JPH10271367A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH10271367A
JPH10271367A JP9069517A JP6951797A JPH10271367A JP H10271367 A JPH10271367 A JP H10271367A JP 9069517 A JP9069517 A JP 9069517A JP 6951797 A JP6951797 A JP 6951797A JP H10271367 A JPH10271367 A JP H10271367A
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JP
Japan
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unit
control
frame
video signal
imaging
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JP9069517A
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English (en)
Inventor
Shoji So
昇司 宋
Hikari Masui
光 増井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像カメラ部1が回動して上下逆になった場
合、ビデオテープに記録される映像は上下反転せず、逆
さまになった映像が記録されてしまう。 【解決手段】 メモリコントロール部が正方向の制御と
逆方向の制御及びフレームメモリ104への書き込みを
停止する制御を有し、装置本体に対し撮像部101を内
蔵する撮像カメラ部が回転して上下逆になった場合、回
動角度検出部109が出力する撮像カメラ部と装置本体
との回動有無信号の変化により、1フレームに相当する
時間、フレームメモリ104への書き込みを停止し、か
つフレームメモリ104への読み出しの制御を逆方向の
制御に変えた後、次のフレームからフレームメモリ10
4の書き込みの制御を正方向から逆方向に切り替えるメ
モリ制御部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダや電子カメラ等の記録再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダ(以下VT
Rと略す)や電子カメラ等の記録再生装置は様々な形態
のものが開発されており、特に撮像部を回動させて撮影
者自身を撮影する「自分撮り」(「対面撮り」ともい
う)が注目されている。
【0003】以下に従来の記録再生装置について説明す
る。図6は記録再生装置の構成斜視図であり、(a)及
び(b)は撮像カメラ部の収納時と撮影時の状態を示す
正面斜視図、(c)及び(d)は同背面斜視図である。
図6において、1は撮像カメラ部であって、略直方体形
状でその底面1cに対物レンズ3を有し、対物レンズ3
から入射した光学情報を映像信号に変換する。2は撮像
カメラ部1が回動自在に設けられた装置本体であり、装
置本体2は撮像カメラ部1の底面1cを浮かすようにそ
の側面1bを保持する回動機構4を装置本体2の側面2
bの上部に有している。回動機構4は撮像カメラ部1と
装置本体2とを適度な回動抵抗を有して回動保持するも
ので、その回動軸は各側面1b、2bに対し略垂直に構
成されている。6はマイクロフォン(以下マイクと略
す)であって、対物レンズ3の光軸と略同方向の音声を
集音できるよう、撮像カメラ部1の正面1aにおける対
物レンズ3に最も近接した位置に構成されていて、前述
した映像信号と同様に装置本体でビデオテープに記録さ
れる。5はモニター画面で、装置本体2の背面部2cに
構成され、撮像カメラ部1から出力される映像信号や記
録されたビデオテープを再生して映像信号を光学情報に
描写する。7は撮像操作スイッチ群で、装置本体2の撮
像カメラ部のある面2bと対面にあるもう一方の側面2
d近傍に設けられており、撮影者がこの側面2d部分お
よびその近傍の背面2c、正面2aの部分を保持しなが
ら撮影時の操作をすることができるようになっている。
8はスピーカーで、撮像カメラ部1の上面1dすなわち
対物レンズ3のある底面1cの対面に構成され、記録済
みのビデオテープの再生時、音声を出力する。9はレン
ズ蓋で、装置本体2の底面2e上の側面2bに近い部分
に配され、矢印A方向にスライドし、図6(a)及び
(c)のように撮影カメラ部1の収納時にその底面1c
を覆い、対物レンズ3を保護する。
【0004】図7は従来の記録再生装置の具体的な内部
構成を示すブロック図である。図7において、101は
撮像部であり、図6の撮像カメラ部1に内蔵され、対物
レンズ3を通った被写体の入射光が固体撮像素子(以
下、CCDと略す)で光電変換し、アナログ信号処理・
AD変換・デジタル信号処理にて映像信号に変換され
る。102はVTR部であり、撮像部101の出力する
映像信号を入力し、ビデオテープに記録する。103は
撮像部101からの映像信号をシャフリングまたはデシ
ャフリングするシャフリング・デシャフリング処理部、
108はシャフリング・デシャフリング処理部103か
らの映像信号を圧縮して記録したり、伸長して再生した
りする圧縮伸長記録再生処理部であり、これらで映像信
号処理手段を形成する。104は記憶手段であるフレー
ムメモリ、105はフレームメモリ104の書き込み及
び読み出しを制御する第1の記憶手段制御部である正方
向メモリコントロールである。VTR部102はシャフ
リング・デシャフリング処理部103、フレームメモリ
104、正方向メモリコントロール部105、圧縮伸長
記録再生処理部108で構成される。109は回動角度
検出部で、撮像カメラ部1が装置本体に対して一定の角
度以上の回動しているかどうかをメカニカルスイッチや
電子スイッチ(たとえば、小磁石による磁束を検出する
ホール素子や、光による反射・遮光を検出する光検出素
子(オプトデバイス)等)により検出して、撮像カメラ
部1の対物レンズ3の方向性を判断する。110は上下
左右反転部で、回動角度検出部109の出力するレンズ
位置信号より、撮像部101の出力する映像信号をその
まま、もしくは上下反転させて出力する。111はモニ
タ部で、上下左右反転部110の出力信号を入力して映
出する。112は同期信号発生部であり、基準クロック
および同期パルスを発生する。
【0005】以上のように構成された従来の記録再生装
置について、以下図面を参照してその動作を説明する。
【0006】撮影時、対物レンズ3を通った被写体の入
射光が撮像部101で光電変換・アナログ信号処理・A
D変換・デジタル信号処理されて映像信号に変換され、
VTR部102のシャフリング・デシャフリング処理部
103と上下左右反転部110に入力される。シャフリ
ング・デシャフリング処理部103に入力された映像信
号はフレームメモリ104に書き込まれ、1フレーム単
位で、同期信号発生部112の同期信号を基準にして正
方向メモリコントロール部105で制御され、結果的に
シャフリングされた映像信号に変換される。シャフリン
グされた映像信号は圧縮伸長記録再生処理部108に入
力され、圧縮処理を行いビデオテープに記録される。
【0007】また、回動角度検出部109から出力され
るレンズ位置信号より、上下左右反転部110を制御
し、撮像部101の出力である映像信号をそのままモニ
タ部111に出力したり、上下反転させて出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、装置本体2に対し撮像部101を内蔵す
る撮像カメラ部1が回動して上下逆になった場合、モニ
タ部111に出力される映像は上下反転して通常の映像
が出力されるが、ビデオテープに記録される映像は上下
反転せず、逆さまになった映像が記録されてしまうとい
う問題点を有していた。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、装置本体に対し撮像部を内蔵する撮像カメラ部が回
動して上下逆になった場合でも、上下反転した映像信号
がビデオテープに記録できる記録再生装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の記録再生装置は、対物レンズから入射した光
学信号を映像信号に変換する撮像手段と、少なくとも前
記撮像手段が出力する映像信号を信号処理する映像信号
処理手段と、少なくとも1フレーム分の映像信号が書き
込み読み出し可能な記憶手段と、前記記憶手段からの読
み出しアドレス及び書き込みアドレスを増加させる第1
の記憶手段制御部と、前記記憶手段からの読み出しアド
レスを減少させる第2の記憶手段制御部と、前記撮像手
段を内蔵すると共に装置本体に回動自在に装着された撮
像カメラ部の回動角度を検出する回動角度検出手段と、
前記回動角度検出手段からの制御により前記第1及び第
2の記憶手段制御部のうち一方を選択するスイッチとを
備えたものである。
【0011】この構成によって、装置本体に対しCCD
撮像部を内包する撮像カメラ部が回転し、上下逆になっ
た場合でも、天地正常に映像信号をテープに記録できる
記録再生装置が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1〜3に記載の発
明は、対物レンズから入射した光学信号を映像信号に変
換する撮像手段と、少なくとも前記撮像手段が出力する
映像信号を信号処理する映像信号処理手段と、少なくと
も1フレーム分の映像信号が書き込み読み出し可能な記
憶手段と、前記記憶手段からの読み出しアドレス及び書
き込みアドレスを増加させる第1の記憶手段制御部と、
前記記憶手段からの読み出しアドレスを減少させる第2
の記憶手段制御部と、前記撮像手段を内蔵すると共に装
置本体に回動自在に装着された撮像カメラ部の回動角度
を検出する回動角度検出手段と、前記回動角度検出手段
からの制御により前記第1及び第2の記憶手段制御部の
うち一方を選択するスイッチとを備え、装置本体に対し
CCD撮像部を内包する撮像カメラ部が回転し、上下逆
から正常になった場合でも、天地正常に映像信号をテー
プに記録できるという作用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、対物レンズから
入射した光学信号を映像信号に変換する撮像手段と、少
なくとも前記撮像手段が出力する映像信号を信号処理す
る映像信号処理手段と、少なくとも1フレーム分の映像
信号が書き込み読み出し可能な記憶手段と、前記記憶手
段からの読み出しアドレス及び書き込みアドレスを増加
させる第1の記憶手段制御部と、前記記憶手段からの読
み出しアドレスを減少させる第2の記憶手段制御部と、
前記撮像手段を内蔵すると共に装置本体に回動自在に装
着された撮像カメラ部の回動角度を検出する回動角度検
出手段と、前記回動角度検出手段からの制御により前記
第1及び第2の記憶手段制御部のうち一方を選択する第
1のスイッチとを備え、前記第1のスイッチを切換制御
可能な操作部と、前記回動角度検出手段か前記操作部の
うち一方を選択する第2のスイッチとを備えたことによ
り、撮影者の操作に応じて意図的にメモリ制御が設定で
き、かつ上下反転した映像信号を記録したテープを再生
する場合も正常に再生できるという作用を有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1の記録再
生装置のブロック図であり、図1において、従来技術と
同一の構成要素には同一番号を付してその説明を省略す
る。図1において、106はフレームメモリ104の書
き込み・読み出しを通常とは逆方向に制御する第2の記
憶手段制御部である逆方向メモリコントロール部であ
り、107は正方向メモリコントロール105と逆方向
メモリコントロール106のそれぞれ切り替えてフレー
ムメモリ104に出力する第1のスイッチである。メモ
リ制御は、フレームメモリ104からの読み出し、書き
込みアドレスを水平同期成分・垂直同期成分またはブロ
ック毎に分離し、各成分毎に増加あるいは減少を設定
し、正方向メモリコントロール105は読み出し・書き
込みアドレスとも増加させ、逆方向メモリコントロール
106は読み出しアドレスのみを減少させる。
【0015】図3は本実施の形態の記録再生装置のフレ
ームメモリの動作のタイミングチャートである。図3に
おいて、201はフレーム単位の時間であり、202は
回動角度検出部109の出力であるレンズ位置信号であ
り、レンズ位置が通常状態の時は「L」で上下反転時は
「H」となる。203は1周期がフレーム単位のフレー
ム信号であり、204はフレームメモリ入力信号であ
る。フレームメモリ入力信号204は、記録時は撮像部
101の出力信号であり、再生時は圧縮伸長記録再生処
理部108の出力信号となる。205はフレームメモリ
書き込み制御信号であり、206はフレームメモリ読み
出し制御信号であり、207はフレームメモリ出力信号
である。
【0016】以上のように構成された本実施の形態の記
録再生装置について、図1、図3及び図6を用いてその
動作を説明する。
【0017】まず、撮影時、対物レンズ3を通った被写
体の入射光が撮像部101で光電変換・アナログ信号処
理・A/D変換・デジタル信号処理されて映像信号に変
換され、VTR部102のシャフリング・デシャフリン
グ処理部103と上下左右反転部110に入力される。
シャフリング・デシャフリング処理部103に入力した
映像信号はフレームメモリ104に書き込まれ、1フレ
ーム単位で、同期信号発生部112の同期信号を基準に
して正方向メモリコントロール105で制御され、結果
的にシャフリングされた映像信号に変換される。シャフ
リングされた映像信号は、圧縮伸長記録再生処理部10
8に入力されて圧縮処理を行い、ビデオテープに記録さ
れる。
【0018】一方、回動角度検出部109から出力され
るレンズ位置信号202より、上下左右反転部110及
びスイッチ107を制御し、撮像部101の出力である
映像信号を、そのままモニタ部111及び圧縮伸長記録
再生処理部108に出力したり、逆に上下反転させて出
力する。
【0019】以下、レンズ位置が通常状態から上下逆状
態に移行する際の、フレームメモリ104の制御動作を
図3を用いて説明する。
【0020】時刻201がT=0からT=3までの間、
レンズ位置信号202はLでレンズ位置が通常状態のた
め、フレーム入力信号204の信号が正方向で書き込ま
れ、1フレーム後にフレームメモリ読み出し制御信号2
06によりフレームメモリ出力信号207として正方向
のまま読み出される。時刻T=3からT=4の間の時間
に撮像カメラ部1が回動し、レンズ位置信号がLからH
に変化する。すなわち通常状態から上下反転状態への変
化中の映像信号が撮像部101から出力される。次のフ
レームすなわち時刻T=4からT=5にかけてフレーム
書き込み制御信号205によりフレームメモリ104の
書き込みを停止し、かつフレーム読み出し制御信号20
6により逆方向の読み出しを始める。T=5以降はフレ
ーム書き込み制御信号205、フレーム読み出し制御信
号206とも逆方向の読み出しを行い、撮像部101か
ら出力される上下反転の映像信号を再度フレームメモリ
104にて上下逆に変換し、正常出力する。
【0021】以上のように本実施の形態によれば、撮像
部101を内蔵する撮像カメラ部1が正常状態から上下
逆状態になっても、ビデオテープには上下正常な状態で
映像信号が記録されるものである。
【0022】なお、本実施の形態において、上下左右反
転部110は映像が上下反転する動作のみ説明したが、
左右反転するよう制御することもできる。
【0023】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2について図面を用いて説明する。
【0024】図4は本実施の形態の記録再生装置のフレ
ームメモリの動作のタイミングチャートである。図4は
図3の構成と同様なものである。図3の構成と異なるの
はレンズ位置信号202の極性が図3と反転した点であ
る。
【0025】以上のように構成された本実施の形態の記
録再生装置について、以下その動作を説明する。
【0026】まず、レンズ位置が上下逆状態から正常状
態に移行する動作を説明する。時刻201がT=0から
T=3までの間、レンズ位置信号202はLでレンズ位
置となるが上下逆状態のため、フレーム入力信号204
の信号が逆方向で書き込まれ、1フレーム後にフレーム
メモリ読み出し制御信号によりフレームメモリ出力信号
207として逆方向のまま読み出される。時刻T=3か
らT=4の間の時間に撮像カメラ部1が回動し、レンズ
位置がHからLに変化する。すなわち上下逆状態から通
常状態に変化中の映像信号が撮像部101から出力され
る。
【0027】次のフレームすなわち時刻T=4からT=
5にかけてフレーム書き込み制御信号205によりフレ
ームメモリ104の書き込みを停止し、かつフレーム読
み出し制御信号206により正方向の読み出しを始め、
フレームメモリ104から通常方向に読み出しを開始す
る。T=5以降はフレーム書き込み制御信号205、フ
レーム読み出し制御信号206とも正方向の読み出しを
行い、撮像部101から通常に出力される映像信号を正
常状態で出力する。
【0028】以上のように本実施の形態によれば、撮像
部101を内蔵する撮像カメラ部1が上下逆状態になっ
ていても、ビデオテープには上下正常な状態で映像信号
が記録されるものである。
【0029】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3について説明する。
【0030】図2は本発明の記録再生装置のブロック図
であり、図2において、図1に示す構成と同一の構成要
素には同一番号を付してその説明を省略する。図1の構
成と異なるのは、操作スイッチ112と、操作スイッチ
112の出力と回動角度検出部109の出力であるレン
ズ位置信号を切り替えて出力する第2のスイッチ113
を設けた点である。図5は本実施の形態の記録再生装置
のフレームメモリの動作のタイミングチャートである。
図3の構成と異なるのはレンズ位置信号202を操作ス
イッチ112の出力である操作制御信号208に変更し
た点である。
【0031】以上のように構成された本実施の形態の記
録再生装置について、以下その動作を説明する。
【0032】まず、操作スイッチを時刻T=3からT=
4の間に押して、状態を変化させて場合の説明をする。
時刻201がT=0からT=3までの間、操作制御信号
208はLのため、フレーム入力信号204の信号が正
方向で書き込まれ、1フレーム後にフレームメモリ読み
出し制御信号によりフレームメモリ出力信号207とし
て正方向のまま読み出される。時刻T=3からT=4の
間の時間に操作スイッチを押して状態を変化させ、次の
フレームすなわち時刻T=4からT=5にかけてフレー
ム書き込み制御信号205によりフレームメモリ104
の書き込みを停止し、かつフレーム読み出し制御信号2
06により逆方向の読み出しを行う。T=5以降はフレ
ーム書き込み制御信号205、フレーム読み出し制御信
号206とも逆方向の読み出しを行い、入力の映像信号
をフィールドメモリ104にて上下逆状態に変換して出
力する。
【0033】以上のように本実施の形態によれば、撮像
部101を内蔵する撮撮像カメラ部1が正常状態でも上
下逆状態でも、撮影者が意図的に映像信号を上下逆状態
と正常状態に切り替えてビデオテープに記録することが
できるものである。
【0034】なお、誤った上下反転で撮影したビデオテ
ープを再生する場合でも、操作スイッチによって正常状
態で再生することができる。
【0035】また、以上の説明では撮像部101を備え
たビデオカメラ等の装置を用いて説明したが、カメラ部
の無い記録再生装置に用いてもよい。
【0036】また、以上の説明では記録再生装置とし
て、記録媒体をビデオテープとするVTR部を一例に説
明したが、半導体メモリ等の記憶素子に記憶する電子ス
チルカメラでもよいし、記録媒体を使用せず撮像電子情
報を無線で他の映像信号処理装置に伝送するTVカメラ
等にも適用できる。
【0037】さらに、以上の説明ではVTR部にシャフ
リング・デシャフリング処理部や圧縮伸長記録再生処理
部を備えたデジタルVTRを一例に説明したが、フレー
ムメモリをもつアナログVTR等にも適用できる。
【0038】また、正方向メモリコントロール部105
は読み出し・書き込みアドレスとも増加させ、逆方向メ
モリコントロール部106は読み出しアドレスのみを減
少させるとしたが、正方向メモリコントロール部105
は先入れ先出し(First−In・First−Ou
t;FIFO)、逆方向メモリコントロール106は先
入れ後出し(First−In・Last−Out;F
ILO)でも構わない。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明は、撮影者が保持し
ている装置本体に対し撮像手段を内蔵する撮像カメラ部
が回動し、上下逆状態になっても切り替わり時に破綻な
く、上下正常に映像信号を記録することができる。
【0040】また、上下逆状態で記録した映像信号で
も、正常状態に映像信号再生できるという優れた効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2における記録再生装
置のブロック図
【図2】本発明の実施の形態3における記録再生装置ブ
ロック図
【図3】本発明の実施の形態1における動作説明のため
のタイミングチャート
【図4】本発明の実施の形態2におけるの動作説明のた
めのタイミングチャート
【図5】本発明の実施の形態3におけるの動作説明のた
めのタイミングチャート
【図6】従来の記録再生装置の一例としてのビデオカメ
ラの構成を示す斜視図
【図7】従来の記録再生装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
101 撮像部 102 VTR部 103 シャフリング・デシャフリング処理部 104 フレームメモリ 105 正方向メモリコントロール部 106 逆方向メモリコントロール部 107 スイッチ 108 圧縮伸長記録再生処理部 109 回動角度検出部 110 上下左右反転部 111 モニタ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズから入射した光学信号を映像
    信号に変換する撮像手段と、少なくとも前記撮像手段が
    出力する映像信号を信号処理する映像信号処理手段と、
    少なくとも1フレーム分の映像信号が書き込み読み出し
    可能な記憶手段と、前記記憶手段からの読み出しアドレ
    ス及び書き込みアドレスを増加させる第1の記憶手段制
    御部と、前記記憶手段からの読み出しアドレスを減少さ
    せる第2の記憶手段制御部と、前記撮像手段を内蔵する
    と共に装置本体に回動自在に設けられた撮像カメラ部の
    回動角度を検出する回動角度検出手段と、前記回動角度
    検出手段からの制御により前記第1及び第2の記憶手段
    制御部のうち一方を選択するスイッチとを備えたことを
    特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 対物レンズから入射した光学信号を映像
    信号に変換する撮像手段と、少なくとも前記撮像手段が
    出力する映像信号を信号処理する映像信号処理手段と、
    少なくとも1フレーム分の映像信号が書き込み読み出し
    可能な記憶手段と、前記記憶手段からの読み出しアドレ
    ス及び書き込みアドレスを増加させる第1の記憶手段制
    御部と、前記記憶手段からの読み出しアドレスを減少さ
    せる第2の記憶手段制御部と、前記撮像手段を内蔵する
    と共に装置本体に回動自在に設けられた撮像カメラ部の
    回動角度を検出する回動角度検出手段と、前記回動角度
    検出手段からの制御により前記第1及び第2の記憶手段
    制御部のうち一方を選択するスイッチとを備えた記録再
    生装置であって、前記第1及び第2の記憶手段制御部
    は、その正方向の制御と逆方向の制御及び前記記憶手段
    への書き込みを停止する制御を行い、前記装置本体に対
    し前記撮像カメラ部が回動して正常状態から上下逆状態
    に移行した場合、前記回動角度検出手段の出力する前記
    撮像カメラ部と前記装置本体との回動信号の変化によ
    り、1フレームに相当する時間に前記記憶手段への書き
    込みを停止し、かつ前記記憶手段への読み出しの制御を
    逆方向の制御に変えた後、次のフレームから前記記憶手
    段の制御を逆方向に切り替えることを特徴とする記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 記憶手段制御部は、装置本体に対し撮像
    カメラ部が回動して上下逆状態から正常状態になった場
    合、回動角度検出手段の出力する撮像カメラ部と前記装
    置本体との回動信号の変化により、1フレームに相当す
    る時間記憶手段への書き込みを停止し、かつ前記記憶手
    段の制御を正方向とした後、次のフレームから前記記憶
    手段への書き込みの制御を正方向に切り替えることを特
    徴とする請求項1及び2記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 対物レンズから入射した光学信号を映像
    信号に変換する撮像手段と、少なくとも前記撮像手段が
    出力する映像信号を信号処理する映像信号処理手段と、
    少なくとも1フレーム分の映像信号が書き込み読み出し
    可能な記憶手段と、前記記憶手段からの読み出しアドレ
    ス及び書き込みアドレスを増加させる第1の記憶手段制
    御部と、前記記憶手段からの読み出しアドレスを減少さ
    せる第2の記憶手段制御部と、前記撮像手段を内蔵する
    と共に装置本体に回動自在に設けられた撮像カメラ部の
    回動角度を検出する回動角度検出手段と、前記回動角度
    検出手段からの制御により前記第1及び第2の記憶手段
    制御部のうち一方を選択する第1のスイッチとを備え、
    前記第1のスイッチを切換制御可能な操作部と、前記回
    動角度検出手段か前記操作部のうち一方を選択する第2
    のスイッチとを備えたことを特徴とする記録再生装置。
JP9069517A 1997-03-24 1997-03-24 記録再生装置 Pending JPH10271367A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9069517A JPH10271367A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 記録再生装置

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JP9069517A JPH10271367A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 記録再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008537661A (ja) * 2005-03-30 2008-09-18 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 回転カメラユニットを備える携帯型電子装置

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JP2008537661A (ja) * 2005-03-30 2008-09-18 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 回転カメラユニットを備える携帯型電子装置

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