JPH10272522A - 回転金型の自動クランプ・アンクランプ装置 - Google Patents

回転金型の自動クランプ・アンクランプ装置

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JPH10272522A
JPH10272522A JP9081391A JP8139197A JPH10272522A JP H10272522 A JPH10272522 A JP H10272522A JP 9081391 A JP9081391 A JP 9081391A JP 8139197 A JP8139197 A JP 8139197A JP H10272522 A JPH10272522 A JP H10272522A
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JP
Japan
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mold
ring
main shaft
lock
spring
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Application number
JP9081391A
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English (en)
Inventor
Tadao Murano
忠雄 村野
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Topy Industries Ltd
Original Assignee
Topy Industries Ltd
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Publication date
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラ交換の必要がなく騒音も少ない回転金
型の自動クランプ・アンクランプ装置の提供。 【解決手段】 ハウジング10と、ノックアウト棒20
と、主軸30と、金型受けリング40と、センタガイド
50と、ロックアーム60と、ロックリング70と、ブ
ラケットリング80と、シリンダ90と、ロックリング
70を金型1側に常時付勢するスプリング100と、シ
リンダ90が引き込まれる時にロックリング70に当た
ってロックリング70を金型1から離れる方向に移動さ
せる、ブラケットリング80に付設された爪110と、
からなる回転金型の自動クランプ・アンクランプ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転金型を自動的
にクランプ・アンクランプする装置に関し、たとえば、
コールドスプリング機や旋削用の回転金型クランプ・ア
ンクランプ装置に利用される。
【0002】
【従来の技術】コールドスプリング機などにおいては、
素材ワーク(たとえば、平板)を成形したい形状を有す
る回転金型に保持し、ワークを回転金型とともに回転さ
せつつ、フリーローラをワークに押し付け、ワークを回
転金型に沿った形状に塑性加工する(図2の符号2はワ
ークを示す)。回転金型は、成形機(たとえば、コール
ドスプリング機)の回転駆動される主軸に取付けられ
る。ワークの成形形状を変えるときには、成形機の運転
を停止させ、金型を別の金型に交換する。この金型交換
を自動化するために、本出願人は、特開平3−5272
8号公報において、つぎの回転金型クランプ・アンクラ
ンプ装置を提案した。その回転金型の自動クランプ・ア
ンクランプ装置は、図2に示すように、回転を固定され
たハウジング10と;ハウジングを軸方向に挿通して延
びており、回転を固定され軸方向にのみハウジングに対
して相対的に移動可能なノックアウト棒20と;ハウジ
ングとノックアウト棒との間に回転可能に配置された主
軸30と;主軸と同心にかつ主軸とともに回転するよう
に主軸の先端に固定され、クランプされる金型からの軸
方向力を受けて主軸で支えるようにする金型受けリング
40と;金型受けリングに同心にかつ軸方向に移動可能
に支持され、主軸から離れる方向にスプリング51付勢
されており、クランプされる金型とテーパ面1c係合す
るテーパコーン52を有し、クランプされる金型が主軸
に向かって押されたときに該金型をテーパコーンを利用
してセンタリングし金型受けリングを介して最終的に主
軸に対してセンタリングするセンタガイド50と;金型
受けリングに揺動可能に支持され、揺動の開き側にスプ
リング61付勢されており、揺動の閉じ側に回動された
ときにクランプされる金型のフランジ部1a低角度面1
dに係合してクランプされる金型を金型受けリングを介
して主軸に圧接保持する爪部62を有する、ロックアー
ム60と;金型受けリングに軸方向に移動可能に支持さ
れ、ロックアームにカム63係合されてロックアームを
開閉するロックリング70と;ローラ81を介してロッ
クリングに係合された、軸方向に移動可能なブラケット
リング80と;ハウジングに支持され、ブラケットリン
グを軸方向に駆動してブラケットリング、ロックリング
を介してロックアームを開閉するシリンダ90と;から
構成されていた。
【0003】上記装置において、金型を主軸に装着する
場合は、金型をまずセンタガイドに押し付ける。センタ
ガイドはそのテーパコーンを利用して金型を自分自身に
対してセンタリングするが、センタリングガイドは金型
受けリングを介して主軸と同心となっているので、金型
は主軸に対してセンタリングされる。続いてシリンダを
作動させ、ブラケットリングを金型方向に移動させ、ロ
ックリングを金型方向に移動させる。ロックリングはロ
ックアームを閉じ側に回動させ、ロックアームは金型の
フランジ部低角度面に係合して、金型を、金型受けリン
グを介して主軸に押圧、保持する。金型を主軸から外す
ときは、金型交換機のガイドリングが金型中心穴に挿入
され、シリンダを上記と反対側に作動させてブラケット
リングを金型から離れる方向に移動させ、ロックリング
を金型から離れる方向に動かす。ロックアームのロック
が解除されてロックアームはスプリング付勢によって開
き側に回動し、ロックアームは金型のフランジ部低角度
面から外れ、金型は取外し自在となる。このとき金型は
金型交換機のガイドリングによって支持される。以上の
金型交換においては、センタリング、主軸への着脱、保
持は、自動で行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来回
転金型クランプ・アンクランプ装置には、つぎの問題が
あることが判明した。 ローラ81の寿命が短い。 ローラ81の交換を実施するとき、当該装置を本体
より外してローラ交換するため、多大の工数を要する。 金型回転中の、ローラ81の回転が高速(約460
0rpm)のため、騒音が極めて大きい。 本発明の課題は、ローラ交換を必要としない、かつロー
ラの騒音を無くすことができる回転金型クランプ・アン
クランプ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の回転金型クランプ・アンクランプ装置は、図1に示
すように(ただし、図1中、図2に準じる部材には、図
2の部材と同じ符号を付してある)、回転を固定された
ハウジング10と;ハウジングを軸方向に挿通して延び
ており、回転を固定され軸方向にのみハウジングに対し
て相対的に移動可能なノックアウト棒20と;ハウジン
グとノックアウト棒との間に回転可能に配置された主軸
30と;主軸と同心にかつ主軸とともに回転するように
主軸の先端に固定され、クランプされる金型からの軸方
向力を受けて主軸で支えるようにする金型受けリング4
0と;金型受けリングに同心にかつ軸方向に移動可能に
支持され、主軸から離れる方向にスプリング付勢(50
はスプリングを示す)されており、クランプされる金型
とテーパ面係合する(1cはテーパ面を示す)テーパコ
ーン52を有し、クランプされる金型が主軸に向かって
押されたときに該金型をテーパコーンを利用してセンタ
リングし金型受けリングを介して最終的に主軸に対して
センタリングするセンタガイド50と;金型受けリング
に揺動可能に支持され、揺動の開き側にスプリング付勢
されており(61はスプリングを示す)、揺動の閉じ側
に回動されたときにクランプされる金型のフランジ部低
角度面(1aはフランジ部を示し、1dは低角度面を示
す)に係合してクランプされる金型を金型受けリングを
介して主軸に圧接保持する爪部62を有する、ロックア
ーム60と;金型受けリングに軸方向に移動可能に支持
され、ロックアームにカム係合されて(63はカムを示
す)ロックアームを開閉するロックリング70と;金型
受けリングとロックリングとの間に設けられ、ロックリ
ングを金型側に付勢するスプリング100と;軸方向に
移動可能であり、金型回転時はロックリングから離れて
おり、金型から離れる方向に移動された時にロックリン
グに係合してロックリングを金型から離れる方向に移動
させるブラケットリング80と;ハウジングに支持さ
れ、ブラケットリングを軸方向に駆動するシリンダ90
と;からなる。
【0006】上記装置において、金型を主軸に装着する
場合は、金型をまずセンタガイドに押し付ける。センタ
ガイドはそのテーパコーンを利用して金型を自分自身に
対してセンタリングするが、センタリングガイドは金型
受けリングを介して主軸と同心となっているので、金型
は主軸に対してセンタリングされる。続いてシリンダを
作動させ、ブラケットリングを金型方向に移動させてロ
ックリングから離す。ロックリングはスプリング100
の付勢によって自動的に金型方向に移動する。このと
き、ロックリングはロックアームを閉じ側に回動させ、
ロックアームは金型のフランジ部低角度面に係合して、
金型を、金型受けリングを介して主軸に押圧、保持す
る。金型を主軸から外すときは、金型交換機のガイドリ
ングが金型中心穴に挿入され、シリンダを上記と反対側
に作動させてブラケットリングを金型から離れる方向に
移動させ、ロックリングと係合させてロックリングをス
プリング100の付勢力に抗して金型から離れる方向に
動かす。ロックアームのロックリングによるロックが解
除されてロックアームはスプリング61の付勢によって
開き側に回動し、ロックアームは金型のフランジ部低角
度面から外れ、金型は取外し自在となる。このとき金型
は金型交換機のガイドリングによって支持される。以上
の金型交換においては、センタリング、主軸への着脱、
保持は、自動で行われる。図1と図2との比較から容易
にわかるように、本発明の装置では、従来装置にあった
ローラ81が廃止されており、スプリング100による
ロックリング70の金型側への移動により金型をクラン
プする方式とした。アンクランプは従来と同様シリンダ
90を使用する。ローラ81の廃止により、ローラ81
の交換と保守が必要でなくなり、かつ回転摺動部が無く
なったため騒音が大幅に低減する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明実施例の回転金型ク
ランプ・アンクランプ装置を示している。ただし、従来
に準じる部分には図1の部材番号と同じ符号を付してあ
る。本発明実施例の回転金型クランプ・アンクランプ装
置は、総じて、ハウジング10と、ノックアウト棒20
と、主軸30と、金型受けリング40と、センタガイド
50と、ロックアーム60と、ロックリング70と、ブ
ラケットリング80と、シリンダ90と、スプリング1
00と、からなる。図中1は、クランプされるべき金型
を示す。ただし、金型1は自動クランプ・アンクランプ
装置の構成部品ではない。金型1は自動クランプ・アン
クランプ装置によって成形機(たとえばコールドスピニ
ング機)にじどぷ装着され、金型1と金型に沿って移動
するフリーローラ(図示せず)との間でワーク(図2の
符号2の部材)が成形される。
【0008】ハウジング10は、回転方向に静止された
部材からなり、成形機の一部を構成している。ノックア
ウト棒20は、ハウジング10を軸方向に挿通して延び
ている。ノックアウト棒20は、回転方向には静止され
ているが、軸方向にはハウジング10に対して相対的に
移動可能である。ノックアウト棒20は、金型1がクラ
ンプされた状態において、金型1の中心穴に延びてお
り、ワーク成形後ハウジング10に対してさらに突出す
る方向に移動されてワークを押してワークを金型1から
離脱させる。ノックアウト棒20はにはノックアウトヘ
ッド21が固定されている。ノックアウトヘッド21の
外周面と金型1の中心穴内周面との間には隙間があり、
この隙間の存在によって金型1はセンタガイド50によ
ってセンタリング可能となっている。このノックアウト
棒20も成形機の一部を構成している。
【0009】ハウジング10とノックアウト棒20との
間のスペースには、ハウジング10およびノックアウト
棒20と同心状にかつ回転可能に主軸30が配設され
る。主軸30とノックアウト棒20との間にはベアリン
グ31が設けられ、主軸30のノックアウト棒20に対
する相対回転を円滑にしている。主軸30も成形機の一
部を構成している。金型受けリング40は、主軸30に
インロー42によって同心とされ主軸30の先端に固定
され、主軸30と一体に回転する。金型受けリング40
は、金型1がクランプされたときに金型1のフランジ部
1aの端面1bからの軸方向力を受け、主軸30で支え
るようにする。金型受けリング40は、半径方向外側に
向かって延びる複数対の腕41を有する。
【0010】センタガイド50は、金型受けリング40
に軸方向に摺動可能にかつ摺動部53によって金型受け
リング40に同心に支持される。センタガイド50は、
金型受けリング40に対し主軸から離れる方向にスプリ
ング51によってスプリング付勢されている。センタガ
イド50は、金型1に近い側の先端部にテーパコーン5
2を有し、テーパコーン52が金型1に形成されたテー
パ部1cとテーパ魔縁係合して、金型1が主軸30方向
に押されたとき、クランプされる金型1を金型受けリン
グ40を介して主軸30に同心状にセンタリング(同心
出し)する。このセンタリングを可能とするために、セ
ンタガイド50の内周面とノックアウト棒20の外周面
との間には隙間が設けられている。
【0011】ロックアーム60は、金型受けリング40
に軸方向面内に揺動可能に支持されている。さらに詳し
くは、金型受けリング40の各対の腕41にさせわたし
た支持軸64に回転可能に支持されている。ロックアー
ム60は望ましくは周方向に4箇所配置される。ロック
アーム60は、揺動の開き側(アンクランプ側)にスプ
リング61によってスプリング付勢されている。ロック
アーム60は、揺動の閉じ側(クランプ側)に、スプリ
ング61の付勢に抗して強制的に回動されたときに、ク
ランプされる金型1のフランジ部1aの背面の低角度面
1d(約5°の傾斜がつけられている)に係合して、ク
ランプされる金型1を、金型受けリング40を介して主
軸30に圧接する爪部62を有する。ロックアーム60
の外面側(揺動軸から遠い側)には、若干外側に向かっ
て突出するカム部63が形成されている。
【0012】ロックリング70は、金型受けリング40
に軸方向に移動可能に支持されており、内周側で、ロッ
クアーム60のカム部63と摺動可能にカム係合してい
る。ロックリング70の金型1に近づく方向への軸方向
移動によって、ロックアーム60は閉じ側に強制的に回
動される。また、ロックリング70が金型1から離れる
方向に移動されると、ロックアーム60はスプリング6
1によって開き側に回動される。金型受けリング40、
センタガイド50、ロックアーム60、ロックリング7
0は、主軸30、金型1とともに回転される部材であ
る。
【0013】スプリング100は、ロックリング70と
金型受けリング40との間に介装され、軸方向に延び、
複数設けられる。スプリング100は、ロックリング7
0を金型受けリング40から離れる方向に、したがって
金型1に近づく方向に、常時、スプリング付勢する。ロ
ックリング70の金型1に近づく方向への軸方向移動
は、スプリング100によって行われる。
【0014】シリンダ90(油圧シリンダが望ましい)
は、ハウジング10に支持され、シリンダ90のロッド
はブラケットリング80に連結されている。シリンダ9
0の伸縮によってブラケットリング80は軸方向に駆動
される。金型回転時は、ブラケットリング80が金型1
に近づく方向に移動されていて、ブラケットリング80
に付設されている爪110がロックリング70から離れ
た状態にあり、ロックリング70はスプリング100で
前方に付勢されてロークアーム60を閉じた状態にあ
る。したがって、ロックリング70はブラケットリング
80および爪110と当たることなく、自由に回転す
る。金型交換時は、シリンダ90がロッド引込み側に作
動しており、ブラケットリング80が金型1から離れる
方向に移動されていて、ブラケットリング80に付設さ
れている爪110がロックリング70に係合し、ロック
リング70はスプリング100の付勢力に抗して金型1
から離れる方向に移動された状態にあり、ロークアーム
60は開いた状態にある。ブラケットリング80、爪1
10、シリンダ90は、ハウジング10とともに、回転
方向には静止された部材である。111は、爪110に
付設されたセンサーで、爪110とロックリング70と
の間の隙間を監視する。
【0015】つぎに、金型1をクランプ・アンクランプ
する作動を説明する。まず、クランプするときには、装
着すべき金型1を、金型1の中心穴にノックアウト棒2
0のノックアウトヘッド21が入るようにしてノックア
ウト棒20に遊嵌支持し、かつ主軸30方向に向かって
センタガイド50に押しつける。センタガイド50はス
プリング51によって金型1方向に付勢されているか
ら、金型1はまずセンタガイド50に押し付けられ、ス
プリング51を撓ませながらさらに押すと金型1は金型
受けリング40に当たり、押し力は金型受けリング40
を介して主軸30で受けられる。金型1がセンタガイド
51を押し付けていくときに、金型1は主軸30に対し
てセンタリングされる。続いてシリンダ90を作動させ
てブラケットリング80を金型1側に移動させ、爪11
0をロックリング70から離す。ロックリング70はス
プリング100によって金型側に付勢されているから、
ロックリング70はスプリング100の付勢力によって
金型1側に移動し、ロックアーム60をスプリング61
の付勢力に抗して閉じ側に強制的に回動させる。ロック
アーム60の爪部62はクランプすべき金型1のフラン
ジ部1aの低角度面1dに係合し、金型1を金型受けリ
ング40を介して主軸30に圧接、保持する。
【0016】金型交換時のように金型1をアンクランプ
するときには、金型交換機のガイドリングが金型1の中
心穴に挿入され、金型受けリング40を介して主軸30
に圧接して、シリンダ90をクランプ時と反対側に作動
させ、ブラケットリング80を金型1から離れる方向に
移動させる。ブラケットリング80の移動によって、爪
110がロックリング70に当たり、ロックリング70
をスプリング100の付勢力に抗して金型1から離れる
方向に強制的に移動させ、ロックアーム60のロックを
解除する。ロックアーム60はスプリング61によって
開き側に常時付勢されているので、スプリング61の付
勢によって開き、ロックアーム60の爪部62と金型1
のフランジ部1aの背面の低角度面1dとの係合が外
れ、金型1は自由となり、取外し可能となる。図示しな
い金型交換機が接近してきて外すべき金型1を外す。
【0017】本発明装置には、従来装置(図2)にあっ
たローラ81が存在しない。したがって、ローラ81の
摩耗、寿命の問題が無くなる。また、金型1回転時に従
来生じていたローラの騒音が無くなる。従来はシリンダ
90の前方への動きをローラ81を介してロックリング
70に伝達していたが、本発明装置ではスプリング10
0の付勢力によってロックリング70を金型側に動か
す。ロックリング70の金型1から離れる側への動き
は、シリンダ90の引込みを爪110を介してロックリ
ング70に伝えることにより行う。金型回転時、センサ
ー111により爪110とロックリング70との間の隙
間を監視し、干渉が生じないことを確認する。
【0018】
【発明の効果】本発明の回転金型の自動クランプ・アン
クランプ装置によれば、従来存在したローラを廃止した
ので、ローラの交換の必要がなく、かつ高速回転時ロー
ラから発生していた騒音もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る回転金型の自動クラン
プ・アンクランプ装置の断面図である。
【図2】従来の回転金型の自動クランプ・アンクランプ
装置の断面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 20 ノックアウト棒 30 主軸 40 金型受けリング 50 センタガイド 60 ロックアーム 70 ロックリング 80 ブラケットリング 90 シリンダ 100 スプリング 110 爪 111 センサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転を固定されたハウジングと;ハウジ
    ングを軸方向に挿通して延びており、回転を固定され軸
    方向にのみハウジングに対して相対的に移動可能なノッ
    クアウト棒と;ハウジングとノックアウト棒との間に回
    転可能に配置された主軸と;主軸と同心にかつ主軸とと
    もに回転するように主軸の先端に固定され、クランプさ
    れる金型からの軸方向力を受けて主軸で支えるようにす
    る金型受けリングと;金型受けリングに同心にかつ軸方
    向に移動可能に支持され、主軸から離れる方向にスプリ
    ング付勢されており、クランプされる金型とテーパ面係
    合するテーパコーンを有し、クランプされる金型が主軸
    に向かって押されたときに該金型をテーパコーンを利用
    してセンタリングし金型受けリングを介して最終的に主
    軸に対してセンタリングするセンタガイドと;金型受け
    リングに揺動可能に支持され、揺動の開き側にスプリン
    グ付勢されており、揺動の閉じ側に回動されたときにク
    ランプされる金型のフランジ部低角度面に係合してクラ
    ンプされる金型を金型受けリングを介して主軸に圧接保
    持する爪部を有する、ロックアームと;金型受けリング
    に軸方向に移動可能に支持され、ロックアームにカム係
    合されてロックアームを開閉するロックリングと;金型
    受けリングとロックリングとの間に設けられ、ロックリ
    ングを金型側に付勢するスプリングと;軸方向に移動可
    能であり、金型回転時はロックリングから離れており、
    金型から離れる方向に移動された時にロックリングに係
    合してロックリングを金型から離れる方向に移動させる
    ブラケットリングと;ハウジングに支持され、ブラケッ
    トリングを軸方向に駆動するシリンダと;からなる回転
    金型の自動クランプ・アンクランプ装置。
JP9081391A 1997-03-31 1997-03-31 回転金型の自動クランプ・アンクランプ装置 Pending JPH10272522A (ja)

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