JPH10267498A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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Publication number
JPH10267498A
JPH10267498A JP7294397A JP7294397A JPH10267498A JP H10267498 A JPH10267498 A JP H10267498A JP 7294397 A JP7294397 A JP 7294397A JP 7294397 A JP7294397 A JP 7294397A JP H10267498 A JPH10267498 A JP H10267498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
vending machine
exhaust
hot air
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP7294397A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Itaya
俊夫 板谷
Chieko Hattori
千枝子 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7294397A priority Critical patent/JPH10267498A/ja
Publication of JPH10267498A publication Critical patent/JPH10267498A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 夏場等の気温の高い時期、あるいは設置条件
等によって充分な排気スペースが得られなくても冷却効
率に優れる自動販売機を提供する。 【解決手段】 排気ファンユニット7を有する排気ダク
ト5を自動販売機本体1の天面部に固定し、排気ファン
ユニット7の回転に応じて発生した負圧に基づいて排気
口8から排気される熱気Bを排気ダクト5を介して自動
販売機本体1の天面部に誘導し、開放された空間に放出
させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機に関し、
特に、環境条件や設置条件等による冷却能力の低下を防
止した冷却装置を有する自動販売機に関する。
【0002】
【従来技術】従来の自動販売機として、例えば、特開平
5−89330号公報に開示されるものがある。この自
動販売機は、缶入り飲料等の商品を加熱する加熱装置
と、商品を冷却する冷却装置を有しており、天面に太陽
電池を取り付けて使用電力の一部を太陽電池で発電した
電力で補っている。
【0003】自動販売機で販売する商品を冷却する冷却
装置として、冷媒の凝縮および蒸発による冷凍サイクル
に基づいて商品を冷却するものが広く用いられている。
このような冷却装置は冷媒の凝縮時に発熱を伴うことか
ら、前面扉側から自動販売機内に強制的に空気を導入
し、背面側から外部に熱気を排気している。このため、
取扱い説明書では自動販売機の設置時に背面側に充分な
スペースを設けるように指示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の自動販
売機によると、熱気を排気する排気口が背面側に設けら
れるため、設置時に排気口と壁等との間に適度な空間を
設けないと熱気の排気が阻害されて冷却装置の冷却能力
を低下させるという問題がある。また、熱気の換気性は
排気口のサイズによっても制限され、設計上、排気口の
サイズが充分でない場合には熱気が自動販売機内に滞留
して冷却装置の冷却能力を低下させるという問題があ
る。従って、本発明の目的は設置条件や環境条件に制約
を受けることなく冷却効率に優れる自動販売機を提供す
ることにある。
【0005】本発明の他の目的は既に設置され、稼働中
であるものについても簡素な方法で冷却効率を向上させ
ることができる自動販売機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、本体内に収容された商品を冷却する冷却
装置の運転に基づく熱気を排気口から排気する自動販売
機において、前記排気口から排気された熱気を前記本体
の側面あるいは天面等の開放された空間に誘導して排気
する排気手段を有する自動販売機を提供する。
【0007】また、本発明は上記した目的を達成するた
め、本体内に収容された商品を冷却する冷却装置の運転
に基づく熱気を排気口から排気する自動販売機におい
て、前記本体と前記本体の背面に位置する壁等の背面部
材との間に滞留する前記熱気を前記本体の側面あるいは
天面等の開放された空間に誘導して排気する排気手段を
有する自動販売機を提供する。
【0008】上記した自動販売機において、排気手段は
熱気を本体の側面あるいは天面等の開放された空間に誘
導する排気ダクトと、熱気を排気ダクトから開放された
空間に放出する排気ファンを有することが好ましい。排
気ファンは本体の天面に設けられる太陽電池で発電され
た電力に基づいて駆動される構成としても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動販売機を図面
を参照しつつ説明する。
【0010】図1は、本発明の実施の形態における自動
販売機を示し、前面扉2を有する自動販売機本体(以
下、本体という)1の天面に支持部材3を介して傾斜角
度を調整できるように支持される太陽電池4と、本体1
の背面から天面にかけて排気を誘導する排気ダクト5
と、太陽電池4で発電した電力に基づいて回転する排気
ファンモータ6と、排気ファンモータ6に駆動されてプ
ロペラ6Aを回転させることにより排気ダクト5の天面
部から排気を大気に放出する排気ファンユニット7と、
前面扉2に設けられる空気導入口(後述)から本体下部
に設けられる機械室(後述)に導入された空気を排気す
る排気口8を有している。排気ダクト5は金属板によっ
て形成されており、ビスによって本体に着脱可能に取り
付けられている。また、ビスに代えて他の固定部材を用
いることもできる。
【0011】図2は、自動販売機の断面を示し、本体1
は調整脚18を介して地面17上に水平に載置され、背
面を壁面19に近接させて配置されている。前面扉2の
内側には断熱ドア9によって熱的に遮断される商品収納
庫10を有し、その下方には商品を冷却する冷却装置を
配した機械室30が設けられている。
【0012】冷却装置は、熱交換に基づいて冷媒を凝縮
させる凝縮器12と、前面扉2の空気導入口11から導
入される空気を凝縮器12に導く凝縮器用ファン13
と、凝縮器用ファン13を回転させる凝縮器用ファンモ
ータ15と、凝縮器12に冷媒の高圧気体を供給するコ
ンプレッサ16を有し、凝縮器用ファン13の回転に基
づいて機械室30内に空気Aを導入し、排気口8から熱
気Bを排気する。
【0013】太陽電池4は、支持部材3によって太陽光
を効率良く受光できる角度に調整可能に支持されてお
り、直射日光量に応じて発電された電力を排気ファンモ
ータ6に供給して排気ファンユニット7を回転させる。
【0014】図3は、自動販売機の制御ブロックを示
し、太陽電池4で発電された電力をバッテリー20、電
照板等のイルミネーション21、および排気ファンモー
タ6に供給するための制御部22を有しており、制御部
22は外部電源14から供給される商用電力との切り替
えも可能な構成を有している。太陽電池4で発電された
電力は排気ファンモータ6に供給されるとともにバッテ
リー20に充電される。
【0015】図4は、制御部22を示し、太陽電池4か
ら出力される過電圧の電力から制御部22を保護する過
電圧保護回路23と、太陽電池4への電力の逆流を防止
する逆流防止回路24と、太陽電池4で発電された電力
が所定の電圧に達したときにバッテリー20への充電開
始、あるいはバッテリー20からイルミネーション2
1、又はバッテリー20から排気ファンモータ6への電
力供給を行う放電開始回路25と、過電圧保護回路2
3、逆流防止回路24、および放電開始回路25の電圧
を監視する電圧監視回路26より構成されている。
【0016】以下、本発明の自動販売機の動作を説明す
る。太陽電池4に光が当たると、その直射日光量に応じ
た発電量の電力が制御部22に入力する。太陽電池4か
ら出力される電力が所定の電圧値に達すると、電圧監視
回路26から放電開始回路25に制御信号が出力され
る。放電開始回路25は制御信号の入力に基づいて所定
の供給先(バッテリー20、イルミネーション21、あ
るいは排気ファンモータ6)に電力を供給する。
【0017】排気ファンモータ6に電力が供給される
と、排気ファンユニット7のプロペラ6Aが回転するこ
とによって、図2に示す排気ダクト5の内部に矢印方向
の空気の流れが発生する。
【0018】一方、冷却装置の運転に基づいて空気導入
口11から機械室30に導入された空気Aは、凝縮器1
2およびコンプレッサ16を空冷して排気口8から熱気
Bとして排出され、排気口8に近接して設けられている
排気ダクト5に吸い込まれる。
【0019】排気ダクト5に吸い込まれた熱気Bは、ダ
クト内部の負圧に基づいて天面部に誘導されて排気ファ
ンユニット7から大気に放出される。このような構成と
することにより、排気口8からの排気(熱気B)の抜け
が改善され、空気導入口11から排気口8にかけて円滑
な空気の流れが形成されるので、機械室30内に熱がこ
もりにくくなる。
【0020】また、日中は直射日光量が増加するにつれ
て太陽電池4の発電量が増加し、排気ファンモータ6に
供給される電力が増大する。従って、気温の上昇に対応
して排気ファンユニット7の換気能力が向上し、機械室
30内に熱気が滞留することを防止する。しかも、排気
ファンユニット7の回転は商用電源によらないことから
消費電力を増加させることがなく、夏場のような高温下
においても冷却装置の熱的な負担が小になる。
【0021】制御部22は、夜間や曇天等によって太陽
電池4から電力の供給を受けることができないときは、
バッテリー20から排気ファンモータ6に電力を供給す
る。また、バッテリー20から電照板等のイルミネーシ
ョンに電力を供給して点灯させることもできる。
【0022】このように、太陽電池4で発電された電力
をバッテリー20に充電する構成とすることで、太陽光
による発電ができない状況であっても排気ファンユニッ
ト7が回転して冷却装置の冷却効率が改善される。ま
た、イルミネーション等のオプション機器の使用頻度の
高い自動販売機については、オプション機器に外部電源
から供給される商用電力を供給する構成としても良い。
【0023】上記した構成によると、排気ファンユニッ
ト7を有する排気ダクト5を本体1にビス等で固定する
だけで良く、簡単な作業で機械室30内の空気の流れを
円滑化して冷却能力を向上させることができる。また、
排気ファンユニット7を太陽電池4で駆動するので消費
電力の増大を招くことがなく、本体1との電気的な接続
作業も簡素化される。
【0024】また、既に稼動中で、設置時に壁等との間
の充分なスペースを確保できなかった自動販売機に排気
ファンユニット7を有する排気ダクト5を取り付けるこ
とで冷却効率を容易に改善することができる。
【0025】本実施の形態では、本体1の天面に排気フ
ァンユニット7を設けているが、例えば、背面の換気口
8の部分に設けても良く、排気ダクト5についても購買
者の邪魔にならない側面等に設けても良い。また、排気
ファンモータ6を商用電源によって駆動することもでき
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の自動販売機
によると、冷却装置を配した機械室から排気される熱気
を本体の側面あるいは天面等の開放された空間に誘導し
て排気するようにしたため、設置条件や環境条件に制約
を受けることなく冷却効率に優れ、既に設置され稼働中
であるものについても簡素な手法で冷却効率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における自動販売機を示す
説明図である。
【図2】本発明の実施の形態における自動販売機を示す
断面図である。
【図3】本発明の実施の形態における自動販売機の制御
ブロックである。
【図4】制御部の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1,自動販売機本体 2,前面扉 3,支持部材 4,太陽電池 5,排気ダクト 6,排気ファンモータ 6A,プロペラ 7,排気ファンユニット 8,排気口 9,断熱扉 10,商品収納庫 11,空気導入口 12,凝縮器 13,凝縮器用ファン 15,凝縮器用ファンモータ 16,コンプレッサ 17,地面 18,調整脚 19,壁面 20,バッテリー 21,イルミネーション 22,制御部 23,過電圧保護回路 24,逆流防止回路 25,放電開始回路 26,電圧監視回路 30,機械室

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に収容された商品を冷却する冷却
    装置の運転に基づく熱気を排気口から排気する自動販売
    機において、 前記排気口から排気された熱気を前記本体の側面あるい
    は天面等の開放された空間に誘導して排気する排気手段
    を有することを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 本体内に収容された商品を冷却する冷却
    装置の運転に基づく熱気を排気口から排気する自動販売
    機において、 前記本体と前記本体の背面に位置する壁等の背面部材と
    の間に滞留する前記熱気を前記本体の側面あるいは天面
    等の開放された空間に誘導して排気する排気手段を有す
    ることを特徴とする自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記排気手段は、前記熱気を開放された
    空間に誘導する排気ダクトと、前記熱気を前記排気ダク
    トから前記開放された空間に放出する排気ファンを有す
    る構成の請求項第1項あるいは第2項記載の自動販売
    機。
  4. 【請求項4】 前記排気ファンは、前記本体の天面に設
    けられる太陽電池で発電された電力に基づいて駆動され
    る構成の請求項第3項記載の自動販売機。
JP7294397A 1997-03-26 1997-03-26 自動販売機 Pending JPH10267498A (ja)

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JP7294397A JPH10267498A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 自動販売機

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JP (1) JPH10267498A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012145449A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Sysmex Corp 検体分析装置
JP2013239107A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Panasonic Corp 自動販売機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012145449A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Sysmex Corp 検体分析装置
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