JPH10266708A - 戸当たり材 - Google Patents

戸当たり材

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Publication number
JPH10266708A
JPH10266708A JP9460197A JP9460197A JPH10266708A JP H10266708 A JPH10266708 A JP H10266708A JP 9460197 A JP9460197 A JP 9460197A JP 9460197 A JP9460197 A JP 9460197A JP H10266708 A JPH10266708 A JP H10266708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pieces
door stop
door frame
bottom pieces
support
Prior art date
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Pending
Application number
JP9460197A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Yoshida
達也 吉田
Akira Yamashita
山下  明
Tadashi Ozawa
忠司 小澤
Takanobu Nomura
孝伸 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiken Trade and Industry Co Ltd filed Critical Daiken Trade and Industry Co Ltd
Priority to JP9460197A priority Critical patent/JPH10266708A/ja
Publication of JPH10266708A publication Critical patent/JPH10266708A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア枠の凹条溝加工等に厳密な精度を必要
としなくともドア枠へ確実に取り付けることができ、し
かも取り付け後の見映えがよい戸当たり材を提供する。 【解決手段】頭部(2)と、頭部(2)の両側下面から下方に
延出する左右2条の支持用脚部片(3)と、各支持用脚部
片(3)の下端部から内側に下向き円弧状に延出した底片
(4)とを有する。底片(4)はドア枠(10)の凹状溝(11)に取
り付けた際に凹状溝(11)の底面と接触して変形可能であ
る。支持用脚部片(3)の外側面にはドア枠(10)の凹状溝
(11)に取り付けた際に凹状溝(11)の壁面と接触する鋸歯
状の突起(5)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドア枠に確実に固定
可能な戸当たり材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図4に示すような形状の戸当
たり材(20)が知られている。このような戸当たり材(20)
はドア枠(21)に設けられた凹条溝(22)に嵌着係止される
とともに、凹条溝(22)への固定をより強固にするため
に、戸当たり材(20)の底面(20c)を接着剤(23)で凹条
溝(22)の底面に固定され、ドア等が当たる頭部がドア枠
(21)より突出するように取り付けられる。
【0003】しかしながら、加工精度の点でドア枠(21)
の凹条溝(22)の深さと、戸当たり材(20)の脚部(20b)の
長さに僅かながら差が生じることが多く、施工上問題が
ある。
【0004】すなわち、凹条溝(22)の深さの方が脚部(2
0a)の長さより長い場合は、図5に示すように戸当たり
材(20)の底面(20c)と凹条溝(22)の底面との間に隙間
が生じてしまい、接着面積が少ない、十分に広げられて
いない接着剤(23)が硬化しにくい等の理由で接着剤(23)
の効き目が極端に悪くなり、戸当たり材(20)がドア枠(2
1)から浮き上がったり、はがれやすくなる。
【0005】反対に凹条溝(22)の深さの方が脚部(20a)
の長さより長い場合は、頭部(20a)の突出量が大きくな
り、頭部(20a)とドア枠(21)との間に隙間が生じる。こ
の隙間は見映えが悪く、ゴミも溜まりやすいという問題
を生じる。
【0006】これらの問題を解消するために、加工精度
を高めて、可能な限り凹条溝(22)の深さと、戸当たり材
(20)の脚部(20b)の長さを一致させることも考えられる
が、厳密な加工精度を求めることは、生産性の低下やコ
スト上昇の原因ともなるので現実的ではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、ドア枠の凹条
溝加工等に厳密な精度を必要としなくともドア枠へ確実
に取り付けることができ、しかも取り付け後の見映えが
よい戸当たり材が求められている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の戸当たり材(1)
は、頭部(2)と、該頭部(2)の両側下面から下方に延出す
る左右2条の支持用脚部片(3)と、各支持用脚部片(3)の
下端部から内側に下向き円弧状に延出した底片(4)とを
有し、該底片(4)はドア枠(10)の凹状溝(11)に取り付け
た際に該凹状溝(11)の底面と接触して変形可能であるこ
とを特徴とする。
【0009】又は、上記において支持用脚部片(3)の外
側面にはドア枠(10)の凹状溝(11)に取り付けた際に該凹
状溝(11)の壁面と接触する鋸歯状の突起(5)が設けられ
ていることを特徴とする。
【0010】更には上記において、全体(1)が硬質合成
樹脂よりなり、底片(4)の厚みは0.1mm〜0.6m
mであることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好適な実施例を用
いて説明する。 [実施例]図1は本実施例の戸当たり材(1)の断面図で
ある。図中(2)は戸当たり材(1)の頭部であり、取り付け
後にドア等が当接する箇所である。頭部(2)の両側下面
からからは下方に向けてそれぞれ支持用脚部片(3)が延
出している。
【0012】支持用脚部片(3)の外面には鋸歯状の突起
(5)が形成されている。又、各支持用脚部片(3),(3)の
下端からは内側に向けて下向き円弧状に延出する底片
(4)が形成されている。この底片(4)は円弧部が変形可能
なように適度な可撓性を有していることが必要であり、
厚みを0.1mm〜0.6mmとしている。
【0013】厚みをこのような値としたのは、厚みが
0.1mm未満であると硬質プラスチックであっても接
着剤を押し広げるような強さのある可撓性を得るのは難
しく、反対に0.6mmを越えると可撓性を得にくくな
り好ましくないからである。
【0014】戸当たり部材(1)は硬質合成樹脂の押し出
し成形材で形成されており、底片(4)も特に軟質樹脂を
使用しなくとも厚みが薄いため戸当たり部材(1)の他の
部分と同じ硬質合成樹脂で十分な可撓性が得られる。し
たがって、本実施例では底片(4)も含めて戸当たり部材
(1)全体が同じ硬質合成樹脂からなっている。
【0015】両底片(4),(4)は一体につながっているの
ではなく、両底片(4),(4)の間には隙間(6)が設けられて
いる。
【0016】図2は実施例の戸当たり材(1)をドア枠(1
0)に取付た状態を示した断面図である。ドア枠(10)の凹
状溝(11)に戸当たり材(1)を上方から押し込むと、凹状
溝(11)の底部に塗布された接着剤(13)は、底片(4)が変
形した際の弾発力により押し伸ばされる。
【0017】両底片(4),(4)の間には隙間(6)が有るの
で、各底片(4)は接着剤(13)を凹状溝(11)の隅部にも底
面央部にも押し広げるように変形し、凹状溝(11)の底面
との間で十分な接着面積を確保する。
【0018】このように接着剤(13)は、凹条溝(11)の底
面に隙間を埋めるように均一に押し延ばされ、均一性よ
く薄い接着剤層が形成される。このため、必要な接着面
積を確保することができると共に、接着剤(13)の硬化時
間も短くなるので、効率よく確実な接着を行うことがで
きる。
【0019】又、戸当たり材(1)の凹状溝(11)への挿入
の程度を底片(4)の変形の程度によりある程度調節でき
るため支持用脚部片(3)の長さと凹状溝(11)の深さとの
間で厳密な寸法精度は要求されず、頭部(2)とドア枠(1
0)との間に不要な隙間ができることもない。よって、ド
ア枠(10)の製作を容易に効率よく行うことができる。
【0020】支持用脚部片(3)の外面には鋸歯状の突起
(5)が設けられているが、この鋸歯状の突起(5)は凹状溝
(11)の溝壁面に引っ掛かるように接触し、接着剤(13)が
固定するまでの間に戸当たり材(1)が底片(4)の弾発によ
ってドア枠(10)から浮き上がるのを防止する働きをして
いる。
【0021】図3に示すように凹状溝(11)の溝壁面に鋸
歯状の突起(5)に対応する凹凸(12)を設けることもで
き、この場合は鋸歯状の突起(5)と凹凸(12)との係合に
より、更に確実に戸当たり材(1)を凹状溝(11)に係止す
ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明により、ドア枠
の凹条溝加工等に厳密な精度を必要としなくともドア枠
へ確実に取り付けることができ、しかも取り付け後の見
映えがよい戸当たり材を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の戸当たり材の断面図。
【図2】実施例の戸当たり材をドア枠に取り付けた状態
を示した断面図。
【図3】溝壁面の凹凸を有したドア枠の断面図。
【図4】従来の戸当たり材の断面図。
【図5】従来の戸当たり材をドア枠に取り付けた状態を
示した断面図。
【符号の説明】
(1) 戸当たり材 (2) 頭部 (3) 支持用脚部片 (4) 底片 (5) 鋸歯状の突起 (6) 底片間の隙間 (10) ドア枠 (11) 凹状溝 (12) 溝壁面の凹凸 (13) 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 孝伸 大阪市北区中之島2丁目3番18号 大建工 業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部と、該頭部の両側下面から下方に延
    出する左右2条の支持用脚部片と、各支持用脚部片の下
    端部から内側に下向き円弧状に延出した底片とを有し、
    該底片はドア枠の凹状溝に取り付けた際に該凹状溝の底
    面と接触して変形可能であることを特徴とする戸当たり
    材。
  2. 【請求項2】 支持用脚部片の外側面にはドア枠の凹状
    溝に取り付けた際に該凹状溝の壁面と接触する鋸歯状の
    突起が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    戸当たり材。
  3. 【請求項3】 全体が硬質合成樹脂よりなり、底片の厚
    みは0.1mm〜0.6mmであることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の戸当たり材。
JP9460197A 1997-03-27 1997-03-27 戸当たり材 Pending JPH10266708A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9460197A JPH10266708A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 戸当たり材

Applications Claiming Priority (1)

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JP9460197A JPH10266708A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 戸当たり材

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Publication Number Publication Date
JPH10266708A true JPH10266708A (ja) 1998-10-06

Family

ID=14114786

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JP9460197A Pending JPH10266708A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 戸当たり材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100841926B1 (ko) 2007-06-05 2008-06-27 신양금속공업 주식회사 복합창호의 패널결합구조

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KR100841926B1 (ko) 2007-06-05 2008-06-27 신양금속공업 주식회사 복합창호의 패널결합구조

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