JPH10270560A - 半導体設計装置および半導体設計方法 - Google Patents

半導体設計装置および半導体設計方法

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JPH10270560A
JPH10270560A JP9071958A JP7195897A JPH10270560A JP H10270560 A JPH10270560 A JP H10270560A JP 9071958 A JP9071958 A JP 9071958A JP 7195897 A JP7195897 A JP 7195897A JP H10270560 A JPH10270560 A JP H10270560A
Authority
JP
Japan
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region
rectangular
wiring
area
vdd
Prior art date
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Pending
Application number
JP9071958A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Harada
正明 原田
Hideyuki Fukaya
秀幸 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基盤コンタクトの適正な配置を図る。 【解決手段】 マスクレイアウト図において、空領域を
抽出する空領域抽出手段2と、抽出された空領域を矩型
領域に分割する領域矩型分割手段3と、分割された各矩
型領域が予め設定された面積条件を満たしているか否か
を判定する面積条件判定手段5と、面積条件を満たして
いると判定された矩型領域がVddまたはVssに直接
配線可能か否かを判定する配線経路判定手段6と、直接
配線可能と判定された矩型領域それぞれに配置可能なコ
ンタクト数を演算してそれぞれ配置するコンタクト配置
手段7と、配置され各コンタクトとVddまたはVss
との間を配線で接続する配線接続手段8とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、LSIのマスク
レイアウト図設計時に、固路構成上使われていない空領
域を抽出するとともに、この空領域にコンタクトを配置
してウェルの電位の固定を図ることにより、ラッチアッ
プの防止を可能にする半導体設計装置および半導体設計
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LSI回路設計時、特にマスクレイアウ
ト図設計時に注意しなくてはならないことの一つとして
ラッチアップ(latch up)がある。そして、このラッチ
アップを防ぐ対策としては半導体基盤上のウェルの電位
を固定しておくという方法が有効である。そのため、チ
ップ面積への影響が少なく、設計基準違反をしない領域
にウェルの電位を固定するためのコンタクト(基盤コン
タクト)を配置するという対策を施している。
【0003】図3はこの種の従来のシンボリックレイア
ウトエデイタ、コンパクタを用いたマスクレイアウト図
設計の手順を示すフロー図、図4は図3におけるマスク
レイアウト図のコンパクション結果の一例を模式的に示
す図である。
【0004】次に、図3に基づいてマスクレイアウト図
設計の手順を説明する。まず、トランジスタ等の各デバ
イス1aないし1fを大まかな位置関係を考慮しながら
配置する(ステップS1)。次に、配置された各デバイ
ス1aないし1f間を配線で接続する(ステップ
2)。そして、配線が完了するとコンパクタによるコ
ンパクションを実行する(ステップS3)。このコンパ
クションによって両ステップS1、S2で入力されたパタ
ーン図は、予め設定されている設計基準を満たしつつ、
全体のセルサイズが小さくなるように、各デバイス1a
ないし1fおよび配線が移動し、図4に模式して示すよ
うに表される。
【0005】設計者はこのコンパクション結果を見て、
基盤コンタクトを配置出来そうな領域がないか否かを検
討し(ステップS4)、領域がある場合は、その領域に
基盤コンタクトを配置する(ステップS5)。そして最
後に、基盤コンタクトを配置したことで設計基準違反が
起きていないか否かを検証し(ステップS6)、検証結
果に問題がなければパターン図の入力が終了しレイアウ
ト図の設計は完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のレイアウト図は
以上のような方法で設計されており、基盤コンタクトを
配置できる領域の抽出を設計者自身によって行っている
ため、実際は配置できる領域が有るにもかかわらず見落
としてしまう可能性があり、また、基盤コンタクトの配
置も設計者の手によって行っているため、時間を要する
とともに誤って基盤コンタクトの配置をしてしまった場
合、設計基準違反を起こしてしまう等、十分なラッチア
ップ対策が採れないという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、基盤コンタクトの適正な配置を
図り、十分なラッチアップ対策が採れる半導体設計装置
および半導体設計方法を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体設計装置は、マスクレイアウト図において、回
路の構成上使われていない空領域を抽出する空領域抽出
手段と、空領域抽出手段によって抽出された空領域を矩
型領域に分割する領域矩型分割手段と、領域矩型分割手
段によって分割された各矩型領域が予め設定された面積
条件を満たしているか否かを判定する面積条件判定手段
と、面積条件判定手段によって面積条件を満たしている
と判定された矩型領域がVddまたはVssに直接配線
可能か否かを判定する配線経路判定手段と、配線経路判
定手段で直接配線可能と判定された矩型領域それぞれに
配置可能なコンタクト数を演算してそれぞれ配置するコ
ンタクト配置手段と、コンタクト配置手段によって配置
され各コンタクトとVddまたはVssとの間を配線で
接続する配線接続手段とを備えたものである。
【0009】また、この発明の請求項2に係る半導体設
計方法は、マスクレイアウト図において、回路の構成上
使われていない空領域を抽出する工程と、抽出された空
領域を矩型領域に分割する工程と、分割された各矩型領
域が予め設定された面積条件を満たしているか否かを判
定する工程と、面積条件を満たしていると判定された各
矩型領域がVddまたはVssに直接配線可能か否かを
判定する工程と、直接配線可能と判定された各矩型領域
それぞれに配置可能なコンタクト数を演算してそれぞれ
配置する工程とを包含したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1における
半導体設計装置の設計の手順を示すフロー図、図2は図
1におけるマスクレイアウト図のコンパクション結果の
一例を模式的に示す図である。
【0011】次に、マスクレイアウト図設計の手順を図
1に基づいて説明する。まず、トランジスタ等の各デバ
イス1aないし1fを大まかな位置関係を考慮しながら
配置する(ステップS11)。次いで、配置された各デバ
イス1aないし1f間を配線で接続する(ステップ
12)。そして、配線が完了するとコンパクタによるコ
ンパクションを実行する(ステップS13)。このコンパ
クションによって両ステップS11、S12で入力されたパ
ターン図は、予め設定されている設計基準を満たしつ
つ、全体のセルサイズが小さくなるように、各デバイス
1aないし1fおよび配線が移動し、従来におけると同
様、図4に模式して示すように表される。
【0012】次に、半導体設計装置10では、まず、空
領域抽出手段2により図4に示すレイアウト図から、各
デバイス1aないし1fや配線等の存在しない空領域4
aないし4jを抽出し(ステップS14)、次いで、領域
矩型分割手段3によりステップS14で抽出された各空領
域4aないし4jをそれぞれ矩型領域に分割する(ステ
ップS15)。ここで各矩型領域に分割しておくのは後の
処理を行いやすいようにするためである。
【0013】次いで、ステップS15で分割された矩型領
域の内の1つについて、面積条件判定手段5により面積
条件を満たしているか否かについて判定する(ステップ
16)。ここでいう面積条件とは、例えば基盤コンタ
クトを2つ以上置けるだけの面積があるとか、3×3以
上の配列で最低9つの基盤コンタクトを置ける面積があ
る等というものである。そして、ステップS16で面積
条件を満たしていると判定された場合、配線経路判定手
段6によりさらにもう一つの条件、すなわちVddまた
はVssに直接配線可能か否かを判定する(ステップS
17)。
【0014】元来、基盤コンタクトはウェルの電位をV
ddまたはVssに固定するために配置されるものなの
で、金属配線で直接VddまたはVssに接続可能でな
ければならない(Nウェルの場合はVddに、Pウェル
の場合はVssに)。例えば図4の矩型領域4cは金属
配線で直接Vddに接続できるが、矩型領域4a、4b
等の場合はVddとの間に配線が通っているため、直接
Vddには接続できない。
【0015】次いで、ステップS17でVddまたはVs
sに直接配線可能であることが判定されると、コンタク
ト配線手段7により例えば矩型領域4cの縦横の長さと
基盤コンタクト1つの大きさから、配置可能な基盤コン
タクトの数を演算し、領域内の設計基準を満たす位置に
配置する(ステップS17)。そして、矩型領域4c内の
基盤コンタクトとVddとを配線接続手段8により金属
配線で接続する(ステップS19)。以下、同様にして各
矩型領域4aないし4fに対して、ステップS16ないし
19の操作を行い、全領域が終了したことを確認して
(ステップS20)設計は完了する。
【0016】このように上記実施の形態1によれば、回
路の構成上使われていない空領域を抽出し、抽出された
空領域をそれぞれ矩型領域に分割するとともに、それぞ
れの矩型領域が面積条件およびVddまたはVssと直
接配線可能であることを満たしているか否かを判定し、
満たされた矩型領域に配置可能なだけの個数の基盤コン
タクトを配置して、VddまたはVssと直接配線する
ようにしているので、基盤コンタクトの適正な配置が可
能となり十分なラッチアップ対策を採ることができる。
【0017】尚、上記の説明では、コンパクション結果
であるレイアウト図に対して処理を行うようにしている
が、コンパクタを用いないマスクレイアウト図作成にお
いても適用できることは言うまでもなく、これに限定さ
れるものではない。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、マスクレイアウト図において、回路の構成上使わ
れていない空領域を抽出する空領域抽出手段と、空領域
抽出手段によって抽出された空領域を矩型領域に分割す
る領域矩型分割手段と、領域矩型分割手段によって分割
された各矩型領域が予め設定された面積条件を満たして
いるか否かを判定する面積条件判定手段と、上記面積条
件判定手段によって面積条件を満たしていると判定され
た矩型領域がVddまたはVssに直接配線可能か否か
を判定する配線経路判定手段と、上記配線経路判定手段
で直接配線可能と判定された矩型領域それぞれに配置可
能なコンタクト数を演算してそれぞれ配置するコンタク
ト配置手段と、上記コンタクト配置手段によって配置さ
れ各コンタクトとVddまたはVssとの間を配線で接
続する配線接続手段とを備えたので、基盤コンタクトの
適正な配置を図り、十分なラッチアップ対策を採ること
が可能な半導体設計装置を提供することができる。
【0019】また、この発明の請求項2によれば、マス
クレイアウト図において、回路の構成上使われていない
空領域を抽出する工程と、抽出された空領域を矩型領域
に分割する工程と、分割された各矩型領域が予め設定さ
れた面積条件を満たしているか否かを判定する工程と、
面積条件を満たしていると判定された各矩型領域がVd
dまたはVssに直接配線可能か否かを判定する工程
と、直接配線可能と判定された各矩型領域それぞれに配
置可能なコンタクト数を演算してそれぞれ配置する工程
とを包含したので、基盤コンタクトの適正な配置を図
り、十分なラッチアップ対策を採ることが可能な半導体
設計方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における半導体設計
装置の設計の手順を示すフロー図である。
【図2】 図1におけるマスクレイアウト図のコンパク
ション結果の一例を模式的に示す図である。
【図3】 従来のシンボリックレイアウトエデイタ、コ
ンパクタを用いたマスクレイアウト図設計の手順を示す
フロー図である。
【図4】 図3におけるマスクレイアウト図のコンパク
ション結果の一例を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1aないし1f デバイス、2 空領域抽出手段、3
領域矩型分割手段、4aないし4j 空領域、5 面積
条件判定手段、6 配線経路判定手段、7 コンタクト
配置手段、8 配線接続手段、S11ないしS20 ステッ
プ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクレイアウト図において、回路の構
    成上使われていない空領域を抽出する空領域抽出手段
    と、上記空領域抽出手段によって抽出された空領域を矩
    型領域に分割する領域矩型分割手段と、上記領域矩型分
    割手段によって分割された各矩型領域が予め設定された
    面積条件を満たしているか否かを判定する面積条件判定
    手段と、上記面積条件判定手段によって面積条件を満た
    していると判定された矩型領域がVddまたはVssに
    直接配線可能か否かを判定する配線経路判定手段と、上
    記配線経路判定手段で直接配線可能と判定された矩型領
    域それぞれに配置可能なコンタクト数を演算してそれぞ
    れ配置するコンタクト配置手段と、上記コンタクト配置
    手段によって配置され各コンタクトとVddまたはVs
    sとの間を配線で接続する配線接続手段とを備えたこと
    を特徴とする半導体設計装置。
  2. 【請求項2】 マスクレイアウト図において、回路の構
    成上使われていない空領域を抽出する工程と、抽出され
    た上記空領域を矩型領域に分割する工程と、分割された
    上記各矩型領域が予め設定された面積条件を満たしてい
    るか否かを判定する工程と、上記面積条件を満たしてい
    ると判定された上記各矩型領域がVddまたはVssに
    直接配線可能か否かを判定する工程と、直接配線可能と
    判定された上記各矩型領域それぞれに配置可能なコンタ
    クト数を演算してそれぞれ配置する工程とを包含したこ
    とを特徴とする半導体設計方法。
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