JPH10265082A - シート材搬送装置及び画像処理装置 - Google Patents

シート材搬送装置及び画像処理装置

Info

Publication number
JPH10265082A
JPH10265082A JP9075635A JP7563597A JPH10265082A JP H10265082 A JPH10265082 A JP H10265082A JP 9075635 A JP9075635 A JP 9075635A JP 7563597 A JP7563597 A JP 7563597A JP H10265082 A JPH10265082 A JP H10265082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet material
sheet
driven
roller
rotator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9075635A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ogushi
大櫛  博
Yoshiaki Suzuki
義章 鈴木
Keizo Sasai
敬三 笹井
Shigeyuki Sugiyama
杉山  茂行
Kazuyuki Morinaga
和幸 森永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9075635A priority Critical patent/JPH10265082A/ja
Publication of JPH10265082A publication Critical patent/JPH10265082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コロの軸支部分のシート材搬送路からの露出
等によりシート材が引っ掛かり、ジャム等の搬送不良が
発生するのを防止すること。 【解決手段】 排出ローラ37と、該排出ローラ37に押圧
されて従動回転する排出コロ38と、該排出コロ38の軸部
を保持しつつ排出ローラ37に押圧する排出コロバネ39と
を有する搬送系において、前記排出コロ38の両側の軸部
近傍に、原稿を案内するCSガイドリブ41を設けたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシート材搬送装置に
関し、詳細には、例えば、複写機、プリンタ、ファクシ
ミリ装置等の画像処理装置において原稿や記録紙等のシ
ート材を搬送するシート材搬送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ
装置等の画像処理装置において原稿や記録紙等のシート
材を搬送するシート材搬送装置としては、例えば、駆動
回転する搬送ローラと、該搬送ローラに押圧されて従動
回転する搬送コロと、該搬送コロの軸部を保持しつつ搬
送ローラに押圧する板バネとを有するシート材搬送装置
がある。このシート材搬送装置を用いる場合、通常、前
記搬送コロや板バネはシート材搬送路の上面側に配置し
ている。
【0003】また、前記板バネの代わりに、前記搬送コ
ロの軸部を保持する軸受及び該軸受に保持された搬送コ
ロを搬送ローラに押圧するコイルバネを用いたシート材
搬送装置の場合も、前記搬送コロ及びその軸受やコイル
バネをシート材搬送路の上面側に配置することが多かっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例において、駆動手段等の制約上、前記搬送コロ
をシート材搬送路の下面側に配置した場合、以下のよう
な問題があった。
【0005】例えば、前記板バネを用いたシート材搬送
装置の場合、搬送コロの軸支部分がシート材搬送路に露
出すると、この露出部分にシート材が引っ掛かり、ジャ
ム等の原因となるおそれがあるため、上記従来例の装置
において前述の配置構成を採用することは困難であっ
た。
【0006】また、前記コイルバネ等を用いたシート材
搬送装置の場合も、該コイルバネを支えるリブ等の支持
部材がシート材搬送路に出っ張ると、この出っ張りにシ
ート材が引っ掛かり、ジャム等の原因となるおそれがあ
るため、同様に前述の如き配置構成を採用することは困
難であった。
【0007】また更に、上記シート材搬送装置をシート
材の排出部に設けた場合、前述の如き露出部分或いは出
っ張り部分にシート材の後端が引っ掛かってシート材搬
送路に残ってしまうおそれがあり、該シート材を正常に
トレイ上に排出し積載することが困難であった。
【0008】そこで、本発明の目的は、搬送コロの軸支
部分のシート材搬送路からの露出等によりシート材が引
っ掛かり、ジャム等の搬送不良が発生するのを防止する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、駆動回転体と、該駆動回転
体に押圧されて従動回転する従動回転体と、該従動回転
体の軸部を保持しつつ駆動回転体に押圧する押圧手段と
を有するシート材搬送装置において、前記従動回転体の
両側の軸支部近傍に、シート材の搬送を補助するガイド
部材を設けたことを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、従動回転体の両側軸部
近傍に前記ガイド部材を設けたため、該従動回転体の軸
支部近傍がシート材搬送路に露出することがなく、これ
を原因とするジャム等の搬送不良を防止することができ
る。
【0011】また前記ガイド部材のシートガイド面が、
従動回転体のシート接触面と該従動回転体の軸支部との
間に位置するようにし、更に前記ガイド部材の搬送方向
下流側の端面が、従動回転体の搬送方向下流側の端面よ
り上流側にあるように構成することにより、例えば本発
明をシート材の排出搬送系に適用した場合であっても、
シート材が搬送路に残ることがなく、該シート材を正常
にトレイ上に排出し積載することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を適用したシート
材搬送装置の実施の形態について具体的に説明する。
尚、以下の実施形態では、複写機、レーザービームプリ
ンタ、ファクシミリ装置等の画像処理装置において原稿
や記録紙等のシート材を搬送するシート材搬送装置に適
用した場合を例示している。
【0013】〔第1実施形態〕第1実施形態に係るシー
ト材搬送装置について図面を参照して詳しく説明する。
尚、本実施形態では、画像処理装置としてのファクシミ
リ装置においてシート材としての原稿を搬送する搬送系
に適用した場合を例示している。
【0014】図1は本実施形態に係るファクシミリ装置
の全体構造を示す模式断面図、図2は本ファクシミリ装
置の外観斜視図、図3は本ファクシミリ装置における読
取系のCSユニットを示す斜視図、図4は本ファクシミ
リ装置における読取系の上原稿台ユニットを示す斜視図
である。図5及び図6は本ファクシミリ装置における読
取系の拡大図であり、図6は上原稿台ユニットの開放時
の状態を示す拡大図である。
【0015】先ず最初にファクシミリ装置の概略構成に
ついて簡単に説明する。図1及び図2において、1はフ
ァクシミリ装置本体であり、該ファクシミリ装置1を操
作する操作ユニットA、シート材としての記録紙に対し
て信号に応じてインクを吐出して記録を行うインクジェ
ット方式の記録ユニットB、シート材としての原稿の画
像を光学的に読み取る読取ユニットC等により構成され
ている。以下、各ユニットの構成について説明する。
【0016】先ず操作ユニットAの構成について説明す
る。操作ユニットAは、モード切り換え操作、コピー操
作、送信操作、スキャナ操作等の各種操作を行うキー2
や各種情報を表示する表示部3等が設けられている。こ
の操作ユニットAは、後述する読取ユニットCにおける
原稿搬送系の上部に設けられており、ファクシミリ装置
本体1に対して図5に示す矢印a方向に回動可能に構成
されている。
【0017】次に記録ユニットBの構成について説明す
る。4はトレイユニットであり、複数枚の記録紙が積載
収納可能となっている。5は記録紙を載せる中板であ
り、上端を支点にトレイユニット4に対して回動可能に
設けられている。6は加圧バネであり、中板5(及び中
板5上に積載した記録紙)をピックアップローラ11に接
する方向に付勢するように構成されている。7はスライ
ダであり、中板5に対してスライド可能に構成され、記
録紙のサイドを規制して該記録紙が斜行するのを防止し
ている。8は補助トレイであり、トレイユニット4に対
して引き出し収納可能となっており、リーガルサイズ等
の長尺の記録紙に対応できるように構成されている。
【0018】尚、9はピックアップローラ11に連動する
突起部(不図示)を検出して該ピックアップローラ11の
ポジションを検出するピックアップローラセンサ、10は
記録紙の先後端を検知するエッジセンサである。
【0019】前記トレイユニット4に積載収納された記
録紙は、ピックアップローラ11及び分離爪(不図示)に
よって最上位の記録紙だけピックアップされ、下流側の
搬送ローラ12へ向けて搬送される。このとき、エッジセ
ンサ10にて記録紙の先端が検知され、この検知信号に基
づいて搬送ローラ12が不図示の駆動手段により駆動され
る。そして、前記記録紙は、搬送ローラ12と該搬送ロー
ラ12に圧接して従動回転するピンチローラ13とにより挟
持搬送される。この搬送ローラ12を所定量回転させて記
録紙が所定位置に到達すると、キャリッジ14に搭載され
た記録手段としての記録ヘッド15により記録が行われ
る。ここで記録されるデータは、後述する読取ユニット
Cにて読み取られた読取データ、或いは他機から送られ
てきた伝送データである。
【0020】尚、本実施形態では、前述したように、信
号に応じてインクを吐出して記録を行うインクジェット
方式の記録手段を用いている。更に、本実施形態では、
インクタンクとインク吐出ヘッドが一体化されたカート
リッジタイプの記録ヘッドを用いており、該記録ヘッド
15が搬送方向と直交する幅方向に往復移動可能なキャリ
ッジ14に対して着脱自在な構成となっている。従って、
前記キャリッジ14を記録紙の幅方向に走査しつつ、これ
に搭載された記録ヘッド15により画像を記録する。16は
廃インクタンクであり、前記記録ヘッド15のヘッド部に
目詰まりしたインク等を排出するためのものである。
【0021】そして、前述の如く記録がなされた記録紙
は、伝達ローラ17により前記搬送ローラ12の駆動力が伝
達されて回転する排出ローラ18と該排出ローラ18に記録
紙を押圧して従動回転する拍車19とにより挟持搬送さ
れ、排出トレイ20上に排出され積載される。21は排出ト
レイ20に着脱自在に構成された補助トレイであり、該補
助トレイ21によって長尺の記録紙の先端がファクシミリ
装置本体1から滑り落ちないように構成されている。
【0022】次に、読取ユニットCの構成について説明
する。読取ユニットCは原稿(不図示)に光を照射して
その反射光を電気信号に変換し、この信号を操作モード
に応じて他機に伝送し、又は自己の記録ユニットCに伝
送するものである。以下、詳細に説明する。
【0023】22は複数枚の原稿を積載することの可能な
原稿載置トレイであり、開閉可能なカバー部材としての
機能を兼ねている。即ち、原稿載置トレイ22はファクシ
ミリ装置本体1に対して支点22aを中心に図1に示す矢
印b方向に開閉可能に構成されており、前記記録ヘッド
15の交換等が容易に行えるようになっている。
【0024】23はスライダであり、原稿載置トレイ22に
対してスライド可能に設けられ、原稿のサイドを規制し
て該原稿が斜行するのを防止している。24は補助トレイ
であり、原稿載置トレイ22に載置された原稿の後端を支
持し原稿の分離搬送性能を維持できる最適な角度に設定
されている。
【0025】25は上原稿台ユニット、26は読取ベースで
あり、両部材の一部が原稿搬送ガイドとして機能するよ
うに構成されており、原稿の搬送路を形成している。ま
た、27は原稿有無検知センサであり、原稿載置トレイ22
上に原稿がセットされると不図示のアクチュエータを介
して原稿の有無を検知するものである。
【0026】そして、送信時やコピー時に操作者によっ
てスタートキーが押下されると、不図示の駆動手段の駆
動により分離ローラ28が図中矢印方向に回転する。そし
て、原稿載置トレイ22上に載置された原稿は、前記分離
ローラ28に付勢された摩擦片ユニット29によって1枚ず
つ捌かれ、最下位の原稿のみが該原稿の画像を読み取る
読取手段としてのコンタクトセンサ(CS)32へ搬送さ
れる。
【0027】前記分離ローラ28とコンタクトセンサ32と
の間には、不図示のアクチュエータを介して原稿の先後
端を検知する原稿先後端検知センサ30が配置されてい
る。このセンサ30によって前記原稿の先端を検知し、コ
ンタクトセンサ32の読取位置に原稿が到達したときに、
該原稿の画像が正確に読み取られるようにタイミングを
はかりながら原稿を搬送するように構成されている。
【0028】31は搬送ローラであり、不図示の駆動手段
により図中矢印方向に回転する。32は読取手段としての
コンタクトセンサであり、前記搬送ローラ31の対向位置
に配置され、該搬送ローラ31に対して圧接されている。
この構成により、原稿がコンタクトセンサ32から浮き上
がるのを防止している。尚、本装置においては、搬送ロ
ーラ31は、コンタクトセンサ32の読取基準(白地)を兼
ねているため、白色のローラとして構成している。
【0029】前記コンタクトセンサ32はCSホルダ33に
保持されており、該CSホルダ33は図3に示す回転軸部
33cにより読取ベース26に回転可能に保持されている。
この読取ベース26とCSホルダ33の間には前記コンタク
トセンサ32を搬送ローラ31に付勢するCSバネ34が配設
されており、CSホルダ32を付勢している。
【0030】35は伝達コロバネであり、上原稿台ユニッ
ト25にネジ止めされている。尚、本実施形態では伝達コ
ロバネ35として板バネを用いている。36は伝達コロであ
り、伝達コロバネ35に回転自在に軸支されると共に、該
伝達コロバネ35によって後述する駆動回転体としての排
出ローラ37と搬送ローラ31とに押圧されており、搬送ロ
ーラ31の駆動力を排出ローラ37に伝達している。
【0031】37は駆動回転体としての排出ローラであ
り、上原稿台ユニット25に回転自在に軸支されている。
38(図3では38a,38b)は従動回転体としての排出コ
ロであり、排出ローラ37の各ローラ部37a,37b(図4
参照)の対向位置に配設されている。39(図3では39
a,39b)は押圧手段としての排出コロバネであり、排
出コロ38a,38bの軸部を保持するためにシート材搬送
路側に開放した軸受部を有し、該排出コロ38a,38bの
軸部を保持しつつ該排出コロ38a,38bを排出ローラ37
の各ローラ部37a,37bに押圧している。また、本実施
形態では排出コロバネ39a,39bとして板バネを用いて
おり、該バネ39は前記CSホルダ33にネジ等により取り
付けられている。
【0032】前記CSホルダ33には、図3に示すよう
に、ガイド部材としてのCSホルダリブ41a,41b,41
c,41dが一体形成されている。このCSホルダリブ41
a,41b,41c,41dは、各排出コロ38a,38bの両側
軸部近傍であり且つ各排出コロバネ39a,39bの両側近
傍に設けられている。また、前記CSホルダリブ41a,
41b,41c,41dのガイド面は、前記排出コロ38の原稿
接触面と該排出コロ38の軸支部との間に位置するように
構成されている。即ち、図5に示すように、排出ローラ
37と排出コロ38の接点(ニップ部)より低く且つ排出コ
ロバネ39による排出コロ38の軸支部(排出コロバネ39の
軸受部)より高い位置になるように構成されている。更
に、前記CSホルダリブ41a,41b,41c,41dの搬送
方向下流側の端面は、前記排出コロ38の搬送方向下流側
の端部より上流側になるように構成されている。
【0033】上記構成により、コンタクトセンサ32によ
り読み取りがなされた原稿は、前記排出ローラ37と排出
コロ38によって排出搬送される際、前記CSホルダ33に
一体形成されたCSホルダリブ41a,41b,41c,41d
により排出コロバネ39による排出コロ38の軸支部(排出
コロバネ39の軸受部)等に引っ掛かることなく案内され
搬送される。
【0034】また、前記原稿はコンタクトセンサ32によ
り画像が読み取られつつ、原稿先後端検知センサ30によ
りその後端が検出され、この信号に基づいて排出ローラ
37が所定量回転され、排出トレイ40上に排出積載され
る。このときも、前記CSホルダリブ41a,41b,41
c,41dにより、原稿の後端が原稿搬送路に残ることな
く排出トレイ40上に排出され積載される。
【0035】尚、前記排出トレイ40は、ファクシミリ装
置本体1に対して引き出し収納可能に構成されている。
【0036】また、前記上原稿台ユニット25の長手方向
(幅方向)両端には、図4に示すように回転軸受25c
(他方端部の回転軸受は不図示)が設けられており、こ
れと対向する読取ベース26の両端に設けられた軸(不図
示)に嵌まっており、図5に示す矢印c方向に開閉可能
になっている。また、上原稿台ユニット25には図4に示
すように押圧部25a,25bが設けられており、該ユニッ
ト25の開放時に図3に示すCSホルダ33の被押圧部33
a,33bを押し、搬送ローラ31とコンタクトセンサ32と
の間に隙間ができるようになっている。また、伝達コロ
36は上原稿台ユニット25の開放時に搬送ローラ31から離
れる方向に移動するため、該搬送ローラ31と伝達コロ36
の位置関係、即ち伝達コロバネ35のたわみが変わり、伝
達コロ36と排出ローラ37が非接触状態となり開放され
る。同様に上原稿台ユニット25の開放時に摩擦片ユニッ
ト29と分離ローラ28も非接触状態となり開放される。
【0037】上記構成により、上原稿台ユニット25を図
5に示す如く開放することにより排出ローラ37が伝達コ
ロ36と非接触状態となり空転可能になると共に、その他
のローラ間も開放されるので、原稿がジャムしたとき等
には、該上原稿台ユニット25を開放するだけで原稿の搬
送路が開放され、原稿をスムーズに取り除くことができ
る。また、原稿を取り除く時に、摩擦伝達部(搬送ロー
ラ31と伝達コロ36の間、伝達コロ36と排出ローラ37の
間)に無理な負荷がかからないので、該ローラやコロ等
の摩耗や損傷を防止することができる。
【0038】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
ガイド部材としてのCSガイドリブをCSホルダに一体
形成した構成を例示したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば、同等の機能を有する部材を設け
て、コロの軸支部分に引っ掛からないようにシート材を
案内する位置に配置した構成としても良い。この構成に
よっても同様の効果が得られる。
【0039】また前述した実施形態では、従動回転体の
軸部を保持しつつ駆動回転体に押圧する押圧手段として
板バネを例示したが、これに限定されるものではなく、
コイルバネ等を用いた他の押圧手段であっても良い。
【0040】また前述した実施形態では、シート材搬送
路の上面側に駆動回転体としてのローラを、下面側に従
動回転体としてのコロを配置した装置を例示したが、こ
れに限定されるものではなく、シート材搬送路の下面側
に駆動回転体としてのローラを、上面側に従動回転体と
してのコロを配置した装置に本発明を適用しても有効で
ある。
【0041】また前述した実施形態では、原稿を搬送す
る搬送系に本発明を適用した例を示したが、これに限定
されるものではなく、例えば、シート材としての記録紙
を搬送する搬送系に本発明を適用しても有効である。
【0042】また前述した実施形態では、インクジェッ
ト方式を採用した記録ユニットを例示したが、これに限
定されるものではなく、例えば、電子写真方式等の他の
記録方式を採用した装置であっても本発明は有効であ
る。
【0043】更に前述した実施形態では、画像処理装置
としてファクシミリ装置を例示したが、本発明はこれに
限定する必要はなく、例えば電子写真複写機、レーザー
ビームプリンタ、スキャナ、或いはワードプロセッサ等
の他の画像処理装置に使用することも当然可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従動回転体の両側軸支部近傍にガイド部材を設けたた
め、該従動回転体の軸支部近傍がシート材搬送路に露出
することがなく、これを原因とするジャム等の搬送不良
が防止される。
【0045】また前記ガイド部材のシートガイド面が、
従動回転体のシート接触面と該従動回転体の軸支部との
間に位置するようにし、更に前記ガイド部材の搬送方向
下流側の端面が、従動回転体の搬送方向下流側の端面よ
り上流側にあるように構成することにより、例えば本発
明をシート材の排出搬送系に適用した場合であっても、
シート材が搬送路に残ることがなく、該シート材を正常
にトレイ上に排出し積載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したファクシミリ装置の全体構造
を示す模式断面図
【図2】本ファクシミリ装置の外観斜視図
【図3】本ファクシミリ装置における読取系のCSユニ
ットを示す斜視図
【図4】本ファクシミリ装置における読取系の上原稿台
ユニットを示す斜視図
【図5】本ファクシミリ装置における読取系の拡大図
【図6】本ファクシミリ装置における読取系(上原稿台
ユニットの開放時)の拡大図
【符号の説明】
A…操作ユニット B…記録ユニット C…読取ユニット 1…ファクシミリ装置本体 2…キー 3…表示部 4…トレイユニット 5…中板 6…加圧バネ 7…スライダ 8…補助トレイ 9…ピックアップローラセンサ 10…エッジセンサ 11…ピックアップローラ 12…搬送ローラ 13…ピンチローラ 14…キャリッジ 15…記録ヘッド 16…廃インクタンク 17…伝達ローラ 18…排出ローラ 19…拍車 20…排出トレイ 21…補助トレイ 22…原稿載置トレイ 22a…支点 23…スライダ 24…補助トレイ 25…上原稿台ユニット 25a,25b…押圧部 25c,25d…回転軸受 26…読取ベース 27…原稿有無検知センサ 28…分離ローラ 29…摩擦片ユニット 30…原稿先後端検知センサ 31…搬送ローラ 32…コンタクトセンサ 33…CSホルダ 33a,33b…被押圧部 33c…回転軸部 34…CSバネ 35…伝達コロバネ 36…伝達コロ 37…排出ローラ 37a,37b…ローラ部 38(38a,38b)…排出コロ 39(39a,39b)…排出コロバネ 40…排出トレイ 41(41a,41b,41c,41d)…CSホルダリブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 茂行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 森永 和幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動回転体と、該駆動回転体に押圧され
    て従動回転する従動回転体と、該従動回転体の軸部を保
    持しつつ駆動回転体に押圧する押圧手段とを有するシー
    ト材搬送装置において、 前記従動回転体の両側の軸支部近傍に、シート材の搬送
    を補助するガイド部材を設けたことを特徴とするシート
    材搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材のシートガイド面は、従
    動回転体のシート接触面と該従動回転体の軸支部との間
    に位置することを特徴とする請求項1に記載のシート材
    搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材の搬送方向下流側の端面
    は、従動回転体の搬送方向下流側の端面より上流側にあ
    ることを特徴とする請求項1に記載のシート材搬送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材のシートガイド面は、従
    動回転体のシート接触面と該従動回転体の軸支部との間
    に位置し、前記ガイド部材の搬送方向下流側の端面は、
    従動回転体の搬送方向下流側の端面より上流側にあるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のシート材搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記押圧手段は前記従動回転体の軸部を
    保持するためにシート材の搬送路側に開放した軸受部を
    有し、前記ガイド部材はシート材が前記押圧手段の軸受
    部にかからないように案内することを特徴とする請求項
    1〜請求項5のいずれか1項に記載のシート材搬送装
    置。
  6. 【請求項6】 駆動回転体と、該駆動回転体に押圧され
    て従動回転する従動回転体と、該従動回転体の軸部を保
    持しつつ駆動回転体に押圧する押圧手段とを有するシー
    ト材搬送装置において、 シート材搬送路において前記駆動回転体をシート材上面
    側に、前記従動回転体をシート材下面側に配置し、 前記従動回転体の両側の軸支部近傍に、シート材の搬送
    を補助するガイド部材を設けたことを特徴とするシート
    材搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記ガイド部材の上端面は、従動回転体
    の上端面より低く且つ従動回転体の軸支部より高い位置
    にあることを特徴とする請求項6に記載のシート材搬送
    装置。
  8. 【請求項8】 前記ガイド部材の搬送方向下流側の端面
    は、従動回転体の搬送方向下流側の端面より上流側にあ
    ることを特徴とする請求項6に記載のシート材搬送装
    置。
  9. 【請求項9】 前記ガイド部材の上端面は、従動回転体
    の上端面より低く且つ従動回転体の軸支部より高い位置
    にあり、前記ガイド部材の搬送方向下流側の端面は、従
    動回転体の搬送方向下流側の端面より上流側にあること
    を特徴とする請求項6に記載のシート材搬送装置。
  10. 【請求項10】 記録紙等のシート材に画像を記録する
    記録手段や原稿等のシート材の画像を読み取る読取手段
    等の画像処理手段を少なくとも1つ有する画像処理装置
    において、 前記シート材を搬送する搬送手段として、請求項1〜請
    求項9のいずれか1項に記載のシート材搬送装置を有す
    ることを特徴とする画像処理装置。
JP9075635A 1997-03-27 1997-03-27 シート材搬送装置及び画像処理装置 Pending JPH10265082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9075635A JPH10265082A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 シート材搬送装置及び画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9075635A JPH10265082A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 シート材搬送装置及び画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10265082A true JPH10265082A (ja) 1998-10-06

Family

ID=13581921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9075635A Pending JPH10265082A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 シート材搬送装置及び画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10265082A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3962605B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP3281568B2 (ja) シート材搬送装置及び画像処理装置
JP2008280121A (ja) シート給送装置、画像読取装置及び画像形成装置
EP0909733B1 (en) Sheet separating and conveying apparatus
JP5348079B2 (ja) 画像記録装置
JP2023119713A (ja) 画像読取装置、記録装置および画像読取装置の制御方法
JP2879527B2 (ja) シート材給送装置および画像形成装置
JP2004140474A (ja) 画像読取装置
JPH10265082A (ja) シート材搬送装置及び画像処理装置
JP4838670B2 (ja) シート排出装置
JPH10265083A (ja) シート材搬送装置及び画像処理装置
JP7087327B2 (ja) シート搬送装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置
JP2001320526A (ja) 画像処理装置
JP3673638B2 (ja) 給紙装置および画像形成装置
JP3825895B2 (ja) シート分離搬送装置及びこれを備える画像形成装置
JPH10167502A (ja) 給紙装置
JP2004138682A (ja) 画像形成装置
JP2006013654A (ja) 画像処理装置
JP4078617B2 (ja) 手差給紙装置
JP3332867B2 (ja) 画像読取記録装置
JPH05319654A (ja) 記録装置
JP2020111460A (ja) 原稿搬送装置及び原稿読取装置
JP5033676B2 (ja) 開閉検知装置及びこれを搭載した原稿搬送装置、画像形成装置
JP2008068968A (ja) シート給送装置
JP2004136997A (ja) 画像読取装置