JPH10264769A - シートベルト装着徹底装置 - Google Patents
シートベルト装着徹底装置Info
- Publication number
- JPH10264769A JPH10264769A JP9110023A JP11002397A JPH10264769A JP H10264769 A JPH10264769 A JP H10264769A JP 9110023 A JP9110023 A JP 9110023A JP 11002397 A JP11002397 A JP 11002397A JP H10264769 A JPH10264769 A JP H10264769A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat belt
- vehicle
- wearing
- seatbelts
- seatbelt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車のシートベルトの装着を徹底させるこ
とにより，交通事故の際の被害を軽減する． 【構成】 シートベルトを装着しなければ，マニュアル
シフト車はクラッチペダル解除信号が発せられず，オー
トマチック車はシフトレバー解除信号が発せられず，車
両をスタートすることができないようにすることで，シ
ートベルトの装着を徹底させる．さらに，シートベルト
装着の際には車両の前方・後方に青ランプ等を点灯さ
せ，シートベルト装着を外部に知らせることで，シート
ベルトの装着を徹底させる．
とにより，交通事故の際の被害を軽減する． 【構成】 シートベルトを装着しなければ，マニュアル
シフト車はクラッチペダル解除信号が発せられず，オー
トマチック車はシフトレバー解除信号が発せられず，車
両をスタートすることができないようにすることで，シ
ートベルトの装着を徹底させる．さらに，シートベルト
装着の際には車両の前方・後方に青ランプ等を点灯さ
せ，シートベルト装着を外部に知らせることで，シート
ベルトの装着を徹底させる．
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，自動車のシートベルト
を装着しなければ発進できない方法と走行中にシートベ
ルトの取り外しができない方法と走行中にシートベルト
の装着を知らせる方法に関するものである．
を装着しなければ発進できない方法と走行中にシートベ
ルトの取り外しができない方法と走行中にシートベルト
の装着を知らせる方法に関するものである．
【０００２】
【従来の技術】現在，シートベルトは法規上装着義務が
あるにもかかわらず，車両には，シートベルトの装着を
チェックを行いかつ規制する方法は設けられていなかっ
た．
あるにもかかわらず，車両には，シートベルトの装着を
チェックを行いかつ規制する方法は設けられていなかっ
た．
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そのため，運転中にそ
のドライバーが事故に遭遇した際に，シートベルト装着
時と比較して，人体に重大な影響や損傷を及ぼしている
事態は，憂慮すべきことである．さらに，現状では，車
両外からのシートベルト着用の確認は，車両前方からの
目視以外には有効な確認手段がないのが実状である．
のドライバーが事故に遭遇した際に，シートベルト装着
時と比較して，人体に重大な影響や損傷を及ぼしている
事態は，憂慮すべきことである．さらに，現状では，車
両外からのシートベルト着用の確認は，車両前方からの
目視以外には有効な確認手段がないのが実状である．
【０００４】
【問題を解決するための手段】本発明は，これらの欠点
を除くためになされたものである．
を除くためになされたものである．
【０００５】（イ）シートベルトを装着しなければ車両
を発進できないようにする．これは，シートベルトを装
着しなければ，マニュアルシフト車はクラッチペダル解
除信号が発せられず，オートマチック車はシフトレバー
解除信号が発せられずに，車両の発進を行うことができ
ないような手段を講じる．
を発進できないようにする．これは，シートベルトを装
着しなければ，マニュアルシフト車はクラッチペダル解
除信号が発せられず，オートマチック車はシフトレバー
解除信号が発せられずに，車両の発進を行うことができ
ないような手段を講じる．
【０００６】（ロ）走行中，一定速度以下ではシートベ
ルトの取り外しができない．これは，速度感知装置を用
いて，ある一定速度以上では，シートベルトロック解除
信号が発せられず，シートベルトの取り外しができない
ような手段を講じる．また，ある一定速度以下では，シ
ートベルトロック解除信号が発せられ，シートベルトの
取り外しが可能となる．緊急時，例えば，事故，その他
不具合によりシステム上に欠損が生じた場合などには手
動による解除方法も設ける．
ルトの取り外しができない．これは，速度感知装置を用
いて，ある一定速度以上では，シートベルトロック解除
信号が発せられず，シートベルトの取り外しができない
ような手段を講じる．また，ある一定速度以下では，シ
ートベルトロック解除信号が発せられ，シートベルトの
取り外しが可能となる．緊急時，例えば，事故，その他
不具合によりシステム上に欠損が生じた場合などには手
動による解除方法も設ける．
【０００７】（ハ）走行中，シートベルト装着の際，車
両内外において装着を知らせる．これは，シートベルト
を装着して走行した際に，車両外からの目視，特に後方
等より確認可能な外板部に設置したランプを点灯するこ
とで，シートベルトを装着していることを知らせる．シ
ートベルトを装着していない場合には，ランプが消灯し
ていることで，シートベルトを装着していないことが，
外部からわかる．さらに，運転者に対しては警告のラン
プあるいは警告音等で注意を促し，シートベルトを装着
していないことを警告する手段を講じる．
両内外において装着を知らせる．これは，シートベルト
を装着して走行した際に，車両外からの目視，特に後方
等より確認可能な外板部に設置したランプを点灯するこ
とで，シートベルトを装着していることを知らせる．シ
ートベルトを装着していない場合には，ランプが消灯し
ていることで，シートベルトを装着していないことが，
外部からわかる．さらに，運転者に対しては警告のラン
プあるいは警告音等で注意を促し，シートベルトを装着
していないことを警告する手段を講じる．
【０００８】ランプの点灯と消灯は，上記とは逆に，シ
ートベルトを装着していないときに点灯し，装着時には
消灯する方法でも，同様の効果が得られる．
ートベルトを装着していないときに点灯し，装着時には
消灯する方法でも，同様の効果が得られる．
【０００９】上記の（イ），（ロ），（ハ）は各々独立
して用いても本発明は有効性を持ち，また，（イ），
（ロ），（ハ）を各々組み合わせて用いても有効性を持
つものである．
して用いても本発明は有効性を持ち，また，（イ），
（ロ），（ハ）を各々組み合わせて用いても有効性を持
つものである．
【００１０】
【作用】シートベルトを装着しなければ発進できないた
め，運転時には常にシートベルト着用状態であり，事故
に遭遇した際に身体への損害を軽減する．
め，運転時には常にシートベルト着用状態であり，事故
に遭遇した際に身体への損害を軽減する．
【００１１】走行中にシートベルトを装着の際には，車
両外においてランプが点灯し，未装着の際にはランプが
点灯しないため，運転時に着用する義務があることの認
識を促す．
両外においてランプが点灯し，未装着の際にはランプが
点灯しないため，運転時に着用する義務があることの認
識を促す．
【００１２】
【実施例】以下，図面に示す実施例について説明する．
【００１３】図１上に示すのは，シートベルトを装着し
なければ発進できない方法の，イグニッションＯＮ〜車
両スタートまでの流れ図である．図１下の従来の技術に
おいては，車両スタートとシートベルト装着とは何ら関
係はないが，図１上の本発明においては，図２のシート
ベルトのバックル部にＯＮ−ＯＦＦ回路を設ける．この
ＯＮ−ＯＦＦ回路はマニュアルシフト車はクラッチペダ
ル，オートマチック車はブレーキペダルに接続されてお
り，それぞれ，シートベルト装着時には，クラッチペダ
ル解除信号，シフトレバー解除信号が発せられる．
なければ発進できない方法の，イグニッションＯＮ〜車
両スタートまでの流れ図である．図１下の従来の技術に
おいては，車両スタートとシートベルト装着とは何ら関
係はないが，図１上の本発明においては，図２のシート
ベルトのバックル部にＯＮ−ＯＦＦ回路を設ける．この
ＯＮ−ＯＦＦ回路はマニュアルシフト車はクラッチペダ
ル，オートマチック車はブレーキペダルに接続されてお
り，それぞれ，シートベルト装着時には，クラッチペダ
ル解除信号，シフトレバー解除信号が発せられる．
【００１４】シートベルト未装着時でエンジンＯＦＦ時
には，図３の解除スイッチロッドはペダル穴部に入り込
み（図４），これがストッパーとなり，ペダルをふめな
くなる．つまり，マニュアルシフト車はクラッチを切れ
ず，オートマチック車はブレーキが踏み込めず，ギアを
シフトできずに発車できない。しかし，シートベルト装
着時には，解除スイッチロッドが引っ込み発車できる．
には，図３の解除スイッチロッドはペダル穴部に入り込
み（図４），これがストッパーとなり，ペダルをふめな
くなる．つまり，マニュアルシフト車はクラッチを切れ
ず，オートマチック車はブレーキが踏み込めず，ギアを
シフトできずに発車できない。しかし，シートベルト装
着時には，解除スイッチロッドが引っ込み発車できる．
【００１５】図５に示すのは，走行中に一定速度以下で
はシートベルトの取り外しができない方法の流れ図であ
る．
はシートベルトの取り外しができない方法の流れ図であ
る．
【００１６】図６に示すのは，シートベルトのバックル
部である．シートベルトの解除にはバックル部のプッシ
ュボタンを押して，ボタンが押しこまれた際に解除が可
能となる．このプッシュボタン部に図７のようなスライ
ド可能な蓋を設置し，この蓋を速度感知装置と接続し，
ある速度以上（例えば，時速３ｋｍ／ｈ以上）で，蓋は
プッシュボタンを覆い，プッシュボタンは押せなくなり
シートベルトは着脱不可となる．蓋は一例であり，ロッ
クバーなど，シートベルトを取り外す機構を抑制する他
の方法でも可能である．
部である．シートベルトの解除にはバックル部のプッシ
ュボタンを押して，ボタンが押しこまれた際に解除が可
能となる．このプッシュボタン部に図７のようなスライ
ド可能な蓋を設置し，この蓋を速度感知装置と接続し，
ある速度以上（例えば，時速３ｋｍ／ｈ以上）で，蓋は
プッシュボタンを覆い，プッシュボタンは押せなくなり
シートベルトは着脱不可となる．蓋は一例であり，ロッ
クバーなど，シートベルトを取り外す機構を抑制する他
の方法でも可能である．
【００１７】緊急時や，システムの故障時に備えて，図
８のようにイグニッションキーをシートベルトのバック
ル部に差し込み，回転させることで，蓋を手動により開
閉し，シートベルトを取り外すことも可能である．
８のようにイグニッションキーをシートベルトのバック
ル部に差し込み，回転させることで，蓋を手動により開
閉し，シートベルトを取り外すことも可能である．
【００１８】図９に示すのは，走行中にシートベルトを
取り外した際に，車両外部のランプを消灯する方法の流
れ図である．車両の外部のランプの取り付け位置は，前
方はヘッドライト付近に，後方はストップランプ付近
が，前方と後方からの確認が容易となる．ランプは適当
な大きさの青ランプが視認しやすい．
取り外した際に，車両外部のランプを消灯する方法の流
れ図である．車両の外部のランプの取り付け位置は，前
方はヘッドライト付近に，後方はストップランプ付近
が，前方と後方からの確認が容易となる．ランプは適当
な大きさの青ランプが視認しやすい．
【００１９】
【発明の効果】本発明により，自動車の事故においての
シートベルト未着用による損傷の拡大は大きく軽減され
る．また，本発明は助手席，後方座席等へも応用可能で
ある．また，今回の回路，装置はスピードメータ，シフ
トロックシステム等，従来より設置されている回路との
接続も可能である．
シートベルト未着用による損傷の拡大は大きく軽減され
る．また，本発明は助手席，後方座席等へも応用可能で
ある．また，今回の回路，装置はスピードメータ，シフ
トロックシステム等，従来より設置されている回路との
接続も可能である．
【図１】本発明のシートベルトを装着しなければ発進で
きない方法の流れ図である．
きない方法の流れ図である．
【図２】本発明のシートベルトを装着しなければ発進で
きない方法のシートベルトとバックル部である．
きない方法のシートベルトとバックル部である．
【図３】本発明のシートベルトを装着しなければ発進で
きない方法のクラッチペダル部あるいはブレーキペダル
部である．
きない方法のクラッチペダル部あるいはブレーキペダル
部である．
【図４】本発明のシートベルトを装着しなければ発進で
きない方法のクラッチペダル部あるいはブレーキペダル
部の解除スイッチロッドの拡大図である．
きない方法のクラッチペダル部あるいはブレーキペダル
部の解除スイッチロッドの拡大図である．
【図５】走行中にシートベルトを取り外しができない方
法の流れ図である．
法の流れ図である．
【図６】走行中にシートベルトを取り外しができない方
法のシートベルトのバックル部である．
法のシートベルトのバックル部である．
【図７】走行中にシートベルトを取り外しができない方
法のシートベルトの取り外しを防ぐシートベルトのバッ
クル部の拡大図である．
法のシートベルトの取り外しを防ぐシートベルトのバッ
クル部の拡大図である．
【図８】走行中にシートベルトを取り外しができない方
法の緊急時にシートベルトを取り外す際のシートベルト
のバックル部の拡大図である．
法の緊急時にシートベルトを取り外す際のシートベルト
のバックル部の拡大図である．
【図９】走行中にシートベルト装着時にはランプを点灯
し，装着していない場合にはランプを消灯する方法の説
明図である．
し，装着していない場合にはランプを消灯する方法の説
明図である．
１・・・座席 ２・・・シートベルト ３・・・シートベルトバックル ４・・・ペダル解除信号線 ５・・・クラッチペダル・ブレーキペダル ６・・・解除スイッチロッド ７・・・プッシュロッド ８・・・クラッチ・ブレーキ ９・・・プッシュボタン １０・・・蓋 １１・・・イグニッションキー
Claims (3)
- 【請求項１】 シートベルトを装着しなければ発進でき
ない方法． - 【請求項２】 走行中にシートベルトの取り外しができ
ない方法． - 【請求項３】 走行中にシートベルトの装着を知らせる
方法．
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9110023A JPH10264769A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | シートベルト装着徹底装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9110023A JPH10264769A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | シートベルト装着徹底装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10264769A true JPH10264769A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=14525161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9110023A Pending JPH10264769A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | シートベルト装着徹底装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10264769A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1587260A2 (en) | 1998-03-18 | 2005-10-19 | Nippon Telegraph and Telephone Corporation | Apparatus for quality of service evaluation and traffic measurement |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP9110023A patent/JPH10264769A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1587260A2 (en) | 1998-03-18 | 2005-10-19 | Nippon Telegraph and Telephone Corporation | Apparatus for quality of service evaluation and traffic measurement |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6388580B1 (en) | Automobile unsafe following distance warning system | |
| US20030043033A1 (en) | Vehicle safety warning control system | |
| JP2005029147A (ja) | 自動車用シートベルト未着用警告装置及び方法 | |
| US5642094A (en) | Type-of-stop expectation warning | |
| US20080223645A1 (en) | Automobile anti-theft and start control device to encourage wearing of seatbelts | |
| JPH10264769A (ja) | シートベルト装着徹底装置 | |
| JPH07251711A (ja) | シートベルト未着用警報装置 | |
| JPH11321562A (ja) | シートベルト着用表示装置 | |
| KR20000001005A (ko) | 차량용 음주운전방지 장치 | |
| JPH08249564A (ja) | 車両用警報装置 | |
| JP2008149996A (ja) | 車両のシートベルト制御装置 | |
| JP3107924U (ja) | 緊急警告灯装置 | |
| US3821700A (en) | Warning system indicating concurrent actuation of accelerator and brake controls | |
| WO2007044824A2 (en) | Apparatus and method for indicating parking brake non-engagement | |
| KR200385605Y1 (ko) | 안전벨트를 이용한 시동장치 | |
| KR970006290Y1 (ko) | 자동차의 주차 브레이크 경고등 | |
| JP3010436B2 (ja) | シートベルト及びサイドブレーキに連動するエンジン制御装置 | |
| KR0121026Y1 (ko) | 시트 벨트의 경광 램프 | |
| JPH07323837A (ja) | パーキングブレーキ戻し忘れ防止装置 | |
| JP2000142217A (ja) | 自動点灯機能付き駐車灯 | |
| JPH0558218A (ja) | 追突防止システム | |
| KR910008806Y1 (ko) | 안전벨트를 이용한 자동차의 시동 및 경보장치 | |
| JP2513448Y2 (ja) | Ａ．ｔ車に於けるシ―トベルト非着用警報装置 | |
| CN116001724A (zh) | 安全带未系监控系统及方法 | |
| KR200414369Y1 (ko) | 차량의 안전 운행장치 |