JPH1027496A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH1027496A
JPH1027496A JP19851696A JP19851696A JPH1027496A JP H1027496 A JPH1027496 A JP H1027496A JP 19851696 A JP19851696 A JP 19851696A JP 19851696 A JP19851696 A JP 19851696A JP H1027496 A JPH1027496 A JP H1027496A
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array
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JP19851696A
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English (en)
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Yoshinori Sakamoto
善▲徳▼ 坂本
Kazuyoshi Oshima
一義 大嶋
Kazuyuki Miyazawa
一幸 宮沢
Katsutaka Kimura
勝高 木村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリアルアクセス機能を有するフラッシュメ
モリ等の利便性を高め、その製品歩留りを高めて低コス
ト化を図る。 【解決手段】 管理領域CE又は救済領域SEとして使
用される冗長アレイ部RAを含むメモリアレイMARY
を具備するフラッシュメモリ等において、メモリアレイ
MARYのデータ領域DEにおいて欠陥が検出された不
良アドレスba〜bcを、例えば冗長アレイ部RAの最
終アドレスr31を始めとして逆順で割り当てた後、そ
の残りアドレスの全部を管理領域CEとして割り当て
る。これにより、メモリアレイMARYのデータ領域D
Eに多数の不良アドレスが検出された場合、管理領域C
Eを設けることなく冗長アレイ部RAの全領域を救済領
域SEとして割り当て、これを全部救済することができ
るとともに、逆にメモリアレイMARYのデータ領域D
Eに不良アドレスが検出されなかった場合には、冗長ア
レイ部RAの全領域を管理領域CEとして活用すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、例えば、シリアルアクセス機能を有するフラッシ
ュメモリならびにその利便性の向上及び低コスト化に利
用して特に有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワード線つまりセクタを単位としてデー
タ線つまりYアドレス方向へのシリアルアクセスが可能
なフラッシュメモリがある。これらのフラッシュメモリ
は、Yアドレスを順次自律的に指定するためのYアドレ
スカウンタを備え、その記憶領域のYアドレス方向の最
終アドレス側には、例えばCRC(Cyclic Re
dundancy Check)符号等の誤り検出符号
を格納しあるいは各セクタが有効であるかどうかを管理
するための例えば所定ビットの管理領域(Contro
l Bytes)と、カラム方向の欠陥救済に供される
所定ビットの救済領域とを含む冗長アレイ部が設けられ
ることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明者等は、この
発明に先立って、冗長アレイ部を備えるフラッシュメモ
リを開発し、その過程で次のような問題点に気付いた。
すなわち、このフラッシュメモリでは、メモリアレイに
例えば32バイトの冗長アレイ部が設けられ、これらの
冗長アレイ部は、16バイトずつ管理領域及び救済領域
として固定的に割り当てられる。したがって、メモリア
レイのデータ領域に障害が検出されず冗長アレイ部の救
済領域が全く使用されない場合でも、管理領域として使
用できる記憶領域は16バイトに制限されるとともに、
逆にメモリアレイのデータ領域に17以上の不良アドレ
スが検出された場合にはこれを全部救済することができ
ず、フラッシュメモリは不良品として扱われる。この結
果、フラッシュメモリの利便性が低下するとともに、フ
ラッシュメモリの製品歩留りが低下し、その低コスト化
が阻害されるという不都合が生じた。
【0004】この発明の目的は、シリアルアクセス機能
を有するフラッシュメモリ等の利便性を高め、その低コ
スト化を図ることにある。
【0005】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、シリアルアクセス機能を有し
かつ管理領域又は救済領域として使用される冗長アレイ
部を含むメモリアレイを具備するフラッシュメモリ等に
おいて、メモリアレイのデータ領域において欠陥が検出
された不良アドレスを、例えば冗長アレイ部の最終アド
レスを始めとして逆順で割り当てた後、その残りアドレ
スの全部を管理領域として割り当てる。
【0007】上記手段によれば、メモリアレイのデータ
領域に多数の不良アドレスが検出された場合、管理領域
を設けることなく冗長アレイ部の全領域を救済領域とし
て割り当て、これを全部救済することができるととも
に、逆にメモリアレイのデータ領域に不良アドレスが検
出されなかった場合には、冗長アレイ部の全領域を管理
領域として活用することができる。この結果、シリアル
アクセス機能を有するフラッシュメモリ等の利便性を高
めることができるとともに、フラッシュメモリ等の製品
歩留りを高め、その低コスト化を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には、この発明が適用された
フラッシュメモリの一実施例のブロック図が示され、図
2には、その一実施例の記憶領域構成図が示されてい
る。これらの図をもとに、まずこの実施例のフラッシュ
メモリの構成及び動作の概要ならびにその記憶領域の構
成について説明する。なお、図1の各ブロックを構成す
る回路素子は、特に制限されないが、公知のMOSFE
T(金属酸化物半導体型電界効果トランジスタ。この明
細書では、MOSFETをして絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタの総称とする)集積回路の製造技術により、
単結晶シリコンのような1個の半導体基板上に形成され
る。
【0009】図1において、この実施例のフラッシュメ
モリは、特に制限されないが、図の奥行き方向に示され
る8個のメモリアレイMARYをその基本構成要素とす
る。これらのメモリアレイMARYは、いわゆるAND
(アンド)型アレイとされ、図2に示されるように、水
平方向に平行して配置される16384本のワード線
と、垂直方向に平行して配置される544本のデータ線
と、これらのワード線及びデータ線の交点に格子状に配
置される16384×544つまり8912896個の
メモリセルとをそれぞれ含む。メモリアレイMARYを
構成する16384本のワード線は、セクタアドレス0
〜16383にそれぞれ対応し、544本のデータ線
は、Yアドレス0〜543にそれぞれ対応する。
【0010】この実施例において、メモリアレイMAR
Yの先頭側の512のYアドレス0〜511は、データ
アレイ部DAに割り当てられ、通常の記憶データを格納
するためのデータ領域DEとして使用される。また、メ
モリアレイMARYの残り32のYアドレス512〜5
43は、冗長アレイ部RAに割り当てられ、後述するよ
うに、まず例えばその末尾側のYアドレス541〜54
3が、データアレイ部DAのデータ領域DEにおいて検
出された三つの不良アドレスを救済するために救済領域
SEとして使用された後、残り29のYアドレス512
〜540が、CRC符号等の誤り検出符号を格納しある
いは各セクタの有効状態を管理するための管理領域CE
として使用される。冗長アレイ部RAによる欠陥救済の
具体的方法ならびにその特徴等については、後で詳細に
説明する。
【0011】メモリアレイMARYを構成する1638
4本のワード線は、その左方においてXデコーダXDに
結合され、択一的に選択レベルとされる。このXデコー
ダXDには、セクタアドレスバッファSADBから14
ビットの内部セクタアドレスが供給されるとともに、メ
モリコントローラMCから内部制御信号CSが供給され
る。また、セクタアドレスバッファSADBには、デー
タ入出力端子IO0〜IO7からデータマルチプレクサ
MXを介して、14ビットのセクタアドレスが8ビット
及び6ビットずつ2回に分けて供されれるとともに、メ
モリコントローラMCから内部制御信号SAL1及びS
AL2が供給される。
【0012】セクタアドレスバッファSADBは、デー
タ入出力端子IO0〜IO7からデータマルチプレクサ
MXを介して時分割的に入力されるセクタアドレスを、
内部制御信号SAL1又はSAL2に従って順次取り込
み、保持するとともに、これらのセクタアドレスをもと
に図示されない内部セクタアドレスを形成し、Xデコー
ダXDに供給する。XデコーダXDは、フラッシュメモ
リが選択状態とされるとき、内部制御信号CSのハイレ
ベルを受けて選択的に動作状態とされ、セクタアドレス
バッファSADBから供給される内部セクタアドレスを
デコードして、メモリアレイMARYの対応するワード
線を択一的に選択レベルとする。
【0013】次に、メモリアレイMARYを構成する5
44本のデータ線は、その下方において対応するデータ
レジスタDREGに結合される。これらのデータレジス
タDREGは、544ビットのレジスタをそれぞれ含
み、その各ビットは、Yゲート回路YGを介して1ビッ
トずつつまり合計8ビットずつ選択され、データ書き込
み回路WC又はデータ出力バッファOBに結合される。
Yゲート回路YGには、YデコーダYDから図示されな
い544ビットのデータ線選択信号YS0〜YS543
が供給される。また、YデコーダYDには、Yアドレス
冗長切り換え回路YARCから10ビットの内部Yアド
レスY0〜Y9が供給され、メモリコントローラMCか
ら上記内部制御信号CSが供給される。Yアドレス冗長
切り換え回路YARCには、YアドレスカウンタYAD
Cから10ビットのYアドレスC0〜C9が供給され
る。また、Yアドレス冗長切り換え回路YARC及びY
アドレスカウンタYADCには、メモリコントローラM
Cからロード信号LOAD及び内部クロック信号CLK
が共通に供給される。
【0014】YアドレスカウンタYADCは、内部クロ
ック信号CLKに従って歩進動作を行い、YアドレスC
0〜C9を順次形成する。また、Yアドレス冗長切り換
え回路YARCは、ヒューズアレイFARYを含み、Y
アドレスカウンタYADCから供給されるYアドレスC
0〜C9とメモリアレイMARYの冗長アレイ部RAの
各冗長アドレスに割り当てられた不良アドレスとを比較
照合する。この結果、両アドレスが1ビットでも一致し
ないとき、YアドレスカウンタYADCから供給される
YアドレスC0〜C9をそのままYアドレスY0〜Y9
としてYデコーダYDに伝達し、両アドレスが全ビット
一致したときには、予めヒューズアレイFARYに書き
込まれた冗長アレイ部RAの救済アドレスs0〜s9を
YアドレスY0〜Y9としてYデコーダYDに伝達す
る。なお、YアドレスカウンタYADCは、ロード信号
LOADに従って初期セットされる。また、Yアドレス
冗長切り換え回路YARCの具体的構成については、後
で詳細に説明する。
【0015】YデコーダYDは、内部制御信号CSのハ
イレベルを受けて選択的に動作状態とされ、Yアドレス
冗長切り換え回路YARCから供給されるYアドレスY
0〜Y9をデコードして、前記データ線選択信号YS0
〜YS543の対応するビットを択一的にハイレベルと
する。このとき、Yゲート回路YGは、データ線選択信
号YS0〜YS543の択一的にハイレベルとされたビ
ットに対応する8組の図示されないスイッチMOSFE
Tをオン状態として、データレジスタDREGの対応す
る合計8ビットのレジスタの入出力ノードとデータ書き
込み回路WC又はデータ出力バッファOBとの間を選択
的に接続状態とする。
【0016】データ書き込み回路WCは、8個の単位回
路を含み、これらの単位回路の入力端子は、データ入力
バッファIBの対応する単位回路の出力端子にそれぞれ
結合される。また、データ入力バッファIBの各単位回
路の入力端子ならびにデータ出力バッファOBの各単位
回路の出力端子は、データマルチプレクサMXの対応す
る単位回路に結合される。データ書き込み回路WCに
は、メモリコントローラMCから内部制御信号WCが供
給され、データ出力バッファOBには、内部制御信号O
Cが供給される。また、データ入力バッファIBには、
メモリコントローラMCから内部制御信号ICが供給さ
れ、データマルチプレクサMXには、内部制御信号XC
が供給される。データマルチプレクサMXの各単位回路
は、さらにデータ入出力端子IO0〜IO7に結合され
る。
【0017】データレジスタDREGは、フラッシュメ
モリが書き込みモードで選択状態とされるとき、データ
書き込み回路WCから8ビットずつシリアルに入力され
る書き込みデータを順次取り込み、保持した後、メモリ
アレイMARYの選択された実質528個のメモリセル
にパラレルに書き込む。このとき、データマルチプレク
サMXは、データ入出力端子IO0〜IO7を介して8
ビットずつシリアルに入力される書き込みデータを内部
制御信号XCに従って取り込み、データ入力バッファI
Bに伝達する。また、データ入力バッファIBは、内部
制御信号ICに従って選択的に動作状態とされ、データ
マルチプレクサMXから伝達される書き込みデータをデ
ータ書き込み回路WCの対応する単位回路に伝達する。
【0018】一方、データレジスタDREGは、フラッ
シュメモリが読み出しモードとされるとき、メモリアレ
イMARYの選択された実質528個のメモリセルから
パラレルに出力される読み出しデータを取り込み、Yゲ
ート回路YGを介して順次シリアルに出力する。このと
き、データ出力バッファOBは、内部制御信号OCのハ
イレベルを受けて選択的に動作状態とされ、データレジ
スタDREGから8ビットずつシリアルに出力される読
み出しデータをデータマルチプレクサMXに伝達する。
また、データマルチプレクサMXは、データ出力バッフ
ァOBから伝達される読み出しデータを、データ入出力
端子IO0〜IO7を介してフラッシュメモリの外部装
置に8ビットずつシリアルに出力する。
【0019】メモリコントローラMCは、外部装置から
起動制御信号として供給されるチップイネーブル信号C
EB(ここで、それが有効とされるとき選択的にロウレ
ベルとされるいわゆる反転信号等については、その名称
の末尾にBを付して表す。以下同様),ライトイネーブ
ル信号WEB,出力イネーブル信号OEB,コマンドデ
ータイネーブル信号CDEB,リセット信号RESBな
らびにシリアルクロック信号SCをもとに、上記各種の
内部制御信号及び内部クロック信号CLK等をそれぞれ
選択的に形成し、フラッシュメモリの各部に供給する。
【0020】図3には、図1のフラッシュメモリに含ま
れるYアドレス冗長切り換え回路YARCの一実施例の
ブロック図が示され、図4には、その一実施例の部分的
な回路図が示されている。また、図5には、図4のYア
ドレス冗長切り換え回路YARCのヒューズアレイFA
RYを構成するヒューズアレイセルUFの一実施例の回
路図が示されている。さらに、図6には、図4のYアド
レス冗長切り換え回路YARCのヒューズアレイFAR
Yの一実施例の記憶領域構成図が示され、図7には、図
1のフラッシュメモリにおける冗長救済の一実施例の概
念図が示されている。これらの図をもとに、この実施例
のフラッシュメモリに含まれるYアドレス冗長切り換え
回路YARCの具体的構成及び動作,フラッシュメモリ
の冗長救済の具体的方法ならびにその特徴について説明
する。
【0021】なお、本実施例において、フラッシュメモ
リのメモリアレイMARYは、三つの不良アドレスba
〜bcを含むものとされる。また、フラッシュメモリで
は、ワード線つまりセクタアドレスに関する欠陥救済が
行われず、セクタの管理は、例えば管理領域CEに格納
されたセクタ状態等をもとに外部のアクセス装置側で行
われる。さらに、以下の記述では、図3に沿ってYアド
レス冗長切り換え回路YARCの概要を説明し、必要に
応じて図4〜図7を参照する。
【0022】図3において、Yアドレス冗長切り換え回
路YARCは、ヒューズアレイFARYと、これを制御
するためのヒューズアレイデコーダFADC,ヒューズ
アレイカウンタFCTRならびにヒューズアレイ制御回
路FCTCとを備える。このうち、ヒューズアレイFA
RYは、図4に示されるように、図の垂直方向に平行し
て配置される32本のワード線w0〜w31と、水平方
向に平行して配置される合計20本のデータ線b0〜b
9ならびにs0〜s9とを含む。これらのワード線及び
データ線の交点には、合計640個のヒューズアレイセ
ルUFが格子状に配置され、ヒューズアレイセルUFの
それぞれは、図5に例示されるように、ヒューズF1及
びNチャンネルMOSFETN1からなる。
【0023】この実施例において、ヒューズアレイFA
RYのワード線w0〜w31は、メモリアレイMARY
の冗長アレイ部RAを構成する32の冗長アドレスr0
〜r31に逆順で対応される。また、ワード線w0〜w
31ならびにデータ線b0〜b9からなるヒューズアレ
イFARYの下半分は、図6に示されるように、不良ア
ドレスアレイ部BAとして、欠陥救済の対象となるデー
タアレイ部DAの不良アドレスba〜bc等の格納に供
され、ワード線w0〜w31ならびにデータ線s0〜s
9からなるヒューズアレイFARYの残り半分は、救済
アドレスアレイ部SAとして、不良アドレスの救済に使
用される冗長アレイ部RAの救済アドレスつまり冗長ア
ドレスr31ないしr29等の格納に供される。
【0024】Yアドレス冗長切り換え回路YARCのヒ
ューズアレイ制御回路FCTCは、メモリコントローラ
MCから供給されるロード信号LOAD及び内部クロッ
ク信号CLKと、Yアドレス比較回路YCMPから供給
されるアドレス一致検出信号AMS2とをもとに、例え
ばヒューズアレイカウンタFCTRに対するカウントア
ップ信号FCU及びカウンタリセット信号FRSや、不
良アドレスレジスタBRに対するプリチャージ制御信号
PC等をそれぞれ選択的に形成し、Yアドレス冗長切り
換え回路YARCの各部を制御・統轄する。また、ヒュ
ーズアレイカウンタFCTRは、ヒューズアレイ制御回
路FCTCから供給されるカウントアップ信号FCUに
従って歩進動作を行い、5ビットのヒューズアドレスF
0〜F4を形成して、ヒューズアレイデコーダFADC
に供給する。さらに、ヒューズアレイデコーダFADC
は、ヒューズアレイカウンタFCTRから供給されるヒ
ューズアドレスF0〜F4をデコードして、ヒューズア
レイFARYのワード線w0〜w31の対応する1本を
択一的に選択レベルとする。
【0025】なお、ヒューズアレイ制御回路FCTCか
らヒューズアレイカウンタFCTRに供給されるカウン
トアップ信号FCUは、アドレス一致検出信号AMS2
がハイレベルとされるとき、言い換えるならばYアドレ
スカウンタYADCから出力されるYアドレスC0〜C
9とヒューズアレイFARYから読み出される不良アド
レスB0〜B9とが全ビット一致したとき、所定のタイ
ミングで選択的にハイレベルとされる。このとき、後述
するYアドレスセレクタYASLでは、ヒューズアレイ
FARYから読み出された救済アドレスs0〜s9がY
デコーダYDに対するYアドレスY0〜Y9として選択
され、これによってYアドレスカウンタYADCから指
定されかつ障害を有するYアドレスY0〜Y9が救済ア
ドレスs0〜s9に置き換えられ、欠陥救済が実現され
る。
【0026】ヒューズアレイFARYのデータ線b0〜
b9は、不良アドレスレジスタBRに結合される。不良
アドレスレジスタBRは、ヒューズアレイFARYのデ
ータ線b0〜b9に対応して設けられる10ビットのレ
ジスタを含み、これらのレジスタのそれぞれは、図4に
例示されるように、その入力端子が対応するデータ線b
0〜b9に結合されたインバータV1を含む。電源電圧
VCCとインバータV1の入力端子つまりデータ線b0
〜b9との間には、並列形態とされる一対のPチャンネ
ルMOSFETP1及びP2が設けられる。このうち、
MOSFETP1のゲートには、ヒューズアレイ制御回
路FCTCからプリチャージ制御信号PCが供給され、
MOSFETP2のゲートは、インバータV1の出力端
子に結合される。インバータV1の出力信号は、不良ア
ドレスB0〜B9としてYアドレス比較回路YCMPの
一方の入力端子に供給される。
【0027】これにより、不良アドレスレジスタBRの
各レジスタを構成するMOSFETP1は、プリチャー
ジ制御信号PCのロウレベルを受けて選択的にオン状態
となり、対応するデータ線b0〜b9の電位を電源電圧
VCCのようなハイレベルにプリチャージする。また、
インバータV1の出力信号つまり不良アドレスB0〜B
9は、データ線b0〜b9のハイレベルを受けてロウレ
ベルとなり、これによって対応するMOSFETP2が
オン状態となる。この結果、インバータV1及びMOS
FETP2は、いわゆるラッチ状態となる。プリチャー
ジによるデータ線b0〜b9のハイレベルは、ヒューズ
アレイFARYのワード線w0〜w31が択一的にハイ
レベルとされ、この選択ワード線に結合されたヒューズ
アレイセルUFの保持情報すなわち対応するヒューズF
1が非切断状態にあることで、選択的に接地電位VSS
のようなロウレベルと引き抜かれ、このロウレベルを受
けて対応する不良アドレスB0〜B9が選択的にハイレ
ベルとなる。
【0028】不良アドレスレジスタBRから出力される
不良アドレスB0〜B9は、Yアドレス比較回路YCM
Pの一方の入力端子に供給され、このYアドレス比較回
路YCMPの他方の入力端子には、Yアドレスカウンタ
YADCからYアドレスC0〜C9が供給される。Yア
ドレス比較回路YCMPは、これらのYアドレスC0〜
C9と不良アドレスB0〜B9とをビットごとに比較照
合し、両アドレスが全ビット一致したとき、選択的にそ
の出力信号つまりアドレス一致検出信号AMS1及びA
MS2をハイレベルとする。アドレス一致検出信号AM
S1は、アドレス遷移検出回路に供給され、アドレス一
致検出信号AMS2は、前述のように、ヒューズアレイ
制御回路FCTCに供給される。
【0029】次に、ヒューズアレイFARYのデータ線
s0〜s9は、YアドレスセレクタYASLの対応する
単位YアドレスセレクタUSL0〜USL9の一方の入
力端子にそれぞれ供給される。これらの単位Yアドレス
セレクタUSL0〜USL9の他方の入力端子には、Y
アドレスカウンタYADCの対応する出力信号つまりY
アドレスC0〜C9がそれぞれ供給される。
【0030】YアドレスセレクタYASLを構成する単
位YアドレスセレクタUSL0〜USL9のそれぞれ
は、図4に例示されるように、その上部端子が共通結合
された一対のトランスファゲートG1及びG2を含む。
このうち、トランスファゲートG1の下部端子は、単位
YアドレスセレクタUSL0〜USL9の一方の入力端
子として、YアドレスカウンタYADCから対応するY
アドレスC0〜C9がそれぞれ供給される。また、トラ
ンスファゲートG2の下部端子は、単位Yアドレスセレ
クタUSL0〜USL9の他方の入力端子として、ヒュ
ーズアレイFARYの対応するデータ線s0〜s9にそ
れぞれ結合される。トランスファゲートG1を構成する
PチャンネルMOSFETならびにトランスファゲート
G2を構成するNチャンネルMOSFETのゲートに
は、Yアドレス比較回路YCMPからアドレス一致検出
信号AMS1が共通に供給され、トランスファゲートG
1を構成するNチャンネルMOSFETならびにトラン
スファゲートG2を構成するPチャンネルMOSFET
のゲートには、そのインバータV2による反転信号が共
通に供給される。なお、アドレス一致検出信号AMS1
は、YアドレスカウンタYADCから出力されるYアド
レスC0〜C9とヒューズアレイFARYから不良アド
レスレジスタBRを介して読み出される不良アドレスB
0〜B9とが全ビット一致したとき、選択的にハイレベ
ルとされる。
【0031】これにより、YアドレスセレクタYASL
の単位YアドレスセレクタUSL0〜USL9のトラン
スファゲートG1は、アドレス一致検出信号AMS1が
ロウレベルとされるとき、言い換えるならばYアドレス
カウンタYADCから出力されるYアドレスC0〜C9
とヒューズアレイFARYから読み出された不良アドレ
スB0〜B9とが一致しないとき選択的にオン状態とな
り、YアドレスC0〜C9を選択して、YアドレスSY
0〜SY9としてYアドレスラッチYALTに伝達す
る。また、トランスファゲートG2は、アドレス一致検
出信号AMS1がハイレベルとされるとき、言い換える
ならばYアドレスカウンタYADCから出力されるYア
ドレスC0〜C9とヒューズアレイFARYから読み出
された不良アドレスB0〜B9とが全ビット一致したと
き選択的にオン状態となり、ヒューズアレイFARYか
ら出力される救済アドレスs0〜s9を選択して、Yア
ドレスSY0〜SY9としてYアドレスラッチYALT
に伝達する。
【0032】YアドレスラッチYALTは、Yアドレス
SY0〜SY9に対応して設けられる10個の単位Yア
ドレスラッチULT0〜ULT9を備え、これらの単位
Yアドレスラッチのそれぞれは、図4に例示されるよう
に、クロックドインバータCV1及びCV2ならびにイ
ンバータV3からなるスレーブラッチと、クロックドイ
ンバータCV3及びCV4ならびにインバータV4から
なるマスタラッチとを含む。このうち、スレーブラッチ
を構成するクロックドインバータCV1とマスタラッチ
を構成するクロックドインバータCV4は、内部クロッ
ク信号CLKがハイレベルとされることで選択的に伝達
状態とされ、スレーブラッチを構成するクロックドイン
バータCV2とマスタラッチを構成するクロックドイン
バータCV3は、そのインバータV5による反転信号つ
まり内部クロック信号CLKがロウレベルとされること
で選択的に伝達状態とされる。
【0033】これにより、YアドレスセレクタYASL
から出力されるYアドレスSY0〜SY9は、内部クロ
ック信号CLKのハイレベルを受けて単位Yアドレスラ
ッチULT0〜ULT9のスレーブラッチに取り込ま
れ、内部クロック信号CLKのロウレベルを受けてその
マスタラッチに取り込まれる。YアドレスラッチYAL
Tの単位YアドレスラッチULT0〜ULT9の出力信
号は、YアドレスY0〜Y9として前記YデコーダYD
に供給される。
【0034】以上のように、この実施例のフラッシュメ
モリでは、メモリアレイMARYのデータアレイ部DA
つまりデータ領域DEに対応するYアドレス0〜511
ならびに冗長アレイ部RAの管理領域CEに対応するY
アドレス512〜527が、YアドレスカウンタYAD
Cにより順次自律的に指定され、セクタつまりワード線
を単位とするシリアルアクセスが行われる。図7に例示
されるように、データ領域DEにおいて異常が検出され
た不良アドレスba〜bcは、冗長アレイ部RAの末尾
側の冗長アドレスr31〜r29に対して逆順で割り当
てられ、ヒューズアレイFARYの不良アドレスアレイ
部BA及び救済アドレスアレイ部SAに書き込まれて対
応付けられる。また、ヒューズアレイFARYに設けら
れた32のアドレスは、ヒューズアレイカウンタFCT
Rにより順次選択され、このヒューズアレイカウンタF
CTRは、アドレス一致検出信号AMS1及びAMS2
がハイレベルとされることで、言い換えるならばYアド
レス冗長切り換え回路YARCによる救済アドレスへの
切り換えが行われるごとに更新される。
【0035】つまり、この実施例では、1個のYアドレ
ス比較回路YCMP,YアドレスセレクタYASLなら
びにYアドレスラッチYALTにより、すべての冗長ア
ドレスに関する欠陥救済のためのアドレス比較動作及び
アドレス切り換え動作が実現できる訳であって、これに
よってYアドレス冗長切り換え回路YARCの所要回路
素子が削減され、そのレイアウト所要面積が縮小され
る。
【0036】一方、この実施例のフラッシュメモリで
は、メモリアレイMARYに32バイト分の冗長アドレ
スr0〜r31が設けられるとともに、これらの冗長ア
ドレスは、その最終アドレスr31から逆順でメモリア
レイMARYのデータ領域DEの異常が検出された不良
アドレスに救済領域SEとして割り当てられ、残りすべ
ての冗長アドレスは、管理領域CEとして割り当てられ
る。このため、例えばメモリアレイMARYのデータ領
域DEに異常が検出されず不良アドレスが存在しない場
合には、32バイト分の冗長アドレスをすべて管理領域
CEとして活用することができるとともに、逆にメモリ
アレイMARYのデータ領域DEに32以内の不良アド
レスが検出された場合、32バイト分の冗長アドレスを
すべて欠陥救済に割り当て、これを全部救済することが
できる。この結果、フラッシュメモリの利便性を高める
ことができるとともに、フラッシュメモリの製品歩留り
を高め、その低コスト化を図ることができるものであ
る。
【0037】以上の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1)シリアルアクセス機能を有しかつ管理領域又は救
済領域として使用される冗長アレイ部を含むメモリアレ
イを具備するフラッシュメモリ等において、メモリアレ
イのデータ領域において欠陥が検出された不良アドレス
を、例えば冗長アレイ部の最終アドレスを始めとして逆
順で割り当てた後、その残りアドレスの全部を管理領域
として割り当てることで、メモリアレイのデータ領域に
多数の不良アドレスが検出された場合、管理領域を設け
ることなく冗長アレイ部の全領域を救済領域として割り
当て、これを全部救済できるとともに、逆にメモリアレ
イのデータ領域に不良アドレスが検出されなかった場合
には、冗長アレイ部の全領域を管理領域として活用する
ことができるという効果が得られる。 (2)上記(1)項により、シリアルアクセス機能を有
するフラッシュメモリ等の利便性を高めることができる
という効果が得られる。 (3)上記(1)項により、フラッシュメモリ等の製品
歩留りを高め、その低コスト化を図ることができるとい
う効果が得られる。
【0038】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1及び図2において、フラッシュメモリは、×1
6ビット又は×32ビット等、任意のビット構成を採り
うるし、その記憶容量も任意に設定できる。また、メモ
リアレイMARYのデータアレイ部DA及び冗長アレイ
部RAへの区分は、この実施例による制約を受けない。
さらに、フラッシュメモリは、任意のブロック構成を採
りうるし、起動制御信号の名称及び組み合わせ等も、種
々の実施形態を採りうる。
【0039】図3において、Yアドレス冗長切り換え回
路YARCのブロック構成は、種々考えられるし、図4
に示される各部の具体的回路構成についても同様であ
る。図5において、ヒューズアレイFARYのヒューズ
アレイセルUFは、例えば、メモリアレイMARYと同
様、不揮発性メモリセルにより構成してもよいし、揮発
性のスタティック型メモリセルにより構成することもで
きる。
【0040】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるシリ
アルアクセス機能を有するフラッシュメモリに適用した
場合について説明したが、それに限定されるものではな
く、例えば、同様なシリアルアクセス機能を有する各種
のメモリ集積回路やこのようなメモリ集積回路を含むマ
イクロコンピュータ等のデジタルシステムにも適用でき
る。この発明は、少なくとも管理領域及び救済領域を必
要とする半導体記憶装置ならびにこのような半導体記憶
装置を含む装置又はシステムに広く適用できる。
【0041】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、シリアルアクセス機能を有
しかつ管理領域又は救済領域として使用される冗長アレ
イ部を含むメモリアレイを具備するフラッシュメモリ等
において、メモリアレイのデータ領域において欠陥が検
出された不良アドレスを、例えば冗長アレイ部の最終ア
ドレスを始めとして逆順で割り当てた後、その残りアド
レスの全部を管理領域として割り当てることで、メモリ
アレイのデータ領域に多数の不良アドレスが検出された
場合、管理領域を設けることなく冗長アレイ部の全領域
を救済領域として割り当て、これを救済できるととも
に、逆にデータ領域に不良アドレスが検出されなかった
場合には、冗長アレイ部の全領域を管理領域として活用
することができる。この結果、シリアルアクセス機能を
有するフラッシュメモリ等の利便性を高めることができ
るとともに、その製品歩留りを高め、低コスト化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたフラッシュメモリの一実
施例を示すブロック図である。
【図2】図1のフラッシュメモリの一実施例を示す記憶
領域構成図である。
【図3】図1のフラッシュメモリに含まれるYアドレス
冗長切り換え回路の一実施例を示すブロック図である。
【図4】図3のYアドレス冗長切り換え回路の一実施例
を示す部分的な回路図である。
【図5】図4のYアドレス冗長切り換え回路のヒューズ
アレイを構成するヒューズアレイセルの一実施例を示す
回路図である。
【図6】図4のYアドレス冗長切り換え回路のヒューズ
アレイの一実施例を示す記憶領域構成図である。
【図7】図1のフラッシュメモリにおける冗長救済の一
実施例を示す概念図である。
【符号の説明】
MARY……メモリアレイ、DA……データアレイ部、
RA……冗長アレイ部、XD……Xデコーダ、SADB
……セクタアドレスバッファ、DREG……データレジ
スタ、YG……Yゲート回路、YD……Yデコーダ、Y
ARC……Yアドレス冗長切り換え回路、YADC……
Yアドレスカウンタ、WC……データ書き込み回路、I
B……データ入力バッファ、OB……データ出力バッフ
ァ、MX……データマルチプレクサ、MC……メモリコ
ントローラ、IO0〜IO7……データ入出力端子(入
出力データ)、CEB……チップイネーブル信号入力端
子(チップイネーブル信号)、WEB……ライトイネー
ブル信号入力端子(ライトイネーブル信号)、OEB…
…出力イネーブル信号入力端子(出力イネーブル信
号)、CDEB……コマンドデータイネーブル信号入力
端子(コマンドデータイネーブル信号)、RESB……
リセット信号入力端子(リセット信号)、SC……シリ
アルクロック信号入力端子(シリアルクロック信号)、
R/BB……レディビジー信号入力端子(レディビジー
信号)。DE……データ領域、CE……管理領域、SE
……救済領域。FARY……ヒューズアレイ、BA……
不良アドレスアレイ部、SA……救済アドレスアレイ
部、FADC……ヒューズアレイデコーダ、FCTR…
…ヒューズアレイカウンタ、FCTC……ヒューズアレ
イ制御回路、BR……不良アドレスレジスタ、YCMP
……Yアドレス比較回路、YASL……Yアドレスセレ
クタ、YALT……Yアドレスラッチ。w0〜w31…
…ヒューズアレイワード線、b0〜b9,s0〜s9…
…ヒューズアレイデータ線、UF……ヒューズアレイセ
ル、USL0〜USL9……単位Yアドレスセレクタ、
ULT0〜ULT9……単位Yアドレスラッチ、P1〜
P2……PチャンネルMOSFET、G1〜G2……ト
ランスファゲート、V1〜V5……インバータ、CV1
〜CV4……クロックドインバータ。F1……ヒュー
ズ、N1……NチャンネルMOSFET。ba〜bc…
…不良アドレス、r0〜r31……冗長アドレス。
フロントページの続き (72)発明者 木村 勝高 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ格納用のデータ領域として使用さ
    れるデータアレイ部と、 その一部が欠陥救済用の救済領域として使用されその残
    りの部分が誤り検出符号等を格納するための管理領域と
    して使用される冗長アレイ部とを含むメモリアレイを具
    備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記データアレイ部には、上記メモリアレイの先頭アド
    レスから第mアドレスまでが割り当てられ、 上記冗長アレイ部には、上記メモリアレイの第m+1ア
    ドレスから最終アドレスまでが割り当てられるものであ
    って、 上記救済領域には、上記メモリアレイの最終アドレスを
    始めとして必要数のアドレスが逆順で割り当てられ、 上記管理領域には、上記メモリアレイの第m+1アドレ
    スを始めとする上記冗長アレイ部の残りのアドレスが割
    り当てられるものであることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、 上記半導体記憶装置は、上記メモリアレイのYアドレス
    を順次自律的に指定するためのYアドレスカウンタを含
    み、かつセクタを単位とするシリアルアクセスが可能な
    フラッシュメモリであって、 上記冗長アレイ部の救済領域による欠陥救済は、上記メ
    モリアレイのYアドレス方向に対するものであることを
    特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記半導体記憶装置は、不良アドレス又は救済アドレス
    をそれぞれ格納する不良アドレスアレイ部及び救済アド
    レスアレイ部を含み、そのアドレスがヒューズアレイカ
    ウンタによって順次択一的に指定されるヒューズアレイ
    と、 上記ヒューズアレイの不良アドレスアレイ部から出力さ
    れる不良アドレスと上記Yアドレスカウンタから出力さ
    れるYアドレスとを比較照合し、両者が一致したときそ
    の出力信号を選択的に有効レベルとするYアドレス比較
    回路と、 上記Yアドレス比較回路の出力信号が無効レベルとされ
    るとき、上記Yアドレスカウンタから出力されるYアド
    レスを選択し、上記Yアドレス比較回路の出力信号が有
    効レベルとされるとき、上記ヒューズアレイの救済アド
    レスアレイ部から出力される救済アドレスを選択するY
    アドレスセレクタとを含むYアドレス冗長切り換え回路
    を具備するものであることを特徴とする半導体記憶装
    置。
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