、該曲情報記憶手段の中の複数の曲群の中から1つの
曲群を選択する曲群選択手段を更に備え、前記曲情報検
索手段は、前記検索情報入力手段から入力された検索情
報を含む曲情報を、前記曲情報記憶手段に記憶された複
数の曲群の中の該曲群選択手段で選択された曲群の中か
ら検索するように構成できる。
【0016】この構成によれば、曲情報記憶手段には、
例えば1つの曲番号体系を有する曲群と他の曲番号体系
を有する曲群とが記憶され、ユーザは曲群選択手段で所
望の曲群を選択できる。例えば、曲情報記憶手段には、
所定のメーカーが提供する曲情報を1つの曲群とし、他
のメーカーが提供する曲情報を他の曲群として記憶して
おき、或いは、同一メーカーであっても所定の機種用の
曲情報を1つの曲群とし、他の機種用の曲情報を他の曲
群として記憶しておき、ユーザは曲群選択手段で何れか
1つを選択して使用できる。従って、1つの曲情報選択
装置を複数の本体装置で共通に使用できるので、利用価
値が高まる。
【0017】また、本発明の曲情報検索装置は、図3に
示すように、前記曲情報記憶手段の記憶内容を更新する
ための記憶更新手段と、更新するための情報を該記憶更
新手段に入力する更新情報入力手段、とを更に備えて構
成できる。
【0018】この曲情報検索装置では、上記曲情報記憶
手段は、例えばRAM、フラッシュメモリ、フロッピー
ディスク、ハードディスク、MD、PD、DVD、その
他の書き換え可能な記憶装置で構成される。上記更新情
報入力手段は、例えばCD−ROM、フロッピーディス
ク、MD、PD、DVD等の内容を読み取って記憶更新
手段に転送できる装置、或いは電話回線、ISDN回線
等に代表される通信回線から送られてくる情報を受け取
って記憶更新手段に転送できる装置、或いは各種マニュ
アルスイッチ等で構成することができる。また、記憶更
新手段は、例えばCPUで構成することができる。
【0019】この曲情報検索装置では、更新情報入力手
段から更新情報が入力されると、記憶更新手段が該更新
情報に応じて曲情報記憶手段の記憶内容を更新する。こ
の構成によれば、曲情報記憶手段に記憶されている古い
曲の曲情報を抹消したり、或いは新しい曲の曲情報を追
加することができるので、曲情報の増減に柔軟に対応で
きる。
【0020】また、本発明の曲情報検索装置は、図4に
示すように、前記曲番号検索手段で検索された曲番号を
外部に送信する送信手段を更に備えて構成することがで
きる。
【0021】この構成によれば、検索により得られた曲
番号を、本体装置(例えばカラオケ装置)に直接入力す
ることができるので、曲番号を検索したユーザが本体装
置を直接操作する必要がない。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態ついて
図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下におい
ては、本曲情報検索装置は、カラオケ装置に入力する曲
番号を検索するために使用されるものとする。以下で
は、簡単にするため、検索結果として用いる曲情報を曲
名、歌手名、歌詞の一部、曲番号の4つに限定して説明
する。
【0023】(実施の形態1)図5は、本曲情報検索装
置を上面から見た外観図である。この曲情報検索装置の
本体1には、入力装置15及びディスプレイ装置17が
設けられている。
【0024】入力装置15には、文字選択スイッチ15
0、取消スイッチ151及び決定スイッチ152が設け
られている。文字選択スイッチ150は、当該曲情報検
索装置に入力する文字を選択するために使用される。こ
の文字選択スイッチ150は4個の接点を有する押釦ス
イッチで構成することができる。各接点は、図5中の
「↑」、「↓」、「←」及び「→」の各記号に対応して
おり、ディスプレイ装置17の画面上のカーソルを上下
左右に動かすために使用される。取消スイッチ151
は、文字選択スイッチ150で選択された文字の選択を
取消すために使用される。決定スイッチ152は、文字
選択スイッチ150で選択された文字の選択を確定する
ために使用される。上記取消スイッチ151及び決定ス
イッチ152は、例えば押釦スイッチで構成することが
できる。
【0025】ディスプレイ装置17は、例えばLCD表
示装置で構成されている。このディスプレイ装置17
は、種々のメッセージを表示するために使用される。ま
た、このディスプレイ装置17の所定領域には入力フィ
ールドが形成され、曲名を入力するために使用される。
このディスプレイ装置17に表示されるメッセージ、入
力フィールドの内容については後述する。
【0026】図6は、本発明の実施の形態1に係る曲情
報検索装置の構成を示すブロック図である。この曲情報
検索装置は、CPU10、プログラムメモリ11、ワー
クメモリ12、曲情報メモリ13、入力インタフェース
回路(I/F)14及び出力インタフェース回路(I/
F)16で構成され、これら各構成要素はシステムバス
20により相互に接続されている。入力インタフェース
回路14には入力装置15が、出力インタフェース回路
16にはディスプレイ装置17がそれぞれ接続されてい
る。
【0027】CPU10は、この曲情報検索装置の全体
を制御する。このCPU10が行う処理については後に
フローチャートを参照しながら詳細に説明する。プログ
ラムメモリ11は、例えばROMで構成されている。こ
のプログラムメモリ11には、CPU10を制御するプ
ログラムの他、該CPU10が各種処理に使用する固定
データが記憶されている。ワークメモリ12は、例えば
RAMで構成されている。このワークメモリ12には、
各種レジスタ、カウンタ、フラグ、FIFOメモリ等が
定義されている。これらの詳細については、以下におい
て出現する都度説明する。
【0028】曲情報メモリ13は、例えばROM、EP
ROM、フラッシュメモリ、バッテリバックアップされ
たRAM、フロッピーディスク、ハードディスク、M
D、PD、DVD、その他の不揮発性メモリで構成する
ことができる。この曲情報メモリ13には、曲情報とし
ての曲番号、曲名、歌手名、歌詞の一部又は全部がテー
ブル形式(詳細は後述する)で記憶されている。なお、
曲情報としては、上記以外に曲のジャンル、歌手の性
別、歌手の国籍等を記憶することもできる。
【0029】入力インタフェース回路14は、入力装置
15上の文字選択スイッチ150、取消スイッチ151
及び決定スイッチ152の操作状態を検出し、その検出
結果をスイッチデータとしてCPU10に送る。出力イ
ンタフェース回路16は、CPU10からの表示データ
を受け取り、ディスプレイ装置17に供給する。これに
より、ディスプレイ装置17の画面に表示データに応じ
た数字、文字、記号等が表示される。
【0030】次に、ディスプレイ装置17に表示される
画面の構成について、図面を参照しながら説明する。こ
の実施の形態1では、曲名入力画面及び検索結果表示画
面が使用される。
【0031】曲名入力画面は、図7に示すように、曲名
入力部170と入力文字選択部171とで構成されてい
る。曲名入力部170は、ユーザが曲名を表す文字列を
入力する入力フィールドとして使用される。入力文字選
択部171は、上記文字列を構成する文字を選択するた
めに使用される。
【0032】曲名入力部170には、入力された文字が
表示される。この曲名入力部170上に現在の入力位置
を示す網かけ部等を設けてもよい。この構成によれば、
ユーザがどこまで文字を入力したのか解りやすくなる。
【0033】入力文字選択部171は、平仮名セット、
アルファベット、カーソル及び入力終了マークで構成さ
れている。カーソルは、例えば入力文字選択部171の
文字「Z」の部分に示すように、1つの文字を囲む四角
の図形で構成されている。なお、カーソルの表示形態は
上記に限定されず、文字を丸やその他の図形で囲む、文
字に網掛けを施す、文字を反転表示させる、文字を点滅
表示する、文字の近傍に線や点を表示する、或いはこれ
らの組み合わせ等であってもよい。このカーソルは、文
字選択スイッチ150の操作に応じて上下左右に動くよ
うに制御される。
【0034】また、入力終了マークは、曲名の入力を終
了させるために使用される。即ち、ユーザは、曲名の入
力が完了した場合に、カーソルを入力終了マーク位置に
移動し決定スイッチ152を押下する。これにより、C
PU10は、曲名の入力が終了したことを認識する。な
お、入力終了マークの代わりに、入力終了を指示するス
イッチを設け、該スイッチを操作することにより曲名の
入力を終了するように構成してもよい。
【0035】なお、図7に示した例では、入力文字選択
部171の文字セットとして、平仮名セットとアルファ
ベット大文字セットが用意されているが、これら以外
の、例えば片仮名、漢字、数字、アルファベット小文
字、記号等を追加してもよい。また、漢字変換を指示す
る手段を更に設け、漢字入力できるようにしてもよい。
更には、本体1上に文字と1対1で対応するスイッチを
必要な数だけ設け、該スイッチを押すことにより文字を
入力するように構成してもよい。
【0036】次に、上述した曲名入力画面を使用して曲
名を入力する場合の操作について説明する。ユーザは、
先ず文字選択スイッチ150を操作してカーソルを所望
の文字に合わせ、決定スイッチ152を押す。これによ
り、カーソル位置の1文字が、曲名の第1文字目として
ワークメモリ12に設けられた入力レジスタINに記憶
されると共に、該文字が曲名入力部170の一番左に表
示される。
【0037】同様にして、ユーザは2文字目以降を入力
する。これにより、上記入力レジスタINには、入力順
に文字が記憶されると共に、曲名入力部170の右側に
向かって文字が順次表示される。また、これらの操作の
最中に取消スイッチ151が押された場合には、入力レ
ジスタINに一番最後に記憶された文字が削除されると
共に、曲名入力部170の一番最後に表示された文字が
消去される。最後に、ユーザは、入力文字選択部171
の入力終了マークにカーソルを合わせ、決定スイッチ1
52を押す。これにより、曲名入力が完了する。
【0038】検索結果表示画面は、図8に示すように、
曲名表示部172、検索結果表示部173及び検索曲数
表示部174とで構成されている。曲名表示部172に
は、ユーザが入力した曲名が表示される。検索結果表示
部173には、検索により得られた歌手名、先頭を含む
歌詞の一部及び曲番号が表示される。図8には、3曲が
検索された場合の例が示されている。検索曲数表示部1
74には、検索された曲の数を表すメッセージが表示さ
れる。
【0039】検索結果表示部173は、図8に示すよう
に、複数の曲が検索された場合には、検出された順番で
情報を表示するように構成してもよいし、歌手名、歌
詞、登録番号の何れかの情報に基づいてソートを行い、
その結果を表示するように構成してもよい。例えば、歌
手名の50音順に並べて表示したり、曲番号の小さい順
番に並べて表示することができる。勿論、曲情報とし
て、上述したジャンル、歌手の国籍等を用いる場合は、
これらの情報に基づくソートを行った後の情報を表示す
るように構成してもよい。
【0040】また、上記検索された情報を並べる順番に
関しては、予め並べ方を固定的に決めてもよいし、並べ
方を指示する指示手段を更に設け、該指示手段の指示に
従って並べ替えの順番を選択できるように構成にしても
よい。更に、検索により得られた曲情報の数が検索結果
表示部173に表示できない場合は、これら曲情報をス
クロールして表示するように構成することができる。
【0041】次に、本実施の形態1に係る曲情報検索装
置で使用されるテーブルについて説明する。このテーブ
ルは、上述したように曲情報メモリ13に設けられる。
この実施の形態1では、曲名テーブルと曲情報テーブル
とが使用される。
【0042】曲名テーブルは、図9に示すように、本曲
情報検索装置に登録されている全ての曲名を表す文字列
が記憶されている。この曲名テーブルは、n曲分(nは
正の整数で、例えばカラオケ装置で扱う曲数より小さい
値)だけあり、各曲名は50音順又はアルファベット順
に並べられて曲情報メモリ13に記憶されてる。なお、
曲名には長短があるが、後に行う検索処理を容易にする
ために、各曲名の記憶領域の大きさは同一にしておくの
が好ましい。
【0043】検索処理の実行時には、曲名入力部170
から入力された曲名を表す文字列と、該曲名テーブルに
記憶された曲名を表す文字列とが順次比較される。そし
て、これらが曲名テーブルの何番目で一致したかが調べ
られる。従って、一致する曲名が曲名テーブル上に存在
すれば、1〜nの何れかの数値が得られる。
【0044】また、検索処理によって複数個の曲名が検
索される場合を考慮し、上記得られた数値を一旦FIF
Oメモリに記憶しておき、曲名テーブルの全領域の検索
が終了した後に、このFIFOメモリから上記数値を順
次読み出して使用するように構成してもよい。ここで、
仮にFIFOの容量を超える数の数値が得られた場合は
検索処理を終了し、ディスプレイ装置17にエラーメッ
セージを表示した後、ユーザに検索条件を再設定させる
ようにしてもよい。
【0045】曲情報テーブルには、図10に示すよう
に、検索結果として表示される歌手名情報、歌詞情報及
び曲番号情報が記憶されている。この曲情報テーブル
は、検索処理で得られる1〜nまでの数値と1対1に対
応するように歌手名情報、歌詞情報及び曲番号情報が記
憶されている。歌手名情報、歌詞情報及び曲番号情報に
含まれる各歌手名、歌詞、曲番号の記憶領域の大きさ
は、上記数値に対応する情報を容易に取り出すことがで
きるように、同一にしておくのが好ましい。
【0046】曲名テーブルを検索することにより数値A
(1≦A≦n)が得られた場合には、該数値Aに、1曲
分に対応する歌手名、歌詞又は局番号のデータ量を乗
じ、更に歌手名、歌詞又は局番号の先頭アドレス値を加
算することによって、上記数値Aに対応する歌手名、歌
詞又は局番号のアドレスを容易に得ることができる。例
えば、1曲分のデータ量が10H(末桁の「H」は16
進数であることを表す。以下においても同じ)バイトの
歌手名情報がアドレスSTART番地から記憶されてい
たと仮定すると、該数値Aに対応する歌手名情報が記憶
されているアドレスは、『アドレス=START+10
H×A』で求めることができる。他の曲情報においても
同様の手順で数値Aに対応する情報が記憶されているア
ドレスを得ることができる。
【0047】なお、以上の説明では検索結果として表示
される情報は、歌手名情報、歌詞情報及び曲番号情報の
3種類としたが、他にもジャンル、歌手の性別、歌手の
国籍といった情報を増やしてもよいし、逆に表示する情
報を滅らしてもよい。
【0048】次に、本発明の実施の形態1に係る曲情報
検索装置の動作について、図11及び図12のフローチ
ャートを参照しながら説明する。
【0049】この実施の形態1では、入力された文字
(曲名)を記憶する入力レジスタINと、この入力レジ
スタINの中の文字を記憶する位置を指すためのポイン
タRGと、入力文字選択部171に表示された文字の中
から入力する文字又は文字列を指すためのポインタPT
とが用いられる。以下では、ポインタPTの示す値が、
入力文字選択部171に表示される文字と1対1で対応
しているものとする。
【0050】図11はメイン処理を示すフローチャート
である。メイン処理では、先ず入力レジスタINがクリ
アされると共に、ポインタPT及びRGに初期値がセッ
トされる(ステップS10)。
【0051】次いで、ディスプレイ装置17に曲名入力
画面が表示される(ステップS11)。即ち、図7に例
示した画面から曲名入力部170の表示が除かれた画面
が表示される。次いで、曲名入力部170に入力レジス
タINの内容が左詰で表示される(ステップS12)。
なお、最初にこのステップS12が実行される時は、入
力レジスタINの内容がクリアされているので、結果と
して何も表示されない。
【0052】次いで、カーソルが表示される(ステップ
S13)。カーソルの表示位置は、ポインタPTによっ
て決定される。最初にこのステップS13が実行される
時は、ポインタPTには初期値が設定されており、これ
によってカーソルは例えば入力文字選択部171の文字
「あ」の位置に表示されるように制御される。
【0053】次いで、スイッチデータが入力される(ス
テップS14)。即ち、CPU10は、入力インタフェ
ース回路14を介して入力装置15上の文字選択スイッ
チ150、取消スイッチ151及び決定スイッチ152
の操作状態を表すスイッチデータを取り込む。次いで、
状態変化があったかどうかが調べられる(ステップS1
5)。即ち、前回取り込んだスイッチデータと今回取り
込んだスイッチデータとが比較され、これらが相違する
かどうかが調べられる。ここで、状態変化がないことが
判断されると、ステップS14に戻り、以下ステップS
14及びS15の処理が繰り返される。これにより、文
字選択スイッチ150、取消スイッチ151及び決定ス
イッチ152の何れかが操作されるまでウエイトする機
能が実現されている。
【0054】上記ステップS15で状態変化があったこ
とが判断されると、次いで、その状態変化は決定スイッ
チ152に基づくものであるかどうかが調べられる(ス
テップS16)。これは、上記スイッチデータを参照す
ることにより行われ、以下においても同じである。ここ
で、決定スイッチ152に基づくものであることが判断
されると、次いで、入力終了であるかどうがが調べられ
る(ステップS17)。これは、ポインタPTが入力文
字選択部171の「入力終了」の位置を指しているかど
うかを調べることにより行われ、以下においても同じで
ある。
【0055】ここで、入力終了でないことが判断される
と、次いで、入力レジスタINの中のポインタRGで指
される位置に入力文字が記憶される(ステップS1
8)。この処理では、入力文字をディスプレイ装置17
に送る処理も行われる。ここで入力文字は、入力文字選
択部171の、ポインタPTで指される位置にある文字
である。次いで、ポインタRGがインクリメント(+
1)される(ステップS19)。その後、シーケンスは
ステップS12に戻り、以下同様の処理が繰り返され
る。これにより、曲名を構成する1文字が入力レジスタ
INに記憶されると共に、曲名入力部170に表示され
る。
【0056】上記ステップS17で入力終了であること
が判断されると、検索処理が行われる(ステップS2
0)。この検索処理の詳細については、後に図12に示
すフローチャートを参照しながら説明する。その後、シ
ーケンスはステップS11に戻り、上述したと同様の処
理が繰り返される。
【0057】上記ステップS16で上記状態変化が決定
スイッチ152に基づくものでないことが判断される
と、次いで、取消スイッチ151に基づくものであるか
どうかが調べられる(ステップS21)。これは、上記
スイッチデータを参照することにより行われ、以下にお
いても同じである。ここで、取消スイッチ151に基づ
くものであることが判断されると、ポインタRGがデク
リメント(−1)される(ステップS22)。次いで、
入力レジスタINの中のポインタRGで指される位置の
文字がクリアされる(ステップS23)。この処理で
は、最後に表示した文字を取り消すべき旨のコマンドを
ディスプレイ装置17に送る処理も行われる。これによ
り、入力された文字を取り消す機能が実現されている。
その後、シーケンスはステップS12に戻る。
【0058】上記ステップS21で、状態変化が取消ス
イッチ151に基づくものでないことが判断されると、
文字選択スイッチ150に基づくものであることが認識
され、ポインタPTが更新される(ステップS24)。
このポインタPTの更新では、詳細は図示しないが、4
つの接点のうちどれがオンにされたかが調べられ、オン
にされた接点に応じてポインタPTを増減する処理が行
われる。例えば、接点「↑」、「↓」、「←」又は
「→」が操作された場合は、各々ポインタPTを−1、
+1、−5又は+5するといった処理が行われる。その
後、シーケンスはステップS13に戻る。これにより、
カーソルを任意の位置に動かす機能が実現されている。
【0059】次に、上記ステップS20で行われる検索
処理の詳細について、図12に示したフローチャートを
参照しながら詳細に説明する。この検索処理では、図9
に示す曲名テーブルの何処まで検索が進んだかを計数す
るために、ワークメモリ12に設けられたカウンタが使
用される。
【0060】この検索処理では、先ずカウンタの内容i
がゼロにクリアされる(ステップS30)。次いで、カ
ウンタの内容iで指される曲名テーブルの位置に記憶さ
れている曲名を表す文字列(以下、「曲名i」と表す)
と入力レジスタINに格納されている曲名を表す文字列
とが比較され(ステップS31)、これらが一致するか
どうかが調べられる(ステップS32)。ここで、一致
しないことが判断されると、カウンタの内容iがインク
リメント(+1)される(ステップS33)。次いで、
インクリメントの結果、カウンタの内容iが曲名テーブ
ルに記憶されている曲名の数nより大きくなったかどう
かが調べられる(ステップS34)。ここで、カウンタ
の内容iが曲名の数n以下であることが判断されるとス
テップS31へ分岐し、以下同様の処理が繰り返され
る。
【0061】一方、上記ステップS34で、カウンタの
内容iが曲名の数nより大きいことが判断されると、曲
名テーブル中に、入力された曲名と一致する曲名が発見
されなかったことが認識され、シーケンスはステップS
42に進む。
【0062】上記ステップS32で、一致することが判
断されると、カウンタの内容iがワークメモリ12に定
義されたFIFOメモリに記憶される(ステップS3
5)。次いで、カウンタの内容iがインクリメント(+
1)される(ステップS36)。次いで、曲名iと入力
レジスタINに格納されている曲名を表す文字列とが比
較され(ステップS37)、これらが一致するかどうか
が調べられる(ステップS38)。ここで、一致しない
ことが判断されると、シーケンスはステップS42に分
岐する。曲名テーブルの曲名を表す文字列は、予め50
音又はアルファベット順に並べられているため、一致し
ない曲名が現れた後に再び一致する曲名が現れることは
あり得ない。そこで、一旦一致しないことが判断された
ら以後の処理を行わないことにより、検索処理の効率化
が図られている。
【0063】一方、上記ステップS38で、一致するこ
とが判断されると、カウンタの内容iがFIFOメモリ
に記憶され(ステップS39)、次いで、カウンタの内
容iがインクリメント(+1)される(ステップS4
0)。そして、インクリメントの結果、カウンタの内容
iが曲名テーブルに記憶されている曲名の数nより大き
くなったかどうかが調べられる(ステップS41)。こ
こで、カウンタの内容iが曲名の数n以下であることが
判断されるとステップS37へ分岐し、以下同様の処理
が繰り返される。これにより、入力された曲名と一致す
る曲名を有する曲名テーブルのエントリの番号(カウン
タの内容i)が順次FIFOメモリに格納されることに
なる。
【0064】一方、上記ステップS41で、カウンタの
内容iが曲名の数nより大きいことが判断されると、曲
名テーブルの最後に到達したことが認識され、シーケン
スはステップS42に分岐する。
【0065】ステップS42では、FIFOに記憶され
た数値が読み出され、更に該数値に対応する歌手名情
報、歌詞情報及び曲番号情報が曲情報テーブルから読み
出されてディスプレイ装置17に転送される。これによ
り、ディスプレイ装置17には、例えば図8に示すよう
な検索結果表示画面が表示される。
【0066】次いで、上記検索結果表示画面の表示を一
定時間だけ継続するウエイト処理が行われる(ステップ
S43)。このウエイト処理は、例えばCPU10に内
蔵される図示しないタイマが一定時間を計数するまでC
PU10の処理を停止させることにより実現されてい
る。なお、このウエイト処理は、ユーザが入力装置15
の何れかのスイッチに触れるまでCPU10の処理を停
止するように構成してもよい。このウエイト処理によ
り、ユーザは検索結果を確認することができる。以上で
検索処理を終了し、この検索処理ルーチンからメイン処
理ルーチンのステップS11(図11参照)にリターン
する。
【0067】以上の検索処理では、曲名テーブルの曲名
iを表す文字列と入力レジスタIN内の曲名を表す文字
列とを比較するように構成したが、各曲名の一部、例え
ば先頭からの所定数の文字だけを比較するように構成し
てもよい。
【0068】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
係る曲情報検索装置は、複数の曲群の中から選択された
1つの曲群に対して、上述した実施の形態1と同様の機
能を発揮する。ここで、曲群とは、曲名と曲番号との対
応付けが1つの体系でなされている曲の集合をいう。例
えば、所定のカラオケ装置において、A社が提供してい
る曲名と曲番号との対応付けを1つの曲群といい、B社
が提供している曲名と曲番号との対応付けを他の1つの
曲群という。本実施の形態2では、2つの曲群の中から
所望の1つの曲群を選んで曲番号を検索する場合につい
て説明するが、3つ以上の曲群の中から所望の1つの曲
群を選んで曲番号を検索するように構成してもよいこと
は勿論である。
【0069】図13は、本発明の実施の形態2に係る曲
情報検索装置を上面から見た外観図である。この曲情報
検索装置は、上述した実施の形態1の曲情報選択装置
(図5参照)に、曲群選択スイッチ153が追加されて
構成されている。
【0070】曲群選択スイッチ153は、複数の曲群の
中から1つの曲群を選択するために使用される。この曲
群選択スイッチ153は、例えば2個の接点を有するス
ライドスイッチで構成することができる。この曲群選択
スイッチ153は、一般ユーザが簡単に操作できないよ
うに、例えば本体1の側面に設けることが好ましい。こ
れにより、カラオケ装置及び曲情報検索装置における曲
情報の不一致が発生し難くなる。
【0071】なお、この曲群選択スイッチ153は、本
体1の内部に設け、当該曲情報検索装置の管理者以外の
者が容易に触れることができないように構成できる。こ
の構成によれば、上記カラオケ装置及び曲情報検索装置
における曲情報の不一致という問題は解消される。
【0072】更に、曲群選択スイッチ153によって曲
群を選択する代わりに、電源投入時に、文字選択スイッ
チ150、取消スイッチ151及び/又は決定スイッチ
152に対して所定の操作を行った場合に、該操作に応
じて曲群が選択されるように構成できる。例えば、取消
スイッチ151を押しながら電源を投入した場合は第1
曲群が選択され、決定スイッチ152を押しながら電源
を投入した場合は第2曲群が選択されるといった具合で
ある。この構成によれば、曲群選択スイッチ153を設
ける必要がないので、曲情報検索装置の構成が簡単にな
り。且つ低コストになるという利点がある。
【0073】図14は、本発明の実施の形態2に係る曲
情報検索装置の構成を示すブロック図である。曲群選択
スイッチ153がCPU10に接続されている点が、上
述した実施の形態1のブロック図(図6参照)と異な
る。この曲群選択スイッチ153の設定状態はCPU1
0により読み取られ、曲群を選択するために使用され
る。
【0074】次に、本実施の形態2に係る曲情報検索装
置で使用されるテーブルについて説明する。この実施の
形態2で使用される曲名テーブルの構成は実施の形態1
で説明したもの(図9参照)と同じである。一方、曲情
報テーブルは、図15に示すように、曲番号情報を2セ
ット(第1曲番号情報及び第2曲番号情報)有している
点が、上述した実施の形態1の曲情報テーブル(図10
参照)と異なる。第1又は第2の曲番号情報の何れを使
用するかは、曲群選択スイッチ153によって決定され
る。
【0075】次に、本発明の実施の形態2に係る曲情報
検索装置の動作について、図16のフローチャートを参
照しながら説明する。
【0076】図16はメイン処理を示すフローチャート
である。このメイン処理は、実施の形態1のメイン処理
(図11参照)に、ステップS50〜S52が追加され
て構成されている。即ち、入力レジスタINのクリア、
ポインタPT及びRGの初期化が終了すると、次いで、
曲群選択スイッチ153がオンにされているかどうかが
調べられる(ステップS50)。そして、オンにされて
いないことが判断されると、第1曲群が選択される(ス
テップS51)。具体的には、ワークメモリ12の所定
領域に設けられた曲群フラグがゼロにクリアされる。そ
の後、シーケンスはステップS11に進む。一方、曲群
選択スイッチ153がオンにされていることが判断され
ると、第2曲群が選択される(ステップS52)。具体
的には、ワークメモリ12の所定領域に設けられた曲群
フラグが「1」にセットされる。その後、シーケンスは
ステップS11に分岐する。ステップS11以後の処理
は、上述した実施の形態1のメイン処理と同じである。
【0077】この実施の形態2における検索処理は、実
施の形態1の検索処理と、ステップS42の処理を除
き、同じである。即ち、ステップS42では、FIFO
に記憶された数値が読み出され、更に該数値に対応する
歌手名情報、歌詞情報及び第1又は第2曲番号情報が読
み出されてディスプレイ装置17に転送される。第1又
は第2曲番号情報の何れが読み出されるかは、上述した
曲群フラグの設定内容によって決定される。即ち、曲群
フラグが「0」であれば第1曲番号情報が読み出され、
曲群フラグが「1」であれば第2曲番号情報が読み出さ
れる。これにより、ディスプレイ装置17には、例えば
図8に示すような検索結果表示画面が表示される。
【0078】なお、現在何れの曲群が選択されているか
を曲名入力画面(図7)及び検索結果表示画面(図8)
の所定部位に表示するように構成することができる。こ
の構成によれば、カラオケ装置と曲情報検索装置とにお
ける曲情報が一致しているかどうかを容易に知ることが
できる。
【0079】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
係る曲情報検索装置は、曲情報を記憶している曲情報メ
モリ13の内容を更新可能にしたものである。
【0080】本発明の実施の形態3に係る曲情報検索装
置の外観は、実施の形態1のそれ(図5参照)と同じで
ある。
【0081】図17は、本発明の実施の形態3に係る曲
情報検索装置の構成を示すブロック図である。入力イン
タフェース回路18がシステムバス20に接続されてい
る点が、上述した実施の形態1のブロック図(図6参
照)と異なる。この入力インタフェースには、例えばC
D−ROM、フロッピーディスク、MD、PD、DVD
等の内容を読み取って記憶更新手段に転送できるドライ
ブ装置、或いは電話回線、ISDN回線等といった通信
回線から送られてくる情報を受け取る通信インタフェー
ス装置を接続することができる。以下においては、入力
インタフェース回路18にはCD−ROMドライブ装置
19が接続されているものとして説明する。
【0082】また、曲情報メモリ13は、上記実施の形
態1の場合と異なり、書き換え可能な不揮発性メモリ、
例えばバッテリバックアップされたRAM、フラッシュ
メモリ、MD、DVD、HD等で構成される。本曲情報
検索装置の携帯性を考慮すれば、曲情報メモリ13は、
バッテリバックアップされたRAMやフラッシュメモリ
といったICメモリで構成するのが好ましい。
【0083】次に、ディスプレイ装置17に表示される
画面の構成について、図面を参照しながら説明する。こ
の実施の形態3では、実施の形態1で使用した曲名入力
画面(図7)及び検索結果表示画面(図8)の他に、更
に更新内容選択画面が使用される。この更新内容選択画
面は、入力装置15上の取消スイッチ151と決定スイ
ッチ152の両方を押しながら電源を投入した場合に表
示される。
【0084】更新内容選択画面は、図18に示すよう
に、更新内容選択部175、削除情報入力部176及び
入力文字選択部177で構成されている。更新内容選択
部175は、曲情報の追加又は削除を指定するために使
用される。削除情報入力部176は、ユーザが曲番号を
表す文字列を入力する入力フィールドとして使用され
る。入力文字選択部177は、ユーザが入力する文字列
を選択するために使用される。この入力文字選択部17
7は、実施の形態1における入力文字選択部171の文
字セットに、更に数字及びハイフン記号が追加されて構
成されている。
【0085】次に、上述した更新内容選択画面を使用し
て曲情報の追加又は削除を行う場合の操作について説明
する。最初に更新内容選択画面が表示された状態では、
カーソルは更新内容選択部175に存在する。この状態
で、ユーザは、先ず文字選択スイッチ150を操作して
カーソルを「情報の追加」又は「情報の削除」の何れか
に合わせる。その後、ユーザは決定スイッチ152を押
す。これにより、情報の追加を行うのか削除を行うのか
が決定される。
【0086】情報の追加を行う場合は、上記決定スイッ
チ152が押されると直ちにCD−ROMドライブ装置
19から曲情報が読み込まれ、テーブルの更新が行われ
る。その後、曲名入力画面が表示されるので、ユーザ
は、実施の形態1の場合と同様に、曲名の入力を行う。
【0087】一方、情報の削除を行う場合は、上記決定
スイッチ152が押されると削除する曲名に対応する曲
番号を入力する状態になる。ユーザは、先ず文字選択ス
イッチ150を操作してカーソルを所望の文字に合わせ
る。その後、ユーザは決定スイッチ152を押す。これ
により、カーソル位置の1文字が、曲番号の第1文字目
としてワークメモリ12の所定領域に設けられた入力レ
ジスタIN2に記憶されると共に、該文字が削除情報入
力部176の一番左に表示される。
【0088】ユーザは、上記と同様の操作で2文字目以
降を入力する。これにより、上記入力レジスタIN2に
は、入力順に文字が記憶されると共に、削除情報入力部
176の右側に向かって文字が順次表示される。また、
これらの操作の最中に取消スイッチ151が押された場
合には、入力レジスタIN2に一番最後に記憶された文
字が削除されると共に、削除情報入力部176の一番最
後に表示された文字が消去される。最後に、ユーザは、
入力文字選択部171の入力終了マークにカーソルを合
わせ、決定スイッチ152を押す。これにより、削除す
べき曲情報に対応する曲番号の入力が完了する。
【0089】次に、本発明の実施の形態3に係る曲情報
検索装置の動作について、図19〜図21のフローチャ
ートを参照しながら説明する。
【0090】この実施の形態3では、入力レジスタI
N、ポインタRG及びポインタPTの他に、入力された
文字(曲番号)を記憶する入力レジスタIN2と、この
入力レジスタIN2の中の文字を記憶する位置を指すた
めのポインタRG2と、入力文字選択部177に表示さ
れた文字の中から入力する文字又は文字列を指すための
ポインタPT2とが用いられる。
【0091】図19はメイン処理を示すフローチャート
である。このメイン処理は、実施の形態1のメイン処理
(図11参照)に、ステップS60及びS61が追加さ
れている。即ち、入力レジスタINのクリア、ポインタ
PT及びRGの初期化が終了すると、次いで、取消スイ
ッチ151及び決定スイッチ152が同時に押されてい
るかどうかが調べられる(ステップS60)。そして、
同時に押されていることが判断されると更新内容選択処
理が行われる(ステップS61)。この更新内容選択処
理の内容については次述する。一方、同時に押されてい
ないことが判断されると、このステップS61の処理は
スキップされる。以下は、上述した実施の形態1の場合
と同様の処理が行われる。
【0092】図20は更新内容選択処理を示すフローチ
ャートである。更新内容選択処理では、先ず入力レジス
タIN2がクリアされると共に、ポインタPT2及びポ
インタRG2に初期値がセットされる(ステップS7
0)。
【0093】次いで、ディスプレイ装置17に更新内容
選択画面が表示される(ステップS71)。即ち、図1
8に例示した画面から削除情報入力部176の表示が除
去された画面が表示される。次いで、更新内容選択部1
75にカーソルが表示される(ステップS72)。カー
ソルの表示位置は、ポインタPT2によって決定され
る。最初にこのステップS72が実行される時は、ポイ
ンタPT2には初期値が設定されており、これによって
カーソルは例えば更新内容選択部175の文字列「情報
の追加」の位置に表示されるように制御される。
【0094】次いで、スイッチデータが入力され(ステ
ップS73)、次いで、状態変化があったかどうかが調
べられる(ステップS74)。ここで、状態変化がない
ことが判断されると、ステップS73に戻り、以下同様
の処理が繰り返される。これらの処理は、図11におけ
るステップS14及びS15の処理と同じであり、文字
選択スイッチ150、取消スイッチ151及び決定スイ
ッチ152の何れかが操作されるまでウエイトする機能
が実現されている。
【0095】上記ステップS74で状態変化があったこ
とが判断されると、次いで、その状態変化は決定スイッ
チ152に基づくものであるかどうかが調べられる(ス
テップS75)。ここで、決定スイッチ152に基づく
ものでないことが判断されると、次いで、文字選択スイ
ッチ150に基づくものであるかどうかが調べられる
(ステップS76)。ここで、文字選択スイッチ150
に基づくものでないことが判断されると、シーケンスは
ステップS73に戻り、以下同様の処理が繰り返され
る。これにより、この曲情報検索装置は、決定スイッチ
152又は文字選択スイッチ150の何れかが操作され
るのを待つウエイト状態になる。なお、このウエイト状
態では、取消スイッチ151の操作は無視される。
【0096】上記ステップS76で、状態変化が文字選
択スイッチ150に基づくものであることが判断される
と、ポインタPT2が更新される(ステップS77)。
このポインタPT2の更新では、詳細は図示しないが、
4つの接点のうちどれがオンにされたかが調べられ、オ
ンにされた接点に応じてポインタPT2を増減する処理
が行われる。例えば、接点「↑」、「↓」、「←」又は
「→」が操作された場合は、各々ポインタPTを−1、
+1、−1又は+1するといった処理が行われる。その
後、シーケンスはステップS72に戻り、カーソルの表
示が行われる。これにより、カーソルを「情報の追加」
と「情報の削除」との間で動かす機能が実現されてい
る。
【0097】上記ステップS75で、決定スイッチ15
2に基づくものであることが判断されると、「情報の追
加」であるかどうがが調べられる(ステップS78)。
これは、ポインタPT2が更新内容選択部175の「情
報の追加」の位置を指しているかどうかを調べることに
より行われる。
【0098】ここで、情報の追加であることが判断され
ると、次いで、曲情報の読み込みが行われる(ステップ
S79)。即ち、CPU10は、CD−ROMドライブ
装置19に装着されたCD−ROMから入力インタフェ
ース回路18を介して曲情報を読み込む。この際、CD
−ROMから読み込まれる曲情報は1曲分であってもよ
いし複数曲分であってもよい。この曲情報には曲名、歌
手名情報、歌詞情報及び曲番号情報が含まれる。
【0099】次いで、テーブル更新が行われる(ステッ
プS80)。この処理では、読み込まれた曲情報に含ま
れる曲名が曲名テーブルの最後に追加され、その後、各
曲名は50音順又はアルファベット順に並べ替えられ
る。同様に、読み込まれた歌手名情報は曲情報テーブル
の歌手名情報を記憶した部分の最後に、歌詞情報は曲情
報テーブルの歌詞情報を記憶した部分の最後に、曲番号
情報は曲情報テーブルの曲番号情報を記憶した部分の最
後にそれぞれ追加され、その後、該曲情報テーブルの歌
手名情報、歌詞情報及び曲番号情報毎に、各々歌手名、
歌詞及び曲番号が50音順又はアルファベット順に並べ
替えられる。以上の処理の後に、シーケンスは本更新内
容選択処理ルーチンからメイン処理ルーチンのステップ
S11にリターンする。
【0100】上記ステップS78で、情報の追加でな
い、つまり情報の削除であることが判断されると、次い
で、ステップS81以下において、曲情報を削除する処
理が行われる。この処理では、先ず、ポインタPT2及
びポインタRG2に初期値がセットされる(ステップS
81)。
【0101】次いで、ディスプレイ装置17に表示され
ている更新内容選択画面の削除情報入力部176に入力
レジスタIN2の内容が左詰で表示される(ステップS
82)。なお、最初にこのステップS82が実行される
時は、入力レジスタIN2の内容がクリアされているの
で、結果として何も表示されない。
【0102】次いで、入力文字選択部171にカーソル
が表示される(ステップS83)。カーソルの表示位置
は、ポインタPT2によって決定される。最初にこのス
テップS83が実行される時は、ポインタPT2には初
期値が設定されており、これによってカーソルは例えば
入力文字選択部171の文字「A」の位置に表示される
ように制御される。
【0103】次いで、スイッチデータが入力され(ステ
ップS84)、次いで、状態変化があったかどうかが調
べられる(ステップS85)。ここで、状態変化がない
ことが判断されると、ステップS84に戻り、以下同様
の処理が繰り返される。これらの処理は、図11におけ
るステップS14及びS15の処理と同じであり、文字
選択スイッチ150、取消スイッチ151及び決定スイ
ッチ152の何れかが操作されるまでウエイトする機能
が実現されている。
【0104】上記ステップS85で状態変化があったこ
とが判断されると、次いで、その状態変化は決定スイッ
チ152に基づくものであるかどうかが調べられる(ス
テップS86)。ここで、決定スイッチ152に基づく
ものであることが判断されると、次いで、入力終了であ
るかどうがが調べられる(ステップS87)。
【0105】ここで、入力終了でないことが判断される
と、次いで、入力レジスタIN2の中のポインタRG2
で指される位置に入力文字が記憶される(ステップS8
8)。この処理では、入力文字をディスプレイ装置17
に送る処理も行われる。ここで入力文字は、入力文字選
択部177の、ポインタPT2で指される位置にある文
字である。次いで、ポインタRG2がインクリメント
(+1)される(ステップS89)。その後、シーケン
スはステップS82に戻り、以下同様の処理が繰り返さ
れる。これにより、曲番号を構成する1文字が入力レジ
スタIN2に記憶されると共に、削除情報入力部176
に表示される。
【0106】上記ステップS87で入力終了であること
が判断されると、次いで、テーブルの該当部分を削除す
る処理が行われる(ステップS94)。この処理では、
曲情報テーブルの曲番号情報の中の曲番号であって、入
力レジスタIN2に記憶されている曲番号と一致するも
のが削除される。また、この削除された曲番号に対応す
る歌手名及び歌詞であって、曲情報テーブルの歌手名情
報及び歌詞情報に含まれるものが削除される。更に、曲
名テーブルの中の、上記削除された曲番号に対応する曲
名が削除される。
【0107】次いで、テーブル更新が行われる(ステッ
プS95)。この処理では、曲名テーブルの各曲名が5
0音順又はアルファベット順に並べ替えられる。同様
に、曲情報テーブルの歌手名情報、歌詞情報及び曲番号
情報毎に、各々歌手名、歌詞及び曲番号が50音順又は
アルファベット順に並べ替えられる。以上の処理の後
に、シーケンスは本更新内容選択処理ルーチンからメイ
ン処理ルーチンのステップS11にリターンする。
【0108】上記ステップS86で上記状態変化が決定
スイッチ152に基づくものでないことが判断される
と、次いで、取消スイッチ151に基づくものであるか
どうかが調べられる(ステップS90)。ここで、取消
スイッチ151に基づくものであることが判断される
と、ポインタRG2がデクリメント(−1)される(ス
テップS91)。次いで、入力レジスタINの中のポイ
ンタRG2で指される位置の文字がクリアされる(ステ
ップS92)。この処理では、最後に表示した文字を取
り消すべき旨のコマンドをディスプレイ装置17に送る
処理も行われる。これにより、入力された文字を取り消
す機能が実現されている。その後、シーケンスはステッ
プS82に戻る。
【0109】上記ステップS90で、状態変化が取消ス
イッチ151に基づくものでないことが判断されると、
文字選択スイッチ150に基づくものであることが認識
され、ポインタPT2が更新される(ステップS9
3)。このポインタPT2の更新処理内容は、図11の
ステップS24の処理と同じである。その後、シーケン
スはステップS83に戻り、カーソルの表示が行われ
る。これにより、カーソルを任意の位置に動かす機能が
実現されている。
【0110】以上説明したように、この実施の形態3に
よれば、曲情報メモリ13に記憶されている古い曲の曲
情報を抹消したり、或いは新しい曲の曲情報を曲情報メ
モリ13に追加することができるので、曲情報の増減に
柔軟に対応できる。
【0111】(実施の形態4)本発明の実施の形態4に
係る曲情報検索装置は、検索された曲番号を例えばカラ
オケ装置等の本体装置に送信するようにしたものであ
る。
【0112】図22は、本発明の実施の形態4に係る曲
情報検索装置を上面から見た外観図である。この曲情報
検索装置は、上述した実施の形態1の曲情報選択装置
に、情報送信器154が追加されて構成されている。
【0113】情報送信器154としては、赤外線、電波
又は超音波により情報を送信する無線送信器、或いはケ
ーブルによって情報を送信する有線送信器を用いること
ができる。何れの送信器を用いるかは、本体装置の受信
機の構成に応じて適宜定めることができる。また、情報
送信器154で送信する情報のフォーマットは、本体装
置で取り扱うことのできるフォーマットで作成される。
なお、送信する情報のフォーマットが本体装置で取り扱
うフォーマットに適合しない場合は、所定の変換を施し
た後にこの情報送信器154から本体装置に送信するよ
うに構成すればよい。
【0114】図23は、本発明の実施の形態4に係る曲
情報検索装置の構成を示すブロック図である。情報送信
器154が出力インタフェース回路30を介してシステ
ムバス20に接続されている点が、上述した実施の形態
1のブロック図(図6参照)と異なる。
【0115】次に、ディスプレイ装置17に表示される
画面の構成について、図面を参照しながら説明する。こ
の実施の形態4では、実施の形態1で使用した曲名入力
画面(図7)がそのまま使用される。また、検索結果表
示画面は、図24に示すように、実施の形態1で使用し
た検索結果表示画面(図8)に変更を加えた画面が使用
される。この検索結果表示画面は、検索結果を表示する
他、検索により得られた曲番号を本体装置に送信するた
めにも使用される。
【0116】検索結果表示画面は、曲名表示部172、
検索結果表示部173及び処理内容表示部178とで構
成されている。曲名表示部172及び検索結果表示部1
73は、実施の形態1における検索結果表示画面のそれ
らと同じである。処理内容表示部178は、検索により
得られた曲番号の本体装置への送信を中止するためのメ
ッセージ(図示例では『キャンセル』)、処理内容の
決定を促すメッセージ(図示例では『〜の中から、
選択して下さい』)、及び曲番号の送信完了を知らせる
メッセージ(図示例では『C−9012を、カラオケに
登録しました。』)の各表示部により構成されている。
【0117】上記メッセージ『キャンセル』は、図2
4に示すように、検索結果表示部173に続けて表示さ
れる。なお、検索により得られた情報が3曲分に満たな
いときは、得られた情報の数に応じて該メッセージの先
頭の丸付数字の値は変更される。上記メッセージ『〜
の中から、選択して下さい』の中の丸付数字の値も同
様である。
【0118】次に、本発明の実施の形態4に係る曲情報
検索装置の動作について、図25及び図26のフローチ
ャートを参照しながら説明する。
【0119】この実施の形態4のメイン処理ルーチン
は、上述した実施の形態1のメイン処理ルーチン(図1
1参照)がそのまま用いられる。
【0120】この実施の形態4における検索処理を図2
5及び図26のフローチャートに示す。これらのフロー
チャートにおいて、ステップS30〜S41の処理は、
実施の形態1の検索処理(図12参照)と同じである。
これらの処理により、検索された曲名に対応する数値が
FIFOメモリに格納される。
【0121】上記の処理が完了すると、次いで、ポイン
タPT2の初期化が行われる(ステップS100)。次
いで、FIFOメモリの内容が読み出される(ステップ
S101)。即ち、FIFOに記憶された数値が読み出
され、更に該数値に対応する歌手名情報、歌詞情報及び
曲番号情報が曲情報テーブルから読み出される。この
際、FIFOメモリに複数の数値が記憶されている場合
は、各数値に対応する複数の歌手名情報、歌詞情報及び
曲番号情報が曲情報テーブルから読み出される。
【0122】次いで、検索結果表示画面の表示が行われ
る(ステップS102)。即ち、上記で読み出された歌
手名情報、歌詞情報及び曲番号情報がディスプレイ装置
17に転送される。これにより、図24の、曲番号の送
信完了を知らせるメッセージ『C−9012を、カラオ
ケに登録しました。』以外の部分がディスプレイ装置1
7の画面に表示される。
【0123】次いで、検索結果表示部173にカーソル
が表示される(ステップS103)。カーソルの表示位
置は、ポインタPT2によって決定される。最初にこの
ステップS103が実行される時は、ポインタPT2に
は初期値が設定されており、これによってカーソルは例
えば検索結果表示部173の最初の行(図24に示され
た例ではが含まれるの行)の位置に表示されるように
制御される。
【0124】次いで、スイッチデータが入力され(ステ
ップS104)、状態変化があったかどうかが調べられ
る(ステップS105)。ここで、状態変化がないこと
が判断されると、ステップS104に戻り、以下同様の
処理が繰り返される。これらの処理は、図11における
ステップS14及びS15の処理と同じであり、文字選
択スイッチ150、取消スイッチ151及び決定スイッ
チ152の何れかが操作されるまでウエイトする機能が
実現されている。
【0125】上記ステップS105で状態変化があった
ことが判断されると、次いで、その状態変化は決定スイ
ッチ152に基づくものであるかどうかが調べられる
(ステップS106)。ここで、決定スイッチ152に
基づくものでないことが判断されると、次いで、文字選
択スイッチ150に基づくものであるかどうかが調べら
れる(ステップS107)。ここで、文字選択スイッチ
150に基づくものでないことが判断されると、シーケ
ンスはステップS104に戻り、以下同様の処理が繰り
返される。これにより、この曲情報検索装置は、決定ス
イッチ152又は文字選択スイッチ150の何れかが操
作されるのを待つウエイト状態になる。なお、このウエ
イト状態では、取消スイッチ151の操作は無視され
る。
【0126】上記ステップS107で、状態変化が文字
選択スイッチ150に基づくものであることが判断され
ると、ポインタPT2が更新される(ステップS10
8)。このポインタPT2の更新では、詳細は図示しな
いが、4つの接点のうちどれがオンにされたかが調べら
れ、オンにされた接点に応じてポインタPT2を増減す
る処理が行われる。例えば、接点「↑」、「↓」、
「←」又は「→」が操作された場合は、各々ポインタP
Tを−1、+1、−1又は+1するといった処理が行わ
れる。その後、シーケンスはステップS103に戻り、
カーソルの表示が行われる。これにより、検索結果表示
部173の最初の行から最後の行までと処理内容表示部
178の『キャンセル』のメッセージの行(図24に示
された例ではが含まれるの行からが含まれる行)の
間でカーソルを動かす機能が実現されている。
【0127】上記ステップS106で、決定スイッチ1
52に基づくものであることが判断されると、キャンセ
ルであるかどうがが調べられる(ステップS109)。
これは、ポインタPT2が処理内容表示部178のメッ
セージ『キャンセル』の位置を指しているかどうかを調
べることにより行われる。ここで、キャンセルであるこ
とが判断されると、シーケンスは検索処理ルーチンから
メイン処理ルーチンにリターンする。
【0128】一方、キャンセルでないことが判断される
と、曲番号の転送が行われる(ステップS110)。即
ち、その時点でカーソルにより選択されているメッセー
ジの中の曲番号(図24に示した例では「C−901
2」)が出力インタフェース回路30を介して情報送信
器154に送られる。これにより、該情報送信器154
から例えば赤外線により曲番号が本体装置に転送され
る。
【0129】次いで、検索結果表示画面の表示が行われ
る(ステップS111)。この処理では、図24に示す
ような、曲番号の送信完了を知らせるメッセージ『C−
9012を、カラオケに登録しました。』を含めた画面
が表示される。その後、シーケンスはこの検索処理ルー
チンからメイン処理ルーチンにリターンする。
【0130】以上説明したように、この実施の形態4に
よれば、検索により得られた曲番号を、外部の装置(例
えばカラオケ装置)に直接入力することができるので、
曲番号を検索したユーザが本体装置を直接操作する必要
がない。
【0131】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ユーザが所望する曲の曲情報を容易に見いだすことので
きる曲情報検索装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る曲情報検索装置を原理的に説明す
るための図である。
【図2】本発明に係る他の曲情報検索装置を原理的に説
明するための図である。
【図3】本発明に係る更に他の曲情報検索装置を原理的
に説明するための図である。
【図4】本発明に係る更に他の曲情報検索装置を原理的
に説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る曲情報検索装置の
外観平面図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る曲情報検索装置の
電気的な構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係る曲情報検索装置で
使用される曲名入力画面の一例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係る曲情報検索装置で
使用される検索結果表示画面の一例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態1に係る曲情報検索装置で
使用される曲名テーブルの構成例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態1に係る曲情報検索装置
で使用される曲情報テーブルの構成例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態1に係る曲情報検索装置
のメイン処理を示すフローチャートである。
【図12】図11における検索処理を詳細に示すフロー
チャートである。
【図13】本発明の実施の形態2に係る曲情報検索装置
の外観平面図である。
【図14】本発明の実施の形態2に係る曲情報検索装置
の電気的な構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施の形態2に係る曲情報検索装置
で使用される曲情報テーブルの構成例を示す図である。
【図16】本発明の実施の形態2に係る曲情報検索装置
のメイン処理を示すフローチャートである。
【図17】本発明の実施の形態3に係る曲情報検索装置
の電気的な構成を示すブロック図である。
【図18】本発明の実施の形態3に係る曲情報検索装置
で使用される更新内容選択画面の一例を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態3に係る曲情報検索装置
のメイン処理を示すフローチャートである。
【図20】図19における更新内容選択処理(その1)
を詳細に示すフローチャートである。
【図21】図19における更新内容選択処理(その2)
を詳細に示すフローチャートである。
【図22】本発明の実施の形態4に係る曲情報検索装置
の外観平面図である。
【図23】本発明の実施の形態4に係る曲情報検索装置
の電気的な構成を示すブロック図である。
【図24】本発明の実施の形態4に係る曲情報検索装置
で使用される検索結果表示画面の一例を示す図である。
【図25】本発明の実施の形態4に係る曲情報検索装置
の検索処理(その1)を示すフローチャートである。
【図26】本発明の実施の形態4に係る曲情報検索装置
の検索処理(その2)を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU 11 プログラムメモリ 12 ワークメモリ 13 曲情報メモリ 14 入力インタフェース回路 15 入力装置 16 出力インタフェース回路 17 ディスプレイ装置 18 入力インタフェース回路 19 CD−ROMドライブ装置 150 文字選択スイッチ 151 取消スイッチ 152 決定スイッチ 153 曲群選択スイッチ 154 情報送信器 170 曲名入力部 171 入力文字選択部 172 曲名表示部 173 検索結果表示部 174 検索曲数表示部 175 更新内容選択部 176 削除情報入力部 177 入力文字選択部 178 処理内容表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々が固有の曲番号を含む複数の曲情報で
    成る曲群を記憶する曲情報記憶手段と、 所望の曲情報を検索するための検索情報を入力する検索
    情報入力手段と、 該検索情報入力手段から入力された検索情報を含む曲情
    報を該曲情報記憶手段に記憶された曲群の中から検索す
    る曲情報検索手段と、 該曲情報検索手段により検索された曲情報に含まれる曲
    番号を表示する表示手段、とを備えた曲情報検索装置。
  2. 【請求項2】前記曲情報記憶手段は、複数の曲群を記憶
    し、 該曲情報記憶手段の中の複数の曲群の中から1つの曲群
    を選択する曲群選択手段を更に備え、 前記曲情報検索手段は、前記検索情報入力手段から入力
    された検索情報を含む曲情報を、前記曲情報記憶手段に
    記憶された複数の曲群の中の該曲群選択手段で選択され
    た曲群の中から検索する請求項1に記載の曲情報検索装
    置。
  3. 【請求項3】前記曲情報記憶手段の記憶内容を更新する
    ための記憶更新手段と、 更新するための情報を該記憶更新手段に入力する更新情
    報入力手段、とを更に備えた請求項1又は請求項2に記
    載の曲情報検索装置。
  4. 【請求項4】前記曲番号検索手段で検索された曲番号を
    外部に送信する送信手段を更に備えた請求項1乃至請求
    項3の何れか1項に記載の曲情報検索装置。
  5. 【請求項5】前記曲情報記憶手段に記憶される各曲情報
    は、前記曲番号の他に曲名、歌手名及び歌詞を含み、前
    記検索情報入力手段から入力される検索情報は曲名、歌
    手名及び歌詞の中の何れかである請求項1乃至請求項4
    の何れか1項に記載の曲情報検索装置。
  6. 【請求項6】前記表示手段は、前記曲番号の他に前記検
    索情報、曲名、歌手名及び歌詞の中の少なくとも1つを
    表示する請求項5に記載の曲情報検索装置。
JP9095198A 1997-03-28 1997-03-28 曲情報検索装置 Withdrawn JPH10274981A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040003286A (ko) * 2002-07-02 2004-01-13 엘지전자 주식회사 문자입력을 통한 데이터 검색장치 및 검색방법
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CN111488483A (zh) * 2020-04-16 2020-08-04 北京雷石天地电子技术有限公司 曲库更新方法、装置、终端和非临时性计算机可读存储介质

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