JPH10267783A - 水道漏水検出方法 - Google Patents

水道漏水検出方法

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JPH10267783A
JPH10267783A JP7189397A JP7189397A JPH10267783A JP H10267783 A JPH10267783 A JP H10267783A JP 7189397 A JP7189397 A JP 7189397A JP 7189397 A JP7189397 A JP 7189397A JP H10267783 A JPH10267783 A JP H10267783A
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JP
Japan
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water
water leakage
meter
leakage
detector
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Application number
JP7189397A
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English (en)
Inventor
Fumio Ando
文夫 安藤
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AKUASU KK
Original Assignee
AKUASU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水道施設の、簡易確実な漏水検出方法を得
る。 【解決手段】 水道メータ本体1に漏水検出器5を着脱
自在に取り付ける。図示の例ではメータ上部表示機構6
と一体に構成し、水道メータ本体1の上部に取り付けら
れている。漏水検出器5とメータ上部表示機構6は電子
部品で構成されているので、両者は一体でも又別体でも
よく、水道メータの側面等任意の個所に取り付けられ
る。2は羽根車、3は指示機構部、4は表示機構部であ
り、51は振動センサー、52はリチューム電池、53
は液晶漏水表示機能、61は回転センサー、62は積算
機構、63は記憶積算機構、64は積算漏水通信機能、
65は液晶積算表示機能を夫々示している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は水道管において、
水道メータに入る前又は水道メータを通過した後(即ち
水道料金がカウントされた後)の漏水の有無を容易に判
別できる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】我国においては、長い年月の努力により
水道普及率は95%にも達している。しかしその反面水
道管は時がたつにつれて老朽化現象を起こし、漏水とい
う問題を引き起こす要因となっている。現在我国の水道
施設の平均漏水率は10.8%で、全国の給水量の一割
以上が漏水として無駄になっていることになる。換言す
れば、全国の給水量は年間170億トンであるから、年
間18億トンが漏水で無駄に流出しているわけである。
これは相模ダムの貯水量の約30個分にも相当する量で
ある。
【0003】この10.8%の漏水率を半分の5%にま
で落とすことができれば、相模湖15個分位に相当する
水量が有効に使えることとなり、国内の多くの都市の水
不足も少なからず解消され得るもので、漏水対策を進め
るということはダム建設と同様の効果を有することとな
り、漏水対策は極めて重要である。現在の漏水対策とい
えば、国の政策として老朽管対策をすすめ、積極的に管
路更新を行っている。また漏水調査技術の分野では科学
の進歩と、電子機器の進歩により従来熟練した技術者に
頼っていた分野が電子機器類の活用で漏水有無の判別が
容易となり、大きな効果を上げてはいるが、漏水調査の
現状はまだ効率の悪い人力に頼る傾向が大きく、さらに
大なる効率アップには程遠い感じが否めない。 例えば
100リットルの水を供給して、水道メータで計量され
たのが80リットルとすれば、20リットルは売れない
で水道施設の漏水として不明水量になっている。この不
明水量即ち漏水が水道施設のどの地域の、どの場所の、
どの管路で発生しているのかを調べるのが漏水調査であ
る。現在はどの地域かまでは配水ブロック管理で把握さ
れるようになってきているが、どの場所で、どの管路に
漏水が発生しているかは人力に頼って検知しているのが
現状である。配水管の漏水は深夜に熟練した技術者が配
水管上の路面で漏水探知機を使って漏水を検知する歩行
調査が主流であり、水道メータから家屋側の給水管の漏
水(即ち水道メータで使用量としてカウントされた後の
漏水)の検知は一軒一軒の家の止水栓、メータボックス
を開閉し直接給水管の漏水音を調べることによって行っ
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は従来熟練した
技術者の人力に頼っていた水道の漏水調査を簡単、確実
に行うために、電子部品で構成された漏水検出器を水道
メータに着脱自在に取り付けるようにした水道漏水検出
方法を得たものである。
【0005】
【実施例】図1は水道メータ本体1上に漏水検出器5と
メータ上部表示機構6を取り付けたところを示す側面
図、図2は同じく平面図、図3は内部構造を示すための
図1の側断面である。なお図では漏水検出器5とメータ
上部表示機構6とは一体の構成になっているが、別体で
分離した構成でもよい。漏水検出器5とメータ上部表示
機構6とは電子部品で構成されているので接続も分離も
可能であり、又メータ本体1の側面等任意の位置に取り
付けることができる。
【0006】図3によって構成を説明すれば、1は水道
メータ本体、2は羽根車、3は歯車列で羽根車の回転を
伝達する指示機構部、4は例えば回転する針などの表示
機構部である。この表示機構部の上方に漏水検出器5と
メータ上部表示機構6が着脱自在に取り付けられる。漏
水検出器5において51は振動センサー、52はリチュ
ーム電池、53は漏水記憶回路、54は液晶漏水表示機
能を夫々示し、メータ上部表示機構6においては、61
は回転センサー、62は積算機構、63は積算記憶機
構、64は積算漏水通信機能、65は液晶積算表示機能
を夫々示している。
【0007】各部品は電子部品であるから検知結果をそ
のまま電話又は無線で中央のコンピュータなどに転送が
可能であり、電源はリチューム電池を使用し8年間は交
換なしで長期使用が可能である。
【0008】
【作用】漏水検知は交通による音とか、水道の使用によ
る音など漏水音以外の音が最も少なくなる深夜に、例え
ば午前1時から3時といった特定の時間帯に測定を行
う。漏水と誤認され易い波形もしくは反応には、水洗浄
化槽、自動販売機、換気扇、電柱のトランス音、水道管
の流水音等がある。このような誤認を防ぐため、予め調
査を行い、設置可能な個所と、設置不可能な場所を選択
し設置することが望ましく、そのため水道メータに脱着
自在に取り付けられる漏水検出器が必要となる。
【0009】メータ上部表示機構6において水が流れて
いるのが計測され、かつ漏水検出器で漏水音が測定され
れば水道メータの下流側、即ち屋内で漏水があるもの
と、表示機能54で表示し、メータ上部表示機構6にお
いて流量が観測されないのに(即ち家屋内で水を使用し
ていないのに)漏水検出器5で漏水音が測定された場合
は、水道メータを境に上流側(給水管を含む配水管側)
の漏水として表示を行う相互漏水監視機構となってい
る。
【0010】
【発明の効果】この発明は前記のような水道漏水検出方
法であって、漏水検出器を水道メータに着脱自在に取り
付けることにより、水道管の漏水の調査、検知作業が全
くなくなり、水道メータに取り付けられた漏水検出器が
自動的に毎日漏水の監視を行うので水道事業所としては
専門機関に漏水調査を委託するなどの費用が軽減され、
又漏水が早期に防止できることにより水量は新たな水源
として利用できる。
【0011】また毎月の水道メータの検針時に、検針と
同時に漏水の有無が確認でき、極めて便利でしかも確実
な漏水監視方法であり、装置も簡単で経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法を実施した装置の側面図
【図2】図1の平面図
【図3】図1の側断面図
【符号の説明】
1 水道メータ本体 2 羽根車 3 メータ指示機構部 4 表示機構部 5 漏水検出器 51 振動センサー 52 リチュウム電池 53 漏水記憶回路 54 液晶漏水表示機能 6 漏水検知器 61 回転センサー 62 積算機能 63 積算記憶機構 64 積算漏水通信機能 65 液晶積算表示機能

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道漏水検出方法において、水道メータ
    に電子部品で構成される漏水検出器を着脱自在に装着す
    ることを特徴とする水道漏水検出方法。
  2. 【請求項2】 前記漏水検出器から、漏水の有無、漏水
    の発生方向の判別を電話回線を使用して転送することを
    特徴とする請求項1記載の水道漏水検出方法。
  3. 【請求項3】 前記の漏水検出器から漏水の有無、漏水
    の発生方向の判別を無線方式により転送することを特徴
    とする請求項1記載の水道漏水検出方法。
JP7189397A 1997-03-25 1997-03-25 水道漏水検出方法 Pending JPH10267783A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003513237A (ja) * 1999-10-26 2003-04-08 マルティネック・ペーター 給水系内で測定を行う方法と測定ヘッド
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