JPH10273892A - 水解性シート及びその製造方法 - Google Patents
水解性シート及びその製造方法Info
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- JPH10273892A JPH10273892A JP9081489A JP8148997A JPH10273892A JP H10273892 A JPH10273892 A JP H10273892A JP 9081489 A JP9081489 A JP 9081489A JP 8148997 A JP8148997 A JP 8148997A JP H10273892 A JPH10273892 A JP H10273892A
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Abstract
おける湿潤破断強度を向上させ、かつ、水中に投棄した
ときの組織の崩壊を容易にする。 【解決手段】 湿潤状態で使用し、水中に投棄すると組
織が崩壊する水解性シートが、水分散性繊維とカルボキ
シメチルセルロースおよび/またはその塩とからなるシ
ートに、少なくとも水と、0.5重量%水溶液のpHが
5以上9以下を示す1種または2種以上の水溶性アルカ
リ金属塩および/または水溶性アンモニウム塩とを含浸
させることによって構成される。
Description
のに好適であって、大量の水中に投棄すると組織が崩壊
する水解性シートとその製造方法に関する。
や器物の汚れを拭き取った後に水洗トイレ等の水中に投
じると、組織が崩壊して構成繊維が分散または溶解し、
そのまま流し去ることが可能な水解性のシートは公知で
ある。ここでいう水解性は、水分散性、水崩壊性、また
は水溶解性と言い替えられることがある。このような水
解性のシートには、湿潤状態で使用されるときの高い強
度と、大量の水中に投じたときの速やかな分散性とが求
められる。これら強度と分散性とを両立させるために、
水溶性ないし水膨潤性のカルボキシメチルセルロースや
その金属塩、特にカルボキシメチルセルロースのナトリ
ウム塩をバインダーに使用して水解性のシー卜を製造す
ることがある。
開示された製法では、カルボキシメチルセルロースの金
属塩をバインダーに使用したシートに、アルコールや界
面活性剤などの液状物を含浸させている。
−25792号等の公報に開示された製法では、カルボ
キシメチルセルロースの金属塩をバインダーに使用した
シートに、アルカリ土類金属、マンガン、亜鉛等の水溶
性多価金属塩と有機溶剤とを含む液を含浸させている。
999号公報に開示された製法のごとく、アルコールや
界面活性剤を用いるのみでは、湿潤状態の水解性シート
にカルボキシメチルセルロース金属塩が溶出するのを防
ぐことが難しく、水解性シートに必要な強度を得ようと
すればそれらアルコールや活性剤の濃度をかなり高くし
なければならない。しかしながら、これら薬剤の濃度が
高いことは皮膚への刺激を強めることにもなるから好ま
しいとはいえない。
−25792号公報に開示された製法のごとく、カルボ
キシメチルセルロースの金属塩をバインダーに使用した
シートに水溶性多価金属塩を含浸させると、水溶性多価
金属塩から電離した多価金属イオンは、カルボキシメチ
ルセルロースとの塩形成能力が高いので、カルボキシメ
チルセルロース多価金属塩を容易に生成する。生成した
カルボキシメチルセルロース多価金属塩は、通常のカル
ボキシメチルセルロースの一価金属塩よりも溶解性ない
し膨潤性が低く、このために、シートは湿潤強度が高く
なると同時に、水溶性や水分散性が低下する傾向にあ
る。
と、湿潤強度とを両立させることが可能な水解性シート
の提供を課題にしている。
の本発明の一つは、水分散性繊維とカルボキシメチルセ
ルロース及び/またはその塩とからなる基材シートに、
少なくとも水と、0.5重量%水溶液のpHが5以上9
以下を示す1種または2種以上の水溶性アルカリ金属塩
及び/または水溶性アンモニウム塩とからなる液体成分
が含浸して湿潤状態にあることを特徴とする水解性シー
トにある。
ボキシメチルセルロース及び/またはその塩が、前記水
解性シートの乾燥重量において、0.1〜50重量%を
占めることがある。また、前記水溶性アルカリ金属塩
は、ナトリウム塩であることがある。さらにはまた、含
浸している前記液体成分のpHが5.5〜7.0に調整
されていることがある。
ボキシメチルセルロース及び/またはその塩とからなる
基材シートに、少なくとも水と、0.5重量%水溶液の
pHが5以上9以下を示す1種または2種以上の水溶性
アルカリ金属塩及び/または水溶性アンモニウム塩とか
らなる液体成分を含浸させて湿潤状態にすることを特徴
とする水解性シートの製造方法にある。
記液体成分はpHが5.5〜7.0に調整されているこ
とがある。また、前記カルボキシメチルセルロース及び
/またはその塩を前記基材シートの乾燥重量において、
0.1〜50重量%を占めるように含浸させることがあ
る。さらにはまた、前記水溶性アルカリ金属塩として金
属ナトリウム塩を使用することもある。
分散性の繊維とバインダーとからなる基材シートを使用
する。
扱い易く、コストもかからず好適であるが、水中に容易
に分散可能な繊維長を有するリネン、コットン等の天然
繊維やレーヨン等の再生繊維、アセテート等の半合成繊
維、ポリエステル、ナイロン等の合成繊維をそれぞれ単
独で、または混合して使用することもできる。
ルロース及び/またはその塩、特にカルボキシメチルセ
ルロースのナトリウム塩等のカルボキシメチルセルロー
スのアルカリ金属塩を使用する。
膨潤性であってもよいが、繊維とバインダーとを混合し
て抄紙する場合には、繊維状を呈していて水膨潤性であ
るカルボキシメチルセルロースナトリウム塩を使用する
ことが望ましい。また、低い水膨潤性ないし水不溶性の
カルボキシメチルセルロース及び/またはその塩をバイ
ンダーとして使用し、本発明と同一の出願人にかかる特
願平7−285479または特願平7−285480に
開示された水解性シートの製造法に基づいて、シートの
製造工程で塩基を添加して水溶性を向上させたバインダ
ーを本発明の対象にすることも可能である。シートの製
造は、抄紙法の他に、カードウエブやエアレイドウエブ
等の繊維ウエブに水溶性のカルボキシメチルセルロース
及び/またはその塩をスプレーしたり塗布したりする方
法を採用することもできる。
〜50:50の重量比にあることが好ましい。バインダ
ーの量が、この比率よりも小さいと、シートに必要な湿
潤強度が得られない。また、バインダーの比率がこの比
率より大きいと、シート内での繊維の均一な分布を得る
ことが難しく、しかもコストの無駄な上昇を招くことに
もなる。抄紙法等によって得られたシートは、2枚以上
重ねて、エンボス加工や接着剤等で一体化してから使用
することもできる。
ト状のものに、少なくとも水と水溶性アルカリ金属塩及
び/またはアンモニウム塩とからなる液体成分を含浸さ
せて発明の湿潤状態の水解性シートが得られる。アルカ
リ金属塩やアンモニウム塩の添加は、シートを湿潤化す
る工程の前でもよいし、シートを湿潤化する工程の後で
もよく、さらには、シートの湿潤化と同時であってもよ
い。そうではあるが、アルカリ金属塩やアンモニウム塩
を溶解させた液を予め調製しておき、この液をシートに
含浸させることによってこれらの塩を添加することにす
ると、塩をシート全体に均一に分布させることが容易に
なる。
種類・混合比率、シートの坪量・厚み・密度、含浸液の
組成、水解性シートの用途などによって異なるが、一般
的にはシート乾燥重量に対して、150〜300重量
%、好ましくは175〜275重量%である。
ム塩を添加することによる効果を、カルボキシメチルセ
ルロースのナトリウム塩をバインダーとする水解性シー
トを例に取って考察すると、次のとおりである。
ースナトリウム塩は、湿潤状態の水解性シートにおい
て、次の化学式で示される電離平衡状態にある。
ウム塩は、電離が進行して膨潤ないし溶解し、バインダ
ーとしての機能が著しく低下し、シートの湿潤強度が低
下する。しかし、このシートにアルカリ金属塩ないしア
ンモニウム塩を溶解した液を加えると、上記平衡におい
てイオン濃度が増すため、平衡が左へ移動する。つま
り、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩の電離を
抑制することから、この塩のバインダーとしての機能の
低下を防ぐことができる。ただし、このシートを水洗ト
イレや浄化槽、下水道等の多量の水中に投棄した場合に
は、イオン濃度が低下するので、カルボキシメチルセル
ロースナトリウム塩の電離が進行して、シートが速やか
に分散ないし溶解する。
を含むことが望ましい。有機溶剤は、カルボキシメチル
セルロースおよび/またはその塩の膨潤や溶出を抑制す
ることが可能だからである。
ル、プロパノール等の1価アルコール、プロピレングリ
コール、イソプレングリコール、ポリエチレングリコー
ル等の多価アルコール、及びこれらの誘導体などがあ
る。これらの有機溶剤は、2種以上を混合して用いるこ
とも可能である。
アンモニウム塩は、それらの水溶液が弱酸性〜弱アルカ
リ性を示すもの、具体的にには、0.5重量%水溶液の
pHが5以上9以下を示すものが好ましい。pHがこの
範囲外であるものは、使用者の肌を刺激する場合があ
る。また、前記pHが9を超えるようなアルカリ金属塩
やアンモニウム塩を使用すると、バインダーのカルボキ
シメチルセルロース及び/またはその塩が変性する可能
性があり、好ましくない。
リウム及び/またはカリウムの塩化物、臭化物、ヨウ化
物、硫酸塩,チオ硫酸塩,重炭酸塩,リン酸塩,硝酸塩
などの無機塩、酢酸塩,プロピオン酸塩,サリチル酸
塩,フタル酸塩,乳酸塩,リンゴ酸塩,酒石酸塩,クエ
ン酸塩,シュウ酸塩,マロン酸塩,コハク酸塩,アスパ
ラギン酸塩,グルタミン酸塩,チオグリコール酸塩,エ
チレンジアミンテトラ酢酸塩などの有機酸塩、及びこれ
らの複合塩、混合物、水和物などがある。また、塩化ア
ンモニウム,硫酸アンモニウム,酢酸アンモニウムなど
のアンモニウム塩を使用することもできる。アルカリ金
属塩とアンモニウム塩とを混合して使用することもでき
るし、両者の複合塩を使用することもできる。
の量は、塩の種類、シートに求められる強度や水分散性
等によって異なるが、一般的にはシートに含浸させる液
において0.l〜20重量%を占めることが好ましい。
塩の量が少ない場合には、シートに必要な湿潤強度が得
られない。塩の量が多い場合には、コストの無駄な上昇
を招く。
の種類や量によっては、含浸させる液のpHがアルカリ
側に片寄ることがある。その場合には、酸を適宜加えて
pHを弱酸性〜中性に調整することが好ましい。例え
ば、プロピレングリコール10重量%、エタノールl重
量%、クエン酸ナトリウム5重量%の水溶液を含浸させ
ようとする場合、その液のpHは8.6であるから、プ
ロピレングリコール10重量%、エタノール1重量%、
クエン酸ナトリウム5重量%にクエン酸0.2重量%を
加えた水溶液とすれば、pHが6.5となる。このよう
なpHの調整による水解性シートへの悪影響は殆どない
(後記実施例3−1,3−2、および比較例3−1参
照)。
ンモニウム塩と、他の塩類、例えばアルカリ土類金属塩
とを併用することが可能である。一例として、プロピレ
ングリコール20重量%、エタノールl重量%、塩化カ
ルシウム0.2重量%の水溶液を225重量%スプレー
によって含浸させたシートは、湿潤強度が高くなると同
時に、流動水中での分散性が著しく悪くなる。しかし、
プロピレングリコール20重量%、エタノール1重量
%、塩化カルシウム0.2重量%にアスパラギン酸ナト
リウム5重量%を加えた水溶液を225重量%スプレー
したシートでは、湿潤強度が前者のシートと同等で、し
かも流動水中での分散性が前者より優れたものとなる
(実施例5−1、および比較例5−l参照)。
応じて界面活性剤や殺菌剤、抗菌剤、研磨剤、着色剤、
増粘剤、保湿剤、香料、消臭剤、サイズ剤等を一種また
は二種以上を含有することができる。
実施例に基づいて説明すると、以下のとおりである。
%、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩(ニチリ
ン化学工業製:D.S.=0.43,pH=5.9)
8.8重量%、ソーダ灰ll.6重量%を原料とし、抄
紙機を用いて、坪量30g/m2、クレープ率40%の
シートを製造し、このシートを3枚重ねてエンボス加工
を施し、一体化させて基材シートを得た。この基材シー
トに対し、プロピレングリコール/エタノール/塩化ナ
トリウム/水=l0/1/3.8/85.2(重量%)
に調製した液(pH=5.9)を、基材シート乾燥重量
の225%だけスプレーによって含浸させ、本発明の水
解性シートを得た。
9.6重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン化学工業製:D.S.=0.43,pH=
5.9)8.8重量%、ソーダ灰11.6重量%を原料
とし、抄紙機を用いて、坪量30g/m2、クレープ率
40%のシートを製造し、このシートを3枚重ねてエン
ボス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。この
基材シートに対し、プロピレングリコール/エタノール
/硫酸ナトリウム/水=10/1/4.6/84.4
(重量%)に調製した液(pH=6.2)を、基材シー
ト乾燥重量の225%だけスプレーによって含浸させ、
本発明の水解性シートを得た。
9.6重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン化学工業製:D.S.=0.43,pH=
5.9)8.8重量%、ソーダ灰ll.6重量%を原料
とし、抄紙機を用いて、坪量30g/m2、クレープ率
40%のシートを製造し、このシートを3枚重ねてエン
ボス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。この
シートに対し、プロピレングリコール/エタノール/水
=10/1/89(重量%)に調製した液(pH=6.
0)を、基材シート乾燥重量の225%だけスプレーに
よって含浸させ、比較例の水解性シートを得た。
1.8重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン化学工業製:D.S.=0.42,pH=
6.0)9.1重量%、ソーダ灰9.1重量%を原料と
し、抄紙機を用いて、坪量30g/m2、クレープ率3
0%のシートを製造し、このシートを3枚重ねてエンボ
ス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。このシ
ートに対し、ポリエチレングリコール#1500/エタ
ノール/エチルパラベン/メチルパラベン/クエン酸カ
リウム/水=10/1/0.05/0.1/5/83.
85(重量%)に調製した液(pH=7.8)を、シー
ト乾燥重量の250%だけスプレーによって含浸させ、
本発明の水解性シートを得た。
1.8重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン化学工業製:D.S.=0.42,pH=
6.0)9.l重量%、ソーダ灰9.l重量%を原料と
し、抄紙機を用いて、坪量30g/m2、クレープ率3
0%のシートを製造し、このシートを3枚重ねてエンボ
ス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。この基
材シートに対し、ポリエチレングリコール#1500/
エタノール/エチルパラベン/メチルパラベン/クエン
酸カリウム/水=10/1/0.05/0.1/10/
78.85(重量%)に調製した液(pH=8.0)
を、基材シート乾燥重量の250%だけスプレーによっ
て含浸させ、本発明の水解性シートを得た。
1.8重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン化学工業製:D.S.=0.42,pH=
6.0)9.l重量%、ソーダ灰9.l重量%を原料と
し、抄紙機を用いて、坪量30g/m2、クレープ率3
0%のシートを製造し、このシートを3枚重ねてエンボ
ス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。この基
材シートに対し、ポリエチレングリコール#1500/
エタノール/エチルパラベン/メチルパラベン/水=1
0/1/0.05/0.1/88.85(重量%)に調
製した液(pH=6.3)を、シート乾燥重量の250
%だけスプレーによって含浸させ、比較例の水解性シー
トを得た。
1.8重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン化学工業製:D.S.=0.42,pH=
6.0)9.l重量%、ソーダ灰9.l重量%を原料と
し、抄紙機を用いて、坪量30g/m2、クレープ率3
0%のシートを製造し、このシートを3枚重ねてエンボ
ス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。この基
材シートに対し、プロピレングリコール/エタノール/
クエン酸ナトリウム/水=10/1/5/84(重量
%)に調製した液(pH=8.6)を、基材シート乾燥
重量の225%だけスプレーによって含浸させ、本発明
の水解性シートを得た。
1.8重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン化学工業製:D.S.=0.42,pH=
6.0)9.l重量%、ソーダ灰9.l重量%を原料と
し、抄紙機を用いて、坪量30g/m2、クレープ率3
0%のシートを製造し、このシートを3枚重ねてエンボ
ス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。この基
材シートに対し、プロピレングリコール/エタノール/
クエン酸ナトリウム/クエン酸/水=10/1/5/
0.2/83.8(重量%)に調製した液(pHは=
6.5)を、基材シート乾燥重量の225%だけスプレ
ーによって含浸させ、本発明の水解性シートを得た。
1.8重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン化学工業製:D.S.=0.42,pH=
6.0)9.l重量%、ソーダ灰9.l重量%を原料と
し、抄紙機を用いて、坪量30g/m2、クレープ率3
0%のシートを製造し、このシートを3枚重ねてエンボ
ス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。この基
材シートに対し、プロピレングリコール/エタノール/
水=10/1/89(重量%)に調製した液(pH=
6.0)を、基材シート乾燥重量の225%だけスプレ
ーによって含浸させ、比較例の水解性シートを得た。
7.6重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン工業製:D.S.=0.42,pH=5.
9)8.6重量%、ソーダ灰13.8重量%を原料と
し、抄紙機を用いて、坪量36.5g/m2、クレープ
率30%のシートを製造し、このシートを3枚重ねてエ
ンボス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。こ
の基材シートに対し、プロピレングリコール/酢酸アン
モニウム/酢酸/水=10/4.8/0.2/85(重
量%)に調製した液(pH=6.0)を、基材シート乾
燥重量の225%だけスプレーによって含浸させ、本発
明の水解性シートを得た。
7.6重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン化学工業製:D.S.=0.42,pH=
5.9)8.6重量%、ソーダ灰13.8重量%を原料
とし、抄紙機を用いて、坪量36.5g/m2、クレー
プ率30%のシートを製造し、このシートを3枚重ねて
エンボス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。
この基材シートに対し、プロピレングリコール/酢酸ア
ンモニウム/酢酸/水=10/9.4/0.6/80
(重量%)に調製した液(pH=5.9)を、基材シー
ト乾燥重量の225%だけスプレーによって含浸させ、
本発明の水解性シートを得た。
7.6重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン工業製:D.S,=0.42,pH=5.
9)8.6重量%、ソーダ灰13.8重量%を原料と
し、抄紙機を用いて、坪量36.5g/m2、クレープ
率30%のシートを製造し、このシートを3枚重ねてエ
ンボス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。こ
の基材シートに対し、プロピレングリコール/酢酸アン
モニウム/酢酸/水=10/14.2/0.8/75
(重量%)に調製した液(pH=6.0)を、基材シー
ト乾燥重量の225%だけスプレーによって含浸させ、
本発明の水解性シートを得た。
7.6重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン化学工業製:D.S.=0.42,pH=
5.9)8.6重量%、ソーダ灰13.8重量%を原料
とし、抄紙機を用いて、坪量36.5g/m2、クレー
プ率30%のシートを製造し、このシートを3枚重ねて
エンボス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。
この基材シートに対し、プロピレングリコール/水=l
10/90(重量%)に調製した液(pH=6.2)
を、基材シート乾操重量の225%だけスプレーによっ
て含浸させ、比較例の水解性シートを得た。
1.8重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン化学工業製:D.S.=0.42,pH=
6.0)9.l重量%、ソーダ灰9.1重量%を原料と
し、抄紙機を用いて、坪量30g/m2、クレープ率3
0%のシートを製造し、このシートを3枚重ねてエンボ
ス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。この基
材シートに対し、プロピレングリコール/エタノール/
塩化カルシウム/アスパラギン酸ナトリウム/水=20
/1/0.2/5/73.8(重量%)に調製した液
(pH=6.9)を、基材シート乾燥重量の225%だ
けスプレーによって含浸させ、本発明の水解シートを得
た。
1.8重量%、カルボキシメチルセルロ−スナトリウム
塩(ニチリン化学工業製:D.S.=0.42,pH=
6.0)9.l重量%、ソーダ灰9.1重量%を原料と
し、抄紙機を用いて、坪量30g/m2、クレープ率3
0%のシートを製造し、このシートを3枚重ねてエンボ
ス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。この基
材シートに対し、プロピレングリコール/エタノール/
塩化カルシウム/グルタミン酸ナトリウム/水=20/
1/0.2/5/73.8(重量%比)に調製した液
(pH=7.7)を、基材シート乾燥重量の225%だ
けスプレーによって含浸させ、本発明の水解性シートを
得た。
1.8重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン化学工業製:D.S.=0.42,pH=
6.0)9.1重量%、ソーダ灰9.1重量%を原料と
し、抄紙機を用いて、坪量30g/m2、クレープ率3
0%のシートを製造し、このシートを3枚重ねてエンボ
ス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。この基
材シートに対し、プロピレングリコール/エタノール/
塩化カルシウム/EDTA−3ナトリウム/水=20/
1/0.2/5/73.8(重量%)に調製した液(p
H=6.8)を、基材シート乾燥重量の225%だけス
プレーによって含浸させ、本発明の水解シートを得た。
1.8重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン化学工業製:D.S.=0.42,pH=
6.0)9.l重量%、ソーダ灰9.1重量%を原料と
し、抄紙機を用いて、坪量30g/m2、クレープ率3
0%のシートを製造し、このシートを3枚重ねてエンボ
ス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。この基
材シートに対し、プロピレングリコール/エタノール/
塩化カルシウム/酢酸ナトリウム/水=20/1/0.
2/5/73.8(重量%)に調製した液(pH=8.
5)を、基材シート乾燥重量の225%だけスプレーに
よって含浸させ、本発明の水解性シートを得た。
1.8重量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩(ニチリン化学工業製:D.S.=0.42,pH=
6.0)9.l重量%、ソーダ灰9.1重量%を原料と
し、抄紙機を用いて、坪量30g/m2、クレープ率3
0%のシートを製造し、このシートを3枚重ねてエンボ
ス加工を施し、一体化させて基材シートを得た。この基
材シートに対し、プロピレングリコール/エタノール/
塩化カルシウム/水=20/1/0.2/78.8(重
量%)に調製した液(pH=4.6)を、基材シート乾
燥重量の225%だけスプレーによって含浸させ、比較
例の水解性シートを得た。
の水解性シートそれぞれについて、下記項目の評価を実
施した。 (1)流動水中での水解性シートの分散性 10cm×l0cmに裁断した湿潤状態の水解性シート
片を、イオン交換水300mlを入れた300mlガラ
スビーカー中に投入してマグネチックスタラーで攪拌
(回転数600rpm)し、水解性シートの組織の崩壊
と繊維の分散状態を経時的に観察した。観察結果は、次
のように評価した。
解性シートとしての使用に十分耐えられる。
片化して、水解性シートとしての使用に耐えられる。
ず、水解性シートとして使用することが困難であるか、
または不可能。(2)湿潤破断強度 幅25mm×長さ150mmに裁断した湿潤状態の水解
性シート片をチャック間隔100mm、引張速度100
mm/minで引っ張ったときの湿潤破断強度をシート
片の互いに直交するに方向について測定し、これら両方
向における強度の平均値を算出した。この評価では、シ
ートの平均破断強度が150g以上であれば、水解性シ
ートとしての使用に耐え得ると評価した。評価の結果は
表1及び表2のとおりであり、次のように整理すること
ができる。 (1)実施例1−l,1−2と比較例1−lとの対比に
より、ナトリウム塩を用いると、分散性を殆ど悪化させ
ることなく、シートの湿潤破断強度を向上させることが
できる。 (2)実施例2−1,2−2と比較例2−1との対比に
より、カリウム塩を用いた場合でも、分散性を殆ど悪化
させることなく、シートの湿潤破断強度を向上させるこ
とができる。 (3)実施例3−1のように、ナトリウム塩を使用する
ことによって含浸させる液のpHが高くなった場合に
は、実施例3−2のように、酸を加えればpHを中性近
くに調整することができて、しかも、良好な分散性と湿
潤破断強度とを維持することができる。 (4)実施例4−l,4−2,4−3と比較例4−1と
の対比から、アンモニウム塩と酸を用いた場合でも、良
好な分散性と高い湿潤破断強度とが得られる。 (5)比較例5−1のように、含浸させる液に塩化カル
シウム等のアルカリ土類金属塩を加えた場合には、シー
トの湿潤破断強度が高くなっても、それと同時に分散性
が著しく悪くなる。しかし、実施例5−1,5−2,5
−3,5−4のように、ナトリウム塩を添加すると、高
い湿潤破断強度と良好な分散性とが両立するようにな
る。
トは、バインダーにカルボキシメチルセルロース及び/
またはその塩を使用し、このバインダーの湿潤下での電
離を、特定のpH域を示すアルカリ金属塩および/また
はアンモニウム塩で抑制しているから、シート使用の際
には良好な湿潤破断強度を示す。
ると、アルカリ金属塩および/またはアンモニウム塩の
濃度が急速に低下し、バインダーが速やかに膨潤または
溶解してシートの組織が崩壊し、繊維が分散する。かか
るシートは、水洗トイレ、浄化槽、下水道等で容易に処
理することができる。
Claims (8)
- 【請求項1】水分散性繊維とカルボキシメチルセルロー
ス及び/またはその塩とからなる基材シートに、少なく
とも水と、0.5重量%水溶液のpHが5以上9以下を
示す1種または2種以上の水溶性アルカリ金属塩及び/
または水溶性アンモニウム塩とからなる液体成分が含浸
して湿潤状態にあることを特徴とする水解性シート。 - 【請求項2】前記カルボキシメチルセルロース及び/ま
たはその塩が、前記水解性シートの乾燥重量において、
0.1〜50重量%を占めている請求項1記載の水解性
シート。 - 【請求項3】前記水溶性アルカリ金属塩がナトリウム塩
である請求項1または2記載の水解性シート。 - 【請求項4】前記含浸している液体成分のpHが5.5
〜7.0に調整されている、請求項1,2,3のいずれ
か1項に記載の水解性シート。 - 【請求項5】水分散性繊維とカルボキシメチルセルロー
ス及び/またはその塩とからなる基材シートに、少なく
とも水と、0.5重量%水溶液のpHが5以上9以下を
示す1種または2種以上の水溶性アルカリ金属塩及び/
または水溶性アンモニウム塩とからなる液体成分を含浸
させて湿潤状態にすることを特徴とする水解性シートの
製造方法。 - 【請求項6】前記液体成分は、pHが5.5〜7.0に
調整されている請求項5記載の製造方法。 - 【請求項7】前記カルボキシメチルセルロース及び/ま
たはその塩を、前記水解性シートの乾燥重量において、
0.1〜50重量%を占めるように含浸させる請求項5
または6記載の製造方法。 - 【請求項8】前記水溶性アルカリ金属塩がナトリウム塩
である請求項5〜7のいずれかに記載の製造方法。
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