JPH10267730A - 液面センサ - Google Patents

液面センサ

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Publication number
JPH10267730A
JPH10267730A JP9305397A JP9305397A JPH10267730A JP H10267730 A JPH10267730 A JP H10267730A JP 9305397 A JP9305397 A JP 9305397A JP 9305397 A JP9305397 A JP 9305397A JP H10267730 A JPH10267730 A JP H10267730A
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JP
Japan
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light
liquid level
case
tubular case
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP9305397A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Ota
直樹 太田
Atsushi Hayashi
淳 林
Hiroyuki Takeuchi
宏行 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissei Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissei Electric Co Ltd filed Critical Nissei Electric Co Ltd
Priority to JP9305397A priority Critical patent/JPH10267730A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置が容易で、しかも、複数箇所の液面の検
出が可能な液面センサを提供する。 【解決手段】 管状ケース1の内面の一部にプリズム部
1Aを軸方向に沿って、軸側面に形成させる一方、プリ
ズム部にそれぞれ対向するように少なくとも1個以上の
発光素子2A及び受光素子2Bを管状ケースの外表面
上、軸方向に沿って配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数箇所の液体の
液面を検出することが可能な液面センサに関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】従来、液面センサとして、プリズム反射面
を軸方向に沿って、軸側面に設けるとともに、プリズム
反射面にそれぞれ対向するように発光素子および受光素
子を配置した液面センサが知られている(実開昭64−
8636号公報)。
【0003】しかしながら、このような従来の液面セン
サは、1ヶ所の液面レベル検出用であり、複数箇所以上
の液面レベルを検知する様には設計されていないので、
例えば、液面レベルを数段階にレベル表示する場合に
は、複数個の上記の液面センサを取付けステー等を介し
て個々に取付けなければならず、取付け作業が厄介であ
った。また、スペース的にも、かさばってしまうという
問題があった。
【0004】さらに、上記の従来の液面センサでは、プ
リズム反射面での光の反射・屈折だけにより検出してい
るので、検出する液体が白色の場合、検出が確実に行な
えないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、か
かる従来の問題点を解決し、設置が容易で、しかも複数
箇所の液面の検出が可能な、液面センサを提供すること
を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、管状ケースの内側で液面
を検出する装置であり、管状ケースの内面の一部に軸方
向に延在するプリズム部を形成させるとともに、プリズ
ム部にそれぞれ対向するように、少なくとも1個以上の
発光素子および受光素子を管状ケースの外表面上、軸方
向に沿って配置したことを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1とは反
対に、管状ケースの外側で液面を検出する装置であり、
管状ケースの外表面の一部にプリズム部を軸方向に沿っ
て、軸側面に形成させるとともに、プリズム部にそれぞ
れ対向するように、少なくとも1個以上の発光素子およ
び受光素子を管状ケースの内面上、軸方向に沿って配置
したことを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、白色の液体の液
面検出を可能とする装置で、請求項1または請求項2に
記載の発明において、プリズム部の一部に発光素子から
受光素子への光路を遮断するためのスリットを設けたこ
とを特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、プリズム部にス
リットを設けることなく白色の液体の液面検出を可能と
する別の装置であり、管状ケースの軸方向に沿って、軸
側面に形成されたプリズム体を管状ケースの内周に密接
配置させる事により、発光素子から受光素子への光路を
遮断するスリットを形成させるとともに、プリズム体に
それぞれ対向するように、少なくとも1個以上の発光素
子および受光素子を管状ケースの外表面上、軸方向に沿
って配置したことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を説
明する。図1は、本発明の液面センサの一例を示す軸方
向断面図。図2は、図1のA−A断面図である。1は管
状ケース、1Aはプリズム部であり、2面が互いに直角
に交差していて、交差稜線が管状ケース1の軸に沿って
平行に形成されている。2は発光素子2Aと受光素子2
Bから構成されるフォトインタラプタである。
【0011】図1では、4ヶ所の液面レベルを検出する
ため、管状ケースの外表面、軸方向に沿って4個のフォ
トインタラプタ2(4個の発光素子2Aと4個の受光素
子2B)を設けてある。
【0012】次に、図1において、下から2段目の液面
レベルを検出するために設けられたフォトインタラプタ
2近傍のA−A断面図である図2を基に、液面の検出方
法について説明する。
【0013】まず、管状ケースの内面に気体が入ってい
ない場合には、図2から分かる様に、フォトインタラプ
タ2に内蔵している発光素子2Aから出た光は、管状ケ
ース1の内面に設けられている2ヶ所のプリズム部1A
で90度進路を変え、受光素子2Bに入射する。つま
り、点線で示された光路Lが形成される。
【0014】ところが、管状ケースの内面に液体が入っ
ている場合には、発光素子2Aから出た光は、屈折率の
変化によりプリズム部1Aで屈折してしまい、受光素子
2Bには入射しなくなり、前記光路Lが形成されなくな
る。
【0015】ここで、図1の管状ケース1の軸方向に沿
って、他の位置に設けられているフォトインタラプタ2
についても、まったく同様の動作をする。
【0016】従って、4ヶ所有る受光素子2Bへの光の
入射の有無を個々に調べることによって、4ヶ所での液
面のレベルの検出が可能となる。
【0017】ここでは、4ヶ所の液面レベルを検出する
例を示したが、検出した液面レベルの数と等しい数のフ
ォトインタラプタを設ければ、任意の数の液面レベルの
検出が可能である。
【0018】管状ケース1の内面に一体的に形成したプ
リズム部1Aは射出成形、あるいは押出し成形加工等任
意の加工方法により作成する事ができる。
【0019】プリズム部の材質としては、透明な、例え
ば、ガラス、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、
ポリカーボネイト、塩化ビニル樹脂、フッ素樹脂等があ
げられる。
【0020】管状ケース1の形状としては、特に制限は
なく、円筒形、断面が方形の筒状体等各種形状が選択で
きる。
【0021】また、管状ケース1の寸法についても、特
に制限はないが、外径5mm〜50mm、内径4mm〜
45mmの円筒状が特に好ましい。長さは、測る液面の
高さにより決定される。
【0022】なお、プリズム部については、頂角90度
で、2辺の寸法は1mm〜10mm程度が特に好まし
い。
【0023】次に、図3のプリズム部の一部にスリット
1Bを設けた場合について説明する。白色の液体の液面
検出を行なう場合、スリットを設けていない図2の方法
ではプリズム部1Aで乱反射が起きてしまい、液体が入
っている時でも、発光素子2Aからの光のほとんどが受
光素子2Bに入射してしまい、誤検知してしまう。
【0024】そこで、図3に示す様に、プリズム部1A
の発光素子2Aから受光素子2Bに至る光路Lの一部に
スリットを設け、このスリットにより光の透過光の有無
を検知する。
【0025】すなわち、白色の液体の場合においても、
スリット1Bにより透過光の減衰が起き、受光素子2B
へ光が到達しなくなるので、白色の液体の検出が可能と
なる。
【0026】ここで、スリット1Bの幅は、1mm〜5
mm程度が特に好ましく、深さについても、1mm〜1
0mm程度が特に好ましい。
【0027】なお、図3では、スリット1Bをプリズム
1Aの頂角部に設けたが、発光素子2Aから受光素子2
Bへの光路Lの一部であれば、これ以外の任意の場所に
設けても良い。スリットの数についても、任意の数が選
択可能である。
【0028】次に、図4の別の実施例について説明す
る。この場合は、図2とは反対に、発光素子2A、受光
素子2Bから構成されるフォトインタラプタ2を管状ケ
ース1の内側に設け、プリズム部1Aを管状ケースの外
側に設けてある。
【0029】従って、管状ケース1の外面で液面の検出
を行なうことになる。検出原理等は、図2の実施例と同
様なので省略する。
【0030】この場合にも、白色の液体ではプリズム部
1Aでの乱反射が起き、検出が不確実なので、図3と同
様、プリズム部1Aの光路の一部にスリットを設ける必
要がある。
【0031】次に、図5のさらに別の実施例について説
明する。この場合には、管状ケース1とは別体のプリズ
ム体1Cを図5に示す様に、管状ケースの内面、図の1
Eの2ヶ所で接触させている。もちろん、プリズム体1
Cの軸と管状ケース1の軸は平行に配置しておく必要が
ある。
【0032】こうする事によって、プリズム体1Cと管
状ケース1とにより、スリット1Dが形成される。そし
て、このスリット1Dは、光路Lの一部分となってお
り、図3のスリット1Aと同様の役割を果たす。
【0033】つまり、この場合には、プリズム体に、わ
ざわざスリットを設けなくても簡単な方法で、白色の液
体の検出も可能となる。
【0034】最後に、本発明の液面センサの取付け・設
置方法について図7あるいは、図8を用いて説明する。
図7は、管状ケースの内面で液面を検出する図2、図
3、図5のいずれかの液面センサを用いて、4ヶ所の液
面検出を行なった場合の取付け・設置状態を示す図であ
る。
【0035】同図から分かる様に、管状ケースの内側で
液面を検出する装置のため、タンクから上下2ヶ所の導
液パイプにより、液面センサのケース内側に液を導いて
いる。
【0036】従って、この場合には、タンク2ヶ所に導
液パイプのための穴あけ加工が必要となる。
【0037】次に、図8は、管状ケースの外側で液面を
検出する図4の液面センサを用いて、4ヶ所の液面検出
を行なった場合の取付け・設置状態を示す図である。
【0038】この場合には、ケースの外側で液面を検出
するので、液面センサを図示した様に、タンクの端にた
て掛け、液に浸しておくだけで検出が可能であり、設置
が非常に楽である。また、この場合にはタンクに穴あけ
加工等も不要である。
【0039】以上、説明した様に、本発明では、管状ケ
ースにフォトインタプラタを取付ける構成としたので、
検知したい液面位置、液面箇所の数に応じて、各種の応
用が可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明の液面センサによれば、設置が容
易で、しかも、設置箇所の液面の検出ができる。さら
に、白色の液体であっても、確実に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液面センサの一例を示す軸方向断面図
である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2において光路の一部にスリットを設けた実
施例を示す概略断面図である。
【図4】管状ケースの外面にプリズム部を設けた別の実
施例を示す概略断面図である。
【図5】管状ケースの内側に別体のプリズム体を設け
た、さらに別の実施例を示す概略断面図である。
【図6】本発明の液面センサの取付け・設置状態を示す
概略図である。
【図7】本発明の図4の別のタイプの液面センサの取付
け・設置状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 管状ケース 1A プリズム部 1Bおよび1D スリット 1C プリズム体 2 フォトインタラブタ 2A 発光素子 2B 受光素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状ケースの内面の一部に、プリズム部
    を軸方向に沿って、軸側面に形成させるとともに、該プ
    リズム部にそれぞれ対向するように、少なくとも1個以
    上の発光素子および受光素子を該管状ケースの外表面
    上、軸方向に沿って配置したことを特徴とする液面セン
    サ。
  2. 【請求項2】 管状ケースの外表面の一部に、プリズム
    部を軸方向に沿って、軸側面に形成させるとともに、該
    プリズム部にそれぞれ対向するように、少なくとも1個
    以上の発光素子および受光素子を、該管状ケースの内面
    上、軸方向に沿って配置したことを特徴とする液面セン
    サ。
  3. 【請求項3】 プリズム部の一部に、発光素子から受光
    素子への光路を遮断するためのスリットを設けた請求項
    1または請求項2記載の液面センサ。
  4. 【請求項4】 管状ケースの軸方向に沿って、軸側面に
    形成されたプリズム体を該管状ケースの内周に密接配置
    させる事により、発光素子から受光素子への光路を遮断
    するスリットを形成させるとともに、該プリズム体にそ
    れぞれ対向するように、少なくとも1個以上の発光素子
    および受光素子を、該管状ケースの外表面上、軸方向に
    沿って配置したことを特徴とする液面センサ。
JP9305397A 1997-03-26 1997-03-26 液面センサ Pending JPH10267730A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014010055A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Espec Corp 液位センサ、並びに、環境試験装置
JP2020128059A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 セイコーエプソン株式会社 印刷装置
JP2020128056A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 セイコーエプソン株式会社 印刷装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2020128059A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 セイコーエプソン株式会社 印刷装置
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