JPH10268071A - 寿命計 - Google Patents

寿命計

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JPH10268071A
JPH10268071A JP9068510A JP6851097A JPH10268071A JP H10268071 A JPH10268071 A JP H10268071A JP 9068510 A JP9068510 A JP 9068510A JP 6851097 A JP6851097 A JP 6851097A JP H10268071 A JPH10268071 A JP H10268071A
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lamp
charge
turned
circuit
use time
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JP9068510A
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Mitsusuke Ito
満祐 伊藤
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源がOFFの状態においてランプ等の消耗
品の交換動作を検知できるようにして、交換動作に連動
して累積使用時間をリセットできる寿命計を提供する。 【解決手段】 光源装置1内のランプ3の点灯時間はタ
イマ回路8を用いてCPU回路7が点灯時間を計測し、
表示器10で累積の点灯時間を表示する。CPU回路7
が非動作状態になると、アナログスイッチ12はONか
らOFFにされ、コンデンサ13には電荷が蓄えられ、
このコンデンサ13に放電用抵抗14を介して接続され
た放電用スイッチ15はランプ3を交換するためのラン
プ交換扉の開閉動作に連動してOFFからONにされ
る。コンデンサ13の電荷は次の電源投入の際に電荷検
知回路16により、その電荷の有無が判断され、CPU
回路7はその判断に応じて、電荷が無い場合にはEEP
ROM9に格納された累積の使用時間データをリセット
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はランプ等の消耗品の
累積使用時間を計測してその寿命の目安を与える寿命計
に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用光源装置では、通電することに
より電気的に消耗する消耗品であるランプの交換時期の
目安を示すために、ランプの点灯累積時間を計測して表
示する寿命計がある。
【0003】従来例の寿命計として、例えば特開平8−
321019号公報のようにランプが点灯している間、
タイマ回路のパルスをCPU回路で加算していき、ラン
プの点灯累積時間を7セグメントLEDで表示する装置
があった。
【0004】これは、ランプが点灯している間、タイマ
回路のパルスをCPU回路でカウントし、随時ランプの
点灯累積時間を7セグメントLEDで表示するものであ
る。また、電源が切られている間は、EEPROMへラ
ンプの点灯累積時間を記憶しておくことにより、ランプ
点灯累積時間の情報が消えてしまうことを防ぐようにし
ている。
【0005】そして、ランプを交換した場合は、ランプ
点灯累積時間をリセットするためにリセットスイッチを
押す。ただし、リセットスイッチの状態はCPU回路が
監視しているため、リセットを行う場合は必ず電源が入
っている必要がある。
【0006】以上の動作により、通常はランプの点灯累
積時間を7セグメントLEDで表示し、ランプ交換時に
はリセットスイッチを押すことによりランプの点灯累積
時間をリセットし、新たなランプの点灯累積時間が表示
できるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来例でのランプ
交換時のランプ点灯累積時間のリセットは、リセットス
イッチのON/OFFをCPU回路で監視して行ってい
たため、リセットを行う時には必ず電源が入っている必
要があった。
【0008】また、ランプ交換時にユーザ自らがリセッ
トスイッチを押す手間が必要であったり、リセットスイ
ッチを故意に押すことも出来てしまうため、ランプ点灯
累積時間の信頼性に欠けるという欠点があった。
【0009】そこで、ユーザ自らがリセット操作をしな
くともランプ交換時にはリセットを行い、しかも故意に
リセット操作ができないようにするため、ランプ交換の
動作と連動してランプ点灯累積時間のリセット動作が行
えることが望まれる。
【0010】しかし、ランプの駆動電圧は放電灯を用い
た場合には高圧であり、ランプ交換時の感電を防止する
意味で、通常は電源を切った状態でランプ交換を行うよ
うにしているため、電源を切った状態でランプ交換した
か否かを判断できることが必要或いは望まれるが、従来
例ではそのような考慮がされていなかった。
【0011】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、電源がOFFの状態においてラン
プ等の消耗品の交換動作を検知できるようにして、交換
動作に連動して累積使用時間をリセットできる寿命計を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】電気的な消耗品の累積使
用時間を計測する寿命計において、電荷を蓄えておく電
荷蓄積手段と、消耗品の交換動作に連動するように配置
され、上記電荷蓄積手段の電荷の放電を開始させる放電
スイッチと、上記電荷蓄積手段の電荷の有無を検知する
電荷検知手段と、上記電荷検知手段の検知出力により、
累積使用時間の情報をリセットするリセット手段と、を
設けることにより、電源がOFFの場合でも、消耗品の
交換を行うと、放電スイッチにより電荷蓄積手段の電荷
が放電されることによって、その後に電源が入れられた
場合に電荷検知手段により電荷蓄積手段の電荷を検出す
ることで消耗品の交換動作の有無を判断でき、消耗品の
交換動作が有った場合には自動的にリセットできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図4は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の寿命計の第1の実施
の形態としてのランプ寿命計の構成を示し、図2はラン
プ交換検知回路の構成を示し、図3はランプ交換扉付近
の構成を示し、図4は図3のより具体的な構成を示す。
【0014】図1に示すように、第1の実施の形態のラ
ンプ寿命計を備えた光源装置1は内視鏡のライトガイド
コネクタ2が装着可能で、このライトガイドコネクタ2
に対向する位置に電気的な消耗品であるランプ3が装着
される。
【0015】このランプ3にはランプ電源4からランプ
駆動電源が供給されることにより点灯し、この点灯した
ランプ3の光はライトガイドコネクタ2のライトガイド
端面に供給され、供給された光はライトガイドにより伝
送され、内視鏡の挿入部の先端から被写体側に照射さ
れ、この照射された光で観察光学系等を介して内視鏡検
査が行われる。
【0016】このランプ3を長時間点灯状態で使用する
と、発生する光量が低下するため、視野が暗くなってし
まうので、その寿命とされる時間程度に使用した場合に
はランプ3を新しいものと交換することが望まれる。こ
のため、この光源装置1では以下のようにランプ寿命計
5を設けて、点灯状態の使用時間を累積(積算)して計
測し、かつ表示することにより実際に使用しているラン
プ3が寿命となる時間に達したかの目安を与えるように
している。
【0017】ランプ3の点灯状態はランプ電源4と接続
され、ランプ寿命計5を形成する電源監視回路6により
監視される。電源監視回路6はランプ3に供給される電
圧を抵抗で分割するなどして基準の電圧と比較すること
により、ランプ3が点灯されているか或いは点灯されて
いないかを監視(検出)し、点灯状態(使用状態)であ
ることを検知すると、CPU回路7に点灯状態の検出信
号を送る。CPU回路7はこの点灯状態の検出信号を受
けると、タイマ回路8を起動して時間計測の動作を開始
させる。
【0018】CPU回路7は光源装置1の電源が投入さ
れた初期状態で、記憶データの書換えが可能なEEPR
OM(electrically erasable programable ROM)9に
格納された積算使用時間データを読み出して、例えばC
PU回路7内のレジスタに格納し、この積算使用時間デ
ータに対してタイマ回路8から入力される計測された時
間を加算してこのレジスタに格納する。
【0019】また、CPU回路7はレジスタ内に格納さ
れた積算使用時間データを図示しない表示ドライバを介
して7セグメントLED等で形成した表示器10に出力
し、積算使用時間を表示する。
【0020】また、CPU回路7はレジスタ内に格納さ
れた積算使用時間データを適宜の時間間隔で、EEPR
OM9に格納して古い積算使用時間データを更新する。
この更新により、故障などでCPU回路7の電源がOF
Fにされたり、リセットされるような場合にも、EEP
ROM9に格納された積算使用時間データを実際の積算
使用時間データと殆ど変わらない値を維持できるように
している。
【0021】また、このCPU回路7はランプ電源4が
OFF或いは光源装置1の電源がOFFにされた場合に
も、レジスタ内に格納された積算使用時間データをEE
PROM9に格納して古い積算使用時間データを更新す
る。
【0022】例えば、光源装置1の電源をOFFにした
場合、ランプ寿命計5を形成するCPU回路7及び電源
監視回路6等の動作電源はランプ3のランプ電源4より
も長い時定数で電圧が降下するように設定(例えば平滑
用コンデンサの容量を大きくすることにより、電圧が降
下する時間を遅らせる)してあり、従って、光源装置1
の電源がOFFにされると、電源監視回路6はランプ電
源4がOFF或いはランプ3に電源を供給しない状態に
なったことを検知して、電源OFFに対応する信号をC
PU回路7に出力する。
【0023】CPU回路7はこの信号を受け取ると、レ
ジスタ内に格納された積算使用時間データをEEPRO
M9に格納して古い積算使用時間データを更新するよう
に書き換える。このような積算使用時間データをEEP
ROM9に格納して古い積算使用時間データを更新する
動作を行うことができる時間(例えば数10〜数100
mS)以上に経過してから、CPU回路7等の動作電源
の電圧が動作に必要な電圧以下に降下するようにしてい
る。
【0024】また、このランプ寿命計5にはランプ交換
を検知するランプ交換検知回路11が設けてあり、この
ランプ交換検知回路11の検知出力(判断出力)により
CPU回路7はEEPROM9に格納された積算使用時
間データをリセットする動作を行うようにしている。
【0025】図2にも示すようにCPU回路7により開
閉が制御される電荷供給制御手段を形成する例えば2回
路のアナログスイッチ12の各一方の接点A,a間には
電荷蓄積手段を形成するコンデンサ13の両端が接続さ
れ、このコンデンサ13の両端に放電用抵抗14及び放
電用スイッチ15の直列回路が接続されている。なお、
コンデンサ13としては例えば、電気2重層を用いたス
ーパキャパシタのような静電容量が非常に大きいコンデ
ンサを使用すると良い。
【0026】また、2回路のアナログスイッチ12の共
通接点C,cはそれぞれ電源端Vcc及びグランドに接
続されている。この電源端Vccの電圧は例えば3〜5
V程度であり、CPU回路7などにも供給される。これ
に対し、ランプ電圧は100V以上の高圧である。
【0027】また、コンデンサ13と放電用抵抗14と
の接続点の電位は電荷検知回路16により検出され、こ
の電荷検知回路16の検知出力はCPU回路7に入力さ
れるようにしている。
【0028】CPU回路7はこのCPU回路7の動作状
態(動作電源が供給されている状態)では電荷供給制御
手段を形成する2回路のアナログスイッチ12をONす
るように制御し、CPU回路7に動作電源が供給されな
くなった状態では共通接点C,cは、何も接続されてい
ない各他方の接点B,b側と導通し、コンデンサ13と
接続された接点A,aはOFFになるようにしている。
【0029】また、放電用スイッチ15はランプ交換扉
を開閉する動作で接点がONするように設定されてい
る。例えば、図3に示すように光源装置1の筐体18の
側面には開口が設けてあり、この開口部分には一端を支
点として他端側が矢印で示すように回動して開閉するラ
ンプ交換扉19が設けてある。
【0030】このランプ交換扉19の他端側(支点と反
対側)付近に放電用スイッチ15がランプ交換扉19を
閉じた状態では圧接(押圧)されてOFFとなるように
取り付けている。従って、このランプ交換扉19を開く
と、押圧が解除されることによりこの放電用スイッチ1
5は接点がONとなり、コンデンサ13に蓄積された電
荷を放電用抵抗14及びこのONした放電用スイッチ1
5を介して放電するようにしている。
【0031】なお、ランプ3はランプ固定部材20を介
して(この光源装置1に装着される)ライトガイド2a
の端面に対向する所定位置に交換可能に取り付けられる
ようになっている。
【0032】図4はこのランプ交換扉付近をより具体的
に示す。ランプハウス21内には、2つのランプ固定部
材20に取り付けられてランプ3が収納されている。そ
して、固定ネジ22を緩めることにより2つのランプ固
定部材20と共に、ランプ3を矢印の方に移動して取り
外すことができる。この取り外し側となる筐体18の側
面にはランプ交換扉19が設けてあり、このランプ交換
扉19の下端付近に放電用スイッチ15が押圧されたO
FFの状態で配置されている。
【0033】なお、本実施の形態ではこのランプ交換扉
19の開閉動作に連動して、光源装置1の電源をOFF
にする図示しないインタロックスイッチも設けてあり、
光源装置1の電源をOFFにしないで、ランプ交換扉1
9を開いた場合にも光源装置1の電源はOFFとなり、
感電等の事故が発生することを確実に防止できるように
している。
【0034】上記電荷検知回路16は例えば図2に示す
ように電源端Vccとグラウンド電位とを2つの抵抗R
1,R2で分割した電位を基準電位Vrとし、コンデン
サ13に蓄積された電位がこの基準電位Vr以上か否か
を比較器17で判断して検知信号をCPU回路7に出力
する。
【0035】従って、放電用スイッチ15がONされな
いと、電荷検知回路16の入力端に印加される電位は基
準電位Vr以上となり電荷検知回路16は検知信号を出
力しないが、放電用スイッチ15がONされると、電荷
検知回路16の入力端に印加される電位は基準電位Vr
未満となり電荷検知回路16はCPU回路7に検知信号
を出力する。
【0036】そして、CPU回路7は初期状態で、まず
電荷検知回路16からの出力信号に応じた処理を行う。
具体的には検知信号が入力されない場合にはCPU回路
7は上述のようにEEPROM9から積算使用時間デー
タを読み出してCPU回路7内のレジスタに格納する。
【0037】一方、検知信号が入力された場合にはCP
U回路7は新しいランプ3に交換されたと判断してEE
PROM9に格納された積算使用時間データを積算使用
時間が0に更新する。つまり、CPU回路7は検知信号
が入力された場合にはリセット動作を行う。
【0038】このような構成の本実施の形態では電荷を
蓄えておく電荷蓄積手段としてのコンデンサ13と、消
耗品であるランプ3の交換動作に連動するように配置さ
れ、上記電荷蓄積手段の電荷の放電を開始させる放電用
スイッチ15と、上記コンデンサ13の電荷の有無を検
知する電荷検知回路16と、この電荷検知回路16の検
知出力により、EEPROM9に格納された累積使用時
間データの計測をリセットするCPU回路7とを具備し
た構成にしていることが特徴となっている。
【0039】このような構成のランプ寿命計5の作用を
説明する。光源装置1の電源が入っている状態では、電
荷供給制御手段としてのアナログスイッチ12がCPU
回路7からの信号によりONされ、電荷蓄積手段として
のコンデンサ13へ常に電荷を送り、電荷を溜めてお
く。
【0040】また、ランプ3を点灯していると、電源監
視回路6によりランプ3に電源が供給されている状態が
判断され、CPU回路7を介してタイマ回路8が時間計
測を行い、CPU回路7はEEPROM9から読み出し
た積算使用時間にタイマ回路8による計測された時間を
積算し、表示器10で表示する。
【0041】そして、ランプ3の累積使用時間がそのラ
ンプ3の寿命の時間付近に達した場合には、光源装置1
の電源をOFFにしてランプ交換扉19を開いてランプ
交換を行う。この場合、光源装置1の電源をOFFにな
いで、ランプ交換扉19を開いても光源装置の電源はO
FFになる。
【0042】光源装置の電源がOFFになると、CPU
回路7への動作電源も切られることになり、CPU回路
7からの信号が無くなるため、アナログスイッチ12は
OFFされ、コンデンサ13は電気的に浮いた状態とな
り、電荷が蓄積された状態を保っている。そこで、この
状態でランプ交換を行うと、ランプ交換扉19を開ける
動作に連動して、放電用スイッチ15がONされる。
【0043】ランプ交換扉19を開いてランプ3を交換
する場合には、ランプ固定部材20ごとランプ3を光源
装置1の外部に取り出す。この時ランプ交換扉19を開
けると、放電用スイッチ15がONとなるため、コンデ
ンサ13に蓄積された電荷は、放電用抵抗14を負荷と
して全て放電されてしまう。
【0044】光源装置1から取り出したランプ固定部材
20から古いランプ3を取り外し、新しいランプ3をラ
ンプ固定部材20へ固定し、再び光源装置1へ装着する
ことによりランプ交換を行う。この新しいランプ3を取
り付けたランプ固定部材20を再び装着し、ランプ交換
扉19を閉じると放電用スイッチ15は、OFF状態と
なる。
【0045】次に光源装置1の電源を入れると、その初
期状態において電荷検知回路16はコンデンサ13の電
荷の有無を判別し、その判別信号をCPU回路7に出力
する。
【0046】CPU回路7は電荷検知回路16より電荷
が無いという判断信号(具体的には電荷が無いという検
知信号)が入力された場合には、ランプ交換が行われた
と判断し、EEPROM9に記憶(格納)しておいた積
算使用時間データをリセットし、積算使用時間の加算動
作を0から始める。
【0047】一方、ランプ交換の動作を行わないで、電
源が投入された場合には、電荷検知回路16は電荷が有
りという判断信号をCPU回路7に出力する。
【0048】CPU回路7ではこの電荷検知回路16よ
り電荷が有るという判断信号が入力された場合には、ラ
ンプ交換が行われていないと判断し、EEPROM9に
格納されている積算使用時間データを読み出し、ランプ
3が点灯している間は引き続き積算使用時間へ加算して
いく処理を行う。
【0049】CPU回路7はランプ交換の有無の判断及
びそれに対応した処理をした後、アナログスイッチ12
をON状態にすることにより、コンデンサ13に電荷を
送り、電荷を蓄える動作へ移る。この動作は、電源が入
っている限り続けられる。
【0050】光源装置1の電源を入れた場合は、上述の
ように毎回コンデンサ13の電荷の有無を判断して、ラ
ンプ交換動作の有無を判断する動作を行い、ランプ交換
動作が有りと判断した場合にはリセットする。
【0051】また、光源装置1の電源が切れている間に
積算使用時間データが消えてしまうことを防ぐために、
その積算使用時間データはEEPROM9へ記憶され
る。
【0052】以上の動作により、光源装置1の電源が切
れている間にランプ交換をしたかどうかを判断でき、電
源が投入された場合に対応する処理を行うことができ
る。
【0053】本実施の形態によれば、光源装置1の電源
がOFFにされた場合にも、コンデンサ13の電荷の有
無を判断することにより、ランプ交換の動作が行われた
か否かを判断できる。
【0054】このため、高圧の電圧で動作するランプ3
の場合にも、安全上からランプ交換の場合には電源がO
FFとなるようにしても、そのランプ交換動作後に電源
をいれた場合の初期状態で、ランプ交換の有無を判断で
き、ランプ交換が行われた場合にはリセット動作を自動
的に行うことができる。
【0055】従って、従来例におけるランプ交換動作後
に、ユーザがリセット動作を行わなくても自動的にリセ
ットできるので、リセットをすることを忘れてしまう等
のランプ3の累積使用時間の情報の信頼性を低下させる
原因を解消できる。
【0056】また、ユーザが簡単にリセットを行うこと
ができないので、ランプ3の累積使用時間の情報の信頼
性を向上できる。また、コンデンサ13としてスーパー
キャパシタを使用することにより、長時間電源が入れら
れなかった場合もランプ交換の検知が可能となる。
【0057】(第2の実施の形態)図5は第2の実施の
形態におけるランプ交換検知回路31の構成を示す。こ
のランプ交換検知回路31は図2のランプ交換検知回路
11において、コンデンサ13の電位を検出する電荷検
知回路16との間に接続制御手段を形成するアナログス
イッチ32を介挿した構成にしている。
【0058】本実施の形態におけるこのアナログスイッ
チ32は電荷蓄積手段としてのコンデンサ13の蓄積電
荷の放電を少なくするために設けられており、CPU回
路7はその動作状態ではアナログスイッチ32をONに
し、CPU回路7に動作電源が供給されていない状態で
はアナログスイッチ32はOFFとなるようにしてコン
デンサ13の蓄積電荷の放電を少なくする。
【0059】また、本実施の形態では放電用スイッチ1
5はランプ固定部材着脱動作に連動してONするように
設定している。つまり、図6に示すようにランプ交換扉
19に隣接して配置されたランプ固定部材20の下側の
底面に放電用スイッチ15が配置されている。より具体
的には図7に示すようにランプハウス21の底面には放
電用スイッチ15がそのスイッチレバーが突出するよう
に設けられている。
【0060】そして、ランプ固定部材20がランプハウ
ス21内に装着されている状態ではこのスイッチレバー
が押圧されて放電用スイッチ15がOFFとなる状態
で、この状態からランプ固定部材20をランプハウス2
1からランプ交換扉19の外側に移動すると、放電用ス
イッチ15がONするようにしている。
【0061】なお、図7に示すように光源装置1の前面
には表示器10が設けてあり、この表示器10でランプ
3の累積使用時間が表示される。その他の構成は第1の
実施の形態と同様である。
【0062】本実施の形態の動作は第1の実施の形態と
類似しているので、主に異なる点を説明する。光源装置
1の電源が投入されてランプ3が点灯されている状態で
はアナログスイッチ32はONで、この状態では第1の
実施の形態における光源装置1の電源が投入されてラン
プ3が点灯されている状態と同様の動作となる。
【0063】そして、例えばランプ3の累積使用時間が
その寿命となった場合にランプ3を新しいランプに交換
する場合で説明する。このためにランプ交換扉19を開
く。このランプ交換扉19を開く動作に連動して、光源
装置1の電源が入っている場合でも、第1の実施の形態
で述べたように光源装置1の電源がOFFになり、CP
U回路7等の動作電源もOFFになる。
【0064】CPU回路7が非動作状態になると、2つ
のアナログスイッチ12、32は共にOFFになる。そ
して、コンデンサ13に蓄えられた電荷は電荷検知回路
16にも接続されない状態になるため、第1の実施の形
態の場合よりも放電されにくい状態となる。
【0065】ランプ交換のために、図7に示すようにラ
ンプハウス21からランプ固定部材20を取り外し、光
源装置1の外部に出すと、放電用スイッチ15がONと
なり、コンデンサ13に蓄えられた電荷は放電用抵抗1
5を介して放電される。
【0066】外部に出したランプ固定部材20から古い
ランプを取り外し、新しいランプを装着して、再びこの
ランプ固定部材20をランプハウス21内の所定の装着
位置に固定すると、放電用スイッチ15がOFFとな
る。さらにランプ交換扉19も閉じる。
【0067】そして、光源装置1の電源を投入すると、
CPU回路7等にも動作電源が供給されるようになり、
その初期状態ではCPU回路7はまず、アナログスイッ
チ32をONにして、電荷検知回路16の出力信号を判
断する。
【0068】この場合にはコンデンサ13の電荷が放電
されているので、電荷検知回路16はCPU回路7に電
荷が無いという判断信号を出力する。従って、CPU回
路7は第1の実施の形態でも説明したようにEEPRO
M9に格納された積算使用時間データをリセットして0
にする。そして、新しいランプ3の使用に応じて0の積
算使用時間から順次加算していく。また、このリセット
動作後に、アナログスイッチ12をONにする。
【0069】一方、ランプ交換を行わないで、光源装置
1の電源を投入した場合には、電荷検知回路16はCP
U回路7に電荷が有るという判断信号を出力する。従っ
て、CPU回路7は第1の実施の形態でも説明したよう
にEEPROM9に格納された積算使用時間データを読
み出し、この積算使用時間に対してランプ3の使用時間
を加算する動作を行う。また、アナログスイッチ12を
ONにする。
【0070】本実施の形態では接続制御手段としてのア
ナログスイッチ32を設けることにより、コンデンサ1
3の電荷の放電による減少をより少なくできるので、よ
り長時間電源がOFFにされた状態が継続してもランプ
交換の有無を検出できる。
【0071】また、本実施の形態では放電用スイッチ1
5をランプ固定部材20を外す動作に連動してONとな
るように設定しているので、ランプ交換扉19の開閉動
作でONとなるようにした場合よりも、ランプ交換の動
作をより確実に検出できる利点がある。その他は第1の
実施の形態と同様の効果を有する。
【0072】なお、上述の実施の形態ではランプ交換す
る場合の動作により、次の電源投入時にはCPU回路7
はEEPROM9の積算使用時間の情報を自動的にリセ
ットする。
【0073】一方、光源装置1内のランプ3以外の部分
を交換する場合にも、ランプ交換扉19を開いたり、ラ
ンプ固定部材20を外したりした場合には、その後に電
源が投入された場合に、EEPROM9の情報をリセッ
トすることになる。このような場合のために、ランプ寿
命計5の基板上などにさらにスイッチ等を設けて、この
スイッチが操作された場合には次に電源が投入された場
合に限り、CPU回路7はEEPROM9をリセットし
ないようにしても良い。
【0074】なお、本発明は通電することにより、電気
的に消耗する電気的な消耗品としてランプ3の場合の寿
命計として説明したが、他の電気的な消耗品に対する寿
命計としても使用することができる。
【0075】[付記] 1.電気的な消耗品の累積使用時間を計測する寿命計に
おいて、電荷を蓄えておく電荷蓄積手段と、消耗品の交
換動作に連動するように配置され、上記電荷蓄積手段の
電荷の放電を開始させる放電スイッチと、上記電荷蓄積
手段の電荷の有無を検知する電荷検知手段と、上記電荷
検知手段の検知出力により、累積使用時間の情報をリセ
ットするリセット手段と、を具備したことを特徴とする
寿命計。
【0076】2.上記消耗品はランプであり、累積使用
時間はランプの累積使用時間である付記1記載の寿命
計。 3.上記リセット手段は、電荷蓄積手段が電荷が無いと
いう検知出力の場合にランプの累積使用時間の情報をリ
セットする付記2記載の寿命計。 3.上記放電スイッチはランプを交換するランプ交換扉
の開閉動作と連動させることを特徴とする付記2記載の
寿命計。
【0077】4.上記放電スイッチはランプを固定する
ランプ固定部材と連動させることを特徴とする付記2記
載の寿命計。 5.上記電荷蓄積手段は静電容量が非常に大きいスーパ
キャパシタを使用することを特徴とする付記1記載の寿
命計。 6.上記寿命計は光源装置へ設けたことを特徴とする付
記2記載の寿命計。
【0078】7.上記寿命計は内視鏡のライトガイドコ
ネクタが装着される内視鏡用光源装置に設けたことを特
徴とする付記2記載の寿命計。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
気的な消耗品の累積使用時間を計測する寿命計におい
て、電荷を蓄えておく電荷蓄積手段と、消耗品の交換動
作に連動するように配置され、上記電荷蓄積手段の電荷
の放電を開始させる放電スイッチと、上記電荷蓄積手段
の電荷の有無を検知する電荷検知手段と、上記電荷検知
手段の検知出力により、累積使用時間の情報をリセット
するリセット手段と、を設けているので、電源がOFF
の場合でも、消耗品の交換を行うと、放電スイッチによ
り電荷蓄積手段の電荷が放電されることによって、その
後に電源が入れられた場合に電荷検知手段により電荷蓄
積手段の電荷を検出することで消耗品の交換動作の有無
を判断でき、消耗品の交換動作が有った場合には自動的
にリセットできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えたランプ寿命
計の構成を示すブロック図。
【図2】ランプ交換検知回路の構成を示す回路図。
【図3】光源装置におけるランプ交換扉付近の構成を示
す概略図。
【図4】図3のより具体的な構成を示す図。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるランプ交換
検知回路の構成を示す回路図。
【図6】光源装置におけるランプ交換扉付近の構成を示
す概略図。
【図7】図6のより具体的な構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1…光源装置 2…ライトガイドコネクタ 3…ランプ 4…ランプ電源回路 5…ランプ寿命計 6…電源監視回路 7…CPU回路 8…タイマ回路 9…EEPROM 10…表示器 11…ランプ交換検知回路 12…アナログスイッチ 13…コンデンサ 14…放電用抵抗 15…放電用スイッチ 16…電荷検知回路 17…比較器 18…筐体 19…ランプ交換扉 20…ランプ固定部材 21…ランプハウス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的な消耗品の累積使用時間を計測す
    る寿命計において、 電荷を蓄えておく電荷蓄積手段と、 消耗品の交換動作に連動するように配置され、上記電荷
    蓄積手段の電荷の放電を開始させる放電スイッチと、 上記電荷蓄積手段の電荷の有無を検知する電荷検知手段
    と、 上記電荷検知手段の検知出力により、累積使用時間の情
    報をリセットするリセット手段と、 を具備したことを特徴とする寿命計。
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