JPH10266597A - 壁パネルの取り付け構造 - Google Patents
壁パネルの取り付け構造Info
- Publication number
- JPH10266597A JPH10266597A JP7232497A JP7232497A JPH10266597A JP H10266597 A JPH10266597 A JP H10266597A JP 7232497 A JP7232497 A JP 7232497A JP 7232497 A JP7232497 A JP 7232497A JP H10266597 A JPH10266597 A JP H10266597A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall panel
- section
- waterproof pan
- upright
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】防水パンの周縁部に簡単に取り付けることがで
きるバネクリップを用いて壁パネルを立設する。 【解決手段】防水パン２の水切り立ち上がり部２ａにバ
ネクリップ６を嵌め込んで装着し、バネクリップ６に壁
パネル４を嵌め込んで立設する。
きるバネクリップを用いて壁パネルを立設する。 【解決手段】防水パン２の水切り立ち上がり部２ａにバ
ネクリップ６を嵌め込んで装着し、バネクリップ６に壁
パネル４を嵌め込んで立設する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ユニットなど
における壁パネルの取り付け構造に関するものである。
における壁パネルの取り付け構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、住宅に浴室ユニットを設置す
ることが行われている。この浴室ユニット１は、図２に
示すように、洗い場２１を有する防水パン２と、この防
水パン２と一体の、もしくは別体の浴槽３と、防水パン
２の周縁部に立設されて防水パン２および浴槽３の周囲
を包囲する壁パネル４と、これらの壁パネル４によって
形成される上方開口部を覆う天井パネル（図示せず）
と、から構成されており、壁パネル４を防水パン２の周
縁部に取り付けるため、図３に示すように、その周縁部
に形成された水切り立ち上がり部２ａにビスＢを介して
複数個の取り付け材５を間隔をおいて固定している。
ることが行われている。この浴室ユニット１は、図２に
示すように、洗い場２１を有する防水パン２と、この防
水パン２と一体の、もしくは別体の浴槽３と、防水パン
２の周縁部に立設されて防水パン２および浴槽３の周囲
を包囲する壁パネル４と、これらの壁パネル４によって
形成される上方開口部を覆う天井パネル（図示せず）
と、から構成されており、壁パネル４を防水パン２の周
縁部に取り付けるため、図３に示すように、その周縁部
に形成された水切り立ち上がり部２ａにビスＢを介して
複数個の取り付け材５を間隔をおいて固定している。
【０００３】なお、壁パネル４は、ケイ酸カルシウム板
などの表面材４１と、この表面材４１の裏面周縁に固定
された補強フレーム４２とからなり、補強フレーム４２
は、鋼材、アルミあるいは樹脂などによって断面略ロ字
状に形成されている。そして、壁パネル４の補強フレー
ム４２が前述した取り付け材５に嵌合載置されるように
なっている。ここで、Ｓは、防水パン２の水切り部２ｂ
と壁パネル４の補強フレーム４２の下端縁との間に充填
されたシリコンシーリングである。
などの表面材４１と、この表面材４１の裏面周縁に固定
された補強フレーム４２とからなり、補強フレーム４２
は、鋼材、アルミあるいは樹脂などによって断面略ロ字
状に形成されている。そして、壁パネル４の補強フレー
ム４２が前述した取り付け材５に嵌合載置されるように
なっている。ここで、Ｓは、防水パン２の水切り部２ｂ
と壁パネル４の補強フレーム４２の下端縁との間に充填
されたシリコンシーリングである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た壁パネルの取り付け構造では、取り付け材をビスを介
して固定しなければならず、作業に時間を要するととも
に、作業が煩雑になるという欠点があった。
た壁パネルの取り付け構造では、取り付け材をビスを介
して固定しなければならず、作業に時間を要するととも
に、作業が煩雑になるという欠点があった。
【０００５】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、簡単に壁パネルを防水パンの周縁部に立設
することのできる壁パネルの取り付け構造を提供するも
のである。
れたもので、簡単に壁パネルを防水パンの周縁部に立設
することのできる壁パネルの取り付け構造を提供するも
のである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、防水パンの水
切り立ち上がり部に間隔をおいて複数個のバネクリップ
を嵌め込んで装着し、バネクリップに壁パネルを嵌め込
んで立設させることを特徴とするものである。
切り立ち上がり部に間隔をおいて複数個のバネクリップ
を嵌め込んで装着し、バネクリップに壁パネルを嵌め込
んで立設させることを特徴とするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、図２およ
び図３に示した従来技術の部材と同一の部材には同一の
符号を用いるものとする。
面に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、図２およ
び図３に示した従来技術の部材と同一の部材には同一の
符号を用いるものとする。
【０００８】図１には、本発明の壁パネルの取り付け構
造が示されており、防水パン２の周縁部には、バネ鋼を
折曲して形成された複数個のバネクリップ６が間隔をお
いて装着されている。このバネクリップ６は、防水パン
２の水切り立ち上がり部２ａに密着可能な垂直部６１
と、この垂直部６１の一端部に形成され、防水パン２の
水切り立ち上がり部２ａに嵌め込まれてその上端に載置
されるとともに、垂直部６１との間で水切り立ち上がり
部２ａを挟み込み可能な装着部６２と、垂直部６１の他
端部に形成され、防水パン２の水切り部２ｂに載置され
て壁パネル４の補強フレーム４２を嵌合載置可能な嵌合
部６３とを備えているものである。
造が示されており、防水パン２の周縁部には、バネ鋼を
折曲して形成された複数個のバネクリップ６が間隔をお
いて装着されている。このバネクリップ６は、防水パン
２の水切り立ち上がり部２ａに密着可能な垂直部６１
と、この垂直部６１の一端部に形成され、防水パン２の
水切り立ち上がり部２ａに嵌め込まれてその上端に載置
されるとともに、垂直部６１との間で水切り立ち上がり
部２ａを挟み込み可能な装着部６２と、垂直部６１の他
端部に形成され、防水パン２の水切り部２ｂに載置され
て壁パネル４の補強フレーム４２を嵌合載置可能な嵌合
部６３とを備えているものである。
【０００９】したがって、壁パネル４を立設する場合
は、バネクリップ６を防水パン２の周縁部に間隔をおい
て順次装着する。すなわち、防水パン２の水切り立ち上
がり部２ａの上端にバネクリップ６の垂直部６１を添わ
せてその装着部６２の先端部分を差し込んだ後、垂直部
６１と装着部６２の先端部分との間隔を広げるように回
しながら押し込むことにより、防水パン２の水切り立ち
上がり部２ａに装着することができる。この状態では、
防水パン２の水切り立ち上がり部２ａの上端に装着部６
２が載置されるとともに、嵌合部６３が防水パン２の水
切り部２ｂに載置され、さらに、装着部６２の弾性力に
よりその先端が防水パン２の水切り立ち上がり部２ａを
垂直部６１との間で挟み込んでおり、このため、バネク
リップ６は防水パン２に離脱することなく取り付けられ
ている。
は、バネクリップ６を防水パン２の周縁部に間隔をおい
て順次装着する。すなわち、防水パン２の水切り立ち上
がり部２ａの上端にバネクリップ６の垂直部６１を添わ
せてその装着部６２の先端部分を差し込んだ後、垂直部
６１と装着部６２の先端部分との間隔を広げるように回
しながら押し込むことにより、防水パン２の水切り立ち
上がり部２ａに装着することができる。この状態では、
防水パン２の水切り立ち上がり部２ａの上端に装着部６
２が載置されるとともに、嵌合部６３が防水パン２の水
切り部２ｂに載置され、さらに、装着部６２の弾性力に
よりその先端が防水パン２の水切り立ち上がり部２ａを
垂直部６１との間で挟み込んでおり、このため、バネク
リップ６は防水パン２に離脱することなく取り付けられ
ている。
【００１０】この後、壁パネル４を把持して防水パン２
の周縁部に立設すればよい。この場合、壁パネル４の補
強フレーム４２が、防水パン２の水切り部２ｂに載置さ
れたバネクリップ６の嵌合部６３に嵌め込まれることに
より、位置決めされて防水パン２の水切り部２ｂに立設
されるものである。次いで、防水パン２の水切り部２ｂ
と壁パネル４の補強フレーム４２の下端縁との間にシリ
コンシーリングＳを充填すればよい。ここで、７は、防
水パン２の水切り部２ｂに敷設されたクッションシート
であって、壁パネル４の補強フレーム４２を緩衝して支
持している。
の周縁部に立設すればよい。この場合、壁パネル４の補
強フレーム４２が、防水パン２の水切り部２ｂに載置さ
れたバネクリップ６の嵌合部６３に嵌め込まれることに
より、位置決めされて防水パン２の水切り部２ｂに立設
されるものである。次いで、防水パン２の水切り部２ｂ
と壁パネル４の補強フレーム４２の下端縁との間にシリ
コンシーリングＳを充填すればよい。ここで、７は、防
水パン２の水切り部２ｂに敷設されたクッションシート
であって、壁パネル４の補強フレーム４２を緩衝して支
持している。
【００１１】この結果、バネクリップ６を防水パン２の
水切り立ち上がり部２ａにその弾性力に抗して嵌め込む
だけで取り付けることができ、ビスを用いて取り付ける
場合に比較して作業を簡単かつ短時間に行うことができ
る。
水切り立ち上がり部２ａにその弾性力に抗して嵌め込む
だけで取り付けることができ、ビスを用いて取り付ける
場合に比較して作業を簡単かつ短時間に行うことができ
る。
【００１２】なお、前述した実施形態においては、浴室
ユニット１の壁パネル４を立設する場合について例示し
たが、浴室ユニット１に限定するものではなく、シャワ
ーユニットやトイレユニット、あるいは、浴室とトイレ
設備を併設した衛生設備室などにも採用することができ
る。
ユニット１の壁パネル４を立設する場合について例示し
たが、浴室ユニット１に限定するものではなく、シャワ
ーユニットやトイレユニット、あるいは、浴室とトイレ
設備を併設した衛生設備室などにも採用することができ
る。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、防水パン
の水切り立ち上がり部に間隔をおいて複数個のバネクリ
ップを嵌め込んで装着し、バネクリップに壁パネルを嵌
め込んで立設させることにより、バネクリップを防水パ
ンの水切り立ち上がり部に嵌め込むだけの簡単な作業で
取り付けることができ、短時間に壁パネルの立設作業を
行うことができる。
の水切り立ち上がり部に間隔をおいて複数個のバネクリ
ップを嵌め込んで装着し、バネクリップに壁パネルを嵌
め込んで立設させることにより、バネクリップを防水パ
ンの水切り立ち上がり部に嵌め込むだけの簡単な作業で
取り付けることができ、短時間に壁パネルの立設作業を
行うことができる。
【図１】本発明の壁パネルの取り付け構造を示す部分断
面図である。
面図である。
【図２】浴室ユニットを一部省略して示す斜視図であ
る。
る。
【図３】従来の壁パネルの取り付け構造を示す部分断面
図である。
図である。
１ 浴室ユニット ２ 防水パン ２ａ 水切り立ち上がり部 ２ｂ 水切り部 ４ 壁パネル ４１ 表面材 ４２ 補強フレーム ６ バネクリップ ６１ 垂直部 ６２ 装着部 ６３ 嵌合部
Claims (2)
- 【請求項１】 防水パンの水切り立ち上がり部に間隔を
おいて複数個のバネクリップを嵌め込んで装着し、バネ
クリップに壁パネルを嵌め込んで立設させることを特徴
とする壁パネルの取り付け構造。 - 【請求項２】前記バネクリップは、防水パンの水切り立
ち上がり部に密着可能な垂直部と、この垂直部の一端部
に形成され、防水パンの水切り立ち上がり部に嵌め込ま
れてその上端に載置されるとともに垂直部との間で水切
り立ち上がり部を挟み込む装着部と、垂直部の他端部に
形成され、防水パンの水切り部に載置される嵌合部を有
し、バネ鋼から形成されていることを特徴とする請求項
１記載の壁パネルの取り付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7232497A JPH10266597A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 壁パネルの取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7232497A JPH10266597A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 壁パネルの取り付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10266597A true JPH10266597A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13485998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7232497A Pending JPH10266597A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 壁パネルの取り付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10266597A (ja) |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP7232497A patent/JPH10266597A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10266597A (ja) | 壁パネルの取り付け構造 | |
| JP3275459B2 (ja) | 浴室ユニット | |
| JP2953544B2 (ja) | 浴室構造 | |
| JP2546458Y2 (ja) | 手洗器等の衛生設備に設けるトラップカバーの取付け構造 | |
| JPH09119151A (ja) | 防水パン構造 | |
| JP2570108Y2 (ja) | 浴室用防水パンの床暖房パネル取付構造 | |
| JP2002138543A (ja) | シャワーホースの支持構造 | |
| JP3311171B2 (ja) | 防水パン構造 | |
| JP2541099Y2 (ja) | 壁パネルの固定構造 | |
| JPH11159166A (ja) | パネル支柱の固定構造 | |
| JP2870252B2 (ja) | 浴室ユニット | |
| JPH0755985Y2 (ja) | 洗い場付浴槽 | |
| KR930012076B1 (ko) | 유닛룸 | |
| JPH11324363A (ja) | 浴室用カウンター | |
| JPH0718885A (ja) | 壁パネルの固定構造 | |
| JP3496630B2 (ja) | パネル支柱の構造 | |
| JPH0727314Y2 (ja) | 浴 室 | |
| JP2002146875A (ja) | 防水パンの排水管支持構造 | |
| JPH10169219A (ja) | 天井パネルの固定構造 | |
| JP2543097Y2 (ja) | 浴槽の支持構造 | |
| JPH08333906A (ja) | 壁パネルと天井パネルの連結構造 | |
| JPH0585946U (ja) | 衛生設備室における壁パネルの固定構造 | |
| JP2003159185A (ja) | 洗面化粧台における配管カバー部材 | |
| JP2001321283A (ja) | 浴槽の固定具 | |
| JP2002034808A (ja) | 隅付壁掛衛生設備機器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031209 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040727 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040804 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041201 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |