JPH10269160A - データ配信表示装置 - Google Patents

データ配信表示装置

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JPH10269160A
JPH10269160A JP9077019A JP7701997A JPH10269160A JP H10269160 A JPH10269160 A JP H10269160A JP 9077019 A JP9077019 A JP 9077019A JP 7701997 A JP7701997 A JP 7701997A JP H10269160 A JPH10269160 A JP H10269160A
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JP
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data
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Application number
JP9077019A
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English (en)
Inventor
Megumi Yamaoka
めぐみ 山岡
Hiromi Sakushima
ひろみ 佐久嶋
Satoshi Terasaki
智 寺崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造化文書データを無線回線で接続したクラ
イアントに、サーバから転送して表示する際に、クライ
アントの端末能力に合わせて、表示に必要な部分のみ転
送したり、データを概略化してデータ量を削減すること
により、少ない通信量で情報を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 構造化文書データの送信開始位置を指定
できるクライアントのデータ要求部1と、構造化文書デ
ータを指定された開始位置から始まるデータに変換した
り分割したり冗長な部分を削減するなどしてデータを少
量のデータに変換するデータ変換手段6とを備え、クラ
イアントに必要なデータのみ、または、概略が表示でき
る程度のデータのみをサーバから送信することにより、
通信状況の悪い回線でも情報を表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造化文書データ
を低速で切れやすい無線回線で接続したクライアントに
サーバから転送して表示するデータ配信表示装置に関す
るものである。
【0002】なお、ここでいう構造化文書とは、テキス
ト・画像・音声などのメディアを一文書にまとめたMI
MEメールや、テキスト・画像・音声などのメディアを
相互に関連付けて構造化し、関連するメディアに自由に
アクセスできるようにしたハイパーテキストなどであ
る。
【0003】
【従来の技術】近年急速に普及してきているWWW(W
orld Wid Web)では、ブラウザと呼ばれる
クライアントは、複数のサーバに管理された情報をハイ
パーテキストを用いてネットワークから取得し、画面に
表示している。
【0004】図31は従来のWWWを示しており、WW
Wブラウザは、情報の格納場所等を指定したURL(Uni
form Resource Locator)に基いて情報を要求するデータ
要求部311と、受け取ったハイパーテキストを整形し
て表示するデータ表示部312からなり、WWWサーバ
は、WWWブラウザからの要求を受けて指定されたハイ
パーテキストを転送するデータ送信部313と、ハイパ
ーテキストを格納しているデータ保管部314から構成
されている。
【0005】以上のような構成において、以下その動作
を説明する。新たにドキュメントを取得するとき、すな
わち、WWWブラウザ上でユーザが新たにURLを指定
したとき、データ要求部311はURLで指定されたサ
ーバに対して接続を確立し、ファイル名等を記述したリ
クエストを発行する。
【0006】リクエストを受け取ると、データ送信部3
13は指定されたファイルをデータ保管部から取得しフ
ァイル種別・データサイズ情報などと共にレスポンスと
してブラウザに転送する。転送終了後、データ送信部3
13はブラウザとの接続を切断する。データ表示部31
2はデータ送信部からレスポンスを受け取ると、それに
含まれるハイパーテキストを整形して表示する。
【0007】このように従来のWWWでは、1つのハイ
パーテキストの転送は、データサイズに関らず1回の要
求/応答セッションで行われ、複数セッションに渡る処
理は存在しない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術による
と、データの一部のみ必要とする場合でも最初から最後
までデータを転送しなければならず、無駄な通信が発生
し、表示に時間を要する。特に、通信速度が遅く、回線
状態が不安定な無線回線で接続された携帯端末でデータ
を参照する場合には、一度に参照できる情報量が少ない
にもかかわらず全データを転送し、また、再送時にも常
に先頭からデータを転送し直し、無駄な通信が顕著に多
いという課題を有していた。
【0009】本発明は上記従来技術の課題を解決するも
ので、データの必要な部分だけを取得することにより通
信量を低減するとともに表示速度を向上させることを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、第1に、サーバに対してデータを要求し、
取得したデータをクライアントに表示するシステムにお
いて、クライアントが、取得したいデータとその送信開
始位置を指定するデータ要求部と、既にデータを取得し
ている場合、前記データ要求部の指定と前回取得したデ
ータとを照会し、今回取得するデータが取得済データと
連続するデータである場合には2つのデータを連結し表
示データを生成する表示データ生成部と、前記表示デー
タ生成部が出力するデータを整形して表示するデータ表
示部とを備え、クライアントと直接通信を行うサーバ
が、クライアントから要求されたデータが自サーバ上に
ない場合、ネットワークを介して他のサーバに当該デー
タを要求するデータ要求部と、データ要求部から要求さ
れたデータをファイルを基本単位として他のサーバから
取得して保管し、再度同じデータを要求された場合は当
該保管データを使用するデータ保管部と、前記データ保
管部から入力したデータをクライアントに指定された任
意の開始位置から始まるデータに変換しするデータ変換
手段と、前記データ変換手段により変換されたデータを
クライアントに送信するデータ送信部とを備えたもので
ある。
【0011】第2に、サーバ側に対してデータを要求
し、取得したデータをクライアントに表示するシステム
において、クライアントが、取得したいデータとその送
信開始位置を指定するデータ要求部と、既にデータを取
得している場合、前記データ要求部の指定と前回取得し
たデータとを照会し、今回取得するデータが取得済デー
タと連続するデータである場合には2つのデータを連結
し表示データを生成する表示データ生成部と、前記表示
データ生成部が出力するデータを整形して表示するデー
タ表示部とを備え、サーバ側が、クライアントと直結さ
れ通信を行う代理サーバと、当該代理サーバとネットワ
ークを介して接続されたサーバとからなり、代理サーバ
が、クライアントから要求されたデータが自サーバ上に
ない場合クライアントから指定されたサーバにデータを
要求するデータ要求部と、データ要求部から要求された
データをファイルを基本単位として取得して保管し、再
度同じデータを要求された場合は当該保管データを使用
するデータ保管部と、前記データ保管部から入力したデ
ータをクライアントに指定された任意の開始位置から始
まるデータに変換しするデータ変換手段と、前記データ
変換手段により変換されたデータをクライアントに送信
するデータ送信部とを備えたものである。
【0012】第1および第2の手段により、回線切断/
通信エラー/クライアントの中断などでデータ受信が途
切れた場合でも、続きからデータを再要求し、表示処理
を継続できるという効果を得ることができる。
【0013】第3に、第2の手段において表示データ生
成部が、取得したいデータとして指定されたファイルの
サイズ情報と、既に取得したデータサイズとを比較し、
代理サーバに対し、当該取得したいデータとその送信開
始位置を再送要求として指定することを特徴とするもの
である。これにより、自動的に再送要求を発生し、取得
したいデータを全て受信することが可能となる。
【0014】第4に、第2の手段においてクライアント
が、1画面表示に必要なデータを取得した時点でデータ
取得を中断するものであり、これにより表示の都度必要
なデータのみ送信し、無駄なデータ転送は行わないとい
う効果を奏するものである。
【0015】第5に、第2の手段において、データ変換
手段が構造化文書を指定された開始位置から送信する際
に、開始位置の指定により喪失された文書構造情報を補
う文書構造補完部を備え、当該文書構造情報を付加した
データをデータ送信部に出力するものであり、これによ
り、途中から構造化文書を取得しても、全体的な文書構
造を失わないという効果を奏するものである。
【0016】第6に、第2の手段において、データ変換
手段が、これまでに送信したデータのファイル名、及
び、送信開始位置を含む送信履歴を保管する送信履歴デ
ータベースと、前記送信履歴データベースで管理された
送信履歴に基づき、再送要求に対し適当なデータサイズ
を決定し、要求されたデータを当該データサイズに区切
りデータ送信部に出力するデータサイズ決定部を備えた
ものである。
【0017】係る構成により、再送が発生するような回
線状況の悪い場合には、1回の送信データサイズを小さ
くして送信し、データの再送回数を減らすことができる
という効果を奏するものである。
【0018】第7に、サーバに対してデータを要求し、
取得したデータをクライアントに表示するシステムにお
いて、クライアントが、取得したいデータを指定するデ
ータ要求部と、取得したデータを表示するデータ表示部
とを備え、クライアントと直接通信を行うサーバが、ク
ライアントから要求されたデータが自サーバ上にない場
合、ネットワークを介して他のサーバに当該データを要
求するデータ要求部と、データ要求部から要求されたデ
ータを他のサーバから取得して保管し、再度同じデータ
を要求された場合は当該保管データを使用するデータ保
管部と、前記データ保管部から入力したデータをクライ
アントの端末能力または回線の通信能力に応じて変換す
るデータ変換手段と、前記データ変換手段により変換さ
れたデータをクライアントに送信するデータ送信部とを
備えたものである。
【0019】係る構成により、クライアント及び回線の
通信能力に応じた効率的なデータ配信を実現することが
できる。
【0020】第8に、第7の手段において、データ変換
手段が、クライアントが表示可能な文書構造の情報をク
ライアントごとに保管する表示情報データベースを備
え、データ保管部に保管された構造化文書に対し、前記
表示情報データベースに保管されたクライアントの表示
可能な文書構造に基づきクライアントが表示不能な部分
を取り除くデータ変換を行うことを特徴とするものであ
り、これにより、そのクライアントにとって無意味なデ
ータを削除して送信し、無駄のない送信を行うという効
果を奏するものである。
【0021】第9に、第7の手段において、データ変換
手段がデータ保管部から入力したデータを分割するため
の基準情報を格納する分割情報データベースを備え、デ
ータ保管部から入力した1つのデータを、前記分割情報
データベースに格納された基準情報に従い分割すること
を特徴とするものであり、これにより、全体の概要を早
く知ることが可能となる。
【0022】第10に、第9の手段において、データ変
換手段が、構造化文書を分割する際に、分割により欠落
した情報のサイズを付加してデータ送信部に出力し、デ
ータ表示部が、分割により欠落した情報のサイズを、当
該分割されたデータとともに表示するものであり、全体
の概要を視覚的に、より詳細に把握することができる。
【0023】第11の手段は、第7の手段において、デ
ータ変換手段が、カラー画像に対して、値の差が小さい
複数の色を同じ値の色に変換することによって画像中の
異なる色の数を減らす色数削減部と、画像の部分領域内
の各画素値を全て平均的な一色にすることによって圧縮
率の高い画像に変換する画素値平均化部と、前記画素値
平均化部が出力する画像を圧縮する画像圧縮部とを備
え、データ保管部に保管されたカラー画像の圧縮を行う
ものであり、グラデーションの多い画像をベタ部分の多
い画像に変換して、圧縮率を高め、データ転送量を少な
くするという効果を奏する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図30を用いて説明する。
【0025】(実施の形態1)図1は、本発明の第1の
実施の形態におけるデータ配信表示装置の構成を示した
ものであり、図1において、1は、取得したいデータと
そのどこから転送を開始するかを指定したリクエストを
サーバに発行するデータ要求部。
【0026】2は、今回データ要求部1で指定されたデ
ータと前回取得したデータとを比較して、今回指定され
たデータが前回のデータと連続する場合には2つのデー
タを連結し、さらに、今回指定されたデータが最後まで
取得できていないときは、取得するデータ名と送信開始
位置を決定して再送要求をデータ要求部1に出力する表
示データ生成部。
【0027】3は、表示データ生成部2から入力したデ
ータをディスプレイなどに表示するデータ表示部。4
は、クライアントから要求されたデータが自サーバ上に
ない場合、クライアントから指定されたサーバにデータ
を要求する、データ要求部。
【0028】5は、データ要求部4から指定されたデー
タをサーバから最後まで取得して保管し、データ要求部
4から同じデータを要求されたときは、保管データを出
力するデータ保管部。
【0029】6は、データ変換手段で、601は、デー
タ変換手段6内にあって、データ保管部5から入力した
データをデータ要求部4で指定された開始位置から始ま
るデータに変換して出力する開始位置決定部。7は、デ
ータ変換手段6から入力したデータに文書サイズ・送信
日付などの情報を付加してレスポンスを作成し、クライ
アントに転送するデータ送信部である。
【0030】以上のように構成されたデータ配信表示装
置について、以下その動作を図1、図2、図3、図4、
図5、図6を用いて説明する。
【0031】図2は、クライアントのデータ要求部1が
出力するデータ要求リクエストの一例、図3は、サーバ
のデータ要求部4が出力するデータ要求リクエストの一
例、図4は、データ保管部5で保管されているデータの
一例、図5は、データ送信部7が出力するレスポンスの
一例、図6は、本実施の形態の処理の流れを示したフロ
ーチャートである。
【0032】ここで、図2、図3のリクエストと図5の
レスポンスの形式は、WWW用に開発されたHTTP(H
yper Transfer Protocol)に乗っ取っている。
【0033】図6において、新規に、または、再送要求
としてURLと送信開始位置が決まると(6001)、クライ
アントのデータ要求部1は、URLと送信開始位置を記
述したデータ取得リクエストを発行する(6002)。
【0034】例えば図2に示すように、サーバ ww
w.xxx.co.jp上のファイル/test.ht
mlの59byte目からデータを取得するときは、u
rl=http://www.xxx.co.jp/t
est.html, start=59と指定してデー
タ要求部4のプロセス /cgi−bin/get−d
ata.cgi に出力する。
【0035】ここで、URLと送信開始位置は、ユーザ
が決定することもできるし、再送時にはクライアント内
で決定することもできる。また、送信開始位置は、上例
のようなバイト単位での指定の他に、パケット単位や行
単位など様々な単位での指定ができる。さらに、送信開
始位置の記述方法としては、上例のようにデータ要求部
4のプロセスへの引数として記述したり、HTTPのリ
クエストヘッダ部に記述するなど、様々な方法がある。
【0036】データ要求部4は、クライアントのデータ
要求部1からのリクエストを受け取ると、指定されたU
RLに該当するファイルをデータ保管部5で検索し(600
3)、なければ(6004)URLで指定されたサーバに接続し
て、図3に示すようなリクエストを発行する(6005)。
【0037】データ保管部5は、データ要求部4のリク
エスト発行先サーバからデータを入力すると、構造化文
書データを取り出して、データ取得先サーバ名とファイ
ル名を付加して保管する(6006)と同時に、取得した構造
化文書データを出力する(6007)。
【0038】データ保管部5は、次にデータ要求部4か
ら同じURLを入力したときは、保管データを出力する
(6003,6004,6007)。
【0039】例えば、データ保管部5は、新規にサーバ
www.xxx.co.jpから構造化文書 /tes
t.htmlを入力したときには、図4に示す形式で保
管し、再度、http://www.xxx.co.j
p/test.html をデータ要求部4から入力す
ると、図4の構造化文書データ部分を出力する。
【0040】開始位置決定部601は、データ保管部5
から構造化文書を入力すると、データ要求部4から入力
した送信開始位置情報に基いて、指定された位置より前
のデータを削除して出力する(6008)。
【0041】例えば図2のように、送信開始位置が s
tart=59 と指定されていれば、データの59b
yte目以降を出力する。
【0042】データ送信部7は、送信開始位置決定部6
01からデータを入力すると、HTTPに乘っ取って、
図5に示すような、文書種別(Content−Typ
e)・文書サイズ(Content−Length)情
報などを含んだヘッダを付加してレスポンスを発行する
(6009)。
【0043】表示データ生成部2は、現在表示中の構造
化文書のURLと送信開始位置をデータ要求部1から入
力して保持しており、データ要求部1から今回取得する
データのURLと送信開始位置を入力すると、表示中の
データと連続するデータであるかを調べる(6010)。連続
するデータである場合には、データ送信部7から入力し
たレスポンスに含まれる構造化文書を表示中の文書と連
結して(6011)出力する(6012)。
【0044】また、表示データ生成部2は、データ送信
部7から入力したレスポンスに含まれる文書サイズ情報
の数値と実際に取得した構造化文書のサイズとを比較し
て(6014)、取得した構造化文書サイズが小さい場合、す
なわち、データ送信が途中で切れている場合には、再送
要求として、URLと送信開始位置情報をデータ要求部
1に出力する(6015)。ここで、再送要求での送信開始位
置は、「取得したデータの送信開始位置+実際に取得し
たサイズ」となる。
【0045】データ表示部3は、表示データ生成部2か
ら必要なサイズのデータを入力して、ディスプレイなど
に表示する(6013)。
【0046】なお、本実施の形態では、WWWのハイパ
ーテキストの例で説明したが、MIMEメールなど他の
構造化文書の場合も同様に実施可能である。
【0047】以上のように、本実施の形態では、クライ
アントのデータ要求部1が取得したいデータとその送信
開始位置を指定したリクエストを発行し、サーバのデー
タ要求部4が指定されたデータを取得し、開始位置決定
部601が取得データを指定された位置から始まるデー
タに変換して送信し、表示データ生成部2が取得したデ
ータと表示中のデータを連結することにより、回線切断
/通信エラー/クライアントの中断などデータ受信が途
切れた場合でも、続きから再要求し継続して表示でき、
その実用効果は大きい。
【0048】(実施の形態2)図1は、本発明の第2の
実施の形態におけるデータ配信表示装置の構成を示した
ものであり、実施の形態1の構成に加えて、クライアン
トの表示データ生成部1に、更に、1画面表示に必要な
データを取得したところでデータ取得を中断する機能を
設けたものである。
【0049】このように構成されたデータ配信表示装置
について、以下その動作を図1、図6、図7を用いて説
明する。
【0050】図7は、本実施の形態の処理の流れを示し
たフローチャートであり、実施の形態1と同じ処理には
図6と共通の番号を付してある。例えば、図7の701は
図6の6001と対応し、図7の702は図6の6002と対応す
るなどである。
【0051】図7において、URLと送信開始位置が決
定してからデータ送信部7がレスポンスを発行するまで
(701から709まで)は、実施の形態1と同じ処理の流れで
ある。データ送信部7が発行したレスポンスデータは、
ネットワーク上ではいくつかのブロックに分かれて、パ
ケット単位や行単位などで転送される。
【0052】ネットワーク上をパケットとして転送され
た場合、表示データ生成部2は、データパケットを入力
する(710-1)が、ここで、レスポンスの最後まで入力す
る前に(710-2)、パケットの累計が1画面表示に必要な
データサイズ以上になったら(710-3)、入力を終了す
る。
【0053】次に、表示データ生成部2は、実施の形態
1で述べた動作と同様にして、取得したデータが表示中
のデータであるかを調べ(710-4)、連続するデータなら
ば表示中データと結合して(711)、データ表示部3に出
力する(712)。
【0054】また、レスポンスを最後まで入力した時(7
10-2)は、データ表示部3に出力する(711,712)ととも
に表示データ生成部2は、データ送信部7からのレスポ
ンスに含まれる文書サイズ情報の数値と実際に取得した
構造化文書のサイズを比較して(714)、取得した構造化
文書のサイズが小さい場合、すなわち、データ送信が途
中で切れている場合には、再送要求として、URLと送
信開始位置情報をデータ要求部1に出力する(715)。
【0055】なお、本実施の形態では、WWWのハイパ
ーテキストの例で説明したが、MIMEメールなど、他
の構造化文書の場合も同様に実施可能である。
【0056】以上のように、本実施の形態では、実施の
形態1の構成に加えて、表示データ生成部2において1
画面表示に必要なデータを入力したところで入力を終了
することにより、必要ないデータ転送が生じず、その実
用効果は大きい。
【0057】(実施の形態3)図8は、本発明の第3の
実施の形態におけるデータ配信表示装置の構成を示した
ものであり、図8において、1は、取得したいデータと
そのどこから転送を開始するかを指定したリクエストを
サーバに発行するデータ要求部。
【0058】2は、取得したデータが最後まで取得でき
ていないときは、取得するデータ名と送信開始位置を決
定して再送要求をデータ要求部1に出力する表示データ
生成部。3は、表示データ生成部から入力したデータを
ディスプレイなどに表示するデータ表示部。
【0059】4は、クライアントのデータ要求部1から
のリクエストを入力して、指定されたデータが自サーバ
上にない場合は指定されたサーバにデータ要求を出力
し、同時に、送信開始位置情報を出力するデータ要求
部。
【0060】5は、サーバのデータ要求部4から要求さ
れたデータを最後まで取得して保管し、データ要求部4
から同じデータを要求されたときは、保管データを出力
するデータ保管部。
【0061】6は、データ変換手段で、601は、デー
タ変換手段6内にあって、データ保管部5から入力した
データをデータ要求部4で指定された開始位置から始ま
るデータに変換して出力する開始位置決定部。602
は、データ変換部6内にあって、開始位置決定部601
から入力したデータが、元の構造化文書の途中から始ま
るデータであるときに、データ保管部5から入力した原
文と比較して、1つの構造化文書として完結するよう
に、文書構造を補う文書構造補完部。
【0062】7は、データ変換手段6から入力したデー
タに文書サイズ・送信日付などの情報を付加してレスポ
ンスを作成し、クライアントに転送するデータ送信部で
ある。
【0063】以上のように構成されたデータ配信表示装
置について、以下その動作を図8、図9、図10、図1
1、図12を用いて説明する。
【0064】図9は、文書構造補完部602での補完の
一例、図10は、文書構造補完部602が保持している
タグテーブル、図11は、本実施の形態の処理の流れを
示したフローチャートであり、実施の形態1と同じ処理
には図6と共通の番号を付してある。
【0065】例えば、図11の1101は図6の6001と対応
し、図11の1102は図6の6002と対応するなどである。
【0066】図12は、本実施の形態の文書構造補完部
602における処理の流れを示したフローチャートであ
る。
【0067】図11において、URLと送信開始位置が
決定してから、開始位置決定部601で指定された位置
から始まるデータに変換されるまで(1101から1108-1ま
で)は、実施の形態1と同じ処理の流れである。実施の
形態1と同様の手順で開始位置決定部601が出力した
データは、文書構造補完部602に入力される。文書補
完部602は、開始位置決定部601から途中開始文書
を入力すると、データ保管部5から入力した原文と比較
して、途中開始文書が1つの完結した構造化文書になる
ように文書構造を補う(1108-2)。
【0068】例えば、図9に示すようなハイパーテキス
トの場合、元データの"sample"以降のデータを開始位置
決定部601から入力すると(121)、文書構造補完部6
02は、タグ </H1><A></A></HTML> を全て抽出する(12
2)。文書構造補完部602は、図10に示すようなタグ
一覧を保持しており、抽出したタグの中で開始タグと終
了タグが揃っていない </H1>と</HTML>を更に抽出する
(123)。
【0069】次に、図10のタグ一覧の中から、</H1>,
</HTML>に対応するタグ<H1>,<HTML>を補完タグ候補とし
て選び(124)、一意にタグが決定できれば126に進み、一
意にタグが決定できない場合は、データ保管部5から入
力した元データと比較(125)して、"sample"から始まる
データの先頭に<HTML><H1>を結合する(126)。
【0070】最後に、補完したデータをデータ送信部7
に出力する(127)。データ送信部7は、文書構造補完部
602からデータを入力すると、文書種別・文書サイズ
情報などを含んだヘッダを付加してレスポンスを発行す
る(1109)。
【0071】表示データ生成部2は、データ送信部7か
ら入力した構造化文書データを出力する(1112)とともに
レスポンスに含まれる文書サイズ情報の数値と実際に取
得した構造化文書のサイズとを比較して(1114)、取得し
た構造化文書サイズが小さい場合、すなわち、データ送
信が途中で切れている場合には、再送要求として、UR
Lと送信開始位置情報をデータ要求部1に出力する(111
5)。
【0072】データ表示部3は、表示データ生成部2か
ら必要なサイズのデータを入力して、ディスプレイなど
に表示する(1113)。
【0073】なお、本実施の形態では、WWWのハイパ
ーテキストの例で説明したが、MIMEメールなど、他
の構造化文書の場合も同様に実施可能である。
【0074】以上のように、本実施の形態では、クライ
アントのデータ要求部1が取得したいデータとその送信
開始位置を指定したリクエストを発行し、サーバのデー
タ要求部4が指定されたデータを取得し、開始位置決定
部601が取得データを指定された位置から始まるデー
タに変換し、文書構造補完部602が文書構造を補って
クライアントに送信することにより、途中から文書を取
得しても文書構造を損わず機能させたり表示することが
でき、その実用効果は大きい。
【0075】(実施の形態4)図13は、本発明の第3
の実施の形態におけるデータ配信表示装置の構成を示し
たものであり、図13において、1は、取得したいデー
タとその転送開始位置、及び、新規要求か再送要求かの
再送情報を指定したリクエストをサーバに発行するデー
タ要求部。2は、今回データ要求部1で指定されたデー
タと前回取得したデータとを比較して、今回指定された
データが前回のデータと連続する場合には2つのデータ
を連結し、さらに、今回取得したデータが最後まで取得
できていないときは、取得するデータ名と送信開始位置
を決定して再送要求をデータ要求部1に出力する表示デ
ータ生成部。
【0076】3は、表示データ生成部から入力したデー
タをディスプレイなどに表示するデータ表示部。4は、
クライアントのデータ要求部1からのリクエストを入力
して、指定されたデータが自サーバ上にない場合は指定
されたサーバにデータ要求を出力し、同時に、送信開始
位置・再送情報を出力するデータ要求部。
【0077】5は、サーバのデータ要求部4から要求さ
れたデータを最後まで取得して保管し、データ要求部4
から同じデータを要求されたときは、保管データを出力
するデータ保管部。
【0078】6は、データ変換手段で、601は、デー
タ変換手段6内にあって、データ保管部5から入力した
データをデータ要求部4で指定された開始位置から始ま
るデータに変換して、データ要求部4から入力した再送
情報とともに出力する開始位置決定部。603は、デー
タ変換手段6内にあって、開始位置決定部601から入
力したデータが再送データのときは、送信履歴から過去
の送信サイズを求め、それよりも小さいサイズにデータ
を区切って出力するデータサイズ決定部。604は、デ
ータ変換手段6内にあって、データサイズ決定部603
から入力したデータの文書名・文書サイズ・送信開始位
置などの送信履歴を保持している送信履歴データベー
ス。
【0079】7は、データ変換手段6から入力したデー
タに文書サイズ・送信日付などの情報を付加してレスポ
ンスを作成し、クライアントに転送するデータ送信部で
ある。
【0080】以上のように構成されたデータ配信表示装
置について、以下その動作を図13、図14、図15を
用いて説明する。
【0081】図14は、送信履歴データベース604が
保持している送信履歴テーブル、図15は、本実施の形
態の処理の流れを示したフローチャートであり、実施の
形態1と同じ処理には図6と共通の番号を付してある。
例えば、図15の1501は図6の6001と対応し、図15の
1502は図6の6002に対応するなどである。
【0082】図15において、新規に、または、再送要
求としてURLと送信開始位置が決まると(1501)、クラ
イアントのデータ要求部1は、URL・送信開始位置・
新規送信か再送かを示す再送情報を記述したデータ取得
リクエストを発行する(1502)。
【0083】ここで、URLと送信開始位置は、ユーザ
が新規に決定することもできるし、再送時にはクライア
ント内で決定する。 データ要求部4は、クライアント
のデータ要求部1からのリクエストを受け取ると、指定
されたURLに該当するファイルをデータ保管部5で検
索し(1503)、なければ(1504)URLで指定されたサーバ
に接続して、データを要求する(1505)。
【0084】また同時に、データ要求部4は、クライア
ントのデータ要求部1から入力した送信開始位置と再送
情報を出力する。データ保管部5は、データ要求部4の
リクエスト発行先サーバからデータを入力すると、構造
化文書データを取り出して、データ取得先サーバ名とフ
ァイル名を付加して保管する(1506)と同時に、取得した
構造化文書データを出力する(1507)。
【0085】データ保管部5は、次にデータ要求部4か
ら同じ文書を要求されたときは、保管データを出力する
(1503,1504,1507)。開始位置決定部601は、データ保
管部5から構造化文書を入力すると、データ要求部4か
ら指定された送信開始位置より前のデータを削除して、
データ要求部4から入力した送信開始位置・再送情報と
ともに出力する(1508-1)。
【0086】データサイズ決定部603は、開始位置決
定部601から途中開始文書と再送情報を入力すると、
まず、再送情報を見て、「新規送信」であれば、そのま
ま出力する(1508-2)。再送情報が「再送」である場合、
まず、近い時間帯の送信履歴情報を抽出する。次に、各
送信開始位置情報から送信できたデータサイズをそれぞ
れ求める。そして開始位置決定部601から入力したデ
ータを、求めたデータサイズの最小値程度に区切って出
力する(1508-3)。
【0087】送信履歴データベースは、データサイズ決
定部603が送信を行う度に、データサイズ決定部60
3から送信データのURL・文書サイズ・送信開始位置
・送信日時・再送情報を入力して、図14のようなテー
ブルに保持している。
【0088】例えば、1997年1月21日10時40分21秒にhtt
p://www.zzz.co.jp/master.htmlの1byte目からを新規デ
ータとして入力した場合、データサイズ決定部603
は、図14のNo.6のようにURL・文書サイズ・送信開
始位置・送信日・送信開始時間・再送情報を記録する。
【0089】そして、1997年1月21日10時41分21秒にhtt
p://www.zzz.co.jp/master.htmlの203byte目からを再送
データとして入力した場合、データサイズ決定部603
は、図14のテーブルから同じURLで送信開始時間の
近い、No.6の再送であると判断し、送信開始位置の差か
らNo.6の送信で202byte送ったことを算出する。
【0090】また、No.2からNo.4の送信履歴よりNo.2か
らNo.4はNo.1の再送で、No.1の送信で290byte、No.2の
送信で210byte、No.3の送信で198byteの送信サイズを算
出する。
【0091】データサイズ決定部603は、入力したデ
ータを、これらの送信サイズの最小値198byte以下に区
切って出力する。データ送信部7は、データサイズ決定
部603からデータを入力すると、文書種別・文書サイ
ズ情報などを含んだヘッダを付加してレスポンスを発行
する(1509)。
【0092】表示データ生成部2は、現在表示中の構造
化文書のURLと送信開始位置をデータ要求部1から入
力して保持しており、データ要求部1から今回取得する
データのURLと送信開始位置を入力すると、表示中の
データと連続するデータであるかを調べる(1510)。連続
するデータである場合には、データ送信部7から入力し
たレスポンスに含まれる構造化文書を表示中の文書と連
結して(1511)出力する(1512)。
【0093】また、表示データ生成部2は、データ送信
部7から入力したレスポンスに含まれる文書サイズ情報
の数値と実際に取得した構造化文書のサイズとを比較し
て(1514)、取得した構造化文書サイズが小さい場合、す
なわち、データ送信が途中で切れている場合には、再送
要求として、URLと送信開始位置情報をデータ要求部
1に出力する(1515)。
【0094】データ表示部3は、表示データ生成部2か
ら必要なサイズのデータを入力して、ディスプレイなど
に表示する(1513)。
【0095】なお、本実施の形態では、WWWのハイパ
ーテキストの例で説明したが、MIMEメールなど、他
の構造化文書の場合も同様に実施可能である。
【0096】また、本実施の形態では、送信するデータ
を過去の送信履歴から決定したサイズで分割したが、携
帯端末の受信可能データサイズを予めサーバのデータベ
ースに登録しておき、そのサイズで分割することもでき
る。
【0097】以上のように、本実施の形態では、クライ
アントのデータ要求部1が取得したいデータとその送信
開始位置を指定したリクエストを発行し、サーバのデー
タ要求部4が指定されたデータを取得し、開始位置決定
部601が取得データを指定された位置から始まるデー
タに変換し、データサイズ決定部603が回線の送信状
況に合わせてデータを区切って送信することにより、再
送回数を減らすことができ、その実用効果は大きい。
【0098】(実施の形態5)図16は、本発明の第5
の実施の形態におけるデータ配信表示装置の構成を示し
たものであり、図16において、1は、取得したいデー
タと自端末名を記述したリクエストをサーバに発行する
データ要求部。3は、入力した構造化文書を整形してデ
ィスプレイなどに表示するデータ表示部。4は、クライ
アントのデータ要求部1からのリクエストを入力して指
定されたデータが自サーバ上にない場合、指定されたサ
ーバにデータ要求を出力し、同時にクライアントの端末
名を出力するデータ要求部。
【0099】5は、サーバのデータ要求部4から指定さ
れたデータを最後まで取得して保管し、データ要求部4
から同じデータを要求されたときは、保管データを出力
するデータ保管部。
【0100】6は、クライアント端末の能力に合わせ
て、データを削減するデータ変換手段で、605は、デ
ータ変換手段6内にあって、データ保管部5から入力し
た構造化文書に対してデータ要求部4から入力した名前
の端末で解釈できず表示不能なタグを削除して出力する
文書修正部。606は、各クライアント端末で表示可能
なタグの一覧を格納している表示情報データベース。
【0101】7は、データ変換手段6から入力したデー
タに文書サイズ・送信日付などの情報を付加してレスポ
ンスを作成し、クライアントに転送するデータ送信部で
ある。
【0102】以上のように構成されたデータ配信表示装
置について、以下その動作を図16、図3、図4、図
5、図17、図18、図19、図20を用いて説明す
る。
【0103】図3は、サーバのデータ要求部4が出力す
るデータ要求リクエストの一例、図4は、データ保管部
5で保管されているデータの一例、図5は、データ送信
部7が出力するレスポンスの一例、 図17は、クライ
アントのデータ要求部1が出力するデータ要求リクエス
トの一例、 図18は、文書修正部605での修正の一
例、図19は、表示情報データベース606が保持して
いる、各端末の解釈可能タグ一覧、 図20は、本実施
の形態の処理の流れを示したフローチャートである。
【0104】ここで、図3、図17のリクエストと図5
のレスポンスの形式は、WWW用に開発されたHTTP
(Hyper Transfer Protocol)に乗っ取っている。
【0105】図20において、まず、クライアントのデ
ータ要求部1は、URLと端末名を記述したデータ取得
リクエストを発行する(2001)。例えば図17に示すよう
に、端末名:PDA1のクライアントが、サーバ www.x
xx.co.jp 上のファイル /test.htmlを取得するときは、
url=http://www.xxx.co.jp/test.html, terminal=PDA1
と指定してデータ要求部4のプロセス /cgi-bin/get-da
ta.cgi に出力する。ここで、端末名は、上例のような
名称での指定の他に、識別子など様々な単位での指定が
できる。また、端末名の記述方法としては、上例のよう
にデータ要求部4のプロセスへの引数として記述した
り、HTTPのリクエストヘッダ部に記述するなど、様
々な方法がある。
【0106】データ要求部4は、クライアントのデータ
要求部1からのリクエストを受け取ると、指定されたU
RLに該当するファイルをデータ保管部5で検索し(200
2)、なければ(2003)URLで指定されたサーバに接続し
て、図3に示すようなリクエストを発行する(2004)。
【0107】データ保管部5は、データ要求部4のリク
エスト発行先サーバからデータを入力すると、構造化文
書データを取り出して、データ取得先サーバ名とファイ
ル名を付加して保管する(2005)と同時に、取得した構造
化文書データを出力する(2006)。データ保管部5は、次
にデータ要求部4から同じURLを入力したときは、保
管データを出力する(2002,2003,2006)。
【0108】例えば、データ保管部5は、新規にサーバ
www.xxx.co.jpから構造化文書 /test.htmlを入力したと
きには、図4に示す形式で保管し、再度、http://www.x
xx.co.jp/test.html をデータ要求部4から入力する
と、図4の構造化文書データ部分を出力する。文書修正
部605は、データ保管部5から構造化文書を入力する
と、データ要求部4から入力した端末名に基いて、指定
された端末で表示不能なタグを削除して出力する(200
7)。
【0109】表示情報データベース606は、図19に
示すような、端末ごとの解釈可能タグ一覧を保持してお
り、文書修正部605は、ここに登録されていないタグ
を全て削除する。
【0110】例えば、端末名PDA1をデータ要求部4
から入力し、図18の元データで示される構造化文書を
データ保管部5から入力した場合、文書修正部605
は、まず、表示情報データベース606から端末名PD
A1の表示可能タグ情報を抽出する。次に、元データの
タグを検索して、表示可能タグテーブルに載っていない
タグ<H1></H1>を検出し、元データから削除して出力す
る。
【0111】データ送信部7は、文書修正部605から
データを入力すると、HTTPに乘っ取って、図5に示
すような、文書種別(Content-Type)・文書サイズ(Conte
nt-Length)情報などを含んだヘッダを付加してレスポン
スを発行する(2008)。
【0112】データ表示部3は、データ送信部7から入
力したデータを整形して、ディスプレイなどに表示する
(2009)。
【0113】なお、本実施の形態では、WWWのハイパ
ーテキストの例で説明したが、MIMEメールなど他の
構造化文書の場合も同様に実施可能である。
【0114】以上のように、本実施の形態では、クライ
アントのデータ要求部1が取得したいデータとクライア
ント端末名を指定したリクエストを発行し、サーバのデ
ータ要求部4が指定されたデータを取得し、文書修正部
605が取得データからクライアント端末で表示不能な
データを削除して送信することにより、クライアントに
必要ないデータの送信は行わず、無駄のない通信がで
き、その実用効果は大きい。
【0115】(実施の形態6)図21は、本発明の第6
の実施の形態におけるデータ配信表示装置の構成を示し
たものであり、図21において、1は、取得したいデー
タ名とそれを分割したデータの何番目を取得したいかと
いう分割データ番号情報を記述したリクエストをサーバ
に発行するデータ要求部。
【0116】3は、入力した構造化文書を整形してディ
スプレイなどに表示するデータ表示部。4は、クライア
ントのデータ要求部1からのリクエストを入力して指定
されたデータが自サーバ上にない場合、指定されたサー
バにデータ要求を出力し、同時に分割データ番号を出力
するデータ要求部。
【0117】5は、サーバのデータ要求部4から指定さ
れたデータを最後まで取得して保管し、データ要求部4
から同じデータを要求されたときは、保管データを出力
するデータ保管部。
【0118】6は、1度に送信するデータを減らすよう
にデータ変換するデータ変換手段で、607は、データ
変換手段6内にあって、データ保管部5から入力した構
造化文書を複数の文書に分割して出力するデータ分割
部。608は、データ分割部607で文書を分割する際
の分割方法と分割後のデータを格納している分割情報デ
ータベース。
【0119】7は、データ変換手段6から入力したデー
タに分割データ番号・文書サイズ・送信日付などの情報
を付加してレスポンスを作成し、クライアントに転送す
るデータ送信部である。
【0120】以上のように構成されたデータ配信表示装
置について、以下その動作を図21、図22、図23、
図24を用いて説明する。
【0121】図22は、クライアントのデータ要求部1
が出力するデータ要求リクエストの一例、図23は、分
割データベース608が保持している分割方法、図24
は、本実施の形態の処理の流れを示したフローチャート
である。
【0122】図24において、まず、クライアントのデ
ータ要求部1は、URLと分割データ番号を記述したデ
ータ取得リクエストを発行する(2401)。例えば図22に
示すように、サーバ www.xxx.co.jp 上のファイル /tes
t.htmlの最初から取得するときは、url=http://www.xx
x.co.jp/test.html, number=1と指定してデータ要求部
4のプロセス /cgi-bin/get-data.cgi に出力する。
【0123】ここで、分割データ番号の記述方法として
は、上例のようにデータ要求部4のプロセスへの引数と
して記述したり、HTTPのリクエストヘッダ部に記述
するなど、様々な方法がある。
【0124】データ要求部4は、クライアントのデータ
要求部1からのリクエストを受け取ると、指定されたU
RLに該当するファイルをデータ保管部5で検索し(240
2)、なければ(2403)URLで指定されたサーバに接続し
て、データ要求リクエストを発行する(2404)。また、同
時に、データ要求部4は、URLと分割データ番号を出
力する。
【0125】データ保管部5は、データ要求部4のリク
エスト発行先サーバからデータを入力すると、構造化文
書データを取り出して、データ取得先サーバ名とファイ
ル名を付加して保管する(2405)と同時に、取得した構造
化文書データを出力する(2406)。データ保管部5は、次
にデータ要求部4から同じURLを入力したときは、保
管データを出力する(2402,2403,2406)。
【0126】データ分割部607は、データ要求部4か
らURLと分割データ番号を入力すると、まず、分割情
報データベース608を検索して、指定されたURLの
構造化文書がなければ(2407-1)、データ保管部5から入
力して、虫食い状の複数の文書に分割する(2407-2)。
【0127】次に、分割したデータを保管する(2407-3)
とともに、指定された分割番号のデータを出力する(240
7-4)。また、指定されたURLの分割データが既にある
場合は、それを出力する。
【0128】分割情報データベース608は、図23に
示すデータの分割方法情報と、データ分割部607で分
割したデータを格納している。例えば、分割データ番号
1をデータ要求部4から入力し、指定された構造化文書
をデータ保管部5から入力した場合、データ分割部60
7は、まず、分割情報データベース608から図23の
分割方法情報を抽出する。
【0129】次に、分割方法情報に基いて、入力した構
造化文書の1行目から1行おきに、すなわち、奇数行の
文字を抽出する。文字を抽出しない行、すなわち、偶数
行には、改行コードのみを入力して分割データ1を作成
する。
【0130】同様に、2行目から1行おきに抽出し、抽
出しない行には改行コードを入力して分割データ2を作
成する。
【0131】なお、図23では、分割方法を1行単位と
しているが、この他にも、文書構造とは無関係に、1文
字単位・n文字単位・n行単位・nbyte単位(nは任意
の自然数)など様々な分割方法がある。最後に、作成し
た分割データを分割情報データベースに格納するととも
に、分割データ1と分割データ2を出力する。
【0132】ここで、分割データ番号が1のときは、新
規送信とみなして、分割データ1の後に分割データ2を
つけて出力し、他の分割データ番号、すなわち、2が指
定されたときは、再送とみなして、その番号のデータの
み出力する。
【0133】データ送信部7は、データ分割部607か
らデータを入力すると、分割データ数・分割データ番号
・文書種別・文書サイズ情報などを含んだヘッダを付加
してレスポンスを発行する(2408)。
【0134】データ表示部3は、データ送信部7から入
力したデータを整形して、ディスプレイなどに表示する
(2409)。
【0135】なお、本実施の形態では、WWWのハイパ
ーテキストの例で説明したが、MIMEメールなど他の構造
化文書の場合も同様に実施可能である。
【0136】以上のように、本実施の形態では、クライ
アントのデータ要求部1がデータ名と取得したい分割デ
ータ番号を指定したリクエストを発行し、サーバのデー
タ要求部4が指定されたデータを取得し、データ分割部
607が取得データを文書構造とは無関係に分割して送
信することにより、無線などの不安定な回線でのデータ
送信で、データ転送途中で回線が切れた場合でも、文書
の概要を表示でき、その実用効果は大きい。
【0137】(実施の形態7)図21は、本発明の第7
の実施の形態におけるデータ配信表示装置の構成も示し
たものであり、実施の形態6と同じ構成である。
【0138】この構成で、本実施の形態における動作
を、図21、図24、図25、図26を用いて説明す
る。
【0139】図24は、本実施の形態の処理の流れを示
したフローチャート、図25は、分割データベース60
8が保持している分割方法、 図26は、データ分割部
607で分割された文書の一例である。
【0140】図24における処理の流れは、実施の形態
6と同様である。ただし、本実施の形態では、データ分
割部607におけるデータ分割方法が実施の形態6とは
異なり、分割データベース608は、図25に示すよう
な、文書構造に関連したデータ分割方法情報を保持して
いる。従って、データ分割部607は、例えば、分割デ
ータ番号1をデータ要求部4から入力すると、図26に
示すように、まず、<H1><H2>タグのかかる部分を抽出し
て分割データ1を作成する。次に、<H3><H4>ダグのかか
る部分を抽出して分割データ2を作成し、次に、その他
の部分を抽出して分割データ3を作成する。
【0141】文字を抽出しない行には、実施の形態6と
同様に改行コードを挿入したり、省略された文字の数や
データサイズ・省略された部分に含まれるメディアのタ
イプ・省略された部分に含まれるリンクの数などを表示
してもよい。最後に、作成した分割データを分割情報デ
ータベースに格納するとともに、分割データ1、2、3
を出力する。
【0142】ここで、分割データ番号が1のときは、新
規送信とみなして、分割データ1の後に分割データ2、
3をつけて出力し、他の分割データ番号、すなわち、2
または3が指定されたときは、再送とみなして、その番
号のデータのみ出力する。
【0143】なお、本実施の形態では、WWWのハイパ
ーテキストの例で説明したが、MIMEメールなど他の
構造化文書の場合も同様に実施可能である。
【0144】以上のように、本実施の形態では、クライ
アントのデータ要求部1がデータ名と取得したい分割デ
ータ番号を指定したリクエストを発行し、サーバのデー
タ要求部4が指定されたデータを取得し、データ分割部
607がタグに優先順位をつけて取得データを分割・送
信することにより、無線などの不安定な回線でのデータ
送信で、データ転送途中で回線が切れた場合でも、文書
の見出し事項をまず表示でき、その実用効果は大きい。
【0145】(実施の形態8)図27は、本発明の第8
の実施の形態におけるデータ配信表示装置の構成を示し
たものであり、図27において、1は、取得したいデー
タ名を記述したリクエストをサーバに発行するデータ要
求部。3は、入力した画像データをディスプレイなどに
表示するデータ表示部。4は、クライアントのデータ要
求部1からのリクエストを入力して指定されたデータが
自サーバ上にない場合、指定されたサーバにデータ要求
を出力するデータ要求部。
【0146】5は、サーバのデータ要求部4から指定さ
れたデータを最後まで取得して保管し、データ要求部4
から同じデータを要求されたときは、保管データを出力
するデータ保管部。
【0147】6は、データ量を削減するデータ変換手段
で、609は、データ変換手段6内にあって、データ保
管部5から入力した画像データのカラーマップにおい
て、近い値を持つ色を平均的な一色に変換して色数を削
減して出力する色数削減部。610は、画像の各部分領
域内の画素値を平均的な一つの画素値に変換することに
より、グラデーションの少ない画像データを出力する画
素値平均化部。611は、画像データを既知の手法で圧
縮して出力する画像圧縮部。
【0148】7は、データ変換手段6から入力したデー
タにデータサイズ・送信日付などの情報を付加してレス
ポンスを作成し、クライアントに転送するデータ送信部
である。
【0149】以上のように構成されたデータ配信表示装
置について、以下その動作を図27、図28、図29、
図30を用いて説明する。
【0150】図28は、色数削減部609が行うカラー
マップ変換の一例、図29は、画素値平均化部610が
行う画素値変換の一例、図30は、本実施の形態の処理
の流れを示したフローチャートである。
【0151】図30において、まず、クライアントのデ
ータ要求部1は、取得したい画像のURLを記述したデ
ータ取得リクエストを発行する(3001)。
【0152】データ要求部4は、クライアントのデータ
要求部1からのリクエストを受け取ると、指定されたU
RLに該当するファイルをデータ保管部5で検索し(300
2)、なければ(3003)URLで指定されたサーバに接続し
て、データ要求リクエストを発行する(3004)。
【0153】データ保管部5は、データ要求部4のリク
エスト発行先サーバからデータを入力すると、画像デー
タを取り出して、データ取得先サーバ名とファイル名を
付加して保管する(3005)と同時に、取得した画像データ
を出力する(3006)。データ保管部5は、次にデータ要求
部4から同じURLを入力したときは、保管データを出
力する(3002,3003,3006)。
【0154】色数削減部609は、データ保管部5から
画像データを入力すると(3007)、まず、図28に示すよ
うな、原画像カラーマップのRGB値を抽出して、各RGB値
から輝度値を算出する。
【0155】次に、図28に示すように、カラーマップ
の各色を輝度値の順に並べ変え、輝度値の差が少ないも
のをグループ化していく。例えば、図28では、輝度値
255と246のカラーマップをまず1つのグループとし、次
の輝度値216と191をまた1つのグループにするなど、輝
度値の高いものから順に、輝度値の差が20以内のもの
をグループ化している。
【0156】次に、グループ化した各色のR値、G値、B
値について、それぞれの平均値を求め新しいカラーマッ
プを作成する。最後に、各画素の値を変換したカラーマ
ップの色の値に変えて、出力する。(3007-1)。
【0157】画素値平均化部610は、色数削減部60
9から画像データを入力すると、一定の部分領域ごとに
その内部の色を平均的な一色にする。例えば、図29に
示すように、4X4画素ごとに領域を区切って、まず、そ
の部分領域ごとに一色化を行う。すなわち、図29のよ
うな4X4画素内で、同一の色(118, 172, 118)がその3分
の2以上を占める場合は、4X4画素を全て(118, 172, 11
8)にする。または、4X4画素の平均値を求めて、各画素
を全てその平均値の色にするなどである。
【0158】さらに、隣接する部分領域を比較して、近
い値の色を持つ領域は、平均的な一色に変換する(3007-
2)。画素値平均化部610は、以上のようにして作成し
た画像データを画像圧縮部611に出力する。画像圧縮
部611は、入力した画像データを既知のアルゴリズム
で圧縮し、出力する(3007ー3)。
【0159】データ送信部7は、画像圧縮部611から
画像データを入力すると、文書種別・文書サイズ情報な
どを含んだヘッダを付加してレスポンスを発行する(300
8)。データ表示部3は、データ送信部7から入力したデ
ータを整形して、ディスプレイなどに表示する(3009)。
【0160】なお、本実施の形態では、WWWのハイパ
ーテキストの例で説明したが、MIMEメールなど他の構造
化文書における画像の場合も同様に実施可能である。
【0161】以上のように、本実施の形態では、クライ
アントのデータ要求部1が取得したい画像データを指定
したリクエストを発行し、サーバのデータ要求部4が指
定された画像データを取得し、色数削減部609が画像
で使用されている色の数を削減し、画素値平均化部61
0が画像中の各部分領域内の画素値を一色に変換し、画
像圧縮部611で画像を圧縮することにより、圧縮率の
高い圧縮画像データを作成してデータ送信量を減らすこ
とができ、その実用効果は大きい。
【0162】なお、データ保管部に既に圧縮されたデー
タが保管されている場合でも、さらに圧縮率を向上させ
ることになる。
【0163】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1に、
サーバに対してデータを要求し、取得したデータをクラ
イアントに表示するシステムにおいて、クライアント
が、取得したいデータとその送信開始位置を指定するデ
ータ要求部と、既にデータを取得している場合、前記デ
ータ要求部の指定と前回取得したデータとを照会し、今
回取得するデータが取得済データと連続するデータであ
る場合には2つのデータを連結し表示データを生成する
表示データ生成部と、前記表示データ生成部が出力する
データを整形して表示するデータ表示部とを備え、クラ
イアントと直接通信を行うサーバが、クライアントから
要求されたデータが自サーバ上にない場合、ネットワー
クを介して他のサーバに当該データを要求するデータ要
求部と、データ要求部から要求されたデータをファイル
を基本単位として他のサーバから取得して保管し、再度
同じデータを要求された場合は当該保管データを使用す
るデータ保管部と、前記データ保管部から入力したデー
タをクライアントに指定された任意の開始位置から始ま
るデータに変換しするデータ変換手段と、前記データ変
換手段により変換されたデータをクライアントに送信す
るデータ送信部とを備えたことにより、任意の開始位置
からデータを送信し表示することができ、回線切断/通
信エラー/クライアントの中断などでデータ受信が途切
れた場合でも、続きからデータを再要求し、表示処理を
継続できる。
【0164】第2に、表示データ生成部が、取得したい
データとして指定されたファイルのサイズ情報と、既に
取得したデータサイズとを比較し、代理サーバに対し、
当該取得したいデータとその送信開始位置を再送要求と
して指定することにより、自動的に再送要求を発生し、
取得したいデータを全て受信することができる。
【0165】第3に、クライアントが、1画面表示に必
要なデータを取得した時点でデータ取得を中断すること
により、表示の都度必要なデータのみ送信し、無駄なデ
ータ転送は行わないですむ。
【0166】第4に、データ変換手段が構造化文書を指
定された開始位置から送信する際に、開始位置の指定に
より喪失された文書構造情報を補う文書構造補完部を備
え、当該文書構造情報を付加したデータをデータ送信部
に出力することにより、途中から構造化文書を取得して
も、全体的な文書構造を失わうことなく取得できる。
【0167】第5に、データ変換手段が、これまでに送
信したデータのファイル名、及び、送信開始位置を含む
送信履歴を保管する送信履歴データベースと、前記送信
履歴データベースで管理された送信履歴に基づき、再送
要求に対し適当なデータサイズを決定し、要求されたデ
ータを当該データサイズに区切りデータ送信部に出力す
るデータサイズ決定部を備えることにより、再送が発生
するような回線状況の悪い場合には、1回の送信データ
サイズを小さくして送信し、データの再送回数を減らす
ことができる。
【0168】第6に、サーバに対してデータを要求し、
取得したデータをクライアントに表示するシステムにお
いて、クライアントが、取得したいデータを指定するデ
ータ要求部と、取得したデータを表示するデータ表示部
とを備え、クライアントと直接通信を行うサーバが、ク
ライアントから要求されたデータが自サーバ上にない場
合、ネットワークを介して他のサーバに当該データを要
求するデータ要求部と、データ要求部から要求されたデ
ータを他のサーバから取得して保管し、再度同じデータ
を要求された場合は当該保管データを使用するデータ保
管部と、前記データ保管部から入力したデータをクライ
アントの端末能力または回線の通信能力に応じて変換す
るデータ変換手段と、前記データ変換手段により変換さ
れたデータをクライアントに送信するデータ送信部とを
備えることにより、クライアント及び回線の通信能力に
応じた効率的なデータ配信を実現することができる。
【0169】第7に、データ変換手段が、クライアント
が表示可能な文書構造の情報をクライアントごとに保管
する表示情報データベースを備え、データ保管部に保管
された構造化文書に対し、前記表示情報データベースに
保管されたクライアントの表示可能な文書構造に基づき
クライアントが表示不能な部分を取り除くデータ変換を
行うことにより、クライアントが解釈できないデータを
削除して送信し、無駄のない送信を行うことができる。
【0170】第8に、データ変換手段がデータ保管部か
ら入力したデータを分割するための基準情報を格納する
分割情報データベースを備え、データ保管部から入力し
た1つのデータを、前記分割情報データベースに格納さ
れた基準情報に従い分割することにより、全体の概要を
早く知ることが可能となる。
【0171】第9に、データ変換手段が、構造化文書を
分割する際に、分割により欠落した情報のサイズを付加
してデータ送信部に出力し、データ表示部が、分割によ
り欠落した情報のサイズを、当該分割されたデータとと
もに表示することにより、全体の概要を視覚的に、より
詳細に把握することができる。
【0172】第10に、データ変換手段が、カラー画像
に対して、値の差が小さい複数の色を同じ値の色に変換
することによって画像中の異なる色の数を減らす色数削
減部と、画像の部分領域内の各画素値を全て平均的な一
色にすることによって圧縮率の高い画像に変換する画素
値平均化部と、前記画素値平均化部が出力する画像を圧
縮する画像圧縮部とを備え、データ保管部に保管された
カラー画像に対してグラデーションの多い画像をベタ部
分の多い画像に変換して、圧縮率を高めたのち、圧縮を
行うことにより、データ転送量を少なくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2の実施形態におけるデータ
配信表示装置のブロック図
【図2】本発明の第1の実施形態におけるクライアント
のデータ要求部が発行するリクエストの一例を示す図
【図3】本発明の第1の実施形態におけるサーバのデー
タ要求部が発行するリクエストの一例を示す図
【図4】本発明の実施形態におけるデータ保管部が保管
しているデータの一例を示す図
【図5】本発明の実施形態におけるデータ送信部が出力
するレスポンスの一例を示す図
【図6】本発明の実施形態1における処理の流れを示す
フローチャート
【図7】本発明の実施形態2における処理の流れを示す
フローチャート
【図8】本発明の第3の実施形態におけるデータ配信表
示装置のブロック図
【図9】本発明の実施形態3における文書構造補完部が
行う補完の一例を示す図
【図10】本発明の実施形態3における文書構造補完部
が保持しているタグ情報を示す図
【図11】本発明の実施形態3における処理の流れを示
すフローチャート
【図12】本発明の実施形態3の文書構造補完部におけ
る処理の流れを示すフローチャート
【図13】本発明の第4の実施形態におけるデータ配信
表示装置のブロック図
【図14】本発明の実施形態4における送信履歴データ
ベースが保持している送信履歴の一例を示す図
【図15】本発明の実施形態4における処理の流れを示
すフローチャート
【図16】本発明の第5の実施形態におけるデータ配信
表示装置のブロック図
【図17】本発明の実施形態5におけるクライアントの
データ要求部が発行するリクエストの一例を示す図
【図18】本発明の実施形態5における文書修正部が行
うデータ変換の一例を示す図
【図19】本発明の実施形態5における表示情報データ
ベースが保持している端末ごとの解釈可能タグ一覧を示
す図
【図20】本発明の実施形態5における処理の流れを示
すフローチャート
【図21】本発明の第6、第7の実施形態におけるデー
タ配信表示装置のブロック図
【図22】本発明の実施形態6におけるクライアントの
データ要求部が発行するリクエストの一例を示す図
【図23】本発明の実施形態6における分割情報データ
ベースが保持している分割方法情報の一例を示す図
【図24】本発明の実施形態6、7における処理の流れ
を示すフローチャート
【図25】本発明の実施形態7における分割情報データ
ベースが保持している分割方法情報の一例を示す図
【図26】本発明の実施形態7におけるデータ分割部の
分割の一例を示す図
【図27】本発明の第8の実施形態におけるデータ配信
表示装置のブロック図
【図28】本発明の実施形態8における色数削減部が行
うカラーマップ数削減の一例を示す図
【図29】本発明の実施形態8における画素値平均化部
の部分領域一色化の一例を示す図
【図30】本発明の実施形態8における処理の流れを示
すフローチャート
【図31】従来のWWWの一例を示す図
【符号の説明】
1 データ要求部 2 表示データ生成部 3 データ表示部 4 データ要求部 5 データ保管部 6 データ変換手段 7 データ送信部 601 開始位置決定部 602 文書構造補完部 604 送信履歴データベース 606 表示情報データベース 607 データ分割部 608 分割情報データベース 609 色数削減部 610 画素値平均化部 611 画像圧縮部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバに対してデータを要求し、取得し
    たデータをクライアントに表示するシステムにおいて、 クライアントが、取得したいデータとその送信開始位置
    を指定するデータ要求部と、既にデータを取得している
    場合、前記データ要求部の指定と前回取得したデータと
    を照会し、今回取得するデータが取得済データと連続す
    るデータである場合には2つのデータを連結し表示デー
    タを生成する表示データ生成部と、前記表示データ生成
    部が出力するデータを整形して表示するデータ表示部と
    を備え、 クライアントと直接通信を行うサーバが、クライアント
    から要求されたデータが自サーバ上にない場合、ネット
    ワークを介して他のサーバに当該データを要求するデー
    タ要求部と、データ要求部から要求されたデータをファ
    イルを基本単位として他のサーバから取得して保管し、
    再度同じデータを要求された場合は当該保管データを使
    用するデータ保管部と、前記データ保管部から入力した
    データをクライアントに指定された任意の開始位置から
    始まるデータに変換しするデータ変換手段と、前記デー
    タ変換手段により変換されたデータをクライアントに送
    信するデータ送信部とを備えたことを特徴とするデータ
    配信表示装置。
  2. 【請求項2】 サーバ側に対してデータを要求し、取得
    したデータをクライアントに表示するシステムにおい
    て、 クライアントが、取得したいデータとその送信開始位置
    を指定するデータ要求部と、既にデータを取得している
    場合、前記データ要求部の指定と前回取得したデータと
    を照会し、今回取得するデータが取得済データと連続す
    るデータである場合には2つのデータを連結し表示デー
    タを生成する表示データ生成部と、前記表示データ生成
    部が出力するデータを整形して表示するデータ表示部と
    を備え、 サーバ側が、クライアントと直結され通信を行う代理サ
    ーバと、当該代理サーバとネットワークを介して接続さ
    れたサーバとからなり、 代理サーバが、クライアントから要求されたデータが自
    サーバ上にない場合クライアントから指定されたサーバ
    にデータを要求するデータ要求部と、データ要求部から
    要求されたデータをファイルを基本単位として取得して
    保管し、再度同じデータを要求された場合は当該保管デ
    ータを使用するデータ保管部と、前記データ保管部から
    入力したデータをクライアントに指定された任意の開始
    位置から始まるデータに変換しするデータ変換手段と、
    前記データ変換手段により変換されたデータをクライア
    ントに送信するデータ送信部とを備えたことを特徴とす
    るデータ配信表示装置。
  3. 【請求項3】 表示データ生成部が、取得したいデータ
    として指定されたファイルのサイズ情報と、既に取得し
    たデータサイズとを比較し、代理サーバに対し、当該取
    得したいデータとその送信開始位置を再送要求として指
    定することを特徴とする請求項2記載のデータ配信表示
    装置。
  4. 【請求項4】 クライアントが、1画面表示に必要なデ
    ータを取得した時点でデータ取得を中断することを特徴
    とする請求項2記載のデータ配信表示装置。
  5. 【請求項5】 データ変換手段が、構造化文書を指定さ
    れた開始位置から送信する際に、開始位置の指定により
    喪失された文書構造情報を補う文書構造補完部を備え、
    当該文書構造情報を付加したデータをデータ送信部に出
    力することを特徴とする請求項2記載のデータ配信表示
    装置。
  6. 【請求項6】 データ変換手段が、これまでに送信した
    データのファイル名、及び、送信開始位置を含む送信履
    歴を保管する送信履歴データベースと、前記送信履歴デ
    ータベースで管理された送信履歴に基づき、再送要求に
    対し適当なデータサイズを決定し、要求されたデータを
    当該データサイズに区切りデータ送信部に出力するデー
    タサイズ決定部を備えたことを特徴とす請求項2記載の
    データ配信表示装置。
  7. 【請求項7】 サーバに対してデータを要求し、取得し
    たデータをクライアントに表示するシステムにおいて、 クライアントが、取得したいデータを指定するデータ要
    求部と、取得したデータを表示するデータ表示部とを備
    え、クライアントと直接通信を行うサーバが、クライア
    ントから要求されたデータが自サーバ上にない場合、ネ
    ットワークを介して他のサーバに当該データを要求する
    データ要求部と、データ要求部から要求されたデータを
    他のサーバから取得して保管し、再度同じデータを要求
    された場合は当該保管データを使用するデータ保管部
    と、前記データ保管部から入力したデータをクライアン
    トの端末能力または回線の通信能力に応じて変換するデ
    ータ変換手段と、前記データ変換手段により変換された
    データをクライアントに送信するデータ送信部とを備え
    たことを特徴とするデータ配信表示装置。
  8. 【請求項8】 データ変換手段が、クライアントが表示
    可能な文書構造の情報をクライアントごとに保管する表
    示情報データベースを備え、データ保管部に保管された
    構造化文書に対し、前記表示情報データベースに保管さ
    れたクライアントの表示可能な文書構造に基づきクライ
    アントが表示不能な部分を取り除くデータ変換を行うこ
    とを特徴とする請求項7記載のデータ配信表示装置。
  9. 【請求項9】 データ変換手段が、データ保管部から入
    力したデータを分割するための基準情報を格納する分割
    情報データベースを備え、データ保管部から入力した1
    つのデータを、前記分割情報データベースに格納された
    基準情報に従い分割することを特徴とする請求項7記載
    のデータ配信表示装置。
  10. 【請求項10】 データ変換手段が、構造化文書を分
    割する際に、分割により欠落した情報のサイズを付加し
    てデータ送信部に出力し、データ表示部が、分割により
    欠落した情報のサイズを、当該分割されたデータととも
    に表示することを特徴とする請求項9記載のデータ配信
    表示装置。
  11. 【請求項11】 データ変換手段が、カラー画像に対し
    て、値の差が小さい複数の色を同じ値の色に変換するこ
    とによって画像中の異なる色の数を減らす色数削減部
    と、画像の部分領域内の各画素値を全て平均的な一色に
    することによって圧縮率の高い画像に変換する画素値平
    均化部と、前記画素値平均化部が出力する画像を圧縮す
    る画像圧縮部とを備え、データ保管部に保管されたカラ
    ー画像の圧縮を行うことを特徴とする請求項7記載のデ
    ータ配信表示装置。
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