JPH10269582A - フォーカスサーボ装置 - Google Patents

フォーカスサーボ装置

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Publication number
JPH10269582A
JPH10269582A JP8877997A JP8877997A JPH10269582A JP H10269582 A JPH10269582 A JP H10269582A JP 8877997 A JP8877997 A JP 8877997A JP 8877997 A JP8877997 A JP 8877997A JP H10269582 A JPH10269582 A JP H10269582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
signal
polarity
pull
focus error
Prior art date
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Pending
Application number
JP8877997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Okada
裕之 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP8877997A priority Critical patent/JPH10269582A/ja
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音切れの発生を低減して良好な再生動作を行
うことができるフォーカスサーボ装置を提供する。 【解決手段】 コンパレータ16では、フォーカスエラ
ー信号FEに基づいてフォーカスエラーの極性が判定さ
れる。フォーカス外れ検出信号FOKによってフォーカ
ス外れが検出されると、前記コンパレータ16から出力
された極性判定信号がDFF20によってラッチされ、更
にアンプ22から引込み信号SAとして出力される。引
込み信号SAは、加算アンプ24で前記フォーカスエラ
ー信号FEに加算される。加算後の信号SBは、位相補
償回路30,ドライバ32を介してアクチュエータ34
に印加され、フォーカス調整用のレンズが駆動される。
レンズは、引込み信号によって速やかに合焦位置に引き
込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク装置
にかかり、更に具体的には、そのフォーカスサーボ装置
の改良に関するものである。
【0002】
【背景技術と発明が解決しようとする課題】CDやDV
Dなどの光ディスクにおいては、光ヘッドから出力され
る光ビームの焦点が自動的に所望の信号記録面上となる
ように、フォーカスサーボ装置が設けられている。
【0003】従来のフォーカスサーボ装置では、例えば
外乱などの振動によってフォーカスが外れたとすると、
まず一旦サーボがOFFとなる。そして、例えば図3
(A)に示すような三角波信号を発生させ、これを光ヘ
ッドのフォーカスアクチュエータ(図示せず)に印加す
る。すると、フォーカス用のレンズがゆっくり移動する
ようになり、図3(B)に示すような略S字状のフォー
カスエラー信号が得られる。合焦点は、このフォーカス
エラー信号のゼロクロス点に相当するので、この位置で
サーボループをONとすることで、フォーカスサーボ制
御が実現する。
【0004】しかしながら、以上のような背景技術で
は、サーボループのOFF後にレンズをゆっくり駆動し
て合焦点を探すため、フォーカスサーチ動作に時間がか
かり、このため、音切れが発生しやすく、良好な再生動
作を行うことができないという不都合がある。
【0005】この発明は、以上の点に着目したもので、
音切れの発生を低減して良好な再生動作を行うことがで
きるフォーカスサーボ装置を提供することを、その目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、光ディスクの再生を行う光ピックアッ
プ(10)出力光のフォーカス状態を検出して得たフォー
カスエラー信号(FE)及びフォーカス外れ検出信号(FO
K)に基づいて、光ピックアップ出力光のフォーカス状
態を制御するフォーカスサーボ装置において、前記フォ
ーカスエラー信号に基づいてフォーカスエラーの極性を
判定し、極性判定信号を出力するフォーカス極性判定手
段(14),前記フォーカス外れ検出信号によってフォー
カス外れが検出されたときに、前記極性判別信号の極性
に対応する引込み信号(SA)を出力する引込み信号生成
手段(20,22),これによって生成された引込み信号
を、前記フォーカスエラー信号に加える加算手段(2
4),を備えたことを特徴とする。
【0007】主要な形態によれば、前記引込み信号生成
手段は、前記フォーカス外れ信号によってフォーカス外
れが検出されたタイミングにおける前記極性判定信号
を、前記引込み信号として出力する。この発明の前記及
び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付
図面から明瞭になろう。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
詳細に説明する。図1には、一形態の構成が示されてい
る。同図において、光ピックアップ10の出力側は、適
宜のRF増幅回路12に接続されている。RF増幅回路
12は、入力信号に基づいてフォーカスエラー信号FE
及びフォーカス外れ信号FOKを出力する機能を備えて
いる。このRF増幅回路12のフォーカスエラー信号F
Eの出力側は、フォーカス極性判定回路14に接続され
ている。このフォーカス極性判定回路14は、コンパレ
ータ16を中心に構成されており、フォーカスエラー信
号FEを所定の比較信号VREFと比較することでフォー
カスの極性判定が行われる構成となっている。
【0009】一方、RF増幅回路12のフォーカス外れ
検出信号FOKの出力側は、インバータ18に接続され
ている。コンパレータ16の出力側は、ラッチ回路とし
て作用するDFF(Dフリップフロップ)20のD入力に
接続されている。また、インバータ18の出力側は、D
FF20のCK入力に接続されている。DFF20のQ出力
は、出力イネーブル付きのアンプ22に接続されてい
る。このアンプ22のイネーブル制御側には、フォーカ
ス外れ検出信号FOKが供給されている。
【0010】アンプ22の出力及びフォーカスエラー信
号FEは、加算アンプ24にそれぞれ供給されている。
この加算アンプ24は、所定の比較信号VREFがそれぞ
れ入力されているオペアンプ26,28を中心に構成さ
れており、これによって入力信号の加算が行われる構成
となっている。加算アンプ24の出力側は、位相補償回
路30に接続されており、位相補償回路30の出力側は
ドライバ32を介して光ピックアップ10のフォーカス
調整用のアクチュエータ34に接続されている。
【0011】次に、図2の波形図を参照しながら、前記
装置の動作を説明する。光ピックアップ10のフォーカ
ス用レンズ(図示せず)が、例えば図2(F)に示すよ
うに合焦位置PFを中心として変位したとする。する
と、フォーカスエラー信号FEは同図(B)に示すよう
に変化し、フォーカス外れ検出信号FOKは同図(C)
に示すように変化する。
【0012】フォーカス極性判定回路14のコンパレー
タ16では、フォーカスエラー信号FEが比較信号VRE
Fと比較され、同図(A)に示すような極性判定信号が得
られる。この極性判定信号は、レンズ位置が合焦位置P
Fより上にあるときは論理値の「H」,レンズ位置が合
焦位置PFよりも下にあるときは論理値の「L」となる
信号である(図2(A),(F)参照)。一方、フォーカ
ス外れ検出信号FOKは、レンズ位置が合焦位置PFか
ら一定量離れてフォーカスが外れたときに論理値の
「L」となる信号である(図2(C)参照)。DFF20
では、このフォーカス外れ検出信号FOKのインバータ
18による反転信号のタイミングで極性判別信号がラッ
チされる。すなわち、FOKの立ち下がりタイミングで
極性判別信号がラッチされる(図2矢印FA参照)。
【0013】次に、DFF20のラッチ出力は、フォーカ
ス外れ検出信号FOKの反転タイミングでアンプ22の
イネーブル出力となる。すなわち、ハイ・インピーダン
ス(HiーZ))の状態から、FOKの立ち下がりタイ
ミングでDFF20からの入力が出力されるようになり
(図2矢印FB参照)、立ち上がりタイミングでハイ・
インピーダンスの状態に戻る(図2矢印FC参照)。従
って、アンプ22の出力SAは、図2(D)に示すよう
になる。この信号SAが、後述するようにフォーカスの
引込み信号として作用する。
【0014】信号SAは、加算アンプ24でフォーカス
エラー信号FEと加算される。この結果、加算信号SB
は、図2(E)に示すようになる。すなわち、フォーカ
スエラー信号FEに、レンズを合焦位置PFに引き戻そ
うとするDC成分(引込み信号SA)が加えられるよう
になる(図2矢印FD参照)。このような信号SBは、
位相補償回路30による位相補償の後、ドライバ32で
増幅されてアクチュエータ34に印加される。これによ
り、図2にQAで示す領域では、レンズを下方向に動か
そうとする力,すなわち同図(F)を参照すれば明らか
なように、合焦位置PFに近づけるような力が発生す
る。QBで示す領域では、逆にレンズを上方向に動かそ
うとする力,すなわち同様に合焦位置PFに近づけるよ
うな力が発生する。このため、レンズは、短時間のうち
に合焦位置PFを横切るようになり、この時点でサーボ
ループがONとする動作が行われる。
【0015】このように、一度フォーカスが外れてもレ
ンズを合焦位置に引き戻すように作用するので、短時間
で合焦位置にレンズが戻るようになり、フォーカスが外
れてから再び合焦位置に合う間での時間が短縮されて、
フォーカスサーボをONするまでの時間が短縮されるよ
うになる。従って、フォーカス外れによる音切れの発生
が良好に低減される。
【0016】この発明には数多くの実施の形態があり、
以上の開示に基づいて多様に回路構成を改変することが
可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フォーカス外れが発生した時点におけるフォーカスエラ
ーの極性を判断し、この極性に対応した引込み信号をフ
ォーカスエラー信号に加えることとしたので、フォーカ
スが外れてから再び合焦位置となるまでの時間が短縮さ
れ、音切れの発生を低減して良好な再生動作を行うこと
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の構成を示す回路ブロッ
ク図である。
【図2】前記形態の動作を示す信号波形図である。
【図3】背景技術におけるフォーカスサーボの様子を示
す波形図である。
【符号の説明】
10…光ピックアップ 12…RF増幅回路 14…フォーカス極性判定回路 16…コンパレータ 18…インバータ 20…Dフリップフロップ 22…出力イネーブル付きアンプ 24…加算アンプ 26,28…オペアンプ 30…位相補償回路 32…ドライバ 34…アクチュエータ PF…合焦位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの再生を行う光ピックアップ
    出力光のフォーカス状態を検出して得たフォーカスエラ
    ー信号及びフォーカス外れ検出信号に基づいて、光ピッ
    クアップ出力光のフォーカス状態を制御するフォーカス
    サーボ装置において、 前記フォーカスエラー信号に基づいてフォーカスエラー
    の極性を判定し、極性判定信号を出力するフォーカス極
    性判定手段,前記フォーカス外れ検出信号によってフォ
    ーカス外れが検出されたときに、前記極性判別信号の極
    性に対応する引込み信号を出力する引込み信号生成手
    段,これによって生成された引込み信号を、前記フォー
    カスエラー信号に加える加算手段,を備えたことを特徴
    とするフォーカスサーボ装置。
  2. 【請求項2】 前記引込み信号生成手段は、前記フォー
    カス外れ信号によってフォーカス外れが検出されたタイ
    ミングにおける前記極性判定信号を、前記引込み信号と
    して出力することを特徴とする請求項1記載のフォーカ
    スサーボ装置。
JP8877997A 1997-03-24 1997-03-24 フォーカスサーボ装置 Pending JPH10269582A (ja)

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