JPH102687A - 沸騰冷却装置 - Google Patents

沸騰冷却装置

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JPH102687A
JPH102687A JP15122796A JP15122796A JPH102687A JP H102687 A JPH102687 A JP H102687A JP 15122796 A JP15122796 A JP 15122796A JP 15122796 A JP15122796 A JP 15122796A JP H102687 A JPH102687 A JP H102687A
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JP
Japan
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air
heat transfer
casing
transfer space
blower
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Application number
JP15122796A
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English (en)
Inventor
Yukinori Suzuki
幸憲 鈴木
Shigeru Kadota
茂 門田
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール作業の改善と作業工数の低減を図るこ
と。 【解決手段】 防水性を必要とする室外側送風機8は、
2枚の外側プレート44、45がケーシング5の壁面に
直接固定されて箱型構造の外側ケースが構成され、各外
側プレート44、45とケーシング5壁面との接続部等
にシール材が設けられて気密に塞がれている。2枚の外
側プレート44、45間には、スクロール形状の送風路
を形成する側壁プレート48、49が挟み込まれ、各側
壁プレート48、49の一方の辺に設けられた突起が一
方の外側プレート44に形成された嵌合穴に差し込まれ
て、各側壁プレート48、49の他方の辺に設けられた
突起が直角に折り曲げられて他方の外側プレート45に
溶接されている。また、他方の外側プレート45は、室
外側伝熱空間13を形成する一壁面としても使用され
て、その室外側伝熱空間13から空気を吸い込むための
空気吸込口45aが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密閉空間を冷却する
ための沸騰冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、埃、塵、水分等の異物の付着
による作動不良を防止するために、電子部品等の発熱体
を密閉化されたハウジング内に収容して使用する場合が
ある。この場合、発熱体を冷却する方法としては、ハウ
ジング内部に直接外気を取り入れて空気冷却することが
できないため、ハウジング内部の空気とハウジング外部
の空気(外気)とを熱交換する方法が一般的である。そ
こで、本出願人は、内気と外気とを熱交換するための沸
騰冷却装置を出願した(特願平8−77157号/平成
8年3月29日出願)。この沸騰冷却装置は、図12に
示す様に、電子部品等の発熱体100を収容したハウジ
ング110内に配設されるケーシング120を備え、こ
のケーシング120内部が隔壁板130等によってハウ
ジング110内の密閉空間140に連通する室内側伝熱
空間150とハウジング110外部(外気)と連通する
室外側伝熱空間160とに気密に隔てられている。ケー
シング120には、室内側伝熱空間150に配される沸
騰部170及び室外側伝熱空間160に配される凝縮部
180を有する熱交換器と、沸騰部170に送風する室
内側送風機190(図15参照)及び凝縮部180に送
風する室外側送風機200(図13参照)が取り付けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、先願の沸騰
冷却装置に使用される室外側送風機200は、図13に
示す様に、ファンケース210の大部分が密閉空間14
0と室外側伝熱空間160とを隔てる壁面を構成してい
るため、ファンケース210のシール性(防水性)が重
要となる。つまり、室外側送風機200のファンケース
210内部は外気が流通するため、ファンケース210
にシール漏れが生じると、ファンケース210の吹出口
220から流入した雨水等の水分が密閉空間140に侵
入して電子部品(発熱体100)に悪影響を及ぼす可能
性がある。
【0004】このため、従来では、図14に示す様に、
ファンケース210を構成するアッパプレート211、
ロアプレート212、吹出ダクト213、及びスクロー
ル壁214等の各繋ぎ目にシール材を設けて気密性を確
保しているが、先願ではスクロールファンを使用してい
るため、各繋ぎ目の殆どが曲線となってシール作業が難
しくなる問題があった。また、複数の送風機を設置する
場合には、送風機同士を並列に隣接して配置するため、
組付け後の検査で隣合う送風機側に漏れが発見されても
シール作業の手直しが極めて困難である。
【0005】さらに、沸騰冷却装置が取り付けられるハ
ウジング110の壁面には、室外側送風機200の吹出
口220に対応する上部開口部230(図13参照)
と、沸騰冷却装置のケーシング120壁面に形成された
外気取入口240(図12参照)に対応する下部開口部
(図示しない)とが形成されているが、室外側送風機2
00のファンケース210と沸騰冷却装置のケーシング
120とが別体であるため、ファンケース210がケー
シング120に固定された状態で吹出口220と上部開
口部230、及び外気取入口240と下部開口部との位
置関係を合わせるのは困難であり、作業工数の増大を招
いている。また、ファンケース210とケーシング12
0との接続部をシールする必要があるため、シール作業
(先願では図13及び図15に示す様に、ファンケース
210とケーシング120との間にパッキン250を挟
んでボルト260で締め付け固定している)が増えると
言う問題もあった。本発明は、上記事情に基づいて成さ
れたもので、その目的は、シール作業の改善と作業工数
の低減を図った沸騰冷却装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の手段によれ
ば、第1の送風機と第2の送風機の少なくとも何方か一
方は、内部にスクロール形状の送風路を備えたファンケ
ースを有し、このファンケースは、ケーシングの壁面と
少なくとも平行な二面を形成する外側プレートとで構成
される箱型構造の外側ケースと、平行な二面に挟まれて
送風路を形成する側壁プレートとから成る。これによ
り、ファンケースは、外側ケースの各繋ぎ目(シール部
位)をシールすることによって、外側プレートと側壁プ
レートとの繋ぎ目をシールする必要がなくなる。外側ケ
ースは、箱型構造で各繋ぎ目が直線となるためシール作
業が容易である。
【0007】請求項2の手段によれば、ファンケース
は、1つの外側ケースに複数の側壁プレートが配設され
て各々送風路を形成している。この様に、複数の送風路
を形成する場合でも外側ケースは1つで良いため、シー
ル漏れの補修も極めて容易である。
【0008】請求項3の手段によれば、ケーシングに
は、第2の伝熱空間にハウジング外部の空気を取り入れ
る空気取入口が形成され、且つ外側プレートとともに外
側ケースを形成する壁面に送風空気の吹出口が形成され
ている。即ち、空気取入口と吹出口とが同一部材のケー
シングに形成されているため、ハウジングに形成された
第1の開口部及び第2の開口部とケーシングに形成され
た空気取入口及び吹出口との位置関係を簡単に合わせる
ことができる。
【0009】請求項4の手段によれば、外側プレートの
一壁面が伝熱空間を形成する一壁面として構成され、そ
の一壁面に伝熱空間より空気を吸い込む空気吸込口が形
成されている。この様に、ファンケースを構成する外側
プレートの一壁面を伝熱空間を形成する一壁面と共用す
ることにより、従来の様に空気吸込口を有するファンケ
ースの壁面とケーシング壁面との接続部(シール部)が
無くなるため、当然の如くシール作業も不要となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の沸騰冷却装置を図
面に基づいて説明する。図1は沸騰冷却装置1の全体断
面図である。本実施例の沸騰冷却装置1は、電子機器装
置のハウジング2内に収容されて、そのハウジング2内
に形成される密閉空間3を冷却するために使用される。
電子機器装置は、例えば携帯電話や自動車電話等の移動
無線電話の無線基地局装置であり、ハウジング2内の密
閉空間3に各種の電子部品4(半導体スイッチング素
子、パワートランジスタ等)を収容している。沸騰冷却
装置1は、図1に示す様に、ケーシング5、熱交換器
6、室内側送風機7、室外側送風機8、電気ヒータ9、
及びコントローラ10等から構成されて、ハウジング2
の前面(図1の左側面)に設けられるドア2A(図6及
び図9参照)の内側に固定されている。
【0011】a)ケーシング5の説明 ケーシング5は、室内側送風機7及び室外側送風機8の
各ファンケース(後述する)と隔壁板11によって内部
に室内側伝熱空間12と室外側伝熱空間13とが形成さ
れている。ケーシング5の前面には、図2に示す様に、
室外側伝熱空間13とハウジング2の外部(外気)とを
連通する上部開口部(室外側送風機8の吹出口)14及
び下部開口部(外気の取入口)15が形成されている。
このケーシング5は、各開口部14、15の周囲に螺子
穴14a、15aが設けられて、ドア2Aの外側から各
螺子穴14a、15aにボルト16を締結してドア2A
に固定されている(図9参照)。但し、ドア2Aとケー
シング5との間には、各開口部14、15の周囲にパッ
キン17が介在されて気密性が確保されている。一方、
ケーシング5が取り付けられるハウジング2のドア2A
にも各開口部14、15と対向する位置に上部開口部1
8(図9参照)と下部開口部(図示しない)とが形成さ
れている。また、ドア2Aには、上部開口部18から雨
水等の水滴やゴミ等の異物が侵入するのを防ぐためにル
ーバやフィルタ等(共に図示しない)が設けられてい
る。
【0012】ケーシング5の後面には、図3に示す様
に、室内側伝熱空間12とハウジング2内の密閉空間3
とを連通する上部開口部(空気取入口)19と下部開口
部(室内側送風機の吹出口)20が形成されるととも
に、下側の開口部20にダクト21を通じて連通する連
通口22が設けられている。ダクト21は、開口部20
の全幅を覆う横幅を有し、幅方向の両端部に設けられた
4か所のスライド穴21aにビス23を通してケーシン
グ5の後面に固定されている。但し、このダクト21
は、各スライド穴21aが縦長に形成されているため、
ビス23で固定するスライド穴21aの位置(高さ)を
変えることにより、スライド穴21aの範囲内でケーシ
ング5に対して上下方向にスライド可能である。従っ
て、このダクト21を上下方向にスライドさせてケーシ
ング5に対する取付け位置を変えることにより、開口部
20と連通口22との開口比率を自由に変更することが
できる。
【0013】b)熱交換器6の説明 熱交換器6は、図4に示す様に、沸騰部24、凝縮部2
5、及び沸騰部24と凝縮部25とを連結する第1連結
管26と第2連結管27を有し、内部にフロロカーボン
系またはフロン系の冷媒が封入されている。沸騰部24
は、複数本の沸騰冷却管24aと、各沸騰冷却管24a
を連通する上部タンク24b及び下部タンク24cと、
各沸騰冷却管24aの間に介在された受熱フィン24
d、及びサイドプレート24e等から構成されて、ケー
シング5内の室内側伝熱空間12に配されている。沸騰
冷却管24aは、断面形状が細長い長方形状や長円形状
を成す偏平管(例えば幅:1.7mm、長さ:16.0m
m)で、例えばアルミニウムや銅等の熱伝導性に優れた
金属材料により形成されている。
【0014】上部タンク24b及び下部タンク24c
は、沸騰冷却管24a側に接続されるコアプレートと、
このコアプレートに接合されるタンクプレートから構成
されている。この上部タンク24bと下部タンク24c
の何方か一方には、冷媒を封入するための冷媒封入口
(図示しない)が1か所設けられている。冷媒は、その
液面がほぼ沸騰冷却管24aの上端部と一致する高さま
で封入される(図5参照)。但し、冷媒の封入は、沸騰
冷却管24aに受熱フィン24dを接合(ろう付け)し
た後に、図示しない封じ切りやサービスバルブ(逆止
弁)等によって行われる。
【0015】受熱フィン24dは、例えばアルミニウム
等の熱伝導性に優れる金属製の薄い板(例えば板厚0.
02〜0.50mm程度)を交互に折り返して波形状に成
形したコルゲートフィンであり、沸騰冷却管24aの平
坦な外壁面にろう付けされている。サイドプレート24
eは、沸騰部24の両側に設けられて、ビス等の締結具
(図示しない)によって隔壁板11及びケーシング5に
固定される。このサイドプレート24eは、沸騰冷却管
24aや受熱フィン24dを補強する機能も果たしてい
る。
【0016】凝縮部25は、複数本の沸騰冷却管25a
と、各沸騰冷却管25aを連通する上部タンク25b及
び下部タンク25cと、各沸騰冷却管25aの間に介在
された放熱フィン25d、及びサイドプレート25e等
から構成されて、ケーシング5内の室外側伝熱空間13
に配されている。沸騰冷却管25aは、アルミニウムや
銅等の熱伝導性に優れた金属材料によって、沸騰部24
の沸騰冷却管24aと同一形状に形成されている。上部
タンク25b及び下部タンク25cは、沸騰冷却管25
a側に接続されるコアプレートと、このコアプレートに
接合されるタンクプレートから構成されている。
【0017】放熱フィン25dは、受熱フィン24dと
同様に、アルミニウム等の熱伝導性に優れる金属製の薄
い板から成るコルゲートフィンであり、沸騰冷却管25
aの平坦な外壁面にろう付けされている。サイドプレー
ト25eは、凝縮部25の両側に設けられて、ビス等の
締結具によって隔壁板11及びケーシング5に固定され
る。このサイドプレート25eは、沸騰部24のサイド
プレート24eと同様に沸騰冷却管25aや放熱フィン
25dを補強する機能も果たしている。
【0018】第1連結管26は、沸騰部24の各沸騰冷
却管24aで沸騰気化した冷媒蒸気を凝縮部25へ導く
もので、隔壁板11を貫通して沸騰部24の上部タンク
24bと凝縮部25の上部タンク25bとを連結してい
る。第2連結管27は、凝縮部25の各沸騰冷却管25
aで凝縮液化した冷媒液を沸騰部24へ導くもので、隔
壁板11を貫通して沸騰部24の下部タンク24cと凝
縮部25の下部タンク25cとを連結している。第1連
結管26及び第2連結管27は、それぞれ沸騰冷却管2
4a、25aと同じ金属材料によって断面円形に形成さ
れているが、その管径は、冷媒蒸気が流れる第1連結管
26の方が冷媒液が流れる第2連結管27より太く設定
されている。
【0019】c)室内側送風機7の説明 室内側送風機7は、図6に示す様に、ケーシング5の下
部(室内側伝熱空間12の下方)に配されて、ハウジン
グ2内の密閉空間3とケーシング5内の室内側伝熱空間
12との間で空気を循環させる。この室内側送風機7
は、ファンケース(下述する)、遠心式ファン28、及
び駆動モータ29等より構成される。
【0020】ファンケースは、平面形状が長方形の2枚
の外側プレート30、31と、この2枚の外側プレート
30、31間の側面を形成するケーシング5の壁面と、
2枚の外側プレート30、31に挟まれてスクロール形
状の送風路32、33(図7参照)を形成する2枚の側
壁プレート34、35によって形成されている。2枚の
うち一方の外側プレート30には、遠心式ファン28を
挿入するための円形の開口部30a(図7参照)が2か
所形成され、他方の外側プレート31には、一方の外側
プレート30の開口部30aと対向する位置にベルマウ
ス形状の空気吸込口31aが2か所形成されている。
【0021】2枚の側壁プレート34、35は、図7に
示す様に、それぞれ所定のスクロール形状に曲げ加工さ
れて、各外側プレート30、31の平面内に並んで配置
される。各側壁プレート34、35には、図8に示すよ
うに一方の辺と他方の辺にそれぞれ複数の突起34aと
34b、35aと35bが設けられて、一方の辺に設け
られた各突起34a、35aが一方の外側プレート30
に形成された嵌合穴に差し込まれ、他方の辺に設けられ
た各突起34b、35bが直角に折り曲げられて他方の
外側プレート31に溶接されている。但し、2枚の側壁
プレート34、35は、2つの送風路32、33の出口
32a、33aが隣接する様に配置されている(図7参
照)。
【0022】側壁プレート34、35が固定された2枚
の外側プレート30、31は、各送風路32、33の出
口32a、33aがケーシング5の後面に形成された下
側開口部20と合う様に、それぞれケーシング5にビス
等の締結具36で固定されている(図6参照)。なお、
出口32a、33aを除く2枚の外側プレート30、3
1間の側面は、ケーシング5の壁面によって構成されて
いる。従って、本発明の箱型構造の外側ケースは、2枚
の外側プレート30、31と、その側面を形成するケー
シング5の壁面とによって構成される。
【0023】遠心式ファン28は、図6及び図8に示す
様に、円周方向に配列した多数の翼28aと、この翼2
8aを支持する円板状の支持板28bから成り、この支
持板28bが駆動モータ29の出力軸29aに固定され
ている。駆動モータ29は、コントローラ10から出力
される通電信号を受けて遠心式ファン28を回転駆動す
る。この駆動モータ29は、モータハウジングのステー
29bがビス37等により取付け用プレート38に固定
されて、その取付け用プレート38を一方の外側プレー
ト30にビス等の締結具39で固定することによりファ
ンケースに取り付けられる。また、駆動モータ29に
は、出力軸29aの端部に冷却ファン40が取り付けら
れており、この冷却ファン40の回転により周囲の空気
を駆動モータ29に送風して駆動モータ29を冷却する
ことができる。駆動モータ29の外周は、モータカバー
41(ケーシング5の一部)によって覆われており、こ
のモータカバー41には、ハウジング2内の密閉空間3
に通じる通気穴41aが形成されている。
【0024】d)室外側送風機8の説明 室外側送風機8は、図9に示す様に、ケーシング5の上
部(室外側伝熱空間13の上方)に配されて、ハウジン
グ2の外部(外気)とケーシング5内の室外側伝熱空間
13との間で空気を循環させる。この室外側送風機8
は、ファンケース(下述する)、遠心式ファン42、及
び駆動モータ43等より構成される。
【0025】ファンケースは、平面形状が長方形の2枚
の外側プレート44、45と、この2枚の外側プレート
44、45間の側面を形成するケーシング5の壁面と、
2枚の外側プレート44、45に挟まれてスクロール形
状の送風路46、47(図10参照)を形成する2枚の
側壁プレート48、49によって形成されている。2枚
のうち一方の外側プレート44には、遠心式ファン42
を挿入するための円形の開口部44a(図10参照)が
2か所形成され、他方の外側プレート45には、一方の
外側プレート44の開口部44aと対向する位置にベル
マウス形状の空気吸込口45aが2か所形成されてい
る。一方の外側プレート44は、各送風路46、47の
出口開口面積を拡大するため、図9に示す様に、出口4
6a、47a側の端部が外側(図9の上側)へ直角に折
り曲げられた後、更に前方側へ直角に折り曲げられてい
る。また、一方の外側プレート44の後端側は、ファン
ケースの後端面を形成するため、他方の外側プレート4
5側(図9の下側)へ直角に折り曲げられた後、更に前
方側へ直角に折り曲げられて他方の外側プレート45に
スポット溶接等により固定されている。
【0026】2枚の側壁プレート48、49は、図10
に示す様に、それぞれ所定のスクロール形状に曲げ加工
されて、外側プレート44、45の平面内に並んで配置
される。各側壁プレート48、49には、一方の辺と他
方の辺にそれぞれ複数の突起48aと48b、49aと
49bが設けられて、一方の辺に設けられた各突起48
a、49aが一方の外側プレート44に形成された嵌合
穴に差し込まれ、他方の辺に設けられた各突起48b、
49bが直角に折り曲げられて他方の外側プレート45
に溶接されている。
【0027】側壁プレート48、49が固定された2枚
の外側プレート44、45は、各送風路46、47の出
口46a、47aがケーシング5の前面に形成された上
部開口部18と合う様に、それぞれ前端部がケーシング
5の前面にスポット溶接等によって固定され、且つ一方
の外側プレート44の後端部が隔壁板11にビス等50
により締結されている(図9参照)。なお、出口46
a、47a側と後端面とを除く2枚の外側プレート4
4、45間の側面は、ケーシング5の壁面によって構成
されている。従って、本発明の箱型構造の外側ケース
は、2枚の外側プレート44、45と、その側面を形成
するケーシング5の壁面とによって構成される。但し、
このファンケースは、一方の外側プレート44が密閉空
間3と室外側伝熱空間13とを気密に隔てる一壁面とし
て使用されているため、一方の外側プレート44とケー
シング5の壁面との繋ぎ目、他方の外側プレート45の
突起48aと一方の外側プレート44の嵌合穴との隙
間、及び一方の外側プレート44と隔壁板11との接続
部等にはシール材が設けられて気密性が確保されてい
る。
【0028】遠心式ファン42は、図9及び図11に示
す様に、円周方向に配列した多数の翼42aと、この翼
42aを支持する円板状の支持板42bから成り、この
支持板42bが駆動モータ43の出力軸43aに固定さ
れている。駆動モータ43は、コントローラ10から出
力される通電信号を受けて遠心式ファン42を回転駆動
する。この駆動モータ43は、モータハウジングのステ
ー43bがビス等51により取付け用プレート52に固
定されて、その取付け用プレート52をパッキン53を
挟んで一方の外側プレート44にビス等の締結具54で
固定することによりファンケースに取り付けられる。ま
た、駆動モータ43には、出力軸43aの端部に冷却フ
ァン55が取り付けられており、この冷却ファン55の
回転により周囲の空気を駆動モータ43に送風して駆動
モータ43を冷却することができる。駆動モータ43の
外周は、モータカバー56によって覆われており、この
モータカバー56には、ハウジング2内の密閉空間3に
通じる通気穴56aが形成されている。なお、モータカ
バー56は、ビス等57によりケーシング5に固定され
ている。
【0029】e)電気ヒータ9の説明 電気ヒータ9は、ケーシング5内の室内側伝熱空間12
において熱交換器6の沸騰部24より空気流の下流側に
配設されている。この電気ヒータ9は、ハウジング2内
の密閉空間3の温度が低い時(例えば0℃以下)に、密
閉空間3に収容された電子部品4の性能低下を防止する
ために、密閉空間3と連通する室内側伝熱空間12の空
気を加熱する。
【0030】f)コントローラ10の説明 コントローラ10は、例えばサーミスタ等の感温素子よ
り成る温度センサ58(図1参照)で検出された温度に
基づいて、電気ヒータ9、室内側送風機7、室外側送風
機8等の電気機器を通電制御する。具体的には、温度セ
ンサ58の検出温度が下限温度(例えば0℃)以上の時
に、室内側送風機7及び室外側送風機8をHi運転(強
風量)またはLo運転(弱風量)し、電気ヒータ9をオ
フする。また、温度センサ58の検出温度が下限温度以
下の時には、室外側送風機8をオフして室内側送風機7
をHi運転またはLo運転し、電気ヒータ9をオンす
る。このコントローラ10は、モータカバー41を形成
するケーシング5の底面にビス59等により固定された
支持台60に、ボルトとナット等の締結具61により固
定されている(図6参照)。
【0031】次に、本実施例の作動について説明する。
ハウジング2内の密閉空間3は、電子部品4の作動に伴
って発生する熱により空気温度が上昇する。そのため、
密閉空間3の空気温度を下げて電子部品4を冷却する必
要がある。そこで、温度センサ58の検出温度が下限温
度(例えば0℃)以上であれば、コントローラ10を通
じて室内側送風機7の駆動モータ29及び室外側送風機
8の駆動モータ43を通電する。これにより、室内側送
風機7の作動によってケーシング5内の室内側伝熱空間
12とハウジング2内の密閉空間3とを循環する空気流
が発生し、室外側送風機8の作動によってケーシング5
内の室外側伝熱空間13を外気が流通する。
【0032】熱交換器6では、図5に示す様に、沸騰部
24の各沸騰冷却管24aに封入された冷媒が受熱フィ
ン24dを介して室内側伝熱空間12を流れる高温空気
から熱を受けて沸騰気化する。この気化した冷媒蒸気
は、沸騰部24の上部タンク24bから第1連結管26
を通って凝縮部25の上部タンク25bに導かれた後、
外気(低温空気)に晒されて低温となっている各沸騰冷
却管25aの内壁面に凝縮液化する。この時、冷媒の凝
縮潜熱が放熱フィン25dを通じて室外側伝熱空間13
を流通する外気に放出される。凝縮部25で凝縮液化し
た冷媒は、自重により各沸騰冷却管25aの内壁面を伝
って下部タンク25cへ落下した後、第2連結管27を
通って沸騰部24の下部タンク24cへ導かれて、再び
各沸騰冷却管24aへ供給される。この様に、冷媒の沸
騰気化と凝縮液化とを交互に繰り返すことによって室内
側伝熱空間12を流れる高温空気の熱を室外側伝熱空間
13を流れる外気へ放出することができる。
【0033】沸騰部を通過して冷却された空気は、室内
側送風機7の空気吸込口31aよりファンケース内に吸
い込まれて各送風路46、47を流れた後、下部開口部
(吹出口)20から直接吹き出される風と、ダクト21
を通って連通口22から吹き出される風とに分配されて
各電子部品4に送風されることにより電子部品4を冷却
する。この時、ケーシング5に取り付けられたダクト2
1の高さ位置を調節して下部開口部20と連通口22と
の開口比率を適宜変更することにより、下部開口部20
及び連通口22から吹き出される送風量比を変更でき
る。
【0034】(本実施例の効果)本実施例では、室外側
送風機8のファンケース(外側ケース)が室外側伝熱空
間13と密閉空間3との間を隔てる壁面の一部を構成し
ているため、外側ケースに防水性が要求される。この要
求に対し、室外側送風機8は、外側ケースを構成する2
枚の外側プレート44、45とケーシング5壁面との接
続部(繋ぎ目)、及び一方の外側プレート44と隔壁板
11との接続部等にシール材を設けることで室外側伝熱
空間13と密閉空間3との間を気密に塞いでいる。従っ
て、2枚の側壁プレート48、49と各外側プレート4
4、45との接続部をシールする必要はない。外側ケー
スは、箱型構造でケーシング5の後面を除く各壁面に対
して2枚の外側プレート44、45が直角に当接してい
る。また、一方の外側プレート44と隔壁板11との接
続部も直線で形成される。これにより、各接続部にシー
ル材を直線的に設けることができるため、シール作業が
容易である。
【0035】また、2枚の外側プレート44、45間に
2枚の側壁プレート48、49を挟み込んで2つの送風
路46、47を形成しているが、2枚の外側プレート4
4、45間に挟み込む側壁プレート48、49の数に係
わりなく、シール作業は同一で、外側ケースの各接続部
をシールするだけで良い。このため、室外側送風機8を
設置した後の検査で漏れが発見されても、外側ケース自
体のシール作業が容易であることから、シール漏れの補
修も簡単に行うことができる。
【0036】また、室内側送風機7及び室外側送風機8
ともに、2枚の外側プレート30、31及び44、45
の平行な二面間に側壁プレート34、35及び48、4
9を挟んで送風路32、33及び46、47が形成され
ているため、側壁プレート34、35及び48、49の
スクロール形状を変えるだけで容易に送風路32、33
及び46、47の形状や吹出方向を変更できる。即ち、
従来の送風機では、ファンケースを板金型で製作してい
るためコストが高くなる。このため、種々の目的に最適
なケース形状が分かっていても、コスト低減のために新
規に板金型を製作することは少なく、殆どの場合に従来
からあるファンケースの中で最適な形状に近いものを代
用している。これに対し、本実施例では、2枚の外側プ
レート30、31及び44、45をスクロール形状に沿
って形成する必要がないことから、ファンケースをプレ
ス型で製作できる。この結果、従来の板金型でファンケ
ースを製作する場合より低コストであるため、ファン寸
法やファン特性を満足するファンケースを安価に製作す
ることができる。
【0037】室外側送風機8は、ケーシング5の壁面に
2枚の外側プレート44、45を直接スポット溶接等で
固定して外側ケースを形成しているため、ケーシング5
壁面に送風路46、47の吹出口(上部開口部)14を
形成することができる。これにより、ケーシング5壁面
に形成された吹出口14及び外気取入口(下部開口部)
15と、ハウジング2のドア2Aに形成された上部開口
部18及び下部開口部(図示しない)との位置関係を容
易に合わせることができる。また、室内側送風機7及び
室外側送風機8ともに、空気吸込口31a、45aを有
する他方の外側プレート31、45が室内側伝熱空間1
2及び室外側伝熱空間13を形成する一壁面としても使
用しているため、先願の様にファンケースをケーシング
5の壁面に固定する必要がなく、また両者間のシール作
業も不要となることから作業工数を低減できる。
【0038】更に、先願では、送風機毎に独立したファ
ンケースを有しており、そのファンケース毎に吹出口周
縁に設けられたフランジを通じてハウジング壁面に固定
されている。このため、許される取付け面積に対して、
フランジを設ける分だけ吹出口の有効面積が減少してし
まう。これに対し、本実施例では、複数(本実施例では
2つ)の側壁プレート48、49に対して外側ケースを
共用しているため、その分だけ開口面積(吹出口の大き
さ)を広くとることができる。これは、吹出口14に対
応する上部開口部18(ハウジング2のドア2Aに形成
されている)にフィルタやルーバ等を装着した際に、そ
のフィルタやルーバによる送風抵抗が高いことから、開
口面積の拡大は送風性能向上に大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】沸騰冷却装置の全体断面図である。
【図2】ケーシングの正面図である。
【図3】ケーシングの後面図である。
【図4】熱交換器の正面図である。
【図5】熱交換器の作動を説明する模式図である。
【図6】室内側送風機の取付け状態を示す断面図であ
る。
【図7】室内側送風機の送風路を示す平面図である。
【図8】室内側送風機の分解図である。
【図9】室外側送風機の取付け状態を示す断面図であ
る。
【図10】室外側送風機の送風路を示す平面図である。
【図11】室外側送風機の分解図である。
【図12】先願の沸騰冷却装置の全体断面図である。
【図13】室外側送風機の取付け状態を示す断面図であ
る(先願)。
【図14】室外側送風機の断面図である(先願)。
【図15】室内側送風機の取付け状態を示す断面図であ
る(先願)。
【符号の説明】
1 沸騰冷却装置 2 ハウジング 3 密閉空間 5 ケーシング 6 熱交換器 7 室内側送風機(第1の送風機) 8 室外側送風機(第2の送風機) 12 室内側伝熱空間(第1の伝熱空間) 13 室外側伝熱空間(第2の伝熱空間) 14 上部開口部(室外側送風機の吹出口) 15 下部開口部(外気の取入口) 18 上部開口部(第2の開口部) 24 沸騰部 25 凝縮部 30 一方の外側プレート(室内側送風機/外側ケー
ス) 31 他方の外側プレート(室内側送風機/外側ケー
ス) 31a 空気吸込口(室内側送風機) 32 送風路(室内側送風機) 33 送風路(室内側送風機) 34 側壁プレート(室内側送風機) 35 側壁プレート(室内側送風機) 44 一方の外側プレート(室外側送風機/外側ケー
ス) 45 他方の外側プレート(室外側送風機/外側ケー
ス) 45a 空気吸込口(室外側送風機) 46 送風路(室外側送風機) 47 送風路(室外側送風機) 48 側壁プレート(室外側送風機) 49 側壁プレート(室外側送風機)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に密閉空間が形成されるハウジングに
    収容されて、前記密閉空間の空気と前記ハウジング外部
    の空気とを熱交換して前記密閉空間を冷却する沸騰冷却
    装置であって、 前記密閉空間に連通する第1の伝熱空間と前記ハウジン
    グ外部に連通する第2の伝熱空間とを形成するケーシン
    グと、 前記第1の伝熱空間と前記密閉空間とを循環する空気流
    を発生する第1の送風機と、 前記第2の伝熱空間に前記ハウジング外部の空気を流通
    させる第2の送風機と、 前記第1の伝熱空間を流れる空気から受熱して内部に封
    入された冷媒が沸騰する沸騰部、及び前記沸騰部で沸騰
    した冷媒蒸気の熱を前記第2の伝熱空間を流れる空気に
    放出して冷媒蒸気を凝縮させる凝縮部を有する熱交換器
    とを備え、 前記第1の送風機と前記第2の送風機の少なくとも何方
    か一方は、内部にスクロール形状の送風路を備えたファ
    ンケースを有し、このファンケースは、前記ケーシング
    の壁面と少なくとも平行な二面を形成する外側プレート
    とで構成される箱型構造の外側ケースと、前記平行な二
    面に挟まれて前記送風路を形成する側壁プレートとから
    成ることを特徴とする沸騰冷却装置。
  2. 【請求項2】前記ファンケースは、1つの前記外側ケー
    スに複数の前記側壁プレートが配設されて各々前記送風
    路を形成していることを特徴とする請求項1記載の沸騰
    冷却装置。
  3. 【請求項3】前記ケーシングには、前記第2の伝熱空間
    に前記ハウジング外部の空気を取り入れる空気取入口が
    形成されて、且つ前記外側プレートとともに前記外側ケ
    ースを形成する壁面に送風空気の吹出口が形成され、 前記ハウジングには、前記空気取入口に対応する第1の
    開口部と、前記吹出口に対応する第2の開口部とが形成
    されていることを特徴とする請求項1または2記載の沸
    騰冷却装置。
  4. 【請求項4】前記外側プレートの一壁面が前記伝熱空間
    を形成する一壁面として構成され、その一壁面に前記伝
    熱空間より空気を吸い込む空気吸込口が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3記載の何れかの沸騰冷却
    装置。
JP15122796A 1996-06-12 1996-06-12 沸騰冷却装置 Pending JPH102687A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1310412C (zh) * 2001-01-26 2007-04-11 国际整流器公司 用于驱动高侧和低侧开关装置的方法和电路
JP2008159888A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Denso Corp 冷却装置

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